JPH0616338Y2 - 時計の秒針規制装置 - Google Patents

時計の秒針規制装置

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JPH0616338Y2
JPH0616338Y2 JP2649290U JP2649290U JPH0616338Y2 JP H0616338 Y2 JPH0616338 Y2 JP H0616338Y2 JP 2649290 U JP2649290 U JP 2649290U JP 2649290 U JP2649290 U JP 2649290U JP H0616338 Y2 JPH0616338 Y2 JP H0616338Y2
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JP
Japan
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lever
rotor
timepiece
hand
regulating device
Prior art date
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JP2649290U
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JPH03117792U (ja
Inventor
由紀夫 船原
Original Assignee
株式会社精工舎
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は時計の秒針合わせに用いられる時計の秒針規制
装置に関する。
[従来の技術] 時計では、秒針規制装置が設けられ、秒針規制装置によ
って秒針を適正に調整できるようになっているものがあ
る。
第5図には、この種の秒針規制装置の従来構造が示され
ている。この構造によれば、スライダ10を矢印A方向
へスライド操作すると、スライダ10に設けられた係合
片12が時計輪列駆動用のロータ14にその半径方向か
ら係合してロータ14の回転を阻止するようになってい
る(二点鎖線で図示の状態)。反対に、スライダ10を
矢印A方向と反対の方向へスライド操作すると、係合片
12がロータ14から離脱してロータ14の回転を許容
し(実線で図示の状態)、これによってロータ14の回
転を規制して秒針の作動を適正に調整できるようになっ
ている。また、スライダ10のスライド時には、スライ
ダ10に設けられたばね片16が弾性変形しつつクリッ
クピン20を乗り越え、クリックピン20によってスラ
イダ10にクリックモーションが付与されるようになっ
ている。
また、この種の秒針規制装置の従来構造としては、他に
第6図に示される構造のものがある。この構造によれ
ば、レバー22を軸24回りに矢印B方向へ揺動操作す
ると、レバー22に設けられた係合片26が時計輪列駆
動用のロータ28にその半径方向から係合してロータ2
8の回転を阻止するようになっている(二点鎖線で図示
の状態)。反対に、レバー22を軸24回りに矢印B方
向と反対の方向へ揺動操作すると、係合片26がロータ
28から離脱してロータ28の回転を許容し(実線で図
示の状態)、これによってロータ28の回転を規制して
秒針の作動を適正に調整できるようになっている。ま
た、レバー22の揺動時には、レバー22に設けられた
突起30がクリックピン32を弾性的に曲げしつつ乗り
越え、クリックピン32によってレバー22にクリック
モーションが付与されるようになっている。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、このような構造のものでは、組付時等に
破損したり、薄型化による影響が大きいという問題があ
った。
すなわち、前者の秒針規制装置(第5図に図示)にあっ
ては、組付時等にばね片16に他の部材等が引っ掛かっ
てばね片16が折れ易い。
また、後者の秒針規制装置(第6図に図示)にあって
は、繰返し使用による疲労でクリックピン32の弾性力
が低下してレバー22の操作性が悪化したり、場合によ
ってはクリックピン32が折れることがある。また、時
計輪列を収容する機械体ケース36を薄型化すると、ク
リックピン32を長く設定できず、クリックピン32の
弾性力が大きくなってレバー22の操作力が増大し、レ
バー22の操作性が悪化することとなる。このため、ク
リックピン32の径を小さくするかあるいは突起30の
突出高さを低くしてレバー22の操作力を低減する必要
があり、クリックピン32や突起30の大きさに高い精
度が要求されてコスト高となる。
本考案は上記の事実に鑑み、組付時等に破損することの
ない構成とすることができ、しかも薄型化による影響が
少ない時計の秒針規制装置を得ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本考案は、時計輪列を駆動するロータに対し径方向に係
合離脱してその回転を規制する規制腕を有する規制レバ
ーが揺動自在に備わっている時計の秒針規制装置におい
て、時計輪列を収容する機械体ケース内に位置する固定
部品に、機械体ケースの底面と平行な面内で弾性的に変
形可能な可撓部を一体に形成した。そして、この可撓部
に規制レバーの一端部を揺動自在に軸支するとともに、
規制レバーの他端部に係合可能とされて規制レバーにク
リックモーションを付与するクリックピンを機械体ケー
スの底面より一体に突設した。
また、固定部品としてロータを駆動するステータが装着
してあるコイルボビンを用いるようにした。
[作用] 上記構成の本考案によれば、機械体ケース内の固定部品
に弾性的に変形可能な可撓部を形成してこの可撓部に規
制レバーの一端部を揺動自在に軸支するようにしたの
で、規制レバーにばね片等を設けることなくクリックモ
ーションを付与できる。
また、可撓部を機械体ケースの底面と平行な面内で弾性
的に変形可能な構成としたので、機械体ケースを薄型化
しても規制レバーには軽快なクリックモーションを付与
することができる。
[実施例] 第1図には、本考案に係る秒針規制装置40が適用され
た時計機械体42が示されている。
時計機械体42には、図示しない時計輪列を収容する機
械体下ケース44の内側に時計輪列を駆動するロータ4
6が設けられている。ロータ46はステータ48の磁極
間に配置され、ステータ48によって駆動されるように
なっている。ステータ48はコイル52を巻回したコイ
ルボビン50に装着されており、これによってロータ4
6を駆動できるようになっている。コイルボビン50に
は、平板状の矩形枠部50Aが形成され、この矩形枠部
50Aの対角方向二個所で固定ピン51を介して機械体
下ケース44の底面に固定されている。
秒針規制装置40はレバー54の操作でロータ46の回
転を規制して秒針の作動を調節するためのものである。
レバー54は機械体下ケース44の内側であって、ロー
タ46の近傍部分に軸56回りに矢印C方向へ揺動可能
に軸支されている。このレバー54には、図示しない機
械体上ケースの外側(図面手前側)へ突出する突部58
が形成され、機械体上ケースの外側から手動で矢印C方
向に揺動できるようになっている。なお、機械体上ケー
スの上面(図面手前側の面)には、長孔60が形成さ
れ、この長孔60を通して突部58が機械体上ケースの
外側に突出されている。
また、レバー54には、ロータ46に対応して係合片6
2が形成され、係合片62を介してロータ46の回転を
規制できるようになっている。係合片62は矢印C方向
へのレバー54の揺動操作でロータ46にその半径方向
から係合してロータ46の回転を阻止し、矢印C方向と
反対の方向へのレバー54の揺動操作でロータ46から
離脱してロータ46の回転を許容するようになってい
る。
このレバー54には、クリックモーションが付与される
ようになっている。詳しく説明すると、コイルボビン5
0の矩形枠部50Aであって、固定ピン51と隣接する
片側の角部付近に軸56を介してレバー54が揺動可能
に軸支されている。また、レバー54の先端に突起64
が形成されているとともに、この突起64に対応して機
械体下ケース44の底面にクリックピン66が立設され
ている。これにより、レバー54の揺動時にコイルボビ
ン50の矩形枠部50Aを第2図(作動原理図)に一点
鎖線で示される如く機械体下ケース44の底面と平行な
面内で弾性的に変形しつつ突起64がクリックピン66
を乗り越え、クリックピン66によってレバー54にク
リックモーションが付与されるようになっている。
次に本実施例の作用を説明する。
レバー54を軸56回りに矢印C方向に揺動操作する
と、ロータ46に係合片62が係合してロータ46の回
転を阻止する。
この状態からレバー54を軸56回りに矢印C方向と反
対の方向に揺動操作すると、ロータ46から係合片62
が離脱してロータ46の回転を許容する。これによっ
て、ロータ46の回転を規制する。
ここで、レバー54の揺動時には、コイルボビン50の
矩形枠部50Aを第2図に一点鎖線で示される如く機械
体下ケース44の底面と平行な面内で弾性的に変形しつ
つ突起64がクリックピン66を乗り越え、クリックピ
ン66によってレバー54にクリックモーションが付与
される。
したがって、レバー54に従来のようなばね片を設ける
ことなくクリックモーションを付与でき、組付時等にレ
バー54が破損することがない。
また、コイルボビン50の矩形枠部50Aが機械体ケー
ス44の底面と平行な面内で弾性的に変形される構成な
ので、機械体ケースを薄型化してもレバー54は軽快な
クリックモーションが維持される。なお、第3図に示さ
れる如くコイルボビン50の矩形枠部50Aに湾曲部5
0Bを形成してコイルボビン50の矩形枠部50Aを容
易に弾性変形可能とすれば、レバー54の操作力を軽減
できる。
また、矩形枠部50Aが機械体下ケース44に固定ピン
51を介して両持ち支持されているので、レバー54の
操作時に軸56を介して矩形枠部50Aに作用する荷重
が二方向に分散されて繰返し使用による疲労で矩形枠部
50Aの弾性力が低下することがなく、耐久性が高い。
なお、上記実施例では、コイルボビン50の矩形枠部5
0Aにレバー54を支持したが、第4図に示される如く
コイルボビン50に片持アーム状の板部50Cを形成
し、この板部50Cに軸56を介してレバー54を揺動
自在に支持するようにしてもよい。
また、上記実施例では、コイルボビン50にレバー54
を揺動自在に支持したが、機械体ケース内に配置される
他の固定部品にレバー54を揺動自在に支持するように
してもよい。
[考案の効果] 以上説明した如く、本考案に係る時計の秒針規制装置で
は、組付時等に破損することのない構成とすることがで
き、しかも薄型化による影響が少ないという優れた効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案が適用された秒針規制装置の構造を示す
平面図、第2図は第1図のレバーの作動説明図、第3図
及び第4図はそれぞれ他の実施例を第1図に対応して示
した平面図、第5図及び第6図はそれぞれ従来の時計の
秒針規制装置の構造を示す平面図である。 40……秒針規制装置、 44……機械体下ケース、 46……ロータ、 50……コイルボビン(固定部品)、 50A……矩形枠部(可撓部)、 50C……板部(可撓部)、 54……レバー(規制レバー)、 62……係合片(規制腕)、 66……クリックピン。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】時計輪列を駆動するロータに対し径方向に
    係合離脱してその回転を規制する規制腕を有する規制レ
    バーが揺動自在に備わっている時計の秒針規制装置にお
    いて、 上記時計輪列を収容する機械体ケース内に位置する固定
    部品に、上記機械体ケースの底面と平行な面内で弾性的
    に変形可能な可撓部が一体に形成してあり、 上記可撓部に上記規制レバーの一端部が揺動自在に軸支
    してあり、 上記規制レバーの他端部には、上記規制レバーにクリッ
    クモーションを付与するクリックピンが係合可能であ
    り、 上記クリックピンは上記機械体ケースの底面より一体に
    突設してある ことを特徴とする時計の秒針規制装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、上記固定部品は上記ロ
    ータを駆動するステータが装着してあるコイルボビンで
    あることを特徴とする時計の秒針規制装置。
JP2649290U 1990-03-15 1990-03-15 時計の秒針規制装置 Expired - Lifetime JPH0616338Y2 (ja)

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JP2649290U JPH0616338Y2 (ja) 1990-03-15 1990-03-15 時計の秒針規制装置

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JP2649290U JPH0616338Y2 (ja) 1990-03-15 1990-03-15 時計の秒針規制装置

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JPH03117792U JPH03117792U (ja) 1991-12-05
JPH0616338Y2 true JPH0616338Y2 (ja) 1994-04-27

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