JPH06151189A - フライバックトランス及びフライバックトランスの製造方法 - Google Patents

フライバックトランス及びフライバックトランスの製造方法

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JPH06151189A
JPH06151189A JP4296857A JP29685792A JPH06151189A JP H06151189 A JPH06151189 A JP H06151189A JP 4296857 A JP4296857 A JP 4296857A JP 29685792 A JP29685792 A JP 29685792A JP H06151189 A JPH06151189 A JP H06151189A
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JP
Japan
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body case
transformer
fitting groove
fitting
case
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Application number
JP4296857A
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English (en)
Inventor
Masahiro Shigyo
正浩 執行
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フライバックトランスにおいて、トランス本
体ケース内にエポキシ等の樹脂を注入硬化させる際の樹
脂漏れをなくす。 【構成】 トランス本体ケース2に嵌合溝14を設け、
嵌合溝14の底面にシールパッキン用液状剤15を盛
る。シールパッキン用液状剤15が硬化するとゴム化し
てシール用パッキン15aとなり、その状態で嵌合溝1
4にボリウム外装ケース19の突起部19aを圧入す
る。 【効果】 ゴム化したシール用パッキン15aの変形弾
性力によって密着した構成が得られ、従来のトランス本
体ケースとボリウム外装ケースを組立てた後にシール剤
を外から塗布したものと比較し、外観上の汚れがなく、
しかも強力なシール効果を発揮する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、TV受信機等に用いら
れるフライバックトランス及びフライバックトランスの
製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、TV受信機の高圧発生用トランス
として用いられているフライバックトランスの構成は高
電圧を発生させるトランス本体とフォーカス電圧及びス
クリーン電圧の調整を行う分圧抵抗体をブロック化した
ものを一体化した構造が一般的となっている。
【0003】以下、従来のフライバックトランスの構成
について、図6を参照しながら説明する。図6におい
て、1は磁路を形成するフェライトコア、2はトランス
本体ケースである。3はボリウム外装ケースであり、陰
極線管のフォーカス電極及びスクリーン電極に各々の電
圧を供給するためのフォーカス電圧及びスクリーン電圧
調整用ボリウムを内装している。4はボリウム外装ケー
ス3に内装されたフォーカス電圧及びスクリーン電圧調
整用ボリウムの抵抗体に接触する接触子を回転させる為
のつまみである。5は、トランスの1次コイル、2次コ
イル及び整流ダイオード間の絶縁を確保するエポキシ系
樹脂であり、エポキシ系樹脂5はトランス本体ケース2
の内部に充填されている。
【0004】図7は、トランス本体ケース2とボリウム
外装ケース3を結合させる嵌合用突起部を示す。図7に
おいて10はトランス本体ケース2の嵌合溝、11はボ
リウム外装ケース3の嵌合用突起部、13はエポキシ系
樹脂5の注入の際の液漏れを防止するために嵌合部に塗
布するシールド材である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように従来は嵌合
させた後に嵌合部にシールド材13を外部より塗布して
いた。もし嵌合部にシールド材13を外部より塗布しな
ければ、トランス本体ケース2の嵌合溝10とボリウム
外装ケース3の嵌合部11の間の隙間にエポキシ系樹脂
12の注入樹脂が浸透し、エポキシ系樹脂12が硬化す
る以前に液漏れが発生し、トランス本体への付着、外観
不良、あるいは、ボリウム外装ケース3より出力リード
出しのフォーカス、スクリーンリード線に付着するとい
う2次不良が発生する。しかし嵌合部にシールド材13
を外部より塗布する作業は手間のかかるものであり、ま
た塗布後に硬化前のシールド材13が塗布位置からの流
れ出す等の問題があった。
【0006】本発明は上記課題を解決するもので、嵌合
部にシールド材13を外部より塗布塗布することなく、
エポキシ系樹脂の漏れをなくす事が可能なフライバック
トランス及びフライバックトランスの製造方法を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、本体ケースの嵌合溝の底面にパッキンゴム
形成に液状硬化型のシールパッキンを用いる。すなわち
シールパッキン用液状剤を本体ケースの嵌合溝の底面に
盛り、その状態で嵌合溝にボリウム外装ケースの嵌合用
突起部を圧入する。
【0008】また、トランス本体ケースの嵌合溝部に熱
可塑性のシール用パッキン材を沿わせ、ボリウム外装ケ
ースの嵌合用突起部を圧入、結合させる。
【0009】
【作用】シールパッキン用液状剤を用いたものにおいて
は、この液状剤は高粘度で流動性があり、複雑な嵌合溝
形上にも塗布可能で、塗布後のタレ、塗布位置からの流
れ出しはなく、塗布直後の形状を保つ。また空気中の水
分を吸収し硬化した際には、本体ケースの嵌合溝底面に
接着力を有して固定化し、ゴム化し、シェアA30程度
のやわらかい硬度を持つシール用パッキンゴムが形成さ
れる。この様なパッキンゴムをコーティングしたトラン
ス本体ケース嵌合溝に前記ボリウム外装ケースの嵌合部
に圧入結合させる。その際、パッキンゴムは嵌合溝部の
圧力により変形し嵌合部の密着面の隙間を埋める事とな
る。
【0010】また熱可塑性のシール用パッキン材を用い
たものにおいては、パッキン材は嵌合部において、本体
ケース側の嵌合溝とボリウム外装ケース側の突起部の間
に挾まり、フライバックトランスをエポキシ注入する前
に予熱炉に通すと、熱可塑性であるシールパッキン材は
熱変形し、嵌合部の隙間をさらに埋め、完全なシール効
果と嵌合結合が得られ、エポキシ系樹脂の注入際の注型
の樹脂漏れをなくすことができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明のフライバックトランスの実施
例について図を参照しながら説明する。
【0012】(実施例1)図1、図2、図3は特許請求
の範囲の欄の請求項1および請求項2に対応する実施例
を示す図面である。図1において2はトランス本体ケー
スであり、トランス本体ケース2のボリウム外装ケース
を装着する部分の周囲にはボリウム外装ケース開口部の
突起部が収まる嵌合溝14が形成されている。図2はト
ランス本体ケース2の嵌合溝14の部分を示す断面図を
示す。
【0013】15は嵌合溝14に液状にて塗布されたシ
ールパッキン用液状剤である。16は嵌合溝14の底面
すなわち嵌合溝底面部である。シールパッキン用液状剤
15は嵌合溝底面部16の中央に、両サイドに空間を保
ち半円形の断面を形成するようにディスペンスされてい
る。18はシールパッキン用液状剤15を塗布するため
の塗布機、17は塗布用のノズルである。
【0014】以下、製造方法について説明する。高粘性
の液状態であるシールパッキン用液状剤15は、ノズル
17から吐出し、嵌合溝底面部16に付着する。いった
ん嵌合溝底面部16に付着するとシールパッキン用液状
剤15は固定化するので、流動的移動が生じず、トラン
ス本体ケースの嵌合溝14からこぼれることがない。
【0015】この状態で10分程度経過すると、シール
パッキン用液状剤15は表面硬化を始めゴム化する。ゴ
ム化に伴ない、シールパッキン用液状剤15と嵌合溝底
面部16との間に接着力が生じる。
【0016】図3は嵌合部の接合状態を示す。図3にお
いて、19はボリウム外装ケースである。なお5はエポ
キシ系樹脂であり、図6に示す従来例のものと同様にト
ランス本体ケース2の内部に充填される。15aはトラ
ンス本体ケース2とボリウム外装ケース19の突起部1
9aとの間に挾み込まれたシール用パッキンであり、前
述のシールパッキン用液状剤15が硬化してゴム化した
状態である。
【0017】シール用パッキン15aは、トランス本体
ケース2の嵌合溝14に突起部19aが圧入されるに従
い、嵌合溝底面部16との接着面を中心位置として左右
に広がって変形を起こす。そして図3に示すようにスト
ッパーリブ20によってボリウム外装ケース19の脱落
が防止され、嵌合が固定化される。
【0018】左右に広がったシール用パッキン15aは
ゴム化しているので、変形に伴なう反発弾性応力が生
じ、ボリウム外装ケース19の突起部19aに密着す
る。その際、シール用パッキン15aはトランス本体ケ
ース2側の嵌合溝底面部16と接着してズレが生じない
ので、トランス本体ケース2とボリウム外装ケース19
はシール用パッキン15aを介して安定した密着状態が
保てる。
【0019】なお、シールパッキン用液状剤15のゴム
化は表面から進行するので、その中心部が完全にゴム化
する前に嵌合溝14へボリウム外装ケース19の突起部
19aを圧入して嵌合を行なえば、トランス本体ケース
2とボリウム外装ケース19のすき間はより硬度の低い
やわらかいシール用パッキンによりシールされることと
なり、シール用パッキン15aはトランス本体ケース2
とボリウム外装ケース19の接合面に追従してより効果
の高いシール性を発揮する。
【0020】(実施例2)次に、特許請求の範囲の欄の
請求項3に対応する実施例について図4および図5を参
照しながら説明する。
【0021】図4において、2は前実施例と同様のトラ
ンス本体ケース、14はトランス本体ケース2の嵌合溝
である。21はボリウム外装ケース、21aはボリウム
外装ケース21の嵌合用の突起部である。なお、図4お
よび図5はトランス本体ケース2およびボリウム外装ケ
ース21との嵌合部の断面図を示す。22は低硬度熱可
塑性のパッキン材である。
【0022】図5は嵌合部の接合状態を示すものであ
り、トランス本体ケース2は嵌合溝14にボリウム外装
ケース21の突起部21aを嵌合結合させる。
【0023】なお、嵌合溝14の溝巾は底面に向うに従
って狭くなるよう、嵌合溝14の側面に傾斜をつけてテ
ーパーとしている。それに対してボリウム外装ケース2
1の突起部21aは、トランス本体ケース2の嵌合溝1
4の巾より若干広い巾となるように構成する。また突起
部21aの端部は断面が半円形となるように形成されて
いる。
【0024】以下、組み立て時について説明する。ボリ
ウム外装ケース21の突起部21aをトランス本体ケー
ス2の嵌合溝14に奥深く挿入させる。嵌合溝14に奥
深く挿入するに従って、ボリウム外装ケース21の突起
部21aは互いの側面同志の接触面が得られ、密着した
状態となる。
【0025】更に低硬度のパッキン材22は挿入するに
従って、ボリウム外装ケース21の突起部21aの端部
が半円形で構成されているので点における押圧を受け、
嵌合溝14とボリウム外装ケース21の突起部21aの
隙間を埋める様に変形し、嵌合溝14の底面と突起部2
1aの端面との間の隙間を塞いでシール効果が生じる。
そしてストッパーリブ20により嵌合が固定化される。
【0026】エポキシ系樹脂5を注入する前にフライバ
ックトランス本体は予熱炉に入れられる。その際嵌合溝
14に挿入されている熱可塑性のパッキン材22は熱を
受けて流動性を持ち、細部の嵌合隙間に浸入し、さらに
安定したシール効果を発揮するようになる。
【0027】以上のように本実施例では組立工程の中で
フライバックトランスを予熱炉に投入して温める工程が
ある事に着目し、熱可塑性パッキン材を使用したもので
ある。予熱炉によって与えられた熱によって熱可塑性パ
ッキン材は流動性を増し、嵌合部の細部の隙間に入り込
み、更に強力なシール効果が得られる。このパッキン材
は挿入後に熱によって変形するので、挿入前におけるパ
ッキン材の断面形状は嵌合溝の断面形状に沿ったもので
ある必要がなく、パッキン材断面の横幅は比較的細くて
もよい、挿入前のパッキン断面の横幅が細いと、嵌合溝
に挿入し易く、パッキンゴム特有の煩雑な挿入作業が軽
減される。またエポキシ系樹脂を注入硬化させる際に嵌
合部の隙間からのエポキシ系樹脂漏れを防止する事が出
来、従来発生していた樹脂漏れによるトランスの外観不
良、及び出力用リード線類の樹脂付着による2次不良を
防ぐことが出来る。
【0028】
【発明の効果】以上のような説明から、トランス本体ケ
ースの嵌合溝に液状パッキンゴムを注入し、ボリウム外
装ケースの嵌合部を結合させると、組立の際に容易であ
り、パッキンゴム特有のゴム挿入の煩雑な作業がなく、
ゴムが液状の状態であらかじめトランス本体ケースの複
雑な嵌合溝にゴムを沿わせる事が可能なことから、安定
したシール面を保ち結合させる事が出来る。
【0029】また熱可塑性のシールパッキン材を用いた
ものでは、予熱炉に通すと、熱可塑性であるシールパッ
キン材は熱変形し、嵌合部の隙間をさらに埋め、完全な
シール効果と嵌合結合が得られる。
【0030】また従来トランス本体ケースとボリウム外
装ケースを組立てた後にシール剤をトランス本体ケース
外面より塗布したものと比較し、外観上の汚れがなく、
シール剤は嵌合溝にしっかり固定化され、強力なシール
効果を発揮する。従ってエポキシ系樹脂を注入および硬
化させる際に嵌合の隙間からエポキシ系樹脂の漏れのな
い安定したシールド効果が得られ、シール剤を塗布する
作業を組立作業の前工程で行うことが出来、組立作業時
のドライ化ができ、作業を効率的に行うことができるよ
うになり、生産性の向上と安定性を実現する事ができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1におけるフライバックトラン
スのシールパッキン用液状剤を塗布する状態を示す説明
【図2】本発明の実施例1におけるフライバックトラン
スの本体ケース嵌合部の拡大断面図
【図3】同実施例1におけるフライバックトランスの接
合された状態を示す拡大断面図
【図4】本発明の実施例2におけるフライバックトラン
スの嵌合部の拡大断面図
【図5】同実施例2におけるフライバックトランスの接
合された状態を示す拡大断面図
【図6】従来のフライバックトランスの外観図
【図7】従来のフライバックトランスにおけるボリウム
外装ケース嵌合部の拡大断面図
【符号の説明】
2 トランス本体ケース 5 エポキシ系樹脂 14 嵌合溝 15 シールパッキン用液状剤 16 嵌合溝底面部 17 ノズル 18 塗布機 19 ボリウム外装ケース 19a 突起部 20 ストッパーリブ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トランス本体ケースとボリウム外装ケース
    とを嵌合結合させて成るフライバックトランスに於い
    て、前記トランス本体ケースは前記ボリウム外装ケース
    の嵌合用突起部が納まる嵌合溝を備え、前記トランス本
    体ケースの嵌合溝に前記ボリウム外装ケースの嵌合用突
    起部が収容され、前記トランス本体ケースの嵌合溝内壁
    と前記ボリウム外装ケースの嵌合用突起部との間に硬化
    済みの液状硬化型シールパッキンが介在し、前記トラン
    ス本体ケース内にエポキシ系樹脂を充填したことを特徴
    とするフライバックトランス。
  2. 【請求項2】トランス本体ケースの嵌合溝内に液状のシ
    ール材を注入し、前記シール材が硬化した状態で前記ト
    ランス本体ケースの嵌合溝にボリウム外装ケースの嵌合
    用突起部を挿入し、前記トランス本体ケース内にエポキ
    シ系樹脂を充填したことを特徴とするフライバックトラ
    ンスの製造方法。
  3. 【請求項3】トランス本体ケースとボリウム外装ケース
    とを嵌合結合させて成るフライバックトランスに於い
    て、前記トランス本体ケースは前記ボリウム外装ケース
    の嵌合用突起部が納まる嵌合溝を備え、前記トランス本
    体ケースの嵌合溝に前記ボリウム外装ケースの嵌合用突
    起部が収容され、前記トランス本体ケースの嵌合溝内壁
    と前記ボリウム外装ケースの嵌合用突起部との間に熱可
    塑性のシール用パッキン材が介在し、前記トランス本体
    ケース内にエポキシ系樹脂を充填したことを特徴とする
    フライバックトランス。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010048910A (ja) * 2008-08-19 2010-03-04 Canon Inc シール構造及びプロセスカートリッジ
JP2010224363A (ja) * 2009-03-25 2010-10-07 Fuji Xerox Co Ltd 収容器および現像器
JP2021028949A (ja) * 2019-08-09 2021-02-25 株式会社デンソー 点火コイル
CN114466551A (zh) * 2022-02-16 2022-05-10 维沃移动通信有限公司 电子设备的防水方法和电子设备

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