JPH06152209A - アンテナキャップの取付方法、および、同取付構造 - Google Patents

アンテナキャップの取付方法、および、同取付構造

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JPH06152209A
JPH06152209A JP29576892A JP29576892A JPH06152209A JP H06152209 A JPH06152209 A JP H06152209A JP 29576892 A JP29576892 A JP 29576892A JP 29576892 A JP29576892 A JP 29576892A JP H06152209 A JPH06152209 A JP H06152209A
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JP
Japan
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heat
antenna
cap
tube
synthetic resin
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JP29576892A
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Haruo Kanewa
治雄 金輪
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Sansei Denki KK
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Sansei Denki KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アンテナ本体(1)の先端にアンテナキャッ
プ5を被せて固着する技術を改良し、接着剤を用いる必
要を無くして、接着剤に関する各種のトラブル(所要工
数多大・有毒ガス発生など)を未然に解消する。 【構成】 (A)図、アンテナ本体1に熱収縮性合成樹
脂製チューブ4を被せる。(B)図、上記のチューブを
加熱し、熱収縮させて、4′のごとくアンテナ本体に固
着させる。(C)図、熱収縮したチューブ4′にアンテ
ナキャップ5を被せ、常温で自然融着させる。これによ
り、矢印F方向に抜けなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、杆状のアンテナにキャ
ップを取付ける方法、および、キャップ取り付ける構造
に関するものである。なお、本発明は可撓性のアンテナ
にも、剛性の大きいアンテナにも適用し得る。
【0002】
【従来の技術】例えば携帯型の電話機のような小形移動
通信機には、多く杆状アンテナが用いられる。この杆状
アンテナには、折畳み収納可能なものや、テレスコピッ
クに伸縮せしめ得るものなど、各種の型式が有る。図2
(A)に示した1は杆状アンテナのアンテナ本体の1例
である。本例のアンテナ本体は可撓性のもので、自動車
用ブレーキワイヤを転用したワイヤ1aの周囲を、ゴム
系エラストマーコーティング1bで包んであるが、その
先端(図の左端)は切りっ放しで、ワイヤ1aが露出し
ている。なお、図の右端部はアンテナ本体1の構造を理
解し易いように、部分的に破断して描いてある。上記の
アンテナ本体1を雨などに対して保護するため、およ
び、意匠的効果を得るため、ポリ塩化ビニール(以下、
PVCと略記することあり)製のキャップ2が用いられ
る。上記のキャップ2は、図2(B)に示すように被せ
られ、抜け出さないように接着剤3で接着される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図2に示したようにし
てPVC製のキャップ2を被せて接着する作業は多大の
工数を要する。その理由は、接着剤のハミ出しが有ると
外観を損じて著しく商品価値を低下させるので、この作
業は熟練した作業員によって慎重に行われ、しかも、余
分の接着剤を丹念に拭き取らねばならないからである。
その上、アンテナ本体にコーティングされているゴム系
エラストマーと、キャップを構成しているPVCとを接
着し得る接合剤はアルファシアノアクリレートであっ
て、この接着剤は刺激性ののガスを発生して作業環境を
害する。このため、作業員は眼に充血を生じ、眼の痛み
を訴える。その結果、短時間の作業と長時間の休憩とを
繰り返したり、専門の医師による検診を定期的に実施し
たりする等、労務管理に格別の配慮を必要とし、作業コ
ストが割高になっている。本発明は上述の事情に鑑みて
為されたものであって、接着剤を用いることなくアンテ
ナ本体にアンテナキャップを被せて固着させることがで
きる、アンテナキャップの取付方法、およびアンテナキ
ャップの取付構造を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係るアンテナキ
ャップの取付方法について、その実施例に対応する図1
(A)〜(C)を参照して説明すると、アンテナ本体
(1)の先端部に熱収縮性を有する合成樹脂チューブ
(4)を外嵌し、上記熱収縮性合成樹脂チューブを加熱
して収縮させ、該熱収縮性チューブをアンテナ本体に固
着せしめ、上記熱収縮性合成樹脂製チューブと別体に、
該熱収縮性合成樹脂に対して親和性を有する合成樹脂材
料を用いて、熱収縮してアンテナに固着された状態の熱
収縮性チューブと密に嵌合するキャップ(5)を予め構
成しておき、熱収縮してアンテナ本体に固着された熱収
縮性チューブに、上記の予め構成されたキャップを被
せ、接着剤を用いることなく、前記の熱収縮性チューブ
と、これに被せられたキャップとを、時間経過に伴って
自然融着又は粘着せしめることを特徴とする。
【0005】また、本発明に係るアンテナキャップの取
付構造について、図1(C)を参照しつつ略述すると、
杆状のアンテナ本体(1)に外嵌せしめて、熱収縮性合
成樹脂製のチューブ(4)が、熱収縮せしめられて密着
固定されており、かつ、上記熱収縮性合成樹脂製チュー
ブ(4)に、該熱収縮性合成樹脂に対して親和性を有す
る合成樹脂材料で構成されたキャップ(5)が被せられ
て自然融着又は粘着されていることを特徴とする。本発
明においてアンテナ本体とは、アンテナキャップを除い
た部分をいい、電気絶縁性のコーティングが施されてい
る場合は該コーティングを含むが、本発明を実施するに
ついて、コーティング(例えば添付図面における符号1
bで示した構成部分)は必要条件ではない。
【0006】
【作用】上記の手段によれば、アンテナ本体に対してチ
ューブが熱収縮して固着せしめられるとともに、該チュ
ーブに対してアンテナキャップが常温で自然融着又は粘
着して固定される。このようにして、接着剤を用いるこ
となくアンテナキャップが取付けられるので、接着剤に
起因する総てのトラブルが未然に防止され、作業コスト
が大幅に低減される。特に、作業員の環境衛生の改善に
貢献するところ多大である。
【0007】
【実施例】図1は、本発明に係るアンテナキャップの取
付方法を使用して、本発明に係るアンテナキャップの取
付構造を実施した1例を示す工程図である。この実施例
は、前記従来例(図2)のアンテナ本体1に本発明を適
用した1例である。ただし、本発明を実施する場合、本
例のような型式のアンテナ本体に限られること無く、各
種型式のアンテナ本体に適用することができる。図1
(A)に示すように、アンテナ本体1の外径に対して緩
やかに嵌合する、熱収縮性合成樹脂製チューブ4を用
い、これをアンテナ本体1の先端部に被せて加熱し、図
1(B)のように熱収縮させて、熱収縮したチューブ
4′をアンテナ本体1に固着させる。上記の熱収縮した
チューブ4′はアンテナ本体1に対して物理的に固着す
る。すなわち、双方の部材を構成している材料相互の化
学反応を伴わず、分子間引力の作用と関係無く固着す
る。従って、アンテナ本体の外周部を構成している部材
の化学的組成の如何を問わずに固着する。本実施例で
は、ゴム系エラストマーコーティング1bの上に、PV
C系の熱収縮性チューブを収縮固着させた。
【0008】熱収縮した状態のチューブ4′に対して密
に嵌合するアンテナキャップ5を予め構成しておく(図
1(B)参照)。本例ではPVC樹脂材料を用い、ディ
ップ成形してPVCキャップ5を構成した。本発明を実
施する際、このキャップはPVC系材料に限らず、前記
熱収縮性合成樹脂製チューブ4に対して化学的に親和性
を有する材料で構成すれば良い。実務的には同じ系統の
合成樹脂材の中から適宜のものを選定することが望まし
い。上記のPVCキャップ5を、図1(C)のように熱
収縮したチューブ4′に被せて放置する。すると、時間
の経過に伴い、PVCキャップ5とチューブ4′とが常
温で自然融着又は粘着を生じて相互に固着する。この場
合、自然融着を促進させるために適宜に加温しても良
い。温度や、密着圧力などの条件によって差は有るが、
指先で容易に被せ得る程度の嵌合状態の場合、被せた直
後は容易に抜き取ることが出来るが、半日ほど経過する
と余り容易に抜けなくなり、2,3日経つと抜き取りは
極めて困難になる。こうした現象は、例えばポリ袋を重
ねたままで数日間放置すると、引き剥がし容易ながら相
互にくっつく自然融着現象として経験するところであ
る。こうした場合、引き剥がすことは容易であっても、
面に沿って相対的に滑らせることはほとんど不可能であ
る。図1(C)から容易に理解されるように、PVCキ
ャップの挿脱は滑りを伴う作業であるから、軽度の自然
融着又は粘着を生じただけでも、脱落トラブルは完全に
防止される。すなわち、アンテナキャップの使用状態に
おいて、図1(C)から容易に理解されるように、PV
Cアンテナキャップ5を、熱収縮したチューブ4′から
引き剥がそうとする力は加わらない。そして、抜け出そ
うとする力(矢印F)は、PVCキャップ5と熱収縮し
たチューブ4′との接合面に滑りを起こさせようとする
形に作用する。上記の矢印F方向に作用する力として
は、PVCキャップ5の自重や慣性力、および矢印f方
向の摩擦力などが考えられるが、いずれも大きい力では
ないので、PVCキャップ5と熱収縮したチューブ4′
とが軽く自然融着又は粘着していれば脱出防止効果は充
分に果たされる。以上に説明したように本発明の方法に
よって本発明の取付構造を構成すると、熱収縮性合成樹
脂製チューブ4がアンテナ本体に熱収縮で固着され、熱
収縮したチューブ4′に対してアンテナキャップ5が自
然融着又は粘着して、脱落防止に充分な程度に固着され
る。本発明が上記のように2段階的な構成を用いた理由
は次に述べるごとくである。すなわち、いま仮に、熱収
縮性合成樹脂材料でアンテナキャップ(図示せず)を作
ってアンテナ本体に被せ、加熱して熱収縮させると、該
仮想のアンテナキャップ(熱収縮性合成樹脂製)は単一
の操作でアンテナ本体に固着される。しかしながら、こ
のようにしてアンテナキャップを直接的に熱収縮・固着
させると、熱収縮したアンテナキャップの外観が悪くて
商品価値が低い。例えばアンテナ本体がヘリカルアンテ
ナ素子を用いたものである場合、これに熱収縮固着させ
るとアンテナキャップの表面に螺旋状の凹凸を生じてし
まう。また、仮に上記のような熱収縮性合成樹脂でアン
テナキャップ(図示せず)を構成すると、例えば「艶消
しにしたい」などの意匠的要請に応じられなくなる。こ
れに比して本発明によれば、アンテナキャップの意匠構
成に関する技術的自由度が大きく、アンテナキャップ表
面に浮出しマークを付することも可能となる(熱収縮さ
せると、商標などの浮出しマークは崩れてしまう)。
【0009】
【発明の効果】本発明によれば、接着剤を用いることな
くアンテナ本体に対してアンテナキャップを固着せしめ
ることができ、接着作業に要する多大の労力コストが節
約され、しかも、接着剤から発生する有害ガスによる作
業環境の汚染や労務・衛生管理面のトラブルが防止され
る。その上、アンテナキャップの意匠構成に関する技術
的制約が少なく、設計的自由度が大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るアンテナキャップの取付方法を実
施した1例における工程説明図である。
【図2】アンテナ本体の先端部に、従来技術によってア
ンテナキャップを取付ける作業の説明図である。
【符号の説明】
1…アンテナ本体、1a…ワイヤ、1b…ゴム系エラス
トマーコーティング、2…PVC製アンテナキャップ、
3…接着剤(アルファシアノアクリレート)、4…熱収
縮性合成樹脂製チューブ、4′…熱収縮したチューブ、
5…PVCキャップ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 杆状アンテナの先端部を覆ってアンテナ
    キャップを取付ける方法において、 アンテナ本体(1)の先端部に熱収縮性を有する合成樹
    脂チューブ(4)を外嵌し、 上記熱収縮性合成樹脂チューブを加熱して収縮させ、該
    熱収縮性チューブをアンテナ本体に固着せしめ、 上記熱収縮性合成樹脂製チューブと別体に、該熱収縮性
    合成樹脂に対して親和性を有する合成樹脂材料を用い
    て、熱収縮してアンテナに固着された状態の熱収縮性チ
    ューブと密に嵌合するキャップ(5)を予め構成してお
    き、 熱収縮してアンテナ本体に固着された熱収縮性チューブ
    に、上記の予め構成されたキャップを被せ、 接着剤を用いることなく、前記の熱収縮性チューブと、
    これに被せられたキャップとを、時間経過に伴って自然
    融着又は粘着せしめることを特徴とする、アンテナキャ
    ップの取付方法。
  2. 【請求項2】 前記の熱収縮性チューブを、ポリ塩化ビ
    ニール系の合成樹脂材料で構成することを特徴とする、
    請求項1に記載したアンテナキャップの取付方法。
  3. 【請求項3】 前記のキャップを、ポリ塩化ビニール系
    合成樹脂材料によって構成することを特徴とする、請求
    項2に記載したアンテナキャップの取付方法。
  4. 【請求項4】 杆状のアンテナ本体(1)に外嵌せしめ
    て、熱収縮性合成樹脂製のチューブ(4)が、熱収縮せ
    しめられて密着固定されており、かつ、 上記熱収縮性合成樹脂製チューブ(4)に、該熱収縮性
    合成樹脂に対して親和性を有する合成樹脂材料で構成さ
    れたキャップ(5)が被せられて自然融着又は粘着され
    ていることを特徴とする、アンテナキャップの取付構
    造。
  5. 【請求項5】 前記のチューブを構成している熱収縮性
    合成樹脂は、ポリ塩化ビニール系の合成樹脂であること
    を特徴とする、請求項4に記載したアンテナキャップの
    取付構造。
  6. 【請求項6】 前記のキャップは、ポリ塩化ビニール系
    の構成樹脂で構成されているものであることを特徴とす
    る、請求項5に記載したアンテナキャップの取付構造。
JP29576892A 1992-11-05 1992-11-05 アンテナキャップの取付方法、および、同取付構造 Pending JPH06152209A (ja)

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JP (1) JPH06152209A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09102707A (ja) * 1995-10-05 1997-04-15 Saitama Nippon Denki Kk ヘリカルアンテナ装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09102707A (ja) * 1995-10-05 1997-04-15 Saitama Nippon Denki Kk ヘリカルアンテナ装置

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