JPH06159378A - 軸嵌着部 - Google Patents

軸嵌着部

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JPH06159378A
JPH06159378A JP4326184A JP32618492A JPH06159378A JP H06159378 A JPH06159378 A JP H06159378A JP 4326184 A JP4326184 A JP 4326184A JP 32618492 A JP32618492 A JP 32618492A JP H06159378 A JPH06159378 A JP H06159378A
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JP
Japan
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wedge member
peripheral surface
inner peripheral
boss portion
shaft
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4326184A
Other languages
English (en)
Inventor
Takamasa Yamauchi
崇賢 山内
Takahiro Hattori
孝博 服部
Masaharu Fujiwara
昌晴 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPH06159378A publication Critical patent/JPH06159378A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 所望の面圧を与えて容易に嵌着することがで
き、開放も簡単にできること。 【構成】 内周面は回転軸2に接し外周面は軸方向に傾
斜する傾斜面に形成された内側くさび材5と、この内側
くさび材5の前記傾斜面に接する傾斜面が内周面に形成
された円筒状外面の外側くさび材6と、この外側くさび
材6の円筒状外面に接する内周面を有し前記内側くさび
材5の端面を受け止める端面が形成された回転体ボス部
3と、この回転体ボス部3の前記内周面内に前記外側く
さび材6を引き込んで締め付ける締着手段7とを備え
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ポンプインペラ,タ
ービンロータ等の回転軸と共に回転する回転体のボス部
を回転軸に嵌着する構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の(A)は真直軸、(B)は
中空軸、(C)は段付軸、(D)はオーバハング軸の軸
嵌着部を示す。回転軸2と回転体ボス部3との嵌合部で
は、回転体ボス部3の内径を回転軸2の外径より所定の
微小な寸法だけ小さい径に精密に形成し、圧入,焼ば
め,冷しばめ等の手段で、しまりばめにより固着させ
る。キー,セレーション等の嵌着手段もあるが、回転軸
2に溝等を切るのが強度等の点で嫌われる場合は、前記
しまりばめによる嵌着手段が行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の軸嵌着部は上記
のようであるが、しまりばめは、一旦嵌着させれば開放
することは極めて困難である。また、回転体ボス部3の
内径を回転軸2の外径より所定の微小な寸法だけ小さく
精密に形成し、圧入,焼ばめ又は冷しばめを行う作業は
非常に難しく、熟練と慎重かつ迅速な作業が要求され
る。また、回転軸2及び回転体ボス部3を完全に理想的
な形状に成形することは不可能なため、嵌合面圧が適当
な値にならないことが多く、嵌合面圧の値を知ることも
困難である。嵌合面圧が不足であればすべりが生じ、嵌
合面圧が過大であれば内部応力,ひずみ,亀裂等が生じ
る。また、完成品の嵌合面圧分布が不均一で、固く嵌合
した部分と緩く嵌合した部分とが生じ、図4に示すよう
に、微小亀裂(フレッチング)が発生するというような
課題があった。
【0004】この発明は上記課題を解消するためになさ
れたもので、嵌合面圧を任意に調整して容易に嵌着させ
ることができ、嵌着部の開放も簡単にできる軸嵌着部を
得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る軸嵌着部
は、内周面は回転軸に接し外周面は軸方向に傾斜する傾
斜面に形成された内側くさび材と、この内側くさび材の
前記傾斜面に接する傾斜面が内周面に形成された円筒状
外面の外側くさび材と、この外側くさび材の円筒状外面
に接する内周面を有し前記内側くさび材の端面を受け止
める端面が形成された回転体ボス部と、この回転体ボス
部の前記内周面内に前記外側くさび材を引き込んで締め
付ける締着手段とを備えたものである。
【0006】
【作用】この発明における回転体ボス部に回転軸を通
し、内側くさび材を回転軸外周面及び回転体ボス部の内
側くさび材の端面を受け止める端面に当て、この内側く
さび材と回転体ボス部との間に外側くさび材を挿入し、
締着手段により外側くさび材を回転体ボス部内に引き込
むと、両くさび材の傾斜面が接触し、軸方向の力に対し
て、傾斜面の傾斜角度の余接(コタンジェント)の割合
の力が半径方向に生じ、回転体ボス部は、外側くさび材
及び内側くさび材を介して回転軸に嵌着される。したが
って、締着手段に加える力を調整設定することにより、
所望の嵌合面圧をもって嵌合させることができる。ま
た、締着手段を緩め外せば、両くさび材を取り外して簡
単に開放することができる。
【0007】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1において、2は回転軸、3は回転軸2に嵌着
すべきポンプインペラ,タービンロータ等の回転体のボ
ス部である。また、5は内側くさび材、6は外側くさび
材、7は締付けボルトである。回転軸2が嵌入する回転
体ボス部3の内径部は、図1(A)の左部分では、回転
軸2の外面に僅かな隙間をもたせるように形成され、右
部分では、大きな内径のシリンダ状に形成されている。
また、回転体ボス部3には図では4個のボルト孔があけ
られ、ボルトの頭を受ける部分も形成されている。ま
た、回転体ボス部3の回転軸2に近い内径部の図の左部
分の右端部には内側くさび材5を受け止める端面が形成
されている。
【0008】図1において、内側くさび材5は、内周面
が回転軸2の外周面に接する形状に形成され、内側くさ
び材5の外周面は、横にした円錐面状に軸方向に傾斜す
る傾斜面5sに形成されている。内側くさび材5は軸方
向の分割線で分割されて、図では3分割となっている。
図1(B)に示すように、装着状態で、内側くさび材5
の分割面の間には若干の隙間が残るように形成する。外
側くさび材6は、内周面が内側くさび材5の外周面の傾
斜面5sに接する同一傾斜角度の傾斜面6sに形成さ
れ、外側くさび材6の外周面は、回転体ボス部3の右部
分の大きな内径のシリンダ状の内面に接する形状に形成
されている。外側くさび材6は、図では一体であるが、
一体とすれば精密に形成しなければ挿入し難いとかガタ
が生じるので、製作を容易にするため、軸方向の分割線
で分割してもよい。また、外側くさび材6には軸方向に
締付けボルト7をねじ込むねじ穴が形成されている。外
側くさび材6のねじ穴と回転体ボス部3のボルト穴とは
同一線上にあける。締付けボルト7は、外側くさび材6
を回転体ボス部3内に引き込むのに十分な長さ形状,強
度を有するものとする。内側くさび材5及び外側くさび
材6の材質は任意に選定することができ、回転軸2にフ
レッチング摩耗を生じさせないように、例えば、強靱な
弾性変形性のよい材質等を採用すればよい。
【0009】次に、図1に示す実施例の作用について説
明する。回転軸2に回転体ボス部3を嵌合して固着させ
るには、先ず回転体ボス部3に回転軸2を通して、回転
体ボス部3と回転軸2との相対位置を所定位置として仮
止めする。次に、回転体ボス部3の大きな内径のシリン
ダ状部の方から、内側くさび材5の肉厚の大きい方の端
部を先にして挿入し、内側くさび材5を回転軸2の外周
面及び回転体ボス部3の奥にある内側くさび材の端面を
受け止める端面に当てるようにして仮止めする。次に、
内側くさび材5の外周面の傾斜面5sと回転体ボス部3
のシリンダ状内周面との間に外側くさび材6を、内径の
大きな方を先にして挿入する。次に、締付けボルト7を
回転体ボス部3の反対側(図1(A)の左側)から回転
体ボス部3のボルト穴に挿入し、外側くさび材6のねじ
穴に締付けボルト7をねじ込む。締付けボルト7の頭が
回転体ボス部3の穴端に当たると、締付けボルト7をね
じ回せば、締付けボルト7は外側くさび材6を回転体ボ
ス部3の大径シリンダ状部内に引き込む。外側くさび材
6が図の左方へ進み、外側くさび材6の内周面の傾斜面
6sが内側くさび材5の外周面の傾斜面5sに接触する
ようになると、外側くさび材6の左方への移動ととも
に、外側くさび材6の傾斜面6sは、内側くさび材5の
傾斜面5sを内径側へ押しつけ、その反作用で外側くさ
び材6は内側くさび材5から外径側へ押され、嵌合面圧
が生じて、回転体ボス部3は外側くさび材6及び内側く
さび材5を介して回転軸2に固着される。
【0010】締付けボルト7をねじ込むことによって軸
方向に加えられる力に対して、くさび作用により半径方
向に発生する力は、傾斜面5s,6sの傾斜角度の余接
(コタンジェント)の割合の力となる。例えば、傾斜面
5s,6sの傾斜角度が8度であれば余接は約7とな
り、軸方向の力の約7倍の力が半径方向に働くことにな
る。すなわち、この例では、回転体ボス部3は、締付け
ボルト7の締め込み力の約7倍の嵌合圧力で、回転軸2
に嵌着されることになる。締付けボルト7に加えるねじ
回し力はトルクレンチで任意に調整設定することがで
き、その値から締付けボルト7の引張り力は直ちに判
り、その力の7倍の嵌合圧力が加えられたことになるの
で、嵌合圧力を任意に調整して設定することが容易にで
きる。なお、傾斜面5s,6sの傾斜角度を小さくすれ
ば、その角度の余接(コタンジェント)は急激に大きく
なるので、非常に大きな嵌合面圧が得られる。
【0011】この軸嵌着部を開放するときは、締付けボ
ルト7をねじ戻して外せば、直ちに外側くさび材6を抜
き出し、内側くさび材5を取り外すことができ、回転軸
2を回転体ボス部3から簡単に抜き出して開放すること
ができる。
【0012】次に、図2に示す第2実施例について説明
する。図2においては、締付けボルト7を通常の形状の
ボルトとし、ナット8をねじ込んで締め付ける構造とし
た。したがって、図1では外側くさび材6の穴にねじを
切ってねじ穴を形成したが、図2においては、締付けボ
ルト7を通す外側くさび材6の穴は単なる穴でよい。こ
の構造では部品点数は増えるが、外側くさび材6にあけ
る穴及び回転体ボス部3の形状が簡単になり、締付けボ
ルト7,ナット8の形状も普通の形状であるので、製造
が容易である。また、嵌合面積も図1に比べて大きくす
ることができる。ただし、ボルト7の頭及びナット8が
突出する不利がある。
【0013】次に、図3に示す第3実施例について説明
する。上記実施例では、くさび材は内側くさび材5及び
外側くさび材6の組としたが、図3においては、くさび
材5のみである。このくさび材5は内周面が回転軸2の
外面に接するシリンダ状であり、外周面は軸方向に傾斜
する傾斜面5sとなっている。このくさび材5の傾斜面
5sに対応する傾斜面3sが回転体ボス部3の内周面に
形成されている。くさび材5は軸方向の分割線で適当に
分割されている。締付けボルト7及びナット8は、図2
に示すものと同様なものとしたが、図1に示すものとし
てもよい。この実施例は構成が簡単であるという利点が
ある。
【0014】なお、図1に示す実施例において、締付け
ボルト7は4本設けたが、6本または8本など必要に応
じて設ければよい。また、外側くさび材6は、製作寸法
の正確さを要しないように、一体でなく軸方向の分割線
で分割するとか、外側くさび材6を一体にするときは1
箇所に軸方向のスリットを切って、外側くさび材6の径
方向の変形を容易にすることもできる。また、内側くさ
び材5は3分割としたが、2分割または4分割などとし
てもよい。
【0015】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、回転
軸と回転体ボス部との間にくさび材を嵌挿して軸方向に
締めつけ、くさび作用により半径方向の嵌合面圧を発生
させるようにしたので、きわめて容易に嵌合させること
ができ、所望の嵌合面圧を生じさせることができる。ま
た、この軸嵌着部の開放も簡単に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による軸嵌着部を示し、
(A)は縦断面図、(B)は(A)の右端面図である。
【図2】この発明の第2実施例による軸嵌着部の半縦断
面図である。
【図3】この発明の第3実施例による軸嵌着部の半縦断
面図である。
【図4】軸嵌着部の亀裂発生状況を示す図である。
【図5】従来の(A)は真直軸、(B)は中空軸、
(C)は段付軸、(D)はオーバハング軸の軸嵌着部を
示す縦断面図である。
【符号の説明】
2:回転軸、3:回転体ボス部、5:内側くさび材、
5s:傾斜面、6:外側くさび材、 6s:傾斜面、
7:締付けボルト、 8:ナット。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内周面は回転軸に接し外周面は軸方向に
    傾斜する傾斜面に形成された内側くさび材と、この内側
    くさび材の前記傾斜面に接する傾斜面が内周面に形成さ
    れた円筒状外面の外側くさび材と、この外側くさび材の
    円筒状外面に接する内周面を有し前記内側くさび材の端
    面を受け止める端面が形成された回転体ボス部と、この
    回転体ボス部の前記内周面内に前記外側くさび材を引き
    込んで締め付ける締着手段とを備えたことを特徴とする
    軸嵌着部。
  2. 【請求項2】 内周面は回転軸に接し外周面は軸方向に
    傾斜する傾斜面に形成されたくさび材と、このくさび材
    の前記傾斜面に接する傾斜面が内周面に形成された回転
    体ボス部と、この回転体ボス部の前記内周面内に前記く
    さび材を引き込んで締め付ける締着手段とを備えたこと
    を特徴とする軸嵌着部。
JP4326184A 1992-11-12 1992-11-12 軸嵌着部 Withdrawn JPH06159378A (ja)

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JP4326184A JPH06159378A (ja) 1992-11-12 1992-11-12 軸嵌着部

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JP4326184A JPH06159378A (ja) 1992-11-12 1992-11-12 軸嵌着部

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105114403A (zh) * 2015-04-10 2015-12-02 太仓斯普宁精密机械有限公司 一种楔形安装块
JP2016512307A (ja) * 2013-03-15 2016-04-25 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ ねじり共振周波数調節装置
CN114542612A (zh) * 2022-03-17 2022-05-27 洛阳豪智机械有限公司 一种风电主轴联接结构

Cited By (4)

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CN114542612A (zh) * 2022-03-17 2022-05-27 洛阳豪智机械有限公司 一种风电主轴联接结构
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A300 Withdrawal of application because of no request for examination

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Effective date: 20000201