JPH0615152Y2 - 車両用動力伝達装置 - Google Patents
車両用動力伝達装置Info
- Publication number
- JPH0615152Y2 JPH0615152Y2 JP3348788U JP3348788U JPH0615152Y2 JP H0615152 Y2 JPH0615152 Y2 JP H0615152Y2 JP 3348788 U JP3348788 U JP 3348788U JP 3348788 U JP3348788 U JP 3348788U JP H0615152 Y2 JPH0615152 Y2 JP H0615152Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clutch
- flywheel
- engine
- transmission
- transmission shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Arrangement Of Transmissions (AREA)
- Transmission Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、エンジンの駆動力を無段変速機及びフライ
ホイールに伝える車両用動力伝達装置に関し、特に、フ
ライホイールへのエネルギの回収効率が向上するように
したものである。
ホイールに伝える車両用動力伝達装置に関し、特に、フ
ライホイールへのエネルギの回収効率が向上するように
したものである。
この種の従来の技術としては、例えば、本出願人が先に
提案した特開昭60−166530号公報に記載されて
いるものが知られている。
提案した特開昭60−166530号公報に記載されて
いるものが知られている。
この従来の技術は、エンジンの回転力が伝わる伝動軸
と、この伝動軸の回転力によって回転されて回転エネル
ギを蓄積するフライホイールと、無段変速機の入力軸に
伝動軸の回転力を伝える変速機用クラッチとを備え、ア
イドリング時のエンジンの駆動力や下り坂走行中に車両
が有する余分なエネルギを、回転エネルギとしてフライ
ホイールに蓄積するようにしている。そして、そのフラ
イホイールに蓄積された回転エネルギを、例えば、バッ
テリの充電エネルギやエアコンプレッサの駆動エネルギ
等に使用して、効率的なエネルギの活用が行われるよう
にしていた。
と、この伝動軸の回転力によって回転されて回転エネル
ギを蓄積するフライホイールと、無段変速機の入力軸に
伝動軸の回転力を伝える変速機用クラッチとを備え、ア
イドリング時のエンジンの駆動力や下り坂走行中に車両
が有する余分なエネルギを、回転エネルギとしてフライ
ホイールに蓄積するようにしている。そして、そのフラ
イホイールに蓄積された回転エネルギを、例えば、バッ
テリの充電エネルギやエアコンプレッサの駆動エネルギ
等に使用して、効率的なエネルギの活用が行われるよう
にしていた。
しかしながら、上記従来の技術にあっては、エンジンと
伝動軸とがエンジン用クラッチを介して連結されている
ので、通常走行中はエンジンの駆動力が伝動軸に伝わる
一方、車両制動時等に伝動軸の回転力の方がエンジンの
駆動力よりも大きい場合には、伝動軸側からエンジン側
に回転力が伝わるようになっていた。そのため、制動時
に車両が有する余分なエネルギをフライホイールに蓄積
するには、エンジン用クラッチをオフにすると共に、変
速機用及びフライホイール用クラッチをオンにして、駆
動輪の駆動エネルギを、変速機,変速機用クラッチ,伝
動軸及びフライホイール用クラッチを介してフライホイ
ールに伝え、フライホイールの回転エネルギとして蓄積
するようにしていた。
伝動軸とがエンジン用クラッチを介して連結されている
ので、通常走行中はエンジンの駆動力が伝動軸に伝わる
一方、車両制動時等に伝動軸の回転力の方がエンジンの
駆動力よりも大きい場合には、伝動軸側からエンジン側
に回転力が伝わるようになっていた。そのため、制動時
に車両が有する余分なエネルギをフライホイールに蓄積
するには、エンジン用クラッチをオフにすると共に、変
速機用及びフライホイール用クラッチをオンにして、駆
動輪の駆動エネルギを、変速機,変速機用クラッチ,伝
動軸及びフライホイール用クラッチを介してフライホイ
ールに伝え、フライホイールの回転エネルギとして蓄積
するようにしていた。
したがって、エンジン用クラッチが完全にオフとなれ
ば、熱損失やリンク効率の損失分等を除いた全てのエネ
ルギをフライホイールに蓄積することができるが、エン
ジン用クラッチの応答遅れがある場合には、フライホイ
ールに蓄積されるべきエネルギの一部分がエンジンで消
費されてフライホイールへのエネルギの回収効率が低く
なるし、また、エンジン用クラッチに、例えばフルード
カップリング等の流体継手を使用している場合には、エ
ンジンと伝動軸とを完全に切り離すことはこのままでは
不可能であるから、制動時における伝動軸の回転エネル
ギの一部分は、常にエンジンで消費されてしまうという
未解決の課題があった。
ば、熱損失やリンク効率の損失分等を除いた全てのエネ
ルギをフライホイールに蓄積することができるが、エン
ジン用クラッチの応答遅れがある場合には、フライホイ
ールに蓄積されるべきエネルギの一部分がエンジンで消
費されてフライホイールへのエネルギの回収効率が低く
なるし、また、エンジン用クラッチに、例えばフルード
カップリング等の流体継手を使用している場合には、エ
ンジンと伝動軸とを完全に切り離すことはこのままでは
不可能であるから、制動時における伝動軸の回転エネル
ギの一部分は、常にエンジンで消費されてしまうという
未解決の課題があった。
そこで、この考案は、上記従来技術の未解決の課題に着
目してなされたものであり、エンジン用クラッチに応答
遅れがある場合や、エンジン用クラッチとして流体継手
を使用している場合であっても、制動時等におけるフラ
イホイールへのエネルギの回収効率を高くできる車両用
動力伝達装置を提供することを目的とする。
目してなされたものであり、エンジン用クラッチに応答
遅れがある場合や、エンジン用クラッチとして流体継手
を使用している場合であっても、制動時等におけるフラ
イホイールへのエネルギの回収効率を高くできる車両用
動力伝達装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、この考案の車両用動力伝達
装置は、伝動軸と、エンジンの駆動力を前記伝動軸に伝
えるエンジン用クラッチと、前記伝動軸の回転力をフラ
イホイールに伝えるフライホイール用クラッチと、前記
伝動軸の回転力を無段変速機の入力軸に伝える変速機用
クラッチと、前記エンジン用クラッチと前記変速機用及
びフライホイール用クラッチとの間に設けられ且つエン
ジン用クラッチ側から変速機用及びフライホイール用ク
ラッチ側へのみ回転力を伝えるワンウェイクラッチとを
備えた。
装置は、伝動軸と、エンジンの駆動力を前記伝動軸に伝
えるエンジン用クラッチと、前記伝動軸の回転力をフラ
イホイールに伝えるフライホイール用クラッチと、前記
伝動軸の回転力を無段変速機の入力軸に伝える変速機用
クラッチと、前記エンジン用クラッチと前記変速機用及
びフライホイール用クラッチとの間に設けられ且つエン
ジン用クラッチ側から変速機用及びフライホイール用ク
ラッチ側へのみ回転力を伝えるワンウェイクラッチとを
備えた。
車両制動時における駆動輪が有する余分な回転エネルギ
は、駆動輪から、アクスルシャフトや減速歯車装置等の
機構を介して無段変速機に伝わり、この無段変速機の入
力軸から、変速機用クラッチ,伝動軸及びフライホイー
ル用クラッチを伝わってフライホイールに回収され、フ
ライホイールの回転エネルギとして蓄積される。
は、駆動輪から、アクスルシャフトや減速歯車装置等の
機構を介して無段変速機に伝わり、この無段変速機の入
力軸から、変速機用クラッチ,伝動軸及びフライホイー
ル用クラッチを伝わってフライホイールに回収され、フ
ライホイールの回転エネルギとして蓄積される。
この場合、伝動軸とエンジンとの間に介在するエンジン
用クラッチと、変速機用及びフライホイール用クラッチ
との間には、エンジン用クラッチ側から変速機用及びフ
ライホイール用クラッチ側へのみ回転力を伝えるワンウ
ェイクラッチを設けているので、エンジン用クラッチに
応答遅れがある場合やエンジン用クラッチに流体継手を
使用している場合であっても、伝動軸からエンジンに回
転力が伝達されないから、伝動軸の回転力は熱損失やリ
ンク効率の損失分を除いて全てフライホイール用クラッ
チを介してフライホイールに回収・蓄積される。
用クラッチと、変速機用及びフライホイール用クラッチ
との間には、エンジン用クラッチ側から変速機用及びフ
ライホイール用クラッチ側へのみ回転力を伝えるワンウ
ェイクラッチを設けているので、エンジン用クラッチに
応答遅れがある場合やエンジン用クラッチに流体継手を
使用している場合であっても、伝動軸からエンジンに回
転力が伝達されないから、伝動軸の回転力は熱損失やリ
ンク効率の損失分を除いて全てフライホイール用クラッ
チを介してフライホイールに回収・蓄積される。
以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図乃至第4図は、本考案の第1実施例を示したもの
である。
である。
先ず、構成を説明する。第1図において、エンジン(図
示せず)の出力軸に固定されたドライブプレート1があ
り、このドライブプレート1の第1図右側には、ハウジ
ング2に回転自在に支持され、内部にクラッチプレート
3を内蔵している円形状のケーシング4が固定されてい
る。
示せず)の出力軸に固定されたドライブプレート1があ
り、このドライブプレート1の第1図右側には、ハウジ
ング2に回転自在に支持され、内部にクラッチプレート
3を内蔵している円形状のケーシング4が固定されてい
る。
クラッチプレート3の中央部には、第2図に示すよう
に、クラッチプレート3内周に固定されたカム5aと、
ケーシング4の内部に一端が挿入された伝動軸6がスプ
ライン結合されているハブ5bと、複数のローラ5c
と、このローラ5cを第2図反時計方向(図中X方向)
に常時付勢するスプリング(図示せず)とを有するワン
ウェイクラッチ5が設けられている。即ち、クラッチプ
レート3はエンジンの駆動力によって第2図時計方向
(図中Y方向)に回転するものであって、そのワンウェ
イクラッチ5は、クラッチプレート3の回転速度が伝動
軸6の回転速度よりも速い場合、つまり、クラッチプレ
ート3が伝動軸6に対して相対的にY方向に回転してい
るときだけ締結するように構成されている。
に、クラッチプレート3内周に固定されたカム5aと、
ケーシング4の内部に一端が挿入された伝動軸6がスプ
ライン結合されているハブ5bと、複数のローラ5c
と、このローラ5cを第2図反時計方向(図中X方向)
に常時付勢するスプリング(図示せず)とを有するワン
ウェイクラッチ5が設けられている。即ち、クラッチプ
レート3はエンジンの駆動力によって第2図時計方向
(図中Y方向)に回転するものであって、そのワンウェ
イクラッチ5は、クラッチプレート3の回転速度が伝動
軸6の回転速度よりも速い場合、つまり、クラッチプレ
ート3が伝動軸6に対して相対的にY方向に回転してい
るときだけ締結するように構成されている。
さらに、クラッチプレート3の半径方向外側が、薄板状
のリング7aに一端が当接している複数のコイルスプリ
ング7により付勢されてケーシング4の第1図右側の内
面に圧接していて、リング7a及びケーシング4内面間
には、ニードルベアリング7bが配設されている。ま
た、このクラッチプレート3のコイルスプリング7が付
勢しているのとは反対側の面には、リング状をなすクラ
ッチピストン8を臨ませ、このクラッチピストン8の作
動によってケーシング4とクラッチプレート3との接続
を解除可能に構成する。
のリング7aに一端が当接している複数のコイルスプリ
ング7により付勢されてケーシング4の第1図右側の内
面に圧接していて、リング7a及びケーシング4内面間
には、ニードルベアリング7bが配設されている。ま
た、このクラッチプレート3のコイルスプリング7が付
勢しているのとは反対側の面には、リング状をなすクラ
ッチピストン8を臨ませ、このクラッチピストン8の作
動によってケーシング4とクラッチプレート3との接続
を解除可能に構成する。
クラッチピストン8は、伝動軸6に設けられたクラッチ
シリンダ9内に挿入されており、後述するオイルポンプ
Bから供給される液圧によって作動され、これによって
クラッチプレート3とケーシング4との接続が解除され
る。これらクラッチシリンダ9,クラッチピストン8,
クラッチプレート3及びケーシング4によって、エンジ
ンの動力を伝動軸6に伝達するエンジン用クラッチAが
構成される。
シリンダ9内に挿入されており、後述するオイルポンプ
Bから供給される液圧によって作動され、これによって
クラッチプレート3とケーシング4との接続が解除され
る。これらクラッチシリンダ9,クラッチピストン8,
クラッチプレート3及びケーシング4によって、エンジ
ンの動力を伝動軸6に伝達するエンジン用クラッチAが
構成される。
伝動軸6は、中空状をなす入力軸10の穴を貫通してお
り、その第1図右側の突出部には、オイルポンプBの駆
動ギア11と、増速歯車装置Cの駆動ギヤ12とを固定
している。そして、両駆動ギヤ11,12は、それぞれ
の従動ギア13,14に噛合している。
り、その第1図右側の突出部には、オイルポンプBの駆
動ギア11と、増速歯車装置Cの駆動ギヤ12とを固定
している。そして、両駆動ギヤ11,12は、それぞれ
の従動ギア13,14に噛合している。
増速歯車装置Cの駆動ギヤ12は、第3図に拡大して示
すように、中央部が伝動軸6に固定された円板状をなす
ハブプレート12aと、このハブプレート12aの外側
に固定され且つ外周に歯が設けられたギヤリング12b
とからなり、ハブプレート12aの外側には、これを内
側に折り曲げることによって周方向に連続する溝を形成
し、この溝をオイル溜り15としている。
すように、中央部が伝動軸6に固定された円板状をなす
ハブプレート12aと、このハブプレート12aの外側
に固定され且つ外周に歯が設けられたギヤリング12b
とからなり、ハブプレート12aの外側には、これを内
側に折り曲げることによって周方向に連続する溝を形成
し、この溝をオイル溜り15としている。
このオイル溜り15には、基端がハウジング2に固定さ
れたピトー管16の先端を臨ませると共に、このピトー
管16を液路17を介して、図示しない圧力検出機に接
続させ、これらによって、後述するフライホイール20
の回転数を検出する回転数検出装置Dを構成する。この
回転数検出装置Dは、オイル溜り15に収容されたオイ
ルが駆動ギヤ11の回転数に応じた圧力を発生すること
を利用して、ピトー管16に付与される液圧を見ること
でフライホイールの回転数を検出するようにする。
れたピトー管16の先端を臨ませると共に、このピトー
管16を液路17を介して、図示しない圧力検出機に接
続させ、これらによって、後述するフライホイール20
の回転数を検出する回転数検出装置Dを構成する。この
回転数検出装置Dは、オイル溜り15に収容されたオイ
ルが駆動ギヤ11の回転数に応じた圧力を発生すること
を利用して、ピトー管16に付与される液圧を見ること
でフライホイールの回転数を検出するようにする。
前記駆動ギヤ12に噛合された従動ギヤ14は、ハウジ
ング2に回転自在に支持された中空軸18に固定されて
いて、この中空軸18の一端にはクラッチプレート19
を固定している。中空軸18の穴には、一体にフライホ
イール20が固定された回転軸21が貫通しており、こ
のフライホイール20に設けた内フランジ状の受圧部2
0aの内側に、前記クラッチプレート19を対向設置し
ている。クラッチプレート19及びフライホイール20
は、ハウジング2内に区画形成されたフライホイール室
22内に収容されていて、このフライホイール室22内
の、受圧部20aを挟んでクラッチプレート19の反対
側には、ソレノイド23を配置している。これらソレノ
イド23,受圧部20a及びクラッチプレート19によ
って、フライホイール20と伝動軸6との接続及びその
解放を行う電磁式のフライホイール用クラッチEが構成
される。
ング2に回転自在に支持された中空軸18に固定されて
いて、この中空軸18の一端にはクラッチプレート19
を固定している。中空軸18の穴には、一体にフライホ
イール20が固定された回転軸21が貫通しており、こ
のフライホイール20に設けた内フランジ状の受圧部2
0aの内側に、前記クラッチプレート19を対向設置し
ている。クラッチプレート19及びフライホイール20
は、ハウジング2内に区画形成されたフライホイール室
22内に収容されていて、このフライホイール室22内
の、受圧部20aを挟んでクラッチプレート19の反対
側には、ソレノイド23を配置している。これらソレノ
イド23,受圧部20a及びクラッチプレート19によ
って、フライホイール20と伝動軸6との接続及びその
解放を行う電磁式のフライホイール用クラッチEが構成
される。
つまり、ソレノイド23が励磁されると、その磁力によ
りクラッチプレート19が吸引され、これによりクラッ
チプレート19が受圧部20aに圧接される。その結
果、フライホイール20と中空軸18とが連結される。
一方、ソレノイド23が消磁されると、受圧部20aか
らクラッチプレート19が離れ、これによりフライホイ
ール用クラッチEが解除される。
りクラッチプレート19が吸引され、これによりクラッ
チプレート19が受圧部20aに圧接される。その結
果、フライホイール20と中空軸18とが連結される。
一方、ソレノイド23が消磁されると、受圧部20aか
らクラッチプレート19が離れ、これによりフライホイ
ール用クラッチEが解除される。
そして、前記フライホイール20と、フライホイール用
クラッチEとによって、フライホイール装置Wが構成さ
れる。
クラッチEとによって、フライホイール装置Wが構成さ
れる。
また、フライホイール室22は、ワンウェイバルブ(図
示せず)が挿入された通路24によってエンジンのイン
テークマニホールドに連通し、エンジン側の負圧を導入
して常時負圧状態に保持する。これにより、フライホイ
ール室22内が亜真空状態となり、フライホイール20
の回転時の空気抵抗を減少させることができる。
示せず)が挿入された通路24によってエンジンのイン
テークマニホールドに連通し、エンジン側の負圧を導入
して常時負圧状態に保持する。これにより、フライホイ
ール室22内が亜真空状態となり、フライホイール20
の回転時の空気抵抗を減少させることができる。
フライホイール20と一体の前記回転軸21は、ハウジ
ング2に回転自在に支持されており、そのフライホイー
ル側とは反対側には傘歯車25を固定している。この傘
歯車25は、これに噛合する傘歯車26を介して発電装
置,エアコン用コンプレッサ等の自動車に設けられた補
助機械類27に連結されており、フライホイール20の
回転力によってこれら補助機械類27を駆動できるよう
にしている。
ング2に回転自在に支持されており、そのフライホイー
ル側とは反対側には傘歯車25を固定している。この傘
歯車25は、これに噛合する傘歯車26を介して発電装
置,エアコン用コンプレッサ等の自動車に設けられた補
助機械類27に連結されており、フライホイール20の
回転力によってこれら補助機械類27を駆動できるよう
にしている。
また、前記伝動軸6にはキャリヤ30が固定されてい
て、このキャリヤ30には、互いに噛合するアウタピニ
オンギヤ31とインナピニオンギヤ32とを回転自在に
軸支すると共に、クラッチプレート33を固定してい
る。アウタピニオンギヤ31にはリングギヤ34が噛合
し、また、インナピニオンギヤ32には、入力軸10に
設けたサンギヤ35が噛合している。そして、リングギ
ヤ34には、外側に張り出したフランジ状のクラッチリ
ング36を一体に設けている。これらキャリヤ30と、
アウタ及びインナピニオンギヤ31,32と、リングギ
ヤ34と、サンギヤ35とによって構成された遊星歯車
装置Gを介して、伝動軸6と入力軸10とが連結され
る。
て、このキャリヤ30には、互いに噛合するアウタピニ
オンギヤ31とインナピニオンギヤ32とを回転自在に
軸支すると共に、クラッチプレート33を固定してい
る。アウタピニオンギヤ31にはリングギヤ34が噛合
し、また、インナピニオンギヤ32には、入力軸10に
設けたサンギヤ35が噛合している。そして、リングギ
ヤ34には、外側に張り出したフランジ状のクラッチリ
ング36を一体に設けている。これらキャリヤ30と、
アウタ及びインナピニオンギヤ31,32と、リングギ
ヤ34と、サンギヤ35とによって構成された遊星歯車
装置Gを介して、伝動軸6と入力軸10とが連結され
る。
前記クラッチリング36の一側面の外側には、リング状
をなすピストン37を臨ませ、このピストン37はハウ
ジング2に区画形成されたシリンダ38に遊嵌されてお
り、その作動によって、クラッチリング36がハウジン
グ2とピストン37とに挟圧されて固定される。これら
ピストン37,クラッチリング36及びハウジング2に
よって、後退用クラッチRが構成される。
をなすピストン37を臨ませ、このピストン37はハウ
ジング2に区画形成されたシリンダ38に遊嵌されてお
り、その作動によって、クラッチリング36がハウジン
グ2とピストン37とに挟圧されて固定される。これら
ピストン37,クラッチリング36及びハウジング2に
よって、後退用クラッチRが構成される。
また、前記クラッチプレート33の一側面の外側には、
リング状をなすピストン40が臨み、このピストン40
は、入力軸10に固定されたフランジ41に区画形成さ
れたシリンダ42に遊嵌されており、その作動によっ
て、クラッチプレート33がフランジ41とピストン4
0とに挟圧されて固定される。これらピストン40,ク
ラッチプレート23及びフランジ41によって、前進用
クラッチFが構成される。
リング状をなすピストン40が臨み、このピストン40
は、入力軸10に固定されたフランジ41に区画形成さ
れたシリンダ42に遊嵌されており、その作動によっ
て、クラッチプレート33がフランジ41とピストン4
0とに挟圧されて固定される。これらピストン40,ク
ラッチプレート23及びフランジ41によって、前進用
クラッチFが構成される。
そして、これら後退用クラッチR及び前進用クラッチF
によって、変速機用クラッチTCが構成される。
によって、変速機用クラッチTCが構成される。
一方、前記入力軸10には、第1図に示すように、駆動
プーリ44を設けている。この駆動プーリ44は、入力
軸10に固定された固定プーリ片45と入力軸10に回
転及び軸方向移動が可能に外嵌された可動プーリ片46
とからなり、両プーリ片45,46の互いに対向する面
にテーパ面をそれぞれ設け、両テーパによってV溝を形
成している。可動プーリ片46は、フランジ状をなすス
トッパ47によって、固定プーリ片45から離れる方向
への移動を制限されていて、そのストッパ47は入力軸
10に固定され且つ外周が可動プーリ片46の端面に設
けた穴に摺動自在に内在しており、これによって動力伝
達時の可動プーリ片46の倒れや変形等を抑制してい
る。
プーリ44を設けている。この駆動プーリ44は、入力
軸10に固定された固定プーリ片45と入力軸10に回
転及び軸方向移動が可能に外嵌された可動プーリ片46
とからなり、両プーリ片45,46の互いに対向する面
にテーパ面をそれぞれ設け、両テーパによってV溝を形
成している。可動プーリ片46は、フランジ状をなすス
トッパ47によって、固定プーリ片45から離れる方向
への移動を制限されていて、そのストッパ47は入力軸
10に固定され且つ外周が可動プーリ片46の端面に設
けた穴に摺動自在に内在しており、これによって動力伝
達時の可動プーリ片46の倒れや変形等を抑制してい
る。
この駆動プーリ44は、無端状をなす金属製のVベルト
48を介して、従動プーリ50に連結されている。従動
プーリ50は、出力軸51に固定された固定プーリ片5
2と、出力軸51に回転及び軸方向移動が可能に外嵌さ
れた可動プーリ片53とからなり、両プーリ52,53
の互い対向する面にテーパ面をそれぞれ設け、両テーパ
面によってV溝を構成している。可動プーリ片53は、
フランジ状をなすストッパ54によって、固定プーリ片
52から離れる方向への移動を制限されていて、そのス
トッパ54は出力軸10に固定され且つ外周が可動プー
リ片53の端面に設けた穴に摺動自在に内在しており、
これによって動力伝達時の可動プーリ片53の倒れや変
形等を抑制している。
48を介して、従動プーリ50に連結されている。従動
プーリ50は、出力軸51に固定された固定プーリ片5
2と、出力軸51に回転及び軸方向移動が可能に外嵌さ
れた可動プーリ片53とからなり、両プーリ52,53
の互い対向する面にテーパ面をそれぞれ設け、両テーパ
面によってV溝を構成している。可動プーリ片53は、
フランジ状をなすストッパ54によって、固定プーリ片
52から離れる方向への移動を制限されていて、そのス
トッパ54は出力軸10に固定され且つ外周が可動プー
リ片53の端面に設けた穴に摺動自在に内在しており、
これによって動力伝達時の可動プーリ片53の倒れや変
形等を抑制している。
前記駆動プーリ44,従動プーリ50及びVベルト48
によって、Vベルト式無段変速機Tが構成される。
によって、Vベルト式無段変速機Tが構成される。
また、前記出力軸51には、減速歯車装置Hの駆動ギヤ
55が固定されていて、この駆動ギヤ55に噛合する減
速歯車装置Hの従動ギヤ56には、差動歯車装置Kのリ
ングギヤ57が噛合している。58は、差動歯車装置K
に連結されたアクスルシャフトであり、このアクスルシ
ャフト58と、出力軸51と、前記入力軸10とが、そ
れぞれ軸受を介してハウジング2に回転自在に支持され
ている。
55が固定されていて、この駆動ギヤ55に噛合する減
速歯車装置Hの従動ギヤ56には、差動歯車装置Kのリ
ングギヤ57が噛合している。58は、差動歯車装置K
に連結されたアクスルシャフトであり、このアクスルシ
ャフト58と、出力軸51と、前記入力軸10とが、そ
れぞれ軸受を介してハウジング2に回転自在に支持され
ている。
そして、駆動プーリ44と従動プーリ50との間に掛け
渡されたVベルト48の長さは一定であるため、このV
ベルト48が駆動プーリ44のV溝内に食い込むときに
は、このVベルト48のくさび作用によって駆動プーリ
44の可動プーリ片46が固定プーリ片45から離反さ
れ、これにより駆動プーリ44のプーリ径が縮径される
一方、従動プーリ50のプーリ径が拡径される。これに
対し、Vベルト48が従動プーリ50のV溝内に食い込
むときには、従動プーリ50のプーリ径が縮径される一
方、駆動プーリ44のプーリ径は拡径される。
渡されたVベルト48の長さは一定であるため、このV
ベルト48が駆動プーリ44のV溝内に食い込むときに
は、このVベルト48のくさび作用によって駆動プーリ
44の可動プーリ片46が固定プーリ片45から離反さ
れ、これにより駆動プーリ44のプーリ径が縮径される
一方、従動プーリ50のプーリ径が拡径される。これに
対し、Vベルト48が従動プーリ50のV溝内に食い込
むときには、従動プーリ50のプーリ径が縮径される一
方、駆動プーリ44のプーリ径は拡径される。
次に、上記実施例の動作を説明する。
エンジンから駆動力は、ドライブプレート1を介してエ
ンジン用クラッチAのケーシング4に伝達され、このエ
ンジン用クラッチAが接続されているときには、クラッ
チプレート3の回転速度は伝動軸6のそれよりも速いの
で、ワンウェイクラッチ5が締結されて、クラッチプレ
ート3の回転力が伝動軸6に伝わる。
ンジン用クラッチAのケーシング4に伝達され、このエ
ンジン用クラッチAが接続されているときには、クラッ
チプレート3の回転速度は伝動軸6のそれよりも速いの
で、ワンウェイクラッチ5が締結されて、クラッチプレ
ート3の回転力が伝動軸6に伝わる。
また、伝動軸6に伝達された回転力は、オイルポンプB
を回してエンジン用クラッチA、前進及び後退用クラッ
チF,R等の液圧を確保すると共に、増速歯車装置Cの
作動を介してフライホイール装置の中空軸18及びクラ
ッチプレート19を回転駆動する。この場合、フライホ
イール用クラッチEをオンさせてクラッチプレート19
とフライホイール20とを接続させると、伝動軸6の駆
動力がフライホイール20に回転エネルギとして蓄えら
れる。
を回してエンジン用クラッチA、前進及び後退用クラッ
チF,R等の液圧を確保すると共に、増速歯車装置Cの
作動を介してフライホイール装置の中空軸18及びクラ
ッチプレート19を回転駆動する。この場合、フライホ
イール用クラッチEをオンさせてクラッチプレート19
とフライホイール20とを接続させると、伝動軸6の駆
動力がフライホイール20に回転エネルギとして蓄えら
れる。
さらに、フライホイール20と一体の回転軸21に伝達
された駆動力により、この回転軸21に一対の傘歯車2
5,26を介して連結された補助機械類27が駆動され
る。
された駆動力により、この回転軸21に一対の傘歯車2
5,26を介して連結された補助機械類27が駆動され
る。
そして、エンジン又は回転エネルギを持つフライホイー
ル装置Wから伝動軸6に伝達された駆動力は、キャリヤ
30から遊星歯車装置Gのアウタ及びインナピニオンギ
ヤ31,32を介して、リングギヤ34及びサンギヤ3
5にそれぞれ伝達される。この場合、前進用クラッチF
をオンさせてそのクラッチプレート33を固定すると、
このクラッチプレート33とフランジ41とが回転方向
に一体となり、伝動軸6と入力軸10とが直結される。
その結果、伝動軸6の駆動力が、キャリア30,クラッ
チプレート33及びフランジ41を介して入力軸10に
伝達され、これによって入力軸10が車両前進方向に回
転する。
ル装置Wから伝動軸6に伝達された駆動力は、キャリヤ
30から遊星歯車装置Gのアウタ及びインナピニオンギ
ヤ31,32を介して、リングギヤ34及びサンギヤ3
5にそれぞれ伝達される。この場合、前進用クラッチF
をオンさせてそのクラッチプレート33を固定すると、
このクラッチプレート33とフランジ41とが回転方向
に一体となり、伝動軸6と入力軸10とが直結される。
その結果、伝動軸6の駆動力が、キャリア30,クラッ
チプレート33及びフランジ41を介して入力軸10に
伝達され、これによって入力軸10が車両前進方向に回
転する。
一方、後退用クラッチRをオンさせてそのクラッチリン
グ36を固定すると、両ピニオンギヤ31,32の作用
により回転方向が変換されてサンギヤ35に駆動力が伝
えられる。これによって入力軸10が車両後退方向に回
転される。しかし、前進用クラッチF及び後退用クラッ
チRのいずれもオンさせないときには中立位置が選択さ
れ、エンジンの駆動力は入力軸10に伝達されない。
グ36を固定すると、両ピニオンギヤ31,32の作用
により回転方向が変換されてサンギヤ35に駆動力が伝
えられる。これによって入力軸10が車両後退方向に回
転される。しかし、前進用クラッチF及び後退用クラッ
チRのいずれもオンさせないときには中立位置が選択さ
れ、エンジンの駆動力は入力軸10に伝達されない。
入力軸10に伝達された駆動力は、駆動プーリ44から
無端金属ベルトV48を介して従動プーリ50に伝達さ
れ、この無段変速機Tから更に、減速歯車装置H及び差
動歯車装置Kを介してアクスルシャフト58に伝えら
れ、これによってアクスルシャフト58に連結された図
示しない駆動輪が回転駆動される。
無端金属ベルトV48を介して従動プーリ50に伝達さ
れ、この無段変速機Tから更に、減速歯車装置H及び差
動歯車装置Kを介してアクスルシャフト58に伝えら
れ、これによってアクスルシャフト58に連結された図
示しない駆動輪が回転駆動される。
第4図は、上記実施例の構成を概念的に図示したもので
あり、この第4図を参照して、車両制動時や下り坂走行
中において、駆動輪が余分な回転エネルギを有している
場合の動作について説明する。
あり、この第4図を参照して、車両制動時や下り坂走行
中において、駆動輪が余分な回転エネルギを有している
場合の動作について説明する。
即ち、駆動輪(図示せず)が有する余分な回転エネルギ
は、アクスルシャフト58,差動歯車装置K及び減速歯
車装置Hを介して、無段変速機Tの出力軸51に伝わ
る。この出力軸51に伝わった回転力は、入力軸10か
ら出力軸51に回転力が伝わる場合の上記説明と同様の
作用により、Vベルトを介して入力軸10に伝わる。
は、アクスルシャフト58,差動歯車装置K及び減速歯
車装置Hを介して、無段変速機Tの出力軸51に伝わ
る。この出力軸51に伝わった回転力は、入力軸10か
ら出力軸51に回転力が伝わる場合の上記説明と同様の
作用により、Vベルトを介して入力軸10に伝わる。
そして、入力軸10に伝わった回転力は、前進用或いは
後退用クラッチF,Rのいずれかを介して伝動軸6を、
第2図Y方向に付勢する。
後退用クラッチF,Rのいずれかを介して伝動軸6を、
第2図Y方向に付勢する。
ここで、伝動軸6の回転速度の方がクラッチプレート3
のそれよりも速い場合、つまり、クラッチプレート3が
伝動軸6に対して相対的にX方向に回転しているときに
は、ワンウェイクラッチ5は非締結状態となるため、伝
動軸6からクラッチプレート3に回転力は伝達されな
い。
のそれよりも速い場合、つまり、クラッチプレート3が
伝動軸6に対して相対的にX方向に回転しているときに
は、ワンウェイクラッチ5は非締結状態となるため、伝
動軸6からクラッチプレート3に回転力は伝達されな
い。
したがって、この状態でフライホイール用クラッチEを
締結させれば、伝動軸6の回転力のうち、熱損失分等を
除いた全てがフライホイール20に回収され、フライホ
イール20の回転エネルギとして蓄積される。しかも、
フライホイール室22にエンジンの負圧を導入し、この
フライホイール室22を亜真空状態としているから、フ
ライホイール20が回転する際の空気抵抗を減少させ、
フライホイール20の回転エネルギの損失を最小にする
ことができる。
締結させれば、伝動軸6の回転力のうち、熱損失分等を
除いた全てがフライホイール20に回収され、フライホ
イール20の回転エネルギとして蓄積される。しかも、
フライホイール室22にエンジンの負圧を導入し、この
フライホイール室22を亜真空状態としているから、フ
ライホイール20が回転する際の空気抵抗を減少させ、
フライホイール20の回転エネルギの損失を最小にする
ことができる。
このように、上記第1実施例においては、伝動軸6の回
転力がクラッチプレート3に伝達されてエンジンで消費
されることがないため、車両制動時や下り坂走行中に、
応答遅れ等によってエンジン用クラッチAが締結されて
いても、伝動軸6の回転力は、損失分を除いて全てフラ
イホイール20に回収し蓄積することができるから、効
率的なエネルギの活用ができ、その結果、エンジンの燃
費が向上する。
転力がクラッチプレート3に伝達されてエンジンで消費
されることがないため、車両制動時や下り坂走行中に、
応答遅れ等によってエンジン用クラッチAが締結されて
いても、伝動軸6の回転力は、損失分を除いて全てフラ
イホイール20に回収し蓄積することができるから、効
率的なエネルギの活用ができ、その結果、エンジンの燃
費が向上する。
第5図は、本考案の第2実施例の要部の概略的な構成を
示したものであり、その他の構成は上記第1実施例と同
様であるので、その図示及び説明を省略する。
示したものであり、その他の構成は上記第1実施例と同
様であるので、その図示及び説明を省略する。
即ち、この実施例では、エンジン用クラッチAに流体継
手としてのトルクコンバータ61を使用したものであ
り、このエンジン用クラッチAは、タービン61a及び
ポンプ61bで構成されるトルクコンバータ61と、イ
ンナプレート62a及びアウタプレート62bで構成さ
れるロックアップクラッチ62とを備えていて、そのポ
ンプ61bとインナプレート62aとが、ワンウェイク
ラッチ5を介して伝動軸6と連結されている。
手としてのトルクコンバータ61を使用したものであ
り、このエンジン用クラッチAは、タービン61a及び
ポンプ61bで構成されるトルクコンバータ61と、イ
ンナプレート62a及びアウタプレート62bで構成さ
れるロックアップクラッチ62とを備えていて、そのポ
ンプ61bとインナプレート62aとが、ワンウェイク
ラッチ5を介して伝動軸6と連結されている。
また、ロックアップクラッチ62のアウタプレート62
bは、ケーシング4と一体となるようにその内面に固定
されていて、このロックアップクラッチ62をアンロッ
ク状態とすると、トルクコンバータ61によってのみ、
エンジンと伝動軸6とは連結される。なお、ワンウェイ
クラッチ5の動作は上記第1実施例と同様であるので、
その説明は省略する。
bは、ケーシング4と一体となるようにその内面に固定
されていて、このロックアップクラッチ62をアンロッ
ク状態とすると、トルクコンバータ61によってのみ、
エンジンと伝動軸6とは連結される。なお、ワンウェイ
クラッチ5の動作は上記第1実施例と同様であるので、
その説明は省略する。
このような構成において、車両制動時や下り坂走行中
に、駆動輪から伝達された回転エネルギによって伝動軸
6が回転方向に付勢されてエンジンの駆動力よりも伝動
軸6の回転力が大きくなったときであっても、ワンウェ
イクラッチ5の作用によって、伝動軸6の回転エネルギ
がエンジンで消費されることがない。
に、駆動輪から伝達された回転エネルギによって伝動軸
6が回転方向に付勢されてエンジンの駆動力よりも伝動
軸6の回転力が大きくなったときであっても、ワンウェ
イクラッチ5の作用によって、伝動軸6の回転エネルギ
がエンジンで消費されることがない。
したがって、この実施例のように、流体を介して動力を
伝達するため完全に動力を断絶することができない流体
継手によってエンジンと伝動軸6とを連結した場合であ
っても、本考案の作用により伝動軸6の回転エネルギが
エンジンで消費されることはないので、伝動軸6の回転
力は、損失分を除いて全てフライホイール20に回収し
蓄積することができるから、上記第1実施例と同様に、
効率的なエネルギの活用ができ、その結果、エンジンの
燃費が向上する。
伝達するため完全に動力を断絶することができない流体
継手によってエンジンと伝動軸6とを連結した場合であ
っても、本考案の作用により伝動軸6の回転エネルギが
エンジンで消費されることはないので、伝動軸6の回転
力は、損失分を除いて全てフライホイール20に回収し
蓄積することができるから、上記第1実施例と同様に、
効率的なエネルギの活用ができ、その結果、エンジンの
燃費が向上する。
以上説明したように、この考案の車両用動力伝達装置に
おいては、エンジン用クラッチと、変速機用及びフライ
ホイール用クラッチとの間に、エンジン用クラッチ側か
ら変速機用及びフライホイール用クラッチ側へのみ回転
力を伝えるワンウェイクラッチを設けたため、エンジン
用クラッチに応答遅れがある場合や、エンジン用クラッ
チとして流体継手を使用した場合であっても、車両制動
時又は下り坂走行中の駆動輪が有する余分なエネルギ
を、エンジンで消費されることがないから、熱損失やリ
ンク効率の損失分を除いて全てフライホイールに回収
し、フライホイールの回転エネルギとして蓄積できるの
で、効率的なエネルギの活用が行え、エンジンの燃費が
向上するという効果を得られる。
おいては、エンジン用クラッチと、変速機用及びフライ
ホイール用クラッチとの間に、エンジン用クラッチ側か
ら変速機用及びフライホイール用クラッチ側へのみ回転
力を伝えるワンウェイクラッチを設けたため、エンジン
用クラッチに応答遅れがある場合や、エンジン用クラッ
チとして流体継手を使用した場合であっても、車両制動
時又は下り坂走行中の駆動輪が有する余分なエネルギ
を、エンジンで消費されることがないから、熱損失やリ
ンク効率の損失分を除いて全てフライホイールに回収
し、フライホイールの回転エネルギとして蓄積できるの
で、効率的なエネルギの活用が行え、エンジンの燃費が
向上するという効果を得られる。
第1図は本考案の第1実施例の構成を示した断面図、第
2図は第1実施例の要部を示した一部破断正面図、第3
図は第1図のフライホイール装置周辺を拡大した断面
図、第4図は第1実施例の構成を概念的に示した説明
図、第5図は第2実施例の構成の要部を概略的に示した
説明図である。 5…ワンウェイクラッチ、6…伝動軸、10…入力軸、
20…フライホイール、A…エンジン用クラッチ、E…
フライホイール用クラッチ、F…前進用クラッチ、R…
後退用クラッチ、T…無段変速機、TC(F,R)…変
速機用クラッチ。
2図は第1実施例の要部を示した一部破断正面図、第3
図は第1図のフライホイール装置周辺を拡大した断面
図、第4図は第1実施例の構成を概念的に示した説明
図、第5図は第2実施例の構成の要部を概略的に示した
説明図である。 5…ワンウェイクラッチ、6…伝動軸、10…入力軸、
20…フライホイール、A…エンジン用クラッチ、E…
フライホイール用クラッチ、F…前進用クラッチ、R…
後退用クラッチ、T…無段変速機、TC(F,R)…変
速機用クラッチ。
Claims (1)
- 【請求項1】伝動軸と、エンジンの駆動力を前記伝動軸
に伝えるエンジン用クラッチと、前記伝動軸の回転力を
フライホイールに伝えるフライホイール用クラッチと、
前記伝動軸の回転力を無段変速機の入力軸に伝える変速
機用クラッチと、前記エンジン用クラッチと前記変速機
用及びフライホイール用クラッチとの間に設けられ且つ
エンジン用クラッチ側から変速機用及びフライホイール
用クラッチ側へのみ回転力を伝えるワンウェイクラッチ
と、を備えたことを特徴とする車両用動力伝達装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3348788U JPH0615152Y2 (ja) | 1988-03-14 | 1988-03-14 | 車両用動力伝達装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3348788U JPH0615152Y2 (ja) | 1988-03-14 | 1988-03-14 | 車両用動力伝達装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01136761U JPH01136761U (ja) | 1989-09-19 |
| JPH0615152Y2 true JPH0615152Y2 (ja) | 1994-04-20 |
Family
ID=31260170
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3348788U Expired - Lifetime JPH0615152Y2 (ja) | 1988-03-14 | 1988-03-14 | 車両用動力伝達装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0615152Y2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8999454B2 (en) | 2012-03-22 | 2015-04-07 | General Electric Company | Device and process for producing a reinforced hollow fibre membrane |
| US9022229B2 (en) | 2012-03-09 | 2015-05-05 | General Electric Company | Composite membrane with compatible support filaments |
| US9132390B2 (en) | 2009-03-26 | 2015-09-15 | Bl Technologies Inc. | Non-braided reinforced holow fibre membrane |
| US9227362B2 (en) | 2012-08-23 | 2016-01-05 | General Electric Company | Braid welding |
| US9321014B2 (en) | 2011-12-16 | 2016-04-26 | Bl Technologies, Inc. | Hollow fiber membrane with compatible reinforcements |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6191492B2 (ja) * | 2014-02-07 | 2017-09-06 | トヨタ自動車株式会社 | 車両駆動装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5914633B2 (ja) | 2011-04-14 | 2016-05-11 | トータル・マーケティング・サービシーズ | 2ストローク船舶エンジン用シリンダー潤滑剤 |
-
1988
- 1988-03-14 JP JP3348788U patent/JPH0615152Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5914633B2 (ja) | 2011-04-14 | 2016-05-11 | トータル・マーケティング・サービシーズ | 2ストローク船舶エンジン用シリンダー潤滑剤 |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9132390B2 (en) | 2009-03-26 | 2015-09-15 | Bl Technologies Inc. | Non-braided reinforced holow fibre membrane |
| US9321014B2 (en) | 2011-12-16 | 2016-04-26 | Bl Technologies, Inc. | Hollow fiber membrane with compatible reinforcements |
| US9022229B2 (en) | 2012-03-09 | 2015-05-05 | General Electric Company | Composite membrane with compatible support filaments |
| US8999454B2 (en) | 2012-03-22 | 2015-04-07 | General Electric Company | Device and process for producing a reinforced hollow fibre membrane |
| US9227362B2 (en) | 2012-08-23 | 2016-01-05 | General Electric Company | Braid welding |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01136761U (ja) | 1989-09-19 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4955789B2 (ja) | 動力伝達装置 | |
| US4346622A (en) | Four speed transaxle with mid-position transfer drive | |
| JP2013517175A (ja) | ハイブリッド電気自動車の駆動システムおよびハイブリッド電気自動車の駆動システムを制御するための制御システム | |
| US10473192B2 (en) | Multi-stage transmission | |
| US6793603B2 (en) | Power transmission system with sub transmission mechanism | |
| JP3887361B2 (ja) | ハイブリッド車両 | |
| JPH0218459B2 (ja) | ||
| JP2005059787A (ja) | ハイブリッド車両 | |
| JPH0517424B2 (ja) | ||
| JPH0615152Y2 (ja) | 車両用動力伝達装置 | |
| EP0039937A2 (en) | Four speed overdrive transaxle | |
| JP3423410B2 (ja) | 自動変速機の変速制御装置 | |
| US4969369A (en) | Multi-stage gear shift transmission | |
| JP2550757B2 (ja) | 無段変速機を備えた車両用動力伝達装置 | |
| ZA200602799B (en) | Two-wheeled motor vehicle and power unit | |
| JPS6313056B2 (ja) | ||
| CN111853201A (zh) | 一种超越差速器 | |
| JPH11170880A (ja) | 動力伝達機構 | |
| JPH0716919Y2 (ja) | 車両用動力伝達装置 | |
| JPS6323050A (ja) | 二輪車用無段変速装置 | |
| JPH01283458A (ja) | 車両用ベルト式無段自動変速装置 | |
| JPS60166530A (ja) | 車両用走行駆動装置 | |
| JP2001221255A (ja) | 4輪駆動車のトランスアクスル | |
| JP2002048158A (ja) | カップリング及び発進クラッチ | |
| JP2003207026A (ja) | 動力伝達装置 |