JPH0616148A - 作業車のサイドブレーキ操作構造 - Google Patents
作業車のサイドブレーキ操作構造Info
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- JPH0616148A JPH0616148A JP4175867A JP17586792A JPH0616148A JP H0616148 A JPH0616148 A JP H0616148A JP 4175867 A JP4175867 A JP 4175867A JP 17586792 A JP17586792 A JP 17586792A JP H0616148 A JPH0616148 A JP H0616148A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 左右の後輪を独立に制動可能な油圧操作式の
サイドブレーキを備え、前輪を左右に設定角度以上に操
向操作すると、制御弁からの作動油供給により旋回中心
側のサイドブレーキが、自動的に制動側に操作されるよ
うに構成した作業車のサイドブレーキ操作構造におい
て、サイドブレーキ用の制御弁を泥等の付着から完全に
守ることができるように、又、サイドブレーキ操作用の
ポンプも省略できるように構成する。 【構成】 前輪1用で油圧式のパワーステアリング機構
3を備えて、このパワーステアリング機構3内の可動部
材と固定部32との間で、サイドブレーキ11R,11
L用の制御弁を形成して、この制御弁をパワーステアリ
ング機構3内に内装する。ポンプ26からパワーステア
リング機構3に供給される作動油を、油路で分岐させて
サイドブレーキ11R,11L用の制御弁に供給する。
サイドブレーキを備え、前輪を左右に設定角度以上に操
向操作すると、制御弁からの作動油供給により旋回中心
側のサイドブレーキが、自動的に制動側に操作されるよ
うに構成した作業車のサイドブレーキ操作構造におい
て、サイドブレーキ用の制御弁を泥等の付着から完全に
守ることができるように、又、サイドブレーキ操作用の
ポンプも省略できるように構成する。 【構成】 前輪1用で油圧式のパワーステアリング機構
3を備えて、このパワーステアリング機構3内の可動部
材と固定部32との間で、サイドブレーキ11R,11
L用の制御弁を形成して、この制御弁をパワーステアリ
ング機構3内に内装する。ポンプ26からパワーステア
リング機構3に供給される作動油を、油路で分岐させて
サイドブレーキ11R,11L用の制御弁に供給する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は四輪型式の作業車におい
て、左右の後輪を各々独立に制動可能なサイドブレーキ
を装備した作業車のサイドブレーキ操作構造に関する。
て、左右の後輪を各々独立に制動可能なサイドブレーキ
を装備した作業車のサイドブレーキ操作構造に関する。
【0002】
【従来の技術】四輪型式の作業車の一例である農用トラ
クタにおいては、例えば特開平3−243429号公報
に開示されているように、左右の後輪の各々を独立に制
動操作可能な左右一対のサイドブレーキ(前記公報の第
1図中の13R,13L)、及び、このサイドブレーキ
を制動側に操作可能な油圧アクチュエータ(前記公報の
第1図中の17)を備えているものがある。この場合、
前輪を直進位置から右又は左に設定角度以上に操向操作
すると、制御弁(前記公報の第1図中の8,22)が切
換操作され、旋回中心側の油圧アクチュエータに作動油
が供給されて、旋回中心側のサイドブレーキが自動的に
制動側に操作されるように構成している。これにより、
旋回中心側の後輪に対する制動作用により、旋回中心側
の後輪を中心とした小回り旋回が可能になる。
クタにおいては、例えば特開平3−243429号公報
に開示されているように、左右の後輪の各々を独立に制
動操作可能な左右一対のサイドブレーキ(前記公報の第
1図中の13R,13L)、及び、このサイドブレーキ
を制動側に操作可能な油圧アクチュエータ(前記公報の
第1図中の17)を備えているものがある。この場合、
前輪を直進位置から右又は左に設定角度以上に操向操作
すると、制御弁(前記公報の第1図中の8,22)が切
換操作され、旋回中心側の油圧アクチュエータに作動油
が供給されて、旋回中心側のサイドブレーキが自動的に
制動側に操作されるように構成している。これにより、
旋回中心側の後輪に対する制動作用により、旋回中心側
の後輪を中心とした小回り旋回が可能になる。
【0003】この場合、前記公報の第2図に示すよう
に、前輪の操向操作用のピットマンアームにカム板を固
定し、このカム板にサイドブレーキ用の制御弁のスプー
ルを接当させて、ピットマンアームにより前輪を直進位
置から右又は左に設定角度以上に操向操作すると、カム
板により制御弁が切換操作されるように構成している。
そして、サイドブレーキの油圧アクチュエータ用のポン
プを装備している。
に、前輪の操向操作用のピットマンアームにカム板を固
定し、このカム板にサイドブレーキ用の制御弁のスプー
ルを接当させて、ピットマンアームにより前輪を直進位
置から右又は左に設定角度以上に操向操作すると、カム
板により制御弁が切換操作されるように構成している。
そして、サイドブレーキの油圧アクチュエータ用のポン
プを装備している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述のような前輪の操
向操作用のピットマンアームは、一般に機体の下部に装
備される場合が多く、圃場等の不整地を走行することが
多い作業車では、機体の下部に多くの泥等が付着し易
い。従って、泥等がピットマンアームやカム板、制御弁
のスプール等に付着すると制御弁の作動不良を引き起こ
すおそれがあるので、ピットマンアームやカム板、制御
弁のスプール等を十分にカバーする必要がある。しかし
ながら、ピットマンアームやカム板、制御弁のスプール
等のように大きく可動する部材を完全にカバーすること
は実際には難しく、改善の余地がある。又、前述の構造
では、サイドブレーキ用の油圧アクチュエータに作動油
を供給する為の専用のポンプが装備されているので、構
造の簡素化の面でも改良の余地がある。本発明は、サイ
ドブレーキ用の油圧アクチュエータに作動油を供給する
制御弁付近を簡単に且つ確実にカバーできるように、
又、サイドブレーキ用の油圧アクチュエータに作動油を
供給するポンプも、専用のものを装備しなくてもよいよ
うに構成することを目的としている。
向操作用のピットマンアームは、一般に機体の下部に装
備される場合が多く、圃場等の不整地を走行することが
多い作業車では、機体の下部に多くの泥等が付着し易
い。従って、泥等がピットマンアームやカム板、制御弁
のスプール等に付着すると制御弁の作動不良を引き起こ
すおそれがあるので、ピットマンアームやカム板、制御
弁のスプール等を十分にカバーする必要がある。しかし
ながら、ピットマンアームやカム板、制御弁のスプール
等のように大きく可動する部材を完全にカバーすること
は実際には難しく、改善の余地がある。又、前述の構造
では、サイドブレーキ用の油圧アクチュエータに作動油
を供給する為の専用のポンプが装備されているので、構
造の簡素化の面でも改良の余地がある。本発明は、サイ
ドブレーキ用の油圧アクチュエータに作動油を供給する
制御弁付近を簡単に且つ確実にカバーできるように、
又、サイドブレーキ用の油圧アクチュエータに作動油を
供給するポンプも、専用のものを装備しなくてもよいよ
うに構成することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は以上のよ
うな作業車のサイドブレーキ操作構造において、次のよ
うに構成することにある。つまり、左右一対の後輪を各
々独立に制動可能な左右一対のサイドブレーキと、左右
のサイドブレーキの各々を制動側に操作可能な左右一対
の油圧アクチュエータと、前輪の操向操作用で油圧式の
パワーステアリング機構とを備えると共に、パワーステ
アリング機構において、前輪の操向操作に伴って正逆に
可動する可動部材と固定部との間で制御弁を形成し、パ
ワーステアリング機構に作動油を供給するポンプから作
動油を分岐させ制御弁に供給する供給路を備えて、パワ
ーステアリング機構により前輪が直進位置から左右一方
に操向操作されると、制御弁から旋回中心側の油圧アク
チュエータに作動油が供給されて旋回中心側のサイドブ
レーキが制動側に操作されるように、制御弁を構成して
ある。
うな作業車のサイドブレーキ操作構造において、次のよ
うに構成することにある。つまり、左右一対の後輪を各
々独立に制動可能な左右一対のサイドブレーキと、左右
のサイドブレーキの各々を制動側に操作可能な左右一対
の油圧アクチュエータと、前輪の操向操作用で油圧式の
パワーステアリング機構とを備えると共に、パワーステ
アリング機構において、前輪の操向操作に伴って正逆に
可動する可動部材と固定部との間で制御弁を形成し、パ
ワーステアリング機構に作動油を供給するポンプから作
動油を分岐させ制御弁に供給する供給路を備えて、パワ
ーステアリング機構により前輪が直進位置から左右一方
に操向操作されると、制御弁から旋回中心側の油圧アク
チュエータに作動油が供給されて旋回中心側のサイドブ
レーキが制動側に操作されるように、制御弁を構成して
ある。
【0006】
【作用】例えば図1,2,3に示すように、油圧式のパ
ワーステアリング機構3において、その可動部材(ボー
ルナット19やセクタシャフト22等)は、パワーステ
アリング機構3のケース内に内装されている。従って、
本発明のように前述の可動部材とケース等の固定部との
間に、サイドブレーキ用の制御弁を形成すれば、この制
御弁全体及びその切換構造(可動部材)がパワーステア
リング機構のケース内に収められてしまう。そして、パ
ワーステアリング機構により前輪を左右一方に設定角度
以上に操向操作すれば、制御弁がパワーステアリング機
構のケース内で切換操作されるのであり、この制御弁か
ら旋回中心側の油圧アクチュエータに作動油が供給され
て、旋回中心側のサイドブレーキが制動側に操作される
のである。これにより、サイドブレーキ用の制御弁全体
及びその切換構造が、パワーステアリング機構のケース
等により完全にカバーされた状態となるのである。
ワーステアリング機構3において、その可動部材(ボー
ルナット19やセクタシャフト22等)は、パワーステ
アリング機構3のケース内に内装されている。従って、
本発明のように前述の可動部材とケース等の固定部との
間に、サイドブレーキ用の制御弁を形成すれば、この制
御弁全体及びその切換構造(可動部材)がパワーステア
リング機構のケース内に収められてしまう。そして、パ
ワーステアリング機構により前輪を左右一方に設定角度
以上に操向操作すれば、制御弁がパワーステアリング機
構のケース内で切換操作されるのであり、この制御弁か
ら旋回中心側の油圧アクチュエータに作動油が供給され
て、旋回中心側のサイドブレーキが制動側に操作される
のである。これにより、サイドブレーキ用の制御弁全体
及びその切換構造が、パワーステアリング機構のケース
等により完全にカバーされた状態となるのである。
【0007】又、本発明では例えば図1,2,3に示す
ように、ポンプ26からパワーステアリング3機構に供
給される作動油が、分岐して前述のサイドブレーキ用の
制御弁34に供給されている。従って、このポンプはパ
ワーステアリング機構用とサイドブレーキ用の両方に兼
用して使用されることになるので、サイドブレーキの油
圧アクチュエータ専用のポンプを装備する必要はない。
ように、ポンプ26からパワーステアリング3機構に供
給される作動油が、分岐して前述のサイドブレーキ用の
制御弁34に供給されている。従って、このポンプはパ
ワーステアリング機構用とサイドブレーキ用の両方に兼
用して使用されることになるので、サイドブレーキの油
圧アクチュエータ専用のポンプを装備する必要はない。
【0008】
【発明の効果】以上のように、既存の構造であるパワー
ステアリング機構内にサイドブレーキ用の制御弁を内装
してしまうことにより、この制御弁全体及びその切換構
造を略完全にカバーして泥等の付着を未然に防止できる
ようになり、旋回時に旋回中心側のサイドブレーキが自
動的に制動側に操作される構造の信頼性を向上させるこ
とができた。又、サイドブレーキの自動操作専用のポン
プも省略することができるようになり、構造の簡素化が
図れて生産コストの面で有利な構造が得られた。
ステアリング機構内にサイドブレーキ用の制御弁を内装
してしまうことにより、この制御弁全体及びその切換構
造を略完全にカバーして泥等の付着を未然に防止できる
ようになり、旋回時に旋回中心側のサイドブレーキが自
動的に制動側に操作される構造の信頼性を向上させるこ
とができた。又、サイドブレーキの自動操作専用のポン
プも省略することができるようになり、構造の簡素化が
図れて生産コストの面で有利な構造が得られた。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は四輪型式の作業車の一例である農用トラク
タの概略を示しており、左右一対の前輪1及び左右一対
の後輪2で支持された機体の前部にエンジン(図示せ
ず)、後部にミッションケース4を備えて農用トラクタ
が構成されている。エンジンからの動力はミッションケ
ース4内の主変速装置(図示せず)、及び副変速装置
(図示せず)を介して、後輪デフ機構5から左右の後輪
2に伝達される。そして、後輪デフ機構5の直前から分
岐した動力が前輪変速装置6、前輪出力軸7及び前輪デ
フ機構8を介して左右の前輪1に伝達される。
する。図1は四輪型式の作業車の一例である農用トラク
タの概略を示しており、左右一対の前輪1及び左右一対
の後輪2で支持された機体の前部にエンジン(図示せ
ず)、後部にミッションケース4を備えて農用トラクタ
が構成されている。エンジンからの動力はミッションケ
ース4内の主変速装置(図示せず)、及び副変速装置
(図示せず)を介して、後輪デフ機構5から左右の後輪
2に伝達される。そして、後輪デフ機構5の直前から分
岐した動力が前輪変速装置6、前輪出力軸7及び前輪デ
フ機構8を介して左右の前輪1に伝達される。
【0010】図1に示す前輪変速装置6は、前輪1が後
輪2と略同じ速度で駆動される状態で伝動する標準状態
と、前輪1が後輪2よりも高速で駆動される状態で伝動
する増速状態の2状態に切換操作可能である。図1に示
すように、2状態切換操作用のシフト部材9がバネ10
によって標準ギヤ20との咬合側に付勢されており、通
常はシフト部材9が標準ギヤ20に咬合して標準状態と
なっている。そして、シフト部材9と標準ギヤ20との
間に形成されている油室(図示せず)内に作動油を供給
すると、シフト部材9が紙面左方にスライドし摩擦クラ
ッチ21を押圧入り操作して増速状態が得られる。
輪2と略同じ速度で駆動される状態で伝動する標準状態
と、前輪1が後輪2よりも高速で駆動される状態で伝動
する増速状態の2状態に切換操作可能である。図1に示
すように、2状態切換操作用のシフト部材9がバネ10
によって標準ギヤ20との咬合側に付勢されており、通
常はシフト部材9が標準ギヤ20に咬合して標準状態と
なっている。そして、シフト部材9と標準ギヤ20との
間に形成されている油室(図示せず)内に作動油を供給
すると、シフト部材9が紙面左方にスライドし摩擦クラ
ッチ21を押圧入り操作して増速状態が得られる。
【0011】図1に示すように左右の後輪2に対して、
各後輪2を各々独立に制動可能なサイドブレーキ11
R,11Lが設けられている。図1及び図4に示すよう
に、操縦部の床面の右側にサイドブレーキペダル12
R,12Lが左右一対配置されており、この左右のサイ
ドブレーキペダル12R,12Lとサイドブレーキ11
R,11Lとが、シリンダ13R,13L(油圧アクチ
ュエータに相当)及び連係ロッド14を介して連動連結
されている。
各後輪2を各々独立に制動可能なサイドブレーキ11
R,11Lが設けられている。図1及び図4に示すよう
に、操縦部の床面の右側にサイドブレーキペダル12
R,12Lが左右一対配置されており、この左右のサイ
ドブレーキペダル12R,12Lとサイドブレーキ11
R,11Lとが、シリンダ13R,13L(油圧アクチ
ュエータに相当)及び連係ロッド14を介して連動連結
されている。
【0012】以上の構造により、左右のサイドブレーキ
ペダル12R,12Lを踏み操作することにより、左右
のサイドブレーキ11R,11Lを各々独立に制動側に
操作することができる。そして、図4に示すようにシリ
ンダ13R,13Lはバネ13aで伸長側に付勢されて
おり、作動油を供給してシリンダ13R,13Lを収縮
操作することにより、左右のサイドブレーキ11R,1
1Lを制動側に操作することが可能である。
ペダル12R,12Lを踏み操作することにより、左右
のサイドブレーキ11R,11Lを各々独立に制動側に
操作することができる。そして、図4に示すようにシリ
ンダ13R,13Lはバネ13aで伸長側に付勢されて
おり、作動油を供給してシリンダ13R,13Lを収縮
操作することにより、左右のサイドブレーキ11R,1
1Lを制動側に操作することが可能である。
【0013】次に、前輪1の操向操作用のパワーステア
リング機構3について説明する。図2及び図1に示すよ
うに、操作軸15を介して操縦ハンドル16に連動連結
されるウォームシャフト17、ボール18を介してウォ
ームシャフト17に外嵌されるボールナット19、ボー
ルナット19に咬合するセクタシャフト22(パワース
テアリング機構3の可動部材に相当)、及びウォームシ
ャフト17に外嵌されるスプール23等を備え、これら
を第1ケース24に内装して、インテグラル型のパワー
ステアリング機構3が構成されている。そして、第1ケ
ース24から突出するセクタシャフト22の端部に、前
輪1の操向操作用のピットマンアーム25が固定されて
いる。
リング機構3について説明する。図2及び図1に示すよ
うに、操作軸15を介して操縦ハンドル16に連動連結
されるウォームシャフト17、ボール18を介してウォ
ームシャフト17に外嵌されるボールナット19、ボー
ルナット19に咬合するセクタシャフト22(パワース
テアリング機構3の可動部材に相当)、及びウォームシ
ャフト17に外嵌されるスプール23等を備え、これら
を第1ケース24に内装して、インテグラル型のパワー
ステアリング機構3が構成されている。そして、第1ケ
ース24から突出するセクタシャフト22の端部に、前
輪1の操向操作用のピットマンアーム25が固定されて
いる。
【0014】以上の構造によって、例えば操縦ハンドル
16を右側に操作してウォームシャフト17を右旋回側
に回動操作し始めると、スプール23が操作されて図2
に示すように、ポンプ26からの作動油が第1ケース2
4内の油路27、スプール23、油路28を介して油室
29に供給される。従って、ウォームシャフト17の右
旋回側への回動及び油室29への作動油の供給により、
ボールナット19が紙面上方に移動しセクタシャフト2
2が紙面反時計方向に回動操作されて、ピットマンアー
ム25により前輪1が右側に操向操作される。
16を右側に操作してウォームシャフト17を右旋回側
に回動操作し始めると、スプール23が操作されて図2
に示すように、ポンプ26からの作動油が第1ケース2
4内の油路27、スプール23、油路28を介して油室
29に供給される。従って、ウォームシャフト17の右
旋回側への回動及び油室29への作動油の供給により、
ボールナット19が紙面上方に移動しセクタシャフト2
2が紙面反時計方向に回動操作されて、ピットマンアー
ム25により前輪1が右側に操向操作される。
【0015】逆に、操縦ハンドル16を左側に操作して
ウォームシャフト17を左旋回側に回動操作し始める
と、スプール23が操作されて図2に示すように、ポン
プ26からの作動油が第1ケース24内の油路27、ス
プール23、油路30を介して油室31に供給される。
従って、ウォームシャフト17の左旋回側への回動及び
油室31への作動油の供給により、ボールナット19が
紙面下方に移動しセクタシャフト22が紙面時計方向に
回動操作されて、ピットマンアーム25により前輪1が
左側に操向操作される。
ウォームシャフト17を左旋回側に回動操作し始める
と、スプール23が操作されて図2に示すように、ポン
プ26からの作動油が第1ケース24内の油路27、ス
プール23、油路30を介して油室31に供給される。
従って、ウォームシャフト17の左旋回側への回動及び
油室31への作動油の供給により、ボールナット19が
紙面下方に移動しセクタシャフト22が紙面時計方向に
回動操作されて、ピットマンアーム25により前輪1が
左側に操向操作される。
【0016】次に、前輪1を直進位置から設定角度以上
に右又は左に操向操作して旋回を行うと、旋回中心側の
サイドブレーキ11R,11Lが自動的に制動側に操作
される構造について説明する。図2及び図3に示すよう
に、セクタシャフト22が第1ケース24からピットマ
ンアーム25とは反対側に突出延長されており、この反
対側に突出するセクタシャフト22の部分を覆う第2ケ
ース32(パワーステアリング機構3の固定部に相当)
が備えられ、この第2ケース32が第1ケース24に固
定されている。そして、セクタシャフト22内に一本の
供給路22aが開孔されており、ポンプ26側の油路2
7から分岐した油路33(供給路に相当)が、供給路2
2aに接続されている。図3に示すように、セクタシャ
フト22における第2ケース32内の部分が、ロータリ
弁におけるスプール状に形成されて、第1ランド部22
Aと第2ランド部22Bとが並べて形成されており、セ
クタシャフト22の第1及び第2ランド部22A,22
Bと第2ケース32との間で、制御弁34が構成されて
いる。
に右又は左に操向操作して旋回を行うと、旋回中心側の
サイドブレーキ11R,11Lが自動的に制動側に操作
される構造について説明する。図2及び図3に示すよう
に、セクタシャフト22が第1ケース24からピットマ
ンアーム25とは反対側に突出延長されており、この反
対側に突出するセクタシャフト22の部分を覆う第2ケ
ース32(パワーステアリング機構3の固定部に相当)
が備えられ、この第2ケース32が第1ケース24に固
定されている。そして、セクタシャフト22内に一本の
供給路22aが開孔されており、ポンプ26側の油路2
7から分岐した油路33(供給路に相当)が、供給路2
2aに接続されている。図3に示すように、セクタシャ
フト22における第2ケース32内の部分が、ロータリ
弁におけるスプール状に形成されて、第1ランド部22
Aと第2ランド部22Bとが並べて形成されており、セ
クタシャフト22の第1及び第2ランド部22A,22
Bと第2ケース32との間で、制御弁34が構成されて
いる。
【0017】第1ランド部22A側と図1の右のシリン
ダ13Rとが、油路35を介して接続され、第2ランド
部22B側と図1の左のシリンダ13Lとが、油路36
を介して接続されており、前輪変速装置6におけるシフ
ト部材9と標準ギヤ20との間の油室と油路35,36
とが、油路37,38を介して接続されている。そし
て、油路37,38にパイロット圧で開操作可能なチェ
ック弁39,40が設けられている。
ダ13Rとが、油路35を介して接続され、第2ランド
部22B側と図1の左のシリンダ13Lとが、油路36
を介して接続されており、前輪変速装置6におけるシフ
ト部材9と標準ギヤ20との間の油室と油路35,36
とが、油路37,38を介して接続されている。そし
て、油路37,38にパイロット圧で開操作可能なチェ
ック弁39,40が設けられている。
【0018】図3に示す状態は前輪1を直進位置に操作
している状態であり、ポンプ26からの作動油が油路3
3,セクタシャフト22の供給路22a及び出力ポート
22b,22c、第2ケース32のドレンポート32
a,32bを介して排出されている。この状態におい
て、左右のシリンダ13R,13Lが油路35,36、
セクタシャフト22のドレン部22d,22eを介して
排油状態となって、左右のサイドブレーキ11R,11
Lは制動側に操作されていない。そして、ドレンポート
32a,32bからのパイロット圧により、チェック弁
39,40が開操作されて、前輪変速装置6のシフト部
材9と標準ギヤ20との間の油室も、油路37,38を
介して排油状態となって、前輪変速装置6が標準状態と
なっている。
している状態であり、ポンプ26からの作動油が油路3
3,セクタシャフト22の供給路22a及び出力ポート
22b,22c、第2ケース32のドレンポート32
a,32bを介して排出されている。この状態におい
て、左右のシリンダ13R,13Lが油路35,36、
セクタシャフト22のドレン部22d,22eを介して
排油状態となって、左右のサイドブレーキ11R,11
Lは制動側に操作されていない。そして、ドレンポート
32a,32bからのパイロット圧により、チェック弁
39,40が開操作されて、前輪変速装置6のシフト部
材9と標準ギヤ20との間の油室も、油路37,38を
介して排油状態となって、前輪変速装置6が標準状態と
なっている。
【0019】以上の状態から前輪1を右に設定角度以上
に操向操作すると、図3に示すセクタシャフト22が紙
面反時計方向に回動操作されて、セクタシャフト22の
第1ランド部22A側の出力ポート22bが油路35に
連通する。これにより、右側のシリンダ13Rに作動油
が供給されてこの右側のシリンダ13Rが収縮し、右側
(旋回中心側)のサイドブレーキ11Rが制動側に操作
される。この場合、セクタシャフト22の第2ランド部
22B側においては、油路36とドレン部22eとが連
通したままなので、左側のサイドブレーキ11Lは制動
側に操作されない。
に操向操作すると、図3に示すセクタシャフト22が紙
面反時計方向に回動操作されて、セクタシャフト22の
第1ランド部22A側の出力ポート22bが油路35に
連通する。これにより、右側のシリンダ13Rに作動油
が供給されてこの右側のシリンダ13Rが収縮し、右側
(旋回中心側)のサイドブレーキ11Rが制動側に操作
される。この場合、セクタシャフト22の第2ランド部
22B側においては、油路36とドレン部22eとが連
通したままなので、左側のサイドブレーキ11Lは制動
側に操作されない。
【0020】このようにセクタシャフト22が回動する
と、チェック弁39,40に対するパイロット圧が消え
て、チェック弁39,40が閉じる。この場合、油路3
5に供給される作動油がチェック弁39及び油路37を
介して、前輪変速装置6に供給されて、図1に示すシフ
ト部材9が摩擦クラッチ21を押圧入り操作して、前輪
1が増速駆動される。以上のように、前輪1を右に設定
角度以上に操向操作すると、右側(旋回中心側)の後輪
2に自動的に制動が掛かると共に、前輪1が後輪2より
も高速で駆動されて、右への小回り旋回が行えるのであ
る。
と、チェック弁39,40に対するパイロット圧が消え
て、チェック弁39,40が閉じる。この場合、油路3
5に供給される作動油がチェック弁39及び油路37を
介して、前輪変速装置6に供給されて、図1に示すシフ
ト部材9が摩擦クラッチ21を押圧入り操作して、前輪
1が増速駆動される。以上のように、前輪1を右に設定
角度以上に操向操作すると、右側(旋回中心側)の後輪
2に自動的に制動が掛かると共に、前輪1が後輪2より
も高速で駆動されて、右への小回り旋回が行えるのであ
る。
【0021】逆に図3に示す直進状態から前輪1を左に
設定角度以上に操向操作すると、図3に示すセクタシャ
フト22が紙面時計方向に回動操作されて、セクタシャ
フト22の第2ランド部22B側の出力ポート22cが
油路36に連通する。これにより、左側のシリンダ13
Lに作動油が供給されてこの左側のシリンダ13Lが収
縮し、左側(旋回中心側)のサイドブレーキ11Lが制
動側に操作される。この場合、セクタシャフト22の第
1ランド部22A側においては、油路35とドレン部2
2dとが連通したままなので、右側のサイドブレーキ1
1Rは制動側に操作されない。
設定角度以上に操向操作すると、図3に示すセクタシャ
フト22が紙面時計方向に回動操作されて、セクタシャ
フト22の第2ランド部22B側の出力ポート22cが
油路36に連通する。これにより、左側のシリンダ13
Lに作動油が供給されてこの左側のシリンダ13Lが収
縮し、左側(旋回中心側)のサイドブレーキ11Lが制
動側に操作される。この場合、セクタシャフト22の第
1ランド部22A側においては、油路35とドレン部2
2dとが連通したままなので、右側のサイドブレーキ1
1Rは制動側に操作されない。
【0022】このようにセクタシャフト22が回動する
と、チェック弁39,40に対するパイロット圧が消え
て、チェック弁39,40が閉じる。この場合、油路3
6に供給される作動油がチェック弁40及び油路38を
介して、前輪変速装置6に供給されて、図1に示すシフ
ト部材9が摩擦クラッチ21を押圧入り操作して、前輪
1が増速駆動される。以上のように、前輪1を左に設定
角度以上に操向操作すると、左側(旋回中心側)の後輪
2に自動的に制動が掛かると共に、前輪1が後輪2より
も高速で駆動されて、左への小回り旋回が行えるのであ
る。
と、チェック弁39,40に対するパイロット圧が消え
て、チェック弁39,40が閉じる。この場合、油路3
6に供給される作動油がチェック弁40及び油路38を
介して、前輪変速装置6に供給されて、図1に示すシフ
ト部材9が摩擦クラッチ21を押圧入り操作して、前輪
1が増速駆動される。以上のように、前輪1を左に設定
角度以上に操向操作すると、左側(旋回中心側)の後輪
2に自動的に制動が掛かると共に、前輪1が後輪2より
も高速で駆動されて、左への小回り旋回が行えるのであ
る。
【0023】〔別実施例〕前述の実施例ではパワーステ
アリング機構3におけるセクタシャフト22と第2ケー
ス32との間で制御弁34を形成したが、図2に示すボ
ールナット19(パワーステアリング機構3の可動部材
に相当)と第1ケース24(パワーステアリング機構3
の固定部に相当)との間で、制御弁を形成してもよい。
前述の実施例は前輪変速装置6を装備した四輪駆動型で
あるが、このような前輪変速装置6を装備せずに、後輪
2用のサイドブレーキ11R,11Lのみを装備した四
輪駆動型又は二輪駆動型の作業車に、本発明を適用して
もよい。
アリング機構3におけるセクタシャフト22と第2ケー
ス32との間で制御弁34を形成したが、図2に示すボ
ールナット19(パワーステアリング機構3の可動部材
に相当)と第1ケース24(パワーステアリング機構3
の固定部に相当)との間で、制御弁を形成してもよい。
前述の実施例は前輪変速装置6を装備した四輪駆動型で
あるが、このような前輪変速装置6を装備せずに、後輪
2用のサイドブレーキ11R,11Lのみを装備した四
輪駆動型又は二輪駆動型の作業車に、本発明を適用して
もよい。
【0024】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にする為に符号を記すが、該記入により本発明は添
付図面の構成に限定されるものではない。
便利にする為に符号を記すが、該記入により本発明は添
付図面の構成に限定されるものではない。
【図1】前輪及び後輪への伝動系、左右のサイドブレー
キ及びサイドブレーキペダル、前輪用のパワーステアリ
ング機構等の連係状態を示す図
キ及びサイドブレーキペダル、前輪用のパワーステアリ
ング機構等の連係状態を示す図
【図2】前輪用のパワーステアリング機構の縦断側面図
【図3】前輪用のパワーステアリング機構内における制
御弁付近の縦断側面図
御弁付近の縦断側面図
【図4】サイドブレーキペダル及びシリンダとサイドブ
レーキとの連結状態を示す側面図
レーキとの連結状態を示す側面図
1 前輪 2 後輪 3 パワーステアリング機構 11R,11L サイドブレーキ 13R,13L 油圧アクチュエータ 26 ポンプ 22 パワーステアリング機構の可動部材 22a,33 供給路 32 パワーステアリング機構の固定部 34 制御弁
Claims (1)
- 【請求項1】 左右一対の後輪(2)を各々独立に制動
可能な左右一対のサイドブレーキ(11R),(11
L)と、前記左右のサイドブレーキ(11R),(11
L)の各々を制動側に操作可能な左右一対の油圧アクチ
ュエータ(13R),(13L)と、前輪(1)の操向
操作用で油圧式のパワーステアリング機構(3)とを備
えると共に、前記パワーステアリング機構(3)におい
て、前輪(1)の操向操作に伴って正逆に可動する可動
部材(22)と固定部(32)との間で制御弁(34)
を形成し、前記パワーステアリング機構(3)に作動油
を供給するポンプ(26)から作動油を分岐させ前記制
御弁(34)に供給する供給路(22a),(33)を
備えて、前記パワーステアリング機構(3)により前輪
(1)が直進位置から左右一方に設定角度以上に操向操
作されると、前記制御弁(34)から旋回中心側の油圧
アクチュエータ(13R),(13L)に作動油が供給
されて旋回中心側のサイドブレーキ(11R),(11
L)が制動側に操作されるように、前記制御弁(34)
を構成してある作業車のサイドブレーキ操作構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4175867A JPH0616148A (ja) | 1992-07-03 | 1992-07-03 | 作業車のサイドブレーキ操作構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4175867A JPH0616148A (ja) | 1992-07-03 | 1992-07-03 | 作業車のサイドブレーキ操作構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0616148A true JPH0616148A (ja) | 1994-01-25 |
Family
ID=16003594
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4175867A Pending JPH0616148A (ja) | 1992-07-03 | 1992-07-03 | 作業車のサイドブレーキ操作構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0616148A (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58463A (ja) * | 1981-06-24 | 1983-01-05 | Iseki & Co Ltd | 六輪式運搬車に於ける転向装置 |
| JPS60193779A (ja) * | 1984-03-16 | 1985-10-02 | Kubota Ltd | 車両のブレ−キ装置 |
-
1992
- 1992-07-03 JP JP4175867A patent/JPH0616148A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58463A (ja) * | 1981-06-24 | 1983-01-05 | Iseki & Co Ltd | 六輪式運搬車に於ける転向装置 |
| JPS60193779A (ja) * | 1984-03-16 | 1985-10-02 | Kubota Ltd | 車両のブレ−キ装置 |
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