JPH06165328A - 電気配線用呼び線 - Google Patents

電気配線用呼び線

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JPH06165328A
JPH06165328A JP31503592A JP31503592A JPH06165328A JP H06165328 A JPH06165328 A JP H06165328A JP 31503592 A JP31503592 A JP 31503592A JP 31503592 A JP31503592 A JP 31503592A JP H06165328 A JPH06165328 A JP H06165328A
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JP
Japan
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wire
pipe
nominal
diameter
electric wiring
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Pending
Application number
JP31503592A
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English (en)
Inventor
Tadashi Murakami
忠 村上
Hironori Nishimura
紘紀 西村
Koichi Kubo
幸一 久保
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Toray Monofilament Co Ltd
Minoru Industrial Co Ltd
Original Assignee
Toray Monofilament Co Ltd
Minoru Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 合成樹脂製モノフィラメントからなる撚線ま
たは単線2を基本構造とし、配管内に電線を案内するた
めに使用する電気配線用呼び線1において、前記撚線ま
たは単線2の少なくとも配管挿入部4に、これら撚線ま
たは単線2の直径の1. 5倍から挿入する配管の内径の
95%以下の直径を有する硬質球状体5を1個ないし複
数個取付けたことを特徴とする。 【効果】 先端案内部の通線抵抗がさらに減少し、とく
に屈曲部が連続して複数有する複雑な形状の電気配管内
に通線する場合の通線作業性が、従来に増して飛躍的に
向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、通線抵抗がきわめて
小さく、配管に対する通線作業性にすぐれ、かつ十分な
強度および耐久性を有する電気配線用呼び線に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】一般に、住宅、ビルディングおよび工場
などの屋内、屋外における電気配線工事は、内装工事が
完了した段階で、予め布設しておいた電線用配管内へ電
線を通線せしめることにより行なわれている。そして、
この配線作業における電気配管内への電線の通線は、ま
ず呼び線と称される線条を主として押し込む操作により
配管内へ通線し、次いで呼び線の端末に電線を連結し、
さらに呼び線を配管外へ引き抜くことにより実施されて
いる。
【0003】上記の通線作業において、電線を配管内に
案内し、通線するための呼び線としては、従来から主と
してスチール製の線条が用いられてきたが、このスチー
ル製呼び線は高重量で取扱いにくいことおよび腰が強く
硬いため使用中に装飾や内装を損傷しやすいことなどの
欠点があった。上記の欠点を改良した呼び線としては、
たとえばポリアセタールなどの合成樹脂からなる線条が
知られているが、従来の合成樹脂製呼び線は、使用中に
傷がつきやすく、しかもその傷により簡単に切断してし
まうという致命的な欠点を有していた。この欠点につい
ては、素材となる合成樹脂線条を適宜延伸してそれに適
切な強度を持たせることによりある程度改良することが
できるが、合成樹脂製延伸線条からなる呼び線は、巻き
ぐせが強いために、長尺でしかも屈曲部分が多く、摩擦
抵抗の大きい配管に対し通線せしめることが極めて困難
であるという欠点を残していた。
【0004】かかる状況のもとに、本出願人は十分な強
度とすぐれた通線能力を有する呼び線の取得を目的とし
て検討した結果、複数本の合成樹脂製モノフィラメント
を撚り合せ、固定してなる撚線から構成した電気配線用
呼び線が、上記目的に合致したものであることを知見
し、先に提案した (実公昭61−22424号公報およ
び実開平3−36177号公報) 。
【0005】上記本出願人の提案による電気配線用呼び
線は、巻きぐせが無く、撚り線構造であることから、配
管内に点接触状態で通線されるため、従来の呼び線に比
較して通線抵抗が小さく、作業性がかなり改良されたも
のである。しかるに、その後さらに詳細な実用試験を繰
返した結果、上記本出願人が提案した撚り線からなる呼
び線は、いかに通線作業性が改良されたものであるとは
いえ、とくに屈曲部を連続して複数有する複雑な形状の
配管内に通線する場合の通線作業性はいまだに限界があ
ることが判明した。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上述した
従来の電気配線用呼び線における問題点を解決するため
に検討した結果、達成されたものである。したがって、
この発明の目的は、とくに屈曲部を連続して複数有する
複雑な形状の電気配管内に通線する場合の通線抵抗を改
良し、通線作業性が飛躍的に向上した電気配線用呼び線
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の電気配線用呼び線は、合成樹脂製モノフ
ィラメントからなる撚線または単線を基本構造とし、配
管内に電線を案内するために使用する電気配線用呼び線
において、前記撚線または単線の少なくとも配管挿入部
に、これら撚線または単線の直径の1.5から挿入する
配管の内径の95%以下の直径を有する硬質球状体を1
個ないし複数個取付けたことを特徴とする。
【0008】かくしてなるこの発明の電気配線用呼び線
は、合成樹脂製モノフィラメントからなる撚線または単
線を基本構造とするため、従来の金属線に比較して、配
管に通線する場合の通線抵抗が小さく、とくに屈曲のは
げしい配管に対してもすぐれた作業性のもとで容易に通
線することができる。しかも、前記撚線または単線の少
なくとも配管挿入部に、上記直径を有する硬質球状体を
1個ないし複数個取付けたため、先端案内部の通線抵抗
がさらに減少し、とくに屈曲部を連続して複数有する複
雑な形状の電気配管内に通線する場合の通線作業性が、
従来に増して飛躍的に向上する。
【0009】この発明で撚線または単線の素材として用
いる合成樹脂製モノフィラメントとは、熱収縮性と熱固
定性を有する熱可塑性樹脂、たとえばナイロン6、ナイ
ロン66、ナイロン610などのポリアミド、ポリエチ
レンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレートなど
のポリエステルおよびポリエチレン、ポリプロピレンな
どのポリオレフィンなどを通常の溶融紡糸法により溶融
紡糸した後、延伸してなる直径が約1〜9mm程度の比較
的太物のモノフィラメントである。
【0010】これらの合成樹脂製モノフィラメントは、
耐熱剤、耐候剤、耐光剤、可塑剤、滑剤、帯電防止剤お
よび染料、顔料などの通常の添加剤を含有することがで
きる。とくにモノフィラメントの溶融紡糸時あるいは溶
融紡糸後において、少なくともその表層部にポリオルガ
ノシロキサンやエチレンビスステアリルアミドなどの滑
剤含有層を形成すれば、呼び線の通線抵抗をさらに向上
せしめることができて有利である。また、とくに蛍光顔
料、蓄光顔料などの着色剤を含有させる場合には、配線
工事をいまだ工事の完了していない建物などの暗所で行
なう場合における、電気配線用呼び線の視認性および作
業性が改良されて有利である。
【0011】これら合成樹脂製モノフィラメントは、そ
のまま単線の状態で呼び線の基本構造を形成することが
できるが、合成樹脂製モノフィラメントの複数本、たと
えば2〜5本を緊張状態で撚り合せながら加熱し、実質
的な撚り合せと熱固定を生起させた後、急冷することに
より撚線となし、この撚線により呼び線の基本構造を形
成する場合には、呼び線を配管内に挿入する場合に、点
接触の状態で接触しつつ通線されるため、呼び線の通線
抵抗が減少してすぐれた通線作業性を期待することがで
きる。
【0012】この発明で用いる合成樹脂製モノフィラメ
ントからなる単線または撚線の線径にはとくに制限がな
く、使用する配管の長さや太さに応じて適宜選択される
が、通常は線径が約2〜9mm程度のものが好ましく使用
される。以下に、この発明の電気配線用呼び線の構成に
ついて、図面にしたがって詳細に説明する。
【0013】図1はこの発明の電気配線用呼び線の第1
実施例を示す正面図、図2は同じく第2実施例を示す先
端部分の正面図、図3は同じく第3実施例を示す先端部
分の正面図、図4および図5はこの発明の電気配線用呼
び線を適用して通線作業を行なう配管の一例を示す正面
図である。図1に示した第1実施例においては、電気配
線用呼び線1は、例えば3本の合成樹脂製モノフィラメ
ントを撚り合せ、固定してなる撚線2を基本構造として
おり、その一端 (挿入後端側) には、必要に応じて電線
接続用端子3が接着、融着またはかしめ固着することな
どにより取り付けられている。
【0014】そして、撚線2の他端に位置する配管挿入
部4側には、撚線2の直径よりも大きい直径を有する硬
質球状体5が、接着またはかしめにより固定されてい
る。ここで、硬質球状体5は、電気配線用呼び線1の基
本構造をなす撚線2の直径の1.5から挿入する配管の
内径の95%以下の直径を有することが望ましく、直径
が撚線の1.5倍未満では配管挿入部4の配管内通線作
業性改良効果が小さく、また挿入する配管の内径の95
%を越えると、通線されるべき配管内の屈曲部の抵抗が
大きくなるため好ましくない。
【0015】また、硬質球状体5の構成素材は、ある程
度の硬度を有するものであればとくに限定されず、例え
ば木材、石材、ゴムおよび合成樹脂などが挙げられる
が、なかでも耐久性にすぐれる点では合成樹脂が好まし
く使用される。硬質球状体5の形状は、円球体または楕
円球体が好ましいが、全体が滑らかであれば、それらの
近似体であってもさしつかえない。
【0016】このように、電気配線用呼び線1の配管挿
入部4に硬質球状体5を取り付けることによって、配管
挿入部4の滑り特性が改良され、その通線抵抗を小さく
することができるため、例えば図4に示したように、9
0°めすおすエルボ8を複数連結した屈曲の激しい配管
のAからB方向に通線する場合にもすぐれた通線性を発
揮する。
【0017】なお、図1に示した電気配線用呼び線1を
用いて、図4に示した配管に通線する場合には、電気配
線用呼び線1の配管挿入部4をまず配管のA部分から挿
入して、その配管挿入部4をB部分に到達せしめた後、
電線接続用端子3に電線を固定し、次いで電気配管用呼
び線1をB側から引っ張ることで、配管内への電線通線
を完結することができる。
【0018】次に、図2に示した第2実施例は、電気通
線用呼び線1の配管挿入部4に対し、複数個 (図面では
4個) の硬質球状体5を固着した点が上記実施例と相違
している。このように硬質球状5を複数個設けることに
よって、配管挿入部4の通線抵抗がさらに減少し、通線
作業性を一層向上することができる。
【0019】さらに、図3に示した第3実施例は、電気
配線用呼び線の配管挿入部4側に連結部7を介してフレ
キシブルな素材からなる案内部6を連結し、この案内部
6に複数個 (図面では4個) の硬質球状体5を可動自在
に取り付けた点が、上記第1および第2実施例と相違し
ている。このように、硬質球状体5を配管挿入部4に可
動自在な構造となすことによって、硬質球状体5が回転
しつつ配管内に挿入されることになるため、配管挿入部
4の通線抵抗が一層減少して、さらにすぐれた通線作業
性を期待することができる。
【0020】なお、上記第1および第2実施例において
も、硬質球状体5を配管挿入部4に対し可動自在な構造
となし得ることは勿論である。そして、さらに上記第1
〜第3実施例においては、硬質球状体5に対しポリオル
ガノシロキサンなどの平滑剤処理を施すことによって、
配管挿入部4の通線抵抗をさらに減少することも可能で
ある。以下に実施例を挙げて、この発明の電気配線用呼
び線の構成およびその効果をさらに説明する。
【0021】
【実施例】直径6.0mmのポリアセタールモノフィラメ
ント (No.1) 、および直径2. 6mmのポリエチレンテレ
フタレートモノフィラメントを3本引き揃えて35回/
mに撚り合せ、200℃で45秒間熱処理した後、常温
水で急冷、撚り固定することにより得た直径6mmの撚り
線 (No.2) を基本構造とする電気配線用呼び線の配管挿
入部に対し、図3に示した構造を付与した。
【0022】すなわち、電気配線用呼び線の先端部分に
おける長さ100mmのスチール撚線からなる案内部に対
し、直径20mmのABS樹脂製硬質球状体を4個取り付
けることにより、本発明の電気配線用呼び線No.1および
No.2を製造した。また、比較のために、上記ポリアセタ
ールモノフィラメントおよびポリエチレンテレフタレー
ト撚線のそれぞれの配管挿入部に、上記硬質球状体の代
わりに金属製の電線接続用端子をかしめ固定した構造か
らなる比較用電気配線用呼び線No.3およびNo.4を製造し
た。
【0023】これらの各電気配線用呼び線について、こ
れを図4に示した90°めすおすエルボ8を3個連続配
置したコーナーa〜cを有する内径22.5mmの屈曲連
続配管、および図5に示した長さ3.7mの直管部9と
90°エルボ10を連結してなるコーナーa〜eを有す
る内径22.2mmのS字型配管へ、それぞれA点から押
し込み通線する場合の通線作業性 (各コーナーの通過
性) を評価した結果を表1に示す。
【0024】
【表1】 表1の結果から明らかなように、本発明の電気配線用呼
び線No.1およびNo.2は、比較用電気配線用呼び線No.3お
よびNo.4に比較して通線作業性がきわめてすぐれてい
る。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の電気配
線用呼び線は、合成樹脂製モノフィラメントからなる撚
線または単線の少なくとも配管挿入部に、これら撚線ま
たは単線の直径1.5倍から挿入する配管の内径の95
%以下の直径を有する硬質球状体を1個ないし複数個取
付けたため、先端案内部の通線抵抗がさらに減少し、と
くに屈曲部を連続して複数有する複雑な形状の電気配管
内に通線する場合の通線作業性が、従来に増して飛躍的
に向上したものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の電気配線用呼び線の第1実施例を示
す正面図である。
【図2】この発明の第2実施例を示す先端部分の正面図
である。
【図3】この発明の第3実施例を示す先端部分の正面図
である。
【図4】この発明の電気配線用呼び線を適用して通線作
業を行なう配管の一例を示す正面図である。
【図5】この発明の電気配線用呼び線を適用して通線作
業を行なう配管の他の例を示す正面図である。
【符号の説明】
1 電気配線用呼び線 2 撚線 3 電線接続用端子 4 配管挿入
部 5 硬質球状体 7 連結部 8 90° おすめすエルボ 9 直管部 10 90° エルボ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 久保 幸一 愛知県岡崎市昭和町字河原1番地 東レ・ モノフィラメント株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂製モノフィラメントからなる撚
    線または単線を基本構造とし、配管内に電線を案内する
    ために使用する電気配線用呼び線において、前記撚線ま
    たは単線の少なくとも配管挿入部に、これら撚線または
    単線の直径の1.5から挿入する配管の内径の95%以
    下の直径を有する硬質球状体を1個ないし複数個取付け
    てなる電気配線用呼び線。
  2. 【請求項2】 硬質球状体が、撚線または単線の配管挿
    入部に対し固着または可動自在に取付けられている請求
    項1に記載の電気配線用呼び線。
JP31503592A 1992-11-25 1992-11-25 電気配線用呼び線 Pending JPH06165328A (ja)

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JPH06165328A true JPH06165328A (ja) 1994-06-10

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