JPH0615303U - 誘電体フィルタ - Google Patents
誘電体フィルタInfo
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- JPH0615303U JPH0615303U JP5716392U JP5716392U JPH0615303U JP H0615303 U JPH0615303 U JP H0615303U JP 5716392 U JP5716392 U JP 5716392U JP 5716392 U JP5716392 U JP 5716392U JP H0615303 U JPH0615303 U JP H0615303U
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- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims 1
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 特性が良好でかつばらつきの少ない誘電体フ
ィルタを提供することである。 【構成】 誘電体ブロック1には、複数段の誘電体共振
器が形成されている。これら誘電体共振器は、誘電体基
板200の上で結合されて誘電体フィルタを構成してい
る。誘電体基板200は、誘電体ブロック1の一部を切
り欠いて形成された装着部15に装着されて固定され
る。このとき、誘電体基板200の接地電極211と誘
電体ブロック1の外導体14とが凹部201〜204に
おいて半田や導電ペーストによって接続される。このよ
うに、誘電体基板1は装着部15に装着されるため、位
置決めがし易い。また、接地電極211と外導体14と
の接続が短絡面から離れた所で行われるため、接合部で
の電流損を少なくでき、Qの低下を少なくできる。その
結果、特性の改善を図れ、かつばらつきも少なくでき
る。
ィルタを提供することである。 【構成】 誘電体ブロック1には、複数段の誘電体共振
器が形成されている。これら誘電体共振器は、誘電体基
板200の上で結合されて誘電体フィルタを構成してい
る。誘電体基板200は、誘電体ブロック1の一部を切
り欠いて形成された装着部15に装着されて固定され
る。このとき、誘電体基板200の接地電極211と誘
電体ブロック1の外導体14とが凹部201〜204に
おいて半田や導電ペーストによって接続される。このよ
うに、誘電体基板1は装着部15に装着されるため、位
置決めがし易い。また、接地電極211と外導体14と
の接続が短絡面から離れた所で行われるため、接合部で
の電流損を少なくでき、Qの低下を少なくできる。その
結果、特性の改善を図れ、かつばらつきも少なくでき
る。
Description
【0001】
この考案は、誘電体フィルタに関し、より特定的には、誘電体ブロックに複数 段の誘電体共振器が形成された誘電体フィルタに関する。
【0002】
図12は、例えば自動車電話や携帯電話等の移動通信機器に用いられる従来の 誘電体フィルタの構成の一例を示す分解斜視図である。図12において、所定の 比誘電率を有する誘電体材料により構成された誘電体ブロック1には、孔H1〜 H3が形成されている。これら孔H1〜H3の内壁には、共振電極としての内導 体11〜13がそれぞれ形成されている。また、誘電体ブロック1の外周には、 接地電極としての外導体14が形成されている。内導体11〜13は、それぞれ 外導体14と協働して、3段の誘電体共振器を構成している。
【0003】 誘電体ブロック1の下面には、所定の比誘電率を有する誘電体材料により構成 された誘電体基板2が装着されて固定される。この誘電体基板1の側面および下 面には、接地電極21が形成されている。この接地電極21は、誘電体ブロック 1の外導体14と接続される。また、誘電体基板1の左右の側面には、入出力電 極22,23が形成されている。さらに、誘電体基板1の上面には、入出力電極 22に接続された付加電極24と、入出力電極23に接続された付加電極25と が形成されている。これら付加電極24,25は、誘電体ブロック1中の誘電体 共振器と容量結合される。
【0004】
上記のような従来の誘電体フィルタは、誘電体ブロック1に略同一サイズの誘 電体基板2を張り合わせる構造となっているため、以下に指摘するような種々の 問題点を有している。
【0005】 第1に、従来の誘電体フィルタでは、誘電体ブロック1と誘電体基板2との接 合部が略全周にわたっているため、短絡面(誘電体ブロック1の後部側面)に集 中する電流が、接合部で乱れて電流損が生じ、その結果Qが低下するという問題 点があった。
【0006】 第2に、従来の誘電体フィルタでは、誘電体ブロック1に誘電体基板2を接着 する際に、位置合わせが難しいという問題点があった。もし、誘電体ブロック1 に誘電体基板2がずれて接着されると、誘電体フィルタの特性が変化し、希望す る特性が得られない。
【0007】 第3に、従来の誘電体フィルタは、上記第1および第2の問題点に起因して、 製品間で特性のばらつきが生じるという問題点があった。
【0008】 それゆえに、この考案の目的は、特性が良好でかつ誘電体基板の位置決めが容 易な誘電体フィルタを提供することである。
【0009】
請求項1に係る誘電体フィルタは、複数段の誘電体共振器が形成された誘電体 ブロックの一部を切り欠いて誘電体基板の装着部を形成し、この装着部に装着さ れた誘電体基板上で各誘電体共振器を結合したことを特徴とする。
【0010】
請求項1に係る考案においては、誘電体ブロックの一部を切り欠いて形成され た装着部に誘電体基板を装着し、この誘電体基板上で各誘電体共振器を結合する ようにしている。これによって、誘電体基板の位置決めが容易かつ正確に行える 。
【0011】
(1)第1の実施例 図1〜図4は、この考案の第1の実施例の誘電体フィルタの構成を示す図であ る。すなわち、図1はこの考案の第1の実施例の誘電体フィルタを上側から見た 分解斜視図であり、図2は下側から見た分解斜視図である。また、図3は図1お よび図2に示す誘電体基板の外観を示す六面図であり、特に、図3(a)は平面 図であり、図3(b)は正面図であり、図3(c)は背面図であり、図3(d) は左側面図であり、図3(e)は右側面図であり、図3(f)は底面図である。 また、図4は、図1に示す誘電体フィルタの線A−A’に沿う断面図である。以 下、これら図1〜図4を参照して、この考案の第1の実施例の誘電体フィルタの 詳細について説明する。
【0012】 図1および図2に示すように、誘電体ブロック1の前端部(開放端部)の下部 には、誘電体ブロック1の一部を切り欠いて形成された段差状の装着部15が形 成されている。この装着部15には、誘電体基板200が装着されて固定される 。図3に示すように、誘電体基板200の外周部には、半円状の凹部201〜2 06が形成されている。また、誘電体基板200の上面には、付加電極207, 208が形成されている。さらに、誘電体基板200の前方側面,後方側面およ び底面には、接地電極211が形成されている。さらに、誘電体基板200の左 側面であって凹部205の内周面には入出力電極209が形成され、右側面であ って凹部206の内周面には入出力電極210が形成されている。
【0013】 上記凹部201〜204は、誘電体基板200を誘電体ブロック1の装着部1 5に固定する際に、半田もしくは導電ペースト等の接着部材を充填するための空 間を形成する。また、付加電極207,208は、誘電体ブロック1中の誘電体 共振器と容量結合される。上記第1の実施例のその他の構成は、図12に示す従 来の誘電体フィルタと同様の構成であり、相当する部分には同一の参照番号を付 し、その説明を省略する。
【0014】 次に、図4を参照して、誘電体基板200の取り付け状態を説明する。図4に 示すように、誘電体ブロック1の装着部15に装着された誘電体基板200は、 凹部201〜204において、半田や導電ペーストにより、誘電体ブロック1に 固定される。このとき、誘電体ブロック1の外導体14と誘電体基板200の接 地電極211とが電気的に接続される。誘電体基板200が装着された誘電体ブ ロック1は、図示しない回路基板に実装される。このとき、入出力電極205, 206が回路基板側の入出力電極と接続され、また外導体14および接地電極2 11が回路基板側の接地電極と接続される。
【0015】 (2)第2の実施例 図5はこの考案の第2の実施例の誘電体フィルタを上側から見た分解斜視図で ある。また、図6は、図5に示す誘電体基板の外観を示す六面図であり、特に、 図5(a)は平面図であり、図5(b)は正面図であり、図5(c)は背面図で あり、図5(d)は左側面図であり、図5(e)は右側面図であり、図5(f) は底面図である。また、図7は、図5に示す誘電体フィルタの線B−B’に沿う 断面図である。図5および図7に示すように、第2の実施例では、誘電体ブロッ ク1の装着部15における後部側壁15aをテーパー状に形成することにより、 誘電体基板200の後方端部と装着部15の後部側壁15aとの間に半田付け等 のための空間を確保するようにしている。したがって、図5および図6に示すよ うに、誘電体基板200の後方端部には、図1に示すような凹部203,204 は設けられていない。第2の実施例のその他の構成は前述の第1の実施例の構成 と同様であり、相当する部分には同一の参照番号を付し、その説明を省略する。
【0016】 (3)第3の実施例 図8はこの考案の第3の実施例の誘電体フィルタを上側から見た分解斜視図 である。また、図9は、図8に示す誘電体基板の外観を示す六面図であり、特に 、図9(a)は平面図であり、図9(b)は正面図であり、図9(c)は背面図 であり、図9(d)は左側面図であり、図9(e)は右側面図であり、図9(f )は底面図である。また、図10は、図8に示す誘電体フィルタの線C−C’に 沿う断面図である。図8および図10に示すように、第3の実施例では、誘電体 基板200の前後方向の幅tが誘電体ブロック1の装着部15の前後方向の幅s よりも広く選ばれている。そのため、誘電体基板200を誘電体ブロック1の装 着部15に装着したときに、誘電体基板200の前端部211aが装着部15か らはみ出ることになる。このはみ出した部分の誘電体基板200の上面には、接 地電極211が形成される。接地電極211と外導体14との接続は、図10に 示すように、凹部203,204と上記はみ出し部分とにおいて図られる。なお 、誘電体基板200の前端部211aには、図1に示すような凹部201,20 2は設けられていない。第3の実施例のその他の構成は前述の第1の実施例の構 成と同様であり、相当する部分には同一の参照番号を付し、その説明を省略する 。
【0017】 (4)第4の実施例 図11は、この考案の第4の実施例の誘電体フィルタにおける誘電体ブロック を下側から見た斜視図である。図11に示すように、この第4の実施例では、誘 電体ブロック1の装着部15に付加電極101,102が設けられている。これ ら付加電極101,102は、誘電体基板200に設けられる付加電極205, 206(例えば、図1参照)に代わるものであり、誘電体基板200の入出力電 極101,102と接続される。なお、誘電体ブロック1と誘電体基板200と の接触面における電極(例示した付加電極の他、入出力電極、あるいは有極BP F,BEFの場合はそれぞれの回路を形成させるための電極も含む)は、誘電体 基板200および誘電体ブロック1のいずれか一方に設けられてもよいし、双方 に設けられてもよい。
【0018】 以上説明した第1〜第4の実施例では、誘電体基板200を誘電体ブロック1 に装着する際、装着部15によって自己規律的に誘電体基板200が位置決めさ れるため、誘電体基板200の位置合わせを容易化できる。また、基板位置のば らつきが少ないため、製品間で特性のばらつきが生じにくい。
【0019】
以上のように、この考案によれば、誘電体基板を誘電体ブロックの一部を切り 欠いて形成された装着部に装着するようにしたので、誘電体基板の位置決めが容 易かつ正確に行える。また、誘電体ブロックの外導体と誘電体基板の接地電極と の接続を短絡面とは離れた所で、かつ小範囲で行えるため、接続部分での電流損 が小さくなり、Qの低下を少なくできる。さらに、上記効果の結果として、製品 間での特性のばらつきが少なくなる。
【図1】この考案の第1の実施例に係る誘電体フィルタ
を斜め上から見た分解斜視図である。
を斜め上から見た分解斜視図である。
【図2】この考案の第1の実施例に係る誘電体フィルタ
を斜め下から見た分解斜視図である。
を斜め下から見た分解斜視図である。
【図3】図1および図2に示す誘電体基板の外観を示す
六面図である。
六面図である。
【図4】この考案の第1の実施例における誘電体基板の
取り付け状態を示す部分断面図である。
取り付け状態を示す部分断面図である。
【図5】この考案の第2の実施例に係る誘電体フィルタ
を斜め上から見た分解斜視図である。
を斜め上から見た分解斜視図である。
【図6】図5に示す誘電体基板の外観を示す六面図であ
る。
る。
【図7】この考案の第2の実施例における誘電体基板の
取り付け状態を示す部分断面図である。
取り付け状態を示す部分断面図である。
【図8】この考案の第3の実施例に係る誘電体フィルタ
を斜め上から見た分解斜視図である。
を斜め上から見た分解斜視図である。
【図9】図9に示す誘電体基板の外観を示す六面図であ
る。
る。
【図10】この考案の第3の実施例における誘電体基板
の取り付け状態を示す部分断面図である。
の取り付け状態を示す部分断面図である。
【図11】この考案の第4の実施例の誘電体フィルタで
用いられる誘電体ブロックを斜め下から見た分解斜視図
である。
用いられる誘電体ブロックを斜め下から見た分解斜視図
である。
【図12】従来の誘電体フィルタの構成の一例を示す分
解斜視図である。
解斜視図である。
1: 誘電体ブロック 11〜13: 内導体 14: 外導体 15: 装着部 200: 誘電体基板 201〜206: 凹部 207,208: 付加電極 209,210: 入出力電極 211: 接地電極
フロントページの続き (72)考案者 加藤 英幸 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株式 会社村田製作所内
Claims (1)
- 【請求項1】 複数段の誘電体共振器が形成された誘電
体ブロックの一部を切り欠いて誘電体基板の装着部を形
成し、この装着部に装着された誘電体基板上で各前記誘
電体共振器を結合したことを特徴とする、誘電体フィル
タ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992057163U JP2571303Y2 (ja) | 1992-07-21 | 1992-07-21 | 誘電体フィルタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992057163U JP2571303Y2 (ja) | 1992-07-21 | 1992-07-21 | 誘電体フィルタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0615303U true JPH0615303U (ja) | 1994-02-25 |
| JP2571303Y2 JP2571303Y2 (ja) | 1998-05-18 |
Family
ID=13047900
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992057163U Expired - Lifetime JP2571303Y2 (ja) | 1992-07-21 | 1992-07-21 | 誘電体フィルタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2571303Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02145804U (ja) * | 1989-05-12 | 1990-12-11 |
-
1992
- 1992-07-21 JP JP1992057163U patent/JP2571303Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02145804U (ja) * | 1989-05-12 | 1990-12-11 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2571303Y2 (ja) | 1998-05-18 |
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|---|---|---|---|
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