JPH06159874A - ヒートパイプ利用製氷装置及び該装置を用いた製氷方法 - Google Patents
ヒートパイプ利用製氷装置及び該装置を用いた製氷方法Info
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- JPH06159874A JPH06159874A JP33675992A JP33675992A JPH06159874A JP H06159874 A JPH06159874 A JP H06159874A JP 33675992 A JP33675992 A JP 33675992A JP 33675992 A JP33675992 A JP 33675992A JP H06159874 A JPH06159874 A JP H06159874A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ヒートパイプの外表面が氷結することによる
製氷能力の低下をヒートパイプの増加によらないで解消
して、装置全体のイニシャル・コストの低減化を実現す
る。 【構成】 ヒートパイプの凝縮部が配置される熱交換器
と、該ヒートパイプの蒸発部が配置されるとともに原水
を貯水する製氷槽と、該製氷槽で生成される氷及び未凝
固水を排出する蓄氷槽と、該蓄氷槽から未凝固水を原水
として前記製氷槽へ供給する給水ポンプとを有し、前記
ヒートパイプの該表面に結氷される都度、蓄氷槽へ脱氷
して再び製氷槽で氷を生成する。
製氷能力の低下をヒートパイプの増加によらないで解消
して、装置全体のイニシャル・コストの低減化を実現す
る。 【構成】 ヒートパイプの凝縮部が配置される熱交換器
と、該ヒートパイプの蒸発部が配置されるとともに原水
を貯水する製氷槽と、該製氷槽で生成される氷及び未凝
固水を排出する蓄氷槽と、該蓄氷槽から未凝固水を原水
として前記製氷槽へ供給する給水ポンプとを有し、前記
ヒートパイプの該表面に結氷される都度、蓄氷槽へ脱氷
して再び製氷槽で氷を生成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はヒートパイプ利用製氷装
置及び該装置を用いた製氷方法に関し、更に詳述すれ
ば、ヒートパイプを利用して生成される氷と、生成され
た氷塊の蓄氷、解氷とをそれぞれ個別の槽で行うことに
より、ヒートパイプの所要本数が大幅に減少できてイニ
シャル・コストの低減が図れるヒートパイプ利用製氷装
置及び該装置を用いた製氷方法に関する。
置及び該装置を用いた製氷方法に関し、更に詳述すれ
ば、ヒートパイプを利用して生成される氷と、生成され
た氷塊の蓄氷、解氷とをそれぞれ個別の槽で行うことに
より、ヒートパイプの所要本数が大幅に減少できてイニ
シャル・コストの低減が図れるヒートパイプ利用製氷装
置及び該装置を用いた製氷方法に関する。
【0002】
【従来技術】図4は、従来のヒートパイプを利用した製
氷装置を示してある。この製氷装置は、ヒートパイプ3
の凝縮部3aが熱交換器2内に配置されるとともに、蒸
発部3bを貯水した製氷槽1内に配置して構成されてお
り、熱交換器2に接続された冷媒供給管8及び冷媒排出
管9を通して液冷媒が該熱交換器2に供給されることに
より、相変化する作動流体がヒートパイプ3の密封され
た管内を循環して製氷槽1内の原水を冷却し、管外表面
に氷結する。そして、管表面に付着された氷5は解氷終
了までヒートパイプに付着したままの状態を保つ。
氷装置を示してある。この製氷装置は、ヒートパイプ3
の凝縮部3aが熱交換器2内に配置されるとともに、蒸
発部3bを貯水した製氷槽1内に配置して構成されてお
り、熱交換器2に接続された冷媒供給管8及び冷媒排出
管9を通して液冷媒が該熱交換器2に供給されることに
より、相変化する作動流体がヒートパイプ3の密封され
た管内を循環して製氷槽1内の原水を冷却し、管外表面
に氷結する。そして、管表面に付着された氷5は解氷終
了までヒートパイプに付着したままの状態を保つ。
【0003】係る製氷装置は、例えば氷蓄熱システムの
一部として構成されており、製氷槽1が、還水側に接続
される水戻り管6及び給水側に接続される水供給管7を
介して図示しない負荷と繋がれ、原水が氷によって冷却
された冷水10を冷熱エネルギとして負荷に供給でき
る。
一部として構成されており、製氷槽1が、還水側に接続
される水戻り管6及び給水側に接続される水供給管7を
介して図示しない負荷と繋がれ、原水が氷によって冷却
された冷水10を冷熱エネルギとして負荷に供給でき
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】処で、上記した従来の
製氷装置は、図からも明らかなように製氷と蓄氷及び、
解氷とが同一槽内で行われる所謂スタティック型の装置
であったため、同じヒートパイプの外表面上で製氷から
蓄氷、解氷までが行われて、生成した氷の位置が移動さ
れなかった。すなわち、氷結するヒートパイプは外表面
が氷で覆われて新たな原水が供給されないため、製氷能
力を低下させた。このため従来装置に於いて、所要の氷
量を製氷するためには高価なヒートパイプが多数本必要
とされ、装置全体のイニシャル・コストが高くなると云
う問題があった。
製氷装置は、図からも明らかなように製氷と蓄氷及び、
解氷とが同一槽内で行われる所謂スタティック型の装置
であったため、同じヒートパイプの外表面上で製氷から
蓄氷、解氷までが行われて、生成した氷の位置が移動さ
れなかった。すなわち、氷結するヒートパイプは外表面
が氷で覆われて新たな原水が供給されないため、製氷能
力を低下させた。このため従来装置に於いて、所要の氷
量を製氷するためには高価なヒートパイプが多数本必要
とされ、装置全体のイニシャル・コストが高くなると云
う問題があった。
【0005】本発明の目的は、上記実情に基づいてなさ
れたものであり、ヒートパイプの所要本数を大幅に減少
させて、イニシャル・コストの低減化が実現できるヒー
トパイプ利用製氷装置を提供することにある。また本発
明の他の目的は、上記の製氷装置を用いて常時効率よく
製氷が行える製氷方法を提供することにある。
れたものであり、ヒートパイプの所要本数を大幅に減少
させて、イニシャル・コストの低減化が実現できるヒー
トパイプ利用製氷装置を提供することにある。また本発
明の他の目的は、上記の製氷装置を用いて常時効率よく
製氷が行える製氷方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明に係る
上記目的は、ヒートパイプを利用する製氷装置であっ
て、前記ヒートパイプの凝縮部が配置される熱交換器
と、前記ヒートパイプの蒸発部が配置されるとともに原
水を貯水する製氷槽と、該製氷槽で生成される氷及び未
凝固水を排出する蓄氷槽と、該蓄氷槽から未凝固水を原
水として前記製氷槽へ供給する給水ポンプとからなるヒ
ートパイプ利用製氷装置により達成される。
上記目的は、ヒートパイプを利用する製氷装置であっ
て、前記ヒートパイプの凝縮部が配置される熱交換器
と、前記ヒートパイプの蒸発部が配置されるとともに原
水を貯水する製氷槽と、該製氷槽で生成される氷及び未
凝固水を排出する蓄氷槽と、該蓄氷槽から未凝固水を原
水として前記製氷槽へ供給する給水ポンプとからなるヒ
ートパイプ利用製氷装置により達成される。
【0007】また、本発明の他の目的は、ヒートパイプ
の凝縮部が配置される熱交換器と、前記ヒートパイプの
蒸発部が配置されるとともに原水を貯水する製氷槽と、
該製氷槽で生成される氷及び未凝固水を排出する蓄氷槽
と、該蓄氷槽から未凝固水を原水として前記製氷槽へ供
給する給水ポンプとからなる製氷装置を用いた製氷方法
であって、前記熱交換器に冷媒またはブラインを供給
し、前記ヒートパイプを冷却して原水をヒートパイプ外
表面に氷結させるとともに、解氷時に、前記製氷槽のバ
ルブを開いて未凝固水を前記蓄氷槽へ排水した後、前記
冷媒または前記ブラインを回収して前記熱交換器内に温
水を供給し、前記ヒートパイプを温熱して生成された氷
を脱氷させて前記蓄氷槽へ排出し、前記バルブを閉じた
後前記蓄氷槽の未凝固水を前記製氷器に供給し、更に前
記温水を回収して前記冷媒またはブラインを前記熱交換
器に再び供給する一連の工程を所要回数繰り返し行うこ
とを特徴とするヒートパイプ利用製氷装置を用いた製氷
方法により達成される。
の凝縮部が配置される熱交換器と、前記ヒートパイプの
蒸発部が配置されるとともに原水を貯水する製氷槽と、
該製氷槽で生成される氷及び未凝固水を排出する蓄氷槽
と、該蓄氷槽から未凝固水を原水として前記製氷槽へ供
給する給水ポンプとからなる製氷装置を用いた製氷方法
であって、前記熱交換器に冷媒またはブラインを供給
し、前記ヒートパイプを冷却して原水をヒートパイプ外
表面に氷結させるとともに、解氷時に、前記製氷槽のバ
ルブを開いて未凝固水を前記蓄氷槽へ排水した後、前記
冷媒または前記ブラインを回収して前記熱交換器内に温
水を供給し、前記ヒートパイプを温熱して生成された氷
を脱氷させて前記蓄氷槽へ排出し、前記バルブを閉じた
後前記蓄氷槽の未凝固水を前記製氷器に供給し、更に前
記温水を回収して前記冷媒またはブラインを前記熱交換
器に再び供給する一連の工程を所要回数繰り返し行うこ
とを特徴とするヒートパイプ利用製氷装置を用いた製氷
方法により達成される。
【0008】
【作用】すなわち、本発明の製氷装置は、製氷と蓄氷及
び解氷とをそれぞれ個別の槽で行い、原水を製氷槽で氷
結した後に直ちに脱氷して蓄氷槽で貯え且つ解氷する一
連の製氷プロセスを繰り返し行って、ヒートパイプが、
常に新鮮な原水を貯える製氷槽に浸漬された状態におか
れるので、初期状態と同じ条件下で外表面に結氷でき、
製氷能力の低下を防止できる。
び解氷とをそれぞれ個別の槽で行い、原水を製氷槽で氷
結した後に直ちに脱氷して蓄氷槽で貯え且つ解氷する一
連の製氷プロセスを繰り返し行って、ヒートパイプが、
常に新鮮な原水を貯える製氷槽に浸漬された状態におか
れるので、初期状態と同じ条件下で外表面に結氷でき、
製氷能力の低下を防止できる。
【0009】さらに、このような製氷装置を組み入れた
氷蓄熱システムでは、脱氷して蓄氷槽に蓄えられる際
に、氷が小さな氷塊にされることにより融解速度を大き
くできるので、急激な負荷変動に対しても追従して冷熱
エネルギーを供給できる。
氷蓄熱システムでは、脱氷して蓄氷槽に蓄えられる際
に、氷が小さな氷塊にされることにより融解速度を大き
くできるので、急激な負荷変動に対しても追従して冷熱
エネルギーを供給できる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。尚、本発明は、本実施例に限定されるもの
ではないことは言うまでもない。図1は本発明の一実施
例を示すヒートパイプ利用製氷装置の構成図である。図
に於いて、この製氷装置は、ヒートパイプ20の凝縮部
20aが配置される熱交換器21と、前記ヒートパイプ
20の蒸発部20bが配置されるとともに、原水を貯水
できる製氷槽22と、該製氷槽22の下方側に配置さ
れ、前記製氷槽22で生成される氷23及び未凝固水2
4が排出され且つこれら氷23及び未凝固水24を貯え
る蓄氷槽25と、該蓄氷槽25と前記製氷槽22とを繋
ぐ水供給管26の管路中に配置され、蓄氷槽25から未
凝固水24を原水として前記製氷槽22へ送水する給水
ポンプ27とを主要部として構成されている。
に説明する。尚、本発明は、本実施例に限定されるもの
ではないことは言うまでもない。図1は本発明の一実施
例を示すヒートパイプ利用製氷装置の構成図である。図
に於いて、この製氷装置は、ヒートパイプ20の凝縮部
20aが配置される熱交換器21と、前記ヒートパイプ
20の蒸発部20bが配置されるとともに、原水を貯水
できる製氷槽22と、該製氷槽22の下方側に配置さ
れ、前記製氷槽22で生成される氷23及び未凝固水2
4が排出され且つこれら氷23及び未凝固水24を貯え
る蓄氷槽25と、該蓄氷槽25と前記製氷槽22とを繋
ぐ水供給管26の管路中に配置され、蓄氷槽25から未
凝固水24を原水として前記製氷槽22へ送水する給水
ポンプ27とを主要部として構成されている。
【0011】前記熱交換器21には、製氷時に冷媒また
はブラインを供給し、脱氷時に温水を供給するための冷
媒供給管28と、冷媒またはブラインを排出または回収
すると共に温水も排出または回収するための冷媒排出管
29とが接続されている。また、前記熱交換器21内に
配置されるヒートパイプ20の凝縮部20aには、熱伝
達率の向上を目的としたフィン30が設けられている。
はブラインを供給し、脱氷時に温水を供給するための冷
媒供給管28と、冷媒またはブラインを排出または回収
すると共に温水も排出または回収するための冷媒排出管
29とが接続されている。また、前記熱交換器21内に
配置されるヒートパイプ20の凝縮部20aには、熱伝
達率の向上を目的としたフィン30が設けられている。
【0012】前記製氷槽22は、底部が漏斗状に形成さ
れて開口されるとともに、その開口部にバルブ31が連
設されている。また、前記製氷槽22の上方位置には、
該製氷槽22と蓄氷槽25とを繋ぐオーバフロー管32
が配管されており、前記製氷槽22に過剰給水される原
水が前記蓄氷槽25へ排水可能となっている。なお、前
記蓄氷槽25には、図示しないが負荷との間に循環閉路
を形成するための配管が設けられており、該蓄氷槽25
で冷水化した水を負荷に供給可能にしている。
れて開口されるとともに、その開口部にバルブ31が連
設されている。また、前記製氷槽22の上方位置には、
該製氷槽22と蓄氷槽25とを繋ぐオーバフロー管32
が配管されており、前記製氷槽22に過剰給水される原
水が前記蓄氷槽25へ排水可能となっている。なお、前
記蓄氷槽25には、図示しないが負荷との間に循環閉路
を形成するための配管が設けられており、該蓄氷槽25
で冷水化した水を負荷に供給可能にしている。
【0013】次に、上記構成の製氷装置を用いた製氷方
法を、装置の運転操作に基づいて述べる。先ず、蓄氷槽
25に原水を満たすとともに、製氷槽22のバルブ31
を閉じた後、給水ポンプ27を起動して原水を水供給管
26を通して送水し、前記製氷槽22のオーバフロー管
32の取水位置まで貯水する。その後、冷媒を冷媒供給
管28より熱交換器21に供給してヒートパイプ20の
凝縮部20aでフィン30を冷却する。これにより、ピ
ートパイプ20内の冷熱は下方へ移動して水中に浸漬し
ている蒸発部20bに於いて製氷槽22内部の水から熱
を奪い、蒸発部20bの外表面より氷結して氷23が生
成される。次に、この氷23が規定量まで成長したら、
製氷槽22下部のバルブ31を開いて該製氷槽22内部
の未凝固水24を蓄氷槽25へ排出するとともに、前記
熱交換器21内の冷媒を冷媒排出管29より全て回収す
る。係る状態の後、前記冷媒供給管28に今度は温水を
供給する。これにより、ヒートパイプ20は温熱が蒸発
部20bへ移動され、氷23をその接触面から徐々に融
解して固着力をなくして脱氷し、製氷槽22の底部へ向
けて落下させる。落下された氷23はその衝撃で小さな
氷塊33に砕かれ、前記バルブ31より蓄氷槽25へ排
出される。その後、前記バルブ31を閉じた後、上記一
連のバッチ操作を所要回数に応じて繰り返し行う。これ
により、氷塊33は蓄氷槽25に徐々に貯蔵され、蓄氷
槽25に貯水されている水24と混合して該水24を冷
水化する。冷水化された水24は、冷熱エネルギーを負
荷に供給する。そして、負荷で温められた水24は再び
蓄氷槽25へ戻される。
法を、装置の運転操作に基づいて述べる。先ず、蓄氷槽
25に原水を満たすとともに、製氷槽22のバルブ31
を閉じた後、給水ポンプ27を起動して原水を水供給管
26を通して送水し、前記製氷槽22のオーバフロー管
32の取水位置まで貯水する。その後、冷媒を冷媒供給
管28より熱交換器21に供給してヒートパイプ20の
凝縮部20aでフィン30を冷却する。これにより、ピ
ートパイプ20内の冷熱は下方へ移動して水中に浸漬し
ている蒸発部20bに於いて製氷槽22内部の水から熱
を奪い、蒸発部20bの外表面より氷結して氷23が生
成される。次に、この氷23が規定量まで成長したら、
製氷槽22下部のバルブ31を開いて該製氷槽22内部
の未凝固水24を蓄氷槽25へ排出するとともに、前記
熱交換器21内の冷媒を冷媒排出管29より全て回収す
る。係る状態の後、前記冷媒供給管28に今度は温水を
供給する。これにより、ヒートパイプ20は温熱が蒸発
部20bへ移動され、氷23をその接触面から徐々に融
解して固着力をなくして脱氷し、製氷槽22の底部へ向
けて落下させる。落下された氷23はその衝撃で小さな
氷塊33に砕かれ、前記バルブ31より蓄氷槽25へ排
出される。その後、前記バルブ31を閉じた後、上記一
連のバッチ操作を所要回数に応じて繰り返し行う。これ
により、氷塊33は蓄氷槽25に徐々に貯蔵され、蓄氷
槽25に貯水されている水24と混合して該水24を冷
水化する。冷水化された水24は、冷熱エネルギーを負
荷に供給する。そして、負荷で温められた水24は再び
蓄氷槽25へ戻される。
【0014】図2は、本発明による製氷方法と従来方式
による製氷方法との操作工程の違いを時間経過とともに
示したものである。すなわち、本発明は、例えば24時
間のうち半日間で製氷工程と蓄氷工程とが複数回繰り返
し行われ、残りの半日間に於いて蓄氷槽に貯蔵された氷
塊の解氷工程が実施される様子を示している。これに対
して、従来方式は、半日間を通して継続して製氷工程が
実施された後、残りの半日間で解氷工程が実施される。
従って、このような従来方式では、継続される製氷工程
に於いて生じる既述した製氷能力の低下から、生成され
る製氷量が少なく、解氷工程で得られる冷熱エネルギー
も、本発明のものより低くならざる得ない。
による製氷方法との操作工程の違いを時間経過とともに
示したものである。すなわち、本発明は、例えば24時
間のうち半日間で製氷工程と蓄氷工程とが複数回繰り返
し行われ、残りの半日間に於いて蓄氷槽に貯蔵された氷
塊の解氷工程が実施される様子を示している。これに対
して、従来方式は、半日間を通して継続して製氷工程が
実施された後、残りの半日間で解氷工程が実施される。
従って、このような従来方式では、継続される製氷工程
に於いて生じる既述した製氷能力の低下から、生成され
る製氷量が少なく、解氷工程で得られる冷熱エネルギー
も、本発明のものより低くならざる得ない。
【0015】なお、上記実施例では、脱氷時に熱交換器
に温水を供給する構成としたが、本発明は温水の代わり
に製氷時にヒートパイプの凝縮部より得られる温熱を利
用することもできる。また温水を熱交換器に供給する場
合、冷媒またはブライン中に温水の混入を避けるため、
図3に示すように、熱交換器40は隔壁41によって内
部空間が2室43,44に区画されると共に、ヒートパ
イプ42の凝縮部42aを各室43,44に配置するよ
うに構成して、冷媒またはブライン45と温水46との
通路を完全に分離した構造とすることもできる。
に温水を供給する構成としたが、本発明は温水の代わり
に製氷時にヒートパイプの凝縮部より得られる温熱を利
用することもできる。また温水を熱交換器に供給する場
合、冷媒またはブライン中に温水の混入を避けるため、
図3に示すように、熱交換器40は隔壁41によって内
部空間が2室43,44に区画されると共に、ヒートパ
イプ42の凝縮部42aを各室43,44に配置するよ
うに構成して、冷媒またはブライン45と温水46との
通路を完全に分離した構造とすることもできる。
【0016】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によるヒート
パイプ利用製氷装置及び該装置を用いた製氷方法によれ
ば、ヒートパイプは外表面が常に新鮮な水に浸漬されて
氷結による製氷能の低下を招かないので、例えば従来方
式でこの課題を解決するために多数本のヒートパイプが
利用される場合に較べて、ヒートパイプの必要本数が少
なくて済み、装置のイニシャル・コストが低減する。
パイプ利用製氷装置及び該装置を用いた製氷方法によれ
ば、ヒートパイプは外表面が常に新鮮な水に浸漬されて
氷結による製氷能の低下を招かないので、例えば従来方
式でこの課題を解決するために多数本のヒートパイプが
利用される場合に較べて、ヒートパイプの必要本数が少
なくて済み、装置のイニシャル・コストが低減する。
【0017】また、製氷槽と蓄氷槽とが分かれているた
め、高い氷充填率(IPF)の実現が可能となる。従っ
て、従来方式で同等量の製氷能を有するものを製作した
場合に較べ、全体として設置面積の小さいコンパクトな
装置を構成できるさらに、蓄氷時には小さな氷塊となる
ため、水と氷との接触面積が増えて氷の融解速度も大き
くなるので、急激な負荷変動に対しても追従性に優れた
応答が可能となる。
め、高い氷充填率(IPF)の実現が可能となる。従っ
て、従来方式で同等量の製氷能を有するものを製作した
場合に較べ、全体として設置面積の小さいコンパクトな
装置を構成できるさらに、蓄氷時には小さな氷塊となる
ため、水と氷との接触面積が増えて氷の融解速度も大き
くなるので、急激な負荷変動に対しても追従性に優れた
応答が可能となる。
【図1】本発明の一実施例によるヒートパイプ利用製氷
装置の構成図である。
装置の構成図である。
【図2】本発明の製氷方法を製氷工程に従って従来方式
と比較した比較図である。
と比較した比較図である。
【図3】本発明に適用される熱交換器の変更例を示す構
成図である。
成図である。
【図4】従来のヒートパイプを利用したスタティック型
製氷装置の構成図である。
製氷装置の構成図である。
20,42 ヒートパイプ 21,40 熱交換器 22 製氷槽 23 氷 24 未凝固水 25 蓄氷槽 26 水供給管 27 給水ポンプ 28 冷媒供給管 29 冷媒排出管 30 フィン 31 バルブ 32 オーバフロー管 33 氷塊
Claims (2)
- 【請求項1】 ヒートパイプを利用する製氷装置であっ
て、前記ヒートパイプの凝縮部が配置される熱交換器
と、前記ヒートパイプの蒸発部が配置されるとともに原
水を貯水する製氷槽と、該製氷槽で生成される氷及び未
凝固水を排出する蓄氷槽と、該蓄氷槽から未凝固水を原
水として前記製氷槽へ供給する給水ポンプとからなるヒ
ートパイプ利用製氷装置。 - 【請求項2】 ヒートパイプの凝縮部が配置される熱交
換器と、前記ヒートパイプの蒸発部が配置されるととも
に原水を貯水する製氷槽と、該製氷槽で生成される氷及
び未凝固水を排出する蓄氷槽と、該蓄氷槽から未凝固水
を原水として前記製氷槽へ供給する給水ポンプとからな
る製氷装置を用いた製氷方法であって、前記熱交換器に
冷媒またはブラインを供給し、前記ヒートパイプを冷却
して原水をヒートパイプ外表面に氷結させるとともに、
解氷時に、前記製氷槽のバルブを開いて未凝固水を前記
蓄氷槽へ排水した後、前記冷媒または前記ブラインを回
収して前記熱交換器内に温水を供給し、前記ヒートパイ
プを温熱して生成された氷を脱氷させて前記蓄氷槽へ排
出し、前記バルブを閉じた後前記蓄氷槽の未凝固水を前
記製氷器に供給し、更に前記温水を回収して前記冷媒ま
たはブラインを前記熱交換器に再び供給する一連の工程
を所要回数繰り返し行うことを特徴とするヒートパイプ
利用製氷装置を用いた製氷方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33675992A JPH06159874A (ja) | 1992-11-25 | 1992-11-25 | ヒートパイプ利用製氷装置及び該装置を用いた製氷方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33675992A JPH06159874A (ja) | 1992-11-25 | 1992-11-25 | ヒートパイプ利用製氷装置及び該装置を用いた製氷方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06159874A true JPH06159874A (ja) | 1994-06-07 |
Family
ID=18302451
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33675992A Pending JPH06159874A (ja) | 1992-11-25 | 1992-11-25 | ヒートパイプ利用製氷装置及び該装置を用いた製氷方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06159874A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102353288A (zh) * | 2011-09-20 | 2012-02-15 | 华南理工大学 | 一种热管式蓄冰融冰蓄冷装置及蓄冰蓄冷空调 |
| KR102094664B1 (ko) * | 2018-09-21 | 2020-03-30 | 한국에너지기술연구원 | 진동형 히트 파이프를 이용한 계간 빙축열 장치 |
| CN112129017A (zh) * | 2020-09-10 | 2020-12-25 | 中国科学院广州能源研究所 | 一种直接蒸发旋转式制冰系统 |
-
1992
- 1992-11-25 JP JP33675992A patent/JPH06159874A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102353288A (zh) * | 2011-09-20 | 2012-02-15 | 华南理工大学 | 一种热管式蓄冰融冰蓄冷装置及蓄冰蓄冷空调 |
| KR102094664B1 (ko) * | 2018-09-21 | 2020-03-30 | 한국에너지기술연구원 | 진동형 히트 파이프를 이용한 계간 빙축열 장치 |
| CN112129017A (zh) * | 2020-09-10 | 2020-12-25 | 中国科学院广州能源研究所 | 一种直接蒸发旋转式制冰系统 |
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