JPH0615620A - プレキャスト・コンクリート板の製造方法 - Google Patents
プレキャスト・コンクリート板の製造方法Info
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- JPH0615620A JPH0615620A JP26727791A JP26727791A JPH0615620A JP H0615620 A JPH0615620 A JP H0615620A JP 26727791 A JP26727791 A JP 26727791A JP 26727791 A JP26727791 A JP 26727791A JP H0615620 A JPH0615620 A JP H0615620A
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- Japan
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- tile
- artificial
- tiles
- synthetic resin
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 タイル、天然石及び人造石の接着力の増大を
計り、目地部の空気中に存在する炭酸ガスによる中性化
を防止し、表面に人工的な凹凸賦型模様を形成したPC
板の製造。 【構成】 PC板用鋼製型枠のベッド1面上に、シート
2上に複数枚配設されたタイル3で構成されたユニット
タイル4を敷設し、且つ目地部5には厚み5mmのポリ
エステル製目地材をセットして、ポルトランドセメント
100部、クラレエマルジョンOM−601018部、
珪砂150部、水適量を混合して作成した合成樹脂セメ
ントモルタルを1m2 当たり6kgの割合でユニットタ
イル4の裏あし面及び目地部5に金鏝で塗布し、1時間
養生した後、鉄筋コンクリート7を組み込み、コンクリ
ート8を投入して締め固め作業を行い、50℃前後の温
度で約6時間蒸気養生を行い、冷却した後に型枠を取り
除く。
計り、目地部の空気中に存在する炭酸ガスによる中性化
を防止し、表面に人工的な凹凸賦型模様を形成したPC
板の製造。 【構成】 PC板用鋼製型枠のベッド1面上に、シート
2上に複数枚配設されたタイル3で構成されたユニット
タイル4を敷設し、且つ目地部5には厚み5mmのポリ
エステル製目地材をセットして、ポルトランドセメント
100部、クラレエマルジョンOM−601018部、
珪砂150部、水適量を混合して作成した合成樹脂セメ
ントモルタルを1m2 当たり6kgの割合でユニットタ
イル4の裏あし面及び目地部5に金鏝で塗布し、1時間
養生した後、鉄筋コンクリート7を組み込み、コンクリ
ート8を投入して締め固め作業を行い、50℃前後の温
度で約6時間蒸気養生を行い、冷却した後に型枠を取り
除く。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築用部材として床、
屋根、壁等並びに柱、梁等のコンクリート構造物を構成
する部材を工場で製造する際のプレキャスト・コンクリ
ート板(以下PC板と指称する。)、特に外壁用タイル
及び天然石模様又は人造石模様付のPC板の製造方法に
関するものである。
屋根、壁等並びに柱、梁等のコンクリート構造物を構成
する部材を工場で製造する際のプレキャスト・コンクリ
ート板(以下PC板と指称する。)、特に外壁用タイル
及び天然石模様又は人造石模様付のPC板の製造方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のタイル張りの工法は、主に手張り
工法が一般的に行われている。この手張り工法には、接
着剤張り、圧着張り、密着張り等色々な工法があるが、
この工法は基本的には、図3に示すように、躯体Eに対
して下塗り層B及び中塗り層Cにより調整して構成され
た下地層Dの表面に、圧着方法により又は振動工具を使
用してタイルAを張り付ける工法である。
工法が一般的に行われている。この手張り工法には、接
着剤張り、圧着張り、密着張り等色々な工法があるが、
この工法は基本的には、図3に示すように、躯体Eに対
して下塗り層B及び中塗り層Cにより調整して構成され
た下地層Dの表面に、圧着方法により又は振動工具を使
用してタイルAを張り付ける工法である。
【0003】この手張り工法は、工事に手数が掛かるの
で、最近、現場技術者の不足とか建築現場の合理化の観
点から、先付けタイル工法によるPC板の製造方法が採
用されるようになって来た。この先付けタイル工法は、
PC板製造用鋼製型枠のベッド面に、多数個のモザイク
タイル又は二丁掛等のタイルを、紙又は合成樹脂フイル
ムに連続的に裏打ちすることにより、所定の目地幅が得
られるように加工されたユニットタイルをセットする工
法である。この工法に於いて、相隣接するタイル間の目
地に、タイルの厚みの1/3乃至2/3程度の厚みを有
する目地材をセットするもので、この上に型枠の外で組
み立てられた鉄筋を、その組み上がったままの状態で型
枠内の所定の位置にセットし、これにコンクリートを打
設してフレキシブルバイブレーター、テーブルバイブレ
ーター等で入念に充填して締め固め作業を行うのであ
る。
で、最近、現場技術者の不足とか建築現場の合理化の観
点から、先付けタイル工法によるPC板の製造方法が採
用されるようになって来た。この先付けタイル工法は、
PC板製造用鋼製型枠のベッド面に、多数個のモザイク
タイル又は二丁掛等のタイルを、紙又は合成樹脂フイル
ムに連続的に裏打ちすることにより、所定の目地幅が得
られるように加工されたユニットタイルをセットする工
法である。この工法に於いて、相隣接するタイル間の目
地に、タイルの厚みの1/3乃至2/3程度の厚みを有
する目地材をセットするもので、この上に型枠の外で組
み立てられた鉄筋を、その組み上がったままの状態で型
枠内の所定の位置にセットし、これにコンクリートを打
設してフレキシブルバイブレーター、テーブルバイブレ
ーター等で入念に充填して締め固め作業を行うのであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記したよ
うな従来の先付けタイル工法によるPC板の製造方法で
は、型枠内に打設するコンクリートは、異なる比重の材
料を混合したものであるために、締め固め作業に際して
振動や重力の作用によって、水や砂及び粗骨材が少し分
離する現象が生ずる。この現象に起因して、先にセット
した目地材やタイルの間を介して、セメントノロ水がユ
ニットタイルの表面と合成樹脂フイルムの空隙部に浸入
することになり、そのためにタイル表面を汚す欠点があ
る。
うな従来の先付けタイル工法によるPC板の製造方法で
は、型枠内に打設するコンクリートは、異なる比重の材
料を混合したものであるために、締め固め作業に際して
振動や重力の作用によって、水や砂及び粗骨材が少し分
離する現象が生ずる。この現象に起因して、先にセット
した目地材やタイルの間を介して、セメントノロ水がユ
ニットタイルの表面と合成樹脂フイルムの空隙部に浸入
することになり、そのためにタイル表面を汚す欠点があ
る。
【0005】同時にスポンジ目地をセットしたタイルの
目地は、幅2mm乃至8mm、深さ3mm乃至10mm
程度であるから、粗骨材は全く内部に入ることがなく、
細骨材、セメント及び水の混合物が入り、特に砂は比重
が大きいために砂の多い配合となるので「ざらついた」
感じの強度の弱い材質になり易い。そのために養生脱型
後に、ユニットタイルを構成する合成樹脂シートを剥離
した際に、セメントノロ水がタイル表面に付着して硬化
した状態となり、このタイル表面に付着して硬化してい
るセメントノロ水の除去清掃に相当の手数を要し、例え
ば2m×4mの面積を有するPC板の清掃には一人の作
業者が必要となる。而も目地部に充填されたコンクリー
ト配合は、粗骨材が無くて細骨材が多く、セメント分が
少ないので物理的及び化学的に弱い材質となり、耐候
性、耐水性の必要な場所にはシーリング材等で補修作業
を行う必要がある。
目地は、幅2mm乃至8mm、深さ3mm乃至10mm
程度であるから、粗骨材は全く内部に入ることがなく、
細骨材、セメント及び水の混合物が入り、特に砂は比重
が大きいために砂の多い配合となるので「ざらついた」
感じの強度の弱い材質になり易い。そのために養生脱型
後に、ユニットタイルを構成する合成樹脂シートを剥離
した際に、セメントノロ水がタイル表面に付着して硬化
した状態となり、このタイル表面に付着して硬化してい
るセメントノロ水の除去清掃に相当の手数を要し、例え
ば2m×4mの面積を有するPC板の清掃には一人の作
業者が必要となる。而も目地部に充填されたコンクリー
ト配合は、粗骨材が無くて細骨材が多く、セメント分が
少ないので物理的及び化学的に弱い材質となり、耐候
性、耐水性の必要な場所にはシーリング材等で補修作業
を行う必要がある。
【0006】このような問題点に鑑み、本発明は、従来
の先付けタイル工法によるPC板の製造方法を合理化す
ることにより、タイル、天然石及び人造石の接着力の増
大を計ると共に、目地部の空気中に存在する炭酸ガスに
よる中性化を防止して耐久性及び凍結融解性の向上を図
り、そして表面に、意匠性があり而も気孔を有する天然
石、人造石タイル等の仕上げ面を形成する先付けタイル
工法により、又は表面に人工的な凹凸賦型模様を形成す
ることによって、表面に、色々な形状、模様及び色彩を
具備したPC板を容易に製造できるプレキャスト・コン
クリート板の製造方法を提供することを目的とする。
の先付けタイル工法によるPC板の製造方法を合理化す
ることにより、タイル、天然石及び人造石の接着力の増
大を計ると共に、目地部の空気中に存在する炭酸ガスに
よる中性化を防止して耐久性及び凍結融解性の向上を図
り、そして表面に、意匠性があり而も気孔を有する天然
石、人造石タイル等の仕上げ面を形成する先付けタイル
工法により、又は表面に人工的な凹凸賦型模様を形成す
ることによって、表面に、色々な形状、模様及び色彩を
具備したPC板を容易に製造できるプレキャスト・コン
クリート板の製造方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、ベッド上面にユニットタイルを設置し
て仕上げ層を形成すると共に、そのタイル裏あし面に合
成樹脂セメントモルタルを塗布した後、コンクリートを
打設して、表面にタイル張り仕上げ面を形成したり、又
前記仕上げ層として、ベッド上面の型枠内に於いて、天
然骨材又は人工骨材を合成樹脂結合材で固化して、表面
に天然石又は人造石模様仕上げ面を形成することによ
り、表面に色々な形状、模様及び色彩を具備したPC板
が得られるのである。
めに、本発明は、ベッド上面にユニットタイルを設置し
て仕上げ層を形成すると共に、そのタイル裏あし面に合
成樹脂セメントモルタルを塗布した後、コンクリートを
打設して、表面にタイル張り仕上げ面を形成したり、又
前記仕上げ層として、ベッド上面の型枠内に於いて、天
然骨材又は人工骨材を合成樹脂結合材で固化して、表面
に天然石又は人造石模様仕上げ面を形成することによ
り、表面に色々な形状、模様及び色彩を具備したPC板
が得られるのである。
【0008】
【作用】次に本発明の作用状態について述べる。ベッド
上面にユニットタイルを設置したり、又ベッド上面の型
枠内に於いて天然骨材又は人工骨材を、合成樹脂結合材
で固化したりして仕上げ層を形成するもので、これらタ
イル裏あし面に合成樹脂セメントモルタルを塗布した後
コンクリートを打設して、表面にタイル張り仕上げ面を
形成したり、天然石又は人造石模様仕上げ面を形成する
ことにより、表面に色々な形状、模様及び色彩を有する
PC板を製造するのである。
上面にユニットタイルを設置したり、又ベッド上面の型
枠内に於いて天然骨材又は人工骨材を、合成樹脂結合材
で固化したりして仕上げ層を形成するもので、これらタ
イル裏あし面に合成樹脂セメントモルタルを塗布した後
コンクリートを打設して、表面にタイル張り仕上げ面を
形成したり、天然石又は人造石模様仕上げ面を形成する
ことにより、表面に色々な形状、模様及び色彩を有する
PC板を製造するのである。
【0009】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照しながら具
体的に説明する。先ず図1の第1実施例について説明す
る。PC板用鋼製型枠のベッド1面上に、シート2上に
複数枚配設されたタイル3で構成されたユニットタイル
4を敷設すると共に、目地部5には厚み5mmのポリエ
ステル製目地材をセットし、ポルトランドセメント10
0部、クラレエマルジョンOM−6010(エチレン酢
酸ビニール、株式会社クラレ製)18部、珪砂150部
及び水適量を混合して作製された合成樹脂セメントモル
タル6を、1m2 当たり6kgの割合でユニットタイル
4の裏あし面及び目地部5に金鏝で塗布する。これを1
時間養生した後、鉄筋コンクリート7を組み込み、コン
クリート8を投入してテーブルバイブレータで締め固め
作業を行い、50℃前後の温度で約6時間蒸気養生を行
うのである。そしてこれを冷却した後に型枠を取り除く
と、タイル表面は汚れのない綺麗な状態のPC板製品が
得られる。
体的に説明する。先ず図1の第1実施例について説明す
る。PC板用鋼製型枠のベッド1面上に、シート2上に
複数枚配設されたタイル3で構成されたユニットタイル
4を敷設すると共に、目地部5には厚み5mmのポリエ
ステル製目地材をセットし、ポルトランドセメント10
0部、クラレエマルジョンOM−6010(エチレン酢
酸ビニール、株式会社クラレ製)18部、珪砂150部
及び水適量を混合して作製された合成樹脂セメントモル
タル6を、1m2 当たり6kgの割合でユニットタイル
4の裏あし面及び目地部5に金鏝で塗布する。これを1
時間養生した後、鉄筋コンクリート7を組み込み、コン
クリート8を投入してテーブルバイブレータで締め固め
作業を行い、50℃前後の温度で約6時間蒸気養生を行
うのである。そしてこれを冷却した後に型枠を取り除く
と、タイル表面は汚れのない綺麗な状態のPC板製品が
得られる。
【0010】前記PC板用鋼製型枠内のタイル裏あし面
には、ポリマーセメントモルタルを鏝、ヘラ又は吹き付
けにより塗布するのであるが、塗布厚みは1mm乃至2
mm程度とする。ポリマーとしては、ポリクロロプレン
ラテックス、スチレンブランジェンラテックス、アクリ
ルニトリルブタジェンラテックス、ポリ酢酸ビニールエ
マルジョン、ポリアクリル酸エステルエマルジョン等を
使用するが、このようなエマルジョン系以外の目地材及
び接着剤としては、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、
フラン樹脂等の単体、又はタルク、炭酸カルシウム等の
各種充填材や、砂、軽量骨材、人工骨材等を混合したも
のを使用することができる。然しながらエポキシ樹脂を
使用することが、もっとも好適である。
には、ポリマーセメントモルタルを鏝、ヘラ又は吹き付
けにより塗布するのであるが、塗布厚みは1mm乃至2
mm程度とする。ポリマーとしては、ポリクロロプレン
ラテックス、スチレンブランジェンラテックス、アクリ
ルニトリルブタジェンラテックス、ポリ酢酸ビニールエ
マルジョン、ポリアクリル酸エステルエマルジョン等を
使用するが、このようなエマルジョン系以外の目地材及
び接着剤としては、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、
フラン樹脂等の単体、又はタルク、炭酸カルシウム等の
各種充填材や、砂、軽量骨材、人工骨材等を混合したも
のを使用することができる。然しながらエポキシ樹脂を
使用することが、もっとも好適である。
【0011】このようなポリマーは、フィルムを形成し
てセメント水和物と骨材の間隙を充填すると共に、相互
に結合するのである。そしてポリマー量を増加すれば、
それに結合するセメント粒子の数が増大して或る一定の
混合率に於いて、ポリマー−セメント−ポリマーの鎖に
よる強力な系が形成されるのである。なお、ポリマーの
添加量は、全セメント重量の2%乃至20%程度であっ
て、10%程度が好ましく、多くても25%迄である。
てセメント水和物と骨材の間隙を充填すると共に、相互
に結合するのである。そしてポリマー量を増加すれば、
それに結合するセメント粒子の数が増大して或る一定の
混合率に於いて、ポリマー−セメント−ポリマーの鎖に
よる強力な系が形成されるのである。なお、ポリマーの
添加量は、全セメント重量の2%乃至20%程度であっ
て、10%程度が好ましく、多くても25%迄である。
【0012】又PC板の製造方法として、立て打ち式に
よる方法があるが、この方法では合成樹脂モルタルのダ
レ現象を生ずるので、この現象を防止するために、メテ
ルセルローズのような添加剤やビニロン、ガラス繊維等
を混入することにより、吹き付け機による垂直面の施行
も可能である。この立て打ち式によるPC板の製造方法
の場合は、セメント100部、クラレエマルジョンOM
−6010(株式会社クラレ製)27部、ハイメトロー
ズ#400(信越化学株式会社製)0.4部、ガラス繊
維ACS−6H−103(日本電気硝子株式会社製)1
部、珪砂100部、及び水適量を混合して作成された合
成樹脂セメントモルタルを使用した。
よる方法があるが、この方法では合成樹脂モルタルのダ
レ現象を生ずるので、この現象を防止するために、メテ
ルセルローズのような添加剤やビニロン、ガラス繊維等
を混入することにより、吹き付け機による垂直面の施行
も可能である。この立て打ち式によるPC板の製造方法
の場合は、セメント100部、クラレエマルジョンOM
−6010(株式会社クラレ製)27部、ハイメトロー
ズ#400(信越化学株式会社製)0.4部、ガラス繊
維ACS−6H−103(日本電気硝子株式会社製)1
部、珪砂100部、及び水適量を混合して作成された合
成樹脂セメントモルタルを使用した。
【0013】次に図2の第2実施例について述べる。図
2の(イ)のように天然骨材又は人工骨材9を合成樹脂
結合材で固化して表面仕上げ層10としたPC板は、表
層部は図2の(ロ)のように天然骨材又は人工骨材の素
材それ自身の美観を生かすために、骨材同志を確実に結
合する合成樹脂の量が必要である。表面層は多孔質で透
水性があるために、セメントノロ水は表面仕上げ層10
の内部を自由に通過して表層部に現れることになり、先
付けタイル工法による製造方法を採用すると、コンクリ
ート8中のセメントノロ水は表面層を通過して硬化する
ことになり、骨材の表面にセメントノロが付着した状態
となる。而も天然骨材又は人工骨材を合成樹脂結合材で
固化して形成された表面仕上げ層10は、タイルのよう
に平滑面ではないので、水洗い等でそのセメントノロを
除去することが困難である。この場合、実施例1と同様
の合成樹脂セメントモルタル6を1m2 当たり4kgの
割合で塗布した後、コンクリートを打設して天然骨材又
は人工骨材表面のPC板を得ることができた。
2の(イ)のように天然骨材又は人工骨材9を合成樹脂
結合材で固化して表面仕上げ層10としたPC板は、表
層部は図2の(ロ)のように天然骨材又は人工骨材の素
材それ自身の美観を生かすために、骨材同志を確実に結
合する合成樹脂の量が必要である。表面層は多孔質で透
水性があるために、セメントノロ水は表面仕上げ層10
の内部を自由に通過して表層部に現れることになり、先
付けタイル工法による製造方法を採用すると、コンクリ
ート8中のセメントノロ水は表面層を通過して硬化する
ことになり、骨材の表面にセメントノロが付着した状態
となる。而も天然骨材又は人工骨材を合成樹脂結合材で
固化して形成された表面仕上げ層10は、タイルのよう
に平滑面ではないので、水洗い等でそのセメントノロを
除去することが困難である。この場合、実施例1と同様
の合成樹脂セメントモルタル6を1m2 当たり4kgの
割合で塗布した後、コンクリートを打設して天然骨材又
は人工骨材表面のPC板を得ることができた。
【0014】
【発明の効果】本発明は以下のような効果を具備してい
る。即ち、従来の先付けタイル工法によるPC板の製造
方法を合理化することにより、タイル、天然石及び人造
石の接着力の増大を計ると共に、目地部の空気中に存在
する炭酸ガスによる中性化を防止して耐久性及び凍結融
解性の向上を図ることができ、表面に意匠性があり而も
気孔を有する天然石、人造石タイル等の仕上げ面を形成
する先付けタイル工法により、又は表面に人工的な凹凸
賦型模様を任意に形成することによって、表面に色々な
形状、模様及び色彩を具備した多種類のPC板を、容易
に而も経済的に安価に製造することができる優れた特長
がある。
る。即ち、従来の先付けタイル工法によるPC板の製造
方法を合理化することにより、タイル、天然石及び人造
石の接着力の増大を計ると共に、目地部の空気中に存在
する炭酸ガスによる中性化を防止して耐久性及び凍結融
解性の向上を図ることができ、表面に意匠性があり而も
気孔を有する天然石、人造石タイル等の仕上げ面を形成
する先付けタイル工法により、又は表面に人工的な凹凸
賦型模様を任意に形成することによって、表面に色々な
形状、模様及び色彩を具備した多種類のPC板を、容易
に而も経済的に安価に製造することができる優れた特長
がある。
【図1】本発明に係るプレキャスト・コンクリート板の
製造方法の第1実施例を説明するためのPC板の断面
図。
製造方法の第1実施例を説明するためのPC板の断面
図。
【図2】図2の(イ)は本発明に係るプレキャスト・コ
ンクリート板の製造方法の第2実施例を説明するための
PC板の断面図、図2の(ロ)はこのPC板の施工正面
図。
ンクリート板の製造方法の第2実施例を説明するための
PC板の断面図、図2の(ロ)はこのPC板の施工正面
図。
【図3】従来のタイル手張り工法を説明するための断面
図。
図。
1 ベッド 2 シート 3 タイル 4 ユニットタイル 5 目地部 6 合成樹脂セメントモルタル 7 鉄筋 8 コンクリート
Claims (2)
- 【請求項1】 ベッド上面に、複数個のタイルをその表
層部が下向きになるように所望の配列に夫々固定して配
置し、そのタイル裏あし面に合成樹脂セメントモルタル
又は着色モルタルを層設した後、この着色モルタル層上
にコンクリートを所望の厚みに打設して、表面にタイル
張り仕上げ面を形成することを特徴とするプレキャスト
・コンクリート板の製造方法。 - 【請求項2】 ベッド上面の型枠内に於いて、天然骨材
又は人工骨材を合成樹脂結合材で固化して仕上げ層を形
成し、表面に天然石又は人造石模様仕上げ面を形成する
ことを特徴とする請求項1記載のプレキャスト・コンク
リート板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26727791A JPH0615620A (ja) | 1991-09-17 | 1991-09-17 | プレキャスト・コンクリート板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26727791A JPH0615620A (ja) | 1991-09-17 | 1991-09-17 | プレキャスト・コンクリート板の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0615620A true JPH0615620A (ja) | 1994-01-25 |
Family
ID=17442604
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26727791A Pending JPH0615620A (ja) | 1991-09-17 | 1991-09-17 | プレキャスト・コンクリート板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0615620A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07290417A (ja) * | 1994-04-21 | 1995-11-07 | Shiyotsukubeton Japan:Kk | 仕上げ材先付けpcパネルの製造方法及びその装置 |
| US7093457B2 (en) * | 2004-01-23 | 2006-08-22 | Metso Minerals Industries, Inc. | Annular cooler pallet construction |
| JP2014133684A (ja) * | 2013-01-11 | 2014-07-24 | Taisei Corp | タイル先付けプレキャストコンクリート部材およびタイル先付け工法 |
-
1991
- 1991-09-17 JP JP26727791A patent/JPH0615620A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07290417A (ja) * | 1994-04-21 | 1995-11-07 | Shiyotsukubeton Japan:Kk | 仕上げ材先付けpcパネルの製造方法及びその装置 |
| US7093457B2 (en) * | 2004-01-23 | 2006-08-22 | Metso Minerals Industries, Inc. | Annular cooler pallet construction |
| JP2014133684A (ja) * | 2013-01-11 | 2014-07-24 | Taisei Corp | タイル先付けプレキャストコンクリート部材およびタイル先付け工法 |
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