JPH06160U - 移動棚における転倒防止装置 - Google Patents

移動棚における転倒防止装置

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JPH06160U
JPH06160U JP4875992U JP4875992U JPH06160U JP H06160 U JPH06160 U JP H06160U JP 4875992 U JP4875992 U JP 4875992U JP 4875992 U JP4875992 U JP 4875992U JP H06160 U JPH06160 U JP H06160U
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訓啓 塩川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 転倒防止部材の変形及び破損を防止して、移
動棚を安全かつ円滑に操作すること。 【構成】 移動棚3の転倒時には、案内レール9内に嵌
挿され、案内レール9の下片8上面に当接して回転する
垂直ローラー14と、案内レール9の下片8下面に当接し
て回転する垂直ローラー23により案内レール9が挟持さ
れるため、各ローラー14,23と案内レール9の円滑な当
接及び移動棚3の円滑な摺動が可能になる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、移動棚における転倒防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、移動棚における転倒防止装置としては、実公昭53-35138号公報、実公平 2-27793号公報に記載のものが知られている。 前者公報には、水平回転軸に軸支された垂直ローラーを取り付けた支持板と、 当接板が固接された支持板からなる2種類の転倒防止部材を移動棚の天板に上向 きに取り付けて、これら転倒防止部材を移動棚上方に移動方向に沿って水平に架 設された断面チャンネル形の案内レール内に嵌挿させて、移動棚の転倒時、水平 回転軸と支持板上部が、また逆方向の転倒時には、当接板下面と垂直ローラーが 、それぞれ案内レールの内周面に当接し、それによって生じる摩擦力により移動 棚の転倒を防止したものが、記載されている。
【0003】 また、後者公報には、移動棚上方を移動方向に沿って水平に架設されたパイプ レールを、移動棚の天板に固接されたブラケットの立上り板で円周方向に囲繞す ると共に、パイプレール横部材及びローラーで挟むようにして、移動棚の転倒時 、前記パイプレール横部材の下面とパイプレール上面並びにローラー上面とパイ プレール下面がそれぞれ当接し、それによって生じる摩擦力により移動棚の転倒 を防止したものが、記載されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の技術における両公報記載のものにあっては、移動棚 の転倒時、案内レール又はパイプレールに当接する転倒防止部材の一方は水平回 転軸、ローラー等回転部材であるのに対し、他方は支持板、当接板、パイプレー ル横部材等滑動機能が劣る板状部材である為、これら部材の前記各レールへの当 接時には過大な摩擦力が生じる虞があり、特に、これら部材を前記各レールに当 接したまま移動棚を摺動させた場合には、摩擦力はより一層強いものとなる。
【0005】 このことは、前記各部材と前記各レールの円滑な当接及び移動棚の円滑な摺動 を損ない、板状部材である支持板、当接板あるいはパイプレール横部材と移動棚 の天板の固着部及び回転部材である案内レール又はパイプレールに過大な力を与 えることとなって、これら部材に変形並びに破損を生じさせるという問題点があ った。
【0006】 本考案は、上記のような問題に着目してなされたものであって、転倒防止部材 の変形及び破損を防止して、移動棚を安全かつ円滑に操作することを課題とする 。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本考案の移動棚の転倒防止装置では、床面に敷設した レール上を走行自在とした多数の移動棚の上方に下向き開口した断面チャンネル 形状の案内レールを水平に架設するとともに、各移動棚の上面に取付金具を固着 し、該取付金具に前記案内レール内に嵌挿され、前記案内レールの下片上面に当 接して回転する垂直ローラーと、前記案内レールの下片下面に当接して回転する 垂直ローラーとを、それぞれ軸支したことを特徴とする。
【0008】
【作用】
本考案によれば、移動棚の転倒時には、案内レール内に嵌挿され、案内レール の下片上面に当接して回転する垂直ローラーと、案内レールの下片下面に当接し て回転する垂直ローラーにより案内レールが挟持されるため、各ローラーと案内 レールの円滑な当接及び移動棚の円滑な摺動が可能になる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1に示すように、床面(1)にはレール(2)が敷設されており、このレール( 2)上には、レール(2)に直交する棚収納面(図示せず)を対向させた複数の移 動棚(3)が、走行車輪(4)により走行自在に設けられている。移動棚(3)の一端 には固定棚(5)が配置されている。
【0010】 固定棚(5)の上面(6)には、図2に示すように、下向きに開口した取付金具( 7)が固着されており、この取付金具(7)の内面には、下片(8)を有する下向き に開口した断面チャンネル形状の案内レール(9)が当設されている。案内レール (9)は、その一端を固定壁(10)に取付け、移動棚(3)の上方に水平に架設されて いる。
【0011】 移動棚(3)の上面(11)には、前記した取付金具(7)よりやや大きい下向きに開 口した取付金具(12)が固着されており、この取付金具(12)内に案内レール(9)が 貫通している。
【0012】 取付金具(12)には、図3に示すように、2個の垂直ローラーユニット(13),(1 3)が取付けられている。垂直ローラーユニット(13)には、一対の垂直ローラー(1 4),(14)が2組、案内レール(9)内に嵌挿され、案内レール(9)の下片(8)上面 に当接して回転するように、取付金具(12)の上方に設けられている(図6参照) 。
【0013】 一対の垂直ローラー(14),(14)は、軸(15)を介してブラケット(16)に回転自在 に取付けられてる。ブラケット(16)は断面U形状を成しており、その中央には水 平軸(17)が固着され、水平軸(17)には垂直軸(18)が取付けられている。垂直軸(1 8)には筒状部材(19)が設けられている。垂直軸(18)の下端には、水平に支持ブロ ック(20)が取付金具(12)内で支架されており、この支持ブロック(20)を取付金具 (12)の側面に穿設された長孔(21)よりボルト(22)で締結することにより、垂直ロ ーラーユニット(13)は取付金具(12)内に取付けられる。なお、ボルト(22)の位置 を長孔(21)内で調整することで、垂直ローラーユニット(13)の取付金具(12)に対 する位置が微調整される。
【0014】 取付金具(12)の下方両端には、垂直ローラー(14)より幅広の垂直ローラー(23) が回転自在に支持軸(24)に軸支され、案内レール(9)の下片(8)の上面に当接し て回転するように設けられている(図6参照)。なお、(25)は支持軸(24)の抜け 止めピン、(26)は支持ブロック(20)のボルト孔である。
【0015】 以上の説明から明らかなように、垂直ローラー(14)、(23)は、移動棚(3)の転 倒防止部材として機能する。
【0016】 次に、作用について説明する。 平常時には、走行車輪(4)がレール(2)に案内されて移動棚(3)は摺動する。 その際、取付金具(12)に軸支された垂直ローラー(14)は、案内レール(9)内に嵌 挿され、案内レール(9)の下片(8)上面に当接して回転し、また、取付金具(12) に軸支された垂直ローラー(23)は、案内レール(2)の下片(8)下面に当接して回 転しているので、移動棚(3)の摺動が円滑に行われる。
【0017】 次に、移動棚(3)が摺動している時に、例えば、地震による震動を受けて、移 動棚(3)が転倒しようとする時には、案内レール(9)内に嵌挿され、案内レール (9)の下片(8)上面に当接して回転する垂直ローラー(14)と、案内レール(9)の 下片(8)下面に当接して回転する垂直ローラー(23)により案内レール(9)が挟持 される。
【0018】 すなわち、図6において、移動棚(3)がX方向に転倒しようとする時には、左 側の垂直ローラーユニット(13)の垂直ローラー(14)が案内レール(9)の下片(8) 上面に当接し、右側の垂直ローラーユニット(13)の垂直ローラー(23)が案内レー ル(9)の下片(8)下面に当接して、この当接箇所において、移動棚(3)をX方向 に転倒しようとする回転力に抗する摩擦力が発生して、移動棚(3)の転倒が防止 される。
【0019】 また、X方向と逆方向に移動棚(3)が転倒しようとする時には、右側の垂直ロ ーラーユニット(13)の垂直ローラー(14)が案内レール(9)の下片(8)上面に当接 し、左側の垂直ローラーユニット(13)の垂直ローラー(23)が案内レール(9)の下 片(8)下面に当接して、この当接箇所において、前述の場合と同様に、摩擦力が 発生して、移動棚(3)の転倒が防止される。
【0020】 その際、案内レール(9)に当接する部材は垂直ローラー(14),(23)のみである ため、当接箇所においては、過大な摩擦力が生じないので、垂直ローラーユニッ ト(13)と取付金具(12)の固着部、すなわち支持ブロック(20)のボルト(22)連結部 及び案内レール(9)に不自然な負担を与えず、垂直ローラーユニット(13)、延い ては各ローラー(14),(23)と案内レール(9)の変形及び破損が防止され、各ロー ラー(14),(23)と案内レール(9)の当接が円滑に行われる。
【0021】 また、この当接のまま移動棚(3)を摺動させたとしても、上述した如く、当接 箇所には過大な摩擦力が生じないので、その摺動は円滑に行われ、安全かつ円滑 な移動棚(3)の操作が可能となる。
【0022】 以上、実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成は実施例に限られる ものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加等があっても 本考案に含まれる。
【0023】 例えば、実施例では、案内レール(9)の下片(8)上面に当接して回転する垂直 ローラーを一対2組のものを用いたが、垂直ローラー(23)と同様、1個の幅広の ものを用いるようにしても良い。
【0024】
【考案の効果】
以上説明してきたように本考案にあっては、次に記載する効果が得られる。 (1) 移動棚の転倒時には、案内レール内に嵌挿され、案内レールの下片上面 に当接して回転する垂直ローラーと、案内レールの下片下面に当接して回転する 垂直ローラーにより案内レールが挟持されるため、当接箇所においては、過大な 摩擦力が生じないので、垂直ローラーと案内レールの変形及び破損が防止され、 垂直ローラーと案内レールの当接が円滑に行われる。
【0025】 (2) 垂直ローラーと案内レールを当接したまま移動棚を摺動させたとしても 、その当接箇所では過大な摩擦力が生じないので、その摺動は円滑に行われ、安 全かつ円滑な移動棚の操作が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案実施例を適用した移動棚の正面図であ
る。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】本考案実施例の移動棚の取付金具に、垂直ロー
ラーを軸支した状態を示す一部破断正面図である。
【図4】図3のB−B断面図である。
【図5】本考案実施例の垂直ローラーを軸支した移動棚
の取付金具の側面図である。
【図6】本考案実施例の移動棚の取付金具に軸支された
垂直ローラーを、案内レールに当接した状態の一部破断
正面図である。
【図7】図6のC−C断面図である。
【符号の説明】
(1)床面 (2)レー
ル (3)移動棚 (4)走行
車輪 (5)固定棚 (6)固定
棚上面 (7)取付金具 (8)案内
レール下片 (9)案内レール (10)固定
壁 (11)移動棚上面 (12)取付
金具 (13)垂直ローラーユニット (14)垂直
ローラー (15)軸 (16)ブラ
ケット (17)水平軸 (18)垂直
軸 (19)筒状部材 (20)支持
ブロック (21)長孔 (22)ボル
ト (23)垂直ローラー (24)支持
軸 (25)抜け止めピン (26)ボル
ト孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床面に敷設したレール上を走行自在とし
    た多数の移動棚の上方に下向き開口した断面チャンネル
    形状の案内レールを水平に架設するとともに、各移動棚
    の上面に取付金具を固着し、該取付金具に、前記案内レ
    ール内に嵌挿され前記案内レールの下片上面に当接して
    回転する垂直ローラーと、前記案内レールの下片下面に
    当接して回転する垂直ローラーとを、それぞれ軸支した
    ことを特徴とする移動棚の転倒防止装置。
JP4875992U 1992-06-19 1992-06-19 移動棚における転倒防止装置 Expired - Lifetime JPH0711641Y2 (ja)

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JPH06160U true JPH06160U (ja) 1994-01-11
JPH0711641Y2 JPH0711641Y2 (ja) 1995-03-22

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