JPH0616453A - 紫外線シャープカットガラスの製造法 - Google Patents
紫外線シャープカットガラスの製造法Info
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- JPH0616453A JPH0616453A JP19309192A JP19309192A JPH0616453A JP H0616453 A JPH0616453 A JP H0616453A JP 19309192 A JP19309192 A JP 19309192A JP 19309192 A JP19309192 A JP 19309192A JP H0616453 A JPH0616453 A JP H0616453A
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- JP
- Japan
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- glass
- mol
- sno
- cucl
- fine particles
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C3/00—Glass compositions
- C03C3/04—Glass compositions containing silica
- C03C3/076—Glass compositions containing silica with 40% to 90% silica, by weight
- C03C3/11—Glass compositions containing silica with 40% to 90% silica, by weight containing halogen or nitrogen
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Geochemistry & Mineralogy (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Glass Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】モル%表示で、SiO2 50〜80%、B2 O
3 10〜30%、Al2O3 1〜20%、Li2 O+N
a2 O+K2 O 5〜20%、Cu2 O+CuO0.0
1〜2%、ZrO2 0.3〜10%、SnO+SnO2
0.01〜3%、Cl+Br 0.01〜4%、からな
る母ガラスを熱処理し、CuCl、CuBr微粒子を析
出する。 【効果】実質的に無色の紫外線シャープカットガラスが
得られる。
3 10〜30%、Al2O3 1〜20%、Li2 O+N
a2 O+K2 O 5〜20%、Cu2 O+CuO0.0
1〜2%、ZrO2 0.3〜10%、SnO+SnO2
0.01〜3%、Cl+Br 0.01〜4%、からな
る母ガラスを熱処理し、CuCl、CuBr微粒子を析
出する。 【効果】実質的に無色の紫外線シャープカットガラスが
得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紫外線シャープカット
ガラスの製造法に関するものである。
ガラスの製造法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、紫外線をカットするガラスとして
は、いわゆる紫外線シャープカットガラスとして市販さ
れているものや、人工衛星の太陽電池を紫外線から保護
する目的のカバーガラスなどが知られている。これらの
ガラスは、種々のイオンをドープしたガラスの紫外域の
吸収を利用して紫外線の遮蔽を行なっている。
は、いわゆる紫外線シャープカットガラスとして市販さ
れているものや、人工衛星の太陽電池を紫外線から保護
する目的のカバーガラスなどが知られている。これらの
ガラスは、種々のイオンをドープしたガラスの紫外域の
吸収を利用して紫外線の遮蔽を行なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこれらイ
オンをドープしたガラスは、紫外線側吸収端付近での波
長に対する透過率の変化の割合が比較的ゆるやかである
ため、近紫外線をカットするためには可視域での吸収が
さけられず、ガラスが黄色く着色してしまい、逆に、可
視域で吸収のない無色なガラスでは近紫外域がカットで
きないという課題があった。また、この欠点の解消を目
的として特公昭46−3464の波長傾斜幅の小さい紫
外線吸収ガラスが提案された。このガラスはCuClやCuBr
の結晶をガラス中に析出させることを特徴とするが、ガ
ラスの化学的耐久性が不充分であったり、化学的耐久性
が良好であってもガラスが青色や緑色や赤色に着色して
しまうという課題があり、不充分であった。
オンをドープしたガラスは、紫外線側吸収端付近での波
長に対する透過率の変化の割合が比較的ゆるやかである
ため、近紫外線をカットするためには可視域での吸収が
さけられず、ガラスが黄色く着色してしまい、逆に、可
視域で吸収のない無色なガラスでは近紫外域がカットで
きないという課題があった。また、この欠点の解消を目
的として特公昭46−3464の波長傾斜幅の小さい紫
外線吸収ガラスが提案された。このガラスはCuClやCuBr
の結晶をガラス中に析出させることを特徴とするが、ガ
ラスの化学的耐久性が不充分であったり、化学的耐久性
が良好であってもガラスが青色や緑色や赤色に着色して
しまうという課題があり、不充分であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、酸化物換算の
モル%表示で SiO2 50 〜80% B2O3 10 〜30% Al2O3 1 〜20% Li2O 0 〜20% Na2O 0 〜20% K2O 0 〜20% Li2O+Na2O+K2O 5 〜20% Cu2O 0 〜 2% CuO 0 〜 2% Cu2O+CuO 0.01 〜 2% ZrO2 0.3 〜10% SnO 0 〜 3% SnO2 0 〜 3% SnO +SnO2 0.01 〜 3% Cl 0 〜 4% Br 0 〜 4% Cl+Br 0.01 〜 4% からなる母ガラスを熱処理し、CuCl又は/及びCuBr微粒
子を析出する紫外線シャープカットガラスの製造法を提
供するものである。
モル%表示で SiO2 50 〜80% B2O3 10 〜30% Al2O3 1 〜20% Li2O 0 〜20% Na2O 0 〜20% K2O 0 〜20% Li2O+Na2O+K2O 5 〜20% Cu2O 0 〜 2% CuO 0 〜 2% Cu2O+CuO 0.01 〜 2% ZrO2 0.3 〜10% SnO 0 〜 3% SnO2 0 〜 3% SnO +SnO2 0.01 〜 3% Cl 0 〜 4% Br 0 〜 4% Cl+Br 0.01 〜 4% からなる母ガラスを熱処理し、CuCl又は/及びCuBr微粒
子を析出する紫外線シャープカットガラスの製造法を提
供するものである。
【0005】本発明により製造される紫外線シャープカ
ットガラスは、紫外域で非常にシャープな吸収を持つCu
Cl又は/及びCuBr微粒子がガラス中に析出しているた
め、可視域の光を吸収することなく紫外線だけを選択的
に遮蔽することができる。
ットガラスは、紫外域で非常にシャープな吸収を持つCu
Cl又は/及びCuBr微粒子がガラス中に析出しているた
め、可視域の光を吸収することなく紫外線だけを選択的
に遮蔽することができる。
【0006】本発明における母ガラスの組成の限定理由
は次の通りである。SiO2が50モル%未満の場合は、ガラ
スの化学的耐久性が不充分であり、逆に80モル%を超え
た場合は、母ガラスの溶融温度が高くなり、Cu、Cl及び
Br成分が揮散してしまい、いずれも好ましくない。
は次の通りである。SiO2が50モル%未満の場合は、ガラ
スの化学的耐久性が不充分であり、逆に80モル%を超え
た場合は、母ガラスの溶融温度が高くなり、Cu、Cl及び
Br成分が揮散してしまい、いずれも好ましくない。
【0007】B2O3は10モル%未満の場合は、CuCl、CuBr
の析出が得られ難く、逆に30モル%を超えると母ガラス
の化学的耐久性が低くなるので好ましくない。
の析出が得られ難く、逆に30モル%を超えると母ガラス
の化学的耐久性が低くなるので好ましくない。
【0008】Al2O3 が1 モル%未満の場合は、母ガラス
が分相により白濁し易くなり、一方、Al2O3 が20モル%
を超えると、ガラス化し難くなるので好ましくない。
が分相により白濁し易くなり、一方、Al2O3 が20モル%
を超えると、ガラス化し難くなるので好ましくない。
【0009】Li2O、Na2O、K2O は、単独で用いられて
も、2種類以上を併用してもかまわないが、総量が5モ
ル%未満の場合は母ガラスの溶融温度が高くなるのでC
u、Cl及びBr成分が揮散する。一方、総量が20モル%を
超える場合はガラスの化学的耐久性が低くなる。なかで
もLi2Oを含有し、酸化物換算のモル%表示で母ガラス中
のLi2O、Na2O及びK2O の総量に対する、Li2Oの量の比が
0.2 以上であるものがCuCl、CuBrを析出し易いので好ま
しい。この比が0.2 未満であるとCuCl、CuBrの析出が低
下するので好ましくない。
も、2種類以上を併用してもかまわないが、総量が5モ
ル%未満の場合は母ガラスの溶融温度が高くなるのでC
u、Cl及びBr成分が揮散する。一方、総量が20モル%を
超える場合はガラスの化学的耐久性が低くなる。なかで
もLi2Oを含有し、酸化物換算のモル%表示で母ガラス中
のLi2O、Na2O及びK2O の総量に対する、Li2Oの量の比が
0.2 以上であるものがCuCl、CuBrを析出し易いので好ま
しい。この比が0.2 未満であるとCuCl、CuBrの析出が低
下するので好ましくない。
【0010】ZrO2が0.3 モル%未満の場合は熱処理時に
銅コロイドの析出によるガラスの赤色化が起こり易く、
一方、10モル%を超えると母ガラスの溶融温度が高くな
りCu及びCl、Br成分が揮散してしまい、いずれも好まし
くない。
銅コロイドの析出によるガラスの赤色化が起こり易く、
一方、10モル%を超えると母ガラスの溶融温度が高くな
りCu及びCl、Br成分が揮散してしまい、いずれも好まし
くない。
【0011】さらに、母ガラス中にCuCl又は/及びCuBr
微粒子が析出させるために、Cu2O又は/及びCuO と、Cl
又は/及びBrとを含有させることが必要である。
微粒子が析出させるために、Cu2O又は/及びCuO と、Cl
又は/及びBrとを含有させることが必要である。
【0012】Cu2O、CuO の総量が0.01モル%未満の場合
は、CuCl又は/及びCuBr微粒子が充分析出せず紫外線遮
蔽性能が充分でないため好ましくない。一方、2モル%
を超えても紫外線遮蔽性能はそれ以上向上せず、逆にCu
Cl又は/及びCuBr微粒子の巨大粒子が析出し、ガラスの
透明性が失われるため好ましくない。
は、CuCl又は/及びCuBr微粒子が充分析出せず紫外線遮
蔽性能が充分でないため好ましくない。一方、2モル%
を超えても紫外線遮蔽性能はそれ以上向上せず、逆にCu
Cl又は/及びCuBr微粒子の巨大粒子が析出し、ガラスの
透明性が失われるため好ましくない。
【0013】Cl、Brは、それぞれ単独で用いられても、
混合して用いられてもよく、遮蔽波長により適宜その混
合比率も選定される。また、ClとBrの総量がO.O1モル%
未満の場合、CuCl又は/及びCuBr微粒子が充分析出せず
紫外線の遮蔽性能が充分でないため好ましくない。一
方、4 モル%を超えても紫外線遮蔽性能はそれ以上向上
せず、逆にガラスの分相が生じ易くなりガラスの透明性
が失われるおそれがあるため好ましくない。
混合して用いられてもよく、遮蔽波長により適宜その混
合比率も選定される。また、ClとBrの総量がO.O1モル%
未満の場合、CuCl又は/及びCuBr微粒子が充分析出せず
紫外線の遮蔽性能が充分でないため好ましくない。一
方、4 モル%を超えても紫外線遮蔽性能はそれ以上向上
せず、逆にガラスの分相が生じ易くなりガラスの透明性
が失われるおそれがあるため好ましくない。
【0014】SnO 、SnO2はガラスが着色せずにCuCl又は
/及びCuBr微粒子を析出し易くする成分である。SnO 、
SnO2は単独でも併用でもよく、その総量が 0.01 モル%
未満の場合は、ガラスが青色に着色し易く、逆に 3モル
%を超える場合にはガラスが赤色に着色し易いため好ま
しくない。
/及びCuBr微粒子を析出し易くする成分である。SnO 、
SnO2は単独でも併用でもよく、その総量が 0.01 モル%
未満の場合は、ガラスが青色に着色し易く、逆に 3モル
%を超える場合にはガラスが赤色に着色し易いため好ま
しくない。
【0015】そしてこれらの範囲のうち、SiO2 55 〜75
モル%、B2O3 12〜25モル%、Al2O3 2〜15モル%、Li
2O+Na2O+K2O 7〜17モル%、ZrO2 0.3 〜3 モル%、Cu
2O+CuO 0.1 〜2 モル%、SnO+SnO2 0.05〜2 モル%、
Cl又は/及びBr 0.1 〜3 モル%よりなる母ガラスは制
御された粒径のCuCl又は/及びCuBr微粒子が容易に析出
しうるので特に好ましい。
モル%、B2O3 12〜25モル%、Al2O3 2〜15モル%、Li
2O+Na2O+K2O 7〜17モル%、ZrO2 0.3 〜3 モル%、Cu
2O+CuO 0.1 〜2 モル%、SnO+SnO2 0.05〜2 モル%、
Cl又は/及びBr 0.1 〜3 モル%よりなる母ガラスは制
御された粒径のCuCl又は/及びCuBr微粒子が容易に析出
しうるので特に好ましい。
【0016】析出させるCuCl又は/及びCuBr微粒子の粒
径は0.5 〜400 nmであることが好ましい。粒径が0.5
nm未満の場合はCuCl又は/及びCuBrの吸収が充分でな
く期待される紫外線の遮蔽が不充分であり、逆に、400
nmを超えると可視光がガラス中で散乱してしまいガラ
スの透明度が失われるので好ましくない。この範囲のう
ち1〜100 nmの粒径の場合、充分に紫外線を遮蔽する
とともに可視光に対して透明なガラスとなるので特に好
ましい。
径は0.5 〜400 nmであることが好ましい。粒径が0.5
nm未満の場合はCuCl又は/及びCuBrの吸収が充分でな
く期待される紫外線の遮蔽が不充分であり、逆に、400
nmを超えると可視光がガラス中で散乱してしまいガラ
スの透明度が失われるので好ましくない。この範囲のう
ち1〜100 nmの粒径の場合、充分に紫外線を遮蔽する
とともに可視光に対して透明なガラスとなるので特に好
ましい。
【0017】本発明の紫外線シャープカットガラスの製
造に際し、用いられる原料としては、例えば次の物質が
あげられる。ケイ素原料としては、例えば二酸化ケイ素
などのケイ素の酸化物の他、窒化物、有機ケイ素化合物
や、ケイ酸アルカリなどのケイ酸塩も他のアルカリ化合
物と混合して用いることができる。ホウ酸原料として
は、ホウ酸(H3BO3 )、無水ホウ酸(B2O3)などの他、
窒化物、有機ホウ素化合物や、ホウ酸アルカリなどのホ
ウ酸塩も他のアルカリ化合物と混合して用いることがで
きる。
造に際し、用いられる原料としては、例えば次の物質が
あげられる。ケイ素原料としては、例えば二酸化ケイ素
などのケイ素の酸化物の他、窒化物、有機ケイ素化合物
や、ケイ酸アルカリなどのケイ酸塩も他のアルカリ化合
物と混合して用いることができる。ホウ酸原料として
は、ホウ酸(H3BO3 )、無水ホウ酸(B2O3)などの他、
窒化物、有機ホウ素化合物や、ホウ酸アルカリなどのホ
ウ酸塩も他のアルカリ化合物と混合して用いることがで
きる。
【0018】アルミニウム原料としては、水酸化アルミ
ニウム(Al(OH)3 )、アルミナ(Al 2O3 )などの水酸化
物、酸化物の他、窒化物、有機アルミニウム化合物など
も用いることができる。アルカリ金属の原料としては、
例えば炭酸塩が代表的であるが、水酸化物、塩化物等の
他のアルカリ化合物を適宜用いうる。ジルコニウムの原
料としては、酸化ジルコニウム(ZrO2)などの酸化物の
他、塩化物、有機ジルコニウム化合物やジルコン(ZrSi
O4)などの複合酸化物も他のケイ素化合物と混合して用
いることができる。
ニウム(Al(OH)3 )、アルミナ(Al 2O3 )などの水酸化
物、酸化物の他、窒化物、有機アルミニウム化合物など
も用いることができる。アルカリ金属の原料としては、
例えば炭酸塩が代表的であるが、水酸化物、塩化物等の
他のアルカリ化合物を適宜用いうる。ジルコニウムの原
料としては、酸化ジルコニウム(ZrO2)などの酸化物の
他、塩化物、有機ジルコニウム化合物やジルコン(ZrSi
O4)などの複合酸化物も他のケイ素化合物と混合して用
いることができる。
【0019】銅及び塩素並びに臭素の原料としては、例
えばCuCl、CuCl2 、CuBr、CuBr2 などの銅の塩化物、臭
化物の他、銅は銅単体あるいは銅の酸化物、水酸化物、
硫酸塩等の無機塩や有機塩を用いることができる。
えばCuCl、CuCl2 、CuBr、CuBr2 などの銅の塩化物、臭
化物の他、銅は銅単体あるいは銅の酸化物、水酸化物、
硫酸塩等の無機塩や有機塩を用いることができる。
【0020】また、塩素、臭素はアルカリ塩化物、アル
カリ臭化物、塩化アンモニウム、臭化アンモニウムや他
の添加成分の塩化物、臭化物として供給することも可能
である。更に、塩素、臭素は単体あるいは塩化物、臭化
物の気体として母ガラスと反応させ導入させることも可
能である。スズの原料としては、酸化第一スズ(SnO
)、酸化第二スズ(SnO2)などの酸化物の他、塩化
物、有機スズ化合物が用いることができる。
カリ臭化物、塩化アンモニウム、臭化アンモニウムや他
の添加成分の塩化物、臭化物として供給することも可能
である。更に、塩素、臭素は単体あるいは塩化物、臭化
物の気体として母ガラスと反応させ導入させることも可
能である。スズの原料としては、酸化第一スズ(SnO
)、酸化第二スズ(SnO2)などの酸化物の他、塩化
物、有機スズ化合物が用いることができる。
【0021】本発明の紫外線シャープカットガラスの製
造手段としては、まず諸原料を所定量秤量して混合し、
これを1200〜1800℃で5分〜10時間加熱溶融し、所定形
状に成形し、母ガラスを製造する。次いで成形された母
ガラスを熱処理してCuCl又は/及びCuBr微粒子を析出さ
せる。この熱処理としては、450 〜800 ℃で5 分間〜10
0 時間保持することにより達成される。CuCl又は/及び
CuBr微粒子の粒径は、熱処理の温度が高いほど、また熱
処理時間が長いほど大きくなる。
造手段としては、まず諸原料を所定量秤量して混合し、
これを1200〜1800℃で5分〜10時間加熱溶融し、所定形
状に成形し、母ガラスを製造する。次いで成形された母
ガラスを熱処理してCuCl又は/及びCuBr微粒子を析出さ
せる。この熱処理としては、450 〜800 ℃で5 分間〜10
0 時間保持することにより達成される。CuCl又は/及び
CuBr微粒子の粒径は、熱処理の温度が高いほど、また熱
処理時間が長いほど大きくなる。
【0022】これらの微粒子の析出方法としては、成形
された母ガラスを一旦室温まで冷却し次いで加熱して所
定温度に保持して微粒子を析出する方法と、成形する温
度までの冷却過程あるいは成形後の母ガラスを室温まで
冷却する過程で所定の温度で保持したり、冷却速度を制
御することによって微粒子を析出する方法とがあり、ど
ちらの方法でもよい。
された母ガラスを一旦室温まで冷却し次いで加熱して所
定温度に保持して微粒子を析出する方法と、成形する温
度までの冷却過程あるいは成形後の母ガラスを室温まで
冷却する過程で所定の温度で保持したり、冷却速度を制
御することによって微粒子を析出する方法とがあり、ど
ちらの方法でもよい。
【0023】
【実施例】表1の実施例1〜15及び比較例1〜4に記
載した組成(表1のR2O はLi2O+Na2O+K2O を意味す
る。)のガラス400 gになるように原料を調合し、これ
を白金坩堝に入れ1450℃で2時間溶融した後、ステンレ
ス板上に流しだして板状の母ガラスを成形した。この成
形した母ガラスを表1に示す温度、時間で熱処理を行な
う、あるいは表1に示す冷却速度でガラス転移温度以下
まで冷却を行なうことによって、ガラス中に微粒子の析
出を行なった。
載した組成(表1のR2O はLi2O+Na2O+K2O を意味す
る。)のガラス400 gになるように原料を調合し、これ
を白金坩堝に入れ1450℃で2時間溶融した後、ステンレ
ス板上に流しだして板状の母ガラスを成形した。この成
形した母ガラスを表1に示す温度、時間で熱処理を行な
う、あるいは表1に示す冷却速度でガラス転移温度以下
まで冷却を行なうことによって、ガラス中に微粒子の析
出を行なった。
【0024】この微粒子析出ガラスを1mm厚に研磨
し、分光透過率を測定し、50%透過率を示す波長及び80
%から10%に透過率が変化する波長傾斜幅を求めた。ガ
ラス中の微粒子の粒径は透過型電子顕微鏡観察により測
定した。その測定値を表1に示す。またこれらのガラス
につき、肉眼により色調を観察した結果、実施例1〜1
2及び15のものは全て無色であり、実施例13、14
のものは淡赤色であり、比較例1、3のものは赤色であ
り、比較例2、4のものは薄赤色であった。比較例1〜
4のガラスは、570 nm付近にガラス中に生成した銅コ
ロイドの吸収が存在した。
し、分光透過率を測定し、50%透過率を示す波長及び80
%から10%に透過率が変化する波長傾斜幅を求めた。ガ
ラス中の微粒子の粒径は透過型電子顕微鏡観察により測
定した。その測定値を表1に示す。またこれらのガラス
につき、肉眼により色調を観察した結果、実施例1〜1
2及び15のものは全て無色であり、実施例13、14
のものは淡赤色であり、比較例1、3のものは赤色であ
り、比較例2、4のものは薄赤色であった。比較例1〜
4のガラスは、570 nm付近にガラス中に生成した銅コ
ロイドの吸収が存在した。
【0025】
【表1】
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、紫外線の遮蔽性能に極
めて優れ、可視域の透過率が高く、実質的に無色のガラ
スが得られる。
めて優れ、可視域の透過率が高く、実質的に無色のガラ
スが得られる。
Claims (3)
- 【請求項1】酸化物換算のモル%表示で SiO2 50 〜80% B2O3 10 〜30% Al2O3 1 〜20% Li2O 0 〜20% Na2O 0 〜20% K2O 0 〜20% Li2O+Na2O+K2O 5 〜20% Cu2O 0 〜 2% CuO 0 〜 2% Cu2O+CuO 0.01 〜 2% ZrO2 0.3 〜10% SnO 0 〜 3% SnO2 0 〜 3% SnO +SnO2 0.01 〜 3% Cl 0 〜 4% Br 0 〜 4% Cl+Br 0.01 〜 4% からなる母ガラスを熱処理し、CuCl又は/及びCuBr微粒
子を析出する紫外線シャープカットガラスの製造法。 - 【請求項2】酸化物換算のモル%表示で、母ガラス中の
Li2O、Na2O及び K2Oの総量に対する、Li2Oの量の比が0.
2 以上である請求項1の紫外線シャープカットガラスの
製造法。 - 【請求項3】析出させるCuCl又は/及びCuBr微粒子の粒
径は0.5 〜400 nmである請求項1の紫外線シャープカ
ットガラスの製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19309192A JPH0616453A (ja) | 1992-06-26 | 1992-06-26 | 紫外線シャープカットガラスの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19309192A JPH0616453A (ja) | 1992-06-26 | 1992-06-26 | 紫外線シャープカットガラスの製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0616453A true JPH0616453A (ja) | 1994-01-25 |
Family
ID=16302084
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19309192A Pending JPH0616453A (ja) | 1992-06-26 | 1992-06-26 | 紫外線シャープカットガラスの製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0616453A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7781354B2 (en) * | 2004-12-15 | 2010-08-24 | Avanstrate Inc. | Glass composition and method for production thereof, and glass substrate for information display device and information display device using the same |
| JP2018513825A (ja) * | 2015-03-02 | 2018-05-31 | コーニング インコーポレイテッド | 紫外線吸収ガラスおよびその物品 |
| CN109476530A (zh) * | 2016-07-28 | 2019-03-15 | 康宁股份有限公司 | 具有抗光致暗化性的玻璃 |
-
1992
- 1992-06-26 JP JP19309192A patent/JPH0616453A/ja active Pending
Cited By (5)
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|---|---|---|---|---|
| US7781354B2 (en) * | 2004-12-15 | 2010-08-24 | Avanstrate Inc. | Glass composition and method for production thereof, and glass substrate for information display device and information display device using the same |
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