JPH06159964A - 熱交換素子 - Google Patents

熱交換素子

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JPH06159964A
JPH06159964A JP4309983A JP30998392A JPH06159964A JP H06159964 A JPH06159964 A JP H06159964A JP 4309983 A JP4309983 A JP 4309983A JP 30998392 A JP30998392 A JP 30998392A JP H06159964 A JPH06159964 A JP H06159964A
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JP
Japan
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heat
heat storage
ethylene
medium
storage material
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JP4309983A
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English (en)
Inventor
Mikio Sei
三喜男 清
Akira Sugawara
亮 菅原
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/14Thermal energy storage

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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 熱媒と蓄熱材の熱交換の速度が速い熱交換素
子を提供することにある。 【構成】 エチレン−α−オレフィン共重合体Aと、こ
のエチレン−α−オレフィン共重合体Aに担持された、
固−液間を可逆的に相転移する有機系蓄熱材を構成材料
とする蓄熱体(15)、及びこの蓄熱体(15)に直接
接触する熱媒の流路(18)を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は相転移に伴う潜熱を利用
した蓄熱体から成る熱交換素子に関する。
【0002】
【従来の技術】大量の熱を蓄えることのできる蓄熱材
を、自動車の加熱装置に用いることが特開昭55−16
4516号公報に開示されている。この装置の概略を図
6に示すと、エンジン(3)、エンジン(3)からの排
熱を蓄熱材で蓄熱する蓄熱器(1)、この蓄熱器(1)
の熱を車内に送風する送風器(6)、及びこれらを結ぶ
熱媒配管(2)から構成されている。図7に蓄熱器
(1)内の構造を示すと、走行中のエンジンの排熱を上
記蓄熱器(1)内の蓄熱体(8)に蓄えておき、蓄えた
熱で車内の急速暖房、及びエンジン(3)を再始動する
際のアイドリング時間の短縮を行うものである。この蓄
熱体(8)は図8に示す如く、大きな熱量を蓄えること
のできる蓄熱材(13)と容器(14)より構成されて
いる。即ち上記蓄熱体(8)は蓄熱材(13)の固相と
液相間の相転移に伴う潜熱を利用したもので、蓄熱材
(13)は相転移により液体となった際の液の流出を防
ぐため樹脂等で構成された容器(14)に納められてい
る。蓄熱体(8)の上記容器(14)は固定板(9)で
蓄熱器(1)のハウジング(10)に固定され、エンジ
ン(3)の排熱媒体である熱媒が入口(11)より入
り、出口(12)より出る間に、熱媒と蓄熱体(8)の
蓄熱材(13)の間で熱交換される。
【0003】しかし、上述の蓄熱体(8)からなる熱交
換素子は、熱媒と蓄熱材(13)が伝熱抵抗を有する容
器(14)を隔てて熱交換が行われるので、熱交換の速
度が遅くなる欠点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の欠点を
解消するためになされたもので、その目的とするところ
は、熱媒と蓄熱材間の熱交換速度が速い熱交換素子を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の熱交換素子は、
エチレン−α−オレフィン共重合体Aと、このエチレン
−α−オレフィン共重合体Aに担持された、固−液間を
可逆的に相転移する有機系蓄熱材を構成材料とする蓄熱
体(15)、及びこの蓄熱体(15)に直接接触する熱
媒の流路(18)を備えることを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明は蓄熱体(15)の樹脂に有機系蓄熱材
が担持されているので流失がない。従って熱媒の流路
(18)に蓄熱体(15)と熱媒を仕切る壁が不要とな
り、熱媒と蓄熱体(15)とは直接接触するので、熱交
換が速くできる。
【0007】以下、本発明を実施例として示した図面を
参照しながら説明する。図1は本発明の一実施例に係
り、熱交換素子を備えた熱交換器を透視した斜視図であ
る。
【0008】図1に示す如く、熱交換素子(17)の蓄
熱体(15)は円柱に賦形されており、この蓄熱体(1
5)の円形の端面に、両端面間にわたって連通する流路
(18)が形成されている。この熱交換素子(17)を
円筒形のハウジング(10)に収めた熱交換器(23)
はハウジング(10)の前後の端面に熱媒の入口(1
1)と出口(12)が設けられている。
【0009】上記蓄熱体(15)は、エチレン−α−オ
レフィン共重合体Aと、このエチレン−α−オレフィン
共重合体Aに担持された有機系蓄熱材を構成材料とす
る。
【0010】上記エチレン−α−オレフィン共重合体A
としては、例えば、α−オレフィンを数モル%程度含有
する、エチレンとα−オレフィンとの共重合体が用いら
れる。α−オレフィンとしては、例えば、プロピレン、
1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、4−メチル
−1−ペンテン、1−オクテン等が挙げられる。上記エ
チレン−α−オレフィン共重合体Aとして、例えば密度
が0.925g/cm 3 未満の樹脂を用いると、上記有
機系蓄熱材を担持するので蓄熱体(15)からの有機系
蓄熱材の染みだしが防止される。このエチレン−α−オ
レフィン共重合体Aの密度は染みだしの点で0.910
g/cm3 以下がより好ましく、特に0.890g/c
3 以下が最適である。
【0011】上記蓄熱体(15)は、蓄熱体(15)の
強度を向上させるために、樹脂として、上記エチレン−
α−オレフィン共重合体Aと共に、中密度ポリエチレ
ン、高密度ポリエチレン、及び上記エチレン−α−オレ
フィン共重合体Aより大きい密度を有するエチレン−α
−オレフィン共重合体Bのうち少なくとも1種以上のエ
チレンポリマーを用いると、蓄熱体(15)の形状保持
力を高めることができる。特に、エチレン−α−オレフ
ィン共重合体Aが密度0.900g/cm3 以下の場合
は、高温になると形状を保持し得ないので強度、及び形
状保持のため、エチレン−α−オレフィン共重合体Bの
添加は効果的である。上記エチレン−α−オレフィン共
重合体Bは上記エチレン−α−オレフィン共重合体Aよ
り大きい密度を有し、密度は0.910g/cm3 以上
が好ましく、特に0.930g/cm3 以上がさらに好
ましい。なお、上記中密度ポリエチレン、及び高密度ポ
リエチレンは、JIS−K−6760で規定されている
ものであって、中密度ポリエチレン、及び高密度ポリエ
チレンは、低密度ポリエチレンに比べて蓄熱体(15)
の強度向上に効果的である。
【0012】上記有機系蓄熱材は固−液間を可逆的に相
転移する性質を有する物質であって、この有機系蓄熱材
はエチレン−α−オレフィン共重合体Aよりも低融点
で、エチレン−α−オレフィン共重合体Aと相溶性を有
するものが望ましく、中密度ポリエチレン、及び高密度
ポリエチレンを用いる場合は中密度ポリエチレン、及び
高密度ポリエチレンとも相溶性を有するものが望まし
い。この有機系蓄熱材としては、特に限定はしないが、
具体的には、パラフィン、パラフィンワックス、イソパ
ラフィン、ポリエチレンワックス等のハイドロカーボ
ン、脂肪酸、及び脂肪酸エステル酸類(以下脂肪酸類と
記す)等が挙げられる。これらは1種のみを用いてもよ
いし、2種以上を併用してもよい。なお、熱交換する媒
体である熱媒が水分を含む場合は、脂肪酸類を劣化させ
るので、ハイドロカーボンの方が好ましい。上記有機系
蓄熱材は、蓄熱の効率を保持する点より、20cal/
g以上の融解熱量を有する結晶性物質であることが望ま
しい。
【0013】上記蓄熱体(15)に直接接する熱媒の流
路(18)は、図1に示した蓄熱体(15)に熱媒が通
過できる貫通孔を形成して熱媒の流路(18)とする形
状に限定されず、例えば、球状、又はペレット状の蓄熱
性を有する粒子を相互に連結し、この連結した粒子間に
空隙を有する集合体を蓄熱体(15)とし、粒子間の空
隙を熱媒の流路(18)としてもよい。
【0014】なお、熱媒は蓄熱体(15)に蓄熱する熱
媒でもよいし、蓄熱体(15)より熱をとる熱媒でもよ
い。従って、本発明の熱交換素子は蓄熱型、放熱型いず
れにも使用可能である。この熱媒としては、例えば、
水、エチレングリコール、プロピレングリコール、及び
これらの水溶液等の各種液体、空気等の各種ガスが挙げ
られる。
【0015】次に、エチレン−α−オレフィン共重合体
A、および強度を向上するための上記エチレンポリマー
から蓄熱体(15)を構成した場合はエチレンポリマー
を含む樹脂総量と、有機系蓄熱材の配合比率は、例えば
樹脂は10〜70重量%、有機系蓄熱材は30〜90重
量%が適当である。上記樹脂の比率が上記範囲を下回る
と有機系蓄熱材が熱媒流路へ流出する恐れがあり、有機
系蓄熱材の比率が上記範囲を下回ると蓄熱量が低下し熱
交換量の減少につながる。さらに、エチレン−α−オレ
フィン共重合体A、上記エチレンポリマー、及び有機系
蓄熱材の配合比率は、例えば、エチレン−α−オレフィ
ン共重合体Aは5〜60重量%、上記エチレンポリマー
は0〜65重量%、有機系蓄熱材は30〜90重量%、
但し樹脂の合計は10〜70重量%が適当である。エチ
レン−α−オレフィン共重合体Aの比率が上記範囲を下
回ると有機系蓄熱材が熱媒の流路(18)へ流出する恐
れがあり、エチレン−α−オレフィン共重合体Aの比率
が上記範囲を越えると蓄熱量が低下する傾向を示す。
【0016】上記エチレン−α−オレフィン共重合体A
に有機系蓄熱材を担持させるには、例えば、前記エチレ
ン−α−オレフィン共重合体Aの融点以上の温度、又ポ
リエチレンを使用する場合は、ポリエチレン、前記エチ
レン−α−オレフィン共重合体Aの融点以上の温度で混
練機等で混練し、この溶融混合物を成形することによっ
て実現できる。上記蓄熱体(15)の成形は、例えば、
押出成形、射出成形等通常のプラスチックの成形方法を
採用できる。熱媒の流路(18)は、熱媒の流路(1
8)を有する蓄熱体(15)を一段成形で形成すること
もできるし、ブロック状に形成した蓄熱体(15)を旋
盤、ボール盤等の後加工によって形成してもよい。上記
蓄熱体(15)には、樹脂、及び有機系蓄熱材の他に必
要に応じて、各種無機のフィラー、難燃剤、酸化防止剤
等を添加し、分散させてもよい。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例と比較例を挙げる。
【0018】実施例1 密度が0.925g/cm3 以下のエチレン−α−オレ
フィン共重合体Aとして、タフマーP0680(商標、
三井石油化学株式会社製、α−オレフィンはプロピレ
ン、密度0.87g/cm3 )、高密度ポリエチレンと
して、S6006M(商標、昭和電工株式会社製、密度
0.957g/cm3 )、有機系蓄熱材として、結晶性
アルキルハイドロカーボンであるHNP−9(商標、日
本精蝋株式会社製、Cn 2n2 ,平均n=36、融点
78℃、融解熱量50kcal/kg)を用いた。な
お、密度はJIS−K−6760に基づき測定した。
【0019】上記エチレン−α−オレフィン共重合体A
を20重量部(以下部と記す)、高密度ポリエチレンを
10部、HNP−9を70部の比率で配合して成形材料
とした。この成形材料を2軸式混練押出機に供給し、1
50℃に加熱しながら混練した溶融物を冷却し、半径1
00mm、長さ150mmの図1、図2に示した円柱状
の蓄熱体(15)を得た。この蓄熱体(15)は示差走
査熱量計(DSC)で測定し、潜熱量が保持されている
ことを確認した。
【0020】上述の得られた蓄熱体(15)に熱媒の流
路(18)として半径6mmの貫通孔を91本設け、熱
交換素子(17)とした。この熱交換素子(17)を内
径100mm、長さ200mmのアルミ製の円筒形のハ
ウジング(10)に入れた。この円筒形のハウジング
(10)は、熱交換素子(17)の前後端面に熱媒の入
口(11)と出口(12)を設けて構成されている。こ
のハウジング(10)の外側には、断熱材としてグラス
ウール(19)が10mm巻かれている。これを、熱交
換器とした。
【0021】実施例2 密度が0.925g/cm3 以下のエチレン−α−オレ
フィン共重合体Aとして、EUL130(商標、住友化
学工業株式会社製、α−オレフィンはブテン−1、密度
0.89g/cm3 )、有機系蓄熱材として、結晶性ア
ルキルハイドロカーボンであるHNP−9を用いた。
【0022】上記エチレン−α−オレフィン共重合体A
を30部、HNP−9を70部の比率で配合して成形材
料とした。この成形材料を2軸式混練押出機(栗本鉄工
所製、KRC−S1)に供給し、150℃に加熱しなが
ら混練した溶融物を冷却し、半径100mm、長さ15
0mmの円柱状の蓄熱体(15)を得た。この蓄熱体
(15)は示差走査熱量計(DSC)で測定し、潜熱量
が保持されていることを確認した。
【0023】この蓄熱体(15)を実施例1と同様に加
工し、熱交換素子(17)を得、この熱交換素子(1
7)を実施例1と同様の円筒形のハウジング(10)に
入れ、熱交換器とした。
【0024】実施例3 エチレン−α−オレフィン共重合体として、F15(商
標、東ソー株式会社製、α−オレフィンはブテン−1、
密度0.925g/cm3 )、有機系蓄熱材として、結
晶性アルキルハイドロカーボンであるHNP−9を用い
た。
【0025】上記エチレン−α−オレフィン共重合体を
30部、HNP−9を70部の比率で配合して成形材料
とした。この成形材料を2軸式混練押出機(栗本鉄工所
製、KRC−S1)に供給し、150℃に加熱しながら
混練した溶融物を冷却し、半径100mm、長さ150
mmの円柱状の蓄熱体(15)を得た。この蓄熱体(1
5)は示差走査熱量計(DSC)で測定し、潜熱量が保
持されていることを確認した。
【0026】この蓄熱体(15)を実施例1と同様に加
工し、熱交換素子(17)を得、この熱交換素子(1
7)を実施例1と同様の円筒形のハウジング(10)に
入れ、熱交換器とした。
【0027】比較例1 図3に示す如く、蓄熱材(20)としてHNP−9を厚
み1mmのポリプロピレン製の容器(21)に充填し、
熱交換素子とした。上記ポリプロピレン製の容器(2
1)は10mm×95mm×150mmを1個、10m
m×85mm×150mmを2個、10mm×70mm
×150mmを2個、10mm×40mm×150mm
を2個作製し、指示板で円筒型のハウジング(10)に
固定した。この円筒型のハウジング(10)の間の空間
(22)を熱媒の流路とした。このハウジング(10)
の外側は、断熱材としてグラスウール(19)が10m
m巻かれている。これを熱交換器とした。
【0028】比較例2 図4に示す如く、蓄熱材(20)として水酸化バリウム
(Ba(OH)2 ・8H2 O、融点78℃、融解熱量6
0kcal/kg)を厚み1mmのポリプロピレン製容
器(21)に充填し、平板状の蓄熱体を作製した。上記
ポリプロピレン製の容器(21)は10mm×95mm
×150mmを1個、10mm×85mm×150mm
を2個、10mm×65mm×150mmを2個作製
し、指示板で円筒型のハウジング(10)に固定した。
この円筒型のハウジング(10)の間の空間(22)を
熱媒の流路とした。このハウジング(10)の外側に
は、断熱材としてグラスウール(19)が10mm巻か
れている。これを熱交換器とした。
【0029】得られた実施例1、2、及び比較例1、2
の熱交換器(23)に水を熱媒とした場合の放熱量を測
定した。熱交換器に90℃の水を5リットル/minの
割合で2時間流した後、20℃の水を5リットル/mi
nの割合で流して熱を取り出した。放熱量は下式により
求めた。 ・放熱量=(出口の熱媒の温度−入口の熱媒の温度)×
熱媒の流量 結果は図5のとおり実施例1及び2は蓄熱体(15)に
直接熱媒が接しているので、熱交換の速度が速かった。
【0030】得られた実施例1、2、及び3の染みだし
率を次の条件で求めた。熱交換器に90℃の熱媒を5リ
ットル/minの割合で2時間蓄熱した。次に20℃の
熱媒を5リットル/minの割合で30分間流し、30
分放熱する寒熱サイクルを50回行った。熱媒として
は、水、エチレングリコール、プロピレングリコールを
用いた。試験後、熱交換素子(17)を取り出し、熱媒
を除去し、熱交換素子(17)の減少した重量から染み
だし率を計算した。 ・染みだし率(%)=(熱交換素子の重量減少量/初期
の熱交換素子の重量)×100 結果は表1のとおり、実施例1、2は染みだしがなかっ
た。
【0031】
【表1】
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、熱媒の流路(18)に
蓄熱体(15)と熱媒を仕切る壁が不要となり、熱媒と
蓄熱体(15)が直接接触するので、熱交換の速度が速
い熱交換素子が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る熱交換器を透視した斜視
図である。
【図2】本発明の実施例に係る熱交換器の断面図であ
る。
【図3】従来の熱交換器の断面図である。
【図4】従来の熱交換器の断面図である。
【図5】本発明の実施例及び比較例に係る熱交換素子の
放熱量の測定結果を示す。
【図6】従来例の自動車用暖房装置の全体を示すブロッ
クである。
【図7】従来例の蓄熱器の説明図である。
【図8】従来例の蓄熱体の説明図である。
【符号の説明】
10 ハウジング 11 入口 12 出口 15 蓄熱体 17 熱交換素子 18 流路 19 グラスウール 20 蓄熱材 21 容器 22 空間 23 熱交換器
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年4月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】上記有機系蓄熱材は固−液間を可逆的に相
転移する性質を有する物質であって、エチレン−α−オ
レフィン共重合体Aと相溶性を有するものが望ましく、
中密度ポリエチレン、及び高密度ポリエチレンを用いる
場合は中密度ポリエチレン、及び高密度ポリエチレンと
も相溶性を有するものが望ましい。この有機系蓄熱材は
樹脂として、エチレン−α−オレフィン共重合体Aのみ
を用いる場合は、エチレン−α−オレフィン共重合体A
よりも低融点であり、上記複数の樹脂を用いる場合は、
エチレン−α−オレフィン共重合体A、エチレン−α−
オレフィン共重合体B、中密度ポリエチレン、及び高密
度ポリエチレンのうち少なくとも1種より低融点である
ことが望ましい。この有機系蓄熱材としては、特に限定
はしないが、具体的には、パラフィン、パラフィンワッ
クス、イソパラフィン、ポリエチレンワックス等のハイ
ドロカーボン、脂肪酸、及び脂肪酸エステル酸類(以下
脂肪酸類と記す)等が挙げられる。これらは1種のみを
用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。なお、熱
交換する媒体である熱媒が水分を含む場合は、脂肪酸類
を劣化させるので、ハイドロカーボンの方が好ましい。
上記有機系蓄熱材は、蓄熱の効率を保持する点より、2
0cal/g以上の融解熱量を有する結晶性物質である
ことが望ましい。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】次に、エチレン−α−オレフィン共重合体
A、および強度を向上するための上記エチレンポリマー
から蓄熱体(15)を構成した場合はエチレンポリマー
を含む樹脂総量と、有機系蓄熱材の配合比率は、例えば
樹脂は10〜70重量%、有機系蓄熱材は30〜90重
量%が適当である。上記樹脂の比率が上記範囲を下回る
と有機系蓄熱材が熱媒流路へ流出する恐れがあり、有機
系蓄熱材の比率が上記範囲を下回ると蓄熱量が低下し熱
交換量の減少につながる。さらに、エチレン−α−オレ
フィン共重合体A、上記エチレンポリマー、及び有機系
蓄熱材の配合比率は、例えば、エチレン−α−オレフィ
ン共重合体Aは5〜60重量%、上記エチレンポリマー
は0〜65重量%、有機系蓄熱材は30〜90重量%、
但し樹脂の合計は10〜70重量%が適当である。この
樹脂の合計の比率が上記範囲を下回ると有機系蓄熱材が
熱媒の流路(18)へ流出する恐れがあり、上記樹脂の
合計の比率が上記範囲を越えると蓄熱量が低下する傾向
を示す。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】比較例1 図3に示す如く、蓄熱材(20)としてHNP−9を厚
み1mmのポリプロピレン製の容器(21)に充填し、
熱交換素子とした。上記ポリプロピレン製の容器(2
1)は10mm×95mm×150mmを1個、10m
m×85mm×150mmを2個、10mm×70mm
×150mmを2個、10mm×40mm×150mm
を2個作製し、支持板で円筒型のハウジング(10)に
固定した。この円筒型のハウジング(10)の間の空間
(22)を熱媒の流路とした。このハウジング(10)
の外側は、断熱材としてグラスウール(19)が10m
m巻かれている。これを熱交換器とした。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】比較例2 図4に示す如く、蓄熱材(20)として水酸化バリウム
(Ba(OH)2 ・8H2 O、融点78℃、融解熱量6
0kcal/kg)を厚み1mmのポリプロピレン製容
器(21)に充填し、平板状の蓄熱体を作製した。上記
ポリプロピレン製の容器(21)は10mm×95mm
×150mmを1個、10mm×85mm×150mm
を2個、10mm×65mm×150mmを2個作製
し、支持板で円筒型のハウジング(10)に固定した。
この円筒型のハウジング(10)の間の空間(22)を
熱媒の流路とした。このハウジング(10)の外側に
は、断熱材としてグラスウール(19)が10mm巻か
れている。これを熱交換器とした。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エチレン−α−オレフィン共重合体A
    と、このエチレン−α−オレフィン共重合体Aに担持さ
    れた、固−液間を可逆的に相転移する有機系蓄熱材を構
    成材料とする蓄熱体(15)、及びこの蓄熱体(15)
    に直接接触する熱媒の流路(18)を備えることを特徴
    とする熱交換素子。
  2. 【請求項2】 上記エチレン−α−オレフィン共重合体
    の密度が0.925g/cm3 未満であることを特徴と
    する請求項1の熱交換素子。
  3. 【請求項3】 上記蓄熱体(15)が、さらに中密度ポ
    リエチレン、高密度ポリエチレン、及び上記エチレン−
    α−オレフィン共重合体Aより大きい密度を有するエチ
    レン−α−オレフィン共重合体Bのうち少なくとも1種
    以上のエチレンポリマーを構成材料とすることを特徴と
    する請求項1又は2の熱交換素子。
  4. 【請求項4】 上記有機系蓄熱材が結晶性アルキルハイ
    ドロカーボン、結晶性脂肪酸、及び結晶性脂肪酸エステ
    ルから選ばれる少なくとも1つであることを特徴とする
    請求項1乃至3いずれかの熱交換素子。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102425969A (zh) * 2011-11-14 2012-04-25 武汉理工大学 一种铸造成型蓄热体
KR20150013395A (ko) * 2012-11-30 2015-02-05 주식회사 유영정공 공랭식 열교환기용 팬링의 제조 방법
CN105318757A (zh) * 2014-06-27 2016-02-10 武汉理工大学 一种无金属换热管道的混凝土蓄热器及混凝土蓄热块的制备方法
JP2018155452A (ja) * 2017-03-17 2018-10-04 ダイキン工業株式会社 冷凍装置

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