JPH06150455A - テープテンション制御装置 - Google Patents
テープテンション制御装置Info
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- JPH06150455A JPH06150455A JP4298505A JP29850592A JPH06150455A JP H06150455 A JPH06150455 A JP H06150455A JP 4298505 A JP4298505 A JP 4298505A JP 29850592 A JP29850592 A JP 29850592A JP H06150455 A JPH06150455 A JP H06150455A
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- constant
- tape tension
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Abstract
(57)【要約】
【目的】セット毎のバラツキを吸収してテープテンショ
ンを一定に制御でき、また大容量のROMを不要とす
る。 【構成】セット使用時には、マイコン11内でテープテ
ンションFを一定にするためのテープ巻径Rに応じた電
流Iを近似式で演算し、その演算値を制御信号SCiと
して変調回路12に供給し、この変調回路12より制御
信号SCiに対応したPWM信号を得、このPWM信号
をLPF13で平滑して定電流ドライブ回路14に供給
してモータ15を駆動する。製造ラインにおける調整時
にセット毎に最適な近似式の定数A〜CをROM21に
格納し、上記電流Iを演算する際にROM21より定数
A〜Cを読み出して使用する。セット毎のバラツキを完
全に吸収できるため、テープテンションを一定に制御し
得る。電流Iを近似式で演算して求めるため、大容量の
ROMは不要となる。
ンを一定に制御でき、また大容量のROMを不要とす
る。 【構成】セット使用時には、マイコン11内でテープテ
ンションFを一定にするためのテープ巻径Rに応じた電
流Iを近似式で演算し、その演算値を制御信号SCiと
して変調回路12に供給し、この変調回路12より制御
信号SCiに対応したPWM信号を得、このPWM信号
をLPF13で平滑して定電流ドライブ回路14に供給
してモータ15を駆動する。製造ラインにおける調整時
にセット毎に最適な近似式の定数A〜CをROM21に
格納し、上記電流Iを演算する際にROM21より定数
A〜Cを読み出して使用する。セット毎のバラツキを完
全に吸収できるため、テープテンションを一定に制御し
得る。電流Iを近似式で演算して求めるため、大容量の
ROMは不要となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばVTRやDA
T等のヘリカルスキャンを用いたテープトランスポート
システムに適用して好適なテープテンション制御装置に
関する。
T等のヘリカルスキャンを用いたテープトランスポート
システムに適用して好適なテープテンション制御装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来周知のVTRのテープ走行
系の一例であり、ローディング状態を示している。図に
おいて、1は供給リール、2は巻取りリール、3はドラ
ム、4はキャプスタン、5はピンチローラ、6はテープ
である。
系の一例であり、ローディング状態を示している。図に
おいて、1は供給リール、2は巻取りリール、3はドラ
ム、4はキャプスタン、5はピンチローラ、6はテープ
である。
【0003】テープ走行時におけるP部のテープテンシ
ョンFを一定に保つことで、良好なヘッド出力を得るこ
とができると共に、テープガイド等によるテープダメー
ジを防止してテープパスの信頼性を上げることができ
る。
ョンFを一定に保つことで、良好なヘッド出力を得るこ
とができると共に、テープガイド等によるテープダメー
ジを防止してテープパスの信頼性を上げることができ
る。
【0004】従来、テープテンションFを一定に保つた
めに、フォワード(FWD)系のテープテンション制御
はメカ的なテンションレギュレータでもって行なうと共
に、リバース(RVS)系のテープテンション制御はリ
ール台を駆動するリールモータに流す電流をテープ巻径
に応じて制御する電流サーボ系でもって行なうことが提
案されている。
めに、フォワード(FWD)系のテープテンション制御
はメカ的なテンションレギュレータでもって行なうと共
に、リバース(RVS)系のテープテンション制御はリ
ール台を駆動するリールモータに流す電流をテープ巻径
に応じて制御する電流サーボ系でもって行なうことが提
案されている。
【0005】周知のように、リールモータに流れる電流
Iとモータの発生トルクは比例関係にあるので、テープ
巻径(半径)をR、テープテンションをF、リール台の
発生トルクをTrとすると、数1の関係を満たすことに
なる。
Iとモータの発生トルクは比例関係にあるので、テープ
巻径(半径)をR、テープテンションをF、リール台の
発生トルクをTrとすると、数1の関係を満たすことに
なる。
【0006】
【数1】
【0007】実際には、何等かのメカ的ロス、電気的ロ
スによる固定分のロスがあると共に、モータの回転速度
に比例した変動分のロスがあり、数2の近似式で表わす
ことができる。ここで、Vはテープ速度である。また、
K1〜K3,A〜Cは定数であり、A=K1×F、B=
K2、C=K3/2πである。メカ的ロスはリールモー
タのロス、リールモータよりリール台に駆動力を伝達す
る首振りギヤのロス、リール台のロス等であり、電気的
ロスは電流検出回路で発生する誤差等である。また、変
動分のロスは主にリールモータ15のうず電流損失によ
るものである。
スによる固定分のロスがあると共に、モータの回転速度
に比例した変動分のロスがあり、数2の近似式で表わす
ことができる。ここで、Vはテープ速度である。また、
K1〜K3,A〜Cは定数であり、A=K1×F、B=
K2、C=K3/2πである。メカ的ロスはリールモー
タのロス、リールモータよりリール台に駆動力を伝達す
る首振りギヤのロス、リール台のロス等であり、電気的
ロスは電流検出回路で発生する誤差等である。また、変
動分のロスは主にリールモータ15のうず電流損失によ
るものである。
【0008】
【数2】
【0009】数2より明らかなように、テープテンショ
ンFを一定にするためには、テープ巻径Rに応じてモー
タ電流を変化させればよいことになる。テープ巻径R
は、特公昭58−17992号公報等に記載されている
ようにリール回転周期およびテープ速度より求められ
る。つまり、供給リール1のテープ巻径をRS、巻取り
リール2のテープ巻径をRT、供給リール1の回転周期
をTS、巻取りリール2の回転周期をTT、テープ速度を
V、テープ6とリールハブの総面積をAAとすると、数
3の関係式を得ることができる。詳細説明は省略する
が、これらの関係式より、リール回転周期およびテープ
速度がわかればテープ巻径RS,RTを算出することがで
きる。
ンFを一定にするためには、テープ巻径Rに応じてモー
タ電流を変化させればよいことになる。テープ巻径R
は、特公昭58−17992号公報等に記載されている
ようにリール回転周期およびテープ速度より求められ
る。つまり、供給リール1のテープ巻径をRS、巻取り
リール2のテープ巻径をRT、供給リール1の回転周期
をTS、巻取りリール2の回転周期をTT、テープ速度を
V、テープ6とリールハブの総面積をAAとすると、数
3の関係式を得ることができる。詳細説明は省略する
が、これらの関係式より、リール回転周期およびテープ
速度がわかればテープ巻径RS,RTを算出することがで
きる。
【0010】
【数3】
【0011】図4は、リバース系でリール台を駆動する
リールモータに流す電流をテープ巻径に応じて制御する
ことでテープテンションFを一定に制御するテープテン
ション制御装置を示している。
リールモータに流す電流をテープ巻径に応じて制御する
ことでテープテンションFを一定に制御するテープテン
ション制御装置を示している。
【0012】図において、11はマイクロコンピュータ
(以下、「マイコン」という)である。このマイコン1
1には、供給リール1および巻取りリール2に取り付け
られた周波数発電機(図示せず)からの周波数信号SF
GおよびTFGが供給されると共に、キャプスタン4に
取り付けられた周波数発電機(図示せず)からの周波数
信号CFGが供給される。そして、マイコン11では、
周波数信号TFGおよびSFGより供給リール1および
巻取りリール2の回転周期TSおよびTTを得ると共に、
周波数信号CFGよりテープ速度Vを得て、テープ巻径
RS,RTが算出される。
(以下、「マイコン」という)である。このマイコン1
1には、供給リール1および巻取りリール2に取り付け
られた周波数発電機(図示せず)からの周波数信号SF
GおよびTFGが供給されると共に、キャプスタン4に
取り付けられた周波数発電機(図示せず)からの周波数
信号CFGが供給される。そして、マイコン11では、
周波数信号TFGおよびSFGより供給リール1および
巻取りリール2の回転周期TSおよびTTを得ると共に、
周波数信号CFGよりテープ速度Vを得て、テープ巻径
RS,RTが算出される。
【0013】マイコン11では、テープ巻径Rとして供
給リール1のテープ巻径RSが使用されてテープ巻径R
に応じた電流I(数2参照)が求められ、その演算値が
制御信号SCiとしてマイコン11内のPWM変調回路
12に供給される。PWM変調回路12からは制御信号
SCiに対応したPWM信号が出力され、このPWM信
号はローパスフィルタ13で平滑されたのち定電流ドラ
イブ回路14に供給される。これにより、供給リール1
を駆動するリールモータ15にテープ巻径Rに応じた電
流Iが流れるようにされ、テープテンションFが一定と
なるように制御される。
給リール1のテープ巻径RSが使用されてテープ巻径R
に応じた電流I(数2参照)が求められ、その演算値が
制御信号SCiとしてマイコン11内のPWM変調回路
12に供給される。PWM変調回路12からは制御信号
SCiに対応したPWM信号が出力され、このPWM信
号はローパスフィルタ13で平滑されたのち定電流ドラ
イブ回路14に供給される。これにより、供給リール1
を駆動するリールモータ15にテープ巻径Rに応じた電
流Iが流れるようにされ、テープテンションFが一定と
なるように制御される。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところで、マイコン1
1で上述したようにテープ巻径Rに応じた電流Iを求め
るのに、ROM変換テーブルを使用するのが一般的であ
った。すなわち、テープ巻径Rとテープ速度VとをRO
Mの入力アドレスとすることで、このROMより数2の
近似式による電流Iを得るものである。
1で上述したようにテープ巻径Rに応じた電流Iを求め
るのに、ROM変換テーブルを使用するのが一般的であ
った。すなわち、テープ巻径Rとテープ速度VとをRO
Mの入力アドレスとすることで、このROMより数2の
近似式による電流Iを得るものである。
【0015】この場合、数2の近似式の定数A〜Cとし
ては、平均的な値が用いられるため、セット毎に制御さ
れるテープテンションにバラツキが生じる問題があっ
た。また、ROMはテープ巻径Rとテープ速度Vとを入
力アドレスとするため、大容量のROMが必要となる問
題があった。
ては、平均的な値が用いられるため、セット毎に制御さ
れるテープテンションにバラツキが生じる問題があっ
た。また、ROMはテープ巻径Rとテープ速度Vとを入
力アドレスとするため、大容量のROMが必要となる問
題があった。
【0016】この発明の目的は、セット毎のバラツキを
吸収してテープテンションを一定に制御できると共に、
大容量のROMを不要とするテープテンション制御装置
を提供することにある。
吸収してテープテンションを一定に制御できると共に、
大容量のROMを不要とするテープテンション制御装置
を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、テープ巻
径に応じた電流をリール台を駆動するリールモータに流
してテープテンションを一定に制御するテープテンショ
ン制御装置において、電流をテープ速度およびテープ巻
径をパラメータとする近似式で演算する演算手段と、近
似式の定数を格納する不揮発性メモリとを備え、演算手
段では不揮発性メモリに格納されている近似式の定数を
使用して電流を演算するものである。
径に応じた電流をリール台を駆動するリールモータに流
してテープテンションを一定に制御するテープテンショ
ン制御装置において、電流をテープ速度およびテープ巻
径をパラメータとする近似式で演算する演算手段と、近
似式の定数を格納する不揮発性メモリとを備え、演算手
段では不揮発性メモリに格納されている近似式の定数を
使用して電流を演算するものである。
【0018】第2の発明は、テープ巻径に応じた電流を
リール台を駆動するリールモータに流してテープテンシ
ョンを一定に制御するテープテンション制御装置におい
て、電流をテープ速度およびテープ巻径をパラメータと
する近似式で演算する演算手段と、近似式の定数を格納
する不揮発性メモリと、環境温度を検出する温度検出手
段とを備え、演算手段では不揮発性メモリに格納されて
いる近似式の定数を温度検出手段で検出される環境温度
に応じて補正した後に使用して電流を演算するものであ
る。
リール台を駆動するリールモータに流してテープテンシ
ョンを一定に制御するテープテンション制御装置におい
て、電流をテープ速度およびテープ巻径をパラメータと
する近似式で演算する演算手段と、近似式の定数を格納
する不揮発性メモリと、環境温度を検出する温度検出手
段とを備え、演算手段では不揮発性メモリに格納されて
いる近似式の定数を温度検出手段で検出される環境温度
に応じて補正した後に使用して電流を演算するものであ
る。
【0019】
【作用】第1の発明においては、不揮発性メモリに格納
されている近似式の定数を使用してテープ巻径に応じた
電流を演算するものであり、製造ラインにおける調整時
に各セット毎に最適な近似式の定数を求めて不揮発性メ
モリに格納しておくことで、セット毎のバラツキを完全
に吸収でき、テープテンションを一定に制御することが
可能となる。また、ROM変換テーブルを使用するもの
でなく、大容量のROMは不要となる。
されている近似式の定数を使用してテープ巻径に応じた
電流を演算するものであり、製造ラインにおける調整時
に各セット毎に最適な近似式の定数を求めて不揮発性メ
モリに格納しておくことで、セット毎のバラツキを完全
に吸収でき、テープテンションを一定に制御することが
可能となる。また、ROM変換テーブルを使用するもの
でなく、大容量のROMは不要となる。
【0020】第2の発明においては、第1の発明の作用
の他に、演算手段では近似式の定数を環境温度に応じて
補正した後に使用するため、環境温度が不揮発性メモリ
に近似式の定数を格納した調整時の環境温度と異なる場
合にも適正な電流を演算でき、環境温度に拘らずテープ
テンションを一定に制御することが可能となる。
の他に、演算手段では近似式の定数を環境温度に応じて
補正した後に使用するため、環境温度が不揮発性メモリ
に近似式の定数を格納した調整時の環境温度と異なる場
合にも適正な電流を演算でき、環境温度に拘らずテープ
テンションを一定に制御することが可能となる。
【0021】
【実施例】以下、図1を参照しながら、この発明の一実
施例について説明する。この図1において、図4と対応
する部分には同一符号を付し、その詳細説明は省略す
る。
施例について説明する。この図1において、図4と対応
する部分には同一符号を付し、その詳細説明は省略す
る。
【0022】図において、21は数2の近似式の定数A
〜Cを格納する不揮発性メモリとしてのEEPROMで
ある。EEPROM21には、製造ラインにおける調整
時に各セット毎に最適な定数A〜Cが格納される。
〜Cを格納する不揮発性メモリとしてのEEPROMで
ある。EEPROM21には、製造ラインにおける調整
時に各セット毎に最適な定数A〜Cが格納される。
【0023】ここで、ROM21に格納するための定数
A〜Cは、製造ラインの調整時に以下のようにしてコン
ピュータで求められる。 [ステップ1]まず、テープトップ付近のテープカセッ
トをセットに装填し、テープ6を低速モード(例えば×
1)で走行させて、テープテンションFが最適値となる
ようにコンピュータ31でPWM変調回路12に供給さ
れる制御信号SCiを変化させてリールモータ15に流
れる電流Iを調節する。この場合、従来周知のテンショ
ンセンサ32によってテープテンションFが検出され、
その検出情報がコンピュータ31に供給される。ここ
で、テープテンションFが最適値となったときの電流を
I1とすると、そのときのテープ巻径がR1、テープ速度
がV1であるとき、数4の関係式が成立する。
A〜Cは、製造ラインの調整時に以下のようにしてコン
ピュータで求められる。 [ステップ1]まず、テープトップ付近のテープカセッ
トをセットに装填し、テープ6を低速モード(例えば×
1)で走行させて、テープテンションFが最適値となる
ようにコンピュータ31でPWM変調回路12に供給さ
れる制御信号SCiを変化させてリールモータ15に流
れる電流Iを調節する。この場合、従来周知のテンショ
ンセンサ32によってテープテンションFが検出され、
その検出情報がコンピュータ31に供給される。ここ
で、テープテンションFが最適値となったときの電流を
I1とすると、そのときのテープ巻径がR1、テープ速度
がV1であるとき、数4の関係式が成立する。
【0024】
【数4】
【0025】[ステップ2]次に、テープエンド付近の
テープカセットをセットに装填し、テープ6を低速モー
ド(例えば×1)で走行させて、テープテンションFが
最適値となるようにコンピュータ31でPWM変調回路
12に供給される制御信号SCiを変化させてリールモ
ータ15に流れる電流Iを調節する。ここで、テープテ
ンションFが最適値となったときの電流をI2とする
と、そのときのテープ巻径がR2、テープ速度がV2であ
るとき、数5の関係式が成立する。
テープカセットをセットに装填し、テープ6を低速モー
ド(例えば×1)で走行させて、テープテンションFが
最適値となるようにコンピュータ31でPWM変調回路
12に供給される制御信号SCiを変化させてリールモ
ータ15に流れる電流Iを調節する。ここで、テープテ
ンションFが最適値となったときの電流をI2とする
と、そのときのテープ巻径がR2、テープ速度がV2であ
るとき、数5の関係式が成立する。
【0026】
【数5】
【0027】テープトップおよびテープエンドでのテー
プ速度V1およびV2はほとんど同じと考えられるので、
コンピュータ31では、V1=V2≒0として、数4およ
び数5の式より定数A,Bが算出される。 [ステップ3]次に、テープエンド付近(リールモータ
15が速く回転する)のテープカセットをセットに装填
し、テープ6を高速モード(例えば×75)で走行させ
て、テープテンションFが最適値となるようにコンピュ
ータ31でPWM変調回路12に供給される制御信号S
Ciを変化させてリールモータ15に流れる電流を調節
する。この場合、コンピュータ31は、ステップ2で算
出された定数A,Bを使用し、定数Cを変化させながら
数2で電流Iを演算し、その演算値をPWM変調回路1
2に制御信号SCiとして供給する。そして、テープテ
ンションFが最適値となったときの定数Cを求める値と
する。
プ速度V1およびV2はほとんど同じと考えられるので、
コンピュータ31では、V1=V2≒0として、数4およ
び数5の式より定数A,Bが算出される。 [ステップ3]次に、テープエンド付近(リールモータ
15が速く回転する)のテープカセットをセットに装填
し、テープ6を高速モード(例えば×75)で走行させ
て、テープテンションFが最適値となるようにコンピュ
ータ31でPWM変調回路12に供給される制御信号S
Ciを変化させてリールモータ15に流れる電流を調節
する。この場合、コンピュータ31は、ステップ2で算
出された定数A,Bを使用し、定数Cを変化させながら
数2で電流Iを演算し、その演算値をPWM変調回路1
2に制御信号SCiとして供給する。そして、テープテ
ンションFが最適値となったときの定数Cを求める値と
する。
【0028】以上のステップ1〜ステップ3の処理で求
められた定数A〜Cが、コンピュータ31よりマイコン
11を介してROM21に書き込まれ、これによりRO
M21に定数A〜Cが格納される。ROM21に定数A
〜Cが書き込まれた後は、コンピュータ31はマイコン
11より切り離されることになる。
められた定数A〜Cが、コンピュータ31よりマイコン
11を介してROM21に書き込まれ、これによりRO
M21に定数A〜Cが格納される。ROM21に定数A
〜Cが書き込まれた後は、コンピュータ31はマイコン
11より切り離されることになる。
【0029】セット使用時、マイコン11では、ROM
21より上述したように調整時に書き込まれた定数A〜
Cを読み出し、数2でもって電流Iを演算し、その演算
値を制御信号SCiとしてPWM変調回路12に供給す
る。PWM変調回路12からは制御信号SCiに対応し
たPWM信号が出力され、このPWM信号はローパスフ
ィルタ13で平滑されたのち定電流ドライブ回路14に
供給される。これにより、供給リール1を駆動するリー
ルモータ15にテープ巻径Rに応じた電流Iが流れるよ
うにされ、テープテンションFが一定となるように制御
される。
21より上述したように調整時に書き込まれた定数A〜
Cを読み出し、数2でもって電流Iを演算し、その演算
値を制御信号SCiとしてPWM変調回路12に供給す
る。PWM変調回路12からは制御信号SCiに対応し
たPWM信号が出力され、このPWM信号はローパスフ
ィルタ13で平滑されたのち定電流ドライブ回路14に
供給される。これにより、供給リール1を駆動するリー
ルモータ15にテープ巻径Rに応じた電流Iが流れるよ
うにされ、テープテンションFが一定となるように制御
される。
【0030】本例においては、ROM21にはセット毎
の最適な近似式の定数A〜Cが格納され、セット使用時
にはこの定数A〜Cを使用してテープ巻径Rに応じた電
流Iを演算するため、セット毎のバラツキを完全に吸収
でき、テープテンションFを一定に制御することができ
る。また本例においては、テープ巻径Rに応じた電流I
をマイコン11内で数2の式を用いて演算するため、R
OM変換テーブルを使用しないことから大容量のROM
は不要となる。
の最適な近似式の定数A〜Cが格納され、セット使用時
にはこの定数A〜Cを使用してテープ巻径Rに応じた電
流Iを演算するため、セット毎のバラツキを完全に吸収
でき、テープテンションFを一定に制御することができ
る。また本例においては、テープ巻径Rに応じた電流I
をマイコン11内で数2の式を用いて演算するため、R
OM変換テーブルを使用しないことから大容量のROM
は不要となる。
【0031】ところで、図1の例では、製造ラインにお
ける調整時に定数A〜Cを求めてROM21に格納し、
セット使用時はROM21よりその定数A〜Cを読み出
してそのまま使用するものである。
ける調整時に定数A〜Cを求めてROM21に格納し、
セット使用時はROM21よりその定数A〜Cを読み出
してそのまま使用するものである。
【0032】しかし、ROM21に格納される定数A〜
Cは、調整時の環境温度にあって最適なものであり、セ
ット使用時の環境温度にあって最適であるとは限らな
い。
Cは、調整時の環境温度にあって最適なものであり、セ
ット使用時の環境温度にあって最適であるとは限らな
い。
【0033】図2は、この発明の他の実施例を示すもの
であり、セット使用時の環境温度に拘らず、テープテン
ションFを一定に制御できるようにしたものである。こ
の図2において、図1と対応する部分には同一符号を付
し、その詳細説明は省略する。
であり、セット使用時の環境温度に拘らず、テープテン
ションFを一定に制御できるようにしたものである。こ
の図2において、図1と対応する部分には同一符号を付
し、その詳細説明は省略する。
【0034】図において、41は環境温度を検出するサ
ーミスタ等で構成される温度検出回路であり、この温度
検出回路41からの環境温度tを示す温度情報S(t)は
マイコン11に供給される。
ーミスタ等で構成される温度検出回路であり、この温度
検出回路41からの環境温度tを示す温度情報S(t)は
マイコン11に供給される。
【0035】本例においては、製造ラインにおける調整
時にROM21に定数A〜Cが書き込まれると共に、調
整時の環境温度t0を示す温度情報S(t0)も書き込まれ
る。
時にROM21に定数A〜Cが書き込まれると共に、調
整時の環境温度t0を示す温度情報S(t0)も書き込まれ
る。
【0036】ここで、定数A,B,Cをそれぞれ環境温
度tの関数と見立てて、それぞれA(t),B(t),C
(t)とする。それぞれの傾向をデータをとって調べたと
ころ、数6の式に近似できることがわかった。つまり、
定数A,Bはほとんど温度依存性がなく、定数Cは温度
の2次関数で近似できる。なお、数6で、A(t0),B
(t0),C(t0)は調整時にROM21に書き込まれる定
数、Kはある固定定数である。固定定数Kはデータをと
ることにより求めることができる。
度tの関数と見立てて、それぞれA(t),B(t),C
(t)とする。それぞれの傾向をデータをとって調べたと
ころ、数6の式に近似できることがわかった。つまり、
定数A,Bはほとんど温度依存性がなく、定数Cは温度
の2次関数で近似できる。なお、数6で、A(t0),B
(t0),C(t0)は調整時にROM21に書き込まれる定
数、Kはある固定定数である。固定定数Kはデータをと
ることにより求めることができる。
【0037】
【数6】
【0038】本例において、セット使用時、マイコン1
1は、ROM21より定数A(t0),B(t0),C(t0)
を読み出すと共に、調整時の環境温度t0を示す温度情
報S(t0)を読み出し、数6でもって温度補正した定数
A(t),B(t),C(t)を算出する。そして、数2の定
数A,B,Cとしてそれぞれ定数A(t),B(t),C
(t)を使用してテープ巻径Rに応じた電流Iを演算し、
その演算値をPWM変調回路12に制御信号SCiとし
て供給する。
1は、ROM21より定数A(t0),B(t0),C(t0)
を読み出すと共に、調整時の環境温度t0を示す温度情
報S(t0)を読み出し、数6でもって温度補正した定数
A(t),B(t),C(t)を算出する。そして、数2の定
数A,B,Cとしてそれぞれ定数A(t),B(t),C
(t)を使用してテープ巻径Rに応じた電流Iを演算し、
その演算値をPWM変調回路12に制御信号SCiとし
て供給する。
【0039】本例においては、温度補正した定数A
(t),B(t),C(t)を使用してテープ巻径Rに応じた
電流Iを演算するため、環境温度tが調整時の環境温度
t0と異なる場合にも適正な電流Iを演算でき、環境温
度tに拘らずテープテンションFを一定に制御すること
ができる。
(t),B(t),C(t)を使用してテープ巻径Rに応じた
電流Iを演算するため、環境温度tが調整時の環境温度
t0と異なる場合にも適正な電流Iを演算でき、環境温
度tに拘らずテープテンションFを一定に制御すること
ができる。
【0040】また、温度検出回路41からの調整時の環
境温度t0を示す温度情報S(t0)がROM21に定数A
(t0),B(t0),C(t0)と共に書き込まれ、セット使
用時には調整時の環境温度t0がリファレンスとして使
用されて定数A(t),B(t),C(t)が算出されるた
め、調整時の環境に依存することがなく、また温度検出
回路41のバラツキを吸収でき、テープテンションFを
一定に制御することができる。
境温度t0を示す温度情報S(t0)がROM21に定数A
(t0),B(t0),C(t0)と共に書き込まれ、セット使
用時には調整時の環境温度t0がリファレンスとして使
用されて定数A(t),B(t),C(t)が算出されるた
め、調整時の環境に依存することがなく、また温度検出
回路41のバラツキを吸収でき、テープテンションFを
一定に制御することができる。
【0041】なお、数6の関係式はあるシステムにおけ
る例であり、他のシステムではきれいに関数に近似でき
ない場合も考えられる。その場合には、テーブルを使用
して温度補正した定数A(t),B(t),C(t)を求める
ようにしてもよい。
る例であり、他のシステムではきれいに関数に近似でき
ない場合も考えられる。その場合には、テーブルを使用
して温度補正した定数A(t),B(t),C(t)を求める
ようにしてもよい。
【0042】
【発明の効果】第1の発明によれば、不揮発性メモリに
格納されている近似式の定数を使用してテープ巻径に応
じた電流を演算するものであり、製造ラインで各セット
毎に最適な近似式の定数を求めて不揮発性メモリに格納
しておくことで、セット毎のバラツキを完全に吸収で
き、テープテンションを一定に制御することができる。
また、ROM変換テーブルを使用するものでなく、大容
量のROMは不要となる等の効果がある。
格納されている近似式の定数を使用してテープ巻径に応
じた電流を演算するものであり、製造ラインで各セット
毎に最適な近似式の定数を求めて不揮発性メモリに格納
しておくことで、セット毎のバラツキを完全に吸収で
き、テープテンションを一定に制御することができる。
また、ROM変換テーブルを使用するものでなく、大容
量のROMは不要となる等の効果がある。
【0043】第2の発明によれば、第1の発明と同様の
効果を得ることができる他、演算手段では近似式の定数
を環境温度に応じて補正した後に使用するため、環境温
度が不揮発性メモリに近似式の定数を格納した調整時の
環境温度と異なる場合にも適正な電流を演算でき、環境
温度に拘らずテープテンションを一定に制御できる等の
効果がある。
効果を得ることができる他、演算手段では近似式の定数
を環境温度に応じて補正した後に使用するため、環境温
度が不揮発性メモリに近似式の定数を格納した調整時の
環境温度と異なる場合にも適正な電流を演算でき、環境
温度に拘らずテープテンションを一定に制御できる等の
効果がある。
【図1】この発明に係るテープテンション制御装置の一
実施例を示す構成図である。
実施例を示す構成図である。
【図2】この発明に係るテープテンション制御装置の他
の実施例を示す構成図である。
の実施例を示す構成図である。
【図3】VTRのテープ走行系の一例を示す図である。
【図4】従来のテープテンション制御装置を示す構成図
である。
である。
1 供給リール 2 巻取りリール 3 ドラム 4 キャプスタン 5 ピンチローラ 6 テープ 11 マイクロコンピュータ 12 PWM変調回路 13 ローパスフィルタ 14 定電流ドライブ回路 15 リールモータ 21 EEPROM 31 コンピュータ 32 テンションセンサ 41 温度検出回路
Claims (4)
- 【請求項1】 テープ巻径に応じた電流をリール台を駆
動するリールモータに流してテープテンションを一定に
制御するテープテンション制御装置において、 上記電流をテープ速度およびテープ巻径をパラメータと
する近似式で演算する演算手段と、 上記近似式の定数を格納する不揮発性メモリとを備え、 上記演算手段では上記不揮発性メモリに格納されている
上記近似式の定数を使用して上記電流を演算することを
特徴とするテープテンション制御装置。 - 【請求項2】 上記電流をI、上記テープ巻径をR、上
記テープ速度をVとするとき、上記近似式は、 I=A×R+B+C×V/R (A,B,Cは定数) であることを特徴とする請求項1記載のテープテンショ
ン制御装置。 - 【請求項3】 上記定数A,B,Cは、上記テープ速度
Vを低速および高速としてそれぞれで上記テープテンシ
ョンが一定となるように上記リールモータに流れる電流
を調節することで決定されることを特徴とする請求項2
記載のテープテンション制御装置。 - 【請求項4】 テープ巻径に応じた電流をリール台を駆
動するリールモータに流してテープテンションを一定に
制御するテープテンション制御装置において、 上記電流をテープ速度およびテープ巻径をパラメータと
する近似式で演算する演算手段と、 上記近似式の定数を格納する不揮発性メモリと、 環境温度を検出する温度検出手段とを備え、 上記演算手段では上記不揮発性メモリに格納されている
上記近似式の定数を上記温度検出手段で検出される環境
温度に応じて補正した後に使用して上記電流を演算する
ことを特徴とするテープテンション制御装置。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4298505A JPH06150455A (ja) | 1992-11-09 | 1992-11-09 | テープテンション制御装置 |
| KR1019930023703A KR100279697B1 (ko) | 1992-11-09 | 1993-11-09 | 테이프텐숀 제어장치 |
| US08/899,280 US5921493A (en) | 1992-11-09 | 1997-07-23 | Tape tension control apparatus |
| US08/911,569 US5746384A (en) | 1992-11-09 | 1997-08-14 | Tape tension control apparatus |
| US09/128,696 US6193183B1 (en) | 1992-11-09 | 1998-08-04 | Tape tension control apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4298505A JPH06150455A (ja) | 1992-11-09 | 1992-11-09 | テープテンション制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06150455A true JPH06150455A (ja) | 1994-05-31 |
Family
ID=17860585
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4298505A Pending JPH06150455A (ja) | 1992-11-09 | 1992-11-09 | テープテンション制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06150455A (ja) |
-
1992
- 1992-11-09 JP JP4298505A patent/JPH06150455A/ja active Pending
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