JPH0615364U - 筐体の防水構造 - Google Patents
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- JPH0615364U JPH0615364U JP5875292U JP5875292U JPH0615364U JP H0615364 U JPH0615364 U JP H0615364U JP 5875292 U JP5875292 U JP 5875292U JP 5875292 U JP5875292 U JP 5875292U JP H0615364 U JPH0615364 U JP H0615364U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 組立を容易とし、かつ、防水性の向上を図
る。 【構成】 アッパーケースの開口端面には、全周に亘っ
て対向する一対の嵌合壁からなる嵌合溝が設けられ、こ
の嵌合溝に防水部材が嵌合する。アッパーケースの嵌合
壁には係合凹部が設けられ、ロアーケース2には、この
係合凹部に係合する弾性係合片13が設けられている。
そして、ロアーケース2の開口端面2aには、アッパー
ケースのケース内側の嵌合壁に対接する立壁12が設け
られている。
る。 【構成】 アッパーケースの開口端面には、全周に亘っ
て対向する一対の嵌合壁からなる嵌合溝が設けられ、こ
の嵌合溝に防水部材が嵌合する。アッパーケースの嵌合
壁には係合凹部が設けられ、ロアーケース2には、この
係合凹部に係合する弾性係合片13が設けられている。
そして、ロアーケース2の開口端面2aには、アッパー
ケースのケース内側の嵌合壁に対接する立壁12が設け
られている。
Description
【0001】
本考案は、電話機等に採用される筐体の防水構造に関し、特に開口部を有する 両ケースの開口端面を合わせて合体させる筐体の防水構造に関する。
【0002】
一般に、この種の筐体の防水構造として、例えば、コードレス電話機の筐体の 防水構造は、アッパーケースとロアーケースとからなる両ケースの開口端面に全 周に亘って断面がU字状の嵌合溝が形成され、この嵌合溝のそれぞれに防水部材 である断面が円形のパッキンが嵌合される。両ケースの長手方向の両端部には、 それぞれ係合突起と係合片とが一対づつ、計二対設けられ、アッパーケースに形 成された凹陥状の充電池収納部には、ねじ取付孔が設けられており、このねじ取 付孔に対応してロアーケースの底面部にスタッドが立設されている。そして、両 ケースの開口端面を合わせて、係合突起と係合片とを係合させ、充電池収納部の ねじ取付孔からねじをスタッドに締め付けることによって、両ケースを合体させ ると共に、パッキン同士を押圧して弾性変形させて密着させ、これによって筐体 内を密閉して防水を行っている。
【0003】
しかるに、上述した従来の筐体の防水構造においては、単にケースの開口端面 の全周に防水用のパッキンを配設した構造であるので、パッキン同士の密着度が 弱いと水が侵入して防水性が低下する。特に、筐体の側面部に沿って細長状に形 成された電話機においては、側面部において両ケースの密着度が低下し、この部 分におけるパッキン同士の密着度の低下が著しく、防水性が低下するといった問 題がある。また、両ケースの開口端面に嵌合溝を設け、これら嵌合溝のそれぞれ にパッキンを配設する構造としているので、パッキンを嵌合溝に嵌合させる面倒 な作業を2度行う必要があり、かつ、両ケースを合体させるために、両ケースの 開口端面を合わせる際に、パッキンがU字溝から外れやすく、このために、組立 作業が煩雑となる欠点がある。
【0004】 したがって、本考案は、上記したような従来の問題あるいは欠点に鑑みてなさ れたものであり、その目的とするところは、組立が容易で、かつ、防水性の向上 を図った筐体の防水構造を提供することにある。
【0005】
この目的を達成するために、本考案に係る筐体の防水構造は、両ケースのどち らか一方のケースの開口端面全周に亘って防水部材を嵌合させる嵌合溝を形成す ると共に、嵌合溝を構成する一対の嵌合壁のうちケース内側の嵌合壁に切欠きと 係合凹部を設け、他方のケースの開口端面に係合凹部と係合する弾性係合片を設 けると共に、この他方のケースの開口端面全周に弾性係合片の根本部に形成され 一方のケースの内側の嵌合壁に対接する立壁を設けたものである。
【0006】
本考案によれば、一方のケースの開口端面に配設した防水部材によって防水が 行われると共に、他方のケースの開口端面に設けた立壁が、一方のケースの内側 の嵌合壁に対接して、防水が行われる。
【0007】
以下、本考案の一実施例を図に基づいて説明する。図1は本考案に係る筐体の 防水構造を採用したコードレス電話機を示し、ロアーケース側の下半分の分解斜 視図、図2は同じくロアーケース側の上半分の分解斜視図、図3は同じくアッパ ーケース側の分解斜視図、図4は同じく縦断面図、図5は同じく要部縦断面図、 図6は同じく横断面図、図7は同じくロアーケースとアッパーケースの合わせ面 を拡大したもので、(a)は両ケースを合体させる前の拡大横断面図、(b)は 合体させた後の拡大横断面図である。
【0008】 これらの図において、符号2で示すものは、コードレス電話機1の筐体の一方 を構成する浅皿状に形成されたロアーケースで、先端部に上方に突出した係合片 2bが一体形成されている。ロアーケース2の先端側底面部には、円環部3aと 円環部3aと同心円状の小径で高さの低い円環部3bとが立設され、円環部3b 内の底面部には、複数の小孔3cが穿設されている。ロアーケース2の底面部に は、後述する第1の基板35を取付けるための3個のスタッド4a、4b、4c と、後述するブラケット45を取付けるための6個のスタッド5a〜5fがそれ ぞれ立設されている。円環部3aに隣接したロアーケース2の底面部には、底面 部を横断するように略矩形状の表示窓6が穿設されている。表示窓6の円環部3 a側の端縁6aには、立壁7が立設されている。立壁7には、2個の溝7aが設 けられ、リブ7bが一体形成されている。他方の端縁6bには、複数の突起8が 表示窓6の長手方向に沿って設けられている。
【0009】 表示窓6からロアーケース2の後端部に向かう底面部には、平面視長穴状の穴 9a、円形の穴9bおよび矩形状の穴9cが、格子状に配列されるようにして穿 設されている。これら穴9a、9bおよび9cのそれぞれを仕切る仕切壁10が 格子状にロアーケース2の底面部から立設されている。ロアーケース2の後端側 底面部には、円環部11aと円環部11aと同心円状の小径で高さの低い円環部 11bとが立設され、円環部11b内の底面部には、複数の小孔11cが穿設さ れている。ロアーケース2の開口端面2aのケース内側のほぼ全体に亘って、薄 板状の囲い壁12が立設され、囲い壁12のケース長手方向には、フック13が 二対立設されている。
【0010】 15は、全体が薄板状の弾性部材からなる防水シートで、基台16の中心部に は、前記表示窓6と同形状の穴16aが形成されている。基台16の一方の側部 には、上方に垂直に折り曲げられた3個の舌片17が設けられており、先端には 水平に折り曲げられた折曲部17aが形成されている。この折曲部17aの高さ Tから折曲部17aの厚みを除去した高さが、前記リブ7bの端縁6aからの高 さと同一に形成されている。舌片17間には、防水シート15の基台16を前記 表示窓6の端縁6aに載置した際に、溝7aと幅、位置が同一の溝18が設けら れている。基台16の他方の側部には、上方に垂直に折り曲げられた折曲片19 が設けられており、折曲片19の折り曲げ部分には、前記突起8に嵌合する凹陥 部19aが複数形成されている。
【0011】 21は、全体が透明部材からなるレンズで外径寸法が前記表示窓6と同一に形 成されている。レンズ21の外周面上部には、外径寸法が前記防水シート15の 基台16と同一に形成された鍔部21aが設けられている。鍔部21aの左右両 側部には、前記折曲部17aの基台16からの高さTと同一の段差Dを有する段 部21bが設けられている。一方の段部21bには、前記立壁7の溝7aに係合 するL字状の突起22が設けられている。レンズ21の上下両側部には、それぞ れ一対の突起23が設けられている。
【0012】 25は、液晶表示器としてのLCDで、先端に電気的導通部が形成された段部 25aが設けられている。26は、LCD25と後述する通話基板35とを電気 的に接続するインタコネクタである。28および29は、それぞれダイヤル釦お よび機能釦で、前記穴9bおよび9a、9cに嵌装されて先端がロアーケース2 からケース外部に露呈する。30は、全体がゴムで形成されたラバーシートで、 可撓性を有するスイッチ部31がダイヤル釦28および機能釦29に対応して配 列されており、スイッチ部31の上端面には導電部31aが設けられている。ラ バーシート30の上下の両側端には、後述するねじ61が挿通される4個のU字 状の切欠き32c、32d、32eおよび32fが形成されている。ラバーシー ト30の外形寸法は、前記仕切壁10の全体外形よりもやや大に形成され、下端 四隅に突出形成した断面が略L字状の係合片33は仕切壁10の四隅に係合する 。ラバーシート30の左側端には、LCD25の段部25aを除いた部分と同一 の外形を有する延長部34が形成されている。
【0013】 35は第1の基板で、主に、通話回路部品を搭載した通話回路用基板であり、 外形寸法がロアーケース2の底面部とほぼ同一に形成されている。第1の基板3 5の上下の両側端には、一対の位置決め用切欠き36、36と、ねじ61が挿通 される6個の切欠き37a〜37fが設けられている。第1の基板35に設けた 3個の孔38a、38b、38cは、基板35を前記ロアーケース2にねじ止め するための取付孔である。第1の基板35の上面先端部には、充電量表示用の発 光素子であるLED39が、ほぼ垂直状態で実装されている。第1の基板35の 下面先端側には、レシーバ40が実装され、レシーバ40の下面には防水シール 40aが貼着されており、クッション41を介して前記円環部3a内に嵌装され る。第1の基板35の下面後端側には、下面に防水シール42aが貼着されたマ イクロホン42が実装されており、クッション43を介して円環部11a内に嵌 装される。
【0014】 45は後述する第2の基板55をロアーケース2に取付けるためのブラケット で、第1の基板35とほぼ同じ幅で、全体が枠状に形成されており、先端下面の 両端には、一対の位置決め用突起46、46(一方は図示を省略)が下方に突出 し、先端上面の両端には、ねじ取付け用ボス47が2個形成されている。ブラケ ット45の一方の側面には、先端から後端に向かって千鳥足状に配列した複数の 突起48が形成され、両側面には、ねじ取付け用孔を有する6個の鍔部49a〜 49fが設けられている。ブラケット45の後端部には、第2の基板55をねじ 締めするためのねじ孔50、50が一対設けられている。
【0015】 52、53は、送信用と受信用の内蔵アンテナで、先端に巻回部52a、53 aを有し、Lの字状に折り曲げられている。55は、第1の基板35よりも、幅 、長さが共に小なる第2の基板で、無線ユニットの回路を実装した無線ユニット 基板であり、先端部と後端部にそれぞれ一対のねじ取付け用孔56、56および 57、57が設けられている。
【0016】 70は、断面が略コの字状のアッパーケースで、先端側の開口面には、係合突 起70aが突出形成されている。アッパーケース70の底面部の先端角部には、 アッパーケース70の表面まで貫通した断面が長穴状の貫通孔71aを有する取 付部71が一体形成されている。取付部71に隣接した底面部には、複数の小孔 72aが穿設された円環部72が立設されており、周囲には、3個の取付けスタ ッド73、73、73(1個は図示せず)が立設されている。底面部中央には別 の取付けスタッド74、74が2個立設され、底面部後端側は、平面視略正方形 状の凹陥部75が形成されている。凹陥部75には、充電池収納部75aが設け られ、充電池収納部75aの背面部には、係合部75bが、底面部にはボス75 cが、先端部には、ボス75dと係合孔75eが、それぞれ形成されている。ア ッパーケース70の後端部には、一対の充電端子76、76が配設されている。 また、開口端面全周に亘って断面がU字状の溝77aを形成する一対の対向する 嵌合壁77、78が設けられている。ケース内側の嵌合壁78には、ケース長手 方向に沿って、二対の切欠き78a、78aが設けられ、切欠き78aの下方に は、係合凹部78bが設けられている。
【0017】 80は、嵌合溝77aに嵌合される全体が矩形状で断面が円形の防水部材であ るパッキンで、弾性部材で形成されており、嵌合溝77aの深さよりもやや大な る径を有している。81は、受話拡声用のスピーカで、防水用シール82を介し て円環部72内に収納される。83は、取付部71の貫通孔71a内に嵌合され るLEDホルダーで、めくら穴83aと鍔部83bとを有している。85は、ス タッド73に対応して3個の取付孔87が設けられたブラケットで、スピーカ8 1に被せ、ねじ90によってスタッド73に取付けることによって、スピーカ8 1を円環部72内に固定する。ブラケット85には、側面視略くの字状の押え部 88が一体形成されており、ブラケット85をスタッド73に取付けることによ り、押え部88がホルダー83の鍔部83bに当接すると共に、押え部88に形 成した貫通孔88aがめくら穴83aに合致する。
【0018】 92は、充電基板で、3個の取付孔93、93、93が設けられ、ねじ95、 95、95によって取付ボス74、74および取付ボス75dに取付けられる。 97は、充電池収納部75aに収納される充電池で、パッキン98が穴75の開 口端面に載置されて、電池蓋100が被せられる。電池蓋100の背面部には、 弾性係合弾性片101が、両側面部には、二対の係合突起102、102が、正 面部には、一対の突起103が、それぞれ設けられている。
【0019】 以上の構成において、次に組立方法を説明する。 防水シート15の折曲片19の凹陥部19aを表示窓6の端縁6bの突起8に 嵌合させ位置決めして防水シート15の基台16をロアーケース2の表示窓6の 端縁6a、6bに載置する。このとき、防水シート15の舌片17の折曲部17 aがリブ7bに載置されると共に、穴16aが表示窓6に合致し、溝18が溝7 aに位置する。次に、レンズ21を防水シート15の穴16aから表示窓6に嵌 合させる。嵌合したレンズ21の鍔部21aは、防水シート15の基台16を端 縁6a、6bと共に挟持する。レンズ21の突起22が、防水シート15の溝1 8と立壁7の溝7aに嵌合し、レンズ21と防水シート15とがロアーケース2 に取付けられる。このとき、防水シート15の折曲部17aが、レンズ21の段 部21bとリブ7bに挟持される。
【0020】 このように、防水シート15は、基台16が鍔部21aと端縁6a、6bで挟 持されると共に、折曲部17aが段部21bとリブ7bとで挟持されて、これら 2箇所において防水がなされるので、防水性が向上する。また、レンズ21に立 壁7の溝7aに嵌合する突起22を設け、防水部材15に溝7aと同じ幅を有し 、防水部材15を表示窓6の端縁6a、6bに載置した際に、溝7aに位置する 溝18を設けているので、レンズ21の突起22を溝7aに嵌合させるだけで、 レンズ21および防水部材15がロアーケース2に取付けられるので、取付用の ねじも必要とせず、取付け作業が容易となる。なお、本実施例においては、表示 窓6の一方の端縁6b側は、後述するラバーシート30に防水機能があるために 、折曲片19の先端に折曲部を設けていないが、必要に応じて設けてもよいこと は勿論であり、また、両側面に限らず、周囲に設けてもよいことはいうまでのな いことである。
【0021】 レンズ21の基台21aの上面に、LCD25を載置する。載置されたLCD 25は、突起22、23によってレンズ21に位置決めされる。LCD25の段 部25aにインタコネクタ26を載置する。ダイヤル釦28と機能釦29をロア ーケース2の穴9a、9b、9cに嵌装する。ラバーシート30の係合片33を 仕切壁10の四隅に係合させて、ラバーシート30を仕切壁10に載置する。こ のとき、ラバーシート30の延長部34が、LCD25上に載置される。クッシ ョン41、43をロアーケース2の円環部3b、11bに載置し、レシーバ40 とスピーカ42を円環部3a、4a内に嵌入させるようにして、第1の基板35 をラバーシート30上に載置する。ねじ60a、60bを取付孔38a、38b に挿入してロアーケース2のスタッド4a、4bに締め付けて、第1の基板35 をロアーケース2に取付ける。
【0022】 第1の基板35をロアーケース2に取付けることによって、ラバーシート35 が仕切壁10の上端面に押圧されて、仕切壁10内を密閉状態とする。したがっ て、ダイヤル釦28、機能釦29と孔9a、9b、9cとの間隙から侵入した水 は、仕切壁10とラバーシート35とによって、仕切壁10から電話機内部への 侵入を阻止され、ラバースイッチ部31a等の防水がなされる。このように、防 水用の特別な部材をいっさい必要とせず、しかも、ロアーケース2に一体形成し た仕切壁10上に載置したラバーシート30をロアーケース2にねじ止めした第 1の基板35によって固定するといった通常の一連の組立作業によって防水処理 がなされるので、防水のための特別な組立作業時間を必要としない。また、ラバ ーシート30に仕切壁10の四隅に係合する係合片33を設けているので、仕切 壁10に対してラバーシート30がずれたりすることがなく、確実に防水が行わ れる。また、ラバーシート30に一体に設けた延長部34によって、LCD25 と第1の基板35との間の空間を埋めて、LCD25を固定するようにしたので 、従来のように、固定用の別部材を設けたり、インタコネクタを両端に一対設け たりすることがなく、組立が容易となる。
【0023】 次に、ブラケット45のボス47、47のそれぞれにアンテナ52、53の巻 回部52a、53aを位置させて、第2の基板55の取付孔56、56を挿通さ せたねじ62、62を巻回部52a、53aにも挿通させて、ボス47、47に 締め付けることによって、アンテナ52、53および第2の基板55をブラケッ ト45に取付ける。第2の基板55は、ねじ63、63によってもブラケット4 5の取付孔50、50にねじ締めされる。ボス47、47に取付けられたアンテ ナ52、53はブラケット45の側面部の複数の突起48間に嵌合されて、側面 部に沿うようにして固定される。アンテナ52、53と第2の基板55が組み込 まれたブラケット45は、突起46を第1の基板35の切欠き36に嵌合させて 位置決めし、6個のねじ61a〜60fを第1の基板35の切欠き37a〜37 fとラバーシート30の切欠き32c〜32fを挿通されて、ロアーケース2の スタッド5a〜5fに取付けられて、ロアーケース2に固定される。
【0024】 このように、第1の基板35と第2の基板55との間に配設したブラケット4 5に第2の基板55を取付け、ブラケット45をロアーケース2のスタッド4に ねじ止めすることによって、第2の基板55の大きさや配設位置にかかわらず、 ラバーシート30にはねじ挿通用の孔を設ける必要がなくなるので、第2の基板 55は設計上の自由度が増すと共に、第2の基板55を大型化する必要もないた め、これを収納する両ケース2、70を大きくすることもなく、電話機本体の大 型化を防止できる。また、ブラケット45の取付用の鍔部49を両側面に設け、 第1の基板35とラバーシート30の両側部にねじ61が挿通する切欠き37と 32とを設けているので、ブラケット45の幅は、第1の基板35とほぼ同一に 形成でき、ブラケット45によってロアーケース2の幅方向が大型化することが ない。
【0025】 アッパーケース70の取付部71の貫通孔71aにLEDホルダー83を嵌合 させる。防水シール82を小孔72aに載置し、スピーカ81を円環部72内に 収納して、ねじ90によってスタッド73に取付けたブラケット85によってス ピーカ81を円環部72内に固定する。このとき、ブラケット85の押え部88 がLEDホルダー83の鍔部83bに当接して、鍔部83bを取付部71とで挟 持する。充電基板92をねじ95によって、ボス74、74とボス75dに取付 ける。
【0026】 アッパーケース70の嵌合溝77aにパッキン80を嵌合させる。アッパーケ ース70の係合突起70aとロアーケース2の係合片2bとを係合させて、ここ を支点として、アッパーケース70とロアーケース2のそれぞれの開口端面を合 わせる。それぞれの開口端面を合わせる際に、ロアーケース2の弾性係合片13 が、アッパーケース70の内側嵌合壁78の切欠き78aから嵌入して係合凹部 78bに係合して、アッパーケース70とロアーケース2とが合体して一体化さ れて、コードレス電話機1の筐体を形成する。
【0027】 このとき、ロアーケース2の囲い壁12が、アッパーケース70の内側嵌合壁 78に対接して、嵌合壁78と囲い壁12とで防水構造を形成して、両ケース2 、70の開口端面の合わせ面におけるパッキン80による防水構造と併せて防水 構造が二重となるので、防水性が向上する。また、嵌合壁78の切欠き78aに おいては、係合凹部78bに係合している弾性係合片13の根元部の立壁12が 切欠き78内に弾性変形して進出すると共に、パッキン80がロアーケース2の 開口端面2aに押圧されて図7(b)に示すように水平方向に膨出するようにし て弾性変形して、パッキン80が立壁12に当接するので、切欠き78aにおい て防水性が低下することがない。また、弾性係合片13がロアーケース2の両側 部に設けられているので、両ケース2、70との合わせ面に隙間が生じやすいこ の部分における防水性の低下を防止することができる。
【0028】 最後に、充電池97を充電池収納部75a内に収納して、パッキン98を穴7 5の開口端面に載置する。電池蓋100の突起103を係合孔75eに挿入し、 ここを支点として回動させて、弾性係合片101を係合部75bに、また係合突 起102を図示しない係合部にそれぞれ係合させることによって充電池収納部7 5aを閉じる。
【0029】
以上説明したように本考案によれば、一方のケースの内側の嵌合壁に対接する 立壁を他方のケースの開口端面全周に設けて防水構造を形成し、一方のケースの 開口端面の嵌合溝に嵌合する防水部材と共に、二重の防水構造としたので、防水 性の向上を図ることができる。また、防水部材はどちらか一方のケースの開口端 面に配設する構造としているので、嵌合溝に防水部材を嵌合させる煩雑な作業を 減らすことができると共に、両ケースを合体させる際に、防水部材が嵌合溝から 外れることがなく、このため、組立が容易となり、組立作業時間を短縮すること が可能となる。
【図1】本考案に係る筐体の防水構造を採用したコード
レス電話機を示し、ロアーケース側の下半分の分解斜視
図である。
レス電話機を示し、ロアーケース側の下半分の分解斜視
図である。
【図2】本考案に係る筐体の防水構造を採用したコード
レス電話機を示し、ロアーケース側の上半分の分解斜視
図である。
レス電話機を示し、ロアーケース側の上半分の分解斜視
図である。
【図3】本考案に係る筐体の防水構造を採用したコード
レス電話機を示し、アッパーケース側の分解斜視図であ
る。
レス電話機を示し、アッパーケース側の分解斜視図であ
る。
【図4】本考案に係る筐体の防水構造を採用したコード
レス電話機の縦断面図である。
レス電話機の縦断面図である。
【図5】本考案に係る筐体の防水構造を採用したコード
レス電話機の要部の縦断面図である。
レス電話機の要部の縦断面図である。
【図6】本考案に係る筐体の防水構造を採用したコード
レス電話機の横断面図である。
レス電話機の横断面図である。
【図7】本考案に係る筐体の防水構造を採用したコード
レス電話機の両ケースを開口端面部分を拡大したもの
で、(a)は両ケースの合体前の拡大横断面図、(b)
は両ケースの合体後の拡大横断面図である。
レス電話機の両ケースを開口端面部分を拡大したもの
で、(a)は両ケースの合体前の拡大横断面図、(b)
は両ケースの合体後の拡大横断面図である。
2 ロアーケース 2a 開口端縁 12 立壁 13 弾性係合片 70 アッパーケース 77 嵌合壁 77a 嵌合溝 78 嵌合溝 78a 切欠き 78b 係合凹部 80 パッキン
Claims (1)
- 【請求項1】 それぞれ開口部を有する一対のケースを
それぞれの開口部の開口端面を合わせて合体させた筐体
の防水構造であって、どちらか一方のケースの開口端面
全周に亘って対向する一対の嵌合壁からなり防水部材を
嵌合させる嵌合溝を形成すると共に、前記一対の嵌合壁
のうちケース内側の嵌合壁に切欠きとこの切欠きに対応
して係合凹部を設け、他方のケースの開口端面に前記係
合凹部と係合して両ケースを合体させる弾性係合片を設
けると共に、この他方のケースの開口端面全周に前記弾
性係合片の根本部に形成され前記一方のケースの内側の
嵌合壁に対接する立壁を設けたことを特徴とする筐体の
防水構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5875292U JPH0615364U (ja) | 1992-07-30 | 1992-07-30 | 筐体の防水構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5875292U JPH0615364U (ja) | 1992-07-30 | 1992-07-30 | 筐体の防水構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0615364U true JPH0615364U (ja) | 1994-02-25 |
Family
ID=13093276
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5875292U Pending JPH0615364U (ja) | 1992-07-30 | 1992-07-30 | 筐体の防水構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0615364U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP4312422A1 (en) | 2022-07-27 | 2024-01-31 | Fujitsu Component Limited | Electronic device housing |
| EP4312306A1 (en) | 2022-07-27 | 2024-01-31 | Fujitsu Component Limited | Electronic product |
-
1992
- 1992-07-30 JP JP5875292U patent/JPH0615364U/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP4312422A1 (en) | 2022-07-27 | 2024-01-31 | Fujitsu Component Limited | Electronic device housing |
| EP4312306A1 (en) | 2022-07-27 | 2024-01-31 | Fujitsu Component Limited | Electronic product |
| US12446176B2 (en) | 2022-07-27 | 2025-10-14 | Fcl Components Limited | Electronic device housing |
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