JPH06155302A - 砥材噴出用ノズル - Google Patents
砥材噴出用ノズルInfo
- Publication number
- JPH06155302A JPH06155302A JP33530792A JP33530792A JPH06155302A JP H06155302 A JPH06155302 A JP H06155302A JP 33530792 A JP33530792 A JP 33530792A JP 33530792 A JP33530792 A JP 33530792A JP H06155302 A JPH06155302 A JP H06155302A
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- JP
- Japan
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- nozzle
- passage
- ejection
- abrasive material
- diameter
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 砥材の噴出通路のうち小径先端部の磨耗が早
いことに着目し、これを前提とした高耐磨耗性材料の有
効な活用によって、低コストで生産可能な耐磨耗性の高
い長寿命の砥材噴出用ノズルを提供する。 【構成】 ノズルのノズル本体10はアルミナにより断
面略円錐台形状に形成されている。このノズル本体10
内に形成した噴出通路10aは、砥材を圧送されるラッ
パ状通路11と、圧送砥材を噴出する段付筒状通路12
とによって構成されている。段付筒状通路12は、その
噴出先端側にて大径部12bを有しており、この大径部
12bには、BN、Si3 N4 、SiC等の高耐磨耗性
材料からなる噴出筒20が接着剤薄層30により同軸的
に接合装着されている。
いことに着目し、これを前提とした高耐磨耗性材料の有
効な活用によって、低コストで生産可能な耐磨耗性の高
い長寿命の砥材噴出用ノズルを提供する。 【構成】 ノズルのノズル本体10はアルミナにより断
面略円錐台形状に形成されている。このノズル本体10
内に形成した噴出通路10aは、砥材を圧送されるラッ
パ状通路11と、圧送砥材を噴出する段付筒状通路12
とによって構成されている。段付筒状通路12は、その
噴出先端側にて大径部12bを有しており、この大径部
12bには、BN、Si3 N4 、SiC等の高耐磨耗性
材料からなる噴出筒20が接着剤薄層30により同軸的
に接合装着されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種のノズルに係わ
り、特に、砥材供給源から供給される各種の砥材を乾式
或いは湿式にて噴出して、石材、セラミックス、金属等
の表面加工処理を行うに適した砥材噴出用ノズルに関す
る。
り、特に、砥材供給源から供給される各種の砥材を乾式
或いは湿式にて噴出して、石材、セラミックス、金属等
の表面加工処理を行うに適した砥材噴出用ノズルに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の砥材噴出用ノズルは、一
般的に、各種の金属材料やアルミナセラミックスにより
形成されている。例えば、比較的軟質の砥材に対するノ
ズルは、主として、金属やアルミナセラミックスにより
形成され、また、硬質な砥材に対するノズルは、主とし
てアルミナセラミックスにより形成されている。
般的に、各種の金属材料やアルミナセラミックスにより
形成されている。例えば、比較的軟質の砥材に対するノ
ズルは、主として、金属やアルミナセラミックスにより
形成され、また、硬質な砥材に対するノズルは、主とし
てアルミナセラミックスにより形成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
のノズルは、その断面漏斗状噴出通路を通し噴出する砥
材の噴出総量や噴出総時間等の増大に伴い磨耗してい
く。特に、ノズルの噴出通路のうちその小径先端部が早
く磨耗し、噴出する砥材ビームが絞られず拡散するよう
になる傾向がある。このため、いずれのノズルであって
も、その噴出通路部分の磨耗の程度、特に小径先端部の
磨耗の程度を考慮して、定期的に新しいノズルに交換し
なければならないという実情にある。従って、このノズ
ルの交換時期をできる限り遅くすることが要請されてい
る。また、サンドブラストを用いた表面処理、加工の自
動化が進んでいる今日、ノズルの交換等に伴う作業効率
の低下も問題となっている。従って、ノズルの耐磨耗性
の向上が必須となっている。
のノズルは、その断面漏斗状噴出通路を通し噴出する砥
材の噴出総量や噴出総時間等の増大に伴い磨耗してい
く。特に、ノズルの噴出通路のうちその小径先端部が早
く磨耗し、噴出する砥材ビームが絞られず拡散するよう
になる傾向がある。このため、いずれのノズルであって
も、その噴出通路部分の磨耗の程度、特に小径先端部の
磨耗の程度を考慮して、定期的に新しいノズルに交換し
なければならないという実情にある。従って、このノズ
ルの交換時期をできる限り遅くすることが要請されてい
る。また、サンドブラストを用いた表面処理、加工の自
動化が進んでいる今日、ノズルの交換等に伴う作業効率
の低下も問題となっている。従って、ノズルの耐磨耗性
の向上が必須となっている。
【0004】これに対して、ノズルを、耐磨耗性に優れ
た材料、例えば、ボロンナイトライトBN、シリコンナ
イトライトSi3 N4 或いはシリコンカーバードSiC
等により形成することも考えられる。しかし、これらの
材料は、従来のアルミナ等の材料に比べ、コスト高であ
り、しかも、製造加工コストも極めて高い。従って、こ
れらの耐磨耗性に優れた材料でもってノズル全体を形成
することは現実的でない。そこで、本発明は、このよう
なことに対処すべく、上述のように噴出通路のうち小径
先端部の磨耗が早いことに着目し、これを前提とした高
耐磨耗性材料の有効な活用によって、低コストで生産可
能な耐磨耗性の高い長寿命の砥材噴出用ノズルを提供し
ようとするものである。
た材料、例えば、ボロンナイトライトBN、シリコンナ
イトライトSi3 N4 或いはシリコンカーバードSiC
等により形成することも考えられる。しかし、これらの
材料は、従来のアルミナ等の材料に比べ、コスト高であ
り、しかも、製造加工コストも極めて高い。従って、こ
れらの耐磨耗性に優れた材料でもってノズル全体を形成
することは現実的でない。そこで、本発明は、このよう
なことに対処すべく、上述のように噴出通路のうち小径
先端部の磨耗が早いことに着目し、これを前提とした高
耐磨耗性材料の有効な活用によって、低コストで生産可
能な耐磨耗性の高い長寿命の砥材噴出用ノズルを提供し
ようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題の解決にあた
り、本発明の構成上の特徴は、断面略漏斗状に形成した
噴出通路を有し、この噴出通路内にその大径基端部を通
し砥材供給源から砥材を圧送されて同圧送砥材を前記噴
出通路の小径先端部から噴出するノズルにおいて、前記
噴出通路の小径先端部の少なくとも内周面部分をBN、
Si3 N4 或いはSiC等の高耐磨耗性材料により構成
するようにしたことにある。
り、本発明の構成上の特徴は、断面略漏斗状に形成した
噴出通路を有し、この噴出通路内にその大径基端部を通
し砥材供給源から砥材を圧送されて同圧送砥材を前記噴
出通路の小径先端部から噴出するノズルにおいて、前記
噴出通路の小径先端部の少なくとも内周面部分をBN、
Si3 N4 或いはSiC等の高耐磨耗性材料により構成
するようにしたことにある。
【0006】
【作用及び発明の効果】このように本発明を構成したこ
とにより、前記砥材供給源からの砥材が、前記噴出通路
内にその大径基端部から圧送されると、この圧送砥材
が、前記小径先端部からビーム状に勢い良く噴出する。
かかる場合、前記噴出通路の小径先端部の少なくとも内
周面部分が上述のように高耐磨耗性材料により構成され
ているので、ノズルの使用時間や使用頻度の増大により
圧送砥材の噴出総量や噴出総時間が増大しても、前記噴
出通路の小径先端部の少なくとも内周面部分やその噴出
先端部が、圧送砥材との摩擦接触によって磨耗する度合
いが低い。
とにより、前記砥材供給源からの砥材が、前記噴出通路
内にその大径基端部から圧送されると、この圧送砥材
が、前記小径先端部からビーム状に勢い良く噴出する。
かかる場合、前記噴出通路の小径先端部の少なくとも内
周面部分が上述のように高耐磨耗性材料により構成され
ているので、ノズルの使用時間や使用頻度の増大により
圧送砥材の噴出総量や噴出総時間が増大しても、前記噴
出通路の小径先端部の少なくとも内周面部分やその噴出
先端部が、圧送砥材との摩擦接触によって磨耗する度合
いが低い。
【0007】従って、ノズルの耐磨耗性が著しく向上し
同ノズルの使用寿命を大幅に長くできる。その結果、ノ
ズルの使用にあたり、前記噴出通路の小径先端部からの
砥材噴出形状が放射状に広がることなくビーム状に維持
される期間を、著しく長くできるので、均質で安定した
処理加工精度が長期にわたり確保される。また、上述の
ようなノズルの長寿命化によりその交換頻度が減少する
ため、自動化した場合の交換作業効率も向上しランニン
グコストも低下し得る。また、上述の高耐磨耗性材料
は、前記噴出通路の小径先端部の少なくとも内周面部分
に採用されているのみ故、この種のノズルを低コストに
て生産できる。
同ノズルの使用寿命を大幅に長くできる。その結果、ノ
ズルの使用にあたり、前記噴出通路の小径先端部からの
砥材噴出形状が放射状に広がることなくビーム状に維持
される期間を、著しく長くできるので、均質で安定した
処理加工精度が長期にわたり確保される。また、上述の
ようなノズルの長寿命化によりその交換頻度が減少する
ため、自動化した場合の交換作業効率も向上しランニン
グコストも低下し得る。また、上述の高耐磨耗性材料
は、前記噴出通路の小径先端部の少なくとも内周面部分
に採用されているのみ故、この種のノズルを低コストに
て生産できる。
【0008】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照し説明す
る。図1は、本発明に係わる砥材噴出用ノズルを示して
いる。このノズルは、ノズル本体10を備えており、こ
のノズル本体10は、アルミナにより、断面略円錐台形
状に形成されている。このノズル本体10内には、噴出
通路10aが、ノズル本体10と同軸的にかつ断面略漏
斗形状に穿設されており、この噴出通路10aは、ラッ
パ状通路11と、段付筒状通路12とにより構成されて
いる。ラッパ状通路11は、その大径基端部11aに
て、図示矢印Aに沿い砥材供給源(図示せず)から砥材
を圧送されて、同圧送砥材を段付筒状通路12内に絞り
つつ案内するようになっている。段付筒状通路12は、
ラッパ状通路11の内端部を臨む小径部12aを有して
おり、この小径部12aは、ラッパ状通路11から案内
される圧送砥材を、図示矢印B方向に噴出するように案
内する。また、この段付筒状通路12は、大径部12b
を有しており、この大径部12bは、その内端にて小径
部12aを臨み、一方、その先端にて外方を臨むように
なっている。
る。図1は、本発明に係わる砥材噴出用ノズルを示して
いる。このノズルは、ノズル本体10を備えており、こ
のノズル本体10は、アルミナにより、断面略円錐台形
状に形成されている。このノズル本体10内には、噴出
通路10aが、ノズル本体10と同軸的にかつ断面略漏
斗形状に穿設されており、この噴出通路10aは、ラッ
パ状通路11と、段付筒状通路12とにより構成されて
いる。ラッパ状通路11は、その大径基端部11aに
て、図示矢印Aに沿い砥材供給源(図示せず)から砥材
を圧送されて、同圧送砥材を段付筒状通路12内に絞り
つつ案内するようになっている。段付筒状通路12は、
ラッパ状通路11の内端部を臨む小径部12aを有して
おり、この小径部12aは、ラッパ状通路11から案内
される圧送砥材を、図示矢印B方向に噴出するように案
内する。また、この段付筒状通路12は、大径部12b
を有しており、この大径部12bは、その内端にて小径
部12aを臨み、一方、その先端にて外方を臨むように
なっている。
【0009】また、ノズルは、本発明の要部を構成する
噴出筒20を有しており、この噴出筒20は、ボロンナ
イトライトBN、シリコンナイトライトSi3 N4 或い
はシリコンカーバードSiC等の高耐磨耗性材料により
形成され、段付筒状通路12の大径部12b内に、エポ
キシ樹脂からなる接着剤薄層30により同軸的に接合装
着されている。ここで、噴出筒20の内径は、小径部1
2aの内径とほぼ等しくなっており、同噴出筒20の外
径及び軸長は、接着剤薄層30の薄層状専有容積を確保
するように、大径部12bの内径及び軸長よりも、僅か
に小さく設定されている。
噴出筒20を有しており、この噴出筒20は、ボロンナ
イトライトBN、シリコンナイトライトSi3 N4 或い
はシリコンカーバードSiC等の高耐磨耗性材料により
形成され、段付筒状通路12の大径部12b内に、エポ
キシ樹脂からなる接着剤薄層30により同軸的に接合装
着されている。ここで、噴出筒20の内径は、小径部1
2aの内径とほぼ等しくなっており、同噴出筒20の外
径及び軸長は、接着剤薄層30の薄層状専有容積を確保
するように、大径部12bの内径及び軸長よりも、僅か
に小さく設定されている。
【0010】このように構成した本実施例において、前
記砥材供給源からの砥材が、図1にて図示する矢印Aに
沿い、ノズル本体10の噴射通路10a内にラッパ状通
路11の大径基端部11aから圧送されると、この圧送
砥材が、ラッパ状通路11の内周面により絞られつつ段
付筒状通路12内に案内される。次いで、このように段
付筒状通路12内に案内された圧送砥材が、小径部12
aを通り噴出筒20内に圧送案内される。すると、噴出
筒20が、小径部12aからの圧送砥材を図示矢印B方
向にビーム状に勢いよく噴出する。
記砥材供給源からの砥材が、図1にて図示する矢印Aに
沿い、ノズル本体10の噴射通路10a内にラッパ状通
路11の大径基端部11aから圧送されると、この圧送
砥材が、ラッパ状通路11の内周面により絞られつつ段
付筒状通路12内に案内される。次いで、このように段
付筒状通路12内に案内された圧送砥材が、小径部12
aを通り噴出筒20内に圧送案内される。すると、噴出
筒20が、小径部12aからの圧送砥材を図示矢印B方
向にビーム状に勢いよく噴出する。
【0011】かかる場合、噴出筒20が上述のように高
耐磨耗材料により形成されているので、ノズルの使用時
間や使用頻度の増大により圧送砥材の噴出総量や噴出総
時間が増大しても、噴出筒20の内周面やその噴出先端
部が、圧送砥材との摩擦接触によって磨耗する度合いが
低い。その結果、矢印B方向への噴出筒20からの噴出
砥材が放射状に広がることなくビーム状の噴出形状に維
持されつつ使用され得るノズルの期間を著しく長くでき
るので、長期間にわたる均質で安定した処理加工精度の
確保が可能である。
耐磨耗材料により形成されているので、ノズルの使用時
間や使用頻度の増大により圧送砥材の噴出総量や噴出総
時間が増大しても、噴出筒20の内周面やその噴出先端
部が、圧送砥材との摩擦接触によって磨耗する度合いが
低い。その結果、矢印B方向への噴出筒20からの噴出
砥材が放射状に広がることなくビーム状の噴出形状に維
持されつつ使用され得るノズルの期間を著しく長くでき
るので、長期間にわたる均質で安定した処理加工精度の
確保が可能である。
【0012】また、ノズルの長寿命化によりその交換頻
度が減少するため、自動化した場合の交換作業効率も向
上しランニングコストも低下し得る。また、上述のよう
に、噴出筒20を接着剤薄層30により段付筒状通路1
2の大径部12b内に接合装着するようにしたので、ノ
ズルの砥材噴出過程において、噴出筒20が砥材の噴出
力を受けて段付筒状通路12の大径部12bから離脱す
ることもない。また、上述の高耐磨耗材料は、ノズル本
体10を除く噴出筒20に採用されているのみ故、この
種のノズルを低コストにて生産できる。
度が減少するため、自動化した場合の交換作業効率も向
上しランニングコストも低下し得る。また、上述のよう
に、噴出筒20を接着剤薄層30により段付筒状通路1
2の大径部12b内に接合装着するようにしたので、ノ
ズルの砥材噴出過程において、噴出筒20が砥材の噴出
力を受けて段付筒状通路12の大径部12bから離脱す
ることもない。また、上述の高耐磨耗材料は、ノズル本
体10を除く噴出筒20に採用されているのみ故、この
種のノズルを低コストにて生産できる。
【0013】ちなみに、本実施例におけるノズルを石材
刻字加工用ノズルとして使用した場合、従来、数時間で
先端部が磨耗し精密な刻字が困難になっていたが、噴出
筒20にBN材を用いることにより、数百時間以上の加
工が可能となった。砥材噴出時間経過に対する噴出筒2
0の先端口径(mm)の変化を、従来のノズルとの比較
において、加速試験により確認してみたところ、次の表
1のような結果が得られた。条件としては、砥材にカー
ボランダム#36を用い、前記砥材供給源からの空気圧
及び砥材流量をそれぞれ、3.5kg/cm2 、900
〜1000g/minとする。
刻字加工用ノズルとして使用した場合、従来、数時間で
先端部が磨耗し精密な刻字が困難になっていたが、噴出
筒20にBN材を用いることにより、数百時間以上の加
工が可能となった。砥材噴出時間経過に対する噴出筒2
0の先端口径(mm)の変化を、従来のノズルとの比較
において、加速試験により確認してみたところ、次の表
1のような結果が得られた。条件としては、砥材にカー
ボランダム#36を用い、前記砥材供給源からの空気圧
及び砥材流量をそれぞれ、3.5kg/cm2 、900
〜1000g/minとする。
【0014】
【表1】
【0015】これによれば、従来のようにノズル全体を
アルミナ(92%)により形成した場合にくらべ、本実
施例のように噴出筒20を採用しこの噴出筒20をBN
あるいはSi3 N4 により形成した場合の方が、ノズル
の噴出口径の磨耗度合いが、砥材噴出時間経過との関連
にて著しく減少することが判る。しかも、ノズルの噴出
口径の磨耗度合いは、Si3 N4 に比べBNの方が大幅
に低いことも判る。従って、本実施例によるノズルの寿
命はSi3 N4 からなる噴出筒20の方が従来に比べ3
〜5倍長くなり、また、BNからなる噴出筒20の方が
従来に比べ数十〜数百倍長くなることが理解される。ま
た、本実施例におけるノズルを、金属や石材の表面のサ
ンドブラスト処理用ノズルとして使用してみたところ、
上述のような噴出筒20の先端口径の磨耗度合いの減少
のため、ノズルの砥材噴出形状が放射状に広がることな
く長時間に渡りビーム状に維持されて、均質で安定した
サンドブラスト処理が可能である旨確認された。
アルミナ(92%)により形成した場合にくらべ、本実
施例のように噴出筒20を採用しこの噴出筒20をBN
あるいはSi3 N4 により形成した場合の方が、ノズル
の噴出口径の磨耗度合いが、砥材噴出時間経過との関連
にて著しく減少することが判る。しかも、ノズルの噴出
口径の磨耗度合いは、Si3 N4 に比べBNの方が大幅
に低いことも判る。従って、本実施例によるノズルの寿
命はSi3 N4 からなる噴出筒20の方が従来に比べ3
〜5倍長くなり、また、BNからなる噴出筒20の方が
従来に比べ数十〜数百倍長くなることが理解される。ま
た、本実施例におけるノズルを、金属や石材の表面のサ
ンドブラスト処理用ノズルとして使用してみたところ、
上述のような噴出筒20の先端口径の磨耗度合いの減少
のため、ノズルの砥材噴出形状が放射状に広がることな
く長時間に渡りビーム状に維持されて、均質で安定した
サンドブラスト処理が可能である旨確認された。
【0016】図2は第2の実施例を示す縦断面図であ
る。この実施例におけるノズルは、ノズル本体10Aを
有しており、このノズル本体10Aは、前記実施例にて
述べたノズル本体10の形成材料と同様の材料により、
同ノズル本体10から段付筒状通路12の大径部12b
の外周壁部分を省略した構成部分と同様の断面形状を有
するように形成されている。また、本実施例のノズル
は、前記実施例にて述べた噴出筒20に相当する噴出筒
40を有しており、この噴出筒40は、噴出筒20の形
成材料と同様の材料により形成されている。また、この
噴出筒40は、ノズル本体10Aの先端部に同軸的に接
合されて、略円筒状の金属外管50によりカシメ止めさ
れている。
る。この実施例におけるノズルは、ノズル本体10Aを
有しており、このノズル本体10Aは、前記実施例にて
述べたノズル本体10の形成材料と同様の材料により、
同ノズル本体10から段付筒状通路12の大径部12b
の外周壁部分を省略した構成部分と同様の断面形状を有
するように形成されている。また、本実施例のノズル
は、前記実施例にて述べた噴出筒20に相当する噴出筒
40を有しており、この噴出筒40は、噴出筒20の形
成材料と同様の材料により形成されている。また、この
噴出筒40は、ノズル本体10Aの先端部に同軸的に接
合されて、略円筒状の金属外管50によりカシメ止めさ
れている。
【0017】このように構成した本実施例において、前
記実施例と同様に、前記砥材供給源からの砥材が、ノズ
ル本体10Aの噴出通路10a内にラッパ状通路11の
大径基端部11aから圧送されると、この圧送砥材がラ
ッパ状通路11の内周面により絞られつつ小径部12a
を通り噴出筒40内に圧送案内される。すると、噴出筒
40が、小径部12aからの圧送砥材を、前記実施例と
同様にビーム状に勢い良く噴出する。かかる場合、噴出
筒40を金属外管50によりノズル本体10Aに同軸的
にカシメ止めするようにしたので、ノズルの砥材噴出過
程において、噴出筒40が砥材の噴出力を受けてノズル
本体10Aから離脱することはない。
記実施例と同様に、前記砥材供給源からの砥材が、ノズ
ル本体10Aの噴出通路10a内にラッパ状通路11の
大径基端部11aから圧送されると、この圧送砥材がラ
ッパ状通路11の内周面により絞られつつ小径部12a
を通り噴出筒40内に圧送案内される。すると、噴出筒
40が、小径部12aからの圧送砥材を、前記実施例と
同様にビーム状に勢い良く噴出する。かかる場合、噴出
筒40を金属外管50によりノズル本体10Aに同軸的
にカシメ止めするようにしたので、ノズルの砥材噴出過
程において、噴出筒40が砥材の噴出力を受けてノズル
本体10Aから離脱することはない。
【0018】なお、前記実施例においては、噴出筒2
0、40をノズル本体10、10Aに接合するのに、接
着剤で固定したり、金属外管50によりカシメ止めする
場合について説明したが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、噴出筒をノズル本体に接合するには、焼き
ばめ、圧入等、種々の方法が考えられる。いずれにして
も、噴出筒は、その形成材料の加工の困難性から、単純
なリング形状で用いるのが望ましい。また、ノズル本体
10、10Aは、アルミナに限ることなく、金属その他
各種の材料により形成して実施してもよい。
0、40をノズル本体10、10Aに接合するのに、接
着剤で固定したり、金属外管50によりカシメ止めする
場合について説明したが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、噴出筒をノズル本体に接合するには、焼き
ばめ、圧入等、種々の方法が考えられる。いずれにして
も、噴出筒は、その形成材料の加工の困難性から、単純
なリング形状で用いるのが望ましい。また、ノズル本体
10、10Aは、アルミナに限ることなく、金属その他
各種の材料により形成して実施してもよい。
【図1】本発明の第1の実施例を示す縦断面図である。
【図2】本発明の第2の実施例を示す縦断面図である。
【符号の説明】 10 ノズル本体 10a 噴出通路 11 ラッパ状通路 11a 大径基端部 12 段付筒状通路 12a 小径部 12b 大径部 20 噴出筒 30 接着剤薄層 40 噴出筒 50 金属外管
Claims (1)
- 【請求項1】 断面略漏斗状に形成した噴出通路を有
し、この噴出通路内にその大径基端部を通し砥材供給源
から砥材を圧送されて同圧送砥材を前記噴出通路の小径
先端部から噴出するノズルにおいて、 前記噴出通路の小径先端部の少なくとも内周面部分をB
N、Si3 N4 或いはSiC等の高耐磨耗性材料により
構成するようにしたことを特徴とする砥材噴出用ノズ
ル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33530792A JPH06155302A (ja) | 1992-11-20 | 1992-11-20 | 砥材噴出用ノズル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33530792A JPH06155302A (ja) | 1992-11-20 | 1992-11-20 | 砥材噴出用ノズル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06155302A true JPH06155302A (ja) | 1994-06-03 |
Family
ID=18287061
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33530792A Pending JPH06155302A (ja) | 1992-11-20 | 1992-11-20 | 砥材噴出用ノズル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06155302A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107282324A (zh) * | 2016-03-31 | 2017-10-24 | 中国石油化工股份有限公司 | 喷嘴及其制造方法 |
-
1992
- 1992-11-20 JP JP33530792A patent/JPH06155302A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107282324A (zh) * | 2016-03-31 | 2017-10-24 | 中国石油化工股份有限公司 | 喷嘴及其制造方法 |
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