JPH06158935A - パワーウィンド装置 - Google Patents

パワーウィンド装置

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JPH06158935A
JPH06158935A JP4313485A JP31348592A JPH06158935A JP H06158935 A JPH06158935 A JP H06158935A JP 4313485 A JP4313485 A JP 4313485A JP 31348592 A JP31348592 A JP 31348592A JP H06158935 A JPH06158935 A JP H06158935A
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JP
Japan
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switch
driver
power window
door
window device
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JP4313485A
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English (en)
Inventor
Kanichi Tanaka
寛一 田中
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Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 運転者が非運転操作状態でのドアガラスの昇
降操作を停止させる。 【構成】 パワーウィンド装置10は、リレー40を介
して通電されるドア12に設けたパワーウィンドマスタ
スイッチ30、各ドア14に設けたドアスイッチ32の
操作によってモータ22を駆動してドアガラスを昇降す
る。ブレーキペダルスイッチ50、アクセルペダルスイ
ッチ52、パーキングブレーキスイッチ54、ニュート
ラルスイッチ56の状態によって判断回路44が遅延回
路42へ、セット信号を出力すると、遅延回路が所定時
間経過したのち、リレーのコイル40Aへ通電して内部
接点を開放する。また、判断回路がリセット信号を出力
するとリレーの内部接点が閉じられてパワーウィンドマ
スタスイッチへ通電され、モータ22が駆動可能とな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両のドアガラスをモ
ータ等の駆動力によって上下動させるパワーウィンド装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両には、ドアガラスをモータ等の駆動
力によって上下移動させるパワーウインド装置を備えた
ものがある。このパワーウィンド装置では、各ドアに設
けられたスイッチ(ドアスイッチ)の操作によってモー
タを駆動して、ドアガラスを上下動(昇降)させること
ができるようになっている。また、運転席の近傍には、
パワーウィンド装置のパワーウィンドマスタスイッチが
設けられており、運転者が運転席に着座した状態でこの
パワーウィンドマスタスイッチを操作して、各ドアのモ
ータを駆動させれば、各ドアのドアガラスを昇降させる
ことができるようになっている。
【0003】このような、パワーウィンド装置には、他
の乗員が運転者の意にそわずにドアガラスの昇降を行う
ことができないように、パワーウィンドマスタスイッチ
にロックスイッチが設けられており、運転者がこのロッ
クスイッチを操作すれば、各ドアのドアガラスを昇降す
るためのモータの駆動を停止状態とすることができるよ
うになっている。これによって、例えば、車両走行中に
乗員がドアガラスの昇降を行えないようにすることがで
きる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構造のパワーウィンド装置では、例えば、イグニッシ
ョンスイッチをオンした状態でパワーウィンド装置のロ
ックをし忘れた場合またはロックされていても他の乗員
によりそれが不必要に解除された運転者が運転席を離れ
てしまうと、他の乗員がドアガラスを昇降させても運転
者が気付かないことがある。すなわち、パワーウィンド
装置が運転者の管理下にないときに他の乗員に容易に操
作されてしまう。
【0005】本発明は上記を考慮してなされたものであ
り、イグニッションスイッチがオンされた状態で、運転
者の気付かない状態で他の乗員によってパワーウィンド
装置が操作され、ドアガラスの昇降が行われるのを防止
するパワーウィンド装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達するための
本発明に係るパワーウィンド装置は、駆動手段の駆動力
によってドアガラスを昇降させるパワーウィンド装置で
あって、運転者が非運転操作状態であることが予測され
る車両の状態を検出可能な少なくとも1つのセンサと、
前記センサからの出力状態によって前記運転者が非運転
操作状態であるか否かを判断する判断手段と、前記判断
手段が前記運転者の非運転操作状態を判断してから所定
時間経過した後に前記駆動手段を停止状態とする遅延制
御手段と、を有することを特徴とする。
【0007】
【作用】上記構成の本発明のパワーウィンド装置では、
センサからの出力に応じて判断手段が運転者が車両を運
転操作する状態にないと判断すると、所定時間経過した
後に駆動手段が停止状態となる。これによって、運転者
が車両を運転操作する状態にない場合、例えば、イグニ
ッションスイッチをオンした状態であっても運転者が運
転席を離れた状態では、パワーウィンド装置が作動しな
くなり、運転者の気付かないうちに他の乗員によってド
アガラスの昇降操作が行われることがない。
【0008】このとき、遅延手段は、判断手段が運転者
が車両の非運転操作状態であると判断しても、所定時間
経過した後でないと駆動手段を停止させない。このた
め、運転者が運転席に着座した状態で判断手段が非運転
操作状態と判断しても、すぐに駆動手段が停止しないた
め、運転者が運転席に着座した状態でドアガラスの昇降
操作ができなくなることを防止できる。
【0009】本発明に適用可能なセンサとしては、運転
者がシートベルトをしているか否かを検出するシートベ
ルトスイッチ、パーキングブレーキが操作されたことを
検出するパーキングブレーキスイッチ、トランスミッシ
ョンのギヤポジションがニュートラル位置であるかを検
出するニュートラルスイッチ、運転者がブレーキペダル
を踏んでいるかを検出するブレーキペダルスイッチ、運
転者がアクセルペダルを踏んでいるか検出するアクセル
ペダルスイッチ等の適用が可能である。また、例えばア
クセルペダルスイッチと略同等の車両状態を検出するこ
とができる車速センサ等の適用も可能であり、オートマ
チックトランスミッションを備えた車両においては、ニ
ュートラルポジション、パーキングポジションを検出す
るスイッチであってもよい。このようなセンサは、一般
的に車両に備えられたセンサを使用することができ、特
別に専用のセンサを設ける必要はない。
【0010】判断手段は、これらのセンサの検出結果を
組み合わせて、例えば運転者に運転席が着座していな
い、運転者がブレーキペダル、アクセルペダル等を踏ん
でおらず車両が動き出す状態にない等、運転者が車両を
運転操作する状態にあるか否を判断できればよい。
【0011】
【実施例】図2には、本実施例に適用した車両の運転席
側のドア12、及び後部座席の一方のドア14を示して
いる。また、図1には車両に備えられたパワーウィンド
装置10の概略構成を示し、図3にはドア12(運転席
側ドア)内に収容されドアガラス20を昇降駆動するた
めのウィンドレギュレータ部16を一例として示してい
る。
【0012】図3に示されるように、パワーウィンド装
置10では、ウィンドレギュレータ部16と前後一対の
ガラスガイド18を備えている。ウィンドレギュレータ
部16は、本実施例においては所謂ワイヤ式とされてお
り、モータ22の回転ドラム22Aにワイヤが巻き掛け
られている。このワイヤの端部はドアガラス20の下端
部を支持する保持チャンネル24に連結されており、さ
らに、保持チャンネル24はメインガイド26へ上下移
動可能に取り付けられている。これにより、モータ22
が正逆方向に回転すると、この回転駆動力がワイヤを介
して伝達されて、ドアガラス20がガラスガイド18に
沿って上下移動する構成である。なお、ウィンドレギュ
レータ部16の構成は、このようなワイヤ式に限らず、
Xアーム式のものや、モータ自体がラックに沿って移動
する所謂モータ自走式タイプのものであってもよい。
【0013】モータ22によってドアガラス20が上昇
されると、ドアガラス20の周端部がドア12のフレー
ム12Aに嵌合してドアフレーム12Aの開口が閉じら
れる。また、モータ22の回転駆動によって、ドアガラ
ス20が下降移動されるとドア12のフレーム12Aの
開口が開かれるようになっている。
【0014】図1に示されるように、モータ22はパワ
ーウィンド装置10のパワーウィンドマスタスイッチ3
0へ直接及びドアスイッチ32を介して電気的に接続さ
れている。図2に示されるように、ドアスイッチ32
は、運転席側以外のドア14に取り付けられており、パ
ワーウィンドマスタスイッチ30は、運転席側のドア1
2のドアアームレスト部12Bに取り付けられている。
なお、本実施例は、運転席に着座した運転者が容易に操
作できる位置であればパワーウィンドマスタスイッチ3
0の取り付け位置は他の位置であってもよい。
【0015】パワーウィンドマスタスイッチ30には、
ドア12のモータ22を操作するためのオートスイッチ
34及び各ドア14のモータ22を個別に操作するため
のドアスイッチ36(本実施例では3個)が配置されて
いる。また、パワーウィンドマスタスイッチ30には、
ドアスイッチ32、36を操作してもモータ22が駆動
しないようにするためのロックスイッチ38が設けられ
ている。
【0016】オートスイッチ34は、例えば、両方向へ
それぞれ2段操作可能なものが適用でき、1段操作のと
きは、操作中にのみドア12のモータ22が駆動し、2
段操作することによって、スイッチから手を離してもド
アガラス20が所定の位置に達するまでモータ22が駆
動される。また、ドアスイッチ32、36は、操作中に
のみ対応するドア14のモータ22が駆動される、一般
的なものでよい。
【0017】モータ22は、パワーウィンドマスタスイ
ッチ30ないしドアスイッチ32が操作されると駆動し
て、回転ドラム22A(図3に示す)を正逆方向の何れ
かに回転し、ドアガラス20を上昇または降下させるこ
とができる。なお、パワーウィンドマスタスイッチ30
は、ドアガラス28の上昇時のモータ電流を監視し、異
常電流を検出した場合にはモータ22の駆動を停止又は
反転させる挟み込み防止機構を備えたものであってもよ
い。
【0018】図1に示されるように、パワーウィンドマ
スタスイッチ30には、リレー40を介して図示しない
車両のバッテリーから通電されるようになっている。こ
のリレー40は遅延回路42からコイル40Aへ通電さ
れることによって作動して、内部の接点を開放するよう
になっており、これによって、パワーウィンドマスタス
イッチ30と車両のバッテリーが切り離され、パワーウ
ィンド装置10が作動しなくなる。
【0019】遅延回路42は、判断回路44と接続され
ており、この遅延回路42に判断回路44から出力され
たセット信号が入力された後所定時間t経過するとコイ
ル40Aを駆動してリレー40を作動する。このとき、
所定時間tは、例えば運転者が運転席から離れるまでの
間を予測して予め設定されている。また、インバータ4
6を介して判断回路44からリセット信号が入力される
と、リレー40のコイル40Aの作動を停止させるよう
になっており、遅延回路としては、一般的な回路の適用
が可能である。
【0020】判断回路44と遅延回路42によってリレ
ー40の接点が開放されると、パワーウィンドマスタス
イッチ30と図示しない車両のバッテリーとの間の回路
が開放されるため、パワーウィンドマスタスイッチ30
ないしドアスイッチ32を操作してもモータ22が駆動
しなくなり、ドアガラス20は昇降しなくなる。
【0021】判断回路44には各種センサが接続されて
おり、判断回路44はこれらのセンサからの入力信号に
応じて、遅延回路42への出力レベルを切り換える論理
回路が構成されており、この出力された信号を遅延回路
42がセット、リセット信号として検出するようになっ
ている。
【0022】判断回路44には、センサとしてブレーキ
ペダルスイッチ50、アクセルペダルスイッチ52、ニ
ュートラルスイッチ54及びパーキングブレーキスイッ
チ56が接続されている。
【0023】ブレーキペダルスイッチ50、アクセルペ
ダルスイッチ52は、各々のペダルを運転者が操作して
いるか否か、即ち、運転者がブレーキペダル又はアクセ
ルペダルを踏んでいるか否かを検出するものであり、運
転者がこれらのペダルを踏んでいないときにオンされ
る。また、パーキングブレーキスイッチ56は、パーキ
ングブレーキを掛けたときにその旨を表示するためのも
のであり、ニュートラルスイッチ54は、車両のトラン
スミッションにおけるギアポジションがニュートラル位
置にあることを検出するものであり、各々の検出状態で
オンされる。
【0024】この判断回路44では、ニュートラルスイ
ッチ54がトランスミッションのギヤポジションがニュ
ートラル位置であることを検出すると共に、ブレーキペ
ダルスイッチ50及びアクセルペダルスイッチ52が、
運転者が各ペダルを踏んでいないオン状態でありかつパ
ーキングブレーキが操作されてパーキングブレーキスイ
ッチ56がオンしていることを検出すると、遅延回路4
2へセット信号を出力するようになっている。また、こ
れらのスイッチの何れかが解除を検出すると、判断回路
44は、遅延回路42へリセット信号を出力するように
なっている。
【0025】次に本実施例の作用を説明する。本実施例
に適用した車両のパワーウィンド装置10は、イグニッ
ションスイッチがオンされると操作可能となり、同乗者
がドア14に設けたドアスイッチ32を操作すればモー
タ22に駆動してドアガラス20が昇降するようになっ
ている。また、運転者がパワーウィンドマスタスイッチ
30のドアスイッチ36を操作すると、対応するドア1
4のモータ22が駆動してドアガラス20が昇降する。
【0026】このパワーウィンド装置10は、パワーウ
ィンドマスタスイッチ30のロックスイッチ38を操作
すると、ドアスイッチ32、36を操作してもモータ2
2が駆動することがなく、ドア14のドアガラス20が
昇降することがなく、同乗者がドア14のドアガラス2
0を昇降させることができなくなる。しかし、ロックス
イッチ38を操作しても、運転者がパワーウィンドマス
タスイッチ30のオートスイッチ34を操作すると、運
転席側のドア12のモータ22が駆動して、ドア12の
ドアガラス20が昇降する。すなわち、運転席側のドア
12のドアガラス20のみは、ロックされないようにな
っている。
【0027】このパワーウィンドマスタスイッチ30
は、複数のセンサによって検出する運転者が非運転操作
状態であることが判断されると、車両のバッテリーが切
り離されるため、操作することができなくなる。これ
は、車両のバッテリーとパワーウィンドマスタスイッチ
30の間に設けられたリレー40が遅延回路42と判断
回路44によって作動されることによって成される。こ
の判断回路44及び遅延回路42の作動を図4に示すフ
ローチャートにしたがって、図5に示すタイミングチャ
ートを用いて説明する。
【0028】車両の図示しないイグニッションスイッチ
がオンされると、判断回路44は、ステップ100から
ステップ106が実行する。ステップ100では、運転
者がアクセルペダルを踏んでいないことをアクセルペダ
ルスイッチ52によって検出し、ステップ102では、
運転者がブレーキペダルを踏んでいないことをブレーキ
ペダルスイッチ50で検出する。また、ステップ104
では、パーキングブレーキを掛けたことをパーキングブ
レーキスイッチ54によって検出し、ステップ106で
は、トランスミッションのギヤポジションがニュートラ
ル位置であることをニュートラルスイッチ56によって
検出する。これらのスイッチ50〜56が全てオン状態
となると、ステップ110でセット信号(Lレベルから
Hレベルへ切り換え)を遅延回路42へ出力する。
【0029】遅延回路42では、判断回路44からのセ
ット信号が入力されると、所定時間t経過した後にリレ
ー40のコイル40Aに通電する。リレー40はコイル
40Aに通電されると、リレー40内の接点を開放して
車両のバッテリーとパワーウィンドマスタスイッチ30
との間の回路を開く。これにより、パワーウィンドマス
タスイッチ30への通電が遮断される。
【0030】パワーウィンド装置10は、バッテリーか
らの通電が遮断されると、オートスイッチ34、ドアス
イッチ32、36の何れを操作しても、モータ22が駆
動してドアガラス20を昇降してしまうことがない。
【0031】アクセルペダルスイッチ52、ブレーキペ
ダルスイッチ50がオンした状態では、運転者がアクセ
ルペダル及びブレーキペダルを踏んでいない状態であ
り、この状態でかつ、パーキングブレーキが操作されて
パーキングブレーキスイッチ54がオンし、トランスミ
ッションのギヤポジションがニュートラル位置であるこ
とをニュートラルスイッチ56によって検出した状態で
は、運転者が車両を運転操作する状態ではないと判断す
ることができ、運転者が車両の運転席から離れる可能性
がある。判断回路44は、このような運転席の状態を検
出すると出力を切り換えて、遅延回路42へセット信号
を出力する。
【0032】遅延回路42では、運転者が車両を運転操
作する状態でなくなったときから、この所定時間t経過
した後にリレー40を作動させる。これによって、パワ
ーウィンド装置10は、パワーウィンドマスタスイッチ
30のオートスイッチ34、ドアスイッチ36あるい
は、各ドア14に設けたドアスイッチ32の何れを操作
しても、モータ22が駆動することがなく、乗員は、車
両の全てのドア12、14のドアガラス20を昇降させ
ることができなくなる。このとき、遅延回路42が所定
時間t経過した後にリレー40を作動させるため、運転
者が運転席に着座しているのに、すぐにドアガラス20
を昇降させることができなくなってしまうことがない。
【0033】判断回路44では、セット信号を出力した
後、ステップ112〜ステップ118で運転者がアクセ
ルペダル、ブレーキペダル、パーキングブレーキ及びシ
フトレバーを操作したか否かを検出する。運転者がこれ
らの何れか一つでも操作したことを検出した場合、判断
回路44は、運転者が運転席に着座したと判断し、ステ
ップ120でリセット信号を出力する(HレベルからL
レベルへ切り換え)。
【0034】この判断回路44から出力されたリセット
信号は、インバータ46を介して遅延回路42へ入力さ
れ、遅延回路42は、リセット信号が入力されると直ち
にリレー40のコイル40Aへの通電を停止する。これ
によって、リレー40の内部接点が閉じられてパワーウ
ィンドマスタスイッチ30へ車両のバッテリーから通電
されるため、直ちにパワーウィンドマスタスイッチ30
及びドアスイッチ32の操作が可能となり、モータ22
を駆動してドアガラス20を昇降操作することができる
ようになる。
【0035】すなわち、パワーウィンド装置10の作動
が停止された状態で運転者が運転席に着座し、アクセル
ペダル、ブレーキペダルを踏むか、パーキングブレーキ
を外すか、トランスミッションのギヤをニュートラル以
外の位置へシフトする等の何らかの操作を行えば、直ち
にパワーウィンド装置10が操作可能な状態となる。
【0036】このようなパワーウィンド装置10によれ
ば、運転者が車両の運転操作に関する何らかの操作をし
なければパワーウィンド装置の作動が停止し、イグニッ
ションスイッチをオンした状態で運転者が運転席から離
れても他の乗員がドア14のドアガラス20の昇降操作
をすることができなくなり、運転者の意に反して、ドア
ガラス20が行われるのを未然に防止することができ
る。
【0037】なお、本実施例では、センサとしてブレー
キペダルスイッチ50、アクセルペダルスイッチ52、
パーキングブレーキスイッチ54、ニュートラルスイッ
チ56を用いたが、アクセルペダルスイッチ52の代わ
りに車速センサ等、アクセルペダルの操作によって変化
する状態を検出するようにしてもよい。また、オートマ
チックトランスミッションを備えた車両であった場合、
ニュートラルポジション又はパーキングポジションであ
ることを検出するセンサを用いることができる。
【0038】また、多数のセンサを用いずに運転者のシ
ートベルトの装着状態を検出して、運転者が運転席に着
座しているか否かを判断するものであってもよい。この
ときセンサとしては、運転者がシートベルト装置を装着
しているか否かを検出し、装着していない場合、シート
ベルト未装着の表示を行うためのバックルスイッチ等の
適用が可能である。図6には、バックルスイッチを用い
た場合のタイミングチャートを示している。
【0039】運転者がシートベルト装置を装着してバッ
クルスイッチがオンされると、判断回路44がセット信
号を出力し、所定時間t経過した後、パワーウィンド装
置10への通電が遮断される。また、運転者がシートベ
ルト装置を外したときは、バックルスイッチがオフされ
るため、遅延回路42には、リセット信号が入力され、
パワーウィンド装置10へバッテリーから通電される。
このように、運転者のシートベルト装置の装着状態を検
出すれば、運転者が運転席から離れるか否かが容易に予
測でき、また、運転者が運転席に着座してもシートベル
ト装置を装着しなければ、パワーウィンド装置10が操
作することができなくなるため、シートベルト未装着に
よる運転を未然に防止する効果も得ることができる。
【0040】なお、本実施例では、運転者のアクセルペ
ダル、ブレーキペダル等の操作状態、トランスミッショ
ンのギヤポジション、パーキングブレーキの操作状態、
シートベルト装置の装着状態から、運転者が運転席に着
座しているか否か又は運転者が車両を運転操作する状態
にあるか否かを判断することができればよく、適用され
るセンサ及びセンサの組み合わせは、本実施例に限定す
るものではない。例えば、ニュートラルスイッチ56と
パーキングブレーキスイッチ54、バックルスイッチに
よって判断するようにしてもよい。
【0041】また、本実施例では、判断回路44を論理
回路によって構成したが、判断回路44と遅延回路42
の機能をマクロコンピュータのプログラムによって実行
するようにしてもよい。このとき、パワーウィンド装置
10がマイクロコンピュータを備えているものであれ
ば、このパワーウィンド装置10のマイクロコンピュー
タがプログラムを実行して、オートスイッチ34、ドア
スイッチ32、36の操作をしてもモータ22へ通電さ
れないようにすればよい。
【0042】さらに、本実施例では、パワーウィンドマ
スタスイッチ30への通電を遮断してドアガラス20の
昇降が行われなようにしたが、これに限定するものでは
なく、少なくともウィンドレギュレータ部16のモータ
22の駆動を停止させることができるものであれば、本
発明の目的を達することができる。
【0043】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明のパワーウィ
ンド装置によれば、運転者が車両を非運転操作状態とし
たことを判断すると、所定時間経過したのちに駆動手段
が駆動しないようにする。これによって、運転者が気付
かないときに他の乗員が不必要にパワーウィンド装置を
操作してドアガラスを昇降させてしまうことがない。ま
た、運転者が運転席に着座して車両の運転操作を行えば
直ちにドアガラスの昇降が可能となる。
【0044】このように、イグニッションスイッチがオ
ンされた状態であっても、他の乗員が運転者の予測し得
ないパワーウィンド装置の操作を行うのを確実に防止す
ることができる優れた効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係るパワーウィンド装置を示すブロ
ック図である。
【図2】本実施例に適用した車両のドアの一部を示す概
略斜視図である。
【図3】ドアのウィンドレギュレータ部を示す概略斜視
図である。
【図4】パワーウィンド装置の作動を示すフローチャー
トである。
【図5】本実施例に係るパワーウィンド装置に関するタ
イミングチャートである。
【図6】バックルスイッチを用いた場合のパワーウィン
ド装置のタイミングチャートである。
【符号の説明】 10 パワーウィンド装置 12、14 ドア 20 ドアガラス 22 モータ 30 パワーウィンドマスタスイッチ 32 ドアスイッチ 42 遅延回路(遅延手段) 44 判断回路(判断手段) 50 ブレーキペダルスイッチ(センサ) 52 アクセルペダルスイッチ(センサ) 54 パーキングブレーキスイッチ(センサ) 56 ニュートラルスイッチ(センサ)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動手段の駆動力によってドアガラスを
    昇降させるパワーウィンド装置であって、運転者が非運
    転操作状態であることが予測される車両の状態を検出可
    能な少なくとも1つのセンサと、前記センサからの出力
    状態によって前記運転者が非運転操作状態であるか否か
    を判断する判断手段と、前記判断手段が前記運転者の非
    運転操作状態を判断してから所定時間経過した後に前記
    駆動手段を停止状態とする遅延制御手段と、を有するこ
    とを特徴とするパワーウィンド装置。
JP4313485A 1992-11-24 1992-11-24 パワーウィンド装置 Pending JPH06158935A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4313485A JPH06158935A (ja) 1992-11-24 1992-11-24 パワーウィンド装置

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JP4313485A JPH06158935A (ja) 1992-11-24 1992-11-24 パワーウィンド装置

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ID=18041880

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JP4313485A Pending JPH06158935A (ja) 1992-11-24 1992-11-24 パワーウィンド装置

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