JPH0615260A - 水質環境浄化材 - Google Patents

水質環境浄化材

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JPH0615260A
JPH0615260A JP4195850A JP19585092A JPH0615260A JP H0615260 A JPH0615260 A JP H0615260A JP 4195850 A JP4195850 A JP 4195850A JP 19585092 A JP19585092 A JP 19585092A JP H0615260 A JPH0615260 A JP H0615260A
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JP
Japan
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rope
oil
floating
planar member
attached
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JP4195850A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Hatano
倫 波多野
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Nihon Solid Co Ltd
Original Assignee
Nihon Solid Co Ltd
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Publication date
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  • Separation Of Suspended Particles By Flocculating Agents (AREA)
  • Removal Of Floating Material (AREA)
  • Water Treatment By Sorption (AREA)
  • Cleaning Or Clearing Of The Surface Of Open Water (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 油吸収能、油付着能、油凝集能および/また
はその他の汚濁粒子や成分の付着能を有する面状部材を
包囲して複数の浮材を取り付けたロープが配置・取り付
けてあり、ロープは面状部材に対する包囲径を変えるべ
く緊締または弛緩可能であり、複数の浮材がロープの緊
締時には隣り合う浮材が互いに接近または当接し、一方
ロープの弛緩時には隣り合う浮材の間隔が大きくなるよ
うにロープの長さ方向に移動可能にロープに取り付けて
ある水質環境浄化材、或いは上記の面状部材の少なくと
も対向する2辺に浮材が取り付けてある水質環境浄化
材。 【効果】 使用時に安定した面状形態で水面に拡がっ
て、激しい波浪下にも水面またはその近傍を汚染する油
やその他の汚濁粒子や成分の分離除去を極めて円滑に実
施することができ、一方、未使用時、水面からの引き上
げ時、廃棄時等には簡単に折り畳んだり、小さくまとめ
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、海上、湾岸、岸辺など
の水面に浮遊したり流出した油や水面またはその近傍に
浮遊しているその他の汚濁粒子や汚濁成分を分離除去し
て水質を浄化するための水質環境浄化材に関する。詳細
には、使用時には安定した面状形態で水面に拡がって油
や汚濁成分の回収、分離、除去などが可能であり、未使
用時、水面からの引き上げ時、廃棄時などには簡単に折
り畳んだり、小さくまとめることのできる水質環境浄化
材に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、海、港湾、河川、沼湖、池、ダム
等の水質環境の汚染や破壊が著しく、それらの水質環境
の浄化や改善が地球規模で強く求められている。特に、
タンカーなどの船舶や油田等から流出した油による海や
河川の汚染、および家庭雑廃水や商工業廃水中に含まれ
る種々の油分による水質環境の汚染が大きな社会問題に
なっているが、未だ充分満足のゆく油の分離除去方法が
なく、その対策に苦慮しているのが現状である。また、
油による水質環境の汚染だけでなく、その他の浮遊性の
汚濁粒子や汚染成分による水質環境の汚染も深刻な問題
となっている。
【0003】例えば、海上等で船舶による油流出事故が
発生した場合には、海上に流出した油をオイルフェンス
で包囲した後、その広い包囲域全体にゲル化剤を散布し
て油をゲル化して回収する方法、または海上に浮遊して
いる油をそのままポンプ等を使用して船に積んだドラム
缶などに汲み上げて陸上まで搬送する方法が一般に採用
されている。しかし、海上にゲル化剤を直接散布する場
合には、多量のゲル化剤を広範囲に散布する必要があり
極めて不経済であり、しかも広い範囲に亙って凝集した
油分を集めて回収しなければならず繁雑で手間がかか
る。また、海上の油をそのままポンプで汲み上げてドラ
ム缶に入れて回収する場合は、油と一緒に大量の海水が
汲み上げられるために、ドラム缶の中身の大半は海水で
占められており、油が効率よく回収されず、やはり極め
て効率が悪い。
【0004】一方、海面などに流出したり投棄された油
を回収したり、そのような流出油から養殖魚介類を保護
することを目的として、吸油材を面状に配した油の吸収
・分離装置が提案されており、例えば平面網状体に複
数の吸油材を取り付けたオイルフェンス(特開昭48−
94230号公報)、網状体の網目にポリプロピレン
繊維マットを空間が生ずるように配列装着した防油装置
(実公昭46−32698号公報)、ネット状に織製
したロープにオイル吸着材で被覆した多数の浮材を固着
したオイル吸着用ネット(実開昭49−129171号
公報)などが知られている。
【0005】しかしながら、のオイルフェンスの場合
は、複数の吸油材を取り付けた平面網状体を単にそのま
ま水面に拡げて使用するものであるために、荒天時には
水面上に配された網状体が激しい波浪の影響を受けて変
形し面状形態を保ちにくくなり、その吸油作用が低減し
がちである。また、の防油装置には荒天時などにもそ
の波動などによる変形に耐え得るようにするためにポリ
プロピレンマットを取り付けた網状体の対向する側面に
縁ロープを設けている。しかし、そのような縁ロープの
みでは、荒れた水面上で使用した場合にやはり変形を受
け易く、その面状構造を充分安定に保つことができな
い。そして、のオイル吸着用ネットの場合は、ネット
の全面にわたって多数の浮材が固定されているので、荒
天下で使用しても一応の面状形態を保つことができる。
しかし、こののオイル吸着用ネットでは、網目の一つ
一つに浮材が固定されているために、その製造が極めて
複雑であり手間がかかり、また未使用時などには多数の
浮材が嵩ばって広い収納スペースを要する。しかも、嵩
ばる割には油吸着材の吸着面積がそれほど大きくなく、
充分な吸油機能を示さない。更に、従来知られている水
面またはその近傍に浮遊する油以外の汚濁粒子や汚濁成
分の分離除去技術も未だ充分満足のゆくものではない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
課題は、荒れた水面などで使用した場合にも、著しい変
形が生じず、安定した面状形態を保って水面上またはそ
の近傍に浮遊する油やその他の汚濁成分を円滑に分離除
去することができ、その一方で収納時などの未使用時、
水面からの引き上げ時、処分時などに、嵩ばらず小さく
することのできる水質環境浄化材を提供することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに検討を続けた結果、本発明者は、水面に浮かんだ油
や他の汚濁成分を分離除去することのできる面状部材か
ら主としてなる水質環境浄化材において、その面状部材
の周囲にロープを配置し、このロープに複数の浮材をロ
ープの長さ方向に移動可能に取り付け、該複数の浮材と
面状部材との周辺とを紐などの連結手段で連結し、そし
てロープを緊締または弛緩させてその面状部材に対する
包囲径を変え得るようにすると、荒れた水面などで使用
した場合にも、波浪などによる面状部材の著しい変形が
生じず、安定した面状形態を保って水面上の油を円滑に
分離除去することができ、しかも収納時などに嵩ばらず
小さくすることのできる水質環境浄化材が得られること
を見出した。更に、本発明者は、同様の結果が、少なく
とも対向する2辺に浮材を取り付けた面状部材によって
も達成できるこを見いだして、本発明を完成した。
【0008】すなわち、本発明は、油吸収能、油付着
能、油凝集能、およびその他の浮遊汚濁粒子または汚濁
成分の付着能のうちの少なくとも一つの機能を有する面
状部材、面状部材を包囲して配置したロープ、ロープに
取り付けた複数の浮材、および浮材と面状部材とを連結
する連結手段を有する水質環境浄化材であって、ロープ
が面状部材に対する包囲径を変えるべく緊締または弛緩
可能であり、複数の浮材は、ロープの緊締時には隣り合
う浮材が互いに接近または当接し、一方ロープの弛緩時
には隣り合う浮材の間隔が大きくなるように、ロープの
長さ方向に移動可能にロープに取り付けてあることを特
徴とする水質環境浄化材である。
【0009】更に、本発明は、油吸収能、油付着能、油
凝集能、およびその他の浮遊汚濁粒子または汚濁成分の
付着能のうちの少なくとも一つの機能を有する面状部材
および面状部材の少なくとも対向する2辺に取り付けた
浮材を備えていることを特徴とする水質環境浄化材であ
る。
【0010】限定されるものではないが、本発明の内容
理解のために、以下に図を参照して本発明について説明
する。図1は本発明の水質環境浄化材Aの典型例を示す
図であり、面状部材1は、適当な網状体2に油吸収能、
油付着能、油凝集能およびその他の浮遊汚濁粒子または
汚濁成分の付着能のうちの少なくとも一つの機能を有す
るマット3を取り付けて形成されている。面状部材1の
周囲には、面状部材1を包囲するようにしてロープ4が
配置してあり、ロープ4には複数の浮材5がロープ4の
長さ方向に移動可能に取り付けてある。ロープ4は緊締
・弛緩手段6によって面状部材1に対する包囲径を変え
られるようになっており、ロープ4を緊締してその包囲
径を小さくした場合には、隣り合う浮材5同士が接近ま
たは当接して該複数の浮材5による面状部材1に対する
包囲径が小さくなる。一方、ロープ4を弛緩してその包
囲径を大きくした場合には、隣り合う浮材5同士の間隔
が大きくなり、複数の浮材5による面状部材に対する包
囲径も大きくなる。また、浮材5と面状部材1の周辺と
は紐などの連結手段7により連結してある。
【0011】本発明の水質環境浄化材Aでは、油吸収
能、油付着能、油凝集能およびその他の浮遊汚濁粒子ま
たは汚濁成分の付着能の少なくとも一つの機能を有する
面状部材1が、ロープ4に取り付けられた複数の浮材群
によって包囲され、その浮材による包囲環に連結手段7
を介して取り付けられているので、波浪の激しい荒天下
の水面上に配置した場合にも、大きく折れ曲がったり、
めくれたり、変形することがなくなり、その面状形態が
安定に保たれて、面状部材1の油吸収能、油付着能、油
凝集能および/または他の汚濁粒子や成分の付着能を有
効に発揮することができる。その際に、面状部材1を包
囲する浮材群においては、隣り合う浮材同士が当接して
いても、または多少の間隔が開いていてもよい。一方、
水質環境浄化材Aの未使用時、運搬時、水面からの引き
上げ時などには、緊締・弛緩手段6によりロープ4を弛
緩させると隣り合う浮材5間の間隔が開くことによっ
て、水質環境浄化材Aの折り畳みなどが自由になり、嵩
ばらずに小さくすることができる。
【0012】浮材5と面状部材1の周辺を連結する連結
手段7は、面状部材1の大きさや形状、それを包囲する
浮材付きロープ4の包囲径などに応じてその長さを選択
するのがよく、多少の遊びが生ずるようにその長さに余
裕を持たせておくのが好ましい。浮材5と面状部材1の
周辺とは、連結手段7によって取り外し不能に取り付け
てあっても、着脱可能に取り付けてあってもよい。
【0013】浮材5と面状部材1とを互いに着脱可能に
取り付ける場合は、連結手段7の一方の端部を浮材5に
固着して取り付け、連結手段7のもう一方の端部を面状
部材1の周辺に着脱可能に取り付けても、または連結手
段7の一方の端部を面状部材1の周辺に固着して取り付
け、連結手段7のもう一方の端部を浮材5に着脱可能に
取り付けても、あるいは連結手段7の両方の端部を浮材
5と面状部材1の周辺の各々に着脱可能に取り付けても
よい。
【0014】そして、浮材5と面状部材1とを互いに着
脱可能に取り付けた場合には、例えば面状部材1に油が
付着、吸収または凝固して面状部材1がもはや使用不能
になった時に、浮材5を取り付けたロープ4を面状部材
1から取り外して、該浮材付きロープ4を新たな面状部
材1に取り付けて再使用することができる。しかもその
際に、連結手段7の長さ、ロープ4全体の長さ、ロープ
4に取り付ける浮材5の数や寸法等を選ぶことによっ
て、浮材付きロープ4を1種類の面状部材1に対してだ
けでなく、その面状部材と寸法や形状の異なる他の面状
部材1に対しても取り付けて使用可能にすることができ
る。
【0015】また、面状部材1の寸法や形状によって
は、例えば図2に示すように、浮材付きの一つのロープ
4で複数の面状部材を保持することもできる。また、ロ
ープの緊締・弛緩手段7は、例えば図2に示すように、
一本のロープに2個またはそれ以上設けてもよい。更
に、ロープ4に取り付けた浮材5のすべてが、面状部材
1の周辺と連結されていなくてもよく、例えば図2に示
すように、浮材5が一つおきや、またはその他の形態で
面状部材1の周辺と連結されていてもよい。また、浮材
付きロープを面状部材1の周囲に配して取り付けた上記
したような水質環境浄化材を、例えば図3に示すよう
に、更に複数連結して大面積の水質環境浄化材を形成し
てもよい。
【0016】本発明で使用する面状部材は、油吸収能、
油付着能、油凝集能およびその他の浮遊汚濁粒子または
汚濁成分の付着能のうちの少なくとも一つの機能を有す
るものであればいずれも使用可能であるが、それらの機
能のうちの二つ以上を備えているのが好ましい。水面に
流出したり放出される油の粘度が低い場合には、油吸収
材によってその油を吸収して分離除去することができる
が、油の粘度が高くペースト状を呈しているときには、
油吸収材では充分に吸収除去できず、むしろペースト状
の油を面状部材に付着させて分離除去するのが有効であ
る。そして、油を面状部材によって吸収したり、面状部
材に付着させて分離除去させる際に、油凝集剤を併用す
ると、面状部材に吸収または付着した油が凝固して、面
状部材から再度水面に垂れ落ちることが少なくなり極め
て有効である。その場合に、油凝集剤は、面状部材に予
め含有または担持させておいても、或いは油の除去分離
処理時に水面上に同時に散布してもよい。
【0017】面状部材1の形状および構造は特に限定さ
れず、例えば図4に示すように、網状体2にポリプロピ
レン繊維やポリアミド繊維などの合成繊維、天然繊維な
どから形成した油吸収能、油付着能、油凝集能およびそ
の他の浮遊汚濁粒子または汚濁成分の付着能のうちの少
なくとも一つの機能を有するマット3を規則的にまたは
ランダムに配置固定したもの、図5に示すように面状部
材1全体を上記の機能を有する一枚の布帛8や網状体
(例えばラッシュネットなど)から形成したものなどが
ある。
【0018】また、その際に、上記の機能を有するマッ
ト3を、図6に示すように、マット3の上面または上下
面に多数の繊維や糸などからなる立毛部9を有する構造
とすると、マットの表面積が極めて大きくなって、油吸
収能、油付着能、油凝集能およびその他の浮遊汚濁粒子
または汚濁成分の付着能が増して、水質環境の浄化を一
層促進することができる。立毛部9は、図6に示すよう
にその先端がカットされた状態になってもいても、ルー
プ状になっていても、またはその他の形態になっていて
もよく、その長さの各々の状況に応じて適宜選択するこ
とができる。また、立毛部9の長さは、同じであって
も、まちまちであってもよい。更に、立毛部9は同じ素
材からなっていても、または複数の異なる素材からなっ
ていてもよい。
【0019】更に、本発明の水質環境浄化材Aにおいて
面状部材1を構成するマット3として、油吸収能の小さ
い糸や繊維を用いて製造された図6に示すような立毛マ
ットを使用した場合には、油の吸収による除去分離率は
それほど高くないとしても粘度の高いペースト状の油を
マット3の立毛部9に付着させたり、またはその他の水
質汚濁粒子や成分も立毛部9に付着させて分離除去する
ことができる。そして、本発明の水質環境浄化材を著し
く嵩張らせない限りは、必要に応じて面状部材の部分に
少数の別の浮材を取り付けておいてもよい。
【0020】また、ロープ4への浮材5の取り付け構造
としては、ロープ4の緊締または弛緩に応じて、ロープ
4の長さ方向に浮材5がスムーズに移動し得る構造であ
ればいずれでもよく、例えば図7に示すように、浮材5
にロープ4の径よりも大きな貫通孔10を設けておいて
それにロープ4を通した構造にしたり、例えば図8に示
すようにロープ4の径よりも大きな環体11を浮材5に
設けておいて、その環体11にロープ4を通すようにし
てもよい。ロープ4や浮材5の種類、太さ、材質、構造
などは各々の状況に応じて適宜選択することができる。
【0021】ロープの緊締・弛緩手段6は、ロープを緊
締または弛緩することができ、しかも所定の緊締または
弛緩状態にロープを固定することができる手段であれば
どのようなものでもよく、例えばそのような機能を有す
る緊締・弛緩金具を使用しても、紐などで縛るようにし
ても、また場合によっては、ロープを緊締・弛緩手段の
取り付け位置で単に縛るだけでもよい。
【0022】浮材5と面状部材1の周辺とを連結する連
結手段7は、紐、鎖、その他の線材などから形成するの
がよい。その際に、連結手段7は、上記したように浮材
5および面状部材1の両方に取り外し不能に取り付けて
あっても、またはその一方または両方に着脱可能に取り
付けてあってもよい。着脱可能な連結手段7とする場合
は、例えば連結手段7の端部にクリップ、ピンチ、ホッ
クやその他の着脱部材を設けておくとよい。
【0023】また、面状部材の周辺に浮材付きのロープ
を取り付ける上記の水質環境浄化材の代わりに、面状部
材の少なくとも対向する2辺に浮材を直接そのまま取り
付けて水質環境浄化材としてもよく、そのような典型例
としては、例えば図9に示すものを挙げることができ
る。図9の浄化材Aは、ナイロン繊維、ポリプロピレン
繊維などの合成繊維や天然繊維などからなる立毛部を有
するスラッシュネット12の対向する2辺に浮材5を直
接取り付けものである。この浄化材Aを、図9に示すよ
うにして河川などに配置すると、水面またはその近傍に
浮遊している油、その他の汚濁粒子や成分が、ネット1
2に吸収されたり付着して水質環境を浄化することがで
きる。この図9で示す浄化材Aにおいて、そのスラッシ
ュネット12を、先の図1〜図4に示したようなマット
3を取り付けた網状体2や、その他の面状部材に勿論置
き換えることができる。
【0024】上記の図1〜図6および図9に示した本発
明の水質環境浄化材において、その面状部材に、水質環
境浄化材全体は沈めない程度の重さの錘13を取り付け
ると、例えば図10に示すように、面状部材の一部が水
面下に位置させることができ、それによって、水面だけ
でなく、水面よりやや下の部分に浮遊する汚濁成分をも
面状部材の吸収能や付着能によって分離除去することが
可能になる。この場合に錘13は、水質環境浄化材全体
を水没させない限りは、面状部材の幅全体にわたって取
り付けても、または一部にのみ取り付けてもよい。
【0025】本発明の水質環境浄化材は、海上、湾岸、
岸辺、河川、湖沼、ダム、水道用水や工業用水などの取
水部などの水質環境に、そのまま自由に浮かせて、ある
いはその1辺または2辺以上を岸辺やその他の構築物な
どに固定した状態で浮かせて使用することができる。更
に、本発明の水質環境浄化材は、油やその他の汚濁成分
が流出したり浮遊している水域に、それらのがそれ以上
拡散しないように、フェンスとして包囲して使用するこ
とができ、または、水面上の油や他の汚濁成分の浮遊ま
たは拡散部分に本発明の水質環境浄化材を直接覆せて、
水質環境浄化材に油や汚濁成分を吸収、付着、凝集させ
て分離除去することができる。また、水上の汚染油が海
岸、湾岸、その他の岸辺などに押し寄せたり、魚介類の
養殖場などに押し寄せた場合、またはそのような心配が
予想される場合には、本発明の水質環境浄化材を岸辺や
養殖場などに配置して油汚染による被害を防ぐことがで
きる。更に、本発明の水質環境浄化材を長期に亙って特
定の水域に配置して環境の浄化を行った場合には、浄化
材の表面に有用微生物が付着棲息するようになり、それ
によって更に水質の浄化をはかることができる。
【0026】
【発明の効果】面状部材を包囲して浮材付きのロープを
取り付けた本発明の水質環境浄化材は、その使用時に
は、ロープを緊締することによってロープに取り付けた
複数の浮材が互いに近接または当接して水質環境浄化材
の面状部材を包囲するために、面状部材が安定した面状
形態に保たれて面状部材の有効面積を大きく維持するこ
とができ、その結果、激しい波浪下にも水面を汚染する
油、その他の汚濁粒子や成分を極めて円滑に且つ効率よ
く回収、分離、除去することができる。一方、本発明の
水質環境浄化材は、未使用時、水面からの引き上げ時、
廃棄時などに、ロープを弛緩させることによってロープ
に取り付けた複数の浮材の間の間隔を大きくすることが
できるので、折り畳みや収納が簡単になり、小さくまと
めることができて嵩張らず、取り扱い性が良好である。
【0027】また、面状部材の少なくとも対向する2辺
に浮材を直接取り付けた本発明の水質環境浄化材も、そ
の浮材の作用によって面状部材が安定した面状形態に保
たれて面状部材の有効面積を大きく維持することがで
き、激しい波浪下にも水面やその近傍の汚染油、その他
の汚濁粒子や成分を極めて円滑に且つ効率よく分離除去
することができ、しかもその未使用時や回収時などに簡
単に小さく折り畳んで取り扱うことができる。
【0028】そして、本発明の水質環境浄化材は、面状
部材を包囲して複数の浮材を取り付けたロープを配置し
てあるか、または面状部材の少なくとも対向する2辺に
浮材が取り付けてあるので、浮力が大きく、重い重油な
どが付着した場合にも水中に沈むことがなく、水面やそ
の近傍の汚染油や汚濁物質を充分に吸収、付着および/
または凝固することができ、場合によっては流木なども
本発明の水質環境浄化材によって停止させて回収するこ
とができる。
【0029】更に、本発明の水質環境浄化材は、油吸収
能、油付着能、油凝集能、およびその他の浮遊汚濁粒子
または汚濁成分の付着能のうちの少なくとも一つの機能
を有する面状部材が、面としてその浄化機能を発揮する
ため、浮材に吸油性のスカート(幕体)を単に垂直方向
に取り付けた従来のオイルフェンスが線状の吸油機能し
か持たないのに比べて、その油吸収能、油付着能、油凝
集能、および/またはその他の浮遊汚濁粒子または汚濁
成分の付着能が著しく大きく、水質環境の浄化に極めて
有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の水質環境浄化材の一例を示す図であ
る。
【図2】本発明の水質環境浄化材の別の例を示す図であ
る。
【図3】本発明ほ水質環境浄化材の更に別の例を示す図
である。
【図4】本発明の水質環境浄化材で使用する面状部材の
一例を示す図である。
【図5】本発明の水質環境浄化材で使用する面状部材の
別の例を示す図である。
【図6】本発明の水質環境浄化材で使用する油吸収性マ
ットの一例を示す図である。
【図7】本発明の水質環境浄化材で使用する浮材付きロ
ープの一例を示す図である。
【図8】本発明の水質環境浄化材で使用する浮材付きロ
ープの別の例を示す図である。
【図9】本発明の水質環境浄化材の別の例を示す図であ
る。
【図10】面状部材に錘を付けた本発明の水質環境浄化
材の例を示す図である。
【符号の説明】
A 水質環境浄化材 1 面状部材 2 網状体 3 マット 4 ロープ 5 浮材 6 緊締・弛緩手段 7 連結手段 8 布帛 9 立毛部 10 貫通孔 11 環体 12 スラッシュネット 13 錘
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B01D 21/01 101 A 7824−4D

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油吸収能、油付着能、油凝集能、および
    その他の浮遊汚濁粒子または汚濁成分の付着能のうちの
    少なくとも一つの機能を有する面状部材、面状部材を包
    囲して配置したロープ、ロープに取り付けた複数の浮
    材、および浮材と面状部材とを連結する連結手段を有す
    る水質環境浄化材であって、ロープが面状部材に対する
    包囲径を変えるべく緊締または弛緩可能であり、複数の
    浮材は、ロープの緊締時には隣り合う浮材が互いに接近
    または当接し、一方ロープの弛緩時には隣り合う浮材の
    間隔が大きくなるように、ロープの長さ方向に移動可能
    にロープに取り付けてあることを特徴とする水質環境浄
    化材。
  2. 【請求項2】 浮材と面状部材との連結が着脱可能にな
    っている請求項1の水質環境浄化材。
  3. 【請求項3】 油吸収能、油付着能、油凝集能、および
    その他の浮遊汚濁粒子または汚濁成分の付着能のうちの
    少なくとも一つの機能を有する面状部材および面状部材
    の少なくとも対向する2辺に取り付けた浮材を備えてい
    ることを特徴とする水質環境浄化材。
  4. 【請求項4】 水質環境浄化材全体は沈めないが、面状
    部材の一部を水面下に位置させる錘を面状部材部分に取
    り付けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項
    の水質環境浄化材。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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CN102424447A (zh) * 2011-10-20 2012-04-25 杨哲 用于突发性水体环境污染的治理装置以及突发性水体环境污染的治理方法
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CN112726532A (zh) * 2020-12-17 2021-04-30 唐鹏飞 一种吸油脱杂型树脂吸附半球

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