JPH06150252A - 薄膜磁気ヘッド - Google Patents
薄膜磁気ヘッドInfo
- Publication number
- JPH06150252A JPH06150252A JP4296835A JP29683592A JPH06150252A JP H06150252 A JPH06150252 A JP H06150252A JP 4296835 A JP4296835 A JP 4296835A JP 29683592 A JP29683592 A JP 29683592A JP H06150252 A JPH06150252 A JP H06150252A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- head
- thin film
- substrate
- wear resistance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Magnetic Heads (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 磁気記録再生装置に使用される薄膜磁気ヘッ
ドにおいて、全部または一部のヘッドの耐摩耗性が悪い
という課題を解決し、全てのヘッドに於いて耐摩耗性が
良く、信頼性に優れた薄膜磁気ヘッドを実現する事を目
的とする。 【構成】 磁性基板を共通のヨークとして、磁性基板の
両側に、かつ磁性基板と接した磁気ギャップを有し、さ
らに該磁性基板に耐摩耗性に優れた磁性フェライトを使
用するという構成を備える。 【効果】 以上の構成により、全てのヘッドギャップが
磁性フェライトと接しているため、耐摩耗性、ひいては
信頼性に優れた薄膜磁気ヘッドが得られる。
ドにおいて、全部または一部のヘッドの耐摩耗性が悪い
という課題を解決し、全てのヘッドに於いて耐摩耗性が
良く、信頼性に優れた薄膜磁気ヘッドを実現する事を目
的とする。 【構成】 磁性基板を共通のヨークとして、磁性基板の
両側に、かつ磁性基板と接した磁気ギャップを有し、さ
らに該磁性基板に耐摩耗性に優れた磁性フェライトを使
用するという構成を備える。 【効果】 以上の構成により、全てのヘッドギャップが
磁性フェライトと接しているため、耐摩耗性、ひいては
信頼性に優れた薄膜磁気ヘッドが得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気記録再生装置に使
用される薄膜磁気ヘッドに関する。
用される薄膜磁気ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、磁気記録装置の小型化や、信号の
高品質化あるいはデジタル化等の進行に伴い、狭トラッ
ク化、マルチトラック化された薄膜磁気ヘッドに対する
要求が大きくなっている。この薄膜磁気ヘッドとしては
バルクヘッドと同様にコイルを用いたインダクティブ型
ヘッドと、磁気抵抗効果(以下MR効果と呼ぶ)を利用
した再生用のMRヘッドが知られている。
高品質化あるいはデジタル化等の進行に伴い、狭トラッ
ク化、マルチトラック化された薄膜磁気ヘッドに対する
要求が大きくなっている。この薄膜磁気ヘッドとしては
バルクヘッドと同様にコイルを用いたインダクティブ型
ヘッドと、磁気抵抗効果(以下MR効果と呼ぶ)を利用
した再生用のMRヘッドが知られている。
【0003】コイルを用いたインダクティブ型ヘッド
は、その出力がテープ/ヘッドの相対速度に比例するた
め、相対速度が小さい場合出力も小さくなり、良好な再
生が出来ない。これに対してMR効果を利用したMRヘ
ッドは、磁気抵抗効果素子(以下MR素子と呼ぶ)に流
入する磁束に応じてその抵抗値が変化し、これにより電
磁変換を行うため、テープ/ヘッドの相対速度に無関係
に高出力が得られるという利点がある。その一方で記録
は出来ないためこれとは別に記録用のヘッドが必要であ
る。
は、その出力がテープ/ヘッドの相対速度に比例するた
め、相対速度が小さい場合出力も小さくなり、良好な再
生が出来ない。これに対してMR効果を利用したMRヘ
ッドは、磁気抵抗効果素子(以下MR素子と呼ぶ)に流
入する磁束に応じてその抵抗値が変化し、これにより電
磁変換を行うため、テープ/ヘッドの相対速度に無関係
に高出力が得られるという利点がある。その一方で記録
は出来ないためこれとは別に記録用のヘッドが必要であ
る。
【0004】図2に記録用ヘッドであるインダクティブ
型ヘッドと再生用ヘッドであるMRヘッドとを1チップ
上に構成した従来の複合型薄膜磁気ヘッドの断面図を示
す。
型ヘッドと再生用ヘッドであるMRヘッドとを1チップ
上に構成した従来の複合型薄膜磁気ヘッドの断面図を示
す。
【0005】記録ヘッド部は、磁性基板34と上部ヨー
ク33とで形成された磁路にコイル31を用いて磁気ギ
ャップ30に漏れ磁束を発生させ、媒体に情報を記録す
るという構成になっている。
ク33とで形成された磁路にコイル31を用いて磁気ギ
ャップ30に漏れ磁束を発生させ、媒体に情報を記録す
るという構成になっている。
【0006】再生ヘッド部は上部ヨーク21,28と下
部ヨーク23と磁気ギャップ22とで形成された磁路を
介して、媒体からの漏れ磁束がMR素子25に伝達さ
れ、その磁束の変化によって誘起されるMR素子の抵抗
変化をバイアス26およびリード24を用いて電圧の変
化に変換して、媒体から情報を読み出すという構成にな
っている。
部ヨーク23と磁気ギャップ22とで形成された磁路を
介して、媒体からの漏れ磁束がMR素子25に伝達さ
れ、その磁束の変化によって誘起されるMR素子の抵抗
変化をバイアス26およびリード24を用いて電圧の変
化に変換して、媒体から情報を読み出すという構成にな
っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の構
成では、記録ヘッドのギャップの片側には耐摩耗性の良
いフェライトが存在している反面、再生ヘッドのギャッ
プの両側は双方ともアモルファスで、更にこのアモルフ
ァスはアルミナのスパッタ膜に挟まれている。通常アル
ミナは耐摩耗性が良いが、そのスパッタ膜では十分な耐
摩耗性を得るのはむずかしく、フェライトとの耐摩耗性
の差から偏摩耗が生じて、信頼性に欠けるという課題を
有している。また薄膜が基板の片側のみに存在している
ために、基板に反りが発生するため小面積でしか製造で
きず、量産に適さないと言う課題を有している。
成では、記録ヘッドのギャップの片側には耐摩耗性の良
いフェライトが存在している反面、再生ヘッドのギャッ
プの両側は双方ともアモルファスで、更にこのアモルフ
ァスはアルミナのスパッタ膜に挟まれている。通常アル
ミナは耐摩耗性が良いが、そのスパッタ膜では十分な耐
摩耗性を得るのはむずかしく、フェライトとの耐摩耗性
の差から偏摩耗が生じて、信頼性に欠けるという課題を
有している。また薄膜が基板の片側のみに存在している
ために、基板に反りが発生するため小面積でしか製造で
きず、量産に適さないと言う課題を有している。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の薄膜磁気ヘッド
は、上記課題を解決するために、磁性基板を共通のヨー
クとして、磁性基板の両側に、かつ磁性基板と接した磁
気ギャップを有し、さらに該磁性基板に耐摩耗性に優れ
た磁性フェライトを使用するという構成を備えたもので
ある。
は、上記課題を解決するために、磁性基板を共通のヨー
クとして、磁性基板の両側に、かつ磁性基板と接した磁
気ギャップを有し、さらに該磁性基板に耐摩耗性に優れ
た磁性フェライトを使用するという構成を備えたもので
ある。
【0009】
【作用】この構成により、本発明の薄膜磁気ヘッドは全
てのヘッドギャップが磁性フェライトと接しているた
め、耐摩耗性、ひいては信頼性に優れ、また基板の両側
に同程度の厚さの薄膜が存在するため、応力による反り
が小さく、量産性に優れた大面積での製造に適してい
る。
てのヘッドギャップが磁性フェライトと接しているた
め、耐摩耗性、ひいては信頼性に優れ、また基板の両側
に同程度の厚さの薄膜が存在するため、応力による反り
が小さく、量産性に優れた大面積での製造に適してい
る。
【0010】
【実施例】以下、本発明の第一の実施例に関して、図1
を使用して説明する。
を使用して説明する。
【0011】磁性フェライト(Ni−Zn−Fe−O)
基板上に記録ヘッド、即ち0.3μm厚のSiO2から
なる磁気ギャップ10、3000μmのAuからなるコ
イル11、SiO2からなる絶縁層12、6μm厚のC
oNbZrからなる上部ヨーク13、Al2O3からなる
保護層15で構成されるインダクティブ型の薄膜ヘッド
を形成する。
基板上に記録ヘッド、即ち0.3μm厚のSiO2から
なる磁気ギャップ10、3000μmのAuからなるコ
イル11、SiO2からなる絶縁層12、6μm厚のC
oNbZrからなる上部ヨーク13、Al2O3からなる
保護層15で構成されるインダクティブ型の薄膜ヘッド
を形成する。
【0012】次にその背面に再生ヘッド、即ち1μm厚
のCoNbZrからなる上部ヨーク1および8、0.3
μm厚のSiO2からなる磁気ギャップ2、3000μ
mのAuからなるリード4、35nm厚のNiFeから
なるMR素子5、3000μmのAuからなるバイアス
6、Al2O3からなる保護層7、SiO2からなる絶縁
層9で構成されるMRヘッドを形成する。
のCoNbZrからなる上部ヨーク1および8、0.3
μm厚のSiO2からなる磁気ギャップ2、3000μ
mのAuからなるリード4、35nm厚のNiFeから
なるMR素子5、3000μmのAuからなるバイアス
6、Al2O3からなる保護層7、SiO2からなる絶縁
層9で構成されるMRヘッドを形成する。
【0013】このヘッドと基板の片側に記録再生の両ヘ
ッドとも形成した従来のヘッドとを高温高湿(40℃8
0%RH)で1000時間BASF社のCrO2テープ
をそれぞれ3、および36の磁気テープ摺動面に摺動さ
せて、耐摩耗性の実験を行った。実験の後で両ヘッドを
それぞれ2チップずつ切断し、ギャップデプスを測定し
た結果の平均値を表1に示す。なお比較のために磁気テ
ープと摺動させていない両ヘッドをそれぞれ2チップず
つ切断し、ギャップデプスを測定した結果の平均値を初
期の値として表1に示す。
ッドとも形成した従来のヘッドとを高温高湿(40℃8
0%RH)で1000時間BASF社のCrO2テープ
をそれぞれ3、および36の磁気テープ摺動面に摺動さ
せて、耐摩耗性の実験を行った。実験の後で両ヘッドを
それぞれ2チップずつ切断し、ギャップデプスを測定し
た結果の平均値を表1に示す。なお比較のために磁気テ
ープと摺動させていない両ヘッドをそれぞれ2チップず
つ切断し、ギャップデプスを測定した結果の平均値を初
期の値として表1に示す。
【0014】
【表1】 表1から明らかなように、従来例のヘッドでは特に再生
ヘッドのギャップがフェライトと接していないため、摩
耗量が大きくなっている。それに対して本実施例のヘッ
ドでは記録、再生両ヘッドともギャップがフェライトに
接しているため摩耗量が小さくなっている。
ヘッドのギャップがフェライトと接していないため、摩
耗量が大きくなっている。それに対して本実施例のヘッ
ドでは記録、再生両ヘッドともギャップがフェライトに
接しているため摩耗量が小さくなっている。
【0015】以上のように本実施例では、磁性基板を共
通のヨークとして、磁性基板の両側に、かつ磁性基板と
接した磁気ギャップを有し、さらに該磁性基板に耐摩耗
性に優れた磁性フェライトを使用するという構成を備え
ることにより、耐摩耗性、ひいては信頼性に優れた薄膜
磁気ヘッドを提供する事ができる。
通のヨークとして、磁性基板の両側に、かつ磁性基板と
接した磁気ギャップを有し、さらに該磁性基板に耐摩耗
性に優れた磁性フェライトを使用するという構成を備え
ることにより、耐摩耗性、ひいては信頼性に優れた薄膜
磁気ヘッドを提供する事ができる。
【0016】
【発明の効果】以上の説明から本発明は、磁性基板を共
通のヨークとして磁性基板の両側に、かつ磁性基板と接
した磁気ギャップを有し、さらに該磁性基板に耐摩耗性
に優れた磁性フェライトを使用するという構成を備える
ことにより、耐摩耗性、ひいては信頼性に優れた薄膜磁
気ヘッドを提供する事ができる。
通のヨークとして磁性基板の両側に、かつ磁性基板と接
した磁気ギャップを有し、さらに該磁性基板に耐摩耗性
に優れた磁性フェライトを使用するという構成を備える
ことにより、耐摩耗性、ひいては信頼性に優れた薄膜磁
気ヘッドを提供する事ができる。
【図1】本発明の実施例における薄膜磁気ヘッドの断面
図
図
【図2】従来の複合型薄膜磁気ヘッドの断面図 1 上部ヨーク 2 磁気ギャップ 4 リード 5 MR素子 6 バイアス 7 保護膜 8 上部ヨーク 9 絶縁層 10 磁気ギャップ 11 コイル 12 絶縁層 13 上部ヨーク 14 磁性基板 15 保護膜 21 上部ヨーク 22 磁気ギャップ 23 下部ヨーク 24 リード 25 MR素子 26 バイアス 27 保護膜 28 上部ヨーク 29 絶縁層 30 磁気ギャップ 31 コイル 32 絶縁層 33 上部ヨーク 34 磁性基板
Claims (2)
- 【請求項1】 磁性基板を共通のヨークとして、磁性基
板の両側に、かつ磁性基板と接した磁気ギャップを有す
る事を特徴とした薄膜磁気ヘッド。 - 【請求項2】 磁性基板が磁性フェライトである事を特
徴とする、請求項1記載の薄膜磁気ヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4296835A JPH06150252A (ja) | 1992-11-06 | 1992-11-06 | 薄膜磁気ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4296835A JPH06150252A (ja) | 1992-11-06 | 1992-11-06 | 薄膜磁気ヘッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06150252A true JPH06150252A (ja) | 1994-05-31 |
Family
ID=17838777
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4296835A Pending JPH06150252A (ja) | 1992-11-06 | 1992-11-06 | 薄膜磁気ヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06150252A (ja) |
-
1992
- 1992-11-06 JP JP4296835A patent/JPH06150252A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4581663A (en) | Buried servo recording system having dual transducers | |
| JPH02168408A (ja) | 記録再生用磁気ヘッドおよびその製造方法 | |
| US5218498A (en) | Composite read-while-write magnetic head assembly | |
| JPH04351706A (ja) | 複合型薄膜磁気ヘッド | |
| JPS61107520A (ja) | 多チヤンネル磁気抵抗効果型磁気ヘツド | |
| JPS61276110A (ja) | 磁気抵抗効果型磁気ヘツド | |
| JPH06150252A (ja) | 薄膜磁気ヘッド | |
| US5218499A (en) | Thin-film magnetic head for perpendicular magnetic recording having a magnetic member with grooves crossing at right angles formed in a principal surface thereof | |
| JP2619017B2 (ja) | 複合磁気ヘッド | |
| JP2001273611A (ja) | 薄膜磁気ヘッド | |
| JP3431265B2 (ja) | 磁気ディスク装置 | |
| JPS6173220A (ja) | 磁気抵抗型ヘツド | |
| JPH06168418A (ja) | 薄膜磁気ヘッド | |
| JPS6391817A (ja) | ベリ−ドサ−ボ方式用薄膜磁気ヘツド | |
| JP2933638B2 (ja) | 磁気ヘッドの製造方法 | |
| JP2887204B2 (ja) | 狭トラック磁気ヘッドの製造方法 | |
| JPS6134570Y2 (ja) | ||
| JPH02166608A (ja) | マルチトラツク用磁気ヘツド | |
| JPH0115927B2 (ja) | ||
| JP2002074619A (ja) | 磁気ヘッド | |
| JPH11316914A (ja) | 磁気抵抗効果型磁気ヘッドの製造方法及び磁気抵抗効果型磁気ヘッド | |
| Shoji et al. | A multi-track magnetic recording head for a helical-scan tape system | |
| JPS6378310A (ja) | 磁気抵抗効果型再生ヘツド | |
| JPS61248213A (ja) | 薄膜磁気ヘツド | |
| JPH11328623A (ja) | 磁気抵抗効果型磁気ヘッド及びその製造方法 |