JPH0615879Y2 - 自加熱または自冷却式容器 - Google Patents
自加熱または自冷却式容器Info
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- JPH0615879Y2 JPH0615879Y2 JP1987188626U JP18862687U JPH0615879Y2 JP H0615879 Y2 JPH0615879 Y2 JP H0615879Y2 JP 1987188626 U JP1987188626 U JP 1987188626U JP 18862687 U JP18862687 U JP 18862687U JP H0615879 Y2 JPH0615879 Y2 JP H0615879Y2
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- Cookers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、酒、コーヒー、ジュース等を密封してお
り、かつ外部から加熱したり冷却したりすることなく内
容物を加熱または冷却しうる容器に関する。
り、かつ外部から加熱したり冷却したりすることなく内
容物を加熱または冷却しうる容器に関する。
この明細書において、上下とは、特別に断らない限り、
第1図の上下を指すものとする。
第1図の上下を指すものとする。
従来技術とその問題点 従来、たとえば自加熱式容器としては、上下両端が蓋に
よって閉鎖された円筒胴と、円筒胴内下部に配置されて
円筒胴に取付けられた垂直断面逆U字形の金属製器物
と、器物内に互いに離隔して収納されかつ互いに接触し
て発熱反応または冷却反応を起こす2つの物質とを備え
ており、2つの物質のうちいずれか一方が液体であり、
他方が固体であって、液体がプラスチック袋内に密封さ
れたものが使用されていた。そして、内容物を加熱する
さいには、器物の下端開口を塞ぐ蓋を下方から貫通した
ピンを器物内に挿入し、このピンで上記袋を突き破るこ
とにより両物質を接触させ、発熱反応を起こさせてい
た。
よって閉鎖された円筒胴と、円筒胴内下部に配置されて
円筒胴に取付けられた垂直断面逆U字形の金属製器物
と、器物内に互いに離隔して収納されかつ互いに接触し
て発熱反応または冷却反応を起こす2つの物質とを備え
ており、2つの物質のうちいずれか一方が液体であり、
他方が固体であって、液体がプラスチック袋内に密封さ
れたものが使用されていた。そして、内容物を加熱する
さいには、器物の下端開口を塞ぐ蓋を下方から貫通した
ピンを器物内に挿入し、このピンで上記袋を突き破るこ
とにより両物質を接触させ、発熱反応を起こさせてい
た。
しかしながら、従来の容器では、上記液体物質と他の物
質との接触が速かに行なわれず、両物質がすべて互いに
接触するまでに時間がかかるために、発熱または吸熱反
応が開始し、かつ終了するまでに多くの時間を要すると
いう問題があった。
質との接触が速かに行なわれず、両物質がすべて互いに
接触するまでに時間がかかるために、発熱または吸熱反
応が開始し、かつ終了するまでに多くの時間を要すると
いう問題があった。
そこで、このような問題を解決した自加熱式容器とし
て、下端に、孔が形成された蓋が装着されている円筒胴
と、円筒胴内下部に配置されるとともに、蓋における孔
の周縁部に取付けられた垂直断面逆U字形の金属製器物
と、器物内に収納された生石灰と、同じく器物内に配置
された水密封袋と、水密封袋内に入れられかつ複数の突
起を有する孔あけ具とを備えており、器物の下端開口が
密閉蓋で閉鎖されたものが提案されている(実開昭62
−187265号参照)。そして、密閉蓋を押し込むこ
とにより、孔あけ具で水密封袋を突き破るようになって
いる。
て、下端に、孔が形成された蓋が装着されている円筒胴
と、円筒胴内下部に配置されるとともに、蓋における孔
の周縁部に取付けられた垂直断面逆U字形の金属製器物
と、器物内に収納された生石灰と、同じく器物内に配置
された水密封袋と、水密封袋内に入れられかつ複数の突
起を有する孔あけ具とを備えており、器物の下端開口が
密閉蓋で閉鎖されたものが提案されている(実開昭62
−187265号参照)。そして、密閉蓋を押し込むこ
とにより、孔あけ具で水密封袋を突き破るようになって
いる。
しかしながら、この容器では、輸送中等に、密閉蓋に誤
って上向きの力が加わった場合に、孔あけ具が簡単に上
方に移動させられ、その突起により水密封袋が破られて
発熱反応を起すおそれがある。
って上向きの力が加わった場合に、孔あけ具が簡単に上
方に移動させられ、その突起により水密封袋が破られて
発熱反応を起すおそれがある。
この考案の目的は、上記問題を解決した自加熱または自
冷却式容器を提供することにある。
冷却式容器を提供することにある。
問題点を解決するための手段 この考案による自加熱または自冷却式容器は、上下両端
が蓋によって閉鎖された円筒胴と、円筒胴内下部に配置
されて円筒胴に取付けられた垂直断面逆U字形の金属製
器物と、器物内に互いに離隔して収納されかつ互いに接
触して発熱反応または冷却反応を起こす2つの物質とを
備えた自加熱または自冷却式容器において、器物内の下
部に、器物とは別個につくられかつ上記2つの物質のう
ちいずれか一方を密封した密封容器が収納され、密封容
器の上壁に孔があけられるとともにこの孔を塞ぐように
上壁に閉鎖シートが接着され、密封容器内に、上端に先
端の尖った上方突起が複数設けられている横断面十字状
の垂直棒状シート破断部材が上方に移動しうるように配
置され、該破断部材が複数の連結部材を介して上壁に連
結され、円筒胴の下端を閉鎖する蓋に変形用下方膨出部
が設けられ、この下方膨出部を上方に押して変形させる
ことにより、垂直棒状シート破断部材が上昇させられ、
閉鎖シートが破断部材の突起により突き破られるように
なされたものである。
が蓋によって閉鎖された円筒胴と、円筒胴内下部に配置
されて円筒胴に取付けられた垂直断面逆U字形の金属製
器物と、器物内に互いに離隔して収納されかつ互いに接
触して発熱反応または冷却反応を起こす2つの物質とを
備えた自加熱または自冷却式容器において、器物内の下
部に、器物とは別個につくられかつ上記2つの物質のう
ちいずれか一方を密封した密封容器が収納され、密封容
器の上壁に孔があけられるとともにこの孔を塞ぐように
上壁に閉鎖シートが接着され、密封容器内に、上端に先
端の尖った上方突起が複数設けられている横断面十字状
の垂直棒状シート破断部材が上方に移動しうるように配
置され、該破断部材が複数の連結部材を介して上壁に連
結され、円筒胴の下端を閉鎖する蓋に変形用下方膨出部
が設けられ、この下方膨出部を上方に押して変形させる
ことにより、垂直棒状シート破断部材が上昇させられ、
閉鎖シートが破断部材の突起により突き破られるように
なされたものである。
上記において、発熱反応を起こす2つの物質としては、
多数の組合せが知られているが、その中でも水に代表さ
れる液体物質と、これとともに発熱反応を起こす固体物
質とを用いるのがよい。水とともに発熱反応を起こす固
体物質としては、たとえば生石灰、苛性ソーダ、硫酸、
硝酸、水酸化カルシウム、金属ナトリウム、塩化マグネ
シウム、塩化鉄などがある。この場合、液体物質を、器
物内における隔壁よりも下方の部分に収納しておくのが
よい。また、上記において、吸熱反応を起こす2つの物
質としては、多数の組合せが知られているが、その中で
も水や結晶水に代表される液体物質と、これとともに吸
熱反応を起こす固体物質とを用いるのがよい。水や結晶
水とともに吸熱反応を起こす固体物質としては、たとえ
ば塩化ナトリウム、塩化カリウム、ヨウ化カリウム、硫
酸カリウム、リン酸ソーダなどがある。この場合にも、
液体物質を、器物内における隔壁よりも下方の部分に収
納しておくのがよい。
多数の組合せが知られているが、その中でも水に代表さ
れる液体物質と、これとともに発熱反応を起こす固体物
質とを用いるのがよい。水とともに発熱反応を起こす固
体物質としては、たとえば生石灰、苛性ソーダ、硫酸、
硝酸、水酸化カルシウム、金属ナトリウム、塩化マグネ
シウム、塩化鉄などがある。この場合、液体物質を、器
物内における隔壁よりも下方の部分に収納しておくのが
よい。また、上記において、吸熱反応を起こす2つの物
質としては、多数の組合せが知られているが、その中で
も水や結晶水に代表される液体物質と、これとともに吸
熱反応を起こす固体物質とを用いるのがよい。水や結晶
水とともに吸熱反応を起こす固体物質としては、たとえ
ば塩化ナトリウム、塩化カリウム、ヨウ化カリウム、硫
酸カリウム、リン酸ソーダなどがある。この場合にも、
液体物質を、器物内における隔壁よりも下方の部分に収
納しておくのがよい。
実施例 以下、この発明の実施例を図面を参照して説明する。こ
の実施例は、自加熱式密封容器である。全図面を通じ
て、同一物および同一部分には同一符号を付す。
の実施例は、自加熱式密封容器である。全図面を通じ
て、同一物および同一部分には同一符号を付す。
自加熱式密封容器(1)は、紙を主体とする複合材からな
る円筒胴(2)と、円筒胴(2)の上下両端に2重巻締めによ
り固着され、かつ円筒胴(2)の上下両端開口内に入り込
んで外方に開口した凹陥部(5)(6)を備えた金属製頂蓋
(3)および同底蓋(4)と、円筒胴(2)内下部に配置されて
円筒胴(2)に取付けられ、かつ円筒胴(2)の底蓋(4)によ
り下端開口が塞がれた垂直断面略逆U字形の金属製加熱
器(7)(金属製器物)と、加熱器(7)内に互いに離隔して
収納されかつ互いに接触して発熱反応を起こす水(8)お
よび生石灰(9)とを備えている。
る円筒胴(2)と、円筒胴(2)の上下両端に2重巻締めによ
り固着され、かつ円筒胴(2)の上下両端開口内に入り込
んで外方に開口した凹陥部(5)(6)を備えた金属製頂蓋
(3)および同底蓋(4)と、円筒胴(2)内下部に配置されて
円筒胴(2)に取付けられ、かつ円筒胴(2)の底蓋(4)によ
り下端開口が塞がれた垂直断面略逆U字形の金属製加熱
器(7)(金属製器物)と、加熱器(7)内に互いに離隔して
収納されかつ互いに接触して発熱反応を起こす水(8)お
よび生石灰(9)とを備えている。
頂蓋(3)の凹陥部(5)の底壁(11)には、その周縁寄りの部
分に全周にわたってスコア線(図示略)が形成され、こ
のスコア線に囲まれた部分が除去部(13)となされてい
る。除去部(13)には引張りタブ(14)が取付けられてい
る。
分に全周にわたってスコア線(図示略)が形成され、こ
のスコア線に囲まれた部分が除去部(13)となされてい
る。除去部(13)には引張りタブ(14)が取付けられてい
る。
底蓋(4)の凹陥部(6)の底壁(15)は、その中央部が下方に
膨出させられて変形用下方膨出部(16)が形成されてい
る。また、底蓋(4)の凹陥部(6)の底壁(15)には、空気抜
き孔(17)が形成されており、この孔(17)は底蓋(4)の底
壁(15)外面に貼付けられたシート(18)で閉鎖されてい
る。また、底蓋(4)の凹陥部(6)の下端開口は、円筒胴
(2)の下端に着脱自在に嵌め被せられたカバー(19)で閉
鎖されている。
膨出させられて変形用下方膨出部(16)が形成されてい
る。また、底蓋(4)の凹陥部(6)の底壁(15)には、空気抜
き孔(17)が形成されており、この孔(17)は底蓋(4)の底
壁(15)外面に貼付けられたシート(18)で閉鎖されてい
る。また、底蓋(4)の凹陥部(6)の下端開口は、円筒胴
(2)の下端に着脱自在に嵌め被せられたカバー(19)で閉
鎖されている。
加熱器(7)の下端開口の周縁は円筒胴(2)の周壁と底蓋
(4)の凹陥部(6)の周壁(21)とに挟着されている。また、
挟着された部分の下縁に連なってフランジ(22)が一体的
に設けられ、このフランジ(22)が、円筒胴(2)と底蓋(4)
との巻締め部に一緒に巻込まれている。また、加熱器
(7)の周壁内周面の下端寄りの部分および高さの中央部
には、それぞれ段部(7a)(7b)が形成されている。このよ
うな加熱器(7)は、熱伝導性が良くかつ防錆処理が施さ
れた金属、たとえば陽極酸化処理の施されたアルミニウ
ム合金からつくられる。
(4)の凹陥部(6)の周壁(21)とに挟着されている。また、
挟着された部分の下縁に連なってフランジ(22)が一体的
に設けられ、このフランジ(22)が、円筒胴(2)と底蓋(4)
との巻締め部に一緒に巻込まれている。また、加熱器
(7)の周壁内周面の下端寄りの部分および高さの中央部
には、それぞれ段部(7a)(7b)が形成されている。このよ
うな加熱器(7)は、熱伝導性が良くかつ防錆処理が施さ
れた金属、たとえば陽極酸化処理の施されたアルミニウ
ム合金からつくられる。
加熱器(7)内の段部(7b)よりも下方の部分には水密封容
器(23)が収納され、この容器(23)内に水(8)が入れられ
て密封されている。水密封容器(23)は、下方に開口した
本体(24)と、本体(24)の下端開口を閉鎖する蓋(25)とよ
りなる。本体(24)の底(26)(上壁)における周縁部を除
いた中央部には、孔(27)があけられている。この孔(27)
は、底(26)の上面に接着されたアルミニウム箔、はり合
せアルミニウム箔、プラスチックフィルム、紙と合成樹
脂との積層体等からなる閉鎖シート(28)で塞がれてい
る。本体(24)の底(26)の下方における孔(27)と対応する
部分には、上端に先端の尖った複数の上方突起(31)が設
けられた横断面十字状の垂直棒状シート破断部材(30)が
配置されている。シート破断部材(30)は、周方向に所定
間隔をおいて設けられた複数の連結部材(33)によって底
(26)における孔(27)のまわりの部分に連結されている。
蓋(25)は、その周縁部が本体(24)の下端開口周縁に設け
られたフランジ(34)の下面に接合されており、その中央
部が下方に膨出させられている。この下方膨出部を(35)
で示す。本体(24)および蓋(25)は、それぞれ合成樹
脂から一体成形されたものである。このような水密封容
器(23)は、本体(24)の底(26)上面の周縁部が上の段部(7
b)に当接し、フランジ(34)が下の段部(7a)下面に当接す
るように加熱器(7)内に入れられ、容器本体(24)のフラ
ンジ(34)および蓋(25)の周縁が、底蓋(4)の凹陥部(6)底
壁(15)の周縁と段部(7a)との間に介在させられている。
また、加熱器(7)の段部(7b)よりも上方の部分に生石灰
(9)が入れられている。
器(23)が収納され、この容器(23)内に水(8)が入れられ
て密封されている。水密封容器(23)は、下方に開口した
本体(24)と、本体(24)の下端開口を閉鎖する蓋(25)とよ
りなる。本体(24)の底(26)(上壁)における周縁部を除
いた中央部には、孔(27)があけられている。この孔(27)
は、底(26)の上面に接着されたアルミニウム箔、はり合
せアルミニウム箔、プラスチックフィルム、紙と合成樹
脂との積層体等からなる閉鎖シート(28)で塞がれてい
る。本体(24)の底(26)の下方における孔(27)と対応する
部分には、上端に先端の尖った複数の上方突起(31)が設
けられた横断面十字状の垂直棒状シート破断部材(30)が
配置されている。シート破断部材(30)は、周方向に所定
間隔をおいて設けられた複数の連結部材(33)によって底
(26)における孔(27)のまわりの部分に連結されている。
蓋(25)は、その周縁部が本体(24)の下端開口周縁に設け
られたフランジ(34)の下面に接合されており、その中央
部が下方に膨出させられている。この下方膨出部を(35)
で示す。本体(24)および蓋(25)は、それぞれ合成樹
脂から一体成形されたものである。このような水密封容
器(23)は、本体(24)の底(26)上面の周縁部が上の段部(7
b)に当接し、フランジ(34)が下の段部(7a)下面に当接す
るように加熱器(7)内に入れられ、容器本体(24)のフラ
ンジ(34)および蓋(25)の周縁が、底蓋(4)の凹陥部(6)底
壁(15)の周縁と段部(7a)との間に介在させられている。
また、加熱器(7)の段部(7b)よりも上方の部分に生石灰
(9)が入れられている。
このような自加熱式容器(1)は、カバー(19)を含めてシ
ュリンクフィルム(37)で包装されている。
ュリンクフィルム(37)で包装されている。
このような構成において、容器(1)内に密封されている
酒、コーヒー等の被加熱液体(L)を加熱する場合には、
まずシュリンクフィルム(37)を取去った後、カバー(19)
を外す。ついで、上下逆向きにして底蓋(4)を上側に向
ける。その後、底蓋(4)の膨出部(16)を第3図下方に押
して凹陥部(6)の底壁(15)を変形させ、水密封容器(23)
の蓋(25)の膨出部(35)も第3図下方に変形させて、これ
により垂直棒状シート破断部材(30)を第3図下方に移動
させる。すると、連結部材(33)が変形して破断部材(30)
が第3図下方に移動し、すべての突起(31)の先端が閉鎖
シート(28)に当たり、突起(31)によって閉鎖シート(28)
が一度に破られ、水(8)が孔(27)を通って生石灰(9)側に
速やかに流入し、両者が発熱反応を起こす。その結果生
じる熱によって液体(L)が加熱される。このとき、底蓋
(4)に貼着されたシート(18)を剥しておき、加熱されて
膨脹した空気が孔(17)を通って外部に逃げるようにして
おく。
酒、コーヒー等の被加熱液体(L)を加熱する場合には、
まずシュリンクフィルム(37)を取去った後、カバー(19)
を外す。ついで、上下逆向きにして底蓋(4)を上側に向
ける。その後、底蓋(4)の膨出部(16)を第3図下方に押
して凹陥部(6)の底壁(15)を変形させ、水密封容器(23)
の蓋(25)の膨出部(35)も第3図下方に変形させて、これ
により垂直棒状シート破断部材(30)を第3図下方に移動
させる。すると、連結部材(33)が変形して破断部材(30)
が第3図下方に移動し、すべての突起(31)の先端が閉鎖
シート(28)に当たり、突起(31)によって閉鎖シート(28)
が一度に破られ、水(8)が孔(27)を通って生石灰(9)側に
速やかに流入し、両者が発熱反応を起こす。その結果生
じる熱によって液体(L)が加熱される。このとき、底蓋
(4)に貼着されたシート(18)を剥しておき、加熱されて
膨脹した空気が孔(17)を通って外部に逃げるようにして
おく。
また、輸送中等に、円筒胴(2)の下端を閉鎖する底蓋(4)
の変形用下方膨出部(16)に誤って上向きの力が加わった
場合、下方膨出部(16)、水密封容器(23)の蓋(25)および
連結部材(33)の変形抵抗によって、閉鎖シート破断部材
(30)による閉鎖シート(28)の破断が防止される。
の変形用下方膨出部(16)に誤って上向きの力が加わった
場合、下方膨出部(16)、水密封容器(23)の蓋(25)および
連結部材(33)の変形抵抗によって、閉鎖シート破断部材
(30)による閉鎖シート(28)の破断が防止される。
第4図には、垂直棒状シート破断部材の変形例が示され
ている。
ている。
第4図において、垂直棒状シート破断部材(40)を構成し
ている互いに直交した垂直壁(41)の上縁は、その中央部
が下方に湾曲して両側端が尖らされている。そして、両
側端の尖らされた部分が上方突起(42)となっている。
ている互いに直交した垂直壁(41)の上縁は、その中央部
が下方に湾曲して両側端が尖らされている。そして、両
側端の尖らされた部分が上方突起(42)となっている。
上記実施例においては、自加熱式容器であるので、底蓋
に空気抜き孔が形成されているが、自冷却式容器に用い
た場合には、この空気抜き孔は必ずしも必要としない。
さらに、上記実施例においては、加熱器内における水密
封容器の上壁よりも下方の部分に液体が、上方の部分に
固体がそれぞれ収納されているが、この逆になるように
収納しておいてもよい。この場合、固体物質を粉末状ま
たは顆粒状としておくのがよい。
に空気抜き孔が形成されているが、自冷却式容器に用い
た場合には、この空気抜き孔は必ずしも必要としない。
さらに、上記実施例においては、加熱器内における水密
封容器の上壁よりも下方の部分に液体が、上方の部分に
固体がそれぞれ収納されているが、この逆になるように
収納しておいてもよい。この場合、固体物質を粉末状ま
たは顆粒状としておくのがよい。
考案の効果 この考案の自加熱または自冷却式容器によれば、器物内
の下部に、器物とは別個につくられかつ上記2つの物質
のうちいずれか一方を密封した密封容器が収納され、密
封容器の上壁に孔があけられるとともにこの孔を塞ぐよ
うに上壁に閉鎖シートが接着され、密封容器内に、上端
に先端の尖った上方突起が複数設けられている横断面十
字状の垂直棒状シート破断部材が上方に移動しうるよう
に配置されているので、円筒胴の下端を閉鎖する蓋に設
けられた変形用下方膨出部を上方に押して変形させるこ
とにより、垂直棒状シート破断部材を上昇させると、閉
鎖シート広範囲にわたって1度に突き破ることができ
る。したがって、2つの物質が速やかに接触して混ざり
合い、その結果、発熱反応または吸熱反応が速やかに起
こる。
の下部に、器物とは別個につくられかつ上記2つの物質
のうちいずれか一方を密封した密封容器が収納され、密
封容器の上壁に孔があけられるとともにこの孔を塞ぐよ
うに上壁に閉鎖シートが接着され、密封容器内に、上端
に先端の尖った上方突起が複数設けられている横断面十
字状の垂直棒状シート破断部材が上方に移動しうるよう
に配置されているので、円筒胴の下端を閉鎖する蓋に設
けられた変形用下方膨出部を上方に押して変形させるこ
とにより、垂直棒状シート破断部材を上昇させると、閉
鎖シート広範囲にわたって1度に突き破ることができ
る。したがって、2つの物質が速やかに接触して混ざり
合い、その結果、発熱反応または吸熱反応が速やかに起
こる。
また、シート破断部材が、複数の連結部材を介して上壁
に連結されているので、シート破断部材で閉鎖シートを
破断するには、蓋の変形用下方膨出部、密封容器の下壁
および連結部材を変形させる必要がある。したがって、
輸送中等に、円筒胴の下端を閉鎖する蓋の変形用膨出部
に誤って上向きの力が加わった場合にも、これらの変形
抵抗が大きく、シート破断部材による閉鎖シートの破断
が防止される。
に連結されているので、シート破断部材で閉鎖シートを
破断するには、蓋の変形用下方膨出部、密封容器の下壁
および連結部材を変形させる必要がある。したがって、
輸送中等に、円筒胴の下端を閉鎖する蓋の変形用膨出部
に誤って上向きの力が加わった場合にも、これらの変形
抵抗が大きく、シート破断部材による閉鎖シートの破断
が防止される。
さらに、器物内の下部に、器物とは別個につくられかつ
互いに離隔して収納されかつ互いに接触して発熱反応ま
たは冷却反応を起こす2つの物質のうちいずれか一方を
密封した密封容器が収納され、密封容器内にシート破断
部材が配置されるとともにシート破断部材が連結部材を
介して上壁に連結されているので、自加熱または自冷却
容器の製造のさいの、上記一方の物質およびシート破断
部材の取扱いが簡単になり、その結果製造作業が簡単に
なる。
互いに離隔して収納されかつ互いに接触して発熱反応ま
たは冷却反応を起こす2つの物質のうちいずれか一方を
密封した密封容器が収納され、密封容器内にシート破断
部材が配置されるとともにシート破断部材が連結部材を
介して上壁に連結されているので、自加熱または自冷却
容器の製造のさいの、上記一方の物質およびシート破断
部材の取扱いが簡単になり、その結果製造作業が簡単に
なる。
図面はこの考案の実施例を示し、第1図は垂直縦断面
図、第2図は水密封容器の一部切欠斜視図、第3図は器
物の隔壁に形成された孔を塞ぐ閉鎖シートを突き破った
状態を示す垂直縦断面図、第4図は垂直棒状シート破断
部材の変形例を示す水密封容器の一部切欠斜視図であ
る。 (1)……自加熱式容器、(2)……円筒胴、(3)……頂蓋、
(4)……底蓋、(7)……金属製加熱器(金属製器物)、
(8)……水、(9)……生石灰、(16)……下方膨出部、(23)
……水密封容器、(25)……水密封容器の蓋(下壁)、(2
6)……水密封容器本体の底、(27)……孔、(28)……閉鎖
シート、(30)(40)……垂直棒状シート破断部材、(31)(4
2)……先端の尖った上方突起、(33)……連結部材。
図、第2図は水密封容器の一部切欠斜視図、第3図は器
物の隔壁に形成された孔を塞ぐ閉鎖シートを突き破った
状態を示す垂直縦断面図、第4図は垂直棒状シート破断
部材の変形例を示す水密封容器の一部切欠斜視図であ
る。 (1)……自加熱式容器、(2)……円筒胴、(3)……頂蓋、
(4)……底蓋、(7)……金属製加熱器(金属製器物)、
(8)……水、(9)……生石灰、(16)……下方膨出部、(23)
……水密封容器、(25)……水密封容器の蓋(下壁)、(2
6)……水密封容器本体の底、(27)……孔、(28)……閉鎖
シート、(30)(40)……垂直棒状シート破断部材、(31)(4
2)……先端の尖った上方突起、(33)……連結部材。
Claims (1)
- 【請求項1】上下両端が蓋によって閉鎖された円筒胴
と、円筒胴内下部に配置されて円筒胴に取付けられた垂
直断面逆U字形の金属製器物と、器物内に互いに離隔し
て収納されかつ互いに接触して発熱反応または冷却反応
を起こす2つの物質とを備えた自加熱または自冷却式容
器において、器物内の下部に、器物とは別個につくられ
かつ上記2つの物質のうちいずれか一方を密封した密封
容器が収納され、密封容器の上壁に孔があけられるとと
もにこの孔を塞ぐように上壁に閉鎖シートが接着され、
密封容器内に、上端に先端の尖った上方突起が複数設け
られている横断面十字状の垂直棒状シート破断部材が上
方に移動しうるように配置され、該破断部材が複数の連
結部材を介して上壁に連結され、円筒胴の下端を閉鎖す
る蓋に変形用下方膨出部が設けられ、この下方膨出部を
上方に押して変形させることにより、垂直棒状シート破
断部材が上昇させられ、閉鎖シートが破断部材の突起に
より突き破られるようになされた自加熱または自冷却式
容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987188626U JPH0615879Y2 (ja) | 1987-12-10 | 1987-12-10 | 自加熱または自冷却式容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987188626U JPH0615879Y2 (ja) | 1987-12-10 | 1987-12-10 | 自加熱または自冷却式容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0191779U JPH0191779U (ja) | 1989-06-15 |
| JPH0615879Y2 true JPH0615879Y2 (ja) | 1994-04-27 |
Family
ID=31479706
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987188626U Expired - Lifetime JPH0615879Y2 (ja) | 1987-12-10 | 1987-12-10 | 自加熱または自冷却式容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0615879Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015037593A (ja) * | 2009-06-17 | 2015-02-26 | コーニンクラケ ダウ エグバート ビー.ブイ. | 所定量の飲料を作るためのシステム、カプセル及び方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62187265U (ja) * | 1986-05-19 | 1987-11-28 | ||
| JPH0188882U (ja) * | 1987-11-30 | 1989-06-12 |
-
1987
- 1987-12-10 JP JP1987188626U patent/JPH0615879Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015037593A (ja) * | 2009-06-17 | 2015-02-26 | コーニンクラケ ダウ エグバート ビー.ブイ. | 所定量の飲料を作るためのシステム、カプセル及び方法 |
| US10231571B2 (en) | 2009-06-17 | 2019-03-19 | Koninklijke Douwe Egberts B.V. | System, capsule and method for preparing a predetermined quantity of beverage |
| US12070148B2 (en) | 2009-06-17 | 2024-08-27 | Koninklijke Douwe Egberts B.V. | System, capsule and method for preparing a predetermined quantity of beverage |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0191779U (ja) | 1989-06-15 |
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