JPH0615874B2 - 送風機 - Google Patents

送風機

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JPH0615874B2
JPH0615874B2 JP13695984A JP13695984A JPH0615874B2 JP H0615874 B2 JPH0615874 B2 JP H0615874B2 JP 13695984 A JP13695984 A JP 13695984A JP 13695984 A JP13695984 A JP 13695984A JP H0615874 B2 JPH0615874 B2 JP H0615874B2
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雅明 中村
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は壁面等に装着して使用され、首振を行なう送風
機に関する。
(ロ)従来の技術 本発明に先行する技術として、実公昭54−11966
号公報(以下従来例1という)と実開昭58−1517
82号公報(以下従来例2という)とがある。従来例1
に示す扇風機は、扇風機主体が左右に首振した場合の、
ガード部の壁面への接触を防止するために、扇風機主体
は壁面より大きく突出する如くスタンドにて支持されて
いた。従来例2に示す扇風機は本発明とはその目的作用
効果において相違するものであるが、スタンドに対して
伸縮する伸縮部に扇風機主体を支持せしめたものであ
る。従って、突出部のある壁面に装着する際に、扇風機
主体との間に十分なる間隔を確保することを目的とした
もので、前記伸縮部はスタンドに対して任意伸縮状態に
保持できるようになっているものである。よって、従来
例2においても従来例1と同様に壁面より大きく突出す
るという欠点を有する。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 本発明は壁面からの送風機の突出量が大きかった問題点
を解決しようとするものである。
(ニ)問題点を解決するための手段 本発明は、送風羽根と電動機等よりなる送風機主体と、
該送風機主体を左右首振自在に支持する伸縮体と、該伸
縮体を壁面に対して略垂直方向に伸縮自在に支持するス
タンドと、前記送風機主体の左右方向への首振角度が大
きくなるにしたがって伸縮体を伸長させる伸縮機構とを
備えたことを特徴とする。
(ホ)作 用 本発明は送風機主体が前方を向いている時伸縮体が最も
縮んでおり、前記送風機主体が右方向、左方向に首振を
始めると前記伸縮体が伸び始め、前記送風機主体が最も
右又は左に首を振った時に、前記伸縮体が最も伸び切る
ように前記送風機主体の首振と伸縮体の伸縮が同期する
ように作用するものである。
(ヘ)実 施 例 第1図乃至第6図に示す第1実施例と、第7図乃至第1
1図に示す第2実施例と、第12図と第13図に示す第
3実施例と、第14図乃至第18図に示す第4実施例
と、第19図と第20図に示す第5実施例と、第21図
乃至第24図に示す第6実施例に基づいて本発明を説明
する。
第1実施例について説明する。
送風機(1)は、送風機主体(2)と、該送風機主体(2)を左
右首振自在に支持する伸縮体(3)と、該伸縮体(3)を伸縮
自在に支持するスタンド(4)とよりなる。前記送風機主
体(2)は前後ガード(5)と、該前後ガード(5)の後内面中
央に装着する電動機(6)と、該電動機(6)の回転軸(7)に
装着する送風羽根(8)と、前記前後ガード(5)の下部に垂
設する首振中心支軸(9)とよりなる。前記スタンド(4)
は、壁面(W)に装着する基台部(10)と、該基台部(10)に
突設した先端に二叉部を形成した支柱部(11)と、該支柱
部(11)の二叉部に俯仰角度調整自在に枢支するネックピ
ース部(12)とよりなる。該ネックピース部(12)には前記
伸縮体(3)を伸縮自在に支持するための前方に開口した
筒部(13)を形成している。該筒部(13)は四角形状に形成
している。
前記伸縮体(3)は、上面開口の箱部(3a)と蓋部(3
b)とよりなる。前記伸縮体(3)は四角柱状に形成さ
れ、前記筒部(13)に挿入され前後に出入移動すること
で、伸縮自在に支持される。前記伸縮体(3)の伸縮によ
っても常に前記筒部(13)内に位置する側面には伸縮をス
ムーズに行なわせるためのローラー部(14)を形成してい
る。前記蓋部(3b)の前部には前記支軸(9)を枢支す
る軸支部(15)を形成している。前記箱部(3a)底面に
は首振モータ(16)を装着している。該首振モータ(16)の
出力軸(17)には外側面に歯を形成した歯車状首振カム体
(18)が装着される。該首振カム体(18)外周部には首振リ
ング(19)の一端を枢支している。該首振リング(19)の他
端は前記前後ガード(5)下部の前記支軸(9)の隣りに距離
を置いて枢支される。前記首振モータ(16)の回転によ
り、前記首振リング(19)が前後運動することで、前記送
風機主体(2)は前記支軸(9)を中心に左右首振を行なう。
左右首振は前記首振カム体(18)の1回転で1回首振を行
なう。前記首振リング(19)の首振カム体(18)における枢
支部分が前記首振カム体(18)の回転中心の右又は左横に
位置する時は前記送風機主体(2)は前方を向き、前に位
置する時は右方を向き、後に位置する時は左方を向く。
前記箱部(3a)には、前記首振カム体(18)の歯に噛み
合う歯車(20)を同心的に一体形成した伸縮カム体(21)を
枢支している。前記首振カム体(18)の歯の数は前記歯車
(20)の歯数の2倍形成され、該歯車(20)は前記首振カム
体(18)の2倍の速度で回転する。前記伸縮カム体(21)の
外周部に伸縮リンク(22)の一端を枢支し、該伸縮リンク
(22)の他端を前記筒部(13)に枢支している。前記伸縮カ
ム体(21)が回転することで前記伸縮リンク(22)の伸縮カ
ム体(21)枢支部分が前後に移動し、前記伸縮体(3)は前
記筒部(13)に対して伸縮する。
前記送風機主体(2)の左右首振と前記伸縮体(3)の伸縮
は、次のように行なわれる。前記送風機主体(2)が前方
を向いている状態では第3図に示す如く前記首振リンク
(19)の首振カム体(18)における枢支部分が該首振カム体
(18)の実線状態である左方に位置し、前記伸縮リンク(2
2)の伸縮カム体(21)における枢支部分が回転中心より前
方に位置して前記伸縮体(3)が前記筒部(13)に収納され
て最も縮んだ状態にある。この状態において前記送風機
主体(2)の後面部分は前記壁面(W)に最も近接した状態に
ある。次に前記首振モータ(16)が運転せしめられると前
記首振カム体(18)が右に回転し始めると同時に前記伸縮
カム体(21)が左に回転し始め、第4図に示す状態とな
る。この時、前記送風機主体(2)は右に首振を始めると
同時に、前記伸縮体(3)が伸び始める。さらに前記首振
カム体(18)と伸縮カム体(21)が回転し、前記送風機主体
(2)が最も右を向いた時、前記伸縮体(3)は最も伸びた状
態となり、第5図と第6図の実線にて示す状態となる。
前記首振カム体(18)と伸縮カム体(21)がさらに回転する
と、前記送風機主体(2)が左に首振りを始めて前方に向
くまでもどり、前記伸縮体(3)が縮み始めて最も縮み、
第 図の二点鎖線に示す状態となる。その後、前記首振
カム体(18)と伸縮カム体(21)がさらに回転すると前記送
風機主体(2)が左に首振りして最も左方に向くと共に前
記伸縮体(3)が再び最も伸び、第5図の二点鎖線に示す
状態となる。そして前記首振カム体(18)と伸縮カム体(2
1)がさらに回転することで、初期の状態にもどる。
前記伸縮体(3)をスタンド(4)に対し、前記送風機主体
(2)の左右首振に同期して伸縮せしめることで、壁面(W)
からの突出量を最少限として前記送風機主体(2)の左右
首振空間を確保できるものである。前記伸縮体(3)に装
着した首振モータ(16)にて左右首振と伸縮とを行なわせ
ることで、機構が簡略化されると共に各動きの同期がと
り易いものである。また前記送風機主体(2)の前後寸法
も小さくなるものである。
第2実施例について説明する。
送風機(31)は、前後ガード(32)と送風羽根と電動機(33)
等よりなる送風機主体(34)と、該送風機主体(34)を左右
首振自在に支持する伸縮体(35)と、該伸縮体(35)を伸縮
自在に支持するスタンド(36)とよりなる。前記送風機主
体(34)の電動機(33)前部には前記前後ガード(32)を装着
し、前記電動機(33)はカップ状カバー(37)にて被ってい
る。前記電動機(33)後部には左右首振機構(38)を形成し
ている。該左右首振機構(38)は本実施例においては前記
電動機(33)にて駆動される従来公知の歯車機構にて形成
されている。前記左右首振機構(38)は歯車機構にて形成
したものに限定されるものではなく、従来公知の首振モ
ータにて形成してもよい。前記左右首振機構(38)の出力
軸(39)には首振カム体(40)を形成している。該首振カム
体(40)の外周部には首振リンク(41)の一端を枢支し、他
端を前記伸縮体(35)に枢支している。前記スタンド(36)
は壁面(W)に装着する基台部(42)と、該基台部(42)に突
設した先端に二叉部を形成した支柱部(43)と、該支柱部
(43)の二叉部に俯仰角度調整自在に枢支するネックピー
ス部(44)とよりなる。該ネックピース部(44)には前記伸
縮体(35)を伸縮自在に支持するための前方に開口した筒
部(44a)を形成している。該筒部(44a)は四角
形状に形成している。
前記伸縮体(35)は上面開口の箱部(35a)と蓋部(3
5b)とよりなる。前記伸縮体(35)は四角柱状に形成さ
れ、前記筒部(44a)に挿入され、前後に出入移動す
ることで、伸縮自在に支持される。前記伸縮体(35)の伸
縮によっても、常に前記筒部(44a)内に位置する側
面には伸縮をスムーズに行なわせるためのローラー部(4
5)を形成している。なお、該ローラー部(45)は前記筒部
(44a)内面に形成しても同様の作用効果が得られ
る。前記蓋部(35b)の前部には支軸(46)を挿通する
挿通孔と、前記首振リンク(41)の他端を枢支する枢支部
(48)とを形成している。前記箱部(35a)の前部には
前記支軸(46)を枢支する軸支部(47)を形成している前記
箱部(35a)には前記送風機主体(34)の左右首振運動
を前後伸縮運動に変換する変換機構(49)を形成してい
る。該変換機構(9)は、中程を枢軸(50)にて枢支された
中間シーソーリンク(51)と、該シーソーリンク(51)の一
端に一端を枢支する第1リンク(52)と、前記シーソーリ
ンク(51)の他端に一端を枢支する第2リンク(53)と、該
第2リンク(53)の他端に枢支する連結ピニオン(54)と、
前記箱部(35a)に形成した前記ピニオン(54)が噛み
合うガイドラック(55)とよりなる。前記第1リンク(52)
の他端は前記送風機主体(34)に形成した連結カム(56)に
枢支される。前記連結ピニオン(54)は前記筒部(44
a)に形成した連結ラック(57)に噛み合わされる。
前記送風機主体(34)の左右首振と前記伸縮体(35)の伸縮
は次のように行なわれる。前記電動機(33)が運転せしめ
られ、前記左右首振機構(38)が駆動せしめられると、前
記送風機主体(34)が左右に首振を行なう。該送風機主体
(34)が左右に首振を行なうことで、前記連結カム(56)は
第11図に実線及び二点鎖線にて示す状態を往復回動す
る。第9図に示す状態は前記送風機主体(34)が前方を向
いている時を示し、前記伸縮体(35)は最も縮んでいる。
この状態から前記送風機主体(34)が右に首振を始める
と、前記連結カム(56)が左に回動し、前記第1リンク(5
2)を引張すると共に、前記シーソーリンク(51)を右に回
動させる。該シーソーリンク(51)が右に回動させられる
ことで、前記第2リンク(53)が押され、前記連結ピニオ
ン(54)の中心を押す。該連結ピニオン(54)は中心を後方
に押されるが回動力とはならず、逆に前記第2リンク(5
3)を押し返すこととなり、前記連結ピニオン(54)は前記
ガイドラック(55)と連結ラック(57)にのみ連結している
ことで、前述の押し返し力により前記伸縮体(35)が前方
に押しやられる。該伸縮体(35)が前方に移動されること
で、前記ガイドラック(55)が前方に移動され、前記連結
ピニオン(54)が右に回転せしめられる。該連結ピニオン
(54)が右に回転せしめられることで、前記連結ラック(5
7)に沿って前記連結ピニオン(54)がころがり、前記伸縮
体(35)を前方に移動させて伸び始め、この状態が第10
図に実線にて示す状態である。さらに前記送風機主体(3
4)の右への首振が進むと、第11図の実線にて示す状態
まで、前記伸縮体(35)は伸びる。この状態から、前記送
風機主体(34)が左に首振を始めると、前記連結カム(56)
が右に回転を始めて前記第1リンク(52)が押され、前記
シーソーリンク(51)が左回転せしめられ前記第2リンク
(53)が引っ張られる。該第2リンク(53)が引っ張られる
ことで前記伸縮体(35)が後方に引き寄せられて、前記筒
部(44a)内に収納されると同時に前記ガイドラック
(55)にて前記連結ピニオン(54)が左回転せしめられる。
該連結ピニオン(54)が左回転せしめられることで、前記
連結ラック(57)に沿ってころがり、前記伸縮体(35)を後
方に移動させて縮め、前記送風機主体(34)が前方に向い
たところで最も伸縮体(35)が縮む。この後さらに前記送
風機主体(34)が左に首振を行なうと、第10図の二点鎖
線にて示す状態から、第11図に二点鎖線に示す状態ま
で動き、前述の右に首振を行なった時と同様に前記伸縮
体(35)が伸びる。
前記伸縮体(35)をスタンド(36)に対し、前記送風機主体
(34)の左右首振に同期して伸縮せしめることで、壁面
(W)からの突出量を最小限として前記送風機主体(34)の
左右首振空間を確保できるものである。前記送風機主体
(34)に形成した首振機構(38)による左右首振を駆動源と
して、前記伸縮体(35)を伸縮せしめることで、前記送風
機主体(34)の構造は従来より一般化している送風機主体
を用いることができる。前記変換機構(49)の一端に前記
連結ピニオン(54)を介して前記筒部(44a)と伸縮体
(35)とを連結したことで、前記連結ピニオン(54)に対す
る前記ガイドラック(55)の移動と、前記連結ラック(57)
に対する前記連結ピニオン(54)のころがりにより前記シ
ーソーリンク(51)の回動往復距離を前記伸縮体(35)の大
きな伸縮距離に変換でき、前記変換機構(49)をコンパク
トに形成できる。
第3実施例について説明する。
本実施例は前述の第2実施例とほぼ構造を同じに形成し
ているので、要部のみを図示すると共に説明し、第2実
施例と同一名称同一符号にて各部を示し説明を省略す
る。変換機構(49)の第2リンク(53)の他端を筒部(44
a)に直接枢支させたものである。本実施例においては
前記変換機構(49)の構造が簡略となる。また、伸縮体(3
5)の大きな伸縮距離が得られないものであるが、左右首
振角度が小さなものにあっては十分なものである。
第4実施例について説明する。
送風機(61)は送風機主体(62)と、該送風機主体(62)を左
右首振自在に支持する伸縮体(63)と、該伸縮体(63)を伸
縮自在に支持するスタンド(64)とよりなる。前記送風機
主体(62)は電動機(65)と、該電動機(65)の回転軸(66)に
装着される送風羽根と、前記電動機(65)の前部に装着さ
れる前後ガード(67)と、前記電動機(65)の後部に装着さ
れる左右首振モータ(68)と、前記電動機(65)と左右首振
モータ(68)を被うカバー(69)と、前記電動機(65)の前部
下面に垂設した支軸(70)と、該支軸(70)の後側面に張設
される半円板状連結歯車(71)とよりなる。前記首振モー
タ(68)の出力軸(72)には首振カム体(73)が装着される。
該首振カム体(73)の外周部には首振リンク(74)の一端が
枢支される。該首振リンク(74)の他端は前記伸縮体(63)
に枢支される。前記スタンド(64)は壁面(W)に装着する
基台部(75)と該基台部(75)に突設した先端に二叉部を形
成した支柱部(76)と、該支柱部(76)の二叉部に俯仰角度
調整自在に枢支するネックピース部(77)とよりなる。該
ネックピース部(77)には前記伸縮体(63)を伸縮自在に支
持するための前方に開口した四角状筒部(77a)を形
成している。
前記伸縮体(63)は上面開口の箱部(63a)と蓋部(6
3b)とよりなる。前記伸縮体(63)の側面及び前記筒部
(77a)の内面にはローラー部(78)を形成しており、
前記筒部(77a)に対する伸縮体(63)の伸縮をスムー
ズにしている。前記蓋部(63b)の前部には前記支軸
(70)の挿通孔と前記首振リンク(74)の他端を枢支する枢
支部(79)を形成している。前記箱部(63a)の前部に
は前記支軸(70)を枢支する軸支部(80)を形成している。
前記箱部(63a)には前記送風機主体(62)の左右首振
運動を前後伸縮運動に変換する変換機構(81)を形成して
いる。該変換機構(81)は中程を枢軸(82)にて枢支された
中間シーソーリンク(83)と、該シーソーリンク(83)の一
端に一端を枢支する第1リンク(84)と、前記シーソーリ
ンク(83)の他端に一端を枢支する第2リンク(85)と、前
記第1リンク(84)の他端が枢支されるカム歯車(86)とよ
りなる。該カム歯車(86)は前記連結歯車(71)と噛み合
う。前記カム歯車(86)は前記連結歯車(71)の1回転で2
回転する歯数関係に形成している。前記第2リンク(85)
の他端は前記筒部(77a)の前部に枢支される。
前記送風機主体(62)の左右首振と前記伸縮体(63)の伸縮
は次のように行なわれる。前記電動機(65)が運転せしめ
られ、前記首振モータ(68)が駆動せしめられると、前記
送風機主体(62)が左右に首振を行なう。該送風機主体(6
2)が左右首振を行なうことで、第18図の実線及び二点
鎖線にて示す状態に前記連結歯車(71)が往復移動する。
該連結歯車(71)の往復移動により前記カム歯車(86)の前
記第1リンク(84)の枢支部分が第18図に示す実線及び
二点鎖線にて示す状態を往復移動する。第16図に示す
状態に前記連結歯車(71)とカム歯車(86)と第1リンク(8
4)とシーソーリンク(83)と第2リンク(85)がある時、前
記送風機主体(63)は前方を向いていると共に、前記伸縮
体(63)は前記筒部(77a)内に最も縮んだ状態にあ
る。前述の第16図の状態から左方向に首振を始める
と、第17図に示す如く前記カム歯車(86)が回動して第
1リンク(84)を前方に引張り、前記シーソーリンク(83)
を左回転し、前記第2リンク(85)にて前記筒部(77
a)を後方に押す。前記第2リンク(85)が前記筒部(7
7a)を押すことで、前記伸縮体(63)が前記筒部(77
a)より引き出されて伸びる。前記送風機主体(62)が第
18図に実線にて示す最も左を向いた状態から、第16
図に示す状態に戻り始めると前記カム歯車(86)が右回転
をして前記第1リンク(84)を後方に押し、前記シーソー
リンク(83)を右回転させ、前記第2リンク(85)にて前記
筒部(77a)を前方に引張る。前記第2リンク(85)が
前記筒部(77a)を引張ることで、前記伸縮体(63)が
前記筒部(77a)に引き込まれて縮む。前記送風機主
体(62)が第16図の状態から、右に首振して第18図の
二点鎖線の状態までは前記伸縮体(63)が伸びる。
前記変換機構(81)の前段に前記連結歯車(71)とカム歯車
(86)を形成したことで、前記送風機主体(62)の左右首振
を前記カム歯車(86)の大きな回動に変換し、該回動を大
きな伸縮運動に変換できるものである。
第5実施例について説明する。
本実施例は前述の第2実施例と第4実施例を組み合わせ
たもので、第4実施例を基本として、同一名称同一符号
でもって各部を示すと共に、説明を省略し、第4実施例
に示されていない第2実施例部分については第2実施例
と同一名称同一符号でもって示し説明を省略する。
変換機構(81)の第2リンク(85)の他端に連結ピニオン(5
4)を枢支し、該連結ピニオン(54)に噛み合うガイドラッ
ク(55)を伸縮体(63)に形成し、該連結ピニオン(54)に噛
み合う連結ラック(67)を筒部(77a)に形成してい
る。従って、送風機主体(62)の左右首振の回動量を連結
歯車(71)とカム歯車(86)の組み合わせにてその変化量を
増幅すると共に、前記連結ピニオン(54)とガイドラック
(55)と連結ラック(57)の組み合わせてさらに変化量を増
幅しているので、前記伸縮体(63)の筒部(77a)に対
する伸縮量をコンパクトな構造でもって大きく得ること
ができる。
第6実施例について説明する。
送風機(91)は送風機主体(92)と、該送風機主体(92)を左
右首振自在に支持する伸縮体(93)と、該伸縮体(93)を伸
縮自在に支持するスタンド(94)とよりなる。前記送風機
主体(92)は電動機(95)と、該電動機(95)の回転軸(96)に
装着される送風羽根と、前記電動機(95)の前部に装着さ
れる前後ガード(97)と、前記電動機(95)を被うカバー(9
8)と、前記電動機(95)の前部下面に垂設した支軸(99)
と、該支軸(99)の後側面に張設された半円板状連結歯車
(100)とよりなる。前記スタンド(94)は壁面(W)に装着
する基台部(101)と、該基台部(101)に突設した先端
に二又部を形成した支柱部(102)と、該支柱部(102)
の二又部に俯仰角度調整自在に枢支するネックピース部
(103)とよりなる。該ネックピース部(103)には前記
伸縮体(93)を伸縮自在に支持するための前方に開口した
四角状筒部(103a)を形成している。該筒部(10
3a)には前記伸縮体(93)を伸縮せしめる伸縮モータ
(104)を装着している。該伸縮モータ(104)の出力軸
(105)には伸縮カム体(106)を形成している。該伸縮
カム体(106)の外周部には伸縮リンク(107)の一端を
枢支し、他端を前記伸縮体(93)に枢支している。前記伸
縮モータ(104)の駆動により前記伸縮体(93)は筒部
(103a)に対して前後に伸縮せしめられる。
前記伸縮体(93)は上面開口の箱部(93a)と蓋部(9
3b)とよりなる。前記伸縮体(93)の側面及び前記筒部
(103a)の内面にはローラー部(108)を形成して
おり、前記筒部(103a)に対する伸縮体(93)の伸縮
をスムーズにしている。前記箱部(93a)の前部には
前記支軸(99)を枢支する軸支部(109)を形成してい
る。前記箱部(93a)には前記伸縮体(93)の伸縮運動
を左右首振運動に変換する変換機構(110)を形成して
いる。該変換機構(110)は中程を枢軸(111)にて枢支
された中間シーソーリンク(112)と、該シーソーリン
ク(112)の一端に一端を枢支する第1リンク(113)と
前記シーソーリンク(112)の他端に一端を枢支する第
2リンク(114)と、前記第1リンク(113)の他端が枢
支されるカム歯車(115)とよりなる。該カム歯車(11
5)は前記連結歯車(100)と噛み合う。前記連結歯車
(100)は前記カム歯車(115)の1回転で半回転する歯
数関係に形成している。前記第2リンク(114)の他端
は前記筒部(103a)の前部に枢支される。
前記送風機主体(92)の左右首振と前記伸縮体(93)の伸縮
は次のように行なわれる。前記伸縮モータ(104)が駆
動せしめられて前記伸縮体(93)が伸縮すると、その動き
が前記変換機構(110)にて前記送風機主体(92)を首振
らす動きに変換される。第22図に示す状態が前記送風
機主体(92)が前方に向いていて前記伸縮体(93)が最も縮
んだ状態である。この状態から前記伸縮体(93)が伸び始
めると第23図に示す如く前記第2リンク(114)にて
前記シーソーリンク(112)の他端を前記筒部(103
a)との距離が一定とされることで、前記シーソーリン
ク(112)は左回転し、前記第1リンク(113)を前方に
押す。該第1リンク(113の前方への押圧により前記カ
ム歯車(115)が左回転せしめられ、前記連結歯車(10
0)が右回転し前記送風機主体(92)が左に首振する。第
24図に示す状態は実線が最も左に首振した時二点鎖線
が最も右に首振した時を示し、前記伸縮体(93)の伸縮に
て前記送風機主体(92)は左右首振を行なう。第22図に
示す状態において前記第1リンク(113)による押圧に
て前記カム歯車(115)はその回転方向が定まらない
が、通常、該カム歯車(115)は多少どちらかに回転し
た状態となっているので、どちらかに回転を始める。前
記送風機主体(92)が首振を始めると、その惰性にて第2
2図に示す状態をスムーズに通過することで、前記伸縮
体(93)の伸縮と送風機主体(92)の首振は同期してスムー
ズに行なわれる。本実施例の構造は、前記送風機主体(9
2)を左右首振させると共に、上下首振させる種類の送風
機に特に有効なものである。
なお、本発明は前述の第1乃至第6実施例に限定される
ものではなく、各実施例における各部構成部品の形状、
寸法、配置等は設計的事項として適宜変更して形成する
ことができる。また各実施例は送風機主体と伸縮体との
同期を機械的にとっているものであるが、前記送風機主
体の左右首振位置と伸縮体の伸縮位置を各種センサーに
て検出し、該センサーの検知信号にて、前記送風機主体
の左右首振と伸縮体の伸縮を同期させるように制御して
もよい。
(ト)発明の効果 本発明は伸縮体の伸縮を送風機主体の左右首振に同期さ
せたことで、送風機主体の後方空間を小さくすることが
できる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は第1実施例を示すもので、第1図は
一部省略した送風機の断面図、第2図は要部透視斜視
図、第3図乃至第5図は要部動作説明図、第6図は送風
機の動作説明図、第7図乃至第11図は第2実施例を示
すもので、第7図は一部省略した送風機の断面図、第8
図は要部透視斜視図、第9図乃至第11図は要部動作説
明図、第12図は第3実施例の要部平面図、第13図は
同斜視図、第14図乃至第20図は第4実施例を示すも
ので、第14図は一部省略した送風機の断面図、第15
図は要部透視斜視図、第16図乃至第18図は要部動作
説明図、第19図は第5実施例を示す要部断面透視平面
図、第20図は同透視斜視図、第21図乃至第24図は
第6実施例を示すもので、第21図は一部省略した送風
機の断面図、第22図乃至第24図は要部動作説明図で
ある。 (2)(34)(62)(92)……送風機主体、(3)(35)(63)(93)……
伸縮体、(4)(36)(64)(94)……スタンド

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送風羽根と電動機等よりなる送風機主体
    と、該送風機主体を左右首振自在に支持する伸縮体と、
    該伸縮体を壁面に対して略垂直方向に伸縮自在に支持す
    るスタンドと、前記送風機主体の左右方向への首振角度
    が大きくなるにしたがって伸縮体を伸長させる伸縮機構
    とを備えたことを特徴とする送風機。
  2. 【請求項2】伸縮体に対して送風機主体を左右首振させ
    る左右首振機構と、前記送風機主体の左右首振運動を伸
    縮体の伸縮運動に変換する変換機構とを設けたことを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の送風機。
  3. 【請求項3】左右首振機構を首振モータにて駆動する首
    振リンクにて形成してなる特許請求の範囲第2項記載の
    送風機。
  4. 【請求項4】左右首振機構を首振モータにて駆動される
    歯車機構にて形成してなる特許請求の範囲第2項記載の
    送風機。
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