JPH0616399Y2 - 電子線加速装置の照射窓 - Google Patents
電子線加速装置の照射窓Info
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- JPH0616399Y2 JPH0616399Y2 JP10869488U JP10869488U JPH0616399Y2 JP H0616399 Y2 JPH0616399 Y2 JP H0616399Y2 JP 10869488 U JP10869488 U JP 10869488U JP 10869488 U JP10869488 U JP 10869488U JP H0616399 Y2 JPH0616399 Y2 JP H0616399Y2
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は電子線加速装置の照射窓、詳しくは照射窓箔の
冷却装置に関するものである。
冷却装置に関するものである。
電子線加速装置は、真空容器内で加速された電子線を照
射窓を透過して大気中に置かれた被照射物に照射するよ
うに構成されている。
射窓を透過して大気中に置かれた被照射物に照射するよ
うに構成されている。
第3図は、従来公知の電子線加速装置の照射窓部の構成
を示すもので同図(イ)は1部縦断側面図、(ロ)は矢印11
からみた照射窓部の平面図を示すもので、1は加速管の
延長部で、端部開口部が照射窓2を形成し、この照射窓
2にはアルミ箔、チタニウム箔等からなる窓箔3が気密
に装着されて加速管内部は高真空に保たれている。4は
窓箔3を加速管延長部1の端部に装着するための押え
板、5はパツキング、6はその先端開口部が絞り込まれ
た吹出口61から、空気、炭素ガス等の冷却ガスを窓箔
3に向けて吹きつけるためのガス吹出部、7は送気管、
8は被照射物である。
を示すもので同図(イ)は1部縦断側面図、(ロ)は矢印11
からみた照射窓部の平面図を示すもので、1は加速管の
延長部で、端部開口部が照射窓2を形成し、この照射窓
2にはアルミ箔、チタニウム箔等からなる窓箔3が気密
に装着されて加速管内部は高真空に保たれている。4は
窓箔3を加速管延長部1の端部に装着するための押え
板、5はパツキング、6はその先端開口部が絞り込まれ
た吹出口61から、空気、炭素ガス等の冷却ガスを窓箔
3に向けて吹きつけるためのガス吹出部、7は送気管、
8は被照射物である。
電子線は、図示しない加速管部で矢印9方向に加速され
て窓箔3を透過して被照射物8に照射されるが、高エネ
ルギーの電子線が窓箔を透過するため、電子線エネルギ
ーの1部がこの窓箔によつて吸収され、透過部が異常加
熱し、機械的強度が低下して真空壁を維持できなくなる
ことから、窓箔3を冷却することと、被照射物によつて
は塩素或は塩化水素等の腐蝕性ガスを発生し、この腐蝕
性ガスによる窓箔の腐蝕を避けるため、電子線照射時に
は矢印10で示すように窓箔3に向けて冷却ガス吹出部
6の吹出口61から冷却ガスを吹き付けるように構成さ
れている。
て窓箔3を透過して被照射物8に照射されるが、高エネ
ルギーの電子線が窓箔を透過するため、電子線エネルギ
ーの1部がこの窓箔によつて吸収され、透過部が異常加
熱し、機械的強度が低下して真空壁を維持できなくなる
ことから、窓箔3を冷却することと、被照射物によつて
は塩素或は塩化水素等の腐蝕性ガスを発生し、この腐蝕
性ガスによる窓箔の腐蝕を避けるため、電子線照射時に
は矢印10で示すように窓箔3に向けて冷却ガス吹出部
6の吹出口61から冷却ガスを吹き付けるように構成さ
れている。
第4図は第3図の冷却ガス吹出部の詳細図で、第4図中
第3図と同一符号の部分は第3図の部分と同一部分を示
す。冷却ガス吹出部は取付ボルト12,13,14によつて加
速管延長部1の端に設けられたフランジ1′並に押え板
4に吹出口61が窓箔3に向けて冷却ガスが噴射される
ように取り付けられている。なお、15は押え板4の締
付ボルト、16は送気管7の取付ボルトである。
第3図と同一符号の部分は第3図の部分と同一部分を示
す。冷却ガス吹出部は取付ボルト12,13,14によつて加
速管延長部1の端に設けられたフランジ1′並に押え板
4に吹出口61が窓箔3に向けて冷却ガスが噴射される
ように取り付けられている。なお、15は押え板4の締
付ボルト、16は送気管7の取付ボルトである。
第4図に示す構成によれば冷却ガス吹出部6の吹出口6
1が絞り込まれ、この部分の冷却ガスの流速が高められ
て窓箔3に対して冷却ガスが吹き付けられるため、冷却
ガスの吹き付けは極めて効果的に行なわれ、窓箔3の冷
却はもとより被照射物からの腐蝕性ガスの除去も効果的
に行なわれるが、吹出口61で大巾に絞り込まれて冷却
ガスの流速が極めて速くなつていることゝ、吹出口61
を出た途端に急激に減圧されることから該部でガス流に
よる共鳴音を発し、これが高いところでは130dbを越
える場合があるが、この種の静止機器として、この共鳴
音は騒音として利用上大きな問題があつた。
1が絞り込まれ、この部分の冷却ガスの流速が高められ
て窓箔3に対して冷却ガスが吹き付けられるため、冷却
ガスの吹き付けは極めて効果的に行なわれ、窓箔3の冷
却はもとより被照射物からの腐蝕性ガスの除去も効果的
に行なわれるが、吹出口61で大巾に絞り込まれて冷却
ガスの流速が極めて速くなつていることゝ、吹出口61
を出た途端に急激に減圧されることから該部でガス流に
よる共鳴音を発し、これが高いところでは130dbを越
える場合があるが、この種の静止機器として、この共鳴
音は騒音として利用上大きな問題があつた。
長方形をした吹出口上壁の内側角部即ち、窓箔側の吹出
口内側角部に円弧を形成して、吹出口上側のガス流路の
平滑化を計つた。
口内側角部に円弧を形成して、吹出口上側のガス流路の
平滑化を計つた。
本考案によれば、吹出口上壁内側角部に円弧が設けら
れ、冷却ガスの流路が平滑化されて渦流の発生が少な
く、従つてガス流による共鳴を大巾に低減することがで
きると共に、吹出口の左右並に下側壁は角がそのまゝ残
され、ガスの吹付け方向は窓箔方向に向けられており、
該部ではガス流の吹き付け方向が窓箔面以外の方向に拡
大されることがないので、ガス流の活用効率を低減する
ことがない。
れ、冷却ガスの流路が平滑化されて渦流の発生が少な
く、従つてガス流による共鳴を大巾に低減することがで
きると共に、吹出口の左右並に下側壁は角がそのまゝ残
され、ガスの吹付け方向は窓箔方向に向けられており、
該部ではガス流の吹き付け方向が窓箔面以外の方向に拡
大されることがないので、ガス流の活用効率を低減する
ことがない。
この場合、吹出口の上方のガス流の方向は拡大するが、
加速管延長部の端部壁面によつて噴出したガス流の方向
が修正され、その殆んどが窓箔の冷却に有効に活用され
る。
加速管延長部の端部壁面によつて噴出したガス流の方向
が修正され、その殆んどが窓箔の冷却に有効に活用され
る。
第1図は、本考案の実施例を示す冷却ガス吹出部6の吹
出口61部分の拡大断面図を示すもので、第4図と同一
符号を付した部分は第4図のものと同一部分を示してい
る。
出口61部分の拡大断面図を示すもので、第4図と同一
符号を付した部分は第4図のものと同一部分を示してい
る。
第1図の実施例では冷却ガス吹出部6の吹出口61の上
壁62の内側角部に円弧Rを形成した点以外は第4図の
従来例と変らない。
壁62の内側角部に円弧Rを形成した点以外は第4図の
従来例と変らない。
円弧Rの大きさは、上壁の厚さtの1/2を半径とするの
が最も好ましく本考案者は上、下壁の厚さtを4m/m、
円弧Rの半径を2m/m、吹出口61の巾lを2m/mとして
実験を行つた。第5図はその結果を示すもので、縦軸に
騒音レベル(db)を、横軸に騒音測定位置を示しており、
A1,A2,A3…A5は第3図(ロ)に示す測定点
A1,A2,A3…A5を示している。
が最も好ましく本考案者は上、下壁の厚さtを4m/m、
円弧Rの半径を2m/m、吹出口61の巾lを2m/mとして
実験を行つた。第5図はその結果を示すもので、縦軸に
騒音レベル(db)を、横軸に騒音測定位置を示しており、
A1,A2,A3…A5は第3図(ロ)に示す測定点
A1,A2,A3…A5を示している。
このグラフで折線D1は本考案を実施した照射窓で、照
射窓部の風圧を0.15〜0.16kg/cm2とした場合の騒音測定
結果を示しており、騒音レベルの最も高いA4の点で1
06db、最も低いA1点では97dbであつた。
射窓部の風圧を0.15〜0.16kg/cm2とした場合の騒音測定
結果を示しており、騒音レベルの最も高いA4の点で1
06db、最も低いA1点では97dbであつた。
これに対し第4図の従来例による照射窓で、上下壁の厚
さtを2m/m、吹出口の巾lを3m/m、照射窓部の風圧を
0.075kg/cm2として測定した結果を折線D2で示してい
るが、この従来例では実験条件が多少相違するとは云
え、照射窓部の風圧を1/2以下に制限しているにも拘わ
らず、最も低いA4点で113db、最も高いA1点では
139dbと本考案のものと比べ著るしく高く、本考案の
実施によつて明瞭に低騒音化が計れてたことがわかる。
さtを2m/m、吹出口の巾lを3m/m、照射窓部の風圧を
0.075kg/cm2として測定した結果を折線D2で示してい
るが、この従来例では実験条件が多少相違するとは云
え、照射窓部の風圧を1/2以下に制限しているにも拘わ
らず、最も低いA4点で113db、最も高いA1点では
139dbと本考案のものと比べ著るしく高く、本考案の
実施によつて明瞭に低騒音化が計れてたことがわかる。
第2図は、他の実施例を示すもので、この実施例は送気
管7から冷却ガス吹出部6′の吹出口61に至るガス流
路の凹凸をなくし、吹出口までの絞り込みを連続的に行
ない、ガス流の乱れの発生を回避するようにしたもの
で、この構成によれば、本考案の実施と相俟つて更に低
騒音化を計ることができる。
管7から冷却ガス吹出部6′の吹出口61に至るガス流
路の凹凸をなくし、吹出口までの絞り込みを連続的に行
ない、ガス流の乱れの発生を回避するようにしたもの
で、この構成によれば、本考案の実施と相俟つて更に低
騒音化を計ることができる。
なお、第2図に於て、第4図と同一符号を付した部分は
第4図の部分と同一部分を示している。
第4図の部分と同一部分を示している。
本考案によれば、冷却ガスの使用効率を低減することが
なく、冷却ガスによる共鳴音を著るしく低減することが
でき、低騒音化された照射窓を得ることができる。
なく、冷却ガスによる共鳴音を著るしく低減することが
でき、低騒音化された照射窓を得ることができる。
第1図は本考案の実施例を示す冷却ガス吹出部の吹出口
部分の拡大断面図、第2図は他の実施例を示す照射窓の
冷却装置部の1部断面図、第3図(イ)は従来の照射窓部
の概略断面図、(ロ)は照射窓の平面図、第4図は照射窓
の冷却装置部の従来例を示す1部縦断面図、第5図は照
射窓部の騒音レベルの測定結果を示すグラフである。 1:加速管延長部、2:照射窓、3:窓箔、4:押え
板、5:パツキン、6:吹出部、61:吹出口、7:送
気管。
部分の拡大断面図、第2図は他の実施例を示す照射窓の
冷却装置部の1部断面図、第3図(イ)は従来の照射窓部
の概略断面図、(ロ)は照射窓の平面図、第4図は照射窓
の冷却装置部の従来例を示す1部縦断面図、第5図は照
射窓部の騒音レベルの測定結果を示すグラフである。 1:加速管延長部、2:照射窓、3:窓箔、4:押え
板、5:パツキン、6:吹出部、61:吹出口、7:送
気管。
Claims (1)
- 【請求項1】加速管延長部の下端開口部に窓箔を気密に
装着してなる照射窓、この照射窓の大気側に長方形の吹
出口を有し、該吹出口が前記照射窓の一側から前記窓箔
に向けて開口するように設けられた冷却ガス吹出部から
なる電子線加速装置の照射窓に於て、前記長方形の吹出
口の上壁内側角部に円弧を形成せしめたことを特徴とす
る電子線加速装置の照射窓
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10869488U JPH0616399Y2 (ja) | 1988-08-18 | 1988-08-18 | 電子線加速装置の照射窓 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10869488U JPH0616399Y2 (ja) | 1988-08-18 | 1988-08-18 | 電子線加速装置の照射窓 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0230098U JPH0230098U (ja) | 1990-02-26 |
| JPH0616399Y2 true JPH0616399Y2 (ja) | 1994-04-27 |
Family
ID=31344271
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10869488U Expired - Lifetime JPH0616399Y2 (ja) | 1988-08-18 | 1988-08-18 | 電子線加速装置の照射窓 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0616399Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4727389B2 (ja) * | 2005-11-01 | 2011-07-20 | 三菱重工業株式会社 | 電子線殺菌装置 |
-
1988
- 1988-08-18 JP JP10869488U patent/JPH0616399Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0230098U (ja) | 1990-02-26 |
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