JPH06165204A - 増幅器及びテレビジョン装置 - Google Patents
増幅器及びテレビジョン装置Info
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- JPH06165204A JPH06165204A JP31876792A JP31876792A JPH06165204A JP H06165204 A JPH06165204 A JP H06165204A JP 31876792 A JP31876792 A JP 31876792A JP 31876792 A JP31876792 A JP 31876792A JP H06165204 A JPH06165204 A JP H06165204A
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- signal
- amplifier
- compensation
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 マトリクス回路8より出力される三原色信号
R,G,Bのそれぞれに対応させて3個のγ補償回路1
2R,12G,12Bを設け、原色信号毎に異なる補償
特性にてγ補償を行えるようにした。 【効果】 CRTにおける各色蛍光体のγ特性が異なる
場合においても、各蛍光体に適合したγ補償が行え、カ
ットオフレベルよりハイライトレベルに亘って良好なホ
ワイトバランスを確保できる。
R,G,Bのそれぞれに対応させて3個のγ補償回路1
2R,12G,12Bを設け、原色信号毎に異なる補償
特性にてγ補償を行えるようにした。 【効果】 CRTにおける各色蛍光体のγ特性が異なる
場合においても、各蛍光体に適合したγ補償が行え、カ
ットオフレベルよりハイライトレベルに亘って良好なホ
ワイトバランスを確保できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、信号の増幅を行う増幅
器及び映像信号の再生を行うテレビジョン装置に関す
る。
器及び映像信号の再生を行うテレビジョン装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、テレビジョン放送においては、図
7中の左側のグラフで示すように、出力信号が入力信号
の(1/γ)乗に比例するように、いわゆるγ補正を行
っている。これは、多くのテレビジョン装置において用
いられているCRT(陰極線管)の入力信号と表示輝度
との関係が、図7中の中央のグラフで示すように、輝度
が入力信号のγ乗に比例するという非線型性(γ特性)
を有しているためである。このγ補正の結果、CRTに
おける表示輝度は、図7中の右側のグラフで示すよう
に、入力信号に比例する線型性が確保される。
7中の左側のグラフで示すように、出力信号が入力信号
の(1/γ)乗に比例するように、いわゆるγ補正を行
っている。これは、多くのテレビジョン装置において用
いられているCRT(陰極線管)の入力信号と表示輝度
との関係が、図7中の中央のグラフで示すように、輝度
が入力信号のγ乗に比例するという非線型性(γ特性)
を有しているためである。このγ補正の結果、CRTに
おける表示輝度は、図7中の右側のグラフで示すよう
に、入力信号に比例する線型性が確保される。
【0003】しかしながら、CRTのγ特性は、このC
RTを構成する蛍光体の特性等に依って異なったものと
なる。また、CRTに代えて、LCD(液晶表示デバイ
ス)等のCRT以外の表示装置を有して構成されたテレ
ビジョン装置においては、入力信号に対する発光特性や
透過特性が、CRTのγ特性とは異なったものとなって
いる。
RTを構成する蛍光体の特性等に依って異なったものと
なる。また、CRTに代えて、LCD(液晶表示デバイ
ス)等のCRT以外の表示装置を有して構成されたテレ
ビジョン装置においては、入力信号に対する発光特性や
透過特性が、CRTのγ特性とは異なったものとなって
いる。
【0004】そのため、従来、テレビジョン装置におい
ては、γ補償回路を設け、このγ補償回路によって、図
8に示すように、表示輝度の入力信号に対する線型性を
電気的に補償するように構成されたものが提案されてい
る。
ては、γ補償回路を設け、このγ補償回路によって、図
8に示すように、表示輝度の入力信号に対する線型性を
電気的に補償するように構成されたものが提案されてい
る。
【0005】ところで、上記テレビジョン装置における
CRTに送られる原色信号の増幅にも用いられる増幅器
は、図15に示すように、利得可変増幅器として構成さ
れている。すなわち、この増幅器は、4個のトランジス
タQ1 ,Q2 ,Q3 ,Q4 を有している。上記入力信号
Vinは、バイアス電圧V1 が印加されている。上記ト
ランジスタQ1 は、NPN型であって、入力信号Vin
がベース端子に入力される。このトランジスタQ1 は、
コレクタ端子にダイオードD1 の出力端が接続され、エ
ミッタ端子には抵抗R1 を介して電流源2I1 が接続さ
れている。上記ダイオードD1 の入力端には、バイアス
電圧V2 が印加されている。また、上記トランジスタQ
2 は、NPN型であって、上記バイアス電圧V1 がベー
ス端子に印加される。このトランジスタQ2 は、コレク
タ端子にダイオードD2 の出力端が接続され、エミッタ
端子には抵抗R1 を介して上記電流源2I1 が接続され
ている。上記ダイオードD2 の入力端は、上記バイアス
電圧V2 を印加されている。
CRTに送られる原色信号の増幅にも用いられる増幅器
は、図15に示すように、利得可変増幅器として構成さ
れている。すなわち、この増幅器は、4個のトランジス
タQ1 ,Q2 ,Q3 ,Q4 を有している。上記入力信号
Vinは、バイアス電圧V1 が印加されている。上記ト
ランジスタQ1 は、NPN型であって、入力信号Vin
がベース端子に入力される。このトランジスタQ1 は、
コレクタ端子にダイオードD1 の出力端が接続され、エ
ミッタ端子には抵抗R1 を介して電流源2I1 が接続さ
れている。上記ダイオードD1 の入力端には、バイアス
電圧V2 が印加されている。また、上記トランジスタQ
2 は、NPN型であって、上記バイアス電圧V1 がベー
ス端子に印加される。このトランジスタQ2 は、コレク
タ端子にダイオードD2 の出力端が接続され、エミッタ
端子には抵抗R1 を介して上記電流源2I1 が接続され
ている。上記ダイオードD2 の入力端は、上記バイアス
電圧V2 を印加されている。
【0006】そして、上記トランジスタQ3 は、ベース
端子が上記トランジスタQ2 のコレクタ端子に接続され
ている。このトランジスタQ3 は、コレクタ端子にバイ
アス電圧V3 を印加され、エミッタ端子に電流源2I2
が接続されている。また、上記トランジスタQ4 は、ベ
ース端子が上記トランジスタQ1 のコレクタ端子に接続
されている。このトランジスタQ4 は、コレクタ端子が
抵抗R2 を介してバイアス電圧V3 を印加され、エミッ
タ端子に上記電流源2I2 が接続されている。また、上
記トランジスタQ4 のコレクタ端子は、コンデンサC1
を介して接地されるとともに、出力信号Voutが取り
出される出力端子となっている。
端子が上記トランジスタQ2 のコレクタ端子に接続され
ている。このトランジスタQ3 は、コレクタ端子にバイ
アス電圧V3 を印加され、エミッタ端子に電流源2I2
が接続されている。また、上記トランジスタQ4 は、ベ
ース端子が上記トランジスタQ1 のコレクタ端子に接続
されている。このトランジスタQ4 は、コレクタ端子が
抵抗R2 を介してバイアス電圧V3 を印加され、エミッ
タ端子に上記電流源2I2 が接続されている。また、上
記トランジスタQ4 のコレクタ端子は、コンデンサC1
を介して接地されるとともに、出力信号Voutが取り
出される出力端子となっている。
【0007】この増幅器において、上記トランジスタQ
1 に上記入力信号Vinが入力され、該トランジスタQ
1 とトランジスタQ2 との間の抵抗R1 によりi1 の電
流が流れるとすると、 i1 =Vin/R1 ・・・・・・・・・・・・(式1) が成立する。したがって、上記各ダイオードD1 ,D2
に流れる電流は、それぞれ、I1 +i1 、I1 −i1 と
なる。また、Vout=i2 ・R2 と定義される出力電
流i2 により、上記各トランジスタQ3 ,Q4 に流れる
電流は、それぞれ、I2 +i2 、I2 −i2 となる。
1 に上記入力信号Vinが入力され、該トランジスタQ
1 とトランジスタQ2 との間の抵抗R1 によりi1 の電
流が流れるとすると、 i1 =Vin/R1 ・・・・・・・・・・・・(式1) が成立する。したがって、上記各ダイオードD1 ,D2
に流れる電流は、それぞれ、I1 +i1 、I1 −i1 と
なる。また、Vout=i2 ・R2 と定義される出力電
流i2 により、上記各トランジスタQ3 ,Q4 に流れる
電流は、それぞれ、I2 +i2 、I2 −i2 となる。
【0008】ここで、トランジスタのVBEは、VBE=V
T ・ln(Ic/Is)の式で求められることより、上記
各トランジスタQ1 ,Q2 ,Q3 ,Q4 のそれぞれのV
BEをVB1,VB2,VB3,VB4とすると、以下の如く、 VB1+VB4=VB2+VB3 VT ・ln(I1 +i1 /Is)+VT ・ln(I2 −i2 /Is) =VT ・ln(I1 −i1 /Is)+VT ・ln(I2 +i2 /Is) (I1 +i1 )(I2 −i2 )=(I1 −i1 )(I2 +i2 ) i1 ・I2 =i2 ・I1 i2 =i1 ・I2 /I1 ・・・・・・・・・・・・(式2) この式2を上記式1に代入すると、 i2 =(Vin/R1 )・I2 /I1 となる。Voutを求めると、 Vout=i2 ・R2 =Vin・I2 ・R2 /(I1 ・R1 )=A・Vin ・・・・・・・・・・・・(式3) という入出力特性が得られる。ここで、Aは、入出力特
性と定義する。この増幅器において、利得を可変したい
ときには、電流i2 を変えればよい。
T ・ln(Ic/Is)の式で求められることより、上記
各トランジスタQ1 ,Q2 ,Q3 ,Q4 のそれぞれのV
BEをVB1,VB2,VB3,VB4とすると、以下の如く、 VB1+VB4=VB2+VB3 VT ・ln(I1 +i1 /Is)+VT ・ln(I2 −i2 /Is) =VT ・ln(I1 −i1 /Is)+VT ・ln(I2 +i2 /Is) (I1 +i1 )(I2 −i2 )=(I1 −i1 )(I2 +i2 ) i1 ・I2 =i2 ・I1 i2 =i1 ・I2 /I1 ・・・・・・・・・・・・(式2) この式2を上記式1に代入すると、 i2 =(Vin/R1 )・I2 /I1 となる。Voutを求めると、 Vout=i2 ・R2 =Vin・I2 ・R2 /(I1 ・R1 )=A・Vin ・・・・・・・・・・・・(式3) という入出力特性が得られる。ここで、Aは、入出力特
性と定義する。この増幅器において、利得を可変したい
ときには、電流i2 を変えればよい。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
にγ補償回路を備えたテレビジョン装置、特に、いわゆ
る3管式のビデオプロジェクタ装置や表示デバイスとし
てLCDを備えたものにおいては、図9に示すように、
R(赤色)、G(緑色)、B(青色)の三原色について
のγカーブが、互いに一致していない場合がある。この
ような場合には、上記三原色について同様のγ補償を行
っても、図10に示すように、各原色についての表示輝
度の入力信号に対する線型性を確保することができな
い。したがって、γ補償後の表示輝度の入力信号に対す
る特性を示す図10中の右側のグラフに示すように、カ
ットオフの調整点(点B)及びハイライトの調整点(点
C)においてホワイトバランスが良好となるように、各
原色の表示輝度を調整しても、中間輝度部においては、
良好なホワイトバランスが得られない。
にγ補償回路を備えたテレビジョン装置、特に、いわゆ
る3管式のビデオプロジェクタ装置や表示デバイスとし
てLCDを備えたものにおいては、図9に示すように、
R(赤色)、G(緑色)、B(青色)の三原色について
のγカーブが、互いに一致していない場合がある。この
ような場合には、上記三原色について同様のγ補償を行
っても、図10に示すように、各原色についての表示輝
度の入力信号に対する線型性を確保することができな
い。したがって、γ補償後の表示輝度の入力信号に対す
る特性を示す図10中の右側のグラフに示すように、カ
ットオフの調整点(点B)及びハイライトの調整点(点
C)においてホワイトバランスが良好となるように、各
原色の表示輝度を調整しても、中間輝度部においては、
良好なホワイトバランスが得られない。
【0010】また、上述のような増幅器においては、周
波数特性(f特)及びS/N比(シグナル・ノイズ・レ
シオ)について、良好な出力信号が得られない虞れがあ
る。すなわち、出力信号の周波数特性は、トランジスタ
Q4 のコレクタ端子に接続される寄生容量C1 に支配さ
れている。この寄生容量C1 は、付加抵抗R2 とfCO=
1/(2πC1 R2 )のカットオフ周波数をもつローパ
スフィルタを形成し、周波数特性を劣化させる要因とな
る。
波数特性(f特)及びS/N比(シグナル・ノイズ・レ
シオ)について、良好な出力信号が得られない虞れがあ
る。すなわち、出力信号の周波数特性は、トランジスタ
Q4 のコレクタ端子に接続される寄生容量C1 に支配さ
れている。この寄生容量C1 は、付加抵抗R2 とfCO=
1/(2πC1 R2 )のカットオフ周波数をもつローパ
スフィルタを形成し、周波数特性を劣化させる要因とな
る。
【0011】また、S/N比については、トランジスタ
のノイズとしてエミッタ電流によるショット雑音と、ベ
ース抵抗による熱雑音とを考慮する必要がある。すなわ
ち、これら各雑音源は、等価的には、図13に示すよう
に、上記各ダイオードD1 ,D2 の出力端(カソード)
の先、及び、上記各トランジスタQ3 ,Q4 のベース端
子に付加されることとなり、増幅器の利得に応じてS/
N比を劣化させる。
のノイズとしてエミッタ電流によるショット雑音と、ベ
ース抵抗による熱雑音とを考慮する必要がある。すなわ
ち、これら各雑音源は、等価的には、図13に示すよう
に、上記各ダイオードD1 ,D2 の出力端(カソード)
の先、及び、上記各トランジスタQ3 ,Q4 のベース端
子に付加されることとなり、増幅器の利得に応じてS/
N比を劣化させる。
【0012】そこで、本発明は、上述の実情に鑑みて提
案されるものであって、R(赤色)、G(緑色)、B
(青色)の三原色について良好なγ補償が行えることに
より、カットオフレベルよりハイライトレベルに亘る良
好なホワイトバランスが実現できるテレビジョン装置を
提供することを目的とする。
案されるものであって、R(赤色)、G(緑色)、B
(青色)の三原色について良好なγ補償が行えることに
より、カットオフレベルよりハイライトレベルに亘る良
好なホワイトバランスが実現できるテレビジョン装置を
提供することを目的とする。
【0013】また、本発明は、周波数特性及びS/N比
が良好で、テレビジョン装置に適用しても好適な増幅器
を提供することを目的とする。
が良好で、テレビジョン装置に適用しても好適な増幅器
を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決し上記
目的を達成するため、本発明に係る増幅器は、入力信号
を増幅する増幅部と、該入力信号及び該増幅部により増
幅された信号を加算して出力する加算部とを備えてなる
ものである。
目的を達成するため、本発明に係る増幅器は、入力信号
を増幅する増幅部と、該入力信号及び該増幅部により増
幅された信号を加算して出力する加算部とを備えてなる
ものである。
【0015】また、本発明に係るテレビジョン装置は、
原色信号に対応して設けられた少なくとも一のγ補償回
路を備え、上記γ補償回路は、対応する一の原色信号に
ついてγ補償を行ってなるものである。
原色信号に対応して設けられた少なくとも一のγ補償回
路を備え、上記γ補償回路は、対応する一の原色信号に
ついてγ補償を行ってなるものである。
【0016】さらに、本発明に係るテレビジョン装置
は、原色信号に対応して設けられた少なくとも一の増幅
器を備え、上記増幅器は、対応する一の原色信号が入力
されこの原色信号を増幅する増幅部と該原色信号及び該
増幅部により増幅された原色信号を加算して出力する加
算部とを有し、対応する一の原色信号について増幅を行
ってなるものである。
は、原色信号に対応して設けられた少なくとも一の増幅
器を備え、上記増幅器は、対応する一の原色信号が入力
されこの原色信号を増幅する増幅部と該原色信号及び該
増幅部により増幅された原色信号を加算して出力する加
算部とを有し、対応する一の原色信号について増幅を行
ってなるものである。
【0017】
【作用】本発明に係る増幅器は、入力信号を増幅する増
幅部と、該入力信号及び該増幅部により増幅された信号
を加算して出力する加算部とを備えているので、必要な
利得を得るにあたって上記増幅部における利得を低減さ
せることができ、周波数特性及びS/N比の向上が図れ
る。
幅部と、該入力信号及び該増幅部により増幅された信号
を加算して出力する加算部とを備えているので、必要な
利得を得るにあたって上記増幅部における利得を低減さ
せることができ、周波数特性及びS/N比の向上が図れ
る。
【0018】また、本発明に係るテレビジョン装置にお
いては、原色信号に対応して設けられた少なくとも一の
γ補償回路は、対応する一の原色信号についてγ補償を
行うので、各原色信号毎にγ特性が異なる場合であって
も、該各原色信号に最適なγ補償を行うことができ、カ
ットオフレベルよりハイライトレベルに亘って良好なホ
ワイトバランスを実現できる。
いては、原色信号に対応して設けられた少なくとも一の
γ補償回路は、対応する一の原色信号についてγ補償を
行うので、各原色信号毎にγ特性が異なる場合であって
も、該各原色信号に最適なγ補償を行うことができ、カ
ットオフレベルよりハイライトレベルに亘って良好なホ
ワイトバランスを実現できる。
【0019】さらに、本発明に係るテレビジョン装置に
おいては、原色信号に対応して設けられた少なくとも一
の増幅器は、対応する一の原色信号が入力されこの原色
信号を増幅する増幅部と該原色信号及び該増幅部により
増幅された原色信号を加算して出力する加算部とを有
し、対応する一の原色信号について増幅を行うので、各
原色信号毎について良好な周波数特性及びS/N比の増
幅が行え、カットオフレベルよりハイライトレベルに亘
って良好なホワイトバランスを実現できる。
おいては、原色信号に対応して設けられた少なくとも一
の増幅器は、対応する一の原色信号が入力されこの原色
信号を増幅する増幅部と該原色信号及び該増幅部により
増幅された原色信号を加算して出力する加算部とを有
し、対応する一の原色信号について増幅を行うので、各
原色信号毎について良好な周波数特性及びS/N比の増
幅が行え、カットオフレベルよりハイライトレベルに亘
って良好なホワイトバランスを実現できる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の具体的な実施例を図面を参照
しながら説明する。テレビジョン装置は、図1に示すよ
うに、VHF,UHFおよびBS等の放送電波をアンテ
ナ1を介して受信するチューナ2を有している。上記チ
ューナ2により受信された放送電波は、このチューナ2
により中間周波数に変換され、映像検波回路3に送ら
れ、この映像検波回路3によりコンポジット・ビデオ信
号に復調される。このコンポジット・ビデオ信号は、ビ
デオ・スイッチ4に送られる。このビデオ・スイッチ4
には、上記コンポジット・ビデオ信号の他に、ビデオテ
ープレコーダ、ビデオディスクプレーヤの如き記録再生
装置等より送られる映像信号が、ビデオ入力端子を介し
て入力される。
しながら説明する。テレビジョン装置は、図1に示すよ
うに、VHF,UHFおよびBS等の放送電波をアンテ
ナ1を介して受信するチューナ2を有している。上記チ
ューナ2により受信された放送電波は、このチューナ2
により中間周波数に変換され、映像検波回路3に送ら
れ、この映像検波回路3によりコンポジット・ビデオ信
号に復調される。このコンポジット・ビデオ信号は、ビ
デオ・スイッチ4に送られる。このビデオ・スイッチ4
には、上記コンポジット・ビデオ信号の他に、ビデオテ
ープレコーダ、ビデオディスクプレーヤの如き記録再生
装置等より送られる映像信号が、ビデオ入力端子を介し
て入力される。
【0021】上記ビデオ・スイッチ4に入力された各ビ
デオ信号は、このビデオ・スイッチ4で選択され、選択
されたビデオ信号は、Y/C分離回路5に送られる。こ
のY/C分離回路5は、送られたビデオ信号を輝度信号
Yとクロマ信号Cとに分離させ、該輝度信号Yを輝度信
号処理回路6に送り、該クロマ信号Cを色復調回路7に
送る。上記輝度信号Yは、上記輝度信号処理回路6にお
いて、シャープネス処理、直流伝送率変換等の信号処理
を施された後、RGBマトリクス回路8に送られる。上
記クロマ信号Cは、上記色復調回路7によりB−Y,R
−Yの色差信号に変換され、上記RGBマトリクス回路
8に送られる。
デオ信号は、このビデオ・スイッチ4で選択され、選択
されたビデオ信号は、Y/C分離回路5に送られる。こ
のY/C分離回路5は、送られたビデオ信号を輝度信号
Yとクロマ信号Cとに分離させ、該輝度信号Yを輝度信
号処理回路6に送り、該クロマ信号Cを色復調回路7に
送る。上記輝度信号Yは、上記輝度信号処理回路6にお
いて、シャープネス処理、直流伝送率変換等の信号処理
を施された後、RGBマトリクス回路8に送られる。上
記クロマ信号Cは、上記色復調回路7によりB−Y,R
−Yの色差信号に変換され、上記RGBマトリクス回路
8に送られる。
【0022】上記RGBマトリクス回路8は、送られた
輝度信号Y及び色差信号B−Y,R−Yより赤色、緑
色、青色の三原色信号R,G,Bを生成し、γ補償回路
9に送る。このγ補償回路9は、上記各原色信号につい
て、一律のγ補償を行う回路である。
輝度信号Y及び色差信号B−Y,R−Yより赤色、緑
色、青色の三原色信号R,G,Bを生成し、γ補償回路
9に送る。このγ補償回路9は、上記各原色信号につい
て、一律のγ補償を行う回路である。
【0023】γ補償とは、テレビジョン放送におけるい
わゆるγ補正のみによっては、CRT等の表示デバイス
における表示輝度の入力信号に対する線型性が確保され
ない場合に、このような線型性を確保するために行う電
気的処理である。すなわち、CRTのγ特性はこのCR
Tを構成する蛍光体の特性等に依って異なっているた
め、γ補償を行わないと、表示輝度の入力信号に対する
線型性が確保されないのである。
わゆるγ補正のみによっては、CRT等の表示デバイス
における表示輝度の入力信号に対する線型性が確保され
ない場合に、このような線型性を確保するために行う電
気的処理である。すなわち、CRTのγ特性はこのCR
Tを構成する蛍光体の特性等に依って異なっているた
め、γ補償を行わないと、表示輝度の入力信号に対する
線型性が確保されないのである。
【0024】そして、上記γ補償回路9によりγ補償を
なされた上記各原色信号は、CRTドライブ回路10に
より増幅され、映像表示デバイスであるCRT11に送
られる。
なされた上記各原色信号は、CRTドライブ回路10に
より増幅され、映像表示デバイスであるCRT11に送
られる。
【0025】そして、本発明に係るテレビジョン装置に
おいては、図2に示すように、上記γ補償回路9に換え
て、上記赤色原色信号Rのみについてγ補償を行うRe
dγ補償回路12Rと上記緑色原色信号Gのみについて
γ補償を行うGreenγ補償回路12Gと上記青色原
色信号Bのみについてγ補償を行うBlueγ補償回路
12Bとからなる色別γ補償回路12が設けられてい
る。この色別γ補償回路12を構成する各γ補償回路1
2R,12G,12Bは、図11中の中央のグラフに示
すように、上記CRT11を構成する各色用蛍光体のう
ちの対応する色の蛍光体のγ特性に応じて、互いに異な
る補償特性によって、γ補償を行う。
おいては、図2に示すように、上記γ補償回路9に換え
て、上記赤色原色信号Rのみについてγ補償を行うRe
dγ補償回路12Rと上記緑色原色信号Gのみについて
γ補償を行うGreenγ補償回路12Gと上記青色原
色信号Bのみについてγ補償を行うBlueγ補償回路
12Bとからなる色別γ補償回路12が設けられてい
る。この色別γ補償回路12を構成する各γ補償回路1
2R,12G,12Bは、図11中の中央のグラフに示
すように、上記CRT11を構成する各色用蛍光体のう
ちの対応する色の蛍光体のγ特性に応じて、互いに異な
る補償特性によって、γ補償を行う。
【0026】すなわち、このテレビジョン装置において
は、上記CRT11における各色用蛍光体のγ特性が、
図9に示すように、互いに一致していなくとも、図11
中の中央のグラフに示すように、上記三原色について個
別の補償特性によってγ補償が行えるので、図11中の
右側のグラフに示すように、各原色信号についての上記
CRT11における表示輝度の入力信号に対する線型性
を確保することができる。したがって、γ補償後の表示
輝度の入力信号に対する特性を示す図11中の右側のグ
ラフに示すように、カットオフの調整点及びハイライト
の調整点においてホワイトバランスが良好となるよう
に、各原色信号の表示輝度を調整すれば、中間輝度部に
おいても、良好なホワイトバランスが得られる。
は、上記CRT11における各色用蛍光体のγ特性が、
図9に示すように、互いに一致していなくとも、図11
中の中央のグラフに示すように、上記三原色について個
別の補償特性によってγ補償が行えるので、図11中の
右側のグラフに示すように、各原色信号についての上記
CRT11における表示輝度の入力信号に対する線型性
を確保することができる。したがって、γ補償後の表示
輝度の入力信号に対する特性を示す図11中の右側のグ
ラフに示すように、カットオフの調整点及びハイライト
の調整点においてホワイトバランスが良好となるよう
に、各原色信号の表示輝度を調整すれば、中間輝度部に
おいても、良好なホワイトバランスが得られる。
【0027】なお、本発明に係るテレビジョン装置は、
図3及び図4に示すように、上記γ補償回路9と上記色
別γ補償回路12との双方を備えて構成してもよい。こ
の場合には、上記色別補償回路12は、図3に示すよう
に、上記γ補償回路9と上記CRTドライブ回路10と
の間に介在接続してもよく、また、図4に示すように、
上記RGBマトリクス回路8と上記γ補償回路9との間
に介在接続してもよい。これらの場合にも、上記三原色
について個別の補償特性によってγ補償が行える。
図3及び図4に示すように、上記γ補償回路9と上記色
別γ補償回路12との双方を備えて構成してもよい。こ
の場合には、上記色別補償回路12は、図3に示すよう
に、上記γ補償回路9と上記CRTドライブ回路10と
の間に介在接続してもよく、また、図4に示すように、
上記RGBマトリクス回路8と上記γ補償回路9との間
に介在接続してもよい。これらの場合にも、上記三原色
について個別の補償特性によってγ補償が行える。
【0028】さらに、本発明に係るテレビジョン装置
は、図5及び図6に示すように、上記各原色信号R,
G,Bのうちの一または二についてのみ、γ補償を行う
γ補償回路を設けて構成してもよい。また、この場合に
おいて、図5に示すように、上記各原色信号について一
律のγ補償を行うγ補償回路9を用いずともよく、ま
た、図6に示すように、該γ補償回路9を併用してもよ
い。
は、図5及び図6に示すように、上記各原色信号R,
G,Bのうちの一または二についてのみ、γ補償を行う
γ補償回路を設けて構成してもよい。また、この場合に
おいて、図5に示すように、上記各原色信号について一
律のγ補償を行うγ補償回路9を用いずともよく、ま
た、図6に示すように、該γ補償回路9を併用してもよ
い。
【0029】すなわち、図5に示す例においては、上記
RGBマトリクス回路8より出力された各原色信号R,
G,Bのうち、赤色原色信号R及び緑色原色信号Gが上
記CRTドライブ回路10に送られ、青色原色信号Bの
みが上記Blueγ補償回路12Bに送られる。このB
lueγ補償回路12Bは、上記青色原色信号Bのみに
ついてγ補償を行い、上記CRTドライブ回路10に送
る。また、図6に示す例においては、上記γ補償回路9
により一律にγ補償された各原色信号R,G,Bのう
ち、赤色原色信号R及び緑色原色信号Gが上記CRTド
ライブ回路10に送られ、青色原色信号Bのみが上記B
lueγ補償回路12Bに送られる。このBlueγ補
償回路12Bは、上記青色原色信号Bのみについてさら
にγ補償を行い、上記CRTドライブ回路10に送る。
RGBマトリクス回路8より出力された各原色信号R,
G,Bのうち、赤色原色信号R及び緑色原色信号Gが上
記CRTドライブ回路10に送られ、青色原色信号Bの
みが上記Blueγ補償回路12Bに送られる。このB
lueγ補償回路12Bは、上記青色原色信号Bのみに
ついてγ補償を行い、上記CRTドライブ回路10に送
る。また、図6に示す例においては、上記γ補償回路9
により一律にγ補償された各原色信号R,G,Bのう
ち、赤色原色信号R及び緑色原色信号Gが上記CRTド
ライブ回路10に送られ、青色原色信号Bのみが上記B
lueγ補償回路12Bに送られる。このBlueγ補
償回路12Bは、上記青色原色信号Bのみについてさら
にγ補償を行い、上記CRTドライブ回路10に送る。
【0030】なお、本発明に係るテレビジョン装置は、
上述の実施例中に示した如くCRT11を有して構成さ
れたものに限定されず、このCRT11に換えてLCD
を有したものとしてもよく、また、このCRT11に換
えて3管の単色プロジェクタを備えたいわゆる3管式の
ビデオプロジェクタとして構成してもよい。
上述の実施例中に示した如くCRT11を有して構成さ
れたものに限定されず、このCRT11に換えてLCD
を有したものとしてもよく、また、このCRT11に換
えて3管の単色プロジェクタを備えたいわゆる3管式の
ビデオプロジェクタとして構成してもよい。
【0031】そして、本発明に係るテレビジョン装置の
上記CRTドライブ回路10における上記各原色信号の
増幅は、本発明に係る増幅器によって、各原色信号毎に
別個に行われる。すなわち、上記CRTドライブ回路1
0において、上記増幅器は、上記各原色信号に対応し
て、3組設けられている。
上記CRTドライブ回路10における上記各原色信号の
増幅は、本発明に係る増幅器によって、各原色信号毎に
別個に行われる。すなわち、上記CRTドライブ回路1
0において、上記増幅器は、上記各原色信号に対応し
て、3組設けられている。
【0032】上記増幅器は、図12に示すように、上記
原色信号である入力信号Vinが供給され、この入力信
号Vinを増幅する増幅部13を有している。そして、
この増幅器においては、上記入力信号Vinは、加算器
14にも送られている。この加算器14には、上記増幅
部13より増幅されて出力された増幅信号が供給され
る。この加算器14は、上記入力信号Vinと上記増幅
信号とを互いに加算して、出力信号Voutとして出力
する。
原色信号である入力信号Vinが供給され、この入力信
号Vinを増幅する増幅部13を有している。そして、
この増幅器においては、上記入力信号Vinは、加算器
14にも送られている。この加算器14には、上記増幅
部13より増幅されて出力された増幅信号が供給され
る。この加算器14は、上記入力信号Vinと上記増幅
信号とを互いに加算して、出力信号Voutとして出力
する。
【0033】この増幅器においては、上記増幅部13に
おける利得をBとすると、上記出力信号Voutは、 Vout=(1+B)・Vin ・・・・・・・・・・・・(式4) で示すことができる。
おける利得をBとすると、上記出力信号Voutは、 Vout=(1+B)・Vin ・・・・・・・・・・・・(式4) で示すことができる。
【0034】そして、この増幅器は、図14に示すよう
に、第1乃至第7の7個のトランジスタQ1 ,Q2 ,Q
3 ,Q4 ,Q5 ,Q6 ,Q7 を用いて構成することがで
きる。上記入力信号Vinには、第1のバイアス電圧V
1 が印加される。上記第1のトランジスタQ1 は、NP
N型であって、入力信号Vinがベース端子に入力され
る。この第1のトランジスタQ1 は、コレクタ端子に第
1のダイオードD1 の出力端が接続され、エミッタ端子
には第12抵抗R1 を介して第1の電流源2I 1 が接続
されている。上記第1のダイオードD1 の入力端には、
第2のバイアス電圧V2 が印加されている。また、上記
第2のトランジスタQ2 は、NPN型であって、上記第
1のバイアス電圧V1 がベース端子に印加される。この
第2のトランジスタQ2 は、コレクタ端子に第2のダイ
オードD2 の出力端が接続され、エミッタ端子には第1
の抵抗R1 を介して上記第1の電流源2I1 が接続され
ている。上記第2のダイオードD2 の入力端には、上記
第2のバイアス電圧V2 が印加されている。
に、第1乃至第7の7個のトランジスタQ1 ,Q2 ,Q
3 ,Q4 ,Q5 ,Q6 ,Q7 を用いて構成することがで
きる。上記入力信号Vinには、第1のバイアス電圧V
1 が印加される。上記第1のトランジスタQ1 は、NP
N型であって、入力信号Vinがベース端子に入力され
る。この第1のトランジスタQ1 は、コレクタ端子に第
1のダイオードD1 の出力端が接続され、エミッタ端子
には第12抵抗R1 を介して第1の電流源2I 1 が接続
されている。上記第1のダイオードD1 の入力端には、
第2のバイアス電圧V2 が印加されている。また、上記
第2のトランジスタQ2 は、NPN型であって、上記第
1のバイアス電圧V1 がベース端子に印加される。この
第2のトランジスタQ2 は、コレクタ端子に第2のダイ
オードD2 の出力端が接続され、エミッタ端子には第1
の抵抗R1 を介して上記第1の電流源2I1 が接続され
ている。上記第2のダイオードD2 の入力端には、上記
第2のバイアス電圧V2 が印加されている。
【0035】そして、上記第3のトランジスタQ3 は、
ベース端子が上記第2のトランジスタQ2 のコレクタ端
子に接続されている。この第3のトランジスタQ3 は、
コレクタ端子に第5のトランジスタQ5 のコレクタ端子
及びベース端子が接続され、エミッタ端子に第2の電流
源2I2 が接続されている。上記第5のトランジスタQ
5 のエミッタ端子には、第3の抵抗R3 を介して、第3
のバイアス電圧V3 が印加されている。また、上記第4
のトランジスタQ4 は、ベース端子が上記第1のトラン
ジスタQ1 のコレクタ端子に接続されている。このトラ
ンジスタQ4 は、コレクタ端子に第2の抵抗R2 を介し
て第3のバイアス電圧V3 を印加され、エミッタ端子に
上記第2の電流源2I2 が接続されている。
ベース端子が上記第2のトランジスタQ2 のコレクタ端
子に接続されている。この第3のトランジスタQ3 は、
コレクタ端子に第5のトランジスタQ5 のコレクタ端子
及びベース端子が接続され、エミッタ端子に第2の電流
源2I2 が接続されている。上記第5のトランジスタQ
5 のエミッタ端子には、第3の抵抗R3 を介して、第3
のバイアス電圧V3 が印加されている。また、上記第4
のトランジスタQ4 は、ベース端子が上記第1のトラン
ジスタQ1 のコレクタ端子に接続されている。このトラ
ンジスタQ4 は、コレクタ端子に第2の抵抗R2 を介し
て第3のバイアス電圧V3 を印加され、エミッタ端子に
上記第2の電流源2I2 が接続されている。
【0036】このような、上記第1乃至第4のトランジ
スタQ1 ,Q2 ,Q3 ,Q4 を含む構成により、上記増
幅部13が構成されている。
スタQ1 ,Q2 ,Q3 ,Q4 を含む構成により、上記増
幅部13が構成されている。
【0037】そして、上記第5のトランジスタQ5 のベ
ース端子は、第6のトランジスタQ 6 のベース端子に接
続されている。この第6のトランジスタQ6 は、エミッ
タ端子に第4の抵抗を介して上記第3のバイアス電圧V
3 を印加され、コレクタ端子が出力信号Voutが取り
出される出力端子となっている。また、この第6のトラ
ンジスタQ6 のコレクタ端子には、第5の抵抗R5 を介
して、第7のトランジスタQ7 のエミッタ端子が接続さ
れている。この第7のトランジスタQ7 は、ベース端子
に上記入力信号Vinが供給され、コレクタ端子が接地
されている。
ース端子は、第6のトランジスタQ 6 のベース端子に接
続されている。この第6のトランジスタQ6 は、エミッ
タ端子に第4の抵抗を介して上記第3のバイアス電圧V
3 を印加され、コレクタ端子が出力信号Voutが取り
出される出力端子となっている。また、この第6のトラ
ンジスタQ6 のコレクタ端子には、第5の抵抗R5 を介
して、第7のトランジスタQ7 のエミッタ端子が接続さ
れている。この第7のトランジスタQ7 は、ベース端子
に上記入力信号Vinが供給され、コレクタ端子が接地
されている。
【0038】このような、上記第7のトランジスタQ7
を含む構成により、上記加算部14が構成されている。
すなわち、この増幅器においては、上記増幅部13の出
力電流i2 が第5及び第6のトランジスタQ5 ,Q6 か
らなるカレントミラー回路により第5の抵抗R5 に流れ
る。この第5の抵抗R5 は、図15に示す従来の増幅器
における抵抗R2 と同様に、負荷抵抗の役割をなしてい
る。したがって、上記(式3)のR2 をR5 に代える
と、上記増幅部13の利得が求められる。そして、上記
入力信号Vinは、上記第7のトランジスタQ7 のバッ
ファを通り、そのままのレベルで出力され、上記第5の
抵抗R5 を通り、上記増幅部13の出力と加算されて上
記出力信号Voutとなる。
を含む構成により、上記加算部14が構成されている。
すなわち、この増幅器においては、上記増幅部13の出
力電流i2 が第5及び第6のトランジスタQ5 ,Q6 か
らなるカレントミラー回路により第5の抵抗R5 に流れ
る。この第5の抵抗R5 は、図15に示す従来の増幅器
における抵抗R2 と同様に、負荷抵抗の役割をなしてい
る。したがって、上記(式3)のR2 をR5 に代える
と、上記増幅部13の利得が求められる。そして、上記
入力信号Vinは、上記第7のトランジスタQ7 のバッ
ファを通り、そのままのレベルで出力され、上記第5の
抵抗R5 を通り、上記増幅部13の出力と加算されて上
記出力信号Voutとなる。
【0039】ところで、前述した従来の増幅器における
出力信号Voutを示す上記(式3)と、この増幅器に
おける出力信号Voutを示す上記(式3)とを比較す
ると、Voutを等しくした場合には、 A=1+B B=A−1 ・・・・・・・・・・・・(式5) が成立する。したがって、本発明に係る増幅器の増幅部
13における利得は、従来の増幅器に対して、−1だけ
少なくてよい。例えば、増幅器全体としての利得が2と
すると、上記増幅部13の利得は、1となる。
出力信号Voutを示す上記(式3)と、この増幅器に
おける出力信号Voutを示す上記(式3)とを比較す
ると、Voutを等しくした場合には、 A=1+B B=A−1 ・・・・・・・・・・・・(式5) が成立する。したがって、本発明に係る増幅器の増幅部
13における利得は、従来の増幅器に対して、−1だけ
少なくてよい。例えば、増幅器全体としての利得が2と
すると、上記増幅部13の利得は、1となる。
【0040】したがって、本発明に係る増幅器において
は、利得を決定する要因である第2の抵抗R2 の抵抗値
を低くすることができ、上記増幅部13におけるカット
オフ周波数fCO=1/(2πC1 R1 )を上げることが
できる。すなわち、周波数特性の改善が図られる。
は、利得を決定する要因である第2の抵抗R2 の抵抗値
を低くすることができ、上記増幅部13におけるカット
オフ周波数fCO=1/(2πC1 R1 )を上げることが
できる。すなわち、周波数特性の改善が図られる。
【0041】また、S/N比について考察すると、本発
明に係る増幅器における雑音源は、等価的には、図13
に示すように、第1及び第2のダイオードD1 ,D2 の
出力端側と第3及び第4のトランジスタQ3 ,Q4 のベ
ース端子側に、それぞれ雑音源VN1, VN2, VN3, VN4
が存在していることとなる。これら雑音源VN1, VN2,
VN3, VN4を相乗平均した値をVN とすると、出力信号
Voutにおける雑音レベルをVN0とすると、 VN0=VN ・R2 /2rE ・・・・・・・・・・・・(式6) となる。ここで、rE は、第3及第4のトランジスタQ
3 ,Q4 のエミッタ抵抗値である。ここで、本発明に係
る増幅器における雑音レベルをVN0´とすると、上記増
幅部13の利得Bが、A(従来の増幅器の利得)−1で
あることから、上記(式6)より、 VN0´=VN0(A−1)/A ・・・・・・・・・・・・(式7) となる。すなわち、雑音レベルは、減少されている。
明に係る増幅器における雑音源は、等価的には、図13
に示すように、第1及び第2のダイオードD1 ,D2 の
出力端側と第3及び第4のトランジスタQ3 ,Q4 のベ
ース端子側に、それぞれ雑音源VN1, VN2, VN3, VN4
が存在していることとなる。これら雑音源VN1, VN2,
VN3, VN4を相乗平均した値をVN とすると、出力信号
Voutにおける雑音レベルをVN0とすると、 VN0=VN ・R2 /2rE ・・・・・・・・・・・・(式6) となる。ここで、rE は、第3及第4のトランジスタQ
3 ,Q4 のエミッタ抵抗値である。ここで、本発明に係
る増幅器における雑音レベルをVN0´とすると、上記増
幅部13の利得Bが、A(従来の増幅器の利得)−1で
あることから、上記(式6)より、 VN0´=VN0(A−1)/A ・・・・・・・・・・・・(式7) となる。すなわち、雑音レベルは、減少されている。
【0042】なお本発明に係る増幅器においては、上記
加算部14が抵抗マトリクスで構成されていることによ
り、この加算部14における雑音発生がなく、増幅器全
体の雑音レベルは、上述のVN0´となる。したがって,
本発明に係る増幅器においては、上記出力信号Vout
を一定とした場合の雑音レベルが低減されることとな
り、S/N比が改善されている。
加算部14が抵抗マトリクスで構成されていることによ
り、この加算部14における雑音発生がなく、増幅器全
体の雑音レベルは、上述のVN0´となる。したがって,
本発明に係る増幅器においては、上記出力信号Vout
を一定とした場合の雑音レベルが低減されることとな
り、S/N比が改善されている。
【0043】なお、本発明に係る増幅器は、上記各電流
源I1 ,I2 を可変として利得可変増幅器として使用す
ることができるのみならず、これら電流源I1 ,I2 を
固定として、利得一定の増幅器として使用することもで
きる。
源I1 ,I2 を可変として利得可変増幅器として使用す
ることができるのみならず、これら電流源I1 ,I2 を
固定として、利得一定の増幅器として使用することもで
きる。
【0044】
【発明の効果】上述のように、本発明に係るテレビジョ
ン装置においては、原色信号に対応して設けられた少な
くとも一のγ補償回路は、対応する一の原色信号につい
てγ補償を行う。そのため、このテレビジョン装置にお
いては、各原色信号毎にγ特性が異なる場合であって
も、該各原色信号に最適なγ補償を行うことができ、カ
ットオフレベルよりハイライトレベルに亘って良好なホ
ワイトバランスを実現できる。
ン装置においては、原色信号に対応して設けられた少な
くとも一のγ補償回路は、対応する一の原色信号につい
てγ補償を行う。そのため、このテレビジョン装置にお
いては、各原色信号毎にγ特性が異なる場合であって
も、該各原色信号に最適なγ補償を行うことができ、カ
ットオフレベルよりハイライトレベルに亘って良好なホ
ワイトバランスを実現できる。
【0045】また、本発明に係るテレビジョン装置にお
いては、原色信号に対応して設けられた少なくとも一の
増幅器は、対応する一の原色信号が入力されこの原色信
号を増幅する増幅部と該原色信号及び該増幅部により増
幅された原色信号を加算して出力する加算部とを有し、
対応する一の原色信号について増幅を行う。そのため、
このテレビジョン装置においては、各原色信号毎につい
て良好な周波数特性及びS/N比の増幅が行え、カット
オフレベルよりハイライトレベルに亘って良好なホワイ
トバランスを実現できる。
いては、原色信号に対応して設けられた少なくとも一の
増幅器は、対応する一の原色信号が入力されこの原色信
号を増幅する増幅部と該原色信号及び該増幅部により増
幅された原色信号を加算して出力する加算部とを有し、
対応する一の原色信号について増幅を行う。そのため、
このテレビジョン装置においては、各原色信号毎につい
て良好な周波数特性及びS/N比の増幅が行え、カット
オフレベルよりハイライトレベルに亘って良好なホワイ
トバランスを実現できる。
【0046】そして、本発明に係る増幅器は、入力信号
を増幅する増幅部と、該入力信号及び該増幅部により増
幅された信号を加算して出力する加算部とを備えてい
る。そのため、この増幅器においては、必要な利得を得
るにあたって上記増幅部における利得を低減させること
ができ、周波数特性及びS/N比の向上が図れる。
を増幅する増幅部と、該入力信号及び該増幅部により増
幅された信号を加算して出力する加算部とを備えてい
る。そのため、この増幅器においては、必要な利得を得
るにあたって上記増幅部における利得を低減させること
ができ、周波数特性及びS/N比の向上が図れる。
【0047】すなわち、本発明は、R(赤色)、G(緑
色)、B(青色)の三原色について良好なγ補償が行え
ることにより、カットオフレベルよりハイライトレベル
に亘る良好なホワイトバランスが実現できるテレビジョ
ン装置を提供することができるものである。
色)、B(青色)の三原色について良好なγ補償が行え
ることにより、カットオフレベルよりハイライトレベル
に亘る良好なホワイトバランスが実現できるテレビジョ
ン装置を提供することができるものである。
【0048】また、本発明は、周波数特性及びS/N比
が良好で、テレビジョン装置に適用しても好適な増幅器
を提供することができるものである。
が良好で、テレビジョン装置に適用しても好適な増幅器
を提供することができるものである。
【図1】テレビジョン装置の構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図2】本発明に係るテレビジョン装置の要部となる色
別γ補償回路近傍の構成を示すブロック図である。
別γ補償回路近傍の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明に係るテレビジョン装置の要部となる色
別γ補償回路を図2に示す例とは異なる部分に配設した
例を示すブロック図である。
別γ補償回路を図2に示す例とは異なる部分に配設した
例を示すブロック図である。
【図4】本発明に係るテレビジョン装置を従来のγ補償
回路を併用して構成した例の要部を示すブロック図であ
る。
回路を併用して構成した例の要部を示すブロック図であ
る。
【図5】本発明に係るテレビジョン装置を一の原色信号
のみについてγ補償回路を設けて構成した例を示すブロ
ック図である。
のみについてγ補償回路を設けて構成した例を示すブロ
ック図である。
【図6】本発明に係るテレビジョン装置を一の原色信号
のみについてのγ補償回路と従来のγ補償回路とを併用
して構成した例を示すブロック図である。
のみについてのγ補償回路と従来のγ補償回路とを併用
して構成した例を示すブロック図である。
【図7】放送電波において行われているγ補正の原理を
説明するグラフである。
説明するグラフである。
【図8】テレビジョン装置において行われているγ補償
の原理を説明するグラフである。
の原理を説明するグラフである。
【図9】テレビジョン装置のCRTにおける各色蛍光体
のγ特性の差異を説明するグラフである。
のγ特性の差異を説明するグラフである。
【図10】各色原色信号に一律にγ補償を行った場合に
生ずる問題を説明するグラフである。
生ずる問題を説明するグラフである。
【図11】本発明に係るテレビジョン装置におけるγ補
償の原理を説明するグラフである。
償の原理を説明するグラフである。
【図12】本発明に係る増幅器の構成を示すブロック図
である。
である。
【図13】増幅器における雑音源の位置を示す等価回路
図である。
図である。
【図14】本発明に係る増幅器の構成を示す回路図であ
る。
る。
【図15】従来の増幅器の構成を示す回路図である。
9・・・・・・・・・・・・γ補償回路 10・・・・・・・・・・・・CRTドライブ回路 11・・・・・・・・・・・・CRT 12・・・・・・・・・・・・色別γ補償回路 12R・・・・・・・・・・Redγ補償回路 12G・・・・・・・・・・Greenγ補償回路 12B・・・・・・・・・・Blueγ補償回路 13・・・・・・・・・・・・増幅部 14・・・・・・・・・・・・加算部
Claims (3)
- 【請求項1】 入力信号を増幅する増幅部と、 上記入力信号及び上記増幅部により増幅された信号を加
算して出力する加算部とを備えてなる増幅器。 - 【請求項2】 原色信号に対応して設けられた少なくと
も一のγ補償回路を備え、 上記γ補償回路は、対応する一の原色信号についてγ補
償を行ってなるテレビジョン装置。 - 【請求項3】 原色信号に対応して設けられた少なくと
も一の増幅器を備え、 上記増幅器は、対応する一の原色信号が入力されこの原
色信号を増幅する増幅部と該原色信号及び該増幅部によ
り増幅された原色信号を加算して出力する加算部とを有
し、対応する一の原色信号について増幅を行ってなるテ
レビジョン装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31876792A JP3271089B2 (ja) | 1992-11-27 | 1992-11-27 | テレビジョン装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31876792A JP3271089B2 (ja) | 1992-11-27 | 1992-11-27 | テレビジョン装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06165204A true JPH06165204A (ja) | 1994-06-10 |
| JP3271089B2 JP3271089B2 (ja) | 2002-04-02 |
Family
ID=18102721
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31876792A Expired - Fee Related JP3271089B2 (ja) | 1992-11-27 | 1992-11-27 | テレビジョン装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3271089B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103366710A (zh) * | 2012-03-28 | 2013-10-23 | 帆宣系统科技股份有限公司 | 以白色亮度参数提高四色白平衡调校的精准度的方法 |
-
1992
- 1992-11-27 JP JP31876792A patent/JP3271089B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103366710A (zh) * | 2012-03-28 | 2013-10-23 | 帆宣系统科技股份有限公司 | 以白色亮度参数提高四色白平衡调校的精准度的方法 |
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