JPH06158207A - 高耐熱・高耐摩耗性アルミニウム基複合材料 - Google Patents
高耐熱・高耐摩耗性アルミニウム基複合材料Info
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- JPH06158207A JPH06158207A JP4358904A JP35890492A JPH06158207A JP H06158207 A JPH06158207 A JP H06158207A JP 4358904 A JP4358904 A JP 4358904A JP 35890492 A JP35890492 A JP 35890492A JP H06158207 A JPH06158207 A JP H06158207A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 耐摩耗性、常温強度および高温強度に優れる
製品を製造する。 【構成・作用】マトリックスを100重量%としたとき
重量%で、Ni:10〜20%、Si:8〜25%を含
有し、実質的にMgを含まず、さらに少なくともFe:
0.6〜8.0%およびCu:0.6〜5.0%の少な
くとも1種を含み、該FeおよびCuの合計量が10%
以下であり、残部がAlからなる耐熱アルミニウム合金
をマトリックスとし、該マトリックスを含む複合材料全
体を100重量%としたとき窒化物、硼化物の粒子の1
種または2種以上が合計で0.5〜10重量%量該マト
リックスに分散し、粉末冶金法により製造されたもの。
製品を製造する。 【構成・作用】マトリックスを100重量%としたとき
重量%で、Ni:10〜20%、Si:8〜25%を含
有し、実質的にMgを含まず、さらに少なくともFe:
0.6〜8.0%およびCu:0.6〜5.0%の少な
くとも1種を含み、該FeおよびCuの合計量が10%
以下であり、残部がAlからなる耐熱アルミニウム合金
をマトリックスとし、該マトリックスを含む複合材料全
体を100重量%としたとき窒化物、硼化物の粒子の1
種または2種以上が合計で0.5〜10重量%量該マト
リックスに分散し、粉末冶金法により製造されたもの。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バルブリフター、ピス
トン、バルブスプリングリテーナー等の自動車、航空機
等のエンジン部品に適用して有用な、鍛造性、耐摩耗性
とともに高温強度に優れる高耐熱・高耐摩耗性アルミニ
ウム基複合材料に関する。
トン、バルブスプリングリテーナー等の自動車、航空機
等のエンジン部品に適用して有用な、鍛造性、耐摩耗性
とともに高温強度に優れる高耐熱・高耐摩耗性アルミニ
ウム基複合材料に関する。
【0002】
【従来の技術】アルミニウム合金は、軽量で加工性に優
れているので、古くから航空機あるいは自動車の構造用
材料として用いられている。従来のアルミニウム合金の
うち、耐熱性に優れるものとしては、JIS2024、
2018等のAl−Cu−Mg系合金が知られている。
れているので、古くから航空機あるいは自動車の構造用
材料として用いられている。従来のアルミニウム合金の
うち、耐熱性に優れるものとしては、JIS2024、
2018等のAl−Cu−Mg系合金が知られている。
【0003】また、Niを5重量%(以下、単に%とい
う。)以上含むAl−Ni系合金(軽金属学会主催、A
l合金の粉末冶金技術シンポジウム(昭和62年3月9
日開催)予稿集第58頁、第70頁)が提案されてい
る。同様に、特開平2−149629、特開平2−14
9631、特開平2−149632、特開平2−149
633号公報には、Niを8%以上含み、鋳造法で製造
したAl−Ni−Si−Cu−Mg系合金からなる「耐
摩耗性及び熱伝導性に優れた低熱膨張アルミニウム合
金」が開示されている。
う。)以上含むAl−Ni系合金(軽金属学会主催、A
l合金の粉末冶金技術シンポジウム(昭和62年3月9
日開催)予稿集第58頁、第70頁)が提案されてい
る。同様に、特開平2−149629、特開平2−14
9631、特開平2−149632、特開平2−149
633号公報には、Niを8%以上含み、鋳造法で製造
したAl−Ni−Si−Cu−Mg系合金からなる「耐
摩耗性及び熱伝導性に優れた低熱膨張アルミニウム合
金」が開示されている。
【0004】さらに、特公平2−56401号公報に
は、7.7〜15%のNiと、15〜25%のSiとを
含み、Si結晶粒の大きさを15μm以下としたAl−
Ni−Si系合金粉末からなる「耐熱耐摩耗性高力アル
ミニウム合金粉末」が開示されている。
は、7.7〜15%のNiと、15〜25%のSiとを
含み、Si結晶粒の大きさを15μm以下としたAl−
Ni−Si系合金粉末からなる「耐熱耐摩耗性高力アル
ミニウム合金粉末」が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】自動車用エンジンには
高出力化が要求され、このためバルブリフター、ピスト
ン、バルブスプリングリテーナー等のエンジン部品用の
材料は、300℃で引張強度が200MPa以上必要と
される。かかる観点からは、上記JIS2024、20
18等のAl−Cu−Mg系合金は、常温での引張強度
は優れるものの、200℃の高温では引張強度が高々3
00MPa、300℃の高温では引張強度が150MP
aであり、近年の自動車等のエンジン部品にこれらAl
−Cu−Mg系合金を適用することはできない。また、
上記提案又は公報記載のAl−Ni系合金及びAl−N
i−Si−Cu−Mg系合金では、組織中に生成された
NiAl3 金属間化合物により、耐熱性及び耐摩耗性が
改善されているものの、鋳造法により製品を製造するこ
ととなるため、製品におけるNiAl3 金属間化合物の
粒径が10μm程度と大きくなり、常温で高々380M
Pa、300℃の高温では引張強度が160MPaに低
下することが明らかとなった。このため、かかるアルミ
ニウム合金でも、近年の自動車等のエンジン部品として
適用することが困難である。
高出力化が要求され、このためバルブリフター、ピスト
ン、バルブスプリングリテーナー等のエンジン部品用の
材料は、300℃で引張強度が200MPa以上必要と
される。かかる観点からは、上記JIS2024、20
18等のAl−Cu−Mg系合金は、常温での引張強度
は優れるものの、200℃の高温では引張強度が高々3
00MPa、300℃の高温では引張強度が150MP
aであり、近年の自動車等のエンジン部品にこれらAl
−Cu−Mg系合金を適用することはできない。また、
上記提案又は公報記載のAl−Ni系合金及びAl−N
i−Si−Cu−Mg系合金では、組織中に生成された
NiAl3 金属間化合物により、耐熱性及び耐摩耗性が
改善されているものの、鋳造法により製品を製造するこ
ととなるため、製品におけるNiAl3 金属間化合物の
粒径が10μm程度と大きくなり、常温で高々380M
Pa、300℃の高温では引張強度が160MPaに低
下することが明らかとなった。このため、かかるアルミ
ニウム合金でも、近年の自動車等のエンジン部品として
適用することが困難である。
【0006】一方、上記公報記載のAl−Ni−Si系
合金粉末では、焼結法により製品を製造することとな
る。すなわち、一定組成の合金原料を溶解、噴霧して上
記Al−Ni−Si系合金粉末とし、このAl−Ni−
Si系合金粉末を冷間予備成形、押出、鍛造することに
より製品が得られる。このため、このAl−Ni−Si
系合金粉末では、NiAl3 金属間化合物の粒径が4μ
m以下であり、耐摩耗性に優れるとともに、引張強度も
常温で510MPa、250℃で345MPaが得られ
る。しかし、一般に自動車等のエンジン部品では充分な
押出比(押出前後の断面積比)を取れない場合もある。
合金粉末では、焼結法により製品を製造することとな
る。すなわち、一定組成の合金原料を溶解、噴霧して上
記Al−Ni−Si系合金粉末とし、このAl−Ni−
Si系合金粉末を冷間予備成形、押出、鍛造することに
より製品が得られる。このため、このAl−Ni−Si
系合金粉末では、NiAl3 金属間化合物の粒径が4μ
m以下であり、耐摩耗性に優れるとともに、引張強度も
常温で510MPa、250℃で345MPaが得られ
る。しかし、一般に自動車等のエンジン部品では充分な
押出比(押出前後の断面積比)を取れない場合もある。
【0007】セラミックス粒子や繊維を分散させたMM
C(金属基複合材料)は、一般に高温強度が高いが、鍛
造性、伸びが低い。また鍛造性を良くしようとすると、
逆に高温強度が低下する。そこで高温強度と鍛造性を両
立させるには、適切なマトリックスを選定することが必
要である。本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされた
ものであって、安定した耐摩耗性および特に300℃以
上の高温強度に優れる製品を製造できるアルミニウム基
複合材料を提供することを目的とする。
C(金属基複合材料)は、一般に高温強度が高いが、鍛
造性、伸びが低い。また鍛造性を良くしようとすると、
逆に高温強度が低下する。そこで高温強度と鍛造性を両
立させるには、適切なマトリックスを選定することが必
要である。本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされた
ものであって、安定した耐摩耗性および特に300℃以
上の高温強度に優れる製品を製造できるアルミニウム基
複合材料を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者は、高Niおよ
び高Siのアルミニウム合金にFeおよびCuの少なく
とも1種を配合することにより優れた耐熱アルミニウム
合金が得られることを知り、かかる合金について研究を
進めた。そしてFeおよびCuの少なくとも1種を含む
高Niおよび高Siのアルミニウム合金において常に配
合されているMgが常温強度および高温強度に好ましく
ない影響を与えていることを発見、確認し、耐熱アルミ
ニウム合金粉末および耐熱アルミニウム合金として先に
出願した。本願発明は上記のアルミニウム合金をマトリ
ックスとして、これに窒化物、硼化物の粒子を分散させ
た金属基複合材料が、高温度での強度および伸度が優
れ、鍛造性、耐摩耗性が向上することを発見・確認した
ものである。
び高Siのアルミニウム合金にFeおよびCuの少なく
とも1種を配合することにより優れた耐熱アルミニウム
合金が得られることを知り、かかる合金について研究を
進めた。そしてFeおよびCuの少なくとも1種を含む
高Niおよび高Siのアルミニウム合金において常に配
合されているMgが常温強度および高温強度に好ましく
ない影響を与えていることを発見、確認し、耐熱アルミ
ニウム合金粉末および耐熱アルミニウム合金として先に
出願した。本願発明は上記のアルミニウム合金をマトリ
ックスとして、これに窒化物、硼化物の粒子を分散させ
た金属基複合材料が、高温度での強度および伸度が優
れ、鍛造性、耐摩耗性が向上することを発見・確認した
ものである。
【0009】本発明のアルミニウム基複合材料は、マト
リックスを100重量%としたとき重量%で、Ni:1
0〜20%、Si:8〜25%を含有し、実質的にMg
を含まず、さらに少なくともFe:0.6〜8.0%お
よびCu:0.6〜5.0%の1種を含み、該Feおよ
び該Cuとの合計量が10%以下であり、残部がAlか
らなる耐熱アルミニウム合金をマトリックスとし、該マ
トリックスを含む複合材料全体を100重量%としたと
き窒化物、硼化物の粒子の1種または2種以上が合計で
0.5〜10重量%該マトリックスに分散し、粉末冶金
法により製造されていることを特徴とする。
リックスを100重量%としたとき重量%で、Ni:1
0〜20%、Si:8〜25%を含有し、実質的にMg
を含まず、さらに少なくともFe:0.6〜8.0%お
よびCu:0.6〜5.0%の1種を含み、該Feおよ
び該Cuとの合計量が10%以下であり、残部がAlか
らなる耐熱アルミニウム合金をマトリックスとし、該マ
トリックスを含む複合材料全体を100重量%としたと
き窒化物、硼化物の粒子の1種または2種以上が合計で
0.5〜10重量%該マトリックスに分散し、粉末冶金
法により製造されていることを特徴とする。
【0010】本発明のアルミニウム基複合材料を構成す
るマトリックスに重量%(以下、特にことわりのないか
ぎり%は重量%を意味する。)でさらにZr:0.3〜
2.0%を含むことができる。またこのマトリックスは
実質的にMgを含まず、特定量のNi、Si、Fe、C
u、を含有する耐熱アルミニウム合金ので形成されい
る。
るマトリックスに重量%(以下、特にことわりのないか
ぎり%は重量%を意味する。)でさらにZr:0.3〜
2.0%を含むことができる。またこのマトリックスは
実質的にMgを含まず、特定量のNi、Si、Fe、C
u、を含有する耐熱アルミニウム合金ので形成されい
る。
【0011】このアルミニウム基複合材料は、上記の組
成のマトリックスを構成する耐熱アルミニウム合金を溶
解、噴霧して製造した微粉末に、窒化物、硼化物の微粉
末を均一に混合して混合粉末とし、この混合粉末を加圧
成形した後、焼結するという粉末冶金法により製造でき
る。通常この加圧成形混合粉末をケースに入れ、この状
態で冷間予備成形(CIP)、熱間押出鍛造することで
なされる。
成のマトリックスを構成する耐熱アルミニウム合金を溶
解、噴霧して製造した微粉末に、窒化物、硼化物の微粉
末を均一に混合して混合粉末とし、この混合粉末を加圧
成形した後、焼結するという粉末冶金法により製造でき
る。通常この加圧成形混合粉末をケースに入れ、この状
態で冷間予備成形(CIP)、熱間押出鍛造することで
なされる。
【0012】本発明の耐熱アルミニウム合金のマトリッ
クスを構成するアルミニウム以外の元素の配合割合およ
び作用を以下に説明する。なお、%はマトリックスを1
00%としたものである。 〔Ni:10〜20%〕Niは、Alとともに、NiA
l3 等の金属間化合物をつくる。これら金属間化合物は
高温でも安定であり、合金の耐摩耗性と高温強度に寄与
する。特にNiAl3 金属間化合物は、他の金属間化合
物等と比較して、硬さもより低く、靱性により富む。
クスを構成するアルミニウム以外の元素の配合割合およ
び作用を以下に説明する。なお、%はマトリックスを1
00%としたものである。 〔Ni:10〜20%〕Niは、Alとともに、NiA
l3 等の金属間化合物をつくる。これら金属間化合物は
高温でも安定であり、合金の耐摩耗性と高温強度に寄与
する。特にNiAl3 金属間化合物は、他の金属間化合
物等と比較して、硬さもより低く、靱性により富む。
【0013】Niを5.7%以上添加することにより、
得られる合金中にNiAl3 金属間化合物の析出が見ら
れるが、Niが10%未満の添加では、得られるマトリ
ックスの300℃での引張強度が200MPa以上にな
らず、高温強度が効果的に向上しない。逆に、Niが4
0%以下の添加であれば、得られる合金はNiAl3 金
属間化合物を作るが、Niを20%を超えて添加する
と、マトリックスが脆くなり、常温での伸び値が極めて
小さくなる。このため、Niを20%を超えて添加する
と、製品の高温強度及び耐摩耗性は優れるものの、切削
性などが著しく劣り、実用上の利用が困難となる。 〔Si:8〜25%〕Al中に微細なSiを分散させた
合金は、高温強度、耐摩耗性に優れることは、A390
合金等で知られている。
得られる合金中にNiAl3 金属間化合物の析出が見ら
れるが、Niが10%未満の添加では、得られるマトリ
ックスの300℃での引張強度が200MPa以上にな
らず、高温強度が効果的に向上しない。逆に、Niが4
0%以下の添加であれば、得られる合金はNiAl3 金
属間化合物を作るが、Niを20%を超えて添加する
と、マトリックスが脆くなり、常温での伸び値が極めて
小さくなる。このため、Niを20%を超えて添加する
と、製品の高温強度及び耐摩耗性は優れるものの、切削
性などが著しく劣り、実用上の利用が困難となる。 〔Si:8〜25%〕Al中に微細なSiを分散させた
合金は、高温強度、耐摩耗性に優れることは、A390
合金等で知られている。
【0014】鋳造法により製品を製造した場合には、S
iを11.3%以上含むアルミニウム合金には粗大Si
初晶が晶出し、かかる合金は摺動部の相手材を攻撃した
り、また被削性が著しく悪くなるとともに、合金自体の
伸びが著しく低下し、生産技術面(例えば、部品加工時
のクラック等)で実用的でなく、また部品として使用時
に割れが生じたりして好ましくない。しかし、急冷凝固
粉末冶金法によりアルミニウム合金をマトリックスとす
る複合材料を製造する場合には、Siを25%まで配合
しても微細Siの晶出したアルミニウム合金が得られ
る。Siを25%を超えて配合すると、急冷凝固法で合
金粉末を製造した場合でも、製品に粗大Siが晶出して
好ましくない。
iを11.3%以上含むアルミニウム合金には粗大Si
初晶が晶出し、かかる合金は摺動部の相手材を攻撃した
り、また被削性が著しく悪くなるとともに、合金自体の
伸びが著しく低下し、生産技術面(例えば、部品加工時
のクラック等)で実用的でなく、また部品として使用時
に割れが生じたりして好ましくない。しかし、急冷凝固
粉末冶金法によりアルミニウム合金をマトリックスとす
る複合材料を製造する場合には、Siを25%まで配合
しても微細Siの晶出したアルミニウム合金が得られ
る。Siを25%を超えて配合すると、急冷凝固法で合
金粉末を製造した場合でも、製品に粗大Siが晶出して
好ましくない。
【0015】逆に、Siが8%未満の配合では、得られ
るマトリックスの高温強度及び耐摩耗性が不十分であ
る。 〔Fe:0.6〜8.0%〕一般にはFeの添加は好ま
しくなく、含まれていても0.5%以下であることが望
ましいとされるが、発明者らの実験結果では、Feを配
合することにより、得られるマトリックスの常温強度及
び300℃の高温強度が向上することが判明した。Fe
が0.6%未満の配合では、マトリックスの常温強度及
び300℃の高温強度向上の効果が少なく、Feを8%
を超えて配合すると、マトリックスが脆くなる。但し、
Feと後述するCuとは、少なくとも1種が含有され、
Fe及びCuの合計量が10%以下であれば、マトリッ
クスの常温強度が効果的に向上する。 〔Cu:0.6〜5.0%〕Cuは、耐熱アルミニウム
合金に時効硬化を付与し、マトリックスを強化する。C
uが0.6%以上の配合でマトリックスの常温強度向上
の効果があり、Cuを5%を超えて配合すると、粗大な
晶出物が生成し、マトリックスの300℃での高温強度
を低下させる。但し、Cuと上述のFeとは、少なくと
も1種が含有され、Fe及びCuの合計量が10%以下
であれば、マトリックスの常温強度が効果的に向上す
る。 〔Mg:実質的に含まない〕一般にMgは、Cu同様、
Al合金を強化する成分として知られているが、発明者
らの実験結果では、Mgを配合した合金は、Mgを配合
しない合金と比較して、常温強度及び300℃での高温
強度及び伸びがともに低下することが判明した。
るマトリックスの高温強度及び耐摩耗性が不十分であ
る。 〔Fe:0.6〜8.0%〕一般にはFeの添加は好ま
しくなく、含まれていても0.5%以下であることが望
ましいとされるが、発明者らの実験結果では、Feを配
合することにより、得られるマトリックスの常温強度及
び300℃の高温強度が向上することが判明した。Fe
が0.6%未満の配合では、マトリックスの常温強度及
び300℃の高温強度向上の効果が少なく、Feを8%
を超えて配合すると、マトリックスが脆くなる。但し、
Feと後述するCuとは、少なくとも1種が含有され、
Fe及びCuの合計量が10%以下であれば、マトリッ
クスの常温強度が効果的に向上する。 〔Cu:0.6〜5.0%〕Cuは、耐熱アルミニウム
合金に時効硬化を付与し、マトリックスを強化する。C
uが0.6%以上の配合でマトリックスの常温強度向上
の効果があり、Cuを5%を超えて配合すると、粗大な
晶出物が生成し、マトリックスの300℃での高温強度
を低下させる。但し、Cuと上述のFeとは、少なくと
も1種が含有され、Fe及びCuの合計量が10%以下
であれば、マトリックスの常温強度が効果的に向上す
る。 〔Mg:実質的に含まない〕一般にMgは、Cu同様、
Al合金を強化する成分として知られているが、発明者
らの実験結果では、Mgを配合した合金は、Mgを配合
しない合金と比較して、常温強度及び300℃での高温
強度及び伸びがともに低下することが判明した。
【0016】なお、特公昭63−20298号公報に
は、Al中にNi、Siを含むとともに、Cu及びMg
のうち少なくとも1種を含むアルミニウム合金との記述
があるが、この公報には、Mgを含まず、Cuを含むア
ルミニウム合金の実施例は無い。また、この公報はMg
が常温強度及び高温強度に悪影響を及ぼすことを何ら示
唆する記述もない。 〔Zr:0.3〜2.0%〕Zrは、高温強度を改善す
る添加元素として知られているが、発明者らの実験結果
では、むしろアルミニウム合金の常温及び300℃での
伸び値を向上することが判明した。即ち、本発明のマト
リックスにZr:0.3〜2.0%を配合すると、マト
リックスの靱性が効果的に向上する。Zrが0.3%未
満の添加では靱性向上の効果が少なく、Zrを2.0%
を超えて添加すると粗大な金属間化合物(ZrAl3 )
を晶出し、望ましくない。 〔Ti:1.0〜4.0%〕Tiは、Zr同様、高温強
度を改善する添加元素として知られているが、発明者ら
の実験結果では、マトリックスの300℃での降伏強度
を向上させることが判明した。Tiの配合割合は1.0
〜4.0%である。Tiの配合が1.0%未満では高温
における降伏強度の向上効果が少なく、Tiの配合が
4.0%を超えて添加するとマトリックスの靱性を低下
させるので、望ましくない。 〔窒化物、硼化物:合計で0.5〜10%〕窒化物、硼
化物の粒子を耐熱アルミニウム合金からなるマトリック
スに分散させことにより得られる、アルミニウム基複合
材料の耐摩耗性が向上する。この窒化物、硼化物の量が
0.5%未満の場合は、添加効果が認められない。また
添加量が10%を超えると、アルミニウム基複合材料の
引張強度、伸び、機械加工性が著しく低下するので好ま
しくない。
は、Al中にNi、Siを含むとともに、Cu及びMg
のうち少なくとも1種を含むアルミニウム合金との記述
があるが、この公報には、Mgを含まず、Cuを含むア
ルミニウム合金の実施例は無い。また、この公報はMg
が常温強度及び高温強度に悪影響を及ぼすことを何ら示
唆する記述もない。 〔Zr:0.3〜2.0%〕Zrは、高温強度を改善す
る添加元素として知られているが、発明者らの実験結果
では、むしろアルミニウム合金の常温及び300℃での
伸び値を向上することが判明した。即ち、本発明のマト
リックスにZr:0.3〜2.0%を配合すると、マト
リックスの靱性が効果的に向上する。Zrが0.3%未
満の添加では靱性向上の効果が少なく、Zrを2.0%
を超えて添加すると粗大な金属間化合物(ZrAl3 )
を晶出し、望ましくない。 〔Ti:1.0〜4.0%〕Tiは、Zr同様、高温強
度を改善する添加元素として知られているが、発明者ら
の実験結果では、マトリックスの300℃での降伏強度
を向上させることが判明した。Tiの配合割合は1.0
〜4.0%である。Tiの配合が1.0%未満では高温
における降伏強度の向上効果が少なく、Tiの配合が
4.0%を超えて添加するとマトリックスの靱性を低下
させるので、望ましくない。 〔窒化物、硼化物:合計で0.5〜10%〕窒化物、硼
化物の粒子を耐熱アルミニウム合金からなるマトリック
スに分散させことにより得られる、アルミニウム基複合
材料の耐摩耗性が向上する。この窒化物、硼化物の量が
0.5%未満の場合は、添加効果が認められない。また
添加量が10%を超えると、アルミニウム基複合材料の
引張強度、伸び、機械加工性が著しく低下するので好ま
しくない。
【0017】窒化物としては、たとえば、AlN、Ti
N、ZrN、BNなどが挙げられる。硼化物としては、
たとえば、TiB2 、NiB、MgB2 などが挙げられ
る。窒化物、硼化物は、微粉末で0.5〜20μmであ
ることが望ましい。0.5μmより小さいと粉末同士が
凝集し機械的特性が劣化する。20μmより大きいと摺
動時に粒子が割れたり脱落したりして耐摩耗性向上の効
果が少なくなるからである。
N、ZrN、BNなどが挙げられる。硼化物としては、
たとえば、TiB2 、NiB、MgB2 などが挙げられ
る。窒化物、硼化物は、微粉末で0.5〜20μmであ
ることが望ましい。0.5μmより小さいと粉末同士が
凝集し機械的特性が劣化する。20μmより大きいと摺
動時に粒子が割れたり脱落したりして耐摩耗性向上の効
果が少なくなるからである。
【0018】この窒化物、硼化物は、1種または2種以
上が上記の組成の耐熱アルミニウム合金に混合され粉末
冶金法で処理されることで、アルミニウム基複合材料が
製造される。
上が上記の組成の耐熱アルミニウム合金に混合され粉末
冶金法で処理されることで、アルミニウム基複合材料が
製造される。
【0019】
【実施例】以下、本発明を具体化した実施例を比較例と
ともに表1、2を参照しつつ本発明をさらに詳細に説明
する。
ともに表1、2を参照しつつ本発明をさらに詳細に説明
する。
【0020】
【表1】 表1に示す組成の元素の前の数字がマトリックス100
%中に占める%量である。窒化物および硼化物の前に記
載された数字は、複合材料全体を100%としたときの
%量を示す。
%中に占める%量である。窒化物および硼化物の前に記
載された数字は、複合材料全体を100%としたときの
%量を示す。
【0021】表1に示す組成のAlマトリックスの溶湯
をアトマイズ法により粉末化した後、100メッシュの
篩により分級し、これに窒化物、硼化物の粒径1〜20
μmの微粉末を所定量上記のマトリクス粉末に混合して
混合粉末とした。比較例3、4では平均粒径2.6μm
のSiC粒子を混合している。なお、比較例3のマトリ
ックスは2024、比較例4のマトリックスは6061
に相当する成分である。
をアトマイズ法により粉末化した後、100メッシュの
篩により分級し、これに窒化物、硼化物の粒径1〜20
μmの微粉末を所定量上記のマトリクス粉末に混合して
混合粉末とした。比較例3、4では平均粒径2.6μm
のSiC粒子を混合している。なお、比較例3のマトリ
ックスは2024、比較例4のマトリックスは6061
に相当する成分である。
【0022】
【表2】 TS:引張強度(MPa)、YP:降伏強度(MP
a)、δ:伸び(%) 比摩耗量(mm3 /kg・mm) これらの混合粉末を純Alの底付きチューブに装填して
真空条件下、面圧3ton/cm2 で冷間予備成形し、
φ30×L80のプリフォーム体を製作した。これらプ
リフォーム体を450℃で30分間加熱し、比較的大き
な押出比「10」で熱間押出加工を行い、直径10mmの
棒状のアルミニウム基複合材料を得た。この実施例の各
アルミニウム基複合材料には、窒化物、硼化物の粒子が
耐熱アルミニウム合金マトリックス中に分散している。 〔評価〕上記各アルミニウム基複合材料および耐熱アル
ミニウム合金の試料について、室温、150℃、300
℃における強度特性の測定を行った。測定された引張強
度、降伏強度および伸びを表2に示す。
a)、δ:伸び(%) 比摩耗量(mm3 /kg・mm) これらの混合粉末を純Alの底付きチューブに装填して
真空条件下、面圧3ton/cm2 で冷間予備成形し、
φ30×L80のプリフォーム体を製作した。これらプ
リフォーム体を450℃で30分間加熱し、比較的大き
な押出比「10」で熱間押出加工を行い、直径10mmの
棒状のアルミニウム基複合材料を得た。この実施例の各
アルミニウム基複合材料には、窒化物、硼化物の粒子が
耐熱アルミニウム合金マトリックス中に分散している。 〔評価〕上記各アルミニウム基複合材料および耐熱アル
ミニウム合金の試料について、室温、150℃、300
℃における強度特性の測定を行った。測定された引張強
度、降伏強度および伸びを表2に示す。
【0023】表2より、実施例1〜4のアルミニウム基
複合材および比較例1〜2アルミニウム合金は、いづれ
も常温(RT)における引張強度が500MPaを超
え、300℃における引張強度が200MPaを超え、
優れていることがわかる。比較例1のアルミニウム合金
は、実施例1、3のマトリックスを形成しているアルミ
ニウム合金と同じ組成であり、比較例2のアルミニウム
合金は実施例2、4のマトリックスを形成しているアル
ミニウム合金と同じ組成である。したがって、強度的に
はマトリックスの耐熱アルミニウム合金とほぼおなじ
で、窒化物、硼化物を添加したことによる悪影響は認め
られない。
複合材および比較例1〜2アルミニウム合金は、いづれ
も常温(RT)における引張強度が500MPaを超
え、300℃における引張強度が200MPaを超え、
優れていることがわかる。比較例1のアルミニウム合金
は、実施例1、3のマトリックスを形成しているアルミ
ニウム合金と同じ組成であり、比較例2のアルミニウム
合金は実施例2、4のマトリックスを形成しているアル
ミニウム合金と同じ組成である。したがって、強度的に
はマトリックスの耐熱アルミニウム合金とほぼおなじ
で、窒化物、硼化物を添加したことによる悪影響は認め
られない。
【0024】比較例3〜4のアルミニウム基複合材は、
常温での引張強度は500MPa前後の値であるが30
0℃では引張強度が100MPa前後に低下している。
これはアルミニウム合金のマトリックスがもともと高温
強度が低いためである。またSiCがマトリックスに適
合せず粒子界面でクラックが発生、伝播し易いため、伸
びがほとんどなく、そのため降伏強度が測定できなかっ
た。
常温での引張強度は500MPa前後の値であるが30
0℃では引張強度が100MPa前後に低下している。
これはアルミニウム合金のマトリックスがもともと高温
強度が低いためである。またSiCがマトリックスに適
合せず粒子界面でクラックが発生、伝播し易いため、伸
びがほとんどなく、そのため降伏強度が測定できなかっ
た。
【0025】次にこれら実施例1〜4のアルミニウム基
複合材料および比較例1〜4のアルミニウム合金につい
て摩耗試験を行なった。摩耗量はLFW試験機を使用し
て油中に浸漬したリング状相手材をSUJ2とし、これ
に荷重150N、時間15分、すべり速度18m/分で
試験片を押し付けた試験条件で測定した。表2より、実
施例1〜4のアルミニウム基複合材料は、比較例1〜2
のアルミニウム合金と比較して、いづれも比摩耗量が少
なく、耐摩耗性にも優れていることがわかる。比較例
3、4も耐摩耗性はかなり優れているが、これは300
℃の引張強度(TS)が著しく低い。
複合材料および比較例1〜4のアルミニウム合金につい
て摩耗試験を行なった。摩耗量はLFW試験機を使用し
て油中に浸漬したリング状相手材をSUJ2とし、これ
に荷重150N、時間15分、すべり速度18m/分で
試験片を押し付けた試験条件で測定した。表2より、実
施例1〜4のアルミニウム基複合材料は、比較例1〜2
のアルミニウム合金と比較して、いづれも比摩耗量が少
なく、耐摩耗性にも優れていることがわかる。比較例
3、4も耐摩耗性はかなり優れているが、これは300
℃の引張強度(TS)が著しく低い。
【0026】また、LFW試験で窒化物を添加したアル
ミニウム基複合材料は、アルミニウムが相手材への移着
は少なかった。さらに硼化物を添加したアルミニウム基
複合材料は、硼化物中のBが1部B2 O3 となり、この
B2 O3 が摩擦中に液相(mp450℃)になり流体潤
滑剤となって摩耗性が向上していると推定される。図1
に示すように、実施例1の金属組織の拡大写真図であ
る。この図1に示すようにAlNの添加物粒子がマトリ
ックスの界面で空孔などを形成せず緊密に接触して分散
している。図2は比較例1のアルミニウム合金の金属組
織であり均一である。
ミニウム基複合材料は、アルミニウムが相手材への移着
は少なかった。さらに硼化物を添加したアルミニウム基
複合材料は、硼化物中のBが1部B2 O3 となり、この
B2 O3 が摩擦中に液相(mp450℃)になり流体潤
滑剤となって摩耗性が向上していると推定される。図1
に示すように、実施例1の金属組織の拡大写真図であ
る。この図1に示すようにAlNの添加物粒子がマトリ
ックスの界面で空孔などを形成せず緊密に接触して分散
している。図2は比較例1のアルミニウム合金の金属組
織であり均一である。
【0027】したがって、上記の評価により、実施例1
〜4のアルミニウム基複合材料の粉末を焼結法により製
造したアルミニウム基複合材料は、軽量であるととも
に、耐摩耗性、剛性、熱膨張特性及び常温での引張強度
に優れ、かつ300℃の高温において、引張強さが20
0MPa以上、降伏強度が180MPa以上であること
がわかる。
〜4のアルミニウム基複合材料の粉末を焼結法により製
造したアルミニウム基複合材料は、軽量であるととも
に、耐摩耗性、剛性、熱膨張特性及び常温での引張強度
に優れ、かつ300℃の高温において、引張強さが20
0MPa以上、降伏強度が180MPa以上であること
がわかる。
【0028】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のアルミニ
ウム基複合材料は、所定量のNi、Si、Fe、Cuを
含有し、Mgを含有してない耐熱アルミニウム合金をマ
トリックスとして使用しているため、軽量であるととも
に、窒化物、硼化物の粒子が分散しているので耐摩耗性
が優れ、かつ窒化物、硼化物の粒子が分散されていない
耐熱アルミニウム合金とほぼ類似した強度を有する。
ウム基複合材料は、所定量のNi、Si、Fe、Cuを
含有し、Mgを含有してない耐熱アルミニウム合金をマ
トリックスとして使用しているため、軽量であるととも
に、窒化物、硼化物の粒子が分散しているので耐摩耗性
が優れ、かつ窒化物、硼化物の粒子が分散されていない
耐熱アルミニウム合金とほぼ類似した強度を有する。
【0029】したがって、本発明の耐熱アルミニウム合
金で例えば自動車等のエンジン部品を製造しても、その
耐熱アルミニウム合金は、軽量であるとともに、安定し
た耐摩耗性、剛性、熱膨張特性、常温強度及び高温強度
を発揮することができるため、近年の高出力化の要請に
確実に答えることができるエンジン部品となる。
金で例えば自動車等のエンジン部品を製造しても、その
耐熱アルミニウム合金は、軽量であるとともに、安定し
た耐摩耗性、剛性、熱膨張特性、常温強度及び高温強度
を発揮することができるため、近年の高出力化の要請に
確実に答えることができるエンジン部品となる。
【図1】この図は実施例1の金属組織を示す800倍の
拡大顕微鏡写真図である。
拡大顕微鏡写真図である。
【図2】この図は比較例1の金属組織を示す800倍の
拡大顕微鏡写真図である。
拡大顕微鏡写真図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三浦 宏久 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 山田 泰弘 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 道岡 博文 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 楠井 潤 大阪市中央区久太郎町三丁目6番8号 東 洋アルミニウム株式会社内 (72)発明者 田中 昭衛 大阪市中央区久太郎町三丁目6番8号 東 洋アルミニウム株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 マトリックスを100重量%としたとき
重量%で、Ni:10〜20%、Si:8〜25%を含
有し、実質的にMgを含まず、さらに少なくともFe:
0.6〜8.0%およびCu:0.6〜5.0%の1種
を含み、該Feおよび該Cuとの合計量が10%以下で
あり、残部がAlからなる耐熱アルミニウム合金をマト
リックスとし、該マトリックスを含む複合材料全体を1
00重量%としたとき窒化物、硼化物の粒子の1種また
は2種以上が合計で0.5〜10重量%該マトリックス
に分散し、粉末冶金法により製造されていることを特徴
とする高耐熱・高耐摩耗性アルミニウム基複合材料。 - 【請求項2】 マトリックスを100重量%としたとき
該マトリックスは重量%で、さらにZr:0.3〜2.
0%を含む請求項1記載の高耐熱・高耐摩耗性アルミニ
ウム基複合材料。 - 【請求項3】 マトリックスを100重量%としたとき
該マトリックスは重量%で、さらにTi:1.0〜4.
0%を含む請求項1記載の高耐熱・高耐摩耗性アルミニ
ウム基複合材料。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4358904A JPH06158207A (ja) | 1992-11-19 | 1992-11-19 | 高耐熱・高耐摩耗性アルミニウム基複合材料 |
| EP93103253A EP0561204B1 (en) | 1992-03-04 | 1993-03-01 | Heat-resistant aluminum alloy powder, heat-resistant aluminum alloy and heat- and wear-resistant aluminum alloy-based composite material |
| DE69311412T DE69311412T2 (de) | 1992-03-04 | 1993-03-01 | Hitzebeständiges Aluminiumlegierungspulver, hitzebeständige Aluminiumlegierung und hitzebeständiges und verschleissfestes Verbundmaterial auf Basis von Aluminiumlegierung |
| US08/026,150 US5374295A (en) | 1992-03-04 | 1993-03-03 | Heat resistant aluminum alloy powder, heat resistant aluminum alloy and heat and wear resistant aluminum alloy-based composite material |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4358904A JPH06158207A (ja) | 1992-11-19 | 1992-11-19 | 高耐熱・高耐摩耗性アルミニウム基複合材料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06158207A true JPH06158207A (ja) | 1994-06-07 |
Family
ID=18461712
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4358904A Pending JPH06158207A (ja) | 1992-03-04 | 1992-11-19 | 高耐熱・高耐摩耗性アルミニウム基複合材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06158207A (ja) |
-
1992
- 1992-11-19 JP JP4358904A patent/JPH06158207A/ja active Pending
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