JPH06159204A - 多気筒内燃機関用燃料噴射装置 - Google Patents

多気筒内燃機関用燃料噴射装置

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JPH06159204A
JPH06159204A JP21750593A JP21750593A JPH06159204A JP H06159204 A JPH06159204 A JP H06159204A JP 21750593 A JP21750593 A JP 21750593A JP 21750593 A JP21750593 A JP 21750593A JP H06159204 A JPH06159204 A JP H06159204A
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JP
Japan
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valve
fuel
fuel injection
internal combustion
combustion engine
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Application number
JP21750593A
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English (en)
Inventor
Shigenori Isomura
磯村  重則
Toshio Kondo
利雄 近藤
Hideo Kiuchi
英雄 木内
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 各気筒の燃料噴射弁への電気配線を不要にす
ると共に、各燃料噴射弁の構成を小型化すること。 【構成】 燃料タンク16より供給される燃料を単一の
電磁調量弁41により断続し、この電磁調量弁41から
各ゴム管42〜45を介して各気筒の燃料噴射弁46〜
49に燃料を分岐供給する。そして、電子制御装置30
により電磁調量弁41を開弁させたときの各燃料噴射弁
46〜49の調整開弁圧との関連で各気筒に燃料を噴射
する。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は多気筒内燃機関の各気筒
に燃料噴射弁を設けた燃料噴射装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来この種のものは、多気筒内燃機関の
各気筒に、電磁式の燃料噴射弁が設けられいる(例え
ば、特開昭57−212336号公報)。 【0003】 【発明が解決しょうとする課題】ところが、上述した従
来のものでは、内燃機関の各気筒に電磁式の燃料噴射弁
が設けられているので、内燃機関の各気筒に配置された
各燃料噴射弁まで電気配線をする必要がり、電気配線が
煩雑で高価になるのみならず、各燃料噴射弁にはそれぞ
れ電磁ソレノイドを構成部品として必要とするので、各
燃料噴射弁の構成が複雑で、大型、かつ高価になるとい
う問題がある。 【0004】そこで本発明は、各気筒に配置される各燃
料噴射弁への電気配線を不要にすることができると共
に、各気筒に配置される各燃料噴射弁の構成を簡単かつ
小型化することを目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】そのため本発明は第1図
に示すごとく、燃料供給系統に接続されて、この燃料供
給系統より供給される燃料を断続する電磁開閉弁と、多
気筒内燃機関の各気筒に対応して組付けられ、かつ前記
電磁開閉弁から分岐する各連結管を介して接続され、前
記電磁開閉弁の開放により調整開弁圧との関連で前記各
連結管からの燃料を前記各気筒に噴射する各燃料噴射弁
と、前記内燃機関の回転速度を検出して速度信号として
発生する速度検出手段と、前記内燃機関への燃料供給量
の規定に必要な前記内燃機関内に生じる物理量を検出し
て物理量信号として発生する物理量検出手段と、前記回
転速度及び前記物理量に応じて燃料供給時間を演算する
演算手段と、この演算手段の演算結果を前記電磁開閉弁
の開状態を表す信号として発生して前記電磁開閉弁に付
与する出力手段とを備える多気筒内燃機関用燃料噴射装
置を提供するものである。 【0006】 【作用】これにより、速度検出手段によって内燃機関の
回転速度を検出して速度信号として発生し、物理量検出
手段によって内燃機関への燃料供給量の規定に必要な物
理量を検出して物理量信号として発生する。そして、回
転速度及び物理量に応じて演算手段により燃料供給時間
を演算し、この演算手段の演算結果を、開状態を表す信
号として出力手段によって、燃料供給系統より供給され
る燃料を断続する電磁開閉弁に供給する。そして、多気
筒内燃機関の各気筒に対応して組付けられ、電磁開閉弁
から分岐する各連結管を介して接続された各燃料噴射弁
によって、電磁開閉弁の開放により燃料噴射弁の調整開
弁圧との関連で各連結管からの燃料が各気筒に噴射され
る。 【0007】 【発明の効果】本発明によれば、各気筒の燃料噴射弁へ
の電気配線が不要で、電気配線を簡単で安価にすること
ができるのみならず、各気筒には、調整開弁圧との関連
で開放する構成が簡単で小型かつ安価な燃料噴射弁を用
いることができるという優れた効果がある。 【0008】 【実施例】以下、本発明の第1実施例を図面により説明
すると、図2〜図4は、車両用4気筒内燃機関10に採
用される同時噴射型電子式燃料噴射システムに本発明が
適用された例を示しており、この電子式燃料噴射システ
ムは、各種センサ20a〜20eと、電子制御装置30
と、燃料噴射機構40とによって構成されている。 【0009】燃料噴射機構40は、単一の電磁開閉弁よ
りなる調量弁41と、この調量弁41に連絡管をなす各
ゴム管42,43,44,45を介しそれぞれ接続した
各噴射弁46,47,48,49を備えており、この燃
料噴射機構40の調量弁41は、水温センサ20a,負
圧センサ20b,電子制御装置30,内燃機関10のア
イドル回転速度制御装置14及び圧力調整器15と共に
ハウジング12a内に収容されている。 【0010】かかる場合、ハウジング12aは、その開
口部にて、内燃機関10における吸気管部12の外壁に
一体的に設けられてこの内燃機関10の冷却系統から導
出してなる冷却水路12bの周壁部分に組付けられてい
る。調量弁41は、図4に示すごとく、その流入口41
aを、Oリング15bを介し、圧力調整器15の周壁に
設けた貫通孔15a内に嵌着するとともに、そのフラン
ジ41bを圧力調整器15の周壁に複数のボルト15c
〜15cにより締着して組付けられている。かかる場
合、調量弁41の流入口41aは、フィルタ16c及び
燃料ポンプ16bを介装してなる接続管16aを介し燃
料タンク16の供給口に接続されている。 【0011】また、調量弁41は4箇の分配孔41c,
41d,41e,41f(図4にては両分配孔41c,
41fのみを示す)を有しており、これら各分配孔41
c,41d,41e,41fは、内燃機関10の第1,
第2,第3,第4の気筒(図2にては、第1気筒のみを
符号Cにより示す)にそれぞれ対応してインテークマニ
ホールド11に組付けた各噴射弁46,47,48,4
9に各ゴム管42,43,44,45をそれぞれ介し接
続されている。 【0012】しかして、調量弁41は、その内蔵に係る
ソレノイドへのその接続端子41gからの給電に応じボ
ール弁41hを開き、燃料タンク16から燃料ポンプ1
6bにより汲出される燃料をフィルタ16c及び流入口
41aを通し受けて調量し、分配孔41c,41d,4
1e,41fから各ゴム管42,43,44,45内に
それぞれ同時に供給する。このことは、各噴射弁46,
47,48,49が各ゴム管42,43,44,45か
らの各調量燃料を第1,第2,第3及び第4の気筒内に
それぞれ同時にその各開弁圧調整部46a,47a,4
8a,49a(図4にては開弁圧調整部46aのみを示
す)による各調整開弁圧との関連にて噴射することを意
味する。 【0013】また、圧力調整器15はその流出口にて接
続管16dを介し燃料タンク16の流入口に接続されて
いる。なお、冷却水路12b内に前記冷却系統から導出
される冷却水は、吸気管部12内に設けたスロットル弁
12cの凍結防止の役割を果す。水温センサ20aは冷
却水路12bの周壁部分に取付けられてこの冷却水路1
2b中の冷却水の温度を検出して水温信号として発生す
る。負圧センサ20bは、吸気管部12の周壁から電子
制御装置30のケーシング30a内に延出してなる導圧
管12dの外端に固着されているもので、この負圧セン
サ20bは、内燃機関10のエアクリーナ13a,吸気
管部13,吸気管部12及びインテークマニホールド1
1を通り内燃機関10の各燃焼室内に吸入される空気流
(以下、吸気流という)の圧力を導圧管12dから受け
て検出し負圧信号として発生する。 【0014】開度センサ20cは、吸気管部12の周壁
に固着されて、スロットル弁12cの開度を検出し開度
信号として発生する。回転角センサ20dは、内燃機関
10のディストリビュータ19内に設けたカム軸の回転
角を所定回転角毎に検出し、これら各検出結果を、内燃
機関10の回転各を表す回転角信号として順次発生す
る。また、基準角センサ20eは、ディストリビュータ
19のカム軸の基準回転角を検出し、これを、内燃機関
10の基準回転角(第1気筒cにおける第1ピストンP
の上死点に対応する)を表す基準角信号として発生す
る。 【0015】電子制御装置30は、ハウジング12a内
にてその図2にて図示上方部分に支持されており、この
電子制御装置30のケーシング30aの側壁に固着した
コネクタ30bは、ハウジング12aの側壁の一部から
外方へ突出されて、回転角センサ20d及び基準角セン
サ20eに接続されるとともに、当該車両のイグニッシ
ョンスイッチIGを介し直流電源Bに接続されている。
この電子制御装置30は、図5に示すごとく、定電圧回
路31,A−D変換器32及び両波形整形器33,34
をケーシング30a内に収容してなり、定電圧回路31
はコネクタ30bを介しイグニッションスイッチIGに
接続されている。しかして、この定電圧回路31はイグ
ニッションスイッチIGを通し直流電源Bから給電され
て定電圧を発生する。 【0016】A−D変換器32は、ハウジング12a内
にて水温センサ20aからケーシング30a内にこのケ
ーシング30aの底壁を通して延出する導線に接続さ
れ、ケーシング30a内にて負圧センサ20bから延出
する導線に接続され、かつ開度センサ20cからハウジ
ング12aの開口を介しケーシング30a内にこのケー
シング30aの底壁を通り延出する導線に接続されてい
る。しかして、A−D変換器32は水温センサ20aか
らの水温信号、負圧センサ20bからの負圧信号及び開
度センサ20cからの開度信号を前記各導線を通して受
けてディジタル変換しそれぞれディジタル水温信号、デ
ィジタル負圧信号及びディジタル開度信号、として発生
する。 【0017】波形整形器33は、コネクタ30bを介し
回転角センサ20dに接続されて、この回転角センサ2
0dからの各回転角信号をコネクタ30bを通して受け
て順次波形整形し整形回転角信号として発生する。一
方、波形整形器34は、コネクタ30bを介し基準角セ
ンサ20eに接続されて、この基準角センサ20eから
の各基準角信号をコネクタ30bを通して受けて順次波
形整形し整形基準角信号として発生する。 【0018】また、電子制御装置30は、書換可能なリ
ードオンリメモリ35(以下、P−ROM35とい
う)、演算手段をなすマイクロコンピュータ36及び出
力手段をなす駆動回路37をケーシング30a内に収容
している。マイクロコンピュータ36は定電圧回路31
からの定電圧に応答して作動するもので、その内部に予
め記憶した主プログラム及び割込制御プログラムを、図
6及び図7にそれぞれ示すフローチャートに従い、A−
D変換器32、両波形整形器33,34及びP−ROM
35との協働により繰返し実行し、かかる実行の繰返し
中において、内燃機関10へ燃料噴射機構40から燃料
を噴射させるべく駆動回路37を制御するに必要な各種
の演算処理を後述のごとく行う。 【0019】かかる場合、割込制御プログラムの実行の
ための割込時期は、波形整形器34からの整形基準角信
号を基準として波形整形器33からの整形回転角信号の
周波数をマイクロコンピュータ36にて分周して形成さ
れる分周信号により規定される。なお、この分周信号の
形成時期は、内燃機関10がその各気筒の上死点到達前
所定進角値に対応する各回転角に到達したときに一致す
る。 【0020】P−ROM35は燃料噴射率補正係数Ki
及び無効噴射時間tiを予め記憶してなるもので、これ
ら各燃料噴射率補正係数Ki及び無効噴射時間tiは以
下のようにして求められている。一般に、内燃機関10
に対する燃料噴射機構40の燃料噴射特性は次式によっ
て表される。 【0021】 【数1】q=Q(T−t) 但し、q:燃料噴射量(mm3 /回) Q:燃料噴射率(mm3 /ms) T:燃料噴射時間(ms) t:無効噴射時間(ms) そこで、燃料噴射機構40において各噴射弁46〜49
から内燃機関10に対しての、各運転条件において目標
空燃比が得られるような最適な燃料噴射特性(各種運転
条件において目標空燃比が得られるような燃料噴射量q
を得るための、燃料噴射時間Tに対する燃料噴射量qの
関係を示す特性)を実験により求めたところ、図8に示
すごとく直線A(一点鎖線による)として得られた。 【0022】しかして、この直線A上の二点の座標
(q,T)=(q1,T1)=(5.3,2.5)及び
(q,T)=(q2,T2)=(46.2,16.0)
を数1に代入して連立方程式によりO,tを求めた結
果、Q=Qo=3.03,t=to=0.75として得
られた。また、上述した図9に示すごとき組付集合体を
予め準備して、噴射弁46の調量弁41及びゴム管42
との関連による前記組付集合体における燃料噴射特性を
実験により求めたところ、図8に示すごとく直線B(実
線による)として得られた。しかして、この直線B上の
二点の座標(q,T)=(q3,T1)及び(q,T)
=(q4,T2)を数1に代入して連立方程式により
Q,tを求めた結果、噴射弁46の調量弁41及びゴム
管42との関連による前記組付集合体における燃料噴射
率及び無効噴射時間がQ=Qi,t=tiとして得られ
た。 【0023】また、噴射弁47の調量弁41及びゴム管
43との関連による前記組付集合体における燃料噴射率
Q及び無効噴射時間t,噴射弁48の調量弁41及びゴ
ム管44との関連による前記組付集合体における燃料噴
射率Q及び無効噴射時間t,並びに噴射弁49の調量弁
41及びゴム管45との関連による前記組付集合体にお
ける燃料噴射率Q及び無効噴射時間tもそれぞれQi,
tiとして得られた。 【0024】以上のことから、燃料噴射率Qiを最適な
燃料噴射率Qoに合致させるためには、Qiに(Qo/
Qi)を乗じればよいことが理解される。換言すれば、
内燃機関10への基本噴射時間τここで、τ=T−tで
あり、τは(各噴射弁46〜49に共通)に(Qo/Q
i)を乗じれば燃料噴射機構40における各噴射弁4
6,47,48又は49の基本噴射時間τを前記組付集
合体との関連で最適な噴射時間に近づくように補正でき
ることとなる。しかして、かかる観点に基づき、Qo/
Qi=Kiとして上述のごとくP−ROM35に予め記
憶してある。また、燃料噴射機構40における各噴射弁
46〜49の無効噴射時間tiは、toに対しての補正
の必要がないため、そのままtiとしてP−ROM35
に上述のごとく予め記憶してある。なお、駆動回路37
はマイクロコンピュータ36の制御のもとに調量弁41
の開度制御を行う。 【0025】以上のように構成した本実施例において、
本発明システムを内燃機関10に組付けるにあたって
は、上述したごとく、予め燃料噴射機構40の各噴射弁
46,47,48,49に共通の最適な燃料噴射率Qo
を求めるとともに図9に示す組付集合体において燃料噴
射機構40における各噴射弁46,47,48,49の
燃料噴射率補正係数Ki及び無効噴射時間tiを求め
て、燃料噴射率補正係数Ki及び無効噴射時間tiをP
−ROM35に記憶させ、然る後前記組付集合体の吸気
管部12を吸気管部13とインテークマニホールド11
との間に組付けるとともに各噴射弁46〜49をインテ
ークマニホールド11に組付ける。 【0026】かかる場合、各ゴム管42〜45が柔軟性
を有するため、各噴射弁46〜49のインテークマニホ
ールド11に対する組付作業が容易に行える。また、圧
力調整器15,アイドル回転速度制御装置14及び調量
弁41を電子制御装置30と共にハウジング12a内に
収容して吸気管部12に組付けるようにしたので、この
種燃料噴射システムをコンパクトに構成し得る。この場
合、各噴射弁46〜49をそれぞれ各ゴム管42〜45
を介し調量弁41に接続するようにしてあるため、通常
の4個の燃料噴射弁の各燃料調量部を単一の調量弁41
により構成することとなり、その結果燃料噴射機構の部
品数減少による構成のコンパイク化及びコスト低減を達
成し得る。また、ハウジング12a内にて冷却水路12
bに水温センサ20aを取付けるようにしたので、この
種燃料噴射システムをより一層コンパクトにし得る。 【0027】このように組付を完了した後、イグニッシ
ョンスイッチIGの閉成下にてマイクロコンピュータ3
6が、定電圧回路31との協働による作動状態におい
て、主制御プログラムを図6のフローチャートに従いス
テップ50にて開始してステップ51にて初期化した後
両ステップ52,53を循環する演算を繰返すととも
に、両波形整形器33,34との協働による各分周信号
の形成毎に割込制御プログラムの割込実行を図7のフロ
ーチャートに従い繰返し行っており、かつ当該車両が内
燃機関10の始動のもとに発進したものとする。 【0028】かかる場合、主制御プログラムの両ステッ
プ52,53を循環する演算においては、マイクロコン
ピュータ36が、ステップ52にて、A−D変換器32
から水温センサ20a及び開度センサ20cとの協働に
より生じるディジタル水温信号及びディジタル開度信号
を繰返し入力され、ステップ53おいて、内燃機関10
への燃料の基本噴射量に対応した基本噴射時間τの補正
に必要な水温補正値Kw及び過渡補正値Kθをステップ
52におけるディジタル水温信号及びディジタル開度信
号の各値に基づきそれぞれ繰返し演算する。 【0029】このような状態にて、割込制御プログラム
のステップ60における割込実行が開始されると、マイ
クロコンピュータ36がステップ61にて波形整形器3
3から回転各センサ20dとの協働により生じる各整形
回転各信号に基づき内燃機関10の回転速度Nを演算
し、ステップ62にて、A−D変換器32から負圧セン
サ20bとの協働により生じるディジタル負圧信号を入
力され、ステップ63にて、基本噴射時間τ、回転速度
N及び導圧管12d内の負圧間の関係を表すマップに基
づき両ステップ61,62における回転速度N及びディ
ジタル負圧信号に応じ基本噴射時間τを演算し、ステッ
プ64にて、この基本噴射時間τにステップ53におけ
る各最新の水温補正値Kw及び過渡補正値Kθをう乗じ
てこの演算結果を補正基本噴射時間τaとセットする。 【0030】しかして、波形整形器34からの整形基準
角信号及び波形整形器33からの整形回転角信号との関
連により現段階における内燃機関10の各気筒のいずれ
かが噴射時期となる場合には、マイクロコンピュータ3
6がステップ65にて「YES」と判別し、ステップ6
6にてP−ROM35における燃料噴射率補正係数Ki
をステップ64における補正基本噴射時間τaに乗じ、
次のステップ67において、P−ROM35における無
効噴射時間tiをステップ66における乗算結果τaK
iに加算するとともに、この加算結果を燃料噴射機構4
0における噴射弁46,47,48又は49の最適な燃
料噴射時間τoとしてステップ68にてその内蔵に係る
ダウンカウンタにセットする。 【0031】すると、マイクロコンピュータ36のダウ
ンカウンタが燃料噴射時間τoのセットと同時にこれを
出力信号として発生するとともにダウンカウントし始め
る。ついで、駆動回路37がマイクロコンピュータ36
からの出力信号に応答して駆動信号を発生し、これに応
答して燃料噴射機構40の調量弁41が開成しその流入
口41aにて燃料タンク16から燃料ポンプ16b及び
フィルタ16cを通して燃料を受けて調量し、この調量
燃料を各分配弁41c〜41fから各ゴム管42〜45
内に付与する。ついで、各噴射弁46〜49がその各調
整開弁圧との関連で各ゴム管42〜45からの調量燃料
を内燃機関10の第1〜第4の気筒内に同時に噴射す
る。 【0032】然る後、マイクロコンピュータ36のダウ
ンカウンタがそのダウンカウント終了により前記出力信
号の発生を停止すると、駆動回路37がその駆動信号の
発生を停止し、これに応答して調量弁41が閉成すると
ともに各噴射弁46〜49が閉成して内燃機関10の各
気筒への燃料噴射を停止する。以上説明したことから理
解されるとおり、図9に示す組付集合体の状態にて燃料
噴射機構40の燃料噴射率補正係数Ki及び無効噴射時
間tiを上述のごとく求めてP−ROM35に予め記憶
させ、然る後前記組付集合体のままにて吸気管部12を
吸気管部13とインテークマニホールド11との間に組
付けるとともに各噴射弁46〜49を各ゴム管42〜4
5の柔軟性を利用してインテークマニホールド11に組
付けて、ステップ65における各気筒への燃料噴射時期
判別との関連により、ステップ64における補正基本噴
射時間τaをP−ROM35の記憶内容に基づき、両ス
テップ66,67にて(τaKi+ti)と補正する。 【0033】そして、この補正結果を出力信号として調
量弁41に付与するようにしたので、この種同時噴射型
電子式燃料噴射システムを上述の組付集合体との関連に
よりコンパクトに構成し得るとともに、各噴射弁46〜
49への内燃機関10への同時噴射時間が、上述した補
正結果(τaKi+ti)との関連により、前記組付集
合体の各構成要素の加工誤差及び組付累積誤差の影響を
受けることなく精度よく制御され、その結果、本明細書
の冒頭にて述べた問題を有効に解消しつつ内燃機関10
への燃料同時噴射量を常に精度よく制御し得る。 【0034】なお、前記第1実施例においては、P−R
OM35内に燃料噴射率補正係数Ki及び無効噴射時間
tiを記憶した例について説明したが、これに代えて、
燃料噴射率補正係数Ki及び無効噴射時間tiを例えば
マイクロコンピュータ36に予め記憶して実施してもよ
い。また、前記第1実施例においては、4気筒内燃機関
のための同時噴射型電子式燃料噴射システムに本発明が
適用された例について説明したが、これに限ることな
く、6気筒、8気筒等の各種内燃機関のための同時噴射
型電子式燃料噴射システムに本発明を適用して実施して
もよく、かかる場合、負圧センサ20bに代えて吸気量
センサを採用し吸気管部13に取付けて実施してもよ
い。 【0035】また、前記第1実施例においては、燃料噴
射機構40の前記組付集合体における燃料噴射率Qi及
び無効噴射時間tiを、実測により得た数1を満たす直
線(図8にて例示する)に基づき連立方程式を立てて求
めるようにしたが、これに代えて、前記組付集合体にお
ける燃料噴射機構40の燃料噴射作動下における単位時
間当りの燃料噴射量を実測して、この実測結果を燃料噴
射率Qiとして求め、またパルス幅Tiの駆動パルスa
(図10参照)を調量弁41に付与することによりこの
調量弁41及び各噴射弁46〜49に開弁動作を行わせ
るとともに各噴射弁46〜49のいずれかの弁の変位を
時間について波形b(図10にて例示する)として測定
し、各噴射弁46〜49の前記組付集合体のもとにおけ
る無効噴射時間tiを、両波形a,bの位相差との関連
にてti=taf−tar=Ti−Teとして実測して
求めてもよい。 【0036】次に、本発明の第2実施例を図面により説
明すると、図11〜図13は、前記第1実施例にて述べ
た内燃機関10に採用される独立噴射形電子式燃料噴射
システムに本発明が適用された要部の構成を示してお
り、この第2実施例においては、前記第1実施例におけ
るP−ROM35、マイクロコンピュータ36、駆動回
路37及び調量弁41に代えてP−ROM35a、演算
手段をなすマイクロコンピュータ36a、出力手段をな
す駆動回路37a〜37d及び電磁開閉弁をなす調量弁
機構70をそれぞれ採用したことにその構成上の特徴が
ある。 【0037】調量弁機構70は、図11に示すごとく、
ハウジング71を有しており、このハウジング71はそ
の底壁71aにて圧力調整器15の周壁に固着されてい
る。また、このハウジング71は、その底壁71a中央
に形成した分配孔71d,71e,71f,71g(図
11にては両分配孔71d,71gのみを示す)とを有
しており、流入孔71bh圧力調整器15の貫通孔15
aに重合し、各分配孔71d,71e,71f,71g
は前記第1実施例における各ゴム管42,43,44,
45にそれぞれ接続されている。 【0038】ハウジング71内には、図11及び図12
に示すごとく、4個の調量弁72,73,74,75及
びリーフスプリング76が組付けられており、リーフス
プリング76はその中央孔部76aをハウジング71の
上壁71c内面中央段部にネジ77により締着重合して
上壁71c内面に並行に組付けられている。調量弁72
は、箱状ヨーク72aを有しており、このヨーク72a
は、その開口端中央を分配孔71dに対向させた状態に
て、その底面においてハウジング71の底壁71aに絶
縁接着されている。また、ヨーク72aはソレノイド7
2bを収容してなり、このヨーク72aと分配孔71d
との間には、リーフスプリング76の分岐部76bに固
着した吸引板72cがヨーク72aと共に磁気回路を構
成すべく介装されている。 【0039】かかる場合、吸引板72c、ソレノイド7
2bの消磁下にてコイルスプリング72dにより付勢さ
れて、分配孔71dの内端に固着した弁座たるOリング
O1に弁体として着座し、またソレノイド72bの励磁
によりコイルスプリング72dに抗してヨーク72a側
に吸引されてOリングO1から離れる。このことは、調
量弁72が、吸引板72cをOリングO1に着座させて
閉成することにより流入孔71bと分配孔71dとの連
通を遮断し、吸引板72cのOリングO1からの解除に
より開成して流入孔71bと分配孔71dとの連通を許
容することを意味する。なお、コイルスプリング72d
は、ソレノイド72bの中空部を通りヨーク72aの底
壁中央から延出する支柱先端の凹所に組付けてある。 【0040】残余の各調量弁73,74,75は各分配
孔71e,71f,71gにそれぞれ対向して調量弁7
2と同様にハウジング71の底壁に組付けられており、
それら各調量弁73,74,75は、調量弁72のハウ
ジング72aに相当するハウジング73a,74a,7
5aと、ソレノイド72bに相当するソレノイド73
b,74b,75bと、吸引板72cに相当する吸引板
73c,74c,75cと、コイルスプリング72dに
相当するコイルスプリング73d,74d,75dと、
OリングO1に相当するOリングO2,O3,O4とそ
れぞれ有し、調量弁72と実質的に同様の構成及び機能
をもつ。 【0041】換言すれば、調量弁73は、吸引板73c
をソレノイド73aの消磁のもとにOリングO2に着座
させて閉成することにより流入孔71bと分配孔71e
間の連通を遮断し、ソレノイド73aの励磁に伴う吸引
板73cのOリングO2からの解離により開成して流入
孔71bと分配孔71e間の連通を許容する。また、調
量弁74は、吸引板74cをソレノイド74aの消磁の
もとにOリングO3に着座させて閉成することにより流
入孔71bと分配孔71f間の連通を遮断し、ソレノイ
ド74aの励磁に伴う吸引板74cのOリングO3から
の解離により開成して流入孔71bと分配孔71f間の
連通を許容する。さらに、調量弁75は、吸引板75c
をソレノイド75aの消磁のもとに。OリングO4に着
座させて閉成することにより流入孔71bと分配孔71
g間の連通を遮断し、ソレノイド75aの励磁に伴う吸
引板75cのOリングO4からの解離により開成して流
入孔71bと分配孔71g間の連通を許容する。 【0042】なお、各吸引板73c,74c,75cは
リーフスプリング76の各分岐部76c,76d,76
eにそれぞれ支持されており、各OリングO2,O3,
O4は各分配孔71e,71f,71gの内端にそれぞ
れ固着されている。マイクロコンピュータ36aはP−
ROM35a及び各駆動回路37a〜37dと共にケー
シング30a内に許容されており、このマイクロコンピ
ュータ36a内には、図6のフローチャートにより示し
た主制御プログラムと、図7のフローチャートを部分的
に図14に示すごとく変更した変更割込制御プログラム
とが予め記憶されている。 【0043】しかして、マイクロコンピュータ36aは
定電圧回路31からの定電圧に応答して作動し、主制御
プログラム及び変更割込制御プログラムを図6,図7及
び図14に示すフローチャートに従い、A−D変換器3
2,両波形整形器33,34及びP−ROM35aとの
協働により繰返実行し、かかる実行の繰返し中におい
て、内燃機関10へ調量弁機構70を介し各噴射弁4
6,47,48,49から燃料を噴射させるべく各駆動
回路37a〜37dを制御するに必要な各種の演算処理
を後述のごとく行う。 【0044】P−ROM35aは各複数の燃料噴射率補
正係数Ka,Kb,Kc,Kd及び無効噴射時間ta,
tb,tc,tdを予め記憶してなるもので、これら各
燃料噴射率補正係数及び無効噴射時間は以下のようにし
て求められている。前記第1実施例の場合と同様に、内
燃機関10への調量弁機構70を介する各噴射弁46,
47,48,49の燃料噴射特性が前記数1により表さ
れることに基づき、調量弁機構70との関連における各
噴射弁46,47,48,49の内燃機関10に対する
最適な燃料噴射特性を実験により求めたところ、前記第
1実施例と同様に直線A(図8参照)として得られ、Q
=Qo=3.03及びt=to=0.75も同様にして
得られた。 【0045】また、図9の組付集合体において調量弁4
1に代えて調量弁機構70を組付けたもの(以下、変更
組付集合体という)を予め準備して、調量弁機構70と
の関連による噴射弁46の前記変更組付集合体における
燃料噴射特性を実験により求めたところ、前記第1実施
例と同様に直線B(図8参照)として得られた。しかし
て、この直線B上の二点の座標(q,T)=(q3,T
1)及び(q,T)=(q4,T2)を数1に代入して
連立方程式によりQ,tを求めた結果、噴射弁46の前
記変更組付集合体における燃料噴射率及び無効噴射時間
がQ=Qa,t=taとして得られた。さらに、調量弁
機構70との関連による噴射弁47,48,49前記変
更組付集合体における燃料噴射率QがそれぞれQb,Q
c,Qdとして得られ、かつ調量弁機構70との関連に
よる各噴射弁47,48,49の前記変更組付集合体に
おける無効噴射時間tがそれぞれtb,tc,tdとし
て得られた。 【0046】以上のことから、各燃料噴射率Qa,Q
b,Qc,Qdを最適な燃料噴射率Qoに合致させるた
めには、Qaに(Qo/Qa)を、Qbに(Qo/Q
b)を、Qcに(Qo/Qc)を、Qdに(Qo/Q
d)を乗じればよいことが理解される。換言すれば、内
燃機関10への基本噴射時間τに(Qo/Qa)、(Q
o/Qb)、(Qo/Qc)又は(Qo/Qd)を乗じ
れば調量弁機構70との関連による各噴射弁46,4
7,48又は49の基本噴射時間τを前記変更組付集合
体との関連で最適な噴射時間に近づくように補正できる
こととなる。しかして、かかる観点に基づき、Qo/Q
a=Ka,Qo/Qb=Kb,Qo/Qc=Kc,Qo
/Qd=Kdとして上述のごとくP−ROM35aに予
め記憶してある。また調量弁機構70との関連による各
噴射弁46,47,48又は49の無効噴射時間は、t
oに対しての補正の必要がないため、そのままta〜t
dとしてP−ROM35aに上述のごとく予め記憶して
ある。 【0047】駆動回路37a,37b,37c又は37
dは、マイクロコンピュータ36aによる制御のもと
に、調量弁72,73又は75の開閉制御を行う。換言
すれば、調量弁72は駆動回路37aとの協働に伴うソ
レノイド72bの励磁により開成して、燃料タンク16
から燃料ポンプ16bにより汲出される燃料をフィルタ
16c及び流入孔71bを通して受けて調量しこの調量
燃料を分配孔71dからゴム管42内に付与する。 【0048】また、残余の調量弁73,74及び75
も、それぞれ、各駆動回路37b,37c及び37dと
の協働に伴う各ソレノイド73b,74b及び75bの
励磁により開成して、調量弁72の場合と同様に流入孔
71bを通し燃料を受けて調量し、これら各調量燃料を
それぞれ各分配孔71e,71f及び71gを通し各噴
射弁47,48及び49に付与する。なお、その他の構
成は前記第1実施例と同様である。 【0049】以上のように構成した本実施例において、
本発明システムを内燃機関10に組付けるにあたって
は、上述したごとく、予め調量弁機構70との関連によ
る各46,47,48,49に共通の最適な燃料噴射比
率Qoを求めるとともに前記変更組付集合体において調
量弁機構70との関連による各噴射弁46,47,4
8,49の燃料噴射率補正係数Ka,Kb,Kc,Kd
及び無効噴射時間ta,tb,tc,tdを求めて、各
燃料噴射率補正係数Ka〜Kd及び各無効噴射時間ta
〜tdをP−ROM35aに記憶させ、然る後前記変更
組付集合体の吸気管部12を吸気管13とインテークマ
ニホールド11との間に組付けるとともに各噴射弁46
〜49をインテークマニホールド11に組付ける。 【0050】かかる場合、圧力調整器15,アイドル回
転速度制御装置14及び調量弁機構70を電子制御装置
30と共にハウジング12a内に収容して吸気管部12
に組付けるようにしたので、この種燃料噴射システムを
コンパクトに構成し得る。このように組付を完了した
後、イグニッションスイッチIGの閉成下にてマイクロ
コンピュータ36aが、定電圧回路31との協働による
作動状態において、主制御プログラムを図6のフローチ
ャートに従い前記第1実施例と同様に実行し、両波形整
形器33,34に従いステップ50にて開始してステッ
プ51にて初期化した後両ステップ52,53を循環す
る演算を繰返すとともに、両波形整形器33,34との
協働による各分周信号の形成毎に変更割込制御プログス
ラムの割込実行を図7及び図14のフローチャートに従
い繰返し行っており、かつ当該車両が内燃機関10の始
動のもとに発進したものとする。 【0051】このような状態において、変更割込制御プ
ログラムの割込実行が前記第1実施例と同様にステップ
64に進み補正基本噴射時間τaが得られると、波形整
形器34からの整形基準角信号及び波形整形器33から
の整形回転角信号との関連により現段階における内燃機
関10の気筒噴射時期が第1気筒の噴射時期となる場合
には、マイクロコンピュータ36aが変更割込制御プロ
グラムをステップ80からステップ81aに進め、P−
ROM35aにおける燃料噴射率補正係数Kaをステッ
プ64における補正基本噴射時間τaに乗じる。 【0052】次のステップ82aにおいて、P−ROM
35aにおける無効噴射時間taをステップ81aにお
ける乗算結果τaKaに加算するとともに、この加算結
果を調量弁機構70との関連による噴射弁46の最適な
燃料噴射時間τoとしてステップ83aにてその内蔵に
係るダウンカウンタにセットする。すると、マイクロコ
ンピュータ36aのダウンカウンタが最適な燃料噴射時
間τoのセットと同時にこれを第1出力信号として発生
するとともにダウンカウントし始める。ついで、駆動回
路37aがマイクロコンピュータ36aからの第1出力
信号に応答して第1駆動信号を発生し、これに応答して
調量弁機構70の調量弁72が開成し流入孔71bにて
燃料タンク16から燃料ポンプ16b及びフィルタ16
cを通し燃料を受けて調量し、この調量燃料を分配孔7
1dからゴム管42内に付与する。 【0053】ついで、噴射弁46がその調整開弁圧との
関連でゴム管42からの調量燃料を内燃機関10の第1
気筒内に噴射する。然る後、マイクロコンピュータ36
aのダウンカウンタがそのダウンカウント終了により前
記第1出力信号の発生を停止すると、駆動回路37aが
その第1駆動信号の発生を停止し、これに応答して調量
弁72が閉成するとともに噴射弁46が閉成して内燃機
関10の第1気筒への燃料噴射を停止する。 【0054】また、上述したステップ80における内燃
機関10の気筒噴射時期の対する判別が第2気筒の噴射
時期となる場合には、マイクロコンピュータ36aが変
更割込制御プログラムをステップ80からステップ81
bに進め、P−ROM35aにおける燃料噴射率補正係
数Kbをステップ64における補正基本噴射時間τaに
乗じ、次のステップ82bにおいて、P−ROM35a
における無効噴射時間tbをステップ82bにおける乗
算結果τaKbに加算するとともに、この加算結果を調
量弁機構70との関連による噴射弁47の最適な燃料噴
射時間τoとしてステップ83bにて前記ダウンカウン
タにセットする。 【0055】すると、マイクロコンピュータ36aのダ
ウンカウンタが燃料噴射時間τoのセットと同時にこれ
を第2出力信号として発生するとともにダウンカウント
し始める。ついで、駆動回路37bがマイクロコンピュ
ータ36aからの第2出力信号に応答して第2駆動信号
を発生し、これに応答して調量弁機構70の調量弁73
が開成し、流入孔71bにて上述と同様にして燃料を受
けて調量し、この調量燃料を分配孔71eからゴム管4
3内に付与する。 【0056】ついで、噴射弁47がその調整開弁圧との
関連でゴム管43からの調量燃料を内燃機関10の第2
気筒内に噴射する。然る後、マイクロコンピュータ36
aのダウンカウンタがそのダウンカウンタ終了により前
記第2出力信号の発生を停止すると、駆動回路37bが
その第2駆動信号の発生を停止し、これに応答して調量
弁73が閉成するとともに噴射弁47が閉成して内燃機
関10の第2気筒への燃料噴射を停止する。 【0057】また、上述したステップ80における内燃
機関10の気筒噴射直に対する判別が第3気筒の噴射時
期となる場合には、マイクロコンピュータ36aが変更
割込制御プログラムをステップ80からステップ81c
に進め、P−ROM35aにおける燃料噴射率補正係数
Kcをステップ64における補正基本噴射時間τaに乗
じ、次にステップ82cにおいて、P−ROM35aに
おける無効噴射時間tcをステップ81cにおける乗算
結果τaKcに加算するとともに、この加算結果を調量
弁機構70との関連による噴射弁48の最適な燃料噴射
時間τoとしてステップ83cにて前記ダウンカウンタ
にセットする。 【0058】すると、マイクロコンピュータ36aのダ
ウンカウンタが燃料噴射時間τoのセットと同時にこれ
を第3出力信号として発生するとともにダウンカウント
し始める。ついで、駆動回路37cがマイクロコンピュ
ータ36aからの第3出力信号に応答して第3駆動信号
を発生し、これに応答して調量弁機構70の調量弁74
が開成し流入孔71bにて上述と同様にして燃料を受け
て調量し、この調量燃料を分配孔71fからゴム管44
内に付与する。ついで、噴射弁48がその調整開弁圧と
の関連でゴム管44からの調量燃料を内燃機関10の第
3気筒内に噴射する。然る後、マイクロコンピュータ3
6aのダウンカウンタがそのダウンカウント終了後によ
り前記第3出力信号の発生を停止すると、駆動回路37
cがその第3駆動信号の発生を停止し、これに応答して
調量弁74が閉成するとともに噴射弁48が閉成して内
燃機関10の第3気筒への燃料噴射を停止する。 【0059】また、上述したステップ80における内燃
機関10の気筒噴射時期に対する判別が第4気筒の噴射
時期となる場合には、マイクロコンピュータ36aが変
更割込制御プログラムをステップ80からステップ81
dに進め、P−ROM35aにおける燃料噴射率補正係
数Kdをステップ64における補正基本噴射時期τaに
乗じ、次のステップ82dにおいて、P−ROM35a
における無効噴射時期tdをステップ81dにおける乗
算結果τaKdに加算するとともに、この加算結果を調
量弁機構70との関連による噴射弁49の最適な燃料噴
射時間τoとしてステップ83dにて前記ダウンカウン
タにセットする。 【0060】すると、マイクロコンピュータ36aのダ
ウンカウンタが燃料噴射時期τoのセットと同時にこれ
を第4出力信号として発生するとともにダウンカウント
し始める。ついで、駆動回路37dがマイクロコンピュ
ータ36aからの第4出力信号に応答して第4駆動信号
を発生し、これに応答して調量弁機構70の調量弁75
が開成し流入孔71bにて上述と同様にして燃料を受け
て調量し、この調量燃料を分配孔71gからゴム管45
内に付与する。 【0061】ついで、噴射弁49がその調整開弁圧との
関連でゴム管45からの調量燃料を内燃機関10の第4
気筒内に噴射する。然る後、マイクロコンピュータ36
aのダウンカウンタがそのダウンカウント終了により前
記第4出力信号の発生を停止すると、駆動回路37dが
その第4駆動信号の発生を停止し、これに応答して調量
弁75が閉成するとともに噴射弁49が閉成して内燃機
関10の第4気筒への燃料噴射を停止する。 【0062】以上説明したことから理解されるとおり、
前記変更組付集合体の状態にて調量弁機構70との関連
による各噴射弁46,47,48,49の燃料噴射率補
正係数Ka,Kb,Kc,Kd及び無効噴射時間ta,
tb,tc,tdを上述のごとく求めてP−ROM35
aに予め記憶させ、然る後前記変更組付集合体のままに
て吸気管部12を吸気管部13とインテークマニホール
ド11との間に組付けるとともに各噴射弁46〜49を
各ゴム管42〜45の柔軟性を利用してインテークマニ
ホールド11に組付ける。 【0063】そして、ステップ80における選択的気筒
噴射時期判別との関連により、ステップ64における補
正基本噴射時間τaをP−ROM35aの記憶内容に基
づき、両ステップ81a,82aにて(τaKa+t
a)と補正し、両ステップ81b,82bにて(τaK
b+tb)と補正し、両ステップ81c,82cにて
(τaKc+tc)と補正し、両ステップ81d,82
dにて(τaKd+td)と補正して、これら各補正結
果(τaKa+ta),(τaKb+tb),(τaK
c+tc)又は(τaKd+td)を第1,第2,第3
又は第4の出力信号として調量弁72,73,74又は
75に付与するようにした。 【0064】これにより、この種独立噴射型電子式燃料
噴射システムを上述した変更組付集合体との関連により
コンパクトに構成し得るとともに、噴射弁72,73,
74又は75の内燃機関10への独立噴射時間が上述し
た補正結果(τaKa+ta),(τaKb+tb),
(τaKc+tc)又は(τaKd+td)との関連に
より、前記変更組付集合体の各構成要素の加工誤差及び
組付累積誤差の影響を受けることなく精度よく制御さ
れ、その結果、本明細書の冒頭にて述べた問題を有効に
解消しつつ内燃機関10への燃料独立噴射量を常に精度
よく制御し得る。 【0065】なお、前記第2実施例においては、P−R
OM35a内に燃料噴射率補正係数Ka〜Kd及び無効
噴射時間ta〜tdを記憶した例について説明したが、
これに代えて、燃料噴射率補正係数Ka〜Kd及び無効
噴射時間ta〜tdを例えばマイクロコンピュータ36
aに予め記憶して実施してもよい。また、前記第2実施
例においては、4気筒内燃機関のための独立噴射型電子
式燃料噴射システムに本発明が適用された例について示
したが、これに限ることなく、6気筒、8気筒等の各種
内燃機関のための独立噴射型電子式燃料噴射システムに
本発明を適用して実施してもよく、かかる場合、負圧セ
ンサ20bに代えて吸気量センサを採用し吸気管部13
に取付けて実施してもよい。 【0066】また、前記第2実施例においては、調量弁
機構70との関連による各噴射弁46〜49の前記変更
組付集合体における燃料噴射率Qa〜Qd及び無効噴射
時間ta〜tdを、実測により得た数1を満たす直線
(図8にて例示する)に基づき連立方程式を立てて求め
るようにしたが、これに代えて、前記変更組付集合体に
おいて調量弁機構70との関連による各噴射弁46,4
7,48,49の燃料噴射作動下における単位時間当り
の燃料噴射量をそれぞれ実測して、これら各実測結果を
各燃料噴射率Qa,Qb,Qc,Qdとして求める。ま
た前記パルス幅Tiの駆動パルスa(図10参照)を各
調量弁72,73,74,75に付与することによりこ
れら各調量弁72〜75及び各噴射弁46〜49に開弁
動作を行わせるとともに各噴射弁46〜49の弁の変位
量を時間について波形b(図10にて例示する)として
測定し、各噴射弁46〜49の前記変更組付集合体のも
とにおける各無効噴射時間ta〜tdを、両波形a,b
の位相差との関連にて、ta,tb,tc又はtd=t
af−tar=Ti−Teとして実測して求めてもよ
い。 【0067】また、前記各実施例においては、各噴射弁
46〜49を調量弁41或いは調量弁機構70に接続す
る接続手段として各ゴム管42〜45を採用した例につ
いて説明したが、これに限らず各ゴム管42〜45に代
えて各種連結管を前記接続手段として採用してもよい。
【図面の簡単な説明】 【図1】特許請求の範囲に記載の発明の構成に対する対
応図である。 【図2】4気筒内燃機関のための同時噴射型電子式燃料
噴射システムに本発明を適用した例を示す部分断面全体
構成図である。 【図3】図2の模式構成図である。 【図4】図2における調量弁の圧力調整器への組付図で
ある。 【図5】図2の燃料噴射システムの電子回路構成を示す
ブロック図である。 【図6】図5におけるマイクロコンピュータの作動を示
すフローチャートである。 【図7】図5におけるマイクロコンピュータの作動を示
すフローチャートである。 【図8】燃料噴射時間Tと燃料噴射量qとの関係を示す
特性図である。 【図9】図2における本発明の要部拡大断面図である。 【図10】図2における調量弁との関連による噴射弁の
開弁動作波形図である。 【図11】調量弁機構の圧力調整器への組付図である。 【図12】調量弁機構における各調量弁のリーフスプリ
ングへの組付状態を示す斜視図である。 【図13】本発明の第2実施例における電子回路構成を
示す要部ブロック図である。 【図14】図13におけるマイクロコンピュータの作用
を示す要部フローチャートである。 【符号の説明】 10 内燃機関 12 吸気管部 16 燃料タンク 20b 負圧センサ 20d 回転角センサ 35,35a P−ROM 36,36a マイクロコンピュータ 37,37a〜37d 駆動回路 41,72〜75 調量弁 42〜45 ゴム管 46〜49 噴射弁 70 調量弁機構

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.燃料供給系統に接続されて、この燃料供給系統より
    供給される燃料を断続する電磁開閉弁と、 多気筒内燃機関の各気筒に対応して組付けられ、かつ前
    記電磁開閉弁から分岐する各連結管を介して接続され、
    前記電磁開閉弁の開放により調整開弁圧との関連で前記
    各連結管からの燃料を前記各気筒に噴射する各燃料噴射
    弁と、 前記内燃機関の回転速度を検出して速度信号として発生
    する速度検出手段と、 前記内燃機関への燃料供給量の規定に必要な前記内燃機
    関内に生じる物理量を検出して物理量信号として発生す
    る物理量検出手段と、 前記回転速度及び前記物理量に応じて燃料供給時間を演
    算する演算手段と、 この演算手段の演算結果を前記電磁開閉弁の開状態を表
    す信号として発生して前記電磁開閉弁に付与する出力手
    段とを備える多気筒内燃機関用燃料噴射装置。 2.前記電磁開閉弁は、通電されることにより開放して
    前記燃料供給系統よりの燃料を前記各連結管に同時に供
    給する単一の弁よりなる特許請求の範囲第1項記載の多
    気筒内燃機関用燃料噴射装置。 3.前記電磁開閉弁は、気筒数と同じ個数のソレノイド
    と、この各ソレノイドに通電されることにより、前記各
    連結管を独立に開閉する開閉板とをハウジング内に一体
    的に収納した弁よりなる特許請求の範囲第1項記載の多
    気筒内燃機関用燃料噴射装置。 4.前記開閉板は気筒数と同じ個数設けられていて、こ
    の各開閉板がリーフスプリングを介して一体に構成され
    ている特許請求の範囲第3項記載の多気筒内燃機関用燃
    料噴射装置。
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