JPH0615065U - 画像記録装置における湿式現像部の清掃装置 - Google Patents
画像記録装置における湿式現像部の清掃装置Info
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- JPH0615065U JPH0615065U JP5838792U JP5838792U JPH0615065U JP H0615065 U JPH0615065 U JP H0615065U JP 5838792 U JP5838792 U JP 5838792U JP 5838792 U JP5838792 U JP 5838792U JP H0615065 U JPH0615065 U JP H0615065U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 良好な清掃動作が行われる画像記録装置の湿
式現像装置を得る。 【構成】 現像処理動作の終了後に、電子写真用記録紙
3に現像処理を行なった位置から予め定められた待機位
置に湿式現像部33〜37を移動させ、前記の待機位置
に設けられている清掃用の弾性体製のブレード106,
109,111を、対応する湿式現像部における清掃の
対象にされている部材の表面に摺接させた状態として、
前記した部材の1方の端部と他方の端部との間で往復移
動させて、清掃の対象にされている部材の表面を良好に
清掃させる。湿式現像部で清掃の対象にされている部材
に清掃動作が行なわれている期間に、電子写真用湿式現
像剤における現像用微粒子の帯電の極性と同一極性の電
圧を、湿式現像部において清掃の対象にされている部材
に印加して、清掃の対象にされている部材から電子写真
用湿式現像剤に対して電気的な斥力が印加される。
式現像装置を得る。 【構成】 現像処理動作の終了後に、電子写真用記録紙
3に現像処理を行なった位置から予め定められた待機位
置に湿式現像部33〜37を移動させ、前記の待機位置
に設けられている清掃用の弾性体製のブレード106,
109,111を、対応する湿式現像部における清掃の
対象にされている部材の表面に摺接させた状態として、
前記した部材の1方の端部と他方の端部との間で往復移
動させて、清掃の対象にされている部材の表面を良好に
清掃させる。湿式現像部で清掃の対象にされている部材
に清掃動作が行なわれている期間に、電子写真用湿式現
像剤における現像用微粒子の帯電の極性と同一極性の電
圧を、湿式現像部において清掃の対象にされている部材
に印加して、清掃の対象にされている部材から電子写真
用湿式現像剤に対して電気的な斥力が印加される。
Description
【0001】
本考案は画像記録装置における湿式現像部の清掃装置に関する。
【0002】
画像と対応する電荷像が形成されている電子写真用記録紙の表面と所定の間隔 を隔てて対向配置される現像電極の電極面との間に、電気絶縁性液体中に着色剤 や結着剤等を含んで構成された現像用微粒子を分散させてなる電子写真用湿式現 像剤を供給して、電荷像を顕像化させる湿式現像部を備えている画像記録装置に おいては、現像処理動作を行なう湿式現像部に対して電子写真用湿式現像剤の容 器(タンク)から、ポンプや配管を経て送給される電子写真用湿式現像剤を、湿 式現像部における現像電極面の吐出口から電子写真用記録紙の面に対して吐出さ せるようにしている。また、電子写真用記録紙を電子写真用湿式現像剤によって 顕像化するようにした画像記録装置では、顕像化された画像に、かぶりが生じる ことがないように、現像後に電子写真用記録紙の表面に残留する余剰現像剤を除 去するブレードを用いた余剰現像剤除去装置、その他、各種の構成形態の余剰現 像剤除去装置等が従来から提案されて来ている。
【0003】
さて、湿式現像部を備えている画像記録装置において、現像処理動作が終了し た場合には湿式現像部における現像電極面の吐出口からの電子写真用湿式現像剤 の吐出が行なわれないために、現像電極面上に残った電子写真用湿式現像剤によ り現像電極の電極面が汚れる。また、電子写真用記録紙の表面に残留する余剰現 像剤を除去するための余剰現像剤除去装置のブレードも、それに付着した余剰現 像剤によって汚れる。 そして前記した電子写真用湿式現像剤における電気絶縁性液体としては、石油 系の液体が使用されているが、現像電極面上に残った電子写真用湿式現像剤にお ける石油系の液体による電気絶縁性液体が蒸発すると、現像用微粒子が現像電極 の電極面やブレード等に強固に固着して、除去不能の状態の汚れを生じさせてし まうので、従来は日常の保守点検時や定期点検時等において、現像電極面やブレ ード等の清掃作業を行なう必要があるために煩雑であった。 湿式現像部に設けられている現像電極の汚れを防止するための装置としては、 従来例えば実公昭53ー24279公報には、湿式現像器中に清掃機構を設けた 装置が開示されているが、このような公知技術を適用して湿式現像器を構成した 場合には湿式現像器の構成が複雑で大型なものになるという欠点が生じる。
【0004】
本考案は画像と対応する電荷像が形成されている電子写真用記録紙の表面と所 定の間隔を隔てて対向配置される現像電極の電極面との間に、電気絶縁性液体中 に着色剤や結着剤等を含んで構成された現像用微粒子を分散させてなる電子写真 用湿式現像剤を供給して、電荷像を顕像化させる湿式現像部を備えている画像記 録装置において、現像処理動作の終了後に、電子写真用記録紙に現像処理を行な った位置から予め定められた待機位置に湿式現像部を移動させる手段と、前記し た湿式現像部の所定の待機位置に、湿式現像部の現像電極の電極面に摺接可能な 状態に配設した弾性体製のブレードを、対応する湿式現像部における現像電極の 電極面に摺接状態として、湿式現像部の現像電極の電極面の1方の端部と他方の 端部との間で、往復移動させる手段とを備えてなる画像記録装置における湿式現 像部の清掃装置、及び現像処理動作の終了後に、電子写真用記録紙に現像処理を 行なった位置から予め定められた湿式現像部の待機位置に前記した湿式現像部を 移動させる手段と、前記した湿式現像部の所定の待機位置に、湿式現像部におけ る余剰現像剤除去部材の表面に摺接可能な状態に配設した弾性体製のブレードを 、対応する湿式現像部における余剰現像剤除去部材の表面の1方の端部と他方の 端部との間で、余剰現像剤除去部材の表面に摺接状態として往復移動させる手段 とを備えてなる画像記録装置における湿式現像部の清掃装置、ならびに現像処理 動作の終了後に、電子写真用記録紙に現像処理を行なった位置から前記した湿式 現像部を予め定められた湿式現像部の待機位置に移動させる手段と、前記した湿 式現像部の所定の待機位置に、湿式現像部における現像電極の電極面に摺接可能 な状態に配設した弾性体製のブレードを、対応する湿式現像部における現像電極 の電極面の1方の端部と他方の端部との間で、現像電極の電極面に摺接状態とし て往復移動させるとともに、湿式現像部の所定の待機位置に配設した湿式現像部 における余剰現像剤除去部材の表面に摺接可能な個別の弾性体製のブレードを、 対応する湿式現像部における余剰現像剤除去部材の表面の1方の端部と他方の端 部との間で、余剰現像剤除去部材の表面に摺接させた状態として往復移動させる 手段とを備えてなる画像記録装置における湿式現像部の清掃装置を提供する。
【0005】
現像処理動作の終了後に、電子写真用記録紙に現像処理を行なった位置から予 め定められた待機位置に湿式現像部を移動させる。湿式現像部の所定の待機位置 に設けられている湿式現像部の現像電極の電極面や、湿式現像部における余剰現 像剤除去部材の表面のような湿式現像部において清掃の対象にされている部材の 表面に、摺接可能な状態の弾性体製のブレードを、対応する湿式現像部における 清掃の対象にされている部材の表面に摺接させた状態として、前記した部材の1 方の端部と他方の端部との間で往復移動させることにより、清掃の対象にされて いる部材の表面は、弾性体製のブレードの摺接によって良好に清掃される。 湿式現像部で清掃の対象にされている部材に清掃動作が行なわれている期間に は、電子写真用湿式現像剤における現像用微粒子の帯電の極性と同一極性の電圧 を、湿式現像部において清掃の対象にされている部材に印加して、清掃の対象に されている部材から電子写真用湿式現像剤に対して電気的な斥力が印加されるよ うにして清掃が良好に行なわれるようにする。 多色現像を行なうための各色毎の湿式現像部に対する清掃動作は、各一色毎の 現像処理動作が終了する度毎に、湿式現像部を予め定められた湿式現像部の待機 位置に移動させたり、あるいは各色毎の湿式現像部によって、順次に行なわれる すべての色の現像処理動作が終了した後に、予め定められた湿式現像部の待機位 置において行なうようにしてもよい。
【0006】 また、多色現像を行なうための各色毎の湿式現像部によって、順次に行なわれ る各一色毎の現像処理動作中に、清掃の対象にされている部材には、電子写真用 湿式現像剤における現像用微粒子の帯電の極性と同一極性の電圧を印加させてお き、現像処理動作中の湿式現像部以外の湿式現像部に対してもそれぞれの電子写 真用湿式現像剤を循環させてある状態としておいて、順次に行なわれるすべての 色の現像処理動作が終了した後に、予め定められた湿式現像部の待機位置で、湿 式現像部に対する清掃動作が行なわれるようにしてもよい。 湿式現像部の現像電極面に対する清掃動作中の期間に、湿式現像部に対して電 子写真用湿式現像剤を供給しておくと、清掃の対象にされている部材の面が電子 写真用湿式現像剤によって湿潤されることにより、清掃の対象にされている部材 に固着している現像剤が弾性体製のブレードによって除去され易くなり、かつ、 前記の弾性体製のブレードによって削り取られた現像剤が、湿式現像部に供給さ れている電子写真用湿式現像剤により洗い流されてタンクに戻った後に、ポンプ によって攪拌されて電子写真用湿式現像剤中の電気絶縁性液体に容易に溶融され る。
【0007】
以下、添付図面を参照して本考案の画像記録装置における湿式現像部の清掃装 置の具体的な内容を詳細に説明する。図1は本考案の画像記録装置における湿式 現像部の清掃装置を備えている画像記録装置の概略構成を示す側面図(一部は断 面図)であり、また、図2は本考案の画像記録装置における湿式現像部の清掃装 置の一部の側面図、図3は本考案の画像記録装置における湿式現像部の清掃装置 の一部の正面図、図4は現像処理状態における湿式現像部の側面図、図5は余剰 現像剤除去部材による余剰現像剤除去動作中の湿式現像部の側面図、図6は余剰 現像剤除去部材の動作を説明するための一部の拡大側面図、図7は清掃状態の説 明図、図8は湿式現像部の上面図、図9は昇降装置の正断面図、図10乃至図1 2は昇降装置の動作を説明するための側面図、図13は湿式現像部における現像 状態を説明するための側面図である。
【0008】 ここでまず、主として図1を参照して本考案の画像記録装置における湿式現像 部の清掃装置を備えている画像記録装置の概略構成について説明することにする 。図1において1,2は画像記録装置の機体の側板であり、前記した機体の側板 1の上方には、ロール状の電子写真用記録紙3の回動軸4の各1端を回動自在に 支持するための2枚の軸受板5が固着されている( 図中には回動軸4の他端を支 持するための軸受板は示されていない )。図中の想像線6は遮光のための被覆部 材6である。 画像記録装置による画像記録を開始するために、操作者が図示しない入力部に 対して画像記録の開始の情報を入力すると、ロール状の電子写真用記録紙3は供 給部の案内板7,8の間を経て供給ローラ9,10に挟着されて、制御装置11 の制御の下に回転が制御されている供給ローラ9,10によって、回転ドラム1 3の方に送られる。12は例えば回転刃と固定の受刃とを備えて構成されている 周知構成の裁断装置であり、この裁断装置12は制御装置11の制御の下に電子 写真用記録紙3の裁断動作を行なう。
【0009】 前記のように供給ローラ9,10により電子写真用記録紙3の供給が開始され ると、回転ドラム13の上方に設けられた始端位置規制部材14が、制御装置1 1の制御の下に動作するカム(図示せず)によって、それの先端部がこの状態にお いて基準の回転位相を示して停止状態にされている回転ドラム13の表面まで降 下し、前記の供給ローラ9,10の回転によって前進している電子写真用記録紙 3の先頭部が、前記した始端位置規制部材14に当接した時点に、図示されてい ないセンサによって発生された信号が制御装置11に与えられ、また、押えロー ラ15が図示されていないカムの動作によって下降して、電子写真用記録紙3の 先頭付近を回転ドラム13に圧着させる。 前記した電子写真用記録紙3の先頭部付近によって覆われている部分における 回転ドラム13の表面には、回転ドラム13の母線方向に浅い溝が設けられてい て、前記の溝中には多数の透孔が回転ドラム13の内部空間中に設けられている 吸引装置の吸引口16に連通するように設けられており、前記の吸引口16には 図示されていない真空ポンプが接続されている。
【0010】 電子写真用記録紙3の先頭部が前記した始端位置規制部材14に当接した時点 に、図示されていないセンサから発生された信号に基づいて、制御装置11は所 定のタイミングで真空ポンプによる吸引動作を開始させ、電子写真用記録紙3の 先頭部分が回転ドラム13の周面に密着状態にされるようにする。 前記のようにして、電子写真用記録紙3の先頭部の先端位置が始端位置規制部 材14によって規制された状態において、電子写真用記録紙3の先頭部分が吸引 装置の吸引口16から行なわれる吸気によって、回転ドラム13の周面に密着状 態にされた時点の直後に、制御装置11の制御の下に始端位置規制部材14が上 昇した後に、回転ドラム13は制御装置11の制御の下に図中の矢印Rの方向に 回転を開始して、回転ドラム13の外周に電子写真用記録紙3を密着した状態で の巻付け動作を開始し、回転ドラム13に巻付けられるべき電子写真用記録紙3 は、既述した制御装置11の制御の下に動作する裁断装置12の裁断動作によっ て画像記録に必要な長さに裁断されて、電子写真用記録紙3の後端部も吸引装置 の吸引口17から多数の透孔を介して行なわれる吸気動作によって、回転ドラム 13の周面に密着状態にされる。
【0011】 前記のようにして外周面に対して所定の大きさの電子写真用記録紙3が密着さ れた状態の回転ドラム13が回転を続けて行くと、回転ドラム13に巻付けられ ている電子写真用記録紙3には、電源19から電圧が供給されている帯電器18 によって一様な帯電が行なわれる。21は回転鏡車であり、この回転鏡車21は モータ20によって所定の回転速度で回転して、半導体レ〜ザ22から射出され たレーザ光を所定の方向に偏向する。半導体レーザ22は記録の対象にされてい る網点画像デジタルデータを含む所定の露光データによって強度変調されたレー ザ光を射出し、そのレーザ光をレンズ23,反射鏡24,25等からなる光学系 を介して、前記した一様に帯電された電子写真用記録紙3を照射して、記録の対 象にされている網点画像デジタルデータを含む所定の露光データによって電子写 真用記録紙3が露光されて、電子写真用記録紙3の感光体には記録の対象にされ ている画像情報と対応する電荷像が形成される。 前記したレーザ光によって電子写真用記録紙3に露光が行なわれる部分と、回 転ドラム13の最下方部分との間には、前浴装置26が支持板27上に取付けら れている。前浴装置26には、機体の底板29に固着されている前浴液の容器3 0から管31を介して前浴液が供給されていて、前浴装置26のローラ28が電 子写真用記録紙3の表面に前浴液の被膜を形成させる。余った前浴液は前浴装置 26中に落下して戻されて管32を通して機体の底板29に固着されている前浴 液の容器30中に回収される。
【0012】 前浴装置26において前浴処理を受けた電子写真用記録紙3は、次に湿式現像 部によって顕像化される。湿式現像部(湿式現像装置)は回転ドラム13の直下 の部分近傍における、前記した回転ドラム13の直下の位置よりもドラム回転の 上流側寄りの部分に現像電極33a(湿式現像装置33〜37にそれぞれ設けら れている現像電極33a〜37aの内で選択使用されている湿式現像装置の現像 電極で、図示の状態では湿式現像装置33が使用されているので現像電極33a )の全部または大部分が位置するようにして配置されている。 前記した湿式現像装置33(34〜37でも同じ)の現像電極33a(34a 〜37aでも同じ)は、それの表面が回転ドラム13に密着状態に巻回されてい る電子写真用記録紙3の表面に対して、僅かな間隔を隔てて対面しており、現像 電極33aにおける表面からは、機体の底板29上に配置されている電子写真用 湿式現像剤の容器38(38〜42の内で使用されている湿式現像装置と対応し ているもの)から管43を介して湿式現像装置33に供給されている電子写真用 湿式現像剤が、現像電極33aに穿設されている吐出口33as(図8参照)か ら流出、あるいは噴出していて、その電子写真用湿式現像剤が回転ドラム13に 密着状態に巻回されている電子写真用記録紙3の表面に供給されることにより、 電子写真用記録紙3の電荷像の電荷量に応じたトナーが電子写真用記録紙3の表 面に付着されて電荷像の顕像化が行なわれるのである。
【0013】 前記した現像電極33aの表面は、回転ドラム13に密着状態に巻回されてい る電子写真用記録紙3の表面の傾斜と対応した傾斜を有しているから、前記のよ うに現像電極33aに穿設されている吐出口33asより電子写真用湿式現像剤 が流出、あるいは噴出した電子写真用湿式現像剤は、現像電極33aの表面と電 子写真用記録紙3の表面との間隙を充満した状態で回転ドラム13の回転方向に 良好に流下して湿式現像装置33中に回収される。湿式現像装置33中に回収さ れた電子写真用湿式現像剤は管44によって電子写真用湿式現像剤の容器38中 に回収される。 図1において機体の底板29上に配置されている電子写真用湿式現像剤の容器 38〜42は、それぞれ異なる種類の電子写真用湿式現像剤(電気絶縁性液体中 に着色剤や結着剤等を含んで構成された現像用微粒子を分散させてなる電子写真 用湿式現像剤)を収納している。
【0014】 前記した各湿式現像装置33〜37は、その内から選択された1個のものが、 既述したように回転ドラム13の直下の部分近傍における、前記した回転ドラム 13の直下の位置よりもドラム回転の上流側寄りの部分に、現像電極の全部また は大部分が位置するようにして配置されるのであるが、図に示されている画像記 録装置では、複数の湿式現像装置33〜37の底部を、所定の間隔を隔てて平行 に張設された2本の移送帯(例えばチェーン、ベルト等)45上に乗せて、前記 した移送帯45を図中の矢印Eの方向に移動させるとともに、前記した2本の移 送帯45の間に設けた昇降装置49によって、移送帯45上の1個の湿式現像装 置33(34〜37)を前記した所定の位置まで上昇させて、現像処理動作に使用 されるようにしたり、あるいは前記の上昇位置から少し下降した位置で余剰現像 剤の除去動作を行なったり、もしくは前記の湿式現像装置を移送帯45上に戻し たりして、複数の湿式現像装置33〜37の内の所定の1個のものが選択使用さ れるようにしている。図中の矢印Fは前記した昇降装置の移動方向を示す。前記 の各湿式現像装置33〜37は平行に所定の間隔を隔てて張設された2本の移送 帯上に、設けられている間隔片S,S…によって位置規制が行なわれた状態で載 置されている。
【0015】 前記の移送帯45(チェーン)はスプロケット46,47に張設されていて、 制御装置11の制御の下に駆動スプロケットの方に駆動力が伝達されたり、駆動 力の供給が遮断されたりする。48は前記したチェーンの弛みを無くとしたり蛇 行したりすることを防止するためのレールである{なお、図1中に示してあるチ ェーン45と、スプロケット46,47とは、機体の奥側に設けられている方の ものであり、機体の手前側のチェーン(45)は図2,図3中に示されている。 図2,図3中において(48)はレール、図2中の(46)はスプロケットであ る}。前記の制御装置11は、前記した駆動スプロケットに対する駆動力の供給 状態を制御して、前記した各湿式現像装置33〜37の内の選択された1個のも のを昇降装置49の位置まで移送させる。昇降装置49は制御装置11の制御の 下に、カム板50が固着されているカム軸51に回転力が伝達されることにより 、前記したカム板50の回動によって、前記したカム板50のカム面に摺接して いるローラ52の回転軸53が固着されている昇降部材の基板54を上昇または 下降させる。55は支持体である。前記した昇降部材の基板54の下方には、取 付板56に固着されている2本の案内棒58,59に嵌合する孔を備えている案 内部61,62が固着されており、また昇降部材の基板54の上方には連結体6 2,63を介して支持台64が設けられている。昇降装置49部分の具体的な構 造は図9の正断面図に示されている。
【0016】 前記した昇降装置の支持台64が、各湿式現像装置33〜37を載置してある 状態のチェーン45の高さ位置よりも降下した状態から、前記したカム板50の 回転によって上昇して行くと、そのときに前記した支持台64の上方に位置され ていた湿式現像装置33は、図1(及び図4ならびに図10)に例示されている湿 式現像装置33の位置まで上昇されて、その位置において既述のような所定の現 像処理動作を行なうことができる。現像処理動作の終了した湿式現像装置33が 、制御装置11の制御の下に行なわれるカム板50の回転による昇降装置49の 支持台64の下降とともに下降して行くときに、後述の図5(または図11)の状 態になされて余剰現像剤が良好に除去され、次いで、前記のカム板50の回転に よる昇降装置49の支持台64の下降によって、湿式現像装置33はチェーン5 0上に載置された状態にされる。このようにして複数の湿式現像装置33〜37 が1個ずつ選択されて現像処理動作のために順次に使用されうるのである。
【0017】 そして、現像部において現像処理動作が行なわれた後に、電子写真用記録紙3 に対する現像処理が終了すれば、前記した昇降装置49によって湿式現像装置は 降下されるが、現像部において現像処理動作が終了した電子写真用記録紙3の後 端部に余剰現像剤溜りが生じている場合には、良好な画質の記録画像を得ること ができないから、良好な液切れの状態が得られるようにするための何等かの手段 が必要とされるから、電子写真用記録紙3に対する現像処理が終了して、現像処 理動作の終了した湿式現像装置33が、制御装置11の制御の下に行なわれるカ ム板50の回転による昇降装置49の支持台64の下降とともに、図1(及び図 4,図10)に示されている位置から下降して行くときに、図5(及び図11) の状態、すなわち、電子写真用記録紙を巻回して担持する回転ドラムの最下方付 近の位置に流下した現像後の余剰現像剤に、余剰現像剤の除去動作時にブレード 73を接触させるとともに、前記のブレード73に現像用微粒子の有する電荷に 吸引力を及ぼす電界を発生させるようにしたり、または電子写真用記録紙を巻回 して担持する回転ドラムの最下方の位置よりもドラム回転の下流側寄りから、起 風室67で起風した風を導風管65を介して導風管の先端65aから噴出させて 、その空気圧によって余剰現像剤を回転ドラムの最下方の位置付近に集めて、そ れに余剰現像剤の除去動作時にブレード73を接触させるとともに、前記のブレ ード73に現像用微粒子の有する電荷に吸引力を及ぼす電界を発生させるように したり、もしくはコロナ放電によって余剰現像液を回転ドラムの最下方の位置付 近に集めて、回転ドラムの最下方付近に流下した現像後の余剰現像液に対して、 余剰現像液の除去動作時にブレード73を接触させるとともに、前記のブレード 73に現像用微粒子の有する電荷に吸引力を及ぼす電界を発生させるようにした りして、余剰現像液を良好に除去できるようにする。
【0018】 図4は回転ドラム13の外周に密着状態に巻回されている状態の電子写真用記 録紙3に対して、湿式現像装置33によって現像処理が行なわれている図1中に も示されている状態における現像部付近の要部の拡大側面図であって、画像記録 装置がこの図4に示されているような現像処理動作を行なっている場合には、湿 式現像装置33が既述した昇降装置によって最上の位置まで上昇されていて、湿 式現像装置33に設けられている現像電極33aの先端部が、回転ドラム13の 外周面に近接して対面している状態にされている。前記した湿式現像装置33( 34〜37についても同じ)の筐体は、電気的な絶縁材料(例えば合成樹脂)で 作られており、図4,図5及び図8乃至図12において72は揺動軸である。前 記の揺動軸72は湿式現像装置33(34〜37についても同じ)の筐体の側板 80,81(側板81は図8を参照)における一側方の上方部分に設けられている 軸受け82,83(図8を参照)によって支持されている。
【0019】 湿式現像装置33〜37の筐体の側板80,81から突出している揺動軸72 の各端部は、揺動部材71の各側端部71a,71bに設けた孔に嵌合された後 に、ねじ84,85によって揺動部材71の各側端部71a,71bと固着されて いる。前記した揺動部材71の各側端部71a,71bにおける先端部付近は、 導電物質製のブレード73によって連結されている。前記した揺動部材71の一 方の側端部71bには、前記した揺動軸72の中心に対して、中心の位置がずれ た状態で円板(偏心円板)75が固着されている。 揺動部材71に固着されている前記した偏心円板75は、図9乃至図12中に 示されている作動部材97によって、後述のように図中で下方に変位されるよう な力が与えられた場合に、揺動部材71は図5及び図11に示されているように 揺動軸72を回動中心として揺動部材の先端部71cが上方に移動された状態に される。
【0020】 さて、昇降装置49の昇降動作を制御するためのカム板50が固着されている カム軸51には、図9乃至図12に示されているようにカム板90も固着されて いる。図9においてカム板90が固着されているカム軸51には、モータ88か らの動力が図示されていないクラッチ機構や歯車89を介して伝達されている。 前記したカム軸51の回転制御は、カム軸51の回転位相を検出するセンサ10 0によって発生された制御信号が与えられた制御装置11によって行なわれる。 カム軸51に固着されているカム板90のカム面には、カムフォロアとして動 作するローラ91が当接している。すなわち、前記のローラ91の回動軸92が ローラ支持板94に支持されており、また、前記のローラ支持板94が取付板5 6との間に張設されているスプリング93によって下方に付勢されていることに より、前記のローラ91はカム板90のカム面に当接状態にされるのである。 前記のローラ支持板94の上端部には案内部取付板95が固着されており、前 記の案内部取付板95の両端には案内棒101,102に嵌合する筒状の案内部 98,99が固着されている。前記した案内部取付板95には連結板96の下端 部が固着されており、この連結板96の上端部には作動部材97が固着されてい る。それで、前記したカム軸51の回転によりカム板50,90が回転すると、 カム板50のカム面に当接するローラ52の変位によって昇降装置49の支持台 64が、既述のように昇降動作を行なうとともに、カム板90のカム面に当接す るローラ91の変位によって作動部材97が上下動することになる。
【0021】 今、湿式現像装置33(34〜37)が現像処理動作を行なっている図4(図 10)に示されている状態から、現像処理動作が終了した時点以後に制御装置1 1の制御の下に行なわれるカム板50の回転による昇降装置49の支持台64の 下降とともに、湿式現像装置33(34〜37)が下降して行く際における湿式現 像装置33(34〜37)の下降量に比べて、前記したカム板90のカム面に従 って下方に変位する作動部材97によって、揺動部材71に固着されている偏心 円板75に与えられる下方向への変位量の方が大きいように、前記したカム板9 0のカム面を構成させておくと、湿式現像装置33(34〜37)が現像処理動 作を行なっている図4(図10)の状態から、現像処理動作の終了後に昇降装置 49の支持台64の下降とともに湿式現像装置33(34〜37)が下降して行っ て、湿式現像装置33(34〜37)が例えば図5(図11)の位置に達した場合 における前記した揺動軸72の下降距離Lmに比べて、偏心円板75の中心位置 の下降距離Luは、Lm<Luの関係となり、したがって、揺動部材71は揺動 軸72を回動中心にして図4(図10)に示されている状態から図5(図11) に示されている状態にまで回動する。
【0022】 そして、湿式現像装置33(34〜37)が図4(図10)に例示されている現 像処理動作中の状態から、現像処理動作の終了後に下降を開始して、図5(図1 1)に示されている余剰現像液除去動作を行なう状態にされた場合の揺動部材7 1は、揺動部材に植設されているピン74の先端がばね76の取付け部材77に 構成されているストッパ86に当接する状態になるまで回動しており、そのとき に揺動部材71の先端部71cはばね76に接触して、電線87を介して接続さ れている図示されていない電源から供給された電圧が、前記したばね76→揺動 部材71の先端部71c→ブレード73の経路によってブレード73に印加され る。なお前記したばね76の取付け部材77は機枠103に固着されている。 図5(図11)に示されている余剰現像液除去動作を行なう状態において、揺 動部材71に固着されているブレード73の先端部は、回転ドラム13の最下部 付近において回転ドラム13に巻回されている電子写真用記録紙3の表面に接触 または極めて接近している状態として、揺動部材71に固着されているブレード 73の先端が、回転ドラム13に巻回されている電子写真用記録紙3の末端部の 表面に溜っている余剰現像液に接触できる状態にする。
【0023】 図6は、前記のように回転ドラム13に巻回されている電子写真用記録紙3の 末端部の表面に溜っている余剰現像液に対して、前記したブレード73の先端部 が容易に接触できる状態にするために、湿式現像装置33(34〜37)が図4( 図10)に例示されている現像処理動作中の状態から、現像処理動作の終了後に 下降を開始して、余剰現像液除去動作を行なう状態にされた場合に、回転ドラム 13に巻回されている電子写真用記録紙3の末端部を回転ドラム13から剥離さ せた状態にして電子写真用記録紙3の末端部を回転ドラム13の表面から浮上が らせることにより、ブレード73の先端が電子写真用記録紙3の末端部の表面に 溜っている余剰現像液に容易に接触できる状態にした場合を例示している。
【0024】 ところで、電子写真用記録紙3の表面に付着して回転ドラム13の回転につれ て回転ドラム13の最下部付近を通過して定着部の方に移動されているような余 剰現像液があっても、そのような余剰現像液は既述のように起風室67で起風さ れた風が導風管65の先端65aから回転ドラム13の最下部付近に噴出されて いるために、前記のように回転ドラム13の最下部付近に突出された状態のブレ ード73の位置にまで吹き寄せられるから、回転ドラム13の最下部付近に集め られた余剰現像液は、回転ドラム13の最下部付近において回転ドラム13に巻 回されている電子写真用記録紙3の表面に接触または極めて接近している状態で 既述のように電圧が印加されている揺動部材71のブレード73に吸引された後 にブレード73を伝わって湿式現像装置内に戻される。
【0025】 現像処理動作を行なっている状態の図4(図10)に示されている湿式現像装 置33(34〜37)が、現像処理動作の終了後における昇降装置49による下 降動作の過程で、図5(図11)に示されているような状態で行なわれた余剰現 像液除去動作によって、表面の余剰現像液が除去された電子写真用記録紙3は、 定着部66で定着動作が行なわれた後に除電器68で除電されてから排紙部の案 内板69上を移送されて機外に排紙される。なお、前記した排紙に先立って、回 転ドラム13に巻回されている電子写真用記録紙3における始端部領域と末端部 領域とに対応している回転ドラム13の内部空間に設けられている吸気口から、 所定のタイミングで空気を噴出させて回転ドラム13の外周から電子写真用記録 紙3を剥離させる。図1中における図面符号70,70は平版(刷版)用の加熱 定着部を示している。
【0026】 これまでの説明から明らかなように、図1に示されている画像記録装置では、 2本の移送帯(チェーン)45に載置されている複数の湿式現像装置33〜37 は、その内から選択された所定の1個のものが昇降装置49によって既述の上昇 位置にまで上昇された状態で電子写真用記録紙3に対する現像処理動作のために 使用され、次いで、前記の上昇位置から少し下降した位置で余剰現像剤の除去動 作が行なわれた後に移送帯45上に戻される、という動作を所定の回数だけ繰返 して電子写真用記録紙3の電荷像の顕像化動作と余剰現像剤の除去動作とが行な われて、電子写真用記録紙3に対する現像処理動作が完了すると、前記した2本 の移送帯(チェーン)45に載置されている複数の湿式現像装置33〜37は、 所定の待機位置(ホームポジション)にまで移動される。
【0027】 所定の待機位置(ホームポジション)へ移動された前記の各湿式現像装置33 〜37は、所定の待機位置(ホームポジション)に設けられている清掃装置によ って、複数の湿式現像装置33〜37のそれぞれの現像電極面33a〜37aに 対する清掃動作と、余剰現像剤の除去動作に使用されたブレード73に対する清 掃動作とが行なわれる。前記した清掃装置の具体的な構成態様は図2に示されて いる側面図と、図3に示されている正面図とによって明らかにされている。なお 図2中に想像線によって示されている湿式現像装置33(34〜37)は、既述 した昇降装置49によって昇降動作が行なわれる位置を参考的に示したものであ り、13は回転ドラムである。 図2において、機体の側板2に固着されている支持板27上に設けられている モータ(ギヤードモータ)112の出力軸113には、チェーン121を駆動す るスプロケット114が取付けられている。前記のチェーン121は、図1につ いて既述したチェーン45の張設方向と直交する方向に、図3に示されているよ うに前記したスプロケット114と従動スプロケット123との間に張設されて いる。
【0028】 前記したチェーン121には連結部材125を介してブレード固定板104が 連結固着されている。前記したブレード固定板104は、図3に示されているよ うに2枚の連結板133,134によってブッシュ124に固着されている。そ して、前記のブッシュ124は案内棒117(118)に移動自在に嵌合されて いるから、前記したモータ112が回転して、それの出力軸113に取付けられ ている駆動スプロケット114が駆動されて、チェーン121が図3における左 右の側板136,135の方向(図1及び図2における紙面に垂直な方向)に移 動するのにつれて、前記したチェーン121に連結部材125を介して連結固着 されているブレード固定板104が、案内棒117,118(118は案内棒に 平行に設けられている案内棒)に案内されて、図3における左右方向(図1及び 図2における紙面に垂直な方向)に移動することになる。115,116は前記 した案内棒117,118の一方端部の支持部材であり、前記した案内棒117 の他方端部は支持部材137によって支持されている(前記した案内棒118の 他方端部の支持部材は図示されていない)。 そして、前記したブレード固定板104には図2に示されているように、既述 した複数の湿式現像装置33〜37が、それぞれ所定の待機位置(ホームポジシ ョン)に位置している状態における各湿式現像装置33〜37毎の現像電極面3 3a〜37aを個別に清掃するために用いられるブレード111(図7参照)と、 各湿式現像装置33〜37毎の余剰現像剤の除去動作に使用されるブレード73 を個別に清掃するために用いられるブレード106,109(図7参照)が設け られている。
【0029】 すなわち、前記したブレード固定板104には、図7に示すようにブレード取 付板110,108,105が固着されており、前記したブレード取付板110 には各湿式現像装置33〜37毎の現像電極面33a〜37aを個別に清掃する ために用いられるブレード111、例えばゴム製のブレードのような弾性体製の ブレード111を取付け、また、前記したブレード取付板105,108には、 各湿式現像装置33〜37毎の余剰現像剤の除去動作に使用されるブレード73 を個別に清掃するために用いられるブレード106,109、例えばゴム製のブ レードのような弾性体製のブレード106,109を取付けてあるから、既述の ように、モータ112の回転よりチェーン121が図3における左右方向(図1 及び図2における紙面に垂直な方向)に移動して、前記したチェーン121に連 結部材125を介して連結固着されているブレード固定板104が、案内棒11 7(118)に案内されて、図3における左右方向(図1及び図2における紙面 に垂直な方向)に移動した場合には、前記のブレード固定板104に固着されて いるブレード取付板110,108,105に取付けられている清掃用の前記の 各ブレード111,106,109は、それぞれのブレード111,106,1 09が当接している清掃対象の構成部材の面に接触している状態で往復移動する ことにより良好な清掃動作が行なわれることになる。
【0030】 前記したブレード固定板104に対してブレード取付板110を介して固着さ れている各湿式現像装置33〜37毎の現像電極面33a〜37aを個別に清掃 するために用いられるブレード111や、前記したブレード固定板104に対し てブレード取付板105,108を介して固着されている各湿式現像装置33〜 37毎の余剰現像剤の除去動作に使用されるブレード73を個別に清掃するため に用いられるブレード106,109等は、清掃動作が行なわれていない状態に おいては図3中の右端付近で休止している。 清掃動作が行なわれていない状態において休止状態にあるブレード111,1 06,109等は、図3に示されている構成例では、装置の固定部127に対し てねじ128によって取付けられるように構成されている休止部材129に当接 した状態にされている。そして前記した休止部材129は、例えば多孔性物質、 例えばスポンジで構成されていて、休止部材129に当接している各ブレード1 11,106,109等に付着している写真用湿式現像剤を吸着して、各ブレー ド111,106,109等に写真用湿式現像剤中のトナーが乾燥固着した状態 にならないようにする。
【0031】 本考案の画像記録装置における湿式現像部の清掃装置において、電子写真用記 録紙3に対する現像処理動作が完了して、2本の移送帯(チェーン)45に載置 されている複数の湿式現像装置33〜37が、所定の待機位置(ホームポジショ ン)にまで移動された後に、前記のホームポジションにおいて清掃装置により、 複数の湿式現像装置33〜37のそれぞれの現像電極面33a〜37aに対する 清掃動作と、余剰現像剤の除去動作に使用されたブレード73に対する清掃動作 とを行なう場合には、湿式現像部において清掃の対象にされている部材に対する 清掃動作が行なわれている期間に、電気絶縁性液体中に着色剤や結着剤等を含ん で構成された現像用微粒子を分散させてなる電子写真用湿式現像剤における現像 用微粒子の帯電の極性と同一極性の電圧を、湿式現像部において清掃の対象にさ れている部材(被清掃部材)に印加すると、被清掃部材と電子写真用湿式現像剤 との間に斥力が働くために、被清掃部材は良好に清掃された状態になる。
【0032】 また、画像記録装置において多色現像を行なっている場合には、各色毎の湿式 現像部による各一色毎の現像処理動作が終了する度毎に、湿式現像部を所定の待 機位置(ホームポジション)にまで移動させた後に、前記のホームポジションに おいて清掃装置により、複数の湿式現像装置33〜37のそれぞれの現像電極面 33a〜37aに対する清掃動作を行なうようにしたり、あるいは、多色現像を 行なうための各色毎の湿式現像部によって、順次に行なわれる各一色毎の現像処 理動作中に、現像処理動作中の湿式現像部以外の湿式現像部に対してもそれぞれ の電子写真用湿式現像剤を循環させておくとともに、電子写真用湿式現像剤にお ける現像用微粒子の帯電の極性と同一極性の電圧を清掃の対象にされている部材 に印加させておいて、順次に行なわれるすべての色の現像処理動作が終了した後 に、湿式現像部を所定の待機位置(ホームポジション)にまで移動させて複数の 湿式現像装置33〜37のそれぞれの現像電極面33a〜37aに対する清掃動 作を行なうようにしたりすることができる。
【0033】 さらに、本考案の画像記録装置における湿式現像部の現像電極面に対する清掃 動作中の期間に、湿式現像部に対して電子写真用湿式現像剤を供給しながら前記 した清掃用のブレードを往復させるようにした場合には、清掃の対象にされてい る部材の面が電子写真用湿式現像剤によって湿潤されることにより、清掃の対象 にされている部材に固着している現像剤が弾性体製のブレードによって除去され 易くなり、かつ、前記の弾性体製のブレードによって削り取られた現像剤が、湿 式現像部に供給されている電子写真用湿式現像剤により洗い流されてタンクに戻 った後に、ポンプによって攪拌されて電子写真用湿式現像剤中の電気絶縁性液体 に容易に溶融されるので都合良く清掃することができる。 なお、前記のように湿式現像部に対して電子写真用湿式現像剤を供給しながら 湿式現像部の現像電極面に対する清掃動作を行なう場合には、湿式現像部に対し て電子写真用湿式現像剤を供給した状態において清掃用のブレードを一往復させ た後に、前記した湿式現像部の現像電極面に対する電子写真用湿式現像剤の供給 を中止してから、もう一度、清掃用のブレードを一往復させるようにして清掃を 行なうようにすることは好ましい実施の態様である。
【0034】
以上、詳細に説明したところから明らかなように、本考案の画像記録装置にお ける湿式現像部の清掃装置は、現像処理動作の終了後に、電子写真用記録紙に現 像処理を行なった位置から予め定められた待機位置に湿式現像部を移動させて、 湿式現像部の所定の待機位置に設けられている湿式現像部の現像電極の電極面や 、湿式現像部における余剰現像剤除去部材の表面のような湿式現像部において清 掃の対象にされている部材の表面に、摺接可能な状態の弾性体製のブレードを、 対応する湿式現像部における清掃の対象にされている部材の表面に摺接させた状 態として、前記した部材の1方の端部と他方の端部との間で往復移動させること により、清掃の対象にされている部材の表面は、弾性体製のブレードの摺接によ って良好に清掃されるのであり、湿式現像部で清掃の対象にされている部材に清 掃動作が行なわれている期間に、電子写真用湿式現像剤における現像用微粒子の 帯電の極性と同一極性の電圧を、湿式現像部において清掃の対象にされている部 材に印加して、清掃の対象にされている部材から電子写真用湿式現像剤に対して 電気的な斥力が印加されるようにすることにより清掃が良好に行なわれるように することが容易であり、また、多色現像を行なうための各色毎の湿式現像部に対 する清掃動作は、各一色毎の現像処理動作が終了する度毎に、湿式現像部を予め 定められた湿式現像部の待機位置に移動させたり、あるいは各色毎の湿式現像部 によって、順次に行なわれるすべての色の現像処理動作が終了した後に、予め定 められた湿式現像部の待機位置において行なうようにしたり、多色現像を行なう ための各色毎の湿式現像部によって、順次に行なわれる各一色毎の現像処理動作 中に、清掃の対象にされている部材には、電子写真用湿式現像剤における現像用 微粒子の帯電の極性と同一極性の電圧を印加させておき、現像処理動作中の湿式 現像部以外の湿式現像部に対してもそれぞれの電子写真用湿式現像剤を循環させ てある状態としておいて、順次に行なわれるすべての色の現像処理動作が終了し た後に、予め定められた湿式現像部の待機位置で、湿式現像部に対する清掃動作 が行なわれるようにしたりして良好な清掃動作を行なうことができるのでさらに 、湿式現像部の現像電極面に対する清掃動作中の期間に、湿式現像部に対して電 子写真用湿式現像剤を供給しておくと、清掃の対象にされている部材の面が電子 写真用湿式現像剤によって湿潤されることにより、清掃の対象にされている部材 に固着している現像剤が弾性体製のブレードによって除去され易くなり、かつ、 前記の弾性体製のブレードによって削り取られた現像剤が、湿式現像部に供給さ れている電子写真用湿式現像剤により洗い流されてタンクに戻った後に、ポンプ によって攪拌されて電子写真用湿式現像剤中の電気絶縁性液体に容易に溶融され るという利点も得られる。したがって、従来、画像記録装置における湿式現像部 の現像電極が、現像電極面が図13の(b)に例示するようにトナーが固着して 汚れるために、適切な濃度で地かぶリのない良好な記録画像が得られないという 問題の生じることがあったが、本考案の画像記録装置における湿式現像部の清掃 装置では、簡単な構成の清掃装置により現像電極面を常に図13の(a)に例示 するようにきれいな状態にしておくことができるので、従来装置におけるような 問題を容易に解決できる。
【図1】本考案の画像記録装置における湿式現像部の清
掃装置を備えている画像記録装置の概略構成を示す側面
図(一部は断面図)である。
掃装置を備えている画像記録装置の概略構成を示す側面
図(一部は断面図)である。
【図2】本考案の画像記録装置における湿式現像部の清
掃装置の一部の側面図である。
掃装置の一部の側面図である。
【図3】本考案の画像記録装置における湿式現像部の清
掃装置の一部の正面図である。
掃装置の一部の正面図である。
【図4】現像処理状態における湿式現像部の側面図であ
る。
る。
【図5】余剰現像剤除去部材による余剰現像剤除去動作
中の湿式現像部の側面図である。
中の湿式現像部の側面図である。
【図6】余剰現像剤除去部材の動作を説明するための一
部の拡大側面図でる。
部の拡大側面図でる。
【図7】清掃状態の説明図である。
【図8】湿式現像部の上面図である。
【図9】昇降装置の正断面図である。
【図10】昇降装置の動作を説明するための側面図であ
る。
る。
【図11】昇降装置の動作を説明するための側面図であ
る。
る。
【図12】昇降装置の動作を説明するための側面図であ
る。
る。
【図13】湿式現像部における現像状態を説明するため
の側面図である。
の側面図である。
1,2…画像記録装置の機体の側板、3…電子写真用記
録紙、4…ロールの回動軸、11…制御装置、13…回
転ドラム、27…支持板、33〜37…湿式現像装置、
33a〜37a…現像電極、吐出口…33as〜37a
s、45,121…チェーン、46,47,114,1
23…スプロケット、49…昇降装置、73…ブレー
ド、104…ブレード固定板、105,108,110
…ブレード取付板、106,109,111…ブレード、
112…モータ(ギヤードモータ)、113…出力軸、1
17,118…案内棒、124…ブッシュ、125…連
結部材、127…装置の固定部、129…休止部材、1
33,134…連結板、
録紙、4…ロールの回動軸、11…制御装置、13…回
転ドラム、27…支持板、33〜37…湿式現像装置、
33a〜37a…現像電極、吐出口…33as〜37a
s、45,121…チェーン、46,47,114,1
23…スプロケット、49…昇降装置、73…ブレー
ド、104…ブレード固定板、105,108,110
…ブレード取付板、106,109,111…ブレード、
112…モータ(ギヤードモータ)、113…出力軸、1
17,118…案内棒、124…ブッシュ、125…連
結部材、127…装置の固定部、129…休止部材、1
33,134…連結板、
Claims (8)
- 【請求項1】 画像と対応する電荷像が形成されている
電子写真用記録紙の表面と所定の間隔を隔てて対向配置
される現像電極の電極面との間に、電気絶縁性液体中に
着色剤や結着剤等を含んで構成された現像用微粒子を分
散させてなる電子写真用湿式現像剤を供給して、電荷像
を顕像化させる湿式現像部を備えている画像記録装置に
おける湿式現像部の清掃装置であって、現像処理動作の
終了後に、電子写真用記録紙に現像処理を行なった位置
から予め定められた待機位置に湿式現像部を移動させる
手段と、前記した湿式現像部の所定の待機位置に、湿式
現像部の現像電極の電極面に摺接可能な状態に配設した
弾性体製のブレードを、対応する湿式現像部における現
像電極の電極面に摺接状態として、湿式現像部の現像電
極の電極面の1方の端部と他方の端部との間で、往復移
動させる手段とを備えてなる画像記録装置における湿式
現像部の清掃装置。 - 【請求項2】 画像と対応する電荷像が形成されている
電子写真用記録紙の表面と所定の間隔を隔てて対向配置
される現像電極の電極面との間に、電気絶縁性液体中に
着色剤や結着剤等を含んで構成された現像用微粒子を分
散させてなる電子写真用湿式現像剤を供給して、電荷像
を顕像化させる湿式現像部を備えている画像記録装置に
おける湿式現像部の清掃装置であって、現像処理動作の
終了後に、電子写真用記録紙に現像処理を行なった位置
から予め定められた湿式現像部の待機位置に前記した湿
式現像部を移動させる手段と、前記した湿式現像部の所
定の待機位置に、湿式現像部における余剰現像剤除去部
材の表面に摺接可能な状態に配設した弾性体製のブレー
ドを、対応する湿式現像部における余剰現像剤除去部材
の表面の1方の端部と他方の端部との間で、余剰現像剤
除去部材の表面に摺接状態として往復移動させる手段と
を備えてなる画像記録装置における湿式現像部の清掃装
置。 - 【請求項3】 画像と対応する電荷像が形成されている
電子写真用記録紙の表面と所定の間隔を隔てて対向配置
される現像電極の電極面との間に、電気絶縁性液体中に
着色剤や結着剤等を含んで構成された現像用微粒子を分
散させてなる電子写真用湿式現像剤を供給して、電荷像
を顕像化させる湿式現像部を備えている画像記録装置に
おける湿式現像部の清掃装置であって、現像処理動作の
終了後に、電子写真用記録紙に現像処理を行なった位置
から前記した湿式現像部を予め定められた湿式現像部の
待機位置に移動させる手段と、前記した湿式現像部の所
定の待機位置に、湿式現像部における現像電極の電極面
に摺接可能な状態に配設した弾性体製のブレードを、対
応する湿式現像部における現像電極の電極面の1方の端
部と他方の端部との間で、現像電極の電極面に摺接状態
として往復移動させるとともに、湿式現像部の所定の待
機位置に配設した湿式現像部における余剰現像剤除去部
材の表面に摺接可能な個別の弾性体製のブレードを、対
応する湿式現像部における余剰現像剤除去部材の表面の
1方の端部と他方の端部との間で、余剰現像剤除去部材
の表面に摺接させた状態として往復移動させる手段とを
備えてなる画像記録装置における湿式現像部の清掃装
置。 - 【請求項4】 湿式現像部において清掃の対象にされて
いる部材に対する清掃動作が行なわれている期間に、電
気絶縁性液体中に着色剤や結着剤等を含んで構成された
現像用微粒子を分散させてなる電子写真用湿式現像剤に
おける現像用微粒子の帯電の極性と同一極性の電圧を、
湿式現像部において清掃の対象にされている部材に印加
する手段を備えてなる請求項1乃至3のいずれかの画像
記録装置における湿式現像部の清掃装置。 - 【請求項5】 多色現像を行なうための各色毎の湿式現
像部による各一色毎の現像処理動作が終了する度毎に、
湿式現像部を電子写真用記録紙に現像処理を行なった位
置から予め定められた湿式現像部の待機位置に移動させ
て、湿式現像部に対する清掃動作を行なうようにした請
求項1乃至4のいずれかの画像記録装置における湿式現
像部の清掃装置。 - 【請求項6】 多色現像を行なうための各色毎の湿式現
像部によって、順次に行なわれるすべての色の現像処理
動作が終了した後に、予め定められた湿式現像部の待機
位置において、湿式現像部に対する清掃動作が行なわれ
るようにした請求項1乃至4のいずれかの画像記録装置
における湿式現像部の清掃装置。 - 【請求項7】 多色現像を行なうための各色毎の湿式現
像部によって、順次に行なわれる各一色毎の現像処理動
作中に、現像処理動作中の湿式現像部以外の湿式現像部
に対してもそれぞれの電子写真用湿式現像剤を循環させ
ておくとともに、電子写真用湿式現像剤における現像用
微粒子の帯電の極性と同一極性の電圧を清掃の対象にさ
れている部材に印加させておいて、順次に行なわれるす
べての色の現像処理動作が終了した後に、予め定められ
た湿式現像部の待機位置において、湿式現像部に対する
清掃動作が行なわれるようにする請求項1乃至4のいず
れかの画像記録装置における湿式現像部の清掃装置。 - 【請求項8】 湿式現像部の現像電極面に対する清掃動
作中の期間に、湿式現像部に対して電子写真用湿式現像
剤を供給するようにした請求項1及び請求項3乃至7の
いずれかの画像記録装置における湿式現像部の清掃装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5838792U JP2563099Y2 (ja) | 1992-07-28 | 1992-07-28 | 画像記録装置における湿式現像部の清掃装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5838792U JP2563099Y2 (ja) | 1992-07-28 | 1992-07-28 | 画像記録装置における湿式現像部の清掃装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0615065U true JPH0615065U (ja) | 1994-02-25 |
| JP2563099Y2 JP2563099Y2 (ja) | 1998-02-18 |
Family
ID=13082935
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5838792U Expired - Lifetime JP2563099Y2 (ja) | 1992-07-28 | 1992-07-28 | 画像記録装置における湿式現像部の清掃装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2563099Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-07-28 JP JP5838792U patent/JP2563099Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2563099Y2 (ja) | 1998-02-18 |
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