JPH06163612A - 半導体装置の製造方法及び製造装置 - Google Patents

半導体装置の製造方法及び製造装置

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JPH06163612A
JPH06163612A JP31477592A JP31477592A JPH06163612A JP H06163612 A JPH06163612 A JP H06163612A JP 31477592 A JP31477592 A JP 31477592A JP 31477592 A JP31477592 A JP 31477592A JP H06163612 A JPH06163612 A JP H06163612A
Authority
JP
Japan
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solder
semiconductor element
melting point
heat treatment
layer
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Application number
JP31477592A
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English (en)
Inventor
Shunichi Abe
俊一 阿部
Michitaka Kimura
通孝 木村
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体素子と支持体を接合させる三層半田の
熱処理する際の溶融半田の厚さを均一にする。 【構成】 高融点材料からなる第1の半田3aの両面
に、第1の半田3aよりも低融点の材料からなる第2の
半田3bが配設された三層半田3を、半導体素子1とこ
れを載置する支持体2の間に挟み、三層半田3におもり
5で圧力を付加し、加熱及び熱処理によって第2の半田
3bのみを溶融させて半導体素子1と支持体2を接合さ
せる。 【効果】 三層半田の高融点化に必要な熱処理時間を短
縮することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体素子とこれを
載置する支持体とを熱処理によって接合する際の半導体
装置の製造方法及び製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、例えば特願平3−4832号に
開示されたものと同様な従来の半導体装置の構造及び製
造過程を示す断面図である。
【0003】図5において、1は半導体素子、2は半導
体素子を載置する支持体、例えばダイパット、3はこれ
ら半導体素子1とダイパット2とを接合するための三層
半田であって、例えば組成が95Pb−5Snで厚みが
50μmの高融点(305℃)半田(第1の半田)3a
及びこの高融点半田3aの上下両面にメッキ、又は蒸
着、スパッタ等により形成され、例えば組成がPb−6
3Snで厚みが10μmの共晶半田(第2の半田)3b
から成る。
【0004】4は載置されたダイパット2を加熱するた
めのヒートブロックであり、但しこれは半導体装置の一
部ではない。
【0005】このような半導体装置では、半導体素子1
とダイパット2とを三層半田3を介して重ね合せ、還元
性雰囲気中で共晶半田3bの融点183℃以上でかつ高
融点半田3aの融点305℃以下の温度、例えば200
℃にヒートブロック4で加熱し、共晶半田3bのみを溶
融させて半導体素子1とダイパット2を接合する。
【0006】その後、上述した温度200℃に保持する
ことによって共晶半田3bと高融点半田3aとの間でP
bとSnとが相互拡散を起こし、図6のPb−Sn系状
態図からわかるように、共晶半田3b中のSn濃度が約
18%以下、即ちPb濃度が約82%以上になると凝固
する。
【0007】さらに、Sn濃度の低下に伴い、固相線温
度直下の温度に上昇させると、Snの拡散速度は更に加
速される。図6に示すように最終的には高融点半田3a
と共晶半田3bとの半田の組成が同じになり、最初の状
態の共晶半田3bよりも三層半田3の融点が高くなる。
【0008】このため、高融点半田3aが溶融されない
ことによる半導体素子1とダイパット2の間隔を一定に
保持するいわゆる間隔保持の効果に加えて、接合時の加
熱温度200℃より高い耐熱性を有する半導体装置を得
ることができる。
【0009】半導体素子1とダイパット2を接合した
後、ヒートブロック4から半導体装置を取り上げ、半導
体素子1上の電極(図示しない)と外部リード(図示し
ない)とを金線(図示しない)で接続するワイヤボンド
工程、半導体装置を封止するモールド樹脂封止工程等の
諸工程を経て、半導体装置を完成させている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
半導体装置では、三層半田3の共晶半田3bを溶融する
ための加熱時、及びその後PbとSnとが相互拡散を行
う熱処理中は、半導体素子1,ダイパット2間に何ら応
力は作用しなく、半導体素子1は溶融した共晶半田3b
上に浮かんだ状態となっている。
【0011】このため実際は、溶融した共晶半田3bは
流動し、半導体素子1側とダイパット2側の共晶半田3
bの厚みにバラツキが生じ、結果として、どちらか一方
の共晶半田3bの厚みが厚くなる。
【0012】三層半田3の融点は、共晶半田3bと高融
点半田3aの厚みによって制御される三層半田全体のP
bとSnの組成比によって決定されるため、三層半田3
の融点は、共晶半田3bと高融点半田3aの厚みによっ
て制御されるといえる。
【0013】このため、三層半田3の高融点化の際に共
晶半田3bの厚みが厚く、しかも厚みにバラツキが生じ
ていると、必要な熱処理時間も図7の実測値と良く相関
がとれたシミュレーション結果からわかるように、バラ
ツクのみならず、長時間の熱処理が必要であるという問
題点があった。
【0014】因に、三層半田3に設けられている共晶半
田3bの厚みが10μmであれば、加熱、溶融後の共晶
半田3bの半導体素子1側とダイパット2側の厚みの差
が10μm程度生じ、例えば、半導体素子側共晶半田厚
5μmに対し、ダイパット側共晶半田厚15μmであっ
た。このため、熱処理時間は共晶半田厚の厚い側に制御
され、本来予想していた熱処理時間よりも数時間余分に
必要となっていた。(図7参照)
【0015】また、共晶半田3bの厚さを例えば10μ
mとしてPbとSnとの相互拡散を行う熱処理用の炉の
温度を或る温度に設定していると、上述の如く共晶半田
3bの厚みの差にバラツキが生じた場合には15μmの
ダイパット側共晶半田は、その後のワイヤボンド工程等
における温度が上記炉内設定温度より高いと、熱処理段
階で熱処理時間不足により十分に凝固していないので、
溶融して半導体素子1がダイパット側共晶半田上に浮か
んでワイヤボンディング出来なくなる等の問題点があっ
た。
【0016】この発明は、このような問題点を解決する
ためになされたもので、三層半田を熱処理する際の溶融
半田の厚さを薄く均一にすることにより、三層半田の高
融点化に必要な熱処理時間を短縮することができると共
に後工程での処理にも支障を来たすことのない半導体装
置の製造方法及び製造装置を提供することを目的として
いる。
【0017】
【課題を解決するための手段】この発明の半導体装置の
製造方法は、高融点材料からなる第1の半田の両面に、
該第1の半田よりも低融点の材料からなる第2の半田が
配設された三層半田を、半導体素子と該半導体素子を載
置する支持体の間に挟み、前記三層半田に圧力を付加
し、加熱及び熱処理によって前記第2の半田のみを溶融
させて前記半導体素子と支持体を接合させるようにした
ものである。
【0018】また、この発明の半導体装置の製造装置
は、半導体素子と該半導体素子を載置する支持体との間
に挟まれた三層半田に圧力を付加する加圧手段を備えた
ものである。
【0019】
【作用】この発明の半導体装置の製造方法においては、
半導体素子と支持体の間に挟まれた三層半田を加熱、熱
処理する際に、三層半田に圧力を付加しているので、溶
融された半田の厚さを薄く均一にすることができ、三層
半田の高融点化に必要な熱処理時間を短縮することがで
き、しかも後工程も支障なく行うことができる。
【0020】この発明の半導体装置の製造装置において
は、加圧手段で加熱熱処理の際に三層半田に圧力を加え
る。これにより、簡単な構成で三層半田の高融点化に必
要な熱処理時間を短縮することができ、しかも後工程も
支障なく行うことができる。
【0021】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例について説明す
る。図1は、この発明の一実施例を示す断面図である。
【0022】図1において、1,2,3,3a,3b,
4は、従来例と同じ半導体素子、ダイパット、三層半
田、高融点半田(第1の半田)、共晶半田(第2の半
田)、ヒートブロックである。5は半導体素子1上に置
かれた加重用のおもりである。
【0023】このように半導体素子1とダイパット2と
の間の三層半田に圧力を与える、つまり加重して従来と
同様な熱処理を行うことにより、半導体素子1とダイパ
ット2を接合するに過剰な共晶半田3bは側面に排出さ
れ、全体の共晶半田厚が減少し、この結果加熱、溶融後
の共晶半田3bの半導体素子1側とダイパット2側の厚
みの差は約2μm以内に収束した。例えば、実験による
と半導体素子側共晶半田厚6μmに対し、ダイパット側
共晶半田厚4μmであった。
【0024】このように本実施例では共晶半田厚を減少
させ、厚みをほぼ均一にすることによって、熱処理時間
を数時間短縮することができる。また、共晶半田厚をほ
ぼ均一に出来るので、従来のごとく熱処理段階で熱処理
時間不足により炉内設定温度に達しないで十分に凝固さ
れないということがなくなり、従ってその後のワイヤボ
ンド工程においても溶融して半導体素子1がその溶融し
た共晶半田上に浮かんでワイヤボンディングが出来なく
なる等の不都合もなくなる。
【0025】実施例2.図2はこの発明の他の実施例を
示す断面図である。実施例1では、加圧手段として、半
導体素子1上に直接おもりを置いたが、図2に示す様な
加重機能を持った治具6を使用してもよい。
【0026】図2において、6aは治具6の下面に取り
付けられた半導体素子1とダイパット2との間を加重す
るためのバネ、6bはバネ6aに取り付けられ、半導体
素子1表面に接融して加重を均一化させるための平板で
ある。
【0027】このように本実施例においても、治具6に
よって加重された半導体装置を加熱、熱処理することに
よって、実施例1と同様な効果を得ることができる。
【0028】実施例3.図3は、この発明の他の実施例
を示す断面図である。図3において、7は雰囲気炉本
体、8は炉から噴出される雰囲気ガス、9は加重用シリ
コンゴム、10はベルトコンベアである。ベルトコンベ
ア10上に半導体装置をある決められた間隔に並べ炉内
へ送りこむ。
【0029】炉内では半導体装置に各々に対応するべ
く、炉内ベルトコンベア10上にシリコンゴム9等で出
来た凸状の加重用物体が設けられており、それによって
半導体素子1とダイパット2との間を加重することがで
きる。又、その加重程度は凸状の形状を変更することに
よっても可能である。
【0030】このように本実施例でも、半導体装置製造
に必要な熱処理時間を数時間短縮することができると共
に、後工程に何等支障をきたすことなく熱処理を流れ作
業で効率よく行うことができる。
【0031】実施例4.図4はこの発明の他の実施例を
示す断面図である。実施例3の半導体装置製造装置に代
り、図4のような炉11を用いてもよい。図4におい
て、12は炉内加圧用ガス注入バルブである。炉11内
にガスを注入することによって炉内圧力を上げ、それに
よって半導体素子1とダイパット2との間に加重するこ
とが出来る。
【0032】このように本実施例においても、上記各実
施例と同様に、熱処理時間を短縮することができると共
に、後工程に何等支障をきたすことがない。
【0033】
【発明の効果】以上のように、この発明の半導体装置の
製造方法によれば、高融点材料からなる第1の半田の両
面に、該第1の半田よりも低融点の材料からなる第2の
半田が配設された三層半田を、半導体素子と該半導体素
子を載置する支持体の間に挟み、前記三層半田に圧力を
付加し、加熱及び熱処理によって前記第2の半田のみを
溶融させて前記半導体素子と支持体を接合させるように
したので、熱処理する際の溶融半田の厚さを薄く均一に
でき、三層半田の高融点化に必要な熱処理時間を短縮す
ることができると共に、後工程に何等支障をきたすこと
がないという効果がある。
【0034】また、この発明の半導体装置の製造装置に
よれば、半導体素子とこれを載置する支持体の間に挟ま
れた三層半田に圧力を付加する加圧手段を備えたので、
簡単な構成で、後工程に何等支障をきたすことなく三層
半田の高融点化に必要な熱処理時間を短縮することがで
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す断面図である。
【図2】この発明の他の実施例を示す断面図である。
【図3】この発明の他の実施例を示す断面図である。
【図4】この発明の他の実施例を示す断面図である。
【図5】従来の半導体装置の製造装置を示す断面図であ
る。
【図6】三層半田の凝固過程を説明するための状態図で
ある。
【図7】共晶半田の厚みと熱処理時間の関係のシミュレ
ーション結果を示す図である。
【符号の説明】
1 半導体素子 2 ダイパット 3 三層半田 3a 高融点半田(第1の半田) 3b 共晶半田(第2の半田) 4 ヒートブロック 5 加重用のおもり 6 治具 6a バネ 6b 平板 7 炉 9 加重用シリコンゴム 11 炉 12 炉内加圧用ガス注入バルブ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年7月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】このように本実施例では共晶半田厚を減少
させ、厚みをほぼ均一にすることによって、熱処理時間
を数時間短縮することができる。また、共晶半田厚をほ
ぼ均一に出来るので、従来のごとく熱処理段階で熱処理
時間不足により三層半田全体の融点上昇が十分でない
いうことがなくなり、従ってその後のワイヤボンド工程
においても溶融して半導体素子1がその溶融した共晶半
田上に浮かんでワイヤボンディングが出来なくなる等の
不都合もなくなる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高融点材料からなる第1の半田の両面
    に、該第1の半田よりも低融点の材料からなる第2の半
    田が配設された三層半田を、半導体素子と該半導体素子
    を載置する支持体の間に挟み、前記三層半田に圧力を付
    加し、 加熱及び熱処理によって前記第2の半田のみを溶融させ
    て前記半導体素子と支持体を接合させるようにしたこと
    を特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 半導体素子と該半導体素子を載置する支
    持体との間に挟まれた三層半田を加熱及び熱処理して前
    記半導体素子と支持体とを接合させる半導体装置の製造
    装置において、 前記三層半田に圧力を付加する加圧手段を備えたことを
    特徴とする半導体装置の製造装置。
JP31477592A 1992-11-25 1992-11-25 半導体装置の製造方法及び製造装置 Pending JPH06163612A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007074889A1 (ja) 2005-12-28 2007-07-05 Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki 半田付け方法及び半導体モジュールの製造方法並びに半田付け装置
WO2007077688A1 (ja) 2005-12-28 2007-07-12 Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki 半田付け方法及び半導体モジュールの製造方法
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JP2008159878A (ja) * 2006-12-25 2008-07-10 Nippon Mektron Ltd 高さ制御機能を備えたノーフローアンダーフィルによるフリップチップ実装方法
US9385103B2 (en) 2013-04-17 2016-07-05 Fuji Electric Co., Ltd. Semiconductor device manufacturing method
JPWO2016190205A1 (ja) * 2015-05-26 2017-10-05 三菱電機株式会社 半導体装置、半導体装置の製造方法、及び接合材料

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