JPH0615860B2 - 液状燃料をガス状燃料に変換する装置 - Google Patents

液状燃料をガス状燃料に変換する装置

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JPH0615860B2
JPH0615860B2 JP59209943A JP20994384A JPH0615860B2 JP H0615860 B2 JPH0615860 B2 JP H0615860B2 JP 59209943 A JP59209943 A JP 59209943A JP 20994384 A JP20994384 A JP 20994384A JP H0615860 B2 JPH0615860 B2 JP H0615860B2
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【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は内燃機関の吸気マニホルドへの導入前に液状燃
料をガス状燃料に変換するための装置に関するものであ
る。さらに詳しくいうと、本発明は密閉真空装置内にあ
る加熱された真空室への液状燃料小滴の噴射に関するも
ので、液状燃料小滴がガス状燃料に変換され、そのガス
状燃料が実質的に一定の温度で吸気マニホルドに運ばれ
るようになつている。真空室と吸気マニホルドへのガス
状燃料通路の残りの部分に熱交換器が設けられていて、
内燃機関のエンジンブロツクからの冷却用液体がガス状
燃料を実質的に一定の温度に維持するためにガス状燃料
と熱交換関係をもつようになつている。
従来技術 成し遂げ得る液状燃料の蒸発すなわち気化が多くなれば
なるほど酸化しやすい燃料の表面積が大きくなるので焼
成速度が高くなることはよく知られている。換言すれ
ば、燃焼し得る燃料の比率が高くなればなるほどエンジ
ンの作動効率がよくなる。液体炭化水素燃料を完全に気
化するための各種試みは可成り以前から行われている。
しかしながら、これらの試みの全てに大きな欠点があ
る。装置が燃料を完全に気化しなかつたので期待された
効率の向上が実現しなかつた場合があつた。装置が複雑
だつたのでそれらの装置から得られる実際の利益が打ち
消されるか、またはたとえより高い燃料効率が実現され
ても電力要求がこの利点を帳消しするような高い電力量
を必要とする場合もあつた。
燃料の燃焼を最大にするためにその燃料を出来るだけ多
く酸素と接触させる必要があることが基本である。酸化
し得る燃料小滴の部分はその表面積だけである。したが
つて小滴が小さくなればなるほど燃焼すなわち酸化し得
る燃料の全体比率が高くなる。だから、酸化を増加させ
るには気化を促進させる必要がある。現在市販されてい
る好結果の気化装置は、全てエンジンのマニホルドへの
導入前に液状燃料を気化するようになつている。これは
ある程度まで可能であるが、キヤブレターへの吸気口に
おける燃料小滴サイズが可成り異なる場合があり、実際
に標準的なキヤブレターを通して燃料を供給すると、燃
料全体のうち比較的低い比率の燃料が酸化・燃焼するに
すぎない。
究極の気化装置は燃料を予め蒸発させた状態すなわち気
体状態でマニホルドに送る気化装置、特にマニホルドと
エンジンのシリンダーに入れる前に液状燃料をすべてガ
ス状燃料に変換する気化装置になるであろう。公知の従
来装置はこの目標を達成する場合いくつかの点で不足し
ている。
たとえば、1930年代にチヤールス・ネルソン・ポー
グによつて開発された最も有名な従来装置の1つは、ガ
ロン当り200マイルのキヤブレターとして広く宣伝さ
れていたガソリン気化用キヤブレターであつた。この装
置は、エンジンと同じくらいの大きさで扱いにくく、燃
料補給式で、ガソリンなどの燃料の引火点に近い作動温
度を必要とするので、広く商品として好評を博さなかつ
た。それ故、このキヤブレターの付いた車の乗客の安全
が車の近くにいる人と同じく危険にさらされる場合があ
る。換言すれば、爆発の可能性が全く大きい。
デイーゼル燃料などの燃料を気化するための装置がベセ
ノツドのアメリカ特許第1806581号“重燃料を使
用する負荷可変の内燃機関用燃料供給装置”に開示され
ている。デイゼル燃料は従来のガソリンキヤブレターに
よつて供給され、真空ポンプによつて吸気口から空気が
抜かれる。この装置は開放装置、すなわち多量の空気が
1番目の真空ポンプによつて大気から連続的に引き入れ
られる。2番目の真空ポンプは燃料を気化するために燃
料だめ内の空気と燃料の混合気から空気を抜くためのも
ので、その後燃料は未だ追加の空気取入口が備わつてい
るエンジンのマニホールドに送られる。燃料温度の変動
を最小にするために吸気マニホルドの近くと燃料だめの
周りに熱交換装置が設けられている。このシステムは開
放式であるため、多量の空気がシステムを通つて引き込
まれるので、キヤブレターによつて直ちに気化されなか
つた燃料をほぼ完全に気化するのに十分な真空にするこ
とが非常に困難になる。換言すれば、このような装置で
は効率よく作動させるには燃料節約(もしあれば)が取
るにたらないものになつてしまうような巨大な真空ポン
プを用意する必要があるであろう。代りに、小さな真空
ポンプを使うと、大気が絶えずシステム内へ引かれてい
るような開放装置では燃料が十分に気化されない。
内燃機関のキヤブレターにガス状燃料を供給するための
別な装置が“燃料システム”というタイトルのアメリカ
特許第3630698号(発明者:ジヨセフ・H・バル
ドウイン)に記載されている。この装置の場合、ガス状
蒸気がマニホルドの真空によつて真空室から引かれる。
真空室にはフロート弁を通して補給される液状燃料源が
含まれている。この種の装置には2つの起り得る問題が
関与する。第一に、或る負荷条件下ではマニホルドの真
空はエンジンに十分な燃料を与えるのに十分でない場合
がある。第二に、液体ガソリン部分からガス状蒸気を引
き離すことによつて軽い方の炭化水素が最初に蒸発し、
比較的重い液体炭化水素(しばしば“ストリツプオイ
ル”と呼ばれる)が残つてしまう。したがつて、装置を
正しい作動状態に保つためにはストリツプオイルを一様
に引き、新鮮なガソリンと置き換えるための手段を設け
なければならない。
ガソリンを気化させるための別な装置がアメリカ特許第
4040403号(発明者:ローズ等)“空気と燃料と
の混合気コントロール装置”に開示されている。この装
置の場合、燃料は蒸発器に供給され、蒸発器内の液状燃
料のレベルがフロート弁によつてコントロールされる。
エンジンからの熱い排気ガスが液体ガソリンの中に入つ
て行くので、液体ガソリンの一部を蒸発させ、エンジン
に運ぶ。この装置には空気/燃料混合気を調整するため
の複雑な装置と、燃料が蒸発器内で蒸発した時燃料から
燃料小滴を取り除くための分離器が含まれている。この
装置を使うと、軽い方の炭化水素が重い炭化水素すなわ
ちストリツプオイルより先に蒸発する。
“内燃機関用燃料蒸発装置”というタイトルのアメリカ
特許第4175525号(発明者:ジヨンソン)は内燃
機関の吸気マニホルドと燃料供給ラインとの間に接続さ
れ、キヤブレターと平行して作動する密封式蒸発装置を
開示している。この装置には液状燃料を蒸発させ、キヤ
ブレターに送るようなチヤンバーへの液状燃料の流れを
コントロールするフロート弁が設けられている。軽い方
の炭化水素が重い炭化水素より前に液状燃料から蒸発す
るので、チヤンバーにストリツプオイルが残つてしまう
ことになる。
燃料を気化するのに利用される従来装置に関する別の障
害は、真空ポンプのピストンの壁を潤滑するための適当
な手段が設けられていないことである。したがつて、こ
のような蒸発装置を作ろうとする場合、ピストンがシリ
ンダーの側壁に“氷結”してしまうことが多い。燃料の
中へオイルを入れることを企てたが、その後オイルが燃
料蒸気混合気と共にエンジンの中へ噴射されたので、オ
イルから不燃焼炭化水素が生じ、エンジンに損傷を与え
る残滓が生じた。
発明の構成 本発明の装置は、実質的な真空を生ぜしめることのでき
る、内部に真空室を有する真空ポンプと、該真空室内へ
実質的に空気の混入なしに液状燃料を噴射することので
きる噴射器とを備えており、真空室が、実質的に扁平な
両端壁と縦中心 軸線を有する円筒状の側壁とから成る
円筒室であり、噴射器が該円筒室に通じる液状燃料入口
を有し、また真空ポンプが前記円筒室からのガス状燃料
出口と、前記縦中心軸線に対して接近・離反運動可能で
前記縦中心軸線に平行な接触エッジを有する可動の羽根
と、前記縦中心軸線の回りを転動回転するために前記円
筒室内部に偏心的に設けられた回転ピストンと、前記真
空ポンプの真空サイクル中にだけ前記円筒室内へ液状燃
料小滴を噴射するように前記噴射器をコントロールする
装置と、前記円筒室内への液状燃料小滴の噴射を前記真
空サイクルと同期化させる調時装置とから成り、前記回
転ピストンが、前記円筒室の長さに実質的に等しい長さ
を有すると共に、前記円筒室内でのピストンの回転時に
ピストン外周面を前記円筒状側壁に連続的に線接触せし
めるような直径を有しており、かつ前記羽根が、前記円
筒室を、前記液状燃料入口に連通する真空区画と、前記
ガス状燃料出口に連通する圧縮区画とに分割するように
ばね負荷されていることを特徴とする。
本発明の装置は、噴射器からマニホルドに至る経路内の
いかなる個所においても大気へ向つて開くことのない閉
じた系を構成している。
本発明の有利な実施態様では液状のガソリン又はその他
の炭化水素燃料は、エンジンの要求によつて決まる量と
速度で液状燃料小滴を噴射する燃料噴射器によつて真空
室へ供給される。
真空室は前記の閉じた系内の回転ピストン式真空ポンプ
によつて非常に高い真空度になるので、燃料噴射器によ
つて真空室に噴射された燃料小滴は直ちに気化する。次
いで、気化した燃料が真空ポンプによつてエンジンの吸
気マニホルドに事実上マニホールド圧で圧送される。
気化した燃料を実質的に一定の温度に維持するために、
真空室、真空ポンプ、燃料供給ラインと熱交換関係にあ
るエンジンの液体冷却剤からの熱を供給する熱交換器が
設けられている。この熱は真空室や系内のその他の部材
内の蒸気点を下げるので、真空室の蒸発を高め、系内の
その他の部材内の復水化を最小限にする。
有利には、本発明の回転ピストン式真空ポンプは圧力下
にある潤滑油源を備えている。潤滑油は真空ポンプの一
端にあるベアリングの中に噴射され、ベアリングを通過
し、適当な通路を通つてポンプの羽根の所へ行く。潤滑
油は羽根の表面に沿つて移動し回転ピストンの表面に行
くので、ピストンの表面に油の薄膜が形成される。この
潤滑油は2つの機能を果たす。1つはピストンの壁を潤
滑することで、もう1つはピストンとピストン壁の間を
それぞれの羽根でシールすることである。過剰潤滑油は
真空ポンプの反対側にあるベアリングの中へこのために
用意された適当な通路を通つて行く。
燃料コントロール装置が、内燃機関の機能に応じて真空
室に噴射される液状燃料の量と周波数とをコントロール
するために燃料噴射器に接続されている。このような燃
料コントロール装置は、エンジンコイルの予め決められ
た点火回数ののちに燃料噴射器を作動させるための調節
可能周波数セレクタ回路と、燃料噴射器の作動時間を変
えるための可変パルス幅選択回路を有している。
本発明の有利な実施態様では、燃料気化装置は、長手方
向の軸と円周方向の側壁を有する円筒状気化室を備えて
いる。気化室の円周側壁の周りで回転運動する回転ピス
トンがこの気化室の軸に偏心的に取付けられている。気
化室の片側に沿つて長手方向の溝が設けられており、軸
に近づいたり軸から離れたりする往復運動を行ないエツ
ジでピストンと接触している羽根が前記溝の内に取付け
られている。弾性部材が羽根のエツジをピストンに押し
つける。液状燃料を気化室に導入するための側壁にある
入口が溝の片側に隣接して設けられ、ガス状燃料をエン
ジンへ吐き出すための出口が溝の片側に隣接して側壁に
設けられている。液状燃料小滴の1回分を予め決められ
た時間間隔で入口から気化室へ次々と噴射する手段が設
けられ、入口とつながつている気化室武運を交互に真空
にし入口から液状燃料小滴の1回分が入つて来るとその
小滴を気化しガス状燃料をエンジンに送るための出口と
つながつている気化室部分にあるガス状燃料の圧力を増
すために気化室内でピストンを回転させる手段も設けら
れている。最後に、真空状態になつている時液状燃料の
1回分を予め決められた時間だけ気化室へ噴射せしめる
噴射装置を作動させるコントロール装置が設けられてい
る。
オプシヨンとして、僅かな量の空気を霧状液状燃料と一
緒に抽気弁から気化室へ入れてもよい。これによつて、
システム全体を通して順次形成されるガス状燃料の流れ
が改善される。
本明細書中に使われている「燃料」という言葉はガソリ
ン、プロパン、ブタン、アルコールおよび内燃機関を動
かすのに使われるその他の比較的揮発性のある炭化水素
の全てを含むものとする。
「内燃機関」という言葉には往復ピストンエンジン、タ
ービンエンジン、ロータリーエンジン等の全てのエンジ
ンが含まれるものとする。
第1実施例 本発明の1実施例によると、液状燃料が燃料ポンプ14
によつて燃料タンク10から燃料ライン12を通つて送
り出される。燃料ポンプは自動車業界で使われているタ
イプの普通の電気燃料ポンプであつてもよい。燃料ポン
プは燃料ライン16によつて液状燃料を燃料噴射器Iに
供給する。燃料噴射器Iにとつて必要ない過剰燃料は、
すべて燃料ポンプ14からオーバーフローライン18を
通つてガソリンタンク10に戻される。
燃料噴射器Iは6つの接点1〜6を有する端子板24に
接続された電線20と22によつて電子燃料コントロー
ル装置Uから供給された電力によつて作動する。接点1
〜5は以下に述べられた方法で接続される。接点6は使
われない。図示された如く、電線28と30によつて端
子板24に接続されたバツテリー26が電子式燃料コン
トロール装置に電力を供給する。内燃機関と関連したコ
イル32も電線34によつて端子板24に接続されてい
る。コイルからの信号がエンジンの速度を示すので、燃
料噴射器Iの励起周波数をコントロールする(もつと詳
しい事は後述する)。
第2図から最もよく分かるように、電気ソレノイド作動
式噴射バルブには弁開口部42に抗してばね40によつ
て密閉位置に押しつけられ、プランジヤ38に接続され
た円錐形弁座36が付いている。プランジヤは軟鉄製
で、コイル46が巻かれているソレノイドコア(鉄心)
44内に摺動できるように収まつている。このコイルは
端子48と50に接続され、各々の端子には電線20と
22がそれぞれ接続されている。コイル46に電流が流
れると、プランジヤ38がソレノイドの中に引張られる
ので、弁座36の傾斜面と燃料ポンプ14から加圧状態
で供給された加圧燃料すなわち霧状小滴を吐き出す弁開
口部42の傾斜面との間にすきまができる。コイル46
の電流をしや断すると、ばね40が円錐形弁座36を弁
開口部42の傾斜面に押しつけてその密閉位置に戻す。
ソレノイド作用の周波数(頻度)と時間はエンジン負荷
に応じて電子燃料コントロール装置Uの調整部材を調整
することによつてコントロールできる変数である(さら
に詳しい事は後で説明する)。
燃料噴射器Iの弁開口部すなわち出口42は、第1図に
示されている如く、真空室Cの入口52に接続されてい
る。さらに、真空室には真空ポンプPへの燃料ライン5
6に接続した出口54がある。真空ポンプPは真空室Cを
非常に高い真空度、たとえばアルコール燃料では55〜
64cmHg、ガソリンエンジンでは64〜69cmHg(海面
で)にするので、燃料噴射器Iによつて燃料小滴が真空
室Cに噴射されると、小滴は急速に、かつほぼ完全に液
体から気体に転換される。燃料を事実上完全に気化する
最適真空度はアルコールの場合61cmHg、ガソリンの場
合66cmHgであることがわかつた。システムが閉式であ
る、すなわち真空室に空気が入らないようになつている
ため、このような高い真空度が得られる。真空室は大気
圧と関係しない。これによつて、今まで不可能であつた
電力要件と実用サイズの真空ポンプが使える。
上述の真空度を達成できる真空ポンプなら何でも使え
る。特に良いものであるとわかつたポンプは三菱電機
(東京、日本)製のもので三菱電機セールスアメリカ社
(テキサス州75062、アービング、ウエストストー
リーロード3247)を通して販売されているモデルN
o.SA439のような回転ピストン式ポンプである。タ
ービンポンプも使える。
回転ピストンポンプの断面が第7図に示されている。こ
の種のポンプの作動状態が第3図から第6図までに模型
的に示されている。真空ポンプによつて真空すなわち大
気圧以下の圧力が生じるため、ガス状燃料が入口58か
らポンプPに引き込まれる。ポンプは外側シリンダ6
0、中央のクランク軸62、回転ピストン64から成
り、クランク軸62に回転ピストンがクランク軸と共に
回転できるようにしつかり取付けられている。ばね68
によつてピストン64の表面に対して押しつけられてい
る羽根66と一緒になつた回転ピストンはシリンダ60
を2つの部屋、すなわちガス状燃料が引き込まれる真空
室とガス状燃料を圧縮してそれを出口70から吐き出す
圧縮室に分ける。圧縮室内でも圧力は非常に低く、大気
圧以下になつていると考えられる。重要なことは、その
圧力がガス状燃料の流れを圧縮室からエンジンのマニホ
ルドに誘導するためにマニホルド圧以上であるというこ
とだけである。したがつて、回転ピストン64が第3図
に示された位置から第4図に示された位置に回転する
と、ピストンが一時的に入口58を閉じ、ピストンの前
方にあるガス状燃料を圧縮し始める。ピストンが第4図
の位置に達すると、入口58が再び開き、燃料がピスト
ン64と羽根66の間のスペースに入り込む。ピストン
64が第4図に示された位置から第5図に示された位置
に回転し続けると、ピストンの前方にあるガス状燃料が
圧縮され、追加の燃料がピストン64の後方に生じた真
空によつてポンプの中へ引き込まれる。一方、ピストン
64の前方にある燃料はピストンが第5図に示された位
置から第6図に示された位置に回転すると、圧縮され出
力70から流れ続ける。燃料圧は出口70の制限のため
増加し、大気圧以下から約2気圧の圧力に変化し得る。
その後、ガス状燃料はエンジンの吸気マニホルドの真空
によつてマニホルドに引かれる。
第1図に示されている如く、燃料は燃料ライン74によ
つてエンジンに供給され、燃料ラインはエンジンの吸気
マニホルド78内のノズル76の所まで続く。有利なこ
とには、ノズル76はウオーミングアツプ中エンジンに
燃料を供給し、マニホルドへの空気の流れを調整する従
来のキヤブレター80の隣りに位置している。その後、
空気と燃料の混合気は吸気弁82を通つてシリンダ84
に供給される。シリンダ内では、従来からよく知られて
いるように、点火プラグ88を点火して燃料を燃焼させ
るためにピストン86が往復運動する。図にはシリンダ
が1つしか示されていないけれど、エンジンは多シリン
ダを有してもよいと解釈される。
都合のよいことには、ガス状燃料を実質的に一定な温度
に維持するための熱交換装置が設けられており、モータ
ブロツク90からの冷却用流体が熱伝達媒体として使わ
れる。この点に関して言うと、供給管92が加熱された
冷却液をモータブロツク90から燃料ライン74の熱交
換部分を取り囲む最初の熱交換器Hに運ぶ(図示された
ように)。第1図は概略図で、熱交換器Hはガス状燃料
を実質的に一定な温度に保つために必要に応じて燃料ラ
イン74の全体またはほぼ全体を取り囲むようにするこ
とができると解釈される。熱交換器の目的はガス状燃料
の温度を71℃〜94℃の比較的高い温度に維持するこ
とである。約82℃の温度が極めて良いことがわかつ
た。ガス状燃料の温度を上げると、燃料の蒸気点が下が
るので、燃料が燃料ライン74内で液化する可能性が最
少になる。その後、エンジンからの冷却剤はチユーブ9
8を通つて回転ピストンポンプPの一部を形成しチヤン
バー(シリンダ)60を取り囲む熱交換器102の入口
100の所へ行く。モータ冷却剤はその後出口104と
チユーブ106を通つて、真空室Cを取り囲む第2の熱
交換器H′に行く。熱交換器H′は、燃料噴射器Iによ
つて真空室に噴射された燃料小滴から成る液状燃料の膨
張が冷却効果をもつ(小滴が膨張する時)ので、真空室
を加熱状態にしておく場合非常に重要である。真空室の
温度をモータブロツクからの加熱された冷却液の温度に
近いレベルに維持すれば、液状燃料小滴の蒸発点が下が
るので気化が促進される。さらに、前述されたガス状燃
料の再液化も最少になる。冷却液はその後熱交換器H′
から戻り管108を通つてモータブロツク90に戻つて
行き、そこで再びエンジンによつて加熱される。ガス状
燃料の温度は71℃〜94℃の範囲内(約82℃の温度
が望ましい)に保つべきである。本発明の各種部材を互
にもつと接近させて1つの熱交換ジヤケツトで全体を取
り囲んでもよいし、または別個の熱交換器を当業者にと
つてすぐ分かるようなエンジン部品のスペースと位置に
ある別々の部材に使つてもよいと解釈される。
液体のエンジン冷却剤を使う熱交換システムについて述
べたが、電気や車の排気ガスのような他の熱交換媒体を
使うことができると解釈すべきである。
次に第7図を見ると、ポンプPの断面図が示されてい
る。このポンプは駆動軸112に取付けられたプーリー
110によつて駆動され、駆動軸112はクランク軸6
2に接続されている。プーリーはVベルト(図示せず)
などの従来方法で駆動される。Vベルトはプーリー11
0から内燃機関に付いている駆動プーリーまで伸びてい
る。十分な容量を与えるために、クランク軸62の両側
に偏心状態で取付けられ、それぞれシリンダ60と6
0′の壁の周りを回転できる2個の回転ピストン64と
64′を有するポンプPが示されている。羽根66と6
6′はそれぞればね68と68′によつてピストン64
と64′の底部に押しつけられているので、各々のシリ
ンダを前述した如く2つの部屋に分ける。真空室Cを真
空にする場合には、2個のピストンが同時に働く。
ピストン壁とシリンダ壁を加圧状態で潤滑するための手
段が設けられており、それには前述した如く、ポンプの
作動部分を取り囲み熱交換の働きをするハウジング10
2の端に接続された油圧フイツテイング116に接続さ
れている油供給源(図示せず)からの油圧ライン114
が含まれる。油圧フイツテイング116は、図示された
如くクランク軸62の片端内の通路118につながつて
いる。油はこの通路を通つてクランク軸62の側壁を貫
通して直角に伸びるポート120に行く。その後、油は
クランク軸62の端を支持するローラベアリング124
内のレース122を通過する。ローラベアリング124
を潤滑した後、油はローラベアリング内の別なポート1
26を通つてベアリングサポート130内の横溝128
へ行き、その後半径方向の溝132に沿つて羽根ガイド
136と136′を通して伸びる横行通路134に行
く。油の流れは第7図中の矢印137ではつきり示され
ている。油は羽根の表面をコートし、表面に沿つてピス
トン64と64′のそれぞれに行く。油はこれらの表面
を被覆し、ピストンとシリンダ60と60′の壁のそれ
ぞれだけでなく羽根とピストンの間をシールをするの
で、羽根の両端でシリンダ内の真空度が適切に保たれる
(全て前述したよう)。いかなる過剰オイルも通路13
8を通つて駆動軸112の中に入り、ポート140を通
つてローラベアリング144のレース142を潤滑す
る。
このようにして、第7図の回転ピストンポンプPに示さ
れた加圧潤滑システムは2つの機能を果たす。第1は、
シリンダ壁とピストン壁を要求通りに潤滑することであ
る。又、それはシリンダ壁とピストン壁の間にシールを
形成するので、羽根の両側で必要なシリンダ内の所定差
圧が維持される。
電子燃料コントロール装置Uの外部部材が第8図に示さ
れ、一方その電気回路部分は第9図に最もよく示されて
いる。この装置は上部パネル148に付いているトグル
スイツチ146によつて入切される。接点板(端子板)
24も上部パネル148上にあり、第1図の所で前述し
た如く、電気的に接続されている。ヒユーズホルダー1
52が左手のエンドパネル150に取付けられており、
ホルダー152には10アンペアヒユーズ154のよう
なヒユーズを付けることができる。前面パネル156の
左手側にはポテンシオメータ158があり、そのポテン
シオメータは燃料噴射時間を0.3ミリ秒の最小値から
10ミリ秒の最大値までコントロールする(全ての詳細
については以下に述べる)。前面パネル156の右手側
には12の位置から成る回転スイツチ160があり、そ
こに示された位置2〜10は1回の燃料噴射を起こすコ
イルの点火回数を表わす。スイツチ位置1,11および
12は使われない。装置から発生する熱を発散させるた
めのヒートシンク162が背面パネルに設けられてい
る。
次に、電子式燃料コントロール装置の詳細について特に
第9図を参照して説明する。コイル32の接点側から出
る電圧は約9個のリングのパルスのプラス側に共鳴をも
つ方形波の形をした50V(ピーク電圧)の振幅をもつ
のが一般的である。方形波は6つの接点からなる端子板
24の接点3から電子式燃料コントロール装置に入る。
ここからパルスは集積回路IC−1を通つて行く。集積
回路IC−1内に入つたパルスは、まず抵抗器R−1と
R−2を通過する。これはコイルパルスからの高電圧を
整流ダイオードD−1にとつて受入れられるレベルであ
る約1/2Vに減らす。さらに、高周波コンデンサーC−
1が接地に向う高周波リプルの一部をろ波する。抵抗器
R−3は残りの電圧から起こる付加的な不整波をたた
く。
集積回路IC−1には4つのNORゲートが含まれる。最
初の2つのゲート164,166はろ波回路網のコアと
集積回路IC−1の前半分を構成し、単安定型マルチバ
ルブレータとして使われる。残りの2つのゲート16
8,170は集積回路IC−1の後半分で、可変パルス
幅をもつ単安定型マルチバイブレータ器として使われ、
パルス幅選択回路網の役目を果たす。
ダイオードD−1からのパルスは“ON”または“OF
F”のどちらかであるような飽和スイツチとして働くト
ランジスタQ−1に入る。したがつて、アウトプツト電
圧を短絡させるか、または通れるようにし、バツテリー
26からのB+がNORゲート164のピン1とアウトプ
ツトに流れるようにする。これで、リンギング方形波が
ろ波した方形波によつて置き換えられたので、NORゲー
ト164がピン1で作動開始状態になる。
NORゲート164は単安定型マルチバイブレータとして
働き、そこでは1つのインプツトパルスに対して1つの
アウトプツトパルスを発生させる。ゲートはピン1また
はピン2のどちらかにある高いインプツト電圧がピン3
で低いアウトプツト電圧になるようにするNORゲートと
して設計される。ピン1と2の両方のインプツト電圧が
低い場合のみ、ピン3に高いアウトプツト電圧が存在す
ることになる。トランジスタQ−1の“OFF”作用で
B+によつて10Vに保たれているのでプラスのインプ
ツトパルスが高いため、ピン3でのアウトプツトは低
い。これはピン3の先にあるコンデンサC−2のピン3
速と抵抗器R−6に電圧を分ける。
プラスのパルスがトランジスタQ−1に入ると、パルス
がこのトランジスタに電気伝導させるので、NORゲート
164のピン1がシヨートし、アースに行く。ピン1が
低いと、ピン3が高くなるので、コンデンサC−2の左
側が高くなり、コンデンサC−2の右側にマイナスの電
位が誘導される。又、これがNORゲート166のピン5
と6にマイナスの電位または低い状態を引き起こすの
で、ピン4にプラスのパルスが発生する。B+がピン4
によつて集積回路IC−1に送られる。コンデンサC−
3はランダムノイズをろ波する。
ピン4からのプラスのアウトプツトパルスはその後集積
回路IC−1の前半分からピン14を通つて集積回路I
C−2に行く。又、NORゲート164のピン2を高く保
つことによつてピン3を低くするダイオードD−2を越
えて戻る。集積回路IC−1とIC−2は5〜18ボル
トのような広い電圧範囲にわたつて機能する。この事
は、同期発電機の充電に伴ない自動車が14ボルト以上
になることがあるので重要である。集積回路IC−1
は、トランジスタQ−1などの前の電気回路部分の負荷
を下げないように高いインプツトインピーダンスを有す
る。
ピン4の早目の重複点火の機会をなくす安全性を確保す
る部分はNORゲート164のピン2へのダイオードD−2を
通過したピン4のアウトプツトの戻りである。ピン4か
らのプラスのパルスはピン2をプラス状態にロツクす
る。ピン2がプラスになると、ピン3はマイナスにな
り、マイナス状態を続ける。ピン2の電圧が抵抗器R−
6によつて下がる迄ピン1によつて作動開始状態にされ
ない。作動開始状態になると、ピン2は0ボルトに降下
し、ピン1のいかなるパルスも再びNORゲート164に
作用する。それ故、ダイオードD−2からのフイードバ
ツクによつてチヤージされたコンデンサC−4の電圧が
抵抗器R−6を通つてアースに行く迄単一で安定なマル
チ振動器は入つて来る電圧に応答しない。これによつて
いかなる共鳴信号も効果的にろ波される。単一で安定な
マルチ振動器を作動させる時新しく入つて来るパルスの
有効時間のコントロールはコンデンサC−2とC−4の
値および抵抗器R−5とR−6の値に依存する。
周波数選択回路網である集積回路IC−2には回転スイ
ツチ160のセツテイングによつて指示された所望ステ
ツプ回数が終了する毎にリセツトする段階的に切換可能
なスイツチが含まれる。集積回路IC−2はピン16経
由でB+によつて動かされ、コンデンサC−5によつて
ろ波される。これによつて外部からのノイズの影響が取
り去される。NORゲート166のピン4からの最初のパ
ルスは集積回路IC−2のピン14から直接ピン3に行
き、そこから集積回路IC−1の後半部分に行く。しか
し、その後各パルスは段階的切換回路のトリガとして使
われる。これは、回転スイツチ160のセツテイングに
よつて決まる集積回路IC−2に入る各パルス(2,
3,4,5,6,7,8,9,10)に対して1つのパ
ルスだけが集積回路IC−2のピン3から出ることを意
味する。できれば、スイツチ160のセツテイングは設
置時に行われ、この燃料コントロール装置を使うことに
なつている自動車の特性によつてセツトする方がよい。
一般的に言うと、エンジンが大きい程その燃料要求が多
くなるので、高いセツテイングが必要になる。
1例として、回転スイツチ160の指針を8にセツトす
れば、NORゲート166のピン4からの最初のパルスは
集積回路IC−2を通つてピン3から出て行き、集積回
路IC−1の後半部分に行く。その後各パルスは、ステ
ツプ番号(回数)8に達する迄1ステツプずつステツプ
作用を進めてからサイクルをリセツトし繰返す。これ
は、コイルが8回点火する毎に燃料噴射器が1回点火す
ることを意味する。このセツテイングは8気筒の自動車
にとつて最適であることがわかつた。これを行うため
に、第9図に示されているようなピン接続にした。
時間調整されたパルスはその後周波数セレクタ回路網I
C−2から集積回路IC−1(パルス幅選択回路網)の
後半部分に導かれる。これによつて、ソレノイドの作動
時間が決まるので、各燃料噴射サイクルの時間が確定す
る。
集積回路IC−2からのアウトプツト電圧はNORゲート
168のピン13と集積回路IC−1の後半部分に与え
られる。ピン13がプラスになると、ピン11はマイナ
スになる。これによつて、コンデンサC−6の左側がマ
イナスになる。パルスの終端では、ピン13がマイナス
になり、ピン11がプラスになると、コンデンサC−8
の右側がマイナスになる。この信号はNORゲート170
のピン8に与えられるので、ピン10がプラスになる。
コンデンサC−6の右側には、抵抗器R−7とコントロ
ール電位差計158(可変抵抗器R−8を含む)を通つ
てB+が供給される。電位差計158のセツテイングに
よるR−8を通る有効抵抗が大きくなればなるほど各噴
射時間が長くなる。第1図に示す如く、電位差計158
はガスペダル174からの機械的リンク機構172によ
つてコントロールできる。又、キヤブレター80のちよ
う形空気取入コントロール装置用コントロールアーム1
76もガスペダル174からリンク機構178を通して
コントロールできる。
再び第9図を参照すると、NORゲート170のピン10
からのパルスは抵抗器R−9を通つてトランジスタQ−
2のベースに行く。これによつてトランジスタQ−2が
作動し、エミツタとコレクタの間に電気を伝え、トラン
ジスタQ−3が作動する。順番に、トランジスタQ−3
はエミツタとコレクタの間のアースに電気を流す。この
アースはソレノイド44(コイル46)のピン4に伝達
される。ソレノイドのもう一方のピン5は自動車バツテ
リー26からの連続12ボルト電源に接続されている。
この電圧は電子燃料コントロール装置Uに付いているト
グルスイツチ146によつてコントロールされる。
自動車バツテリー26のプラス側からの12ボルトの電
圧は電子燃料コントロール装置Uの上部パネル148に
付いている端子板24の接点1に供給される。そこか
ら、電圧がヒユーズ154とトグルスイツチ146を通
つて行けるような接続になつている。その後電圧は抵抗
器R−10と整流ダイオードD−3に行く。残りのB+
接点は全て内部回路部分にある。ダイオードD−3を通
過した後、電圧はゼナーダイオードD−4を通つてアー
スに行く。このダイオードは、12ボルトを超える電圧
を排除する電圧調整器としての役目を多少果たす。これ
が必要な理由は同期発電機が自動車バツテリーを充電し
ている時電圧が14ボルト程度になることがあるからで
ある。ダイオードD−3通過後、電圧はアースタツプに
つながる2個のコンデンサ、すなわち電圧をさらに安定
させるコンデンサC−7とコンデンサC−8に導かれ
る。又、スイツチ146通過後、B+電圧は端子板24
のコネクターピン5に行き、外部電線22を通つて燃料
噴射器Iに行く。
以上から、6つの接点から成る端子板24の内部配線は
接点1がヒユーズ154につながるように接続されてい
ることが明らかである。接点2はトランジスタQ−3の
エミツタと他のアーム接続の全てにつながつている。接
点3は抵抗器R−1のインプツトにつながり、接点4は
トランジスタQ−3のコレクタに接続している。接点5
はトグルスイツチ146に接続し、接点6は開放、すな
わち使われていない。
さらに、本発明の実施を助けるために、部品リストが次
の表I、表II、表III、表IV、表Vおよび表VIに記載さ
れている。これらの表は前述した電子式燃料コントロー
ル装置Uに関するものである。
第2実施例 本発明の別の実施例によると、液状燃料は燃料ポンプ1
4″によつて燃料タンク10″から燃料ライン12″を
通つて送り出される。燃料ポンプは自動車業界で使われ
るタイプの普通の電気燃料ポンプであつてもよい。ポン
プは液状燃料を燃料ライン16″を通して一対の燃料噴
射器18″に送る。燃料噴射器にとつて必要ない過剰燃
料は燃料ポンプ14″からオーバーフローライン20″
を通つてガソリンタンク10″に戻される。燃料噴射器
18″はそれぞれ真空ポンプPの吸込口22″に接続さ
れている。
各燃料噴射器は電子式燃料コントロール装置Uから6個
の接点1″〜6″を有する端子板28″に接続された電
線24″と26″を通つて供給される電力によつて作動
する。バツテリー30″によつて電子式燃料コントロー
ル装置に電力が供給され、バツテリーは図示の如くプラ
スのリード線32″とマイナスのリード線34″によつ
て端子板28″に付いている接点1″と2″にそれぞれ
接続されている。内燃機関と関連したコイル36″は電
線38″によつて端子板28″の接点3″に接続されて
いる。コイルからの信号はエンジンの速度を示すので、
燃料噴射器18″の作動周波数をコントロールする。燃
料噴射器は接点4″と5″を通して端子板28″に接続
されている。接点6″は使われていない。
電子式燃料コントロール装置Uのコントロール回路部分
は第8図及び第9図に示したものと実質的に同一である
が、参考までにその回路部分についてここで述べる。燃
料コントロール装置Uには12の位置をもつ回転スイツ
チ40″が含まれ、このスイツチは1回の燃料噴射を起
こすコイルの点火回数をセツトするように調節できる。
燃料コントロール装置Uに付いている端子42″は電線
46″によつて熱線風速計44″のような風量センサー
に接続されている。風速計44″は空気質量センサー4
8″の必須部分である。空気質量センサーは吸気マニホ
ールド54″に空気を送るために取付けられた空気取入
オリフイス52″を含む調速体アツセンブリ50″に取
付けられている。吸気マニホルド54″に対する調速体
アツセンブリ50″の配置が第10図に模型的に示され
ており、当業者なら空気を空気取入口52″から吸気マ
ニホルド54に供給するのに適した流体導管のつけ方が
わかるであろう。空気は真空ポンプPから燃料ライン5
6″を通つて流れて来たガス状燃料と混ざる。このよう
にして出来たマニホルド内の燃料/空気混合物は吸気弁
58″を通つてシリンダ60″に供給される。シリンダ
内では従来からよく知られているように点火プラグ6
4″の点火によつて燃料を燃焼させるためにピストン6
2″が往復運動する。図面にはシリンダが1つしか示さ
れていないが、多シリンダエンジンであつてもよい。
エンジンに送られる空気の量は取入オリフイス52″内
に取付けられ、リンク機構74によつてガスペダル7
2″に接続されたコントロールアーム70″に取付けら
れた棒68″の回転に応じて旋回運動するちよう形弁6
6″によつてコントロールされる。したがつて、車を加
速するためにガスペダル72″を押すと、ちよう形弁6
6″が開き、より多くの空気が引き込まれる。吸気マニ
ホルド54″に引き込まれる空気の量は重量で感知さ
れ、このような重量を示す信号が燃料コントロール装置
Uに与えられ、次にその信号に応答してコントロール装
置が燃料噴射器18″を作動させる。
都合のよいことには、真空ポンプP内のガス状燃料を実
質的に一定の温度に維持する熱交換装置が設けられてい
る。モータブロツク76″からの冷却流体が熱伝達媒体
として使われる。加熱された冷却剤は供給管78″によ
つて真空ポンプPの水ジヤケツト82″への入口80″
に送られる(第11図と第12図を参照)。水ジヤケツ
トを循環した後(この循環方法は以下でより詳しく説明
する)、冷却剤は出口84″と戻り管86″を通つてモ
ータブロツク76″の所へ行く。
次に真空ポンプの詳細を見ると、第11図、第13図、
第14図によく示されているように、ポンプはクランク
軸92″に取付けられたダブルプーリー90″の周りあ
るエンジンとつながつた一対のベルト88″によつて駆
動される。都合のよいことには、クランク軸92″は前
部ベアリング94″と後部ベアリング96″のような間
隔をおいた一対のベアリングに支持されている。ベアリ
ングはシールされたベアリングでもよいし、クランク軸
92″の後端にあるフイツテイング100″に接続さ
れ、ベアリングと回転ピストンの表面にオイルを供給す
る油圧ライン98″から潤滑されてもよい。シリンダ1
02″が水ジヤケツト82″内にジヤケツトから離れた
状態で取付けられ、壁104″によつて第1(前部)の
チヤンバー106″と第2(後部)のチヤンバー10
8″に分けられている。都合のよいことには、第1の回
転ピストン110″がチヤンバー106″の周壁の周り
で回転するようにクランク軸92″に偏心状態で取付け
られている。一方、後部チヤンバー108″には回転ピ
ストン112″があり、これもクランク軸92″に偏心
状態で取付けられている。当業者なら分かるように、こ
れらのピストンは真空ポンプを円滑に連続して作動させ
るためにそれぞれのサイクルを2等分にするようにお互
に180゜ずれて取付けられている。羽根114″は、
第11図に示されたように、長溝116″を通して往復
運動できるように取付けられている。同様に、羽根11
8″はチヤンバー108″の底にある長溝120″に取
付けられている。都合のよいことには、長溝116″と
120″はシリンダベースすなわちサポート122″内
に位置している(第13図からよく分かる)。各々の場
合、羽根のエツジは長溝120″の底部を押すようにし
て支えるばね124″のようなばねによつてそれぞれの
ピストンの壁に押しつけられる。これによつて、チヤン
バーが真空部分と圧力部分に分けられる。この事につい
ては以下でより詳しく述べる。燃料は燃料コントロール
装置Uのコントロールセツテイングに従つて燃料噴射器
18″によつて次々と噴射される。霧状燃料は、第11
図に示されている如く、吸気口128″を通つてチヤン
バー106″と108″とつながつている長手方向の通
路126″へ噴射される。圧縮されたガス状燃料はポー
ト130″のような吐出し口から長手方向の通路13
2″(第14図参照)に吐出され、前述したようにエン
ジン吸気マニホルド54″に接続されている燃料ライン
56″に接続された出口134″を通つて行く。
真空ポンプPの作動は、チヤンバーの1つである後部チ
ヤンバー108″内のピストンの1サイクルを模型的に
示す第15図から第18図を見ればよく理解できる。ガ
ス状燃料はポンプによつて真空すなわち大気圧以下の圧
力が生じるため吸気口としてのポート128″からチヤ
ンバー108″内へ引き込まれる。ばね124″によつ
てピストン112″の表面に押しつけられている羽根1
20″と一緒になつた回転ピストン112″がシリンダ
120″を2つのチヤンバー、すなわち霧化液状燃料を
引き込みガス状燃料に変える真空室とガス状燃料を圧縮
し出口134″から吐出す圧縮室に分ける。圧縮室でも
圧力は非常に低く大気圧以下である。重要なことは、そ
の圧力が圧縮室から出るガス状燃料の流れをマニホルド
に誘導するためにエンジンマニホルド圧以上であること
だけである。だから、回転ピストン112″が第15図
に示された位置から第16図に示された位置まで回転す
る時ピストンが一時的にポート128″を閉じピストン
の前方にあるガス状燃料を圧縮し始める。ピストンが第
16図の位置に達すると、ポート128″が再び開き、
燃料がピストン112″と羽根114″(120″)の
間のスペースに入り込む。ピストン112″が第16図
に示された位置から第17図に示された位置まで回転し
続けると、ピストンの前方にあるガス状燃料が圧縮され
追加の燃料がピストン112″の後方に生じた真空によ
つてポンプの中へ引き込まれる。一方、ピストン11
2″の前方にある燃料は圧縮され続け、ピストンが第1
7図に示された位置から第18図に示された位置まで回
転すると、ポート130″から流れ続ける。ポート13
0″の制限のため燃料圧が増加し、大気圧以下から約2
気圧の圧力に変わり得る。次いでガス状燃料はマニホル
ドの真空によつて燃料ラインを通つてエンジンの吸気マ
ニホルド54″に引き込まれる。
有利なことには、第11図からよく分かるように、空気
と燃料の混合気がポート128″からそれぞれのチヤン
バーに引き込まれるようにオプシヨンの空気取入口13
6″が通路138″を通して空気を燃料通路126″の
端に供給する。燃料と混合する空気の量は入口22″か
ら噴射された液状燃料の量と比べると極くわずかで、取
入口136″の所にある針弁140″によつてコントロ
ールされる。この微量な空気は、エンジンをスタートさ
せると最初の空気の流れを多くし、ある状況では作動中
の燃料の流れをよくする。空気量(もし空気を入れるこ
とになつているならば)は真空ポンプ内の真空度にほと
んど影響を及ぼさないように最小限にする。この点に関
して言うと、真空ポンプは霧状燃料小滴を入口22から
噴射した時急速に、かつ完全に液体から気体に変えるよ
うに非常に高い真空度にする。たとえば、アルコール燃
料では55〜64cmHgのオーダ、ガソリン燃料では64
〜69cmHg(海面で)にする。燃料を事実上完全に気化
する最適真空度はアルコールの場合61cmHg、ガソリン
の場合66cmHgであることがわかつた。このような高い
真空度は装置がほとんど密閉されている、すなわち空気
が真空室にほとんど引き込まれないために可能になる。
これによつて、今まで不可能であつた電力要件と実用サ
イズの真空ポンプを使えるようになる。
第11図、第13図および第14図を見れば分かるよう
に、エンジンから冷却液が入口80″に入つた後シリン
ダ102″の外側の周りを全て通り、水ジヤケツト8
2″によつて包まれる。これによつて、真空室における
液体から気体への転換中および気体が各シリンダ内の圧
縮室で圧縮されている時ガス状燃料を比較的高い温度に
維持することができる。これは燃料の1部が燃焼されず
に再液化する可能性を最小限にする。都合のよいことに
は、燃料ライン56″の長さが比較的短かいので、真空
ポンプPとエンジンマニホルド54″との間に液化はほ
とんど起こらない。実際の装置では、燃料ライン56″
の長さを非常に短くするために真空ポンプをマニホルド
のすぐ隣りに置いてもよい。ガス状燃料の温度を71℃
〜94℃(約82℃の温度が望ましい)の範囲に保つべ
きであるということがわかつた。これは大部分の内燃機
関の通常作業温度範囲であるので、エンジンからの冷却
液使用は極めて実用的な熱交換媒体として役立つ。もち
ろん、熱を車の排気システムのような他の所から与える
こともできる。
発明の効果 前述した事項から、本発明の利点は明らかである。液状
燃料小滴が直ちに気化してガス状燃料になる真空室に燃
料小滴を噴射するようになつている密閉式燃料気化装置
を内燃機関に設けた。装置の内に空気が入らないので、
燃料の全てを気化するのに十分な真空度を得るために必
要な真空ポンプのサイズを最小にすることができる。こ
の燃料を適当な温度に維持し、内燃機関の吸気マニホル
ドに導入するので、以前可能だと考えられた燃料経済性
より可成りよくなる。ガス状燃料の再液化を最小にする
ためにガス状燃料の蒸気点を下げるのに真空室、真空ポ
ンプおよび関連燃料ラインを加熱する熱交換媒体として
内燃機関の加熱された冷却液を利用する熱交換装置が備
わつている。ピストン壁だけでなく回転ピストンのベア
リングも潤滑し、シリンダ内の可動部材間の蒸気シール
として役立つ加圧潤滑システムが設けられている。1回
の燃料噴射を起こし、エンジンの要求に応じてその噴射
の長さを調節するためにコイルの点火回数を変える電子
式燃料コントロール装置が備わつている。
以上述べたことから、本発明の利点は極めて明白であ
る。燃料を真空ポンプへ直接噴射するような液体炭化水
素燃料を実質的に気体状態の燃料に転換する装置が設け
られた。真空ポンプは、燃料の流れと気化を促進するた
めに調節された微量の空気を選択的に真空室へ導入する
ためのオプシヨナルな抽気弁を有する。気化した燃料は
点火プラグによつて点火されることになつている内燃機
関のマニホルドにすぐに、かつ直接導入され、エンジン
のスタータモータの作動でエンジンをスタートさせるこ
とができるので、内燃機関用標準キヤブレターは不必要
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に従つて構成された燃料気化装置の全体
略図であり、 第2図は第1図の燃料噴射器の詳細を示す拡大縦断面図
であり、 第3図、第4図、第5図、第6図は第1図に示された装
置に使われる回転ピストン式真空ポンプの作動順序を示
す略図であり、 第7図は第1図の真空ポンプの拡大された長手方向の垂
直断面図で、ポンプの構造をさらに詳しく示し、本発明
の加圧オイル潤滑システムを含んだ図であり、 第8図は第1図に示された電子燃料コントロール装置の
拡大斜視図で、そして 第9図は第8図の電子燃料コントロール装置の回路図で
ある。 第10図は本発明の別の実施例に従つて構成された燃料
気化装置の全体概略図であり、 第11図は気化室の詳細を示すために一部切り取つた本
発明の真空ポンプの斜視図であり、 第12図は第11図の真空ポンプの側面図(わずかな縮
尺で描かれている)であり、 第13図は第12図の13−13線に沿つたオフセツト
垂直断面図で、気化室と熱交換ジヤケツトをさらに詳し
く示したもので、 第14図は第13図の14−14線に沿つた部分的オフ
セツト垂直断面図で、排気口と熱交換ジヤケツトの詳細
を示したもので、そして 第15図,第16図,第17図,第18図は図示された
気化装置に使われる回転ピストン式真空ポンプの作動の
順序を示した略図である。 1,2,3,4,5,6……接点、10……燃料タンク
(ガソリンタンク)、12……燃料ライン、14……燃
料ポンプ、16……燃料ライン、18……オーバーフロ
ーライン、20,22……電線、24……端子板、26
……バツテリー、28,30……電線、32……コイ
ル、34……電線、36……弁座、38……プランジ
ヤ、40……ばね、42……弁開口部、44……ソレノ
イドコア(鉄心)、46……コイル、48,50……端
子、52……入口、54……出口、56……燃料ライ
ン、58……入口、60,60′……外側シリンダ、6
2……クランク軸、64,64′……回転ピストン、6
6,66′……羽根、68,68′……ばね、70……
出口、74……燃料ライン、76……ノズル、78……
吸気マニホルド、80……キヤブレター、82……吸気
弁、84……シリンダ、86……ピストン、88……点
火プラグ、90……モータブロツク、92……供給管、
98……チユーブ、100……入口、102……熱交換
器、104……出口、106……チユーブ、108……
戻り管、110……プーリー、112……駆動軸、11
4……油圧ライン、116……油圧フイツテイング、1
18……通路、120……ポート、122……レース、
124……ローラベアリング、126……ポート、12
8……横溝、130……ベアリングサポート、132…
…溝、134……横行通路、136,136′……羽根
ガイド、137……矢印、138……通路、140……
ポート、142……レース、144……ベアリング、1
46……トグルスイツチ、148……上部パネル、15
0……エンドパネル、152……ヒユーズホルダー、1
54……アンペアヒユーズ、156……前面パネル、1
58……ポテンシオメータ、160……回転スイツチ、
162……ヒートシンク、164,166,168,1
70……ゲート、172……機械的リンク機構、174
……ガスペダル、176……ちよう形空気取入コントロ
ール装置用コントロールアーム、178……リンク機
構、C……真空室、C−1,C−2,C−3,C−4,
C−5,C−6,C−7,C−8……コンデンサ、D−
1,D−2,D−3,D−4,D−5……ダイオード、
H,H′……熱交換器、I……燃料噴射器、IC−1,IC
−2……集積回路、P……真空ポンプ、Q−1,Q−
2,Q−3……トランジスタ、R−1,R−2,R−
3,R−4,R−5,R−6,R−7,R−8,R−
9,R−10……抵抗器、U……電子式燃料コントロー
ル装置、1″,2″,3″,4″,5″,6″……接
点、10″……燃料タンク、12″……燃料ライン、1
4″……燃料ポンプ、16″……燃料ライン、18″…
…燃料噴射器、20″……オーバーフローライン、2
2″……吸込口、24″,26″……電線、28″……
端子板、30″……バツテリー、32″……リード線、
34″……リード線、36″……コイル、38″……電
線、40″……回転スイツチ、42″……端子、44″
……熱線風速計、46″……電線、48″……空気質量
センサー、50″……調速体アツセンブリ、52″……
空気取入口、54″……吸気マニホルド、56″……燃
料ライン、58″……吸気弁、60″……シリンダ、6
2″……ピストン、64″……点火プラグ、66″……
ちよう形弁、68″……棒、70″……コントロールア
ーム、72″……ガスペダル、76″……モータブロツ
ク、78″……供給管、80″……入口、82″……水
ジヤケツト、84″……出口、86″……戻り管、8
8″……ベルト、90″……ダブルプーリー、92″…
…クランク軸、94″……前部ベアリング、96″……
後部ベアリング、98″……油圧ライン、100″……
フイツテイング、102″……シリンダ、104″……
壁、106″……チヤンバー、108″……チヤンバ
ー、110″……回転ピストン、112″……回転ピス
トン、114″……羽根、116″……長溝、118″
……羽根、120″……長溝、122″……サポート、
124″……ばね、126″……通路、128″……吸
気口(ポート)、130″……ポート、132″……通
路、134″……出口、136″……取入口、138″
……通路、

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液状燃料をガス状燃料に変換する装置にお
    いて、実質的な真空を生ぜしめることのできる、内部に
    真空室を有する真空ポンプと、該真空室内へ実質的に空
    気の混入なしに液状燃料を噴射することのできる噴射器
    とを備えており、真空室が、実質的に扁平な両端壁と縦
    中心軸線を有する円筒状の側壁とから成る円筒室であ
    り、噴射器が該円筒室に通じる液状燃料入口を有し、ま
    た真空ポンプが前記円筒室からのガス状燃料出口と、前
    記縦中心軸線に対して接近・離反運動可能で前記縦中心
    軸線に平行な接触エッジを有する可動の羽根と、前記縦
    中心軸線の回りを転動回転するために前記円筒室内部に
    偏心的に設けられた回転ピストンと、前記真空ポンプの
    真空サイクル中にだけ前記円筒室内へ液状燃料小滴を噴
    射するように前記噴射器をコントロールする装置と、前
    記円筒室内への液状燃料小滴の噴射を前記真空サイクル
    と同期化させる調時装置とから成り、前記回転ピストン
    が、前記円筒室の長さに実質的に等しい長さを有すると
    共に、前記円筒室内でのピストンの回転時にピストン外
    周面を前記円筒状側壁に連続的に線接触せしめるような
    直径を有しており、かつ前記羽根が、前記円筒室を、前
    記液状燃料入口に連通する真空区画と、前記ガス状燃料
    出口に連通する圧縮区画とに分割するようにばね負荷さ
    れていることを特徴とする液状燃料をガス状燃料に変換
    する装置。
  2. 【請求項2】噴射器の近くで真空室には、該真空室に制
    御された微量の空気を供給する抽気弁が接続されてい
    る、特許請求の範囲第1項記載の装置。
  3. 【請求項3】羽根の表面に沿って潤滑油を羽根の接触エ
    ッジにまで供給する手段を有し、前記潤滑油が、羽根の
    前記接触エッジと回転ピストン外周面との間、並びに、
    前記線接触部位にわたって前記回転ピストン外周面と円
    筒状側壁との間に流体シールを形成している、特許請求
    の範囲第1項記載の装置。
  4. 【請求項4】調時手段が、真空ポンプの出口から供給さ
    れるガス状燃料と混合するために所属機関に流入する空
    気の重量を連続的に測定して制御する空気質量センサー
    から成っている、特許請求の範囲第1項又は第3項記載
    の装置。
  5. 【請求項5】蒸留することなしに測定量の液状炭化水素
    燃料をガス状炭化水素燃料に変換する方法において、1
    つの入口と1つの出口とを有する真空室を形成し、真空
    ポンプによって前記出口から排気して前記真空室内に真
    空を生ぜしめる一方、空気を混入せずに測定量の液状燃
    料小滴を真空室内へ噴射し、該燃料小滴を直ちに蒸発さ
    せて、空気を含まないガス状燃料を形成し、ガス状燃料
    を前記出口を介して真空室から排出し、かつ不連続の等
    間隔をおいた時間周期で液状燃料小滴を複数回噴射し、
    各噴射持続時間が予め定められた固定時間であることを
    特徴とする、液状炭化水素燃料をガス状炭化水素燃料に
    変換する方法。
  6. 【請求項6】供給タンクから供給された液状炭化水素燃
    料を実質的にガス状の炭化水素燃料に変換して該ガス状
    燃料を内燃機関の吸気マニホルドへ供給する装置におい
    て、 (イ) 1つの入口と1つの出口とを備えた真空室を有する
    真空ポンプと、 (ロ) 前記入口に接続されていて前記真空室内へ液状燃料
    の霧化水滴を、コントロールされた時間系列で噴射する
    燃料噴射器と、 (ハ) 液状燃料小滴を噴射する時間系列で前記真空室から
    排気して噴射時点に該真空室内に真空を生ぜしめ、実質
    的にすべての液状燃料小滴を即座に気化してガス状燃料
    を形成し、該ガス状燃料の圧力を増大させて前記出口を
    介してガス状燃料を排出させる手段と から成ることを特徴とする、液状炭化水素燃料をガス状
    炭化水素燃料に変換する装置。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3728092A (en) 1971-01-14 1973-04-17 J Gorman Petroleum oil vaporizer
US4003356A (en) 1975-03-12 1977-01-18 Harry E. Naylor Vaporized fuel system for internal combustion engines

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