JPH0616102B2 - コンクリ−ト等の壁体内部に存在するγ線放出核種の深さ方向の分布を測定する方法及び装置 - Google Patents
コンクリ−ト等の壁体内部に存在するγ線放出核種の深さ方向の分布を測定する方法及び装置Info
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- JPH0616102B2 JPH0616102B2 JP12483986A JP12483986A JPH0616102B2 JP H0616102 B2 JPH0616102 B2 JP H0616102B2 JP 12483986 A JP12483986 A JP 12483986A JP 12483986 A JP12483986 A JP 12483986A JP H0616102 B2 JPH0616102 B2 JP H0616102B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、原子力施設等におけるコンクリート等の内部
に存在するγ線放出核種の深さ方向の分布を測定する方
法及び装置に関する。
に存在するγ線放出核種の深さ方向の分布を測定する方
法及び装置に関する。
原子炉等の原子力施設を解体する場合に、コンクリート
中の、γ線放出核種のような放射性核種の存在量、分布
を解体前に調査しておくことは解体作業時の被爆低減の
ために重要なことである。その推定方法としては、従
来、大型計算機を駆使して大規模な計算を行ったり、或
いは計算精度の確認のため実際に現場でコンクリート型
のコアボーリングを実施し、サンプルを採取して測定を
行っていた。
中の、γ線放出核種のような放射性核種の存在量、分布
を解体前に調査しておくことは解体作業時の被爆低減の
ために重要なことである。その推定方法としては、従
来、大型計算機を駆使して大規模な計算を行ったり、或
いは計算精度の確認のため実際に現場でコンクリート型
のコアボーリングを実施し、サンプルを採取して測定を
行っていた。
しかしながら、大型計算機を用いた大規模な計算による
方法は費用がかかり、その精度も明確でない。また、コ
アボーリングしてサンプルを一個一個測定する方法は、
精度は高いが何ヶ所もコアボーリング行うため長時間を
要していまう欠点がある。
方法は費用がかかり、その精度も明確でない。また、コ
アボーリングしてサンプルを一個一個測定する方法は、
精度は高いが何ヶ所もコアボーリング行うため長時間を
要していまう欠点がある。
本発明は上記問題点を解決するためのものであって、簡
便で且つ精度よくコンクリート等壁体内部のγ線放出核
種の深さ方向の分布を測定することができる方法及び装
置を提供することを目的とする。
便で且つ精度よくコンクリート等壁体内部のγ線放出核
種の深さ方向の分布を測定することができる方法及び装
置を提供することを目的とする。
そのために、本発明のコンクリート等の壁体内部に存在
するγ線放出核種の深さ方向の分布を測定する方法及び
装置は、内部にγ線放出核種が存在する壁体の表面から
の距離を変えて、ある1つの核種に注目してn回放射線
測定し、そのときのn個の測定値C1、C2……Cnか
ら、壁体深さ方向のγ線放出核種の存在量N1、N2…
…Nnを、 但し ε:あるγ線放出核種のγ線エネルギーに対する検出器
の検出効率 λ:そのγ線放出核種のγ線エネルギーに対する壁体の
線減衰係数 tn:壁体中の透過距離 Bn:透過距離tnの壁体に体するビルドアップ係数 rn:壁体から検出器までの距離 の多元連立一次方程式から求めること、及び放射線測定
器と、放射線測定器を、内部にγ線放出核種が存在する
壁体の表面に対して垂直方向に移動させる測定器駆動装
置と、壁体表面との距離がそれぞれ異なる測定位置で得
られた核測定値が入力される演算装置とを備え、前記演
算装置は、各測定値と壁体深さ方向に分布するγ線放出
核種の存在量との間の多元連立一次方程式を解くことに
より壁体深さ方向に分布するγ線放出核種の存在量を算
出することを特徴とする。
するγ線放出核種の深さ方向の分布を測定する方法及び
装置は、内部にγ線放出核種が存在する壁体の表面から
の距離を変えて、ある1つの核種に注目してn回放射線
測定し、そのときのn個の測定値C1、C2……Cnか
ら、壁体深さ方向のγ線放出核種の存在量N1、N2…
…Nnを、 但し ε:あるγ線放出核種のγ線エネルギーに対する検出器
の検出効率 λ:そのγ線放出核種のγ線エネルギーに対する壁体の
線減衰係数 tn:壁体中の透過距離 Bn:透過距離tnの壁体に体するビルドアップ係数 rn:壁体から検出器までの距離 の多元連立一次方程式から求めること、及び放射線測定
器と、放射線測定器を、内部にγ線放出核種が存在する
壁体の表面に対して垂直方向に移動させる測定器駆動装
置と、壁体表面との距離がそれぞれ異なる測定位置で得
られた核測定値が入力される演算装置とを備え、前記演
算装置は、各測定値と壁体深さ方向に分布するγ線放出
核種の存在量との間の多元連立一次方程式を解くことに
より壁体深さ方向に分布するγ線放出核種の存在量を算
出することを特徴とする。
本発明のコンクリート等の壁体内部に存在するγ線放出
核種の深さ方向の分布を測定する方法及び装置は、γ線
を放出する核種だけに注目し、コンクリート等の壁体外
部から、壁体表面との距離を変えて複数回放射線を測定
し、各測定値と壁体深さ方向に分布するγ線放出核種の
存在量との間に成立する多元連立一次方程式を解くこと
により壁体深さ方向に分布するγ線放出核種の存在量を
極めて容易に、且つ精度良くもとめることができる。
核種の深さ方向の分布を測定する方法及び装置は、γ線
を放出する核種だけに注目し、コンクリート等の壁体外
部から、壁体表面との距離を変えて複数回放射線を測定
し、各測定値と壁体深さ方向に分布するγ線放出核種の
存在量との間に成立する多元連立一次方程式を解くこと
により壁体深さ方向に分布するγ線放出核種の存在量を
極めて容易に、且つ精度良くもとめることができる。
以下、図面を参照しつつ実施例を説明する。
第1図は本発明によるγ線放出核種の存在量の測定原理
を説明するための図で、図中、1は測定器、2は遮蔽
体、3はコンクリート表面、4は測定対象領域である。
を説明するための図で、図中、1は測定器、2は遮蔽
体、3はコンクリート表面、4は測定対象領域である。
図において、測定対象以外からのγ線を遮蔽するために
周囲に充分な遮蔽体2を備えたγ線測定器1、例えばG
e検出器をコンクリート表面3から距離riだけ離して
測定する。コンクリート中に存在するγ線放出核種(例
えば60C0)は、どの部分にもまなく存在しているが、
コンクリートの深さ方向に、有限の体積を持ったメッシ
ュに分割したとき、メッシュの中心位置t1、t2…t
nにかたまって存在しているものとする。いま、60C0
の位置t1にある量をN1、位置t2にある量をN2、……
位置tnにある量をNnとすると、コンクリート表面か
らriだけ離れた位置での測定値Ciは次式のように表
わせる。
周囲に充分な遮蔽体2を備えたγ線測定器1、例えばG
e検出器をコンクリート表面3から距離riだけ離して
測定する。コンクリート中に存在するγ線放出核種(例
えば60C0)は、どの部分にもまなく存在しているが、
コンクリートの深さ方向に、有限の体積を持ったメッシ
ュに分割したとき、メッシュの中心位置t1、t2…t
nにかたまって存在しているものとする。いま、60C0
の位置t1にある量をN1、位置t2にある量をN2、……
位置tnにある量をNnとすると、コンクリート表面か
らriだけ離れた位置での測定値Ciは次式のように表
わせる。
ここで、 ε:60C0のγ線エネルギーに対する検出器の検出効率 λ:60C0のγ線エネルギーに対するコンクリートの線
減衰係数 Bn:透過距離tnのコンクリートに対するビルドアッ
プ係数 同様な測定をコンクリート表面3からの距離riを変え
てn回行えば測定値Ciもn個求まる。この測定値 と60C0の量 との関係は、行列表現で表すのと次式のようになる。
減衰係数 Bn:透過距離tnのコンクリートに対するビルドアッ
プ係数 同様な測定をコンクリート表面3からの距離riを変え
てn回行えば測定値Ciもn個求まる。この測定値 と60C0の量 との関係は、行列表現で表すのと次式のようになる。
ここで行列Rは、 である。したがってあらかじめ行列Rを求めておけば測
定値 から60C0の量 が求まる。
定値 から60C0の量 が求まる。
第2図は第1図で示した測定原理に基づく測定装置の一
実施例を示す図で、第1図と同一参照番号は同一内容を
示しており、5は測定器駆動装置、6は演算装置であ
る。
実施例を示す図で、第1図と同一参照番号は同一内容を
示しており、5は測定器駆動装置、6は演算装置であ
る。
図において、測定器駆動装置5により、測定器1の位置
を移動し、コンクリート表面3からの距離riを変えて
n回測定値を行い、そのときのn個の測定値Ciをミニ
コン等の演算装置6に入力する。演算装置6には前述し
た行列Rが記憶されており、n個の測定値Ciから、前
述した多元連立一次方程式を解くことによりコンクリー
ト深さ方向各位置における60C0の量を算出する。
を移動し、コンクリート表面3からの距離riを変えて
n回測定値を行い、そのときのn個の測定値Ciをミニ
コン等の演算装置6に入力する。演算装置6には前述し
た行列Rが記憶されており、n個の測定値Ciから、前
述した多元連立一次方程式を解くことによりコンクリー
ト深さ方向各位置における60C0の量を算出する。
以上のように本発明によれば、大型計算機を用いた大規
模な計算によらず、また、コアボーリングもせずに、簡
便で且つ精度よくコンクリート内のγ線放出核種の深さ
方向の分布を測定することができる。
模な計算によらず、また、コアボーリングもせずに、簡
便で且つ精度よくコンクリート内のγ線放出核種の深さ
方向の分布を測定することができる。
第1図は本発明によるコンクリート内のγ線放出核種の
存在量の測定原理を説明するための図、第2図は第1図
で示した測定原理に基づく測定装置の一実施例を示す図
である。 1……測定器、2……遮蔽体、3……コンクリート表
面、4……測定対象領域、5……測定器駆動装置、6…
…演算装置
存在量の測定原理を説明するための図、第2図は第1図
で示した測定原理に基づく測定装置の一実施例を示す図
である。 1……測定器、2……遮蔽体、3……コンクリート表
面、4……測定対象領域、5……測定器駆動装置、6…
…演算装置
Claims (3)
- 【請求項1】内部にγ線放出核種が存在する壁体の表面
からの距離を変えて、ある1つの核種に注目してn回放
射線測定し、そのときのn個の測定値C1、C2……C
nから、壁体深さ方向のそのγ線放出核種の存在量
N1、N2……Nnを、 但し ε:あるγ線放出核種のγ線エネルギーに対する検出器
の検出効率 λ:そのγ線放出核種のγ線エネルギーに対する壁体の
線減衰係数 tn:壁体中の透過距離 Bn:透過距離tnの壁体に体するビルドアップ係数 rn:壁体から検出器までの距離 の多元連立一次方程式から求めることを特徴とするコン
クリート等の壁体内部に存在するγ線放出核種の深さ方
向の分布を測定する方法。 - 【請求項2】放射線測定器と、放射線測定器を内部にγ
線放出核種が存在する壁体の表面に対して垂直方向に移
動させる測定器駆動装置と、壁体表面との距離がそれぞ
れ異なる測定位置で得られた各測定値が入力される演算
装置とを備え、前記演算装置は、各測定値と壁体深さ方
向に分布するγ線放出核種の存在量との間の多元連立一
次方程式を解くことにより壁体深さ方向に分布するγ線
放出核種の存在量を算出することを特徴とするコンクリ
ート等の壁体内部に存在するγ線放出核種の深さ方向の
分布を測定する装置。 - 【請求項3】前記放射線測定器は、遮蔽体により遮蔽さ
れることを特徴とする特許請求の範囲第2項記載のコン
クリート等の壁体内部に存在するγ線放出核種の深さ方
向の分布を測定する装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12483986A JPH0616102B2 (ja) | 1986-05-30 | 1986-05-30 | コンクリ−ト等の壁体内部に存在するγ線放出核種の深さ方向の分布を測定する方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12483986A JPH0616102B2 (ja) | 1986-05-30 | 1986-05-30 | コンクリ−ト等の壁体内部に存在するγ線放出核種の深さ方向の分布を測定する方法及び装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62282288A JPS62282288A (ja) | 1987-12-08 |
| JPH0616102B2 true JPH0616102B2 (ja) | 1994-03-02 |
Family
ID=14895366
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12483986A Expired - Fee Related JPH0616102B2 (ja) | 1986-05-30 | 1986-05-30 | コンクリ−ト等の壁体内部に存在するγ線放出核種の深さ方向の分布を測定する方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0616102B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20190025393A (ko) * | 2017-09-01 | 2019-03-11 | 한국원자력연구원 | 방사능 농도 결정 시스템 및 방법 |
| EP4151991A4 (en) * | 2020-05-13 | 2023-11-08 | Riken | CONCENTRATION DETECTION DEVICE AND CONCENTRATION DETECTION METHOD |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5412206A (en) * | 1994-02-18 | 1995-05-02 | Westinghouse Electric Company | Method and apparatus for determining the depth of a gamma emitting element beneath the surface |
| JP5810066B2 (ja) * | 2012-11-15 | 2015-11-11 | 株式会社神鋼環境ソリューション | 放射性物質量の推定方法 |
| JP5955760B2 (ja) * | 2012-12-20 | 2016-07-20 | 日立Geニュークリア・エナジー株式会社 | 放射線測定装置 |
| JP2014169981A (ja) * | 2013-03-05 | 2014-09-18 | Hitachi Power Solutions Co Ltd | 表面汚染測定装置 |
| JP2018141669A (ja) * | 2017-02-27 | 2018-09-13 | 清水建設株式会社 | コンクリートにおける非放射化部分推定方法 |
| JP7311161B2 (ja) * | 2018-04-12 | 2023-07-19 | 国立研究開発法人理化学研究所 | 非破壊検査方法と装置 |
| KR102737203B1 (ko) * | 2022-11-16 | 2024-12-03 | (주)나일프렌트 | 슬러지 수집장치 |
-
1986
- 1986-05-30 JP JP12483986A patent/JPH0616102B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| EP4151991A4 (en) * | 2020-05-13 | 2023-11-08 | Riken | CONCENTRATION DETECTION DEVICE AND CONCENTRATION DETECTION METHOD |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62282288A (ja) | 1987-12-08 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
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