JPH06146576A - 熱可塑性樹脂製コンクリ−ト型枠 - Google Patents
熱可塑性樹脂製コンクリ−ト型枠Info
- Publication number
- JPH06146576A JPH06146576A JP30361892A JP30361892A JPH06146576A JP H06146576 A JPH06146576 A JP H06146576A JP 30361892 A JP30361892 A JP 30361892A JP 30361892 A JP30361892 A JP 30361892A JP H06146576 A JPH06146576 A JP H06146576A
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- thermoplastic resin
- panel
- pattern
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Abstract
(57)【要約】
【構成】パネル面に凹状および/または凸状の紋様を設
けてなる熱可塑性樹脂製コンクリ−ト型枠。 【効果】本発明のコンクリ−ト型枠を使用して打設した
コンクリ−トやコンクリ−トパネルの表面に凹凸の紋様
が付与され、コンクリ−ト面へのタイルなどの表面装飾
材の接着が非常に強固となり、また型枠そのものが軽量
であるため、施工現場におけるコンクリ−ト型枠の組み
立て等において作業性が向上する。
けてなる熱可塑性樹脂製コンクリ−ト型枠。 【効果】本発明のコンクリ−ト型枠を使用して打設した
コンクリ−トやコンクリ−トパネルの表面に凹凸の紋様
が付与され、コンクリ−ト面へのタイルなどの表面装飾
材の接着が非常に強固となり、また型枠そのものが軽量
であるため、施工現場におけるコンクリ−ト型枠の組み
立て等において作業性が向上する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱可塑性樹脂製コンク
リ−ト型枠に関する。
リ−ト型枠に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、コンクリ−ト型枠としては木
製、金属製、樹脂製などの各種のものが知られており、
かかるコンクリ−ト型枠は建設現場におけるコンクリ−
ト打設や建設材料としてのコンクリ−トパネルの工場生
産のために多く用いられている。しかし、従来から使用
されているこれらコンクリ−ト型枠のパネル面はいずれ
も平滑であるため、かかるコンクリ−ト型枠を用いて打
設したコンクリ−ト面やコンクリ−トパネルの表面も当
然ながら平らであった。一方、建設現場において打設さ
れたコンクリ−ト面が建造物の外壁であったり、コンク
リ−トパネルを建造物の外壁として使用する場合、ある
いはこれらを内壁として使用する場合には、大理石など
の天然石やタイルなどの表面装飾材をその表面に貼着す
ることが多く、その貼着は通常コンクリ−ト面やコンク
リ−トパネルの表面(以下、これらを単にコンクリ−ト
面という)に、接着剤やセメントモルタルなどの接着剤
層を塗布することにより行われている。
製、金属製、樹脂製などの各種のものが知られており、
かかるコンクリ−ト型枠は建設現場におけるコンクリ−
ト打設や建設材料としてのコンクリ−トパネルの工場生
産のために多く用いられている。しかし、従来から使用
されているこれらコンクリ−ト型枠のパネル面はいずれ
も平滑であるため、かかるコンクリ−ト型枠を用いて打
設したコンクリ−ト面やコンクリ−トパネルの表面も当
然ながら平らであった。一方、建設現場において打設さ
れたコンクリ−ト面が建造物の外壁であったり、コンク
リ−トパネルを建造物の外壁として使用する場合、ある
いはこれらを内壁として使用する場合には、大理石など
の天然石やタイルなどの表面装飾材をその表面に貼着す
ることが多く、その貼着は通常コンクリ−ト面やコンク
リ−トパネルの表面(以下、これらを単にコンクリ−ト
面という)に、接着剤やセメントモルタルなどの接着剤
層を塗布することにより行われている。
【0003】しかし、このような方法で表面装飾材を貼
着した場合には、接着剤層とコンクリ−ト面との接合強
度が十分でなく、外力が加わったり、振動が与えられる
としばしばコンクリ−ト面からの剥離を生じ、タイルや
大理石などの表面装飾材が接着剤層とともに落下して思
わぬ事故を発生させることはよく知られている。また、
剥離が高層ビルなどの高所で発生した場合にはその補修
が非常に困難であり、また危険でもあった。
着した場合には、接着剤層とコンクリ−ト面との接合強
度が十分でなく、外力が加わったり、振動が与えられる
としばしばコンクリ−ト面からの剥離を生じ、タイルや
大理石などの表面装飾材が接着剤層とともに落下して思
わぬ事故を発生させることはよく知られている。また、
剥離が高層ビルなどの高所で発生した場合にはその補修
が非常に困難であり、また危険でもあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようなことから、
本発明者らはかかる問題の発生はコンクリ−ト面が平滑
であることにその原因があることに着目し、従来の作業
手順を変えることなく、容易にしかも確実にコンクリ−
ト面の平滑性をなくし、コンクリ−ト面と接着剤層との
接合強度を向上せしめる方法について鋭意検討の結果、
コンクリ−トの打設のために使用されるコンクリ−ト型
枠において、従来平板という概念しかなかったコンクリ
−ト型枠のパネル面に凹凸の紋様をつけることが非常に
有効であることを見出し、さらに検討の結果本発明に至
った。すなわち、本発明は、パネル面に凹状および/ま
たは凸状の紋様を設けてなることを特徴とする熱可塑性
樹脂製コンクリ−ト型枠(以下、単にコンクリ−ト型枠
ということがある)を提供するものである。
本発明者らはかかる問題の発生はコンクリ−ト面が平滑
であることにその原因があることに着目し、従来の作業
手順を変えることなく、容易にしかも確実にコンクリ−
ト面の平滑性をなくし、コンクリ−ト面と接着剤層との
接合強度を向上せしめる方法について鋭意検討の結果、
コンクリ−トの打設のために使用されるコンクリ−ト型
枠において、従来平板という概念しかなかったコンクリ
−ト型枠のパネル面に凹凸の紋様をつけることが非常に
有効であることを見出し、さらに検討の結果本発明に至
った。すなわち、本発明は、パネル面に凹状および/ま
たは凸状の紋様を設けてなることを特徴とする熱可塑性
樹脂製コンクリ−ト型枠(以下、単にコンクリ−ト型枠
ということがある)を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】以下、本発明を具体的に
説明する。本発明のコンクリ−ト型枠は、その基材が熱
可塑性樹脂好ましくはガラス繊維等の補強繊維を含有す
る熱可塑性樹脂であることが必要である。基材とりわけ
パネル面が合板などの木材や金属板である場合には、コ
ンクリ−ト型枠としての重量が重いために作業能率が劣
ったり、腐食や錆が生じるといった基本的な問題がある
のみならず、木製の場合にはコンクリ−ト打設後におい
て容易にコンクリ−ト面から剥がせる凹状および/また
は凸状の紋様をパネル面に設けることが困難であり、ま
た金属性の場合にはかかる紋様を設けることは可能であ
っても非常なコスト高となり、また更に重量が増加して
作業能率が著しく低下するという問題がある。
説明する。本発明のコンクリ−ト型枠は、その基材が熱
可塑性樹脂好ましくはガラス繊維等の補強繊維を含有す
る熱可塑性樹脂であることが必要である。基材とりわけ
パネル面が合板などの木材や金属板である場合には、コ
ンクリ−ト型枠としての重量が重いために作業能率が劣
ったり、腐食や錆が生じるといった基本的な問題がある
のみならず、木製の場合にはコンクリ−ト打設後におい
て容易にコンクリ−ト面から剥がせる凹状および/また
は凸状の紋様をパネル面に設けることが困難であり、ま
た金属性の場合にはかかる紋様を設けることは可能であ
っても非常なコスト高となり、また更に重量が増加して
作業能率が著しく低下するという問題がある。
【0006】本発明のコンクリ−ト型枠の基材である熱
可塑性樹脂は基本的には熱可塑性の樹脂であればよく、
特に限定されない。このような熱可塑性樹脂としては、
たとえばポリエチレン、ポリプロピレン、ABS樹脂、
塩化ビニル樹脂、PMMA、ナイロン、ポリカ−ボネ−
トなどが挙げられるが、とりわけポリプロピレンなどの
ポリプロピレン系樹脂が好ましく使用される。基材とし
ては、このような熱可塑性樹脂の単独であってもよい
が、コンクリ−ト型枠としての機械的、物理的強度を向
上させるために、各種の補強繊維を配合させることは非
常に有効であり、通常はこのような補強繊維を含有した
熱可塑性樹脂が使用される。この目的で使用される補強
繊維としてはガラス繊維などの無機繊維、ケブラ−など
の有機繊維などがあげられ、これら補強繊維にさらにチ
タン酸カリウムなどのウスカ−類、タルクやワラストナ
イトなどの無機充填材を配合していてもよい。補強繊維
を使用する場合には、繊維長が0.1mm〜50mmの
中、長繊維を用いることが強度向上の点からより好まし
い。また、その繊維径は通常1〜50μm程度である。
基材である熱可塑性樹脂中に通常使用される各種安定材
や顔料などの着色材をそれぞれの目的に応じて適宜配合
することは何ら差し支えない。ガラス繊維などの補強繊
維を熱可塑性樹脂中に配合する場合、その配合量は含量
として通常50重量%以下、好ましくは30重量%以下
である。下限は特に制限されないが、補強効果を十分に
得るためには10重量%、好ましくは15重量%であ
る。
可塑性樹脂は基本的には熱可塑性の樹脂であればよく、
特に限定されない。このような熱可塑性樹脂としては、
たとえばポリエチレン、ポリプロピレン、ABS樹脂、
塩化ビニル樹脂、PMMA、ナイロン、ポリカ−ボネ−
トなどが挙げられるが、とりわけポリプロピレンなどの
ポリプロピレン系樹脂が好ましく使用される。基材とし
ては、このような熱可塑性樹脂の単独であってもよい
が、コンクリ−ト型枠としての機械的、物理的強度を向
上させるために、各種の補強繊維を配合させることは非
常に有効であり、通常はこのような補強繊維を含有した
熱可塑性樹脂が使用される。この目的で使用される補強
繊維としてはガラス繊維などの無機繊維、ケブラ−など
の有機繊維などがあげられ、これら補強繊維にさらにチ
タン酸カリウムなどのウスカ−類、タルクやワラストナ
イトなどの無機充填材を配合していてもよい。補強繊維
を使用する場合には、繊維長が0.1mm〜50mmの
中、長繊維を用いることが強度向上の点からより好まし
い。また、その繊維径は通常1〜50μm程度である。
基材である熱可塑性樹脂中に通常使用される各種安定材
や顔料などの着色材をそれぞれの目的に応じて適宜配合
することは何ら差し支えない。ガラス繊維などの補強繊
維を熱可塑性樹脂中に配合する場合、その配合量は含量
として通常50重量%以下、好ましくは30重量%以下
である。下限は特に制限されないが、補強効果を十分に
得るためには10重量%、好ましくは15重量%であ
る。
【0007】本発明のコンクリ−ト型枠はこのような熱
可塑性樹脂を基材とするものであって、通常そのパネル
厚は2〜15mm程度であり、パネル面に凹状および/
または凸状の紋様が設けられていること以外の基本的形
状は従来より知られているコンクリ−ト型枠と同じであ
る。すなわち、パネル部分のみから構成されるものであ
ってもよいし、パネルの裏面に補強用のリブを設けたも
のであってもよく、この場合のリブの幅、高さ、リブの
数は任意である。
可塑性樹脂を基材とするものであって、通常そのパネル
厚は2〜15mm程度であり、パネル面に凹状および/
または凸状の紋様が設けられていること以外の基本的形
状は従来より知られているコンクリ−ト型枠と同じであ
る。すなわち、パネル部分のみから構成されるものであ
ってもよいし、パネルの裏面に補強用のリブを設けたも
のであってもよく、この場合のリブの幅、高さ、リブの
数は任意である。
【0008】本発明のコンクリ−ト型枠のパネル面に設
けられる凹状および/または凸状の紋様とは、該パネル
面にコンクリ−トを打設した際に、パネル面の紋様がコ
ンクリ−ト面に転写されてクンクリ−ト面の平滑性が阻
害される程度のものであれば特に制限はない。従って、
その形状も任意であり、凹部および凸部が連続状であっ
てもよいし、個々に独立していてもよい。かかる凹部お
よび凸部は、パネルの基準面からみて凹部のみまたは凸
部のみあるいは両者の組合せのいずれであってもよい
が、凹部を設けることにより結果的にパネルの厚みが薄
くなってパネル自体の強度が低下する恐れがある場合に
は凸部を設けることが多い。このような凹状および/ま
たは凸状の紋様としては、該紋様がコンクリ−ト面に転
写された際に、コンクリ−ト面に凹凸が付与されるもの
であれば何ら制限されず、例えば図1〜図3に示される
ような各種の柱状紋様や凹部や凸部が連続状である簾
状、格子状、波形状、煉瓦積み状などの各種の紋様が挙
げられる。このような紋様のパネル平面に占める割合は
特に制限されないが、通常、平面積で10%以上、好ま
しくは30%以上であり、上記例の波形状の紋様をパネ
ル表面全域に設けた場合などには100%となる。尚、
各紋様の大きさについては任意であるが、単一紋様があ
まりに大きいと凹または凸紋様を設ける意味が乏しく、
またこれが余りに小さいと平板との差が得られにくく、
その大きさは使用目的に応じて適宜決される。また、紋
様の位置は一般的にはパネル面にほぼ均等にあることが
好ましいが、打設されたコンクリ−ト面の一部にのみ表
面装飾材を貼着する場合など、その使用目的によっては
部分的に設けてもよい。
けられる凹状および/または凸状の紋様とは、該パネル
面にコンクリ−トを打設した際に、パネル面の紋様がコ
ンクリ−ト面に転写されてクンクリ−ト面の平滑性が阻
害される程度のものであれば特に制限はない。従って、
その形状も任意であり、凹部および凸部が連続状であっ
てもよいし、個々に独立していてもよい。かかる凹部お
よび凸部は、パネルの基準面からみて凹部のみまたは凸
部のみあるいは両者の組合せのいずれであってもよい
が、凹部を設けることにより結果的にパネルの厚みが薄
くなってパネル自体の強度が低下する恐れがある場合に
は凸部を設けることが多い。このような凹状および/ま
たは凸状の紋様としては、該紋様がコンクリ−ト面に転
写された際に、コンクリ−ト面に凹凸が付与されるもの
であれば何ら制限されず、例えば図1〜図3に示される
ような各種の柱状紋様や凹部や凸部が連続状である簾
状、格子状、波形状、煉瓦積み状などの各種の紋様が挙
げられる。このような紋様のパネル平面に占める割合は
特に制限されないが、通常、平面積で10%以上、好ま
しくは30%以上であり、上記例の波形状の紋様をパネ
ル表面全域に設けた場合などには100%となる。尚、
各紋様の大きさについては任意であるが、単一紋様があ
まりに大きいと凹または凸紋様を設ける意味が乏しく、
またこれが余りに小さいと平板との差が得られにくく、
その大きさは使用目的に応じて適宜決される。また、紋
様の位置は一般的にはパネル面にほぼ均等にあることが
好ましいが、打設されたコンクリ−ト面の一部にのみ表
面装飾材を貼着する場合など、その使用目的によっては
部分的に設けてもよい。
【0009】かかる紋様の高さ(紋様が凹部の場合はそ
の深さ)は任意であって特に制限されるものではない
が、あまり高すぎるとコンクリ−ト形枠の製造が困難と
なったり、コンクリ−ト打設後の型枠の解体作業時にお
ける剥離作業が困難となり、またそれが低すぎるとコン
クリ−ト面への表面装飾材の貼着強度が不十分となるた
め、通常は0.2〜5mm程度である。もっとも、紋様
が凹状である場合にはパネルの厚さ未満であることはい
うまでもない。
の深さ)は任意であって特に制限されるものではない
が、あまり高すぎるとコンクリ−ト形枠の製造が困難と
なったり、コンクリ−ト打設後の型枠の解体作業時にお
ける剥離作業が困難となり、またそれが低すぎるとコン
クリ−ト面への表面装飾材の貼着強度が不十分となるた
め、通常は0.2〜5mm程度である。もっとも、紋様
が凹状である場合にはパネルの厚さ未満であることはい
うまでもない。
【0010】かかる本発明の熱可塑性樹脂性コンクリ−
ト型枠は、前記凹凸紋様に対応する凹凸を付した金型を
使用し、熱可塑性樹脂を熱プレス法、射出成形法、鋳込
法などの各種の方法で成形することにより容易に製造す
ることができるが、製品性能の点で熱プレス法による方
法が最も好ましい。熱プレス法により製造する場合、補
強繊維等を含んでいてもよい熱可塑性樹脂の溶融体を金
型間に供給し、これをプレスする方法であってもよい
し、スタンパブルシ−トとして知られている補強繊維を
含む熱可塑性樹脂シ−トを必要に応じて予めこれを加熱
した後金型間に載置し、これを熱プレスする方法であっ
てもよいが、補強用の長いリブを設ける場合には前者の
方法が好適である。
ト型枠は、前記凹凸紋様に対応する凹凸を付した金型を
使用し、熱可塑性樹脂を熱プレス法、射出成形法、鋳込
法などの各種の方法で成形することにより容易に製造す
ることができるが、製品性能の点で熱プレス法による方
法が最も好ましい。熱プレス法により製造する場合、補
強繊維等を含んでいてもよい熱可塑性樹脂の溶融体を金
型間に供給し、これをプレスする方法であってもよい
し、スタンパブルシ−トとして知られている補強繊維を
含む熱可塑性樹脂シ−トを必要に応じて予めこれを加熱
した後金型間に載置し、これを熱プレスする方法であっ
てもよいが、補強用の長いリブを設ける場合には前者の
方法が好適である。
【0011】
【発明の効果】本発明の熱可塑性樹脂製コンクリ−ト型
枠は、パネル表面に凹および/または凸紋様を有するた
め、この型枠を用いて打設したコンクリ−トやコンクリ
−トパネルの表面に該凹凸に対応する紋様が転写され、
その表面が粗面となるため、タイルや大理石などの表面
装飾材を貼着するためのモルタルなどがコンクリ−ト面
に強固に接着し、その結果表面装飾材を強固にコンクリ
−ト面に接着することができる。加えて、本発明の熱可
塑性樹脂製コンクリ−ト型枠は、それが従来の木製や金
属製のコンクリ−ト型枠のもつ諸欠点がないため、実用
上有利に使用することができる。
枠は、パネル表面に凹および/または凸紋様を有するた
め、この型枠を用いて打設したコンクリ−トやコンクリ
−トパネルの表面に該凹凸に対応する紋様が転写され、
その表面が粗面となるため、タイルや大理石などの表面
装飾材を貼着するためのモルタルなどがコンクリ−ト面
に強固に接着し、その結果表面装飾材を強固にコンクリ
−ト面に接着することができる。加えて、本発明の熱可
塑性樹脂製コンクリ−ト型枠は、それが従来の木製や金
属製のコンクリ−ト型枠のもつ諸欠点がないため、実用
上有利に使用することができる。
【0012】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに詳細に説
明するが、本発明がこれによって限定されるものでない
ことはいうまでもない。
明するが、本発明がこれによって限定されるものでない
ことはいうまでもない。
【0013】実施例1 平均繊維長12mm、平均ガラス径10μのガラス繊維
を25%含み、マトリックス樹脂がポリプロピレンであ
るスタンパブルシ−ト(ケ−プラシ−ト:ケ−プラシ−
ト株式会社製)を、加熱炉中でシ−ト表面が210℃に
なるまで加熱した。この加熱シ−トを、成形時において
図1に示すような直径10mm、高さ3mmの円柱状の
突起を縦、横各20mmピッチ間隔で有し、かつその裏
面に高さ10.5mm、厚み4mmのリブを長さ方向に
40mm間隔で有する形状となるような金型面を有する
上下の金型間に載置したのち両金型を型締し、加圧(1
00kg/cm2)、冷却して、上記突起およびリブを有
する長さ1,800mm、幅600mm、パネル厚4.
5mmの熱可塑性樹脂製コンクリ−ト型枠を得た。この
コンクリ−ト型枠を用いて厚さ50mmのコンクリ−ト
パネルを作成した。このコンクリ−トパネル表面には使
用したコンクリ−ト型枠の円柱状突起に対応した円柱状
の凹状紋様が付されていた。このコンクリ−トパネルに
セメントモルタルを厚さ約5mmとなるように塗布して
タイルを貼り合わせた。セメントモルタルの塗布時にお
いて、従来の平らなコンクリ−ト面へのセメントモルタ
ルの塗布時のような流れも見られず、タイルの接着力も
強固であった。
を25%含み、マトリックス樹脂がポリプロピレンであ
るスタンパブルシ−ト(ケ−プラシ−ト:ケ−プラシ−
ト株式会社製)を、加熱炉中でシ−ト表面が210℃に
なるまで加熱した。この加熱シ−トを、成形時において
図1に示すような直径10mm、高さ3mmの円柱状の
突起を縦、横各20mmピッチ間隔で有し、かつその裏
面に高さ10.5mm、厚み4mmのリブを長さ方向に
40mm間隔で有する形状となるような金型面を有する
上下の金型間に載置したのち両金型を型締し、加圧(1
00kg/cm2)、冷却して、上記突起およびリブを有
する長さ1,800mm、幅600mm、パネル厚4.
5mmの熱可塑性樹脂製コンクリ−ト型枠を得た。この
コンクリ−ト型枠を用いて厚さ50mmのコンクリ−ト
パネルを作成した。このコンクリ−トパネル表面には使
用したコンクリ−ト型枠の円柱状突起に対応した円柱状
の凹状紋様が付されていた。このコンクリ−トパネルに
セメントモルタルを厚さ約5mmとなるように塗布して
タイルを貼り合わせた。セメントモルタルの塗布時にお
いて、従来の平らなコンクリ−ト面へのセメントモルタ
ルの塗布時のような流れも見られず、タイルの接着力も
強固であった。
【0014】実施例2 実施例1で使用したと同様の上下金型からなる熱プレス
成形機を使用し、両金型が未閉鎖の状態で、下金型内に
もうけた溶融樹脂通路から、平均繊維長1mm、平均繊
維径10μのガラス繊維を30%含むポリプロピレン樹
脂組成物(MI=4.3)の樹脂溶融体を所要量供給
し、両金型を型締し、加圧(190kg/cm2)、冷却
して、実施例1で示すと同様の形状の熱可塑性樹脂製コ
ンクリ−ト型枠を得た。得られたコンクリ−ト型枠を使
用して実施例1と同様にコンクリ−トパネルの製造およ
び該パネル表面へのタイル貼着試験を行ったところ、実
施例1と同様であった。
成形機を使用し、両金型が未閉鎖の状態で、下金型内に
もうけた溶融樹脂通路から、平均繊維長1mm、平均繊
維径10μのガラス繊維を30%含むポリプロピレン樹
脂組成物(MI=4.3)の樹脂溶融体を所要量供給
し、両金型を型締し、加圧(190kg/cm2)、冷却
して、実施例1で示すと同様の形状の熱可塑性樹脂製コ
ンクリ−ト型枠を得た。得られたコンクリ−ト型枠を使
用して実施例1と同様にコンクリ−トパネルの製造およ
び該パネル表面へのタイル貼着試験を行ったところ、実
施例1と同様であった。
【0015】
【図1】本発明の熱可塑性樹脂製コンクリ−ト型枠の例
を示したものである。
を示したものである。
【図2】図1に示す本発明の熱可塑性樹脂製コンクリ−
ト型枠の断面を例示したものである。
ト型枠の断面を例示したものである。
【図3】本発明に適用される各種の凸状紋様の例を示し
たものである。
たものである。
【0016】
1:熱可塑性樹脂製コンクリ−ト型枠 2:パネル 3:凸状紋様 4:リブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北山 威夫 大阪府高槻市塚原2丁目10番1号 住友化 学工業株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】パネル面に凹状および/または凸状の紋様
を設けてなることを特徴とする熱可塑性樹脂製コンクリ
−ト型枠。 - 【請求項2】紋様部分の平面積がパネル面の10%以上
であることを特徴とする請求項1に記載の熱可塑性樹脂
製コンクリ−ト型枠。
Priority Applications (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30361892A JPH06146576A (ja) | 1992-11-13 | 1992-11-13 | 熱可塑性樹脂製コンクリ−ト型枠 |
| PCT/JP1993/001474 WO1994009227A1 (fr) | 1992-10-14 | 1993-10-14 | Coffrage en resine thermoplastique pour beton |
| SG1996004983A SG45368A1 (en) | 1992-10-14 | 1993-10-14 | A concrete form made of a thermoplastic resin |
| EP93922630A EP0625620A4 (en) | 1992-10-14 | 1993-10-14 | CONCRETE SHUTTERING MADE OF THERMOPLASTIC RESIN. |
| CA002125153A CA2125153A1 (en) | 1992-10-14 | 1993-10-14 | A concrete form made of a thermoplastic resin |
| KR1019940702025A KR100308440B1 (ko) | 1992-10-14 | 1993-10-14 | 열가소성수지로제조된콘크리트형틀 |
| TW082109220A TW293859B (ja) | 1992-10-14 | 1993-11-04 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30361892A JPH06146576A (ja) | 1992-11-13 | 1992-11-13 | 熱可塑性樹脂製コンクリ−ト型枠 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06146576A true JPH06146576A (ja) | 1994-05-27 |
Family
ID=17923159
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30361892A Pending JPH06146576A (ja) | 1992-10-14 | 1992-11-13 | 熱可塑性樹脂製コンクリ−ト型枠 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06146576A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0721904U (ja) * | 1993-09-30 | 1995-04-21 | テクノ建材工業株式会社 | コンクリート型枠用パネル |
| CN104481135A (zh) * | 2014-12-24 | 2015-04-01 | 盛灿军 | 模板组件 |
| CN104763138A (zh) * | 2015-04-13 | 2015-07-08 | 河北润林新材料科技有限公司 | 一种抗注塑缩影的建筑模板 |
-
1992
- 1992-11-13 JP JP30361892A patent/JPH06146576A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0721904U (ja) * | 1993-09-30 | 1995-04-21 | テクノ建材工業株式会社 | コンクリート型枠用パネル |
| CN104481135A (zh) * | 2014-12-24 | 2015-04-01 | 盛灿军 | 模板组件 |
| CN104763138A (zh) * | 2015-04-13 | 2015-07-08 | 河北润林新材料科技有限公司 | 一种抗注塑缩影的建筑模板 |
| CN104763138B (zh) * | 2015-04-13 | 2016-09-07 | 河北润林新材料科技有限公司 | 一种抗注塑缩影的建筑模板 |
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