JPH06150281A - 磁気印写装置用の浮上スライダ - Google Patents
磁気印写装置用の浮上スライダInfo
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- JPH06150281A JPH06150281A JP31557292A JP31557292A JPH06150281A JP H06150281 A JPH06150281 A JP H06150281A JP 31557292 A JP31557292 A JP 31557292A JP 31557292 A JP31557292 A JP 31557292A JP H06150281 A JPH06150281 A JP H06150281A
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- 238000005339 levitation Methods 0.000 claims abstract description 24
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- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
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Landscapes
- Magnetic Heads (AREA)
- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 磁気印写装置用の浮上スライダおいて、ヘッ
ド面の浮上力を小さくして安定に浮上させるとともに、
マルチチャネル化を容易に実現可能にする。 【構成】 媒体ドラムに対する面に正の浮上力を発生さ
せるために少なくとも2つの側レール7が形成されたス
ライダ部2と、このスライダ部2の側レール7間の中央
部分に装着された複数個の水平型薄膜磁気ヘッド8から
なる磁気ヘッド部9を備える。そして、このヘッド面9
の長さをL0 とし、そのヘッド面と媒体ドラムとの最小
すきま位置のヘッド面の流体の流出端からの距離をL01
とした時、L01/L0 >0.5の領域においてヘッド面
9の浮上力が零もしくは零に近い浮上力になるように構
成する。これにより、スライダ部2の側レール7にはさ
まれた水平型薄膜磁気ヘッド8をもつ磁気ヘッド部9の
浮上力を実効的に側レール7の浮上力に比較して無視で
きるくらい小さくできる。
ド面の浮上力を小さくして安定に浮上させるとともに、
マルチチャネル化を容易に実現可能にする。 【構成】 媒体ドラムに対する面に正の浮上力を発生さ
せるために少なくとも2つの側レール7が形成されたス
ライダ部2と、このスライダ部2の側レール7間の中央
部分に装着された複数個の水平型薄膜磁気ヘッド8から
なる磁気ヘッド部9を備える。そして、このヘッド面9
の長さをL0 とし、そのヘッド面と媒体ドラムとの最小
すきま位置のヘッド面の流体の流出端からの距離をL01
とした時、L01/L0 >0.5の領域においてヘッド面
9の浮上力が零もしくは零に近い浮上力になるように構
成する。これにより、スライダ部2の側レール7にはさ
まれた水平型薄膜磁気ヘッド8をもつ磁気ヘッド部9の
浮上力を実効的に側レール7の浮上力に比較して無視で
きるくらい小さくできる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は媒体ドラムの回転により
トランスデューサを浮上させる浮上スライダに関し、特
に磁気印写装置においてその媒体ドラムの回転により印
写情報記録用の磁気ヘッドを浮上させるための浮上スラ
イダに関するものである。
トランスデューサを浮上させる浮上スライダに関し、特
に磁気印写装置においてその媒体ドラムの回転により印
写情報記録用の磁気ヘッドを浮上させるための浮上スラ
イダに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に周知のように磁気印写装置は、高
速で回転する磁気ドラムの軸方向へ記録用の磁気ヘッド
を浮上させて移動させながらその磁気ヘッドにより磁気
ドラム上に印写情報の磁気潜像を形成し、これを磁性体
トナーで現像して、さらに記録紙に転写するものであ
る。
速で回転する磁気ドラムの軸方向へ記録用の磁気ヘッド
を浮上させて移動させながらその磁気ヘッドにより磁気
ドラム上に印写情報の磁気潜像を形成し、これを磁性体
トナーで現像して、さらに記録紙に転写するものであ
る。
【0003】この磁気印写装置用の磁気ヘッドは、一般
的には磁気ディスクなどの磁気記録装置に用いられてい
る磁気ヘッドが使用でき、モノリシック(バルク)タイ
プと薄膜タイプがあるが、マルチチャネル化や高精細記
録化,高速化の点で薄膜タイプのものが優れている。こ
の薄膜磁気ヘッドは、例えば下部コアとなる磁性体基板
上に、薄膜形成技術により励磁コイルと該コイルの一部
を横切って覆う上部コアを形成し、この上部コアと前記
磁性体基板との接合面端部を磁気ギャップとするもので
あり、記録に寄与するヘッド磁界が急峻で、高精細の記
録ができ、しかもインダクタンスが小さいため高速化が
はかれる等の優れた特長を有している。
的には磁気ディスクなどの磁気記録装置に用いられてい
る磁気ヘッドが使用でき、モノリシック(バルク)タイ
プと薄膜タイプがあるが、マルチチャネル化や高精細記
録化,高速化の点で薄膜タイプのものが優れている。こ
の薄膜磁気ヘッドは、例えば下部コアとなる磁性体基板
上に、薄膜形成技術により励磁コイルと該コイルの一部
を横切って覆う上部コアを形成し、この上部コアと前記
磁性体基板との接合面端部を磁気ギャップとするもので
あり、記録に寄与するヘッド磁界が急峻で、高精細の記
録ができ、しかもインダクタンスが小さいため高速化が
はかれる等の優れた特長を有している。
【0004】ところで、このような薄膜磁気ヘッドを磁
気印写装置に搭載する場合、薄膜磁気ヘッドはその磁気
ドラムの回転により所定のスペーシングで浮上させるた
めにスライダに実装されている。この場合、薄膜磁気ヘ
ッドはスライダの浮上面と異なる側面に装着されてい
て、上下の磁気コアが磁気ドラムに対し垂直に配置され
ており、垂直型と呼ばれている。
気印写装置に搭載する場合、薄膜磁気ヘッドはその磁気
ドラムの回転により所定のスペーシングで浮上させるた
めにスライダに実装されている。この場合、薄膜磁気ヘ
ッドはスライダの浮上面と異なる側面に装着されてい
て、上下の磁気コアが磁気ドラムに対し垂直に配置され
ており、垂直型と呼ばれている。
【0005】しかしながら、かかる垂直型薄膜磁気ヘッ
ドをスライダに実装した浮上スライダでは、薄膜磁気ヘ
ッドの製造に際し上下のコア間隔を広く取りにくいた
め、後部の磁束がギャップ先端に達する前にコア間で漏
れてしまい、磁気効率が低下したり、あるいはヘッド製
造時に磁極を所定のギャップ深さにまで機械的に研磨す
る必要があるため薄膜磁気ヘッドの小型化,高精度化に
限界がある。これは、薄膜磁気ヘッドを多数個並設する
マルチチャネル化を阻害する要因となっていた。
ドをスライダに実装した浮上スライダでは、薄膜磁気ヘ
ッドの製造に際し上下のコア間隔を広く取りにくいた
め、後部の磁束がギャップ先端に達する前にコア間で漏
れてしまい、磁気効率が低下したり、あるいはヘッド製
造時に磁極を所定のギャップ深さにまで機械的に研磨す
る必要があるため薄膜磁気ヘッドの小型化,高精度化に
限界がある。これは、薄膜磁気ヘッドを多数個並設する
マルチチャネル化を阻害する要因となっていた。
【0006】他方、マルチチャネル化を容易とする構造
として、通常の垂直型薄膜磁気ヘッドに代えて水平型の
薄膜磁気ヘッドを用い、前記水平型薄膜磁気ヘッドを側
レールの間に面実装するスライダが考えられる。その構
造を説明する前に理解を容易にするために磁気印写装置
の概要を図3を参照して説明する。
として、通常の垂直型薄膜磁気ヘッドに代えて水平型の
薄膜磁気ヘッドを用い、前記水平型薄膜磁気ヘッドを側
レールの間に面実装するスライダが考えられる。その構
造を説明する前に理解を容易にするために磁気印写装置
の概要を図3を参照して説明する。
【0007】磁気印写装置は、前述したように磁気ドラ
ム1を高速に回転させるとともに、そのドラム回転によ
り後述する浮上スライダ2Aを浮上させながらこのスラ
イダ2Aを磁気ドラム1の軸方向へ走査することによ
り、その浮上スライダ2Aに実装した水平型薄膜磁気ヘ
ッドによって磁気ドラム1上に印写情報の磁気潜像を形
成し、これを磁性体トナーで現像したうえ記録紙に転写
するものとなっている。
ム1を高速に回転させるとともに、そのドラム回転によ
り後述する浮上スライダ2Aを浮上させながらこのスラ
イダ2Aを磁気ドラム1の軸方向へ走査することによ
り、その浮上スライダ2Aに実装した水平型薄膜磁気ヘ
ッドによって磁気ドラム1上に印写情報の磁気潜像を形
成し、これを磁性体トナーで現像したうえ記録紙に転写
するものとなっている。
【0008】ただし、図3は磁気ドラム1の回転により
前記浮上スライダ2Aが浮上した状態を示すものであ
り、矢印aは磁気ドラム1の回転方向、3はこのドラム
1と浮上スライダ2Aの最小すきま、4はバネステム、
5はバネ、6は浮上スライダ2Aを支えるための支持棒
を示す。この場合、浮上スライダ2Aは磁気ドラム1の
回転による浮上力とバネ5の負荷によって所定のスペー
シング量だけ浮上するように構成されていて、このスラ
イダ2Aは支持棒6に沿って紙面に垂直方向に走査する
ものとなっている。なお、図3に図示していないが、浮
上スライダ2Aのドラム1との最小すきま位置に後述す
る薄膜磁気ヘッドが設置されている。
前記浮上スライダ2Aが浮上した状態を示すものであ
り、矢印aは磁気ドラム1の回転方向、3はこのドラム
1と浮上スライダ2Aの最小すきま、4はバネステム、
5はバネ、6は浮上スライダ2Aを支えるための支持棒
を示す。この場合、浮上スライダ2Aは磁気ドラム1の
回転による浮上力とバネ5の負荷によって所定のスペー
シング量だけ浮上するように構成されていて、このスラ
イダ2Aは支持棒6に沿って紙面に垂直方向に走査する
ものとなっている。なお、図3に図示していないが、浮
上スライダ2Aのドラム1との最小すきま位置に後述す
る薄膜磁気ヘッドが設置されている。
【0009】図4は前記浮上スライダの基本構造を示す
斜視図である。この浮上スライダ2Aは、図4に示すよ
うに、磁気ドラム1(図3参照)に対する面に正の浮上
力を発生させるために複数(図では2つ)の側レール7
が形成された双胴型のスライダ部2と、このスライダ部
2の側レール7間の中央部分に装着された複数個の水平
型薄膜磁気ヘッド8からなる磁気ヘッド部9を備え、磁
気ドラム1の回転により磁気ヘッド部8を浮上させるよ
うに構成されている。
斜視図である。この浮上スライダ2Aは、図4に示すよ
うに、磁気ドラム1(図3参照)に対する面に正の浮上
力を発生させるために複数(図では2つ)の側レール7
が形成された双胴型のスライダ部2と、このスライダ部
2の側レール7間の中央部分に装着された複数個の水平
型薄膜磁気ヘッド8からなる磁気ヘッド部9を備え、磁
気ドラム1の回転により磁気ヘッド部8を浮上させるよ
うに構成されている。
【0010】この場合、水平型薄膜磁気ヘッド8は、そ
の基本形を図5に示すように、例えば下部コア21とな
る磁性体基板上に、薄膜プロセスにより一対の励磁コイ
ル23,24とこれらコイルの一部を横切って覆う上部
コア22が形成され、この上部コア22の中央部分に磁
気ギャップ25が形成された平面構造を有している。
の基本形を図5に示すように、例えば下部コア21とな
る磁性体基板上に、薄膜プロセスにより一対の励磁コイ
ル23,24とこれらコイルの一部を横切って覆う上部
コア22が形成され、この上部コア22の中央部分に磁
気ギャップ25が形成された平面構造を有している。
【0011】また、スライダ部2の側レール7と磁気ヘ
ッド部9との間は、浮上力が無視できる深さの溝10が
形成されていて、図4中符号11で示す一点鎖線は磁気
ドラム1との最小すきま位置を表し、符号12は空気の
流れ方向を表す。磁気ヘッドの場合、電磁変換効率をあ
げるため各薄膜磁気ヘッド8のギャップ位置と最小すき
ま位置11は一致させてある。
ッド部9との間は、浮上力が無視できる深さの溝10が
形成されていて、図4中符号11で示す一点鎖線は磁気
ドラム1との最小すきま位置を表し、符号12は空気の
流れ方向を表す。磁気ヘッドの場合、電磁変換効率をあ
げるため各薄膜磁気ヘッド8のギャップ位置と最小すき
ま位置11は一致させてある。
【0012】ここで、スライダ部2の磁気ヘッド部9と
薄膜磁気ヘッド8と側レール7はその表面が同一平面上
にある。そして、側レール7の最小すきま位置11の側
レール長に対する相対位置Cは式(1)で定義する。 C=L1/L ・・・・・(1) 但し、L1 は側レール7の最小すきま位置11の側レー
ルの流体の流出端からの距離、Lは側レール7の長さを
示す。
薄膜磁気ヘッド8と側レール7はその表面が同一平面上
にある。そして、側レール7の最小すきま位置11の側
レール長に対する相対位置Cは式(1)で定義する。 C=L1/L ・・・・・(1) 但し、L1 は側レール7の最小すきま位置11の側レー
ルの流体の流出端からの距離、Lは側レール7の長さを
示す。
【0013】また、磁気ヘッド部9の長さをL0 とする
と、このヘッド部の長さに対する磁気ヘッド部9の最小
すきま位置C0は式(2)で表される。 C0=L01/L0 ・・・(2) 但し、L01は磁気ヘッド部9のヘッド面と磁気ドラムと
の最小すきま位置のヘッド面の流体の流出端からの距離
を示す。図4の場合 C=C0 ・・・・・(3) である。
と、このヘッド部の長さに対する磁気ヘッド部9の最小
すきま位置C0は式(2)で表される。 C0=L01/L0 ・・・(2) 但し、L01は磁気ヘッド部9のヘッド面と磁気ドラムと
の最小すきま位置のヘッド面の流体の流出端からの距離
を示す。図4の場合 C=C0 ・・・・・(3) である。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図4に示す
浮上スライダの場合、薄膜磁気ヘッド8が多チャネルに
なると磁気ヘッド部9の面積が大きくなり、以下の問題
が生じる。即ち、(i) 磁気ヘッド部9の浮上力がスライ
ダ部2の浮上に寄与する。したがって、スライダの全浮
上力が大となるので、ばね荷重を大にしなければならな
い。この時、磁気ドラムに接触した時やスライダすきま
内に塵埃が混入した時ばね荷重が大によりドラムやヘッ
ドの損傷が増大する虞れが生じる。また、(ii)磁気ヘッ
ド部9の浮上力が側レール7の浮上力に比較して無視で
きなくなるので、スライダの傾きの復元力も低下する。
浮上スライダの場合、薄膜磁気ヘッド8が多チャネルに
なると磁気ヘッド部9の面積が大きくなり、以下の問題
が生じる。即ち、(i) 磁気ヘッド部9の浮上力がスライ
ダ部2の浮上に寄与する。したがって、スライダの全浮
上力が大となるので、ばね荷重を大にしなければならな
い。この時、磁気ドラムに接触した時やスライダすきま
内に塵埃が混入した時ばね荷重が大によりドラムやヘッ
ドの損傷が増大する虞れが生じる。また、(ii)磁気ヘッ
ド部9の浮上力が側レール7の浮上力に比較して無視で
きなくなるので、スライダの傾きの復元力も低下する。
【0015】この問題を解決するには、磁気ヘッド部9
の浮上力をできるかぎり減少させることが必要であり、
例えば図6に示すように、磁気ヘッド部9のうち薄膜磁
気ヘッド8以外の部分91,92をテーパ形状にして、ス
ライダ面の浮上力を減少させようとする構造のものも考
えられる。しかし、図6の構造においては、薄膜磁気ヘ
ッド8以外の部分91,92をテーパ状に形成することは
非常に難しいものである。
の浮上力をできるかぎり減少させることが必要であり、
例えば図6に示すように、磁気ヘッド部9のうち薄膜磁
気ヘッド8以外の部分91,92をテーパ形状にして、ス
ライダ面の浮上力を減少させようとする構造のものも考
えられる。しかし、図6の構造においては、薄膜磁気ヘ
ッド8以外の部分91,92をテーパ状に形成することは
非常に難しいものである。
【0016】本発明は以上の点に鑑み、このような課題
を解決するためになされたものであり、その目的は、通
常の垂直型薄膜磁気ヘッドに代えて水平型の薄膜磁気ヘ
ッドを用い、この薄膜磁気ヘッドをスライダの浮上面に
面実装し、そのヘッド面の浮上力を小さくして安定に浮
上させることにより、マルチチャネル化を容易に実現可
能にした磁気印写装置用の浮上スライダを提供すること
にある。
を解決するためになされたものであり、その目的は、通
常の垂直型薄膜磁気ヘッドに代えて水平型の薄膜磁気ヘ
ッドを用い、この薄膜磁気ヘッドをスライダの浮上面に
面実装し、そのヘッド面の浮上力を小さくして安定に浮
上させることにより、マルチチャネル化を容易に実現可
能にした磁気印写装置用の浮上スライダを提供すること
にある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、磁気印写装置においてその媒体ドラムの
回転によりこのドラムに印写情報を記録する磁気ヘッド
を浮上させるための浮上スライダにおいて、前記媒体ド
ラムに対する面に正の浮上力を発生させるために少なく
とも2つの側レールが形成されたスライダ部と、このス
ライダ部の側レール間に装着されて零もしくは零に近い
浮上力を発生させるように形成された水平型薄膜磁気ヘ
ッドからなる磁気ヘッド部を備えたものである。
めに本発明は、磁気印写装置においてその媒体ドラムの
回転によりこのドラムに印写情報を記録する磁気ヘッド
を浮上させるための浮上スライダにおいて、前記媒体ド
ラムに対する面に正の浮上力を発生させるために少なく
とも2つの側レールが形成されたスライダ部と、このス
ライダ部の側レール間に装着されて零もしくは零に近い
浮上力を発生させるように形成された水平型薄膜磁気ヘ
ッドからなる磁気ヘッド部を備えたものである。
【0018】具体的には、前記スライダ部と、このスラ
イダ部の側レール間に装着された水平型薄膜磁気ヘッド
からなる磁気ヘッド部により浮上スライダを構成し、ス
ライダ部の側レール面とこの側レール間に装着された水
平型薄膜磁気ヘッドを含む磁気ヘッド部のヘッド面は同
一平面にあり、かつその側レールと媒体ドラムとの最小
すきまと前記ヘッド面と媒体ドラムとの最小すきまは同
じ位置にあり、このヘッド面の長さをL0 とし、そのヘ
ッド面と媒体ドラムとの最小すきま位置のヘッド面の流
体の流出端からの距離をL01とした時、L01/L0 >
0.5となるようにしたものである。
イダ部の側レール間に装着された水平型薄膜磁気ヘッド
からなる磁気ヘッド部により浮上スライダを構成し、ス
ライダ部の側レール面とこの側レール間に装着された水
平型薄膜磁気ヘッドを含む磁気ヘッド部のヘッド面は同
一平面にあり、かつその側レールと媒体ドラムとの最小
すきまと前記ヘッド面と媒体ドラムとの最小すきまは同
じ位置にあり、このヘッド面の長さをL0 とし、そのヘ
ッド面と媒体ドラムとの最小すきま位置のヘッド面の流
体の流出端からの距離をL01とした時、L01/L0 >
0.5となるようにしたものである。
【0019】
【作用】したがって本発明においては、スライダ部の側
レールにはさまれた水平型薄膜磁気ヘッドをもつヘッド
面の浮上力を実効的に側レールの浮上力に比較して無視
できるくらい小さくすることができる。
レールにはさまれた水平型薄膜磁気ヘッドをもつヘッド
面の浮上力を実効的に側レールの浮上力に比較して無視
できるくらい小さくすることができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて
詳細に説明する。図1は、本発明の一実施例による浮上
スライダの基本形を説明する斜視図である。この実施例
において図4のものと異なるのは、磁気ドラムの回転に
より磁気ヘッド部9を浮上させるための浮上スライダに
おいて、この磁気ヘッド部9の長さをL0 とし、そのヘ
ッド部9と磁気ドラムとの最小すきま位置11の磁気ヘ
ッド部9の流体の流出端からの距離をL01 とした時、
L01/L0>0.5の領域においてヘッド部9の浮上力
が零もしくは零に近い浮上力にするように構成したこと
である。
詳細に説明する。図1は、本発明の一実施例による浮上
スライダの基本形を説明する斜視図である。この実施例
において図4のものと異なるのは、磁気ドラムの回転に
より磁気ヘッド部9を浮上させるための浮上スライダに
おいて、この磁気ヘッド部9の長さをL0 とし、そのヘ
ッド部9と磁気ドラムとの最小すきま位置11の磁気ヘ
ッド部9の流体の流出端からの距離をL01 とした時、
L01/L0>0.5の領域においてヘッド部9の浮上力
が零もしくは零に近い浮上力にするように構成したこと
である。
【0021】すなわち本実施例の浮上スライダは、図1
に示すように、磁気ヘッド部9を平面形状とし、スライ
ダ部2の側レール7間において側レール面とヘッド面を
同一平面上に形成し、側レール7と磁気ドラム1との最
小すきま位置11とヘッド面と磁気ドラム1との最小す
きま位置11を同じにして、上記関係式つまりL01/L
0 >0.5の位置に磁気ヘッド部9と磁気ドラム1との
最小すきま位置がくるように磁気ヘッド部9を構成した
ものである。なお、図1において図4と同一または相当
のものは同一の符号を付している。
に示すように、磁気ヘッド部9を平面形状とし、スライ
ダ部2の側レール7間において側レール面とヘッド面を
同一平面上に形成し、側レール7と磁気ドラム1との最
小すきま位置11とヘッド面と磁気ドラム1との最小す
きま位置11を同じにして、上記関係式つまりL01/L
0 >0.5の位置に磁気ヘッド部9と磁気ドラム1との
最小すきま位置がくるように磁気ヘッド部9を構成した
ものである。なお、図1において図4と同一または相当
のものは同一の符号を付している。
【0022】このように本実施例によると、ヘッド面9
の最小すきま位置11からヘッドの流入端までの領域は
正の浮上力が、逆にヘッド面9の最小すきま位置11か
ら流出端までの領域は負の浮上力がかかる。そして、ヘ
ッド面9に対しての実効的な浮上力はその総和になる。
このため、L01/L0 を調整することにより実効的にヘ
ッド面の浮上力を零もしくは零に近い状態にできる。し
たがって、薄膜磁気ヘッド8をもつ側レール7にはさま
れたヘッド面9の浮上力を実効的に側レールの浮上力に
比較して無視できるくらい小さいものとなるため、薄膜
磁気ヘッド8の多チャネル化を容易とし、磁気ドラムや
ヘッドの損傷を軽減し、スライダの傾きの復元力を低下
させることなく安定に浮上スライダを浮上させることが
可能になる。
の最小すきま位置11からヘッドの流入端までの領域は
正の浮上力が、逆にヘッド面9の最小すきま位置11か
ら流出端までの領域は負の浮上力がかかる。そして、ヘ
ッド面9に対しての実効的な浮上力はその総和になる。
このため、L01/L0 を調整することにより実効的にヘ
ッド面の浮上力を零もしくは零に近い状態にできる。し
たがって、薄膜磁気ヘッド8をもつ側レール7にはさま
れたヘッド面9の浮上力を実効的に側レールの浮上力に
比較して無視できるくらい小さいものとなるため、薄膜
磁気ヘッド8の多チャネル化を容易とし、磁気ドラムや
ヘッドの損傷を軽減し、スライダの傾きの復元力を低下
させることなく安定に浮上スライダを浮上させることが
可能になる。
【0023】また、磁気ヘッド部9は水平型の薄膜磁気
ヘッド8からなるので、通常の垂直型薄膜磁気ヘッドよ
りもコアの磁路長に対するギャップ長の比を小さくと
れ、小型化,加工性と相俟って磁気効率の向上や記録電
流,消費電力の低減がはかれ、磁気印写装置に適用して
好適である。
ヘッド8からなるので、通常の垂直型薄膜磁気ヘッドよ
りもコアの磁路長に対するギャップ長の比を小さくと
れ、小型化,加工性と相俟って磁気効率の向上や記録電
流,消費電力の低減がはかれ、磁気印写装置に適用して
好適である。
【0024】次に図1の実施例構造の組立て方法につい
て図2を参照して説明する。図2は上記実施例による浮
上スライダの組立て工程を説明するための概略工程図で
ある。この実施例では、フェライト基板31を用いてこ
の基板上に通常周知の薄膜形成プロセスにより水平型の
多チャネル薄膜磁気ヘッド32を形成し(図2(a))、
これを図2(b)に示す寸法で加工して磁気ヘッド部9を
形成する。このとき、磁気ヘッド部9の寸法はそのヘッ
ド面の長さL0 を3.42mmとし、ヘッド面の全幅L
aを8mmとし、その厚さLbを0.45mmとした。ま
た、薄膜磁気ヘッド8のギャップ位置はヘッド端よりL
01=2.57mmの位置にある。
て図2を参照して説明する。図2は上記実施例による浮
上スライダの組立て工程を説明するための概略工程図で
ある。この実施例では、フェライト基板31を用いてこ
の基板上に通常周知の薄膜形成プロセスにより水平型の
多チャネル薄膜磁気ヘッド32を形成し(図2(a))、
これを図2(b)に示す寸法で加工して磁気ヘッド部9を
形成する。このとき、磁気ヘッド部9の寸法はそのヘッ
ド面の長さL0 を3.42mmとし、ヘッド面の全幅L
aを8mmとし、その厚さLbを0.45mmとした。ま
た、薄膜磁気ヘッド8のギャップ位置はヘッド端よりL
01=2.57mmの位置にある。
【0025】次に、スライダ部2を非磁性体基板により
図2(c) に示す寸法で作製後、磁気ヘッド部9上の薄膜
磁気ヘッド8のギャップ位置とスライダの最小すきま位
置が一致するように、磁気ヘッド部9をスライダ部2の
側レール7間に接着して図2(d) に示す浮上スライダを
形成する。この時、スライダ部2の寸法はその底面の幅
L2 を14mmとし、側レール7の長さLを5.5mm
とし、側レール7の幅L3,その厚さL4及び溝10の深
さL5をそれぞれL3=1.85mm,L4 =3mm,L
5 =0.45mmとした。また、側レール7の最小すき
ま位置11の側レールの流体の流出端からの距離L01を
2.75mmとし、側レール7間に接着された磁気ヘッ
ド部9と側レール7との各々の距離L6を1.15mm
とした。
図2(c) に示す寸法で作製後、磁気ヘッド部9上の薄膜
磁気ヘッド8のギャップ位置とスライダの最小すきま位
置が一致するように、磁気ヘッド部9をスライダ部2の
側レール7間に接着して図2(d) に示す浮上スライダを
形成する。この時、スライダ部2の寸法はその底面の幅
L2 を14mmとし、側レール7の長さLを5.5mm
とし、側レール7の幅L3,その厚さL4及び溝10の深
さL5をそれぞれL3=1.85mm,L4 =3mm,L
5 =0.45mmとした。また、側レール7の最小すき
ま位置11の側レールの流体の流出端からの距離L01を
2.75mmとし、側レール7間に接着された磁気ヘッ
ド部9と側レール7との各々の距離L6を1.15mm
とした。
【0026】次いで、図2(d) に示す浮上スライダを、
バネ5に支持されたバネステム4上に取り付けることに
より、図2(e)のようなヘッド組立体を作成した。この
ようにして作成した本実施例のヘッド組立体を、半径
7.58mmのドラムが2400rpmの回転速度をも
つ磁気印写装置に搭載した場合、ばね荷重5g重で浮上
スライダと磁気ドラム間の最小すきまを2μmに保っ
て、このスライダはドラムに接触することなく、安定浮
上させることができた。このとき、薄膜磁気ヘッド8を
もつヘッド面の最小すきまの相対位置は0.75であ
り、浮上には全く寄与していない。
バネ5に支持されたバネステム4上に取り付けることに
より、図2(e)のようなヘッド組立体を作成した。この
ようにして作成した本実施例のヘッド組立体を、半径
7.58mmのドラムが2400rpmの回転速度をも
つ磁気印写装置に搭載した場合、ばね荷重5g重で浮上
スライダと磁気ドラム間の最小すきまを2μmに保っ
て、このスライダはドラムに接触することなく、安定浮
上させることができた。このとき、薄膜磁気ヘッド8を
もつヘッド面の最小すきまの相対位置は0.75であ
り、浮上には全く寄与していない。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、垂
直型の薄膜磁気ヘッドに代えて水平型薄膜磁気ヘッドを
用い、この薄膜磁気ヘッドをスライダ部の浮上面に面実
装することにより、側レールにはさまれた前記薄膜磁気
ヘッドをもつヘッド面の浮上力を実効的に側レールの浮
上力に比較して無視できるくらい小さくすることができ
るので、薄膜磁気ヘッドを多チャネル化し、それら薄膜
磁気ヘッドをもつヘッド面が大きくなってもスライダの
全浮上力を増大させることがない。したがって、媒体ド
ラムやヘッドの損傷が少なく、スライダの傾きの復元力
を低下させることなく安定に浮上する浮上スライダを得
ることができる。
直型の薄膜磁気ヘッドに代えて水平型薄膜磁気ヘッドを
用い、この薄膜磁気ヘッドをスライダ部の浮上面に面実
装することにより、側レールにはさまれた前記薄膜磁気
ヘッドをもつヘッド面の浮上力を実効的に側レールの浮
上力に比較して無視できるくらい小さくすることができ
るので、薄膜磁気ヘッドを多チャネル化し、それら薄膜
磁気ヘッドをもつヘッド面が大きくなってもスライダの
全浮上力を増大させることがない。したがって、媒体ド
ラムやヘッドの損傷が少なく、スライダの傾きの復元力
を低下させることなく安定に浮上する浮上スライダを得
ることができる。
【図1】本発明の一実施例による浮上スライダの基本形
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図2】本実施例の浮上スライダの組立工程の一例を説
明する概略工程図である。
明する概略工程図である。
【図3】磁気印写装置における磁気ドラムの回転による
スライダの浮上した状態を示す概略図である。
スライダの浮上した状態を示す概略図である。
【図4】浮上スライダの原理構造を説明する斜視図であ
る。
る。
【図5】一般に周知の水平型薄膜磁気ヘッドを説明する
概略図であり、(a) はその平面図、(b) はその断面側面
図である。
概略図であり、(a) はその平面図、(b) はその断面側面
図である。
【図6】従来の浮上スライダの一例を示す斜視図であ
る。
る。
1 磁気ドラム 2A 浮上スライダ 2 スライダ部 3 最小すきま 7 スライダの側レール 8 水平型薄膜磁気ヘッド 9 磁気ヘッド部 10 スライダ部の溝
Claims (2)
- 【請求項1】 磁気印写装置においてその媒体ドラムの
回転によりこのドラムに印写情報を記録する磁気ヘッド
を浮上させるための浮上スライダにおいて、前記媒体ド
ラムに対する面に正の浮上力を発生させるために少なく
とも2つの側レールが形成されたスライダ部と、このス
ライダ部の側レール間に装着されて零もしくは零に近い
浮上力を発生させるように形成された水平型薄膜磁気ヘ
ッドからなる磁気ヘッド部を備えたことを特徴とする磁
気印写装置用の浮上スライダ。 - 【請求項2】 請求項1記載の浮上スライダにおいて、
スライダ部の側レール面とこの側レール間に装着された
水平型薄膜磁気ヘッドからなる磁気ヘッド部のヘッド面
は同一平面にあり、かつその側レールと媒体ドラムとの
最小すきまと前記ヘッド面と媒体ドラムとの最小すきま
は同じ位置にあり、このヘッド面の長さをL0 とし、そ
のヘッド面と媒体ドラムとの最小すきま位置のヘッド面
の流体の流出端からの距離をL01 とした時 L01 /L0 >0.5 となることを特徴とする磁気印写装置用の浮上スライ
ダ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31557292A JPH06150281A (ja) | 1992-11-02 | 1992-11-02 | 磁気印写装置用の浮上スライダ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31557292A JPH06150281A (ja) | 1992-11-02 | 1992-11-02 | 磁気印写装置用の浮上スライダ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06150281A true JPH06150281A (ja) | 1994-05-31 |
Family
ID=18066963
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31557292A Pending JPH06150281A (ja) | 1992-11-02 | 1992-11-02 | 磁気印写装置用の浮上スライダ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06150281A (ja) |
-
1992
- 1992-11-02 JP JP31557292A patent/JPH06150281A/ja active Pending
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