JPH06158582A - 樹脂含浸用原紙およびその製造方法 - Google Patents
樹脂含浸用原紙およびその製造方法Info
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- JPH06158582A JPH06158582A JP4331194A JP33119492A JPH06158582A JP H06158582 A JPH06158582 A JP H06158582A JP 4331194 A JP4331194 A JP 4331194A JP 33119492 A JP33119492 A JP 33119492A JP H06158582 A JPH06158582 A JP H06158582A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 紙基材積層板の原紙、又は書籍の表紙に用い
られる原紙において、含浸用樹脂の浸透速度を早め、引
張り強度と寸法安定性と含浸効率の向上を目的とする。 【構成】 セルロースパルプに繊維状もしくは粒状の合
成樹脂を混抄して後該樹脂をセルロースパルプに融着さ
せた原紙およびその製造方法
られる原紙において、含浸用樹脂の浸透速度を早め、引
張り強度と寸法安定性と含浸効率の向上を目的とする。 【構成】 セルロースパルプに繊維状もしくは粒状の合
成樹脂を混抄して後該樹脂をセルロースパルプに融着さ
せた原紙およびその製造方法
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子機器およびこれに使
用される紙基材積層板の原紙あるいは書籍の表紙などに
用いられる樹脂含浸紙の原紙に関するものである。
用される紙基材積層板の原紙あるいは書籍の表紙などに
用いられる樹脂含浸紙の原紙に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来電子機器又は電気機器用紙基材積層
板は、原紙にフェノール樹脂、エポキシ樹脂等の熱硬化
性樹脂を含浸し、これを加熱して含浸樹脂を半硬化の状
態(プリプレグ)にし、このプリプレグの複数枚を金属
箔と共に積層し、この積層物を加熱加圧して成形するこ
とにより製造されている。
板は、原紙にフェノール樹脂、エポキシ樹脂等の熱硬化
性樹脂を含浸し、これを加熱して含浸樹脂を半硬化の状
態(プリプレグ)にし、このプリプレグの複数枚を金属
箔と共に積層し、この積層物を加熱加圧して成形するこ
とにより製造されている。
【0003】このような紙基材積層板に使用される樹脂
含浸用原紙は下記の特性が必要とされている。 1)含浸工程の作業能率を上げるため、原紙内空孔中へ
の樹脂溶液の浸透速度が速いこと。 2)定められた重量の樹脂を紙層内部に保持することが
可能で、かつ樹脂が紙層表面上に残留して粘着性を呈す
るという問題(表面付着トラブル)を起さないこと。 3)樹脂の含浸むらが少ないこと。 近年、紙基材積層板にも高い耐熱性と寸法安定性とを要
求するようになり、このため含浸樹脂に、その耐熱性を
向上させるための変性処理が施されたり、従来から広く
用いられているフェノール樹脂以外に、エポキシ樹脂や
ポリエステル樹脂も使用されるようになった。このよう
な含浸用樹脂の溶液は一般に粘性が高いという傾向があ
る。従って樹脂溶液の浸透速度が速く、かつ表面付着ト
ラブルを起さないような樹脂含浸用原紙の必要性が益々
高まってきている。また、書類の表紙あるいは他の産業
基材に用いられる樹脂含浸用原紙にも、上記と同様に種
々の性能の向上が要求されるようになってきている。
含浸用原紙は下記の特性が必要とされている。 1)含浸工程の作業能率を上げるため、原紙内空孔中へ
の樹脂溶液の浸透速度が速いこと。 2)定められた重量の樹脂を紙層内部に保持することが
可能で、かつ樹脂が紙層表面上に残留して粘着性を呈す
るという問題(表面付着トラブル)を起さないこと。 3)樹脂の含浸むらが少ないこと。 近年、紙基材積層板にも高い耐熱性と寸法安定性とを要
求するようになり、このため含浸樹脂に、その耐熱性を
向上させるための変性処理が施されたり、従来から広く
用いられているフェノール樹脂以外に、エポキシ樹脂や
ポリエステル樹脂も使用されるようになった。このよう
な含浸用樹脂の溶液は一般に粘性が高いという傾向があ
る。従って樹脂溶液の浸透速度が速く、かつ表面付着ト
ラブルを起さないような樹脂含浸用原紙の必要性が益々
高まってきている。また、書類の表紙あるいは他の産業
基材に用いられる樹脂含浸用原紙にも、上記と同様に種
々の性能の向上が要求されるようになってきている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の樹脂含浸用原
紙、特に紙基材積層板用原紙には、主として広葉樹パル
プが未叩解で用いられることが多いが、このような原紙
に粘性の高い熱硬化性樹脂溶液を含浸してプリプレグを
製造しようとすると、原紙への樹脂の含浸性が不十分と
なるという問題を発生する。また、含浸性を改善する手
段として、原紙の密度を下げ、空孔率を上げることが考
えられる。しかし、原紙の密度を下げると、得られる原
紙の強度が低下し、含浸工程で紙切れなどのトラブルを
発生するおそれがある。従って原紙の密度の低下にも許
容限界がある。
紙、特に紙基材積層板用原紙には、主として広葉樹パル
プが未叩解で用いられることが多いが、このような原紙
に粘性の高い熱硬化性樹脂溶液を含浸してプリプレグを
製造しようとすると、原紙への樹脂の含浸性が不十分と
なるという問題を発生する。また、含浸性を改善する手
段として、原紙の密度を下げ、空孔率を上げることが考
えられる。しかし、原紙の密度を下げると、得られる原
紙の強度が低下し、含浸工程で紙切れなどのトラブルを
発生するおそれがある。従って原紙の密度の低下にも許
容限界がある。
【0005】本発明はこのような問題点を解決するた
め、樹脂の含浸工程において樹脂の浸透速度を速め、樹
脂の含浸量を増大し、かつ樹脂の含浸工程での紙切れ発
生のトラブルが生じにくい、樹脂含浸用原紙およびその
製造方法を提供することを目的とするものである。
め、樹脂の含浸工程において樹脂の浸透速度を速め、樹
脂の含浸量を増大し、かつ樹脂の含浸工程での紙切れ発
生のトラブルが生じにくい、樹脂含浸用原紙およびその
製造方法を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記した目的を
達成するために種々検討の結果なされたものであり、そ
の概要は以下のとおりである。
達成するために種々検討の結果なされたものであり、そ
の概要は以下のとおりである。
【0007】セルロースパルプ100重量部に対して、
含浸すべき合成樹脂と親和性のある化学構造で、繊維状
もしくは粒状の合成樹脂5〜50重量部を混抄してなる
シートであって、該合成樹脂がセルロースパルプに融着
していることを特徴とする樹脂含浸用原紙。
含浸すべき合成樹脂と親和性のある化学構造で、繊維状
もしくは粒状の合成樹脂5〜50重量部を混抄してなる
シートであって、該合成樹脂がセルロースパルプに融着
していることを特徴とする樹脂含浸用原紙。
【0008】セルロースパルプ100重量部に対して、
含浸すべき合成樹脂と親和性のある化学構造で繊維状も
しくは粒状の合成樹脂5〜50重量部を配合した水性ス
ラリーを湿式抄造して混抄シートを作成し、然る後該シ
ートを加熱して前記合成樹脂をセルロースパルプに熱融
着せしめることを特徴とする樹脂含浸用原紙の製造方
法。
含浸すべき合成樹脂と親和性のある化学構造で繊維状も
しくは粒状の合成樹脂5〜50重量部を配合した水性ス
ラリーを湿式抄造して混抄シートを作成し、然る後該シ
ートを加熱して前記合成樹脂をセルロースパルプに熱融
着せしめることを特徴とする樹脂含浸用原紙の製造方
法。
【0009】上記の本発明の混抄紙に用いられる合成樹
脂は、含浸すべき合成樹脂と親和性があるもの、例えば
化学構造が同一もしくは近似質が選択されて使用され
る。該合成樹脂はセルロースパルプと混抄した後加熱す
ることによりセルロースパルプの表面に熱融着され、本
発明の原紙を得る。これにより含浸用樹脂液との親和性
が向上し含浸速度を早めることが可能となり、かつセル
ロース間の結合を強固にし、又含浸される樹脂との接着
強度の強いものを得ることができる。
脂は、含浸すべき合成樹脂と親和性があるもの、例えば
化学構造が同一もしくは近似質が選択されて使用され
る。該合成樹脂はセルロースパルプと混抄した後加熱す
ることによりセルロースパルプの表面に熱融着され、本
発明の原紙を得る。これにより含浸用樹脂液との親和性
が向上し含浸速度を早めることが可能となり、かつセル
ロース間の結合を強固にし、又含浸される樹脂との接着
強度の強いものを得ることができる。
【0010】以下本発明で用いられる材料について説明
すると、セルロースパルプは広葉樹もしくは針葉樹の
晒、および未晒パルプ、マニラ麻など靱皮繊維、コット
ンリンタなどの種毛繊維およびビスコースレーヨンなど
の人造繊維から適宜使用目的に応じて選択され、その繊
維長、濾水度などは抄紙性の観点から限定すればよい。
セルロースパルプと混抄される繊維状もしくは粒状の合
成樹脂としては、ポリオレフィン系樹脂、アクリル系樹
脂、ビニル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリエステル系
樹脂等が使用されるが、熱可塑性樹脂に限定されるもの
ではない。なお、この混抄用の合成樹脂と、後に含浸さ
れる合成樹脂とは化学的に同質又は近似質など相性のよ
い樹脂が選択使用される。なお、合成樹脂が繊維状の場
合は直径5〜10μm、繊維長2〜5mm程度のものが
好ましく、粒状の場合には直径5〜50μmの粒子や顆
粒などが用いられる。
すると、セルロースパルプは広葉樹もしくは針葉樹の
晒、および未晒パルプ、マニラ麻など靱皮繊維、コット
ンリンタなどの種毛繊維およびビスコースレーヨンなど
の人造繊維から適宜使用目的に応じて選択され、その繊
維長、濾水度などは抄紙性の観点から限定すればよい。
セルロースパルプと混抄される繊維状もしくは粒状の合
成樹脂としては、ポリオレフィン系樹脂、アクリル系樹
脂、ビニル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリエステル系
樹脂等が使用されるが、熱可塑性樹脂に限定されるもの
ではない。なお、この混抄用の合成樹脂と、後に含浸さ
れる合成樹脂とは化学的に同質又は近似質など相性のよ
い樹脂が選択使用される。なお、合成樹脂が繊維状の場
合は直径5〜10μm、繊維長2〜5mm程度のものが
好ましく、粒状の場合には直径5〜50μmの粒子や顆
粒などが用いられる。
【0011】本発明の原紙には、セルロースパルプ10
0重量部に対して繊維状もしくは粒状の合成樹脂の配合
が5〜50重量部であることを必要条件としている。そ
の理由は5重量部未満では表1に示すように、樹脂の含
浸速度の尺度であるひまし油浸透速度から明らかなとお
り、樹脂の浸透速度が低下して含浸性向上効果が得られ
ず、又、紙の引張り強さと寸法安定性が低下するためで
ある。又、50重量部を超えて大きい場合は、樹脂の含
浸性と紙の引張り強さ、寸法安定性に大きな効果が期待
できない。次に混抄シートを構成する合成樹脂の混抄率
(但し、該混抄率はセルロースパルプ100重量部に対
する混抄部数を示す。)と、ひまし油の浸透速度、紙の
引張強度(タテ)、寸法安定性に関する特性をまとめて
表1に示す。
0重量部に対して繊維状もしくは粒状の合成樹脂の配合
が5〜50重量部であることを必要条件としている。そ
の理由は5重量部未満では表1に示すように、樹脂の含
浸速度の尺度であるひまし油浸透速度から明らかなとお
り、樹脂の浸透速度が低下して含浸性向上効果が得られ
ず、又、紙の引張り強さと寸法安定性が低下するためで
ある。又、50重量部を超えて大きい場合は、樹脂の含
浸性と紙の引張り強さ、寸法安定性に大きな効果が期待
できない。次に混抄シートを構成する合成樹脂の混抄率
(但し、該混抄率はセルロースパルプ100重量部に対
する混抄部数を示す。)と、ひまし油の浸透速度、紙の
引張強度(タテ)、寸法安定性に関する特性をまとめて
表1に示す。
【0012】
【表1】
【0013】なお、ひまし油の浸透速度は樹脂含浸時の
合成樹脂液の浸透速度を評価する尺度として採用し測定
した。該評価方法は供試用原紙から20mm角の試験片
を各々10枚切り取り、20℃のひまし油面に試験片を
水平に静置し、ひまし油が試験片の上面に均一に浸透す
るまでの時間をストップウォッチで計測する。原紙の表
裏についてそれぞれ5検体を測定し、10点の平均値を
浸透度(秒)とした。該値は小さい程浸透速度が速いこ
とを示している。引張り強さはJIS P 8113に
準拠し、含浸工程で発生する紙切れ防止の目途となるも
のである。一般に4.5Kg/15mm以上が要求され
ている。又、寸法安定性は含浸紙の伸縮挙動とカール状
況を判断する尺度としてフェンチェル伸度を採用した。
該評価方法は原紙の幅方向に幅15mmの試験片を切り
出し、つかみ間隙100mmで両端をクランプにセット
し、20℃の水中に60分間75g/15mmの張力を
かけて浸漬し、その伸びを測定した。記載値はそれぞれ
5試験片の平均値である。
合成樹脂液の浸透速度を評価する尺度として採用し測定
した。該評価方法は供試用原紙から20mm角の試験片
を各々10枚切り取り、20℃のひまし油面に試験片を
水平に静置し、ひまし油が試験片の上面に均一に浸透す
るまでの時間をストップウォッチで計測する。原紙の表
裏についてそれぞれ5検体を測定し、10点の平均値を
浸透度(秒)とした。該値は小さい程浸透速度が速いこ
とを示している。引張り強さはJIS P 8113に
準拠し、含浸工程で発生する紙切れ防止の目途となるも
のである。一般に4.5Kg/15mm以上が要求され
ている。又、寸法安定性は含浸紙の伸縮挙動とカール状
況を判断する尺度としてフェンチェル伸度を採用した。
該評価方法は原紙の幅方向に幅15mmの試験片を切り
出し、つかみ間隙100mmで両端をクランプにセット
し、20℃の水中に60分間75g/15mmの張力を
かけて浸漬し、その伸びを測定した。記載値はそれぞれ
5試験片の平均値である。
【0014】本発明による原紙の製造方法は、まずセル
ロースパルプと予め含浸する樹脂と親和性のある合成樹
脂の繊維もしくは粒子を所定の配合比で混合して、水性
スラリーを作成し、これを例えば多筒式長網抄紙機で混
抄シートを作成し、ドライヤーで乾燥させる。紙層内部
に抄き込まれた合成樹脂の熱溶融は、抄紙機の乾燥部の
後段で行ってもよいし、又、混抄シートを、一旦巻き取
ったあと下記の溶融手段を伴って加熱してもよい。該溶
融手段としては例えば油媒(オイルヒーター)や電磁誘
導を利用したロールヒーターが一般的であるが、輻射熱
を利用した電気式或いはガス式赤外線ドライヤーも用い
ることができる。熱溶融処理を受けた樹脂含浸用原紙は
速やかに冷却され巻き取られ樹脂含浸用原紙となる。そ
の際混抄した合成樹脂は熱により溶融して変形し収縮す
るため、紙層の内部の空孔径および空隙容積が大きくな
り、合成樹脂液の含浸速度や含浸量が向上する。又、熱
溶融した合成樹脂はホットメルト接着剤の役割を果し、
セルロースパルプ同志を結合し、紙力を著るしく向上さ
せる。そのため樹脂含浸時の紙切れの問題を解消するこ
とができる。
ロースパルプと予め含浸する樹脂と親和性のある合成樹
脂の繊維もしくは粒子を所定の配合比で混合して、水性
スラリーを作成し、これを例えば多筒式長網抄紙機で混
抄シートを作成し、ドライヤーで乾燥させる。紙層内部
に抄き込まれた合成樹脂の熱溶融は、抄紙機の乾燥部の
後段で行ってもよいし、又、混抄シートを、一旦巻き取
ったあと下記の溶融手段を伴って加熱してもよい。該溶
融手段としては例えば油媒(オイルヒーター)や電磁誘
導を利用したロールヒーターが一般的であるが、輻射熱
を利用した電気式或いはガス式赤外線ドライヤーも用い
ることができる。熱溶融処理を受けた樹脂含浸用原紙は
速やかに冷却され巻き取られ樹脂含浸用原紙となる。そ
の際混抄した合成樹脂は熱により溶融して変形し収縮す
るため、紙層の内部の空孔径および空隙容積が大きくな
り、合成樹脂液の含浸速度や含浸量が向上する。又、熱
溶融した合成樹脂はホットメルト接着剤の役割を果し、
セルロースパルプ同志を結合し、紙力を著るしく向上さ
せる。そのため樹脂含浸時の紙切れの問題を解消するこ
とができる。
【0015】
実施例1 未叩解の広葉樹晒クラフトパルプ(以下LBKPと称
す)100重量部に対して、ポリエチレンテレフタレー
ト繊維(繊維長4mm、直径8μm)20重量部を均一
に混合した水性スラリーを長網多筒式抄紙機に供給し、
坪量150g/m2 、密度0.5g/cm3 の混抄シー
トを抄造し、ロールとして巻き取った。この混抄シート
を熱油媒で表面温度を280℃とした多筒式ドライヤー
で加熱処理し、混抄したポリエチレンテレフタレート繊
維を溶融させて、LBKPに融着せしめて、本発明に係
る樹脂含浸用原紙を得た。
す)100重量部に対して、ポリエチレンテレフタレー
ト繊維(繊維長4mm、直径8μm)20重量部を均一
に混合した水性スラリーを長網多筒式抄紙機に供給し、
坪量150g/m2 、密度0.5g/cm3 の混抄シー
トを抄造し、ロールとして巻き取った。この混抄シート
を熱油媒で表面温度を280℃とした多筒式ドライヤー
で加熱処理し、混抄したポリエチレンテレフタレート繊
維を溶融させて、LBKPに融着せしめて、本発明に係
る樹脂含浸用原紙を得た。
【0016】実施例2 未叩解のLBKP100重量部に対してポリメタクリル
酸繊維(繊維長3mm、直径7μm) 重量部を均一に
混合した水性スラリーを実施例1と同様にして原紙を得
た。但し、混抄シートは熱油媒で表面温度を300℃と
した。
酸繊維(繊維長3mm、直径7μm) 重量部を均一に
混合した水性スラリーを実施例1と同様にして原紙を得
た。但し、混抄シートは熱油媒で表面温度を300℃と
した。
【0017】比較例1 実施例1と同一のLBKP100%(ポリエチレンテレ
フタレート繊維を混抄せず)で坪量150g/m2 、密
度0.5g/cm3 の比較用の樹脂含浸用原紙を抄造し
た。上記の実施例および比較例の原紙について諸特性を
測定評価したところ表2に示す結果を得た。
フタレート繊維を混抄せず)で坪量150g/m2 、密
度0.5g/cm3 の比較用の樹脂含浸用原紙を抄造し
た。上記の実施例および比較例の原紙について諸特性を
測定評価したところ表2に示す結果を得た。
【0018】
【表2】
【0019】なお測定方法は前記表1と同様である。表
2の結果から明らかなとおり、本発明による樹脂含浸用
原紙は、含浸樹脂液の浸透速度の尺度となるひまし油の
浸透速度が大きいことが確認され、かつ引張り強度およ
び寸法安定性についても比較例に比べて実用上十分に優
れていることを確認した。
2の結果から明らかなとおり、本発明による樹脂含浸用
原紙は、含浸樹脂液の浸透速度の尺度となるひまし油の
浸透速度が大きいことが確認され、かつ引張り強度およ
び寸法安定性についても比較例に比べて実用上十分に優
れていることを確認した。
【0020】
【発明の効果】本発明による樹脂含浸用原紙は、含浸用
樹脂溶液の浸透速度が早く、又樹脂含浸時に必要な十分
な引張り強さと、寸法安定性を保持しているので、樹脂
の含浸工程の作業効率を大幅に向上することができる。
樹脂溶液の浸透速度が早く、又樹脂含浸時に必要な十分
な引張り強さと、寸法安定性を保持しているので、樹脂
の含浸工程の作業効率を大幅に向上することができる。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 7199−3B D21H 3/32 Z
Claims (2)
- 【請求項1】 セルロースパルプ100重量部に対し
て、含浸すべき合成樹脂と親和性のある化学構造で、繊
維状もしくは粒状の合成樹脂5〜50重量部を混抄して
なるシートであって、該合成樹脂がセルロースパルプに
融着していることを特徴とする樹脂含浸用原紙。 - 【請求項2】 セルロースパルプ100重量部に対し
て、含浸すべき合成樹脂と親和性のある化学構造で繊維
状もしくは粒状の合成樹脂5〜50重量部を配合した水
性スラリーを湿式抄造して混抄シートを作成し、然る後
該混抄シートを加熱して前記合成樹脂をセルロースパル
プに熱融着せしめることを特徴とする樹脂含浸用原紙の
製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4331194A JPH06158582A (ja) | 1992-11-18 | 1992-11-18 | 樹脂含浸用原紙およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4331194A JPH06158582A (ja) | 1992-11-18 | 1992-11-18 | 樹脂含浸用原紙およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06158582A true JPH06158582A (ja) | 1994-06-07 |
Family
ID=18240944
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4331194A Withdrawn JPH06158582A (ja) | 1992-11-18 | 1992-11-18 | 樹脂含浸用原紙およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06158582A (ja) |
-
1992
- 1992-11-18 JP JP4331194A patent/JPH06158582A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000201 |