JPH0615472A - レーザアブレーションによるビア穴形成方法 - Google Patents

レーザアブレーションによるビア穴形成方法

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JPH0615472A
JPH0615472A JP4177943A JP17794392A JPH0615472A JP H0615472 A JPH0615472 A JP H0615472A JP 4177943 A JP4177943 A JP 4177943A JP 17794392 A JP17794392 A JP 17794392A JP H0615472 A JPH0615472 A JP H0615472A
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JP
Japan
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resin film
via hole
laser ablation
decomposition
soot
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Withdrawn
Application number
JP4177943A
Other languages
English (en)
Inventor
Kanae Shimizu
香苗 清水
Yasuo Yamagishi
康男 山岸
Tamotsu Owada
保 大和田
Daisuke Mizutani
大輔 水谷
Yoko Kuramitsu
庸子 倉光
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 レーザアブレーションによるビア穴形成方法
に関し、レーザアブレーションにより生じた樹脂膜の分
解生成物をガス流によって取り除き分解煤がビア穴等に
付着するのを防止する。 【構成】 レーザ光によって樹脂膜にビア穴を形成する
際、この樹脂膜の上に間隔を保って透明板を設けてガス
流路を形成し、この透明板を通して樹脂膜のビア穴を形
成すべき部分にレーザ光を照射しながら、樹脂膜の表面
と透明板の間に形成された流路にN2 ,O2 ,He等の
キャリアガスを流すことによって樹脂膜の分解生成物を
除去して、ビア穴の中あるいは樹脂膜の表面に分解煤が
付着するのを防止する。この場合、レーザ光の進行方向
に逆行しない方向にキャリアガスを流すことによって、
ビア穴の中に分解生成物が浸入しここで分解煤が生じる
のを防ぐことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多層配線層を形成する
絶縁膜等の樹脂膜にレーザアブレーションによってビア
穴を形成する方法、特に、樹脂膜の分解煤がビア穴ある
いは樹脂膜の表面に付着するのを防止する方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】高密度配線が可能な多層配線層を具えた
多層配線構造体を開発するに際して、層間絶縁膜である
樹脂膜を介して配線層にコンタクトを短工程で確実に行
うことができ、工程が容易なビア穴形成技術が要求され
ている。
【0003】この要求に応えるビア穴過去加工法として
YAG,CO2 レーザのような赤外線エネルギーを利用
する加工法が従来から知られているが、周囲に及ぼす熱
的損傷が大きいという欠点があり、また、小さく絞られ
たレーザビームによって被加工物上を走査する加工法で
あるためスループットが低く、しかも赤外線であるため
ビームスポット径を小さくすることが困難であった。
【0004】そこで、近年、エキシマレーザを使用する
アブレーション加工法が注目され、高強度の紫外線光パ
ルスによって瞬時に被照射物質の化学結合を破壊して蒸
発させてビア穴を形成することが試みられている。この
加工法によると加工断面の仕上がりがきれいで、比較的
広い面積を一括して加工できるため、マスクを介して露
光することによって微細なパターンを容易に形成できる
という特徴を有している。本発明者らも、改良したアブ
レーション加工法をすでに提案している。
【0005】図3は、本発明者らが先に提案したレーザ
アブレーションによるビア穴加工法の説明図である。こ
の図において、21は移動ステージ、22はガラス基
板、23はポリイミド膜、24は誘電体ミラーマスク、
25は誘電体多層膜、26は支持枠、27はエキシマレ
ーザ発振装置、28はミラー、29はレンズ系である。
【0006】この図によって本発明者らが先に提案した
レーザアブレーションによるビア穴加工法の概要を説明
する。このレーザアブレーションによるビア穴加工法に
おいては、ポリイミド膜23が35μmの厚さに形成さ
れたガラス基板22と、ビア穴を形成すべき部分に開口
を有する誘電体多層膜25が形成された誘電体ミラーマ
スク24を、両者の間隔が0.3mmになるように支持
枠26によって支持したものを移動ステージ21の上に
載置し、KrFエキシマレーザ発振装置27から放出さ
れる、波長248nm、出力250mJ/パルス、パル
ス幅16nsのレーザ光を、ミラー28によって反射さ
せ、レンズ系29によって集束し、誘電体ミラーマスク
24に形成された誘電体多層膜25の開口を通して、露
光強度1.0J/cm2 、照射パルス数300パルス/
1回の条件で、移動ステージ21によって移動するガラ
ス基板22の上にポリイミド膜23に照射してビア穴を
形成する。
【0007】ところで、従来知られていた、レーザアブ
レーションによるビア穴加工法、および、本発明の発明
者らが先に提案したレーザアブレーションによるビア穴
加工法においては、樹脂膜の分解煤の発生を防止する決
定的な方法がなかった。そのため、ビア穴を形成した
後、多層配線構造体に付着した樹脂膜の分解煤を除去す
ることが試みられているが、多層配線構造体の表面に付
着した分解煤をラビング洗浄によって除去する方法に
は、ビア穴中に付着したタール状の分解煤を完全に除去
することが困難であり、また、プラズマ洗浄(ドライエ
ッチング)によってビア穴中に付着した分解煤を除去す
る方法には、多層配線構造体の製造コストを上昇すると
いう問題があった。そのため、ビア穴の側壁に煤が付着
したまま、このビア穴を通して配線層との接続を形成し
てしまうおそれがある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】したがって、樹脂膜の
ビア穴を通して金属配線を形成する際、樹脂膜のビア穴
の側面で金属が剥がれたり、樹脂膜のビア穴の中央で金
属配線が切れて導通不良の原因になるという問題が生じ
ていた。
【0009】本発明は、レーザアブレーションにより生
じた樹脂膜の分解生成物を、レーザ加工しながら効率よ
く取り除くことによって、分解煤がビア穴の中や樹脂膜
の表面に付着するのを抑制することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明にかかるレーザア
ブレーションによるビア穴形成方法においては、レーザ
光によって樹脂膜にビア穴を形成する際、該樹脂膜の上
に間隔を保って透明板を設け、該透明板を通して該樹脂
膜のビア穴を形成すべき部分にレーザ光を照射しなが
ら、該樹脂膜と該透明板の間にN2 ,O2 ,He等のガ
スを流すことによって該樹脂膜の分解生成物を除去し
て、ビア穴の中あるいは該樹脂膜の表面に分解煤が付着
するのを防止する工程を採用した。
【0011】この場合、レーザ光の進行方向に逆行しな
い方向にガスを流すことによって、樹脂膜の分解生成物
が、すでに形成したビア穴の中に入り込み分解煤になる
のを防止することができる。
【0012】
【作用】図1(A),(B)は、本発明のレーザアブレ
ーションによるビア穴形成方法の原理説明図である。こ
の図1(A)は断面形状であり、図1(B)は上からみ
た構造である。そしてこの図の1は基板、2は樹脂膜、
3はビア穴、4はスペーサ、5はマスク、6は多層反射
膜、7はレーザ光、8はレーザ光の進行方向、9はガス
流を示している。
【0013】この図によって本発明のレーザアブレーシ
ョンによるビア穴形成方法の原理を説明する。本発明に
おいては、樹脂膜2が形成された基板1の上に、スペー
サ4によって間隔を保ってビア穴を形成すべきに部分に
開口を有する多層反射膜6が形成された透明なマスク5
を設置し、この透明なマスク5の開口を通して樹脂膜2
のビア穴を形成すべき部分にレーザ光7を照射してレー
ザアブレーションを行い、このマスク5と樹脂膜2が形
成された基板1の間に形成されたガス流路にガス流9を
流して、レーザアブレーションによって樹脂膜2から発
生する分解生成物を除去する方法を採用している。
【0014】この際、ガス流9をレーザ光の進行方向8
に逆行しないようにすると、レーザアブレーションによ
る樹脂膜2の分解生成物がすでに形成したビア穴や絶縁
膜2の表面に付着するのを防ぐことができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。図2は、
本発明の一実施例のレーザアブレーションによるビア穴
形成方法の説明図である。この図において、11は基
板、12は樹脂膜、13はビア穴、14はスペーサ、1
5はミラーマスク、16は多層反射膜、17はレーザ
光、18はレーザ光の進行方向、19はガス導入ケー
ス、20はガス流を示している。
【0016】この図によって本発明の一実施例のレーザ
アブレーションによるビア穴形成方法の原理を説明す
る。この実施例においては、ポリイミド等の難加工性の
樹脂膜12が形成された基板11の上に、スペーサ14
によって間隔を保ってビア穴13を形成すべき部分に開
口を有する多層反射膜16が形成された透明なミラーマ
スク15を設置し、この透明なミラーマスク15の多層
反射膜16の開口を通して樹脂膜12のビア穴を形成す
べき部分にエキシマレーザ発振装置のレーザ光17を照
射してレーザアブレーションを行い、このマスク15と
樹脂膜12が形成された基板11の間に形成されたガス
流路に適合するガス導入ケース19を設け、このガス導
入ケース19によって、マスク15と樹脂膜12が形成
された基板11の間にガス流20を流して、レーザアブ
レーションによって樹脂膜12から発生する分解生成物
を除去する。
【0017】この際、ガス流20をレーザ光の進行方向
18に逆行しないようにすると、レーザアブレーション
による樹脂膜12の分解生成物がすでに形成したビア穴
13や絶縁膜12の表面に分解煤となって付着するのを
防ぐことができる。レーザ光の進行方向18にレーザア
ブレーションによる樹脂膜12の分解生成物が付着した
としても、後に行われるレーザアブレーションによって
除去されるため問題を生じない。
【0018】このように、ガス導入ケース19を設けた
ため、ミラーマスク15と基板11の間にキャリアガス
を効率よく導入することができる。
【0019】この装置を用いて、マスク15と樹脂膜1
2が形成された基板11の空間に窒素(N2 )ガスを充
満させた状態でレーザアブレーションによってビア穴1
3を形成したところ、ビア穴13の側壁や樹脂膜12の
表面に分解煤が付着したが、このキャリアガスである窒
素(N2 )ガスを、流量13.8リットル/minの流
量で流しながらレーザアブレーションによってビア穴1
3を形成したところ、樹脂膜12の表面には分解煤が殆
ど付着せず、ビア穴13の側壁の分解煤も著しく減少す
るという顕著な効果が現れた。
【0020】この実施例においては、キャリアガスとし
て窒素(N2 )ガスを用いたが、この他酸素(O2 )、
ヘリウム(He)等、紫外線によって分解したり、他の
部材と反応したりしないガスである限り他のガスも同様
に用いることができる。
【0021】本発明においては、マスク15と樹脂膜1
2が形成された基板11の間にスペーサによって形成さ
れた空間は、特に大気と遮断される必要はない。
【0022】本発明においては、プラズマ状態の樹脂膜
の分解生成物が再結合する過程、あるいは、分解煤とし
て成長する初期の過程で、分解生成物がキャリアガスに
よって除去されるため、分解煤として在留しないものと
考えられる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
レーザ加工しつつマスクと樹脂膜の間にキャリアガスを
流すことによりアブレーションによって生じる分解生成
物を除去、さらにキャリアガスを流す方向を、レーザ項
の進行方向に逆行しない方向に選ぶことによって、分解
煤がすでに加工した穴に付着するのを防ぐことができ、
ビア穴を形成した後の洗浄が不要になり、または、簡単
なウェット洗浄で足りるようになるため、レーザアブレ
ーションによるビア穴形成工程が短縮され、このレーザ
アブレーションによるビア穴形成工程を回路基板等の製
造工程に組み込む可能性を広げる上で寄与するところが
大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A),(B)は、本発明のレーザアブレーシ
ョンによるビア穴形成方法の原理説明図である。
【図2】(A),(B)は、本発明の一実施例のレーザ
アブレーションによるビア穴形成方法の説明図である。
【図3】本発明者らが先に提案したレーザアブレーショ
ンによるビア穴加工法の説明図である。
【符号の説明】
1 基板 2 樹脂膜 3 ビア穴 4 スペーサ 5 マスク 6 多層反射膜 7 レーザ光 8 レーザ光の進行方向 9 ガス流
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 水谷 大輔 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 倉光 庸子 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ光によって樹脂膜にビア穴を形成
    する際、該樹脂膜の上に間隔を保って透明板を設けてガ
    ス流路を形成し、該透明板を通して該樹脂膜のビア穴を
    形成すべき部分にレーザ光を照射しながら、該樹脂膜の
    表面と該透明板の間に形成された該流路にN2 ,O2
    He等のキャリアガスを流すことによって該樹脂膜の分
    解生成物を除去して、ビア穴の中あるいは該樹脂膜の表
    面に分解煤が付着するのを防止することを特徴とするレ
    ーザアブレーションによるビア穴形成方法。
  2. 【請求項2】 樹脂膜の表面と該透明板の間に形成され
    た該流路に、キャリアガス導入用ケースを設けることに
    よって、キャリアガスを効率よく導入することを特徴と
    する請求項1に記載されたレーザアブレーションによる
    ビア穴形成方法。
  3. 【請求項3】 レーザ光の進行方向に逆行しない方向に
    キャリアガスを流すことを特徴とする請求項1または請
    求項2に記載されたレーザアブレーションによるビア穴
    形成方法。
JP4177943A 1992-07-06 1992-07-06 レーザアブレーションによるビア穴形成方法 Withdrawn JPH0615472A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009283455A (ja) * 2008-04-24 2009-12-03 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 蒸着用基板の作製方法、および発光装置の作製方法
JP2010070785A (ja) * 2008-09-17 2010-04-02 Hitachi High-Technologies Corp 有機el用マスククリーニング装置、有機elディスプレイの製造装置、有機elディスプレイおよび有機el用マスククリーニング方法
CN109104829A (zh) * 2018-08-31 2018-12-28 生益电子股份有限公司 一种深微孔制作方法及pcb

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Effective date: 19991005