JPH06165474A - 可動マグネット形リニア直流モータ - Google Patents

可動マグネット形リニア直流モータ

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JPH06165474A
JPH06165474A JP30708692A JP30708692A JPH06165474A JP H06165474 A JPH06165474 A JP H06165474A JP 30708692 A JP30708692 A JP 30708692A JP 30708692 A JP30708692 A JP 30708692A JP H06165474 A JPH06165474 A JP H06165474A
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mover
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Manabu Shiraki
白木  学
Masayuki Fujiwara
正之 藤原
Takashi Kamio
尚 神尾
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Seikosha KK
Shicoh Engineering Co Ltd
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Seikosha KK
Shicoh Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 移動子の重量を軽減して負荷負担を軽くする
ことで推力向上を図ることと、滑らかな推力リップル特
性を得ること及びコアレスステータ電機子の冷却を図
り、信頼性を高くした可動マグネット形リニア直流モー
タを得る。 【構成】 移動子3のマグネットヨーク8を分割形成
し、該分割マグネットヨーク8A,8Bそれぞれに界磁
マグネット6A,6Bを設けて分割移動子3A,3Bを
構成し、当該分割移動子3A,3Bはその界磁マグネッ
ト6A,6Bが互いに他の分割移動子の界磁マグネット
からそれぞれ略(1+1/8)λ幅の距離だけ移動子3
の移動方向に位相をずらせて配置形成し、上記分割移動
子3A,3B間に上記コアレスステータ電機子2側に送
風する冷却ファン13を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、移動子の重量を軽減し
て負荷負担を軽くすることで推力向上を図ると共に滑ら
かな推力リップル特性を得ることと、コアレスステータ
電機子の冷却を図り、信頼性を高くした可動マグネット
形リニア直流モータに関する。
【0002】
【従来技術】図5乃至図7は、従来の多極多相型の可動
マグネット形リニア直流ブラシレスモータ1−1で、こ
れについて以下に説明する。この可動マグネット形リニ
ア直流ブラシレスモータ1−1は、固定子を構成する直
動案内レール9にコアレスステータ電機子2−1を配置
し、上記直動案内レール9に沿ってローラ10を走らせ
ることで移動子3−1が直線移動するように構成する。
なおローラ10は、後記するマグネットヨーク8−1の
側面部を延長折曲して形成された側板に回動自在に取り
付けられている。以下に示すマグネットヨークは全てそ
のようになっているものを使用することととし、その詳
細な説明、及び図面の一部は省略する。直動案内レール
9は、後記する界磁マグネット6−1の磁路を閉じるた
めに磁性体でできたものを用いる場合には、直動案内レ
ール9面に界磁マグネット6−1の磁路を閉じるための
ステータヨーク11−1を設ける必要がない。しかし、
このリニア直流ブラシレスモータ1−1では、直動案内
レール9面に長板状のステータヨーク11を配設してお
り、ステータヨーク11−1は、表面絶縁処理してあ
り、この上に、空心型の電機子コイル5群を移動子3−
1の長手方向に沿って適宜間隔で配設し、コアレスステ
ータ電機子2−1を構成する。
【0003】上記電機子コイル5群の上には、冷風を通
すための透孔7−1を複数箇所に形成した長板状のプリ
ント配線基板4−1を配設し、後記する界磁マグネット
6−1に対向するようにして、コアレスステータ電機子
2−1の保護を図っている。電機子コイル5について説
明すると、この例における電機子コイル5は、矩形枠状
の空心型のものとなるように導線を多数ターン巻回して
形成されたものであるが、プリント手段、めっき手段あ
るいはエッチング手段を用いたシートコイル等にて形成
したものでも良い。
【0004】かかる空心型の電機子コイル5群による
と、効率及び性能の良好なリニア往復180度通電方式
を採用することができるように、移動子3−1の走行方
向と直交する方向に延びた推力の発生に寄与する2つの
有効導体部5aと5aとの開角が、後記する界磁マグネ
ット6−1の移動子3−1の走行方向におけるN極,S
極の一磁極幅Tの開角となるように巻線形成する。
【0005】尚、電機子コイル5において、移動子3−
1の移動方向と平行な2つの導体部5bは、推力の発生
にあまり寄与しない導体部となっている。
【0006】また電機子コイル5は、上記推力の発生に
あまり寄与しない2つの導体部5bと導体部5bの外側
までの長さが、界磁マグネット6−1のその方向の幅と
ほぼ等しい幅に形成する。
【0007】プリント配線基板4−1には、電機子コイ
ル5群及び界磁マグネット6−1の磁極状態に応じて電
機子コイル5群の通電の切り換えを行うための位置検知
用としての磁極判別素子(図示せず)を配置し、電機子
コイル5及び磁極判別素子に電源を供給すると共に、出
力信号を得るための図示しない導電配線パターンを形成
する。
【0008】上記磁極判別素子としては、ホールIC、
ホール素子、磁気抵抗素子等の適宜な磁電変換素子を用
いれば良い。
【0009】磁極判別素子は、それぞれ電機子コイル5
の発生推力に寄与する導体部5aと該導体部5aと直交
して形成された推力の発生にあまり寄与しない導体部5
bとが交叉する導体部位置と対向する上記プリント配線
基板4−1面位置に配設し、上記界磁マグネット6−1
のN極、S極の磁極を検出できるようにする。
【0010】磁極判別素子からの、上記界磁マグネット
6−1のN極,S極の磁極に応じた出力信号に基づいて
図示しない通電制御回路内のドライバーが作動して、所
定方向の推力が発生するように上記電機子コイル5群に
適宜方向の通電を行う。
【0011】移動子3−1は、長板状のマグネットヨー
ク8−1の下部内面の、上記ステータ電機子2−1と対
向する面に界磁マグネット6−1を設けて、ステータ電
機子2−1と相対的に直線移動するように構成してあ
る。
【0012】マグネットヨーク8−1の下部内面には、
上記移動子3−1の移動方向に沿って隣り配置の磁極が
異極となるようにT幅に形成したN極,S極の磁極をP
(Pは2以上の整数)個等間隔に隣接配置して形成した
10極の界磁マグネット6−1(図5,7においては図
面の都合上5極の界磁マグネット6−1を描いている)
を接着剤などの適宜な手段を用いて固設する。
【0013】ステータヨーク11−1の一方の側面に
は、延長折曲して軸流ファンモータ取付部12を形成し
ている。この軸流ファンモータ取付部12は、後記する
冷却ファンとして用いたDC軸流ファンモータ13を取
り付けるための図示しない透孔を形成する。
【0014】上記軸流ファンモータ取付部12の透孔と
DC軸流ファンモータ13の2隅のコーナーフランジに
形成した透孔15とを一致させ、螺子14などを用いて
DC軸流ファンモータ13を縦設置する。
【0015】以上のような構成からなる可動マグネット
形リニア直流ブラシレスモータ1−1では、DC軸流フ
ァンモータ13を回すことで、コアレスステータ電機子
2−1の側面から冷風を当て、当該コアレスステータ電
機子2−1の冷却を図ることができる。
【0016】しかしながら、かかるDC軸流ファンモー
タ13の取付によると、確かにコアレスステータ電機子
2−1の側面からDC軸流ファンモータ13による冷風
を当てて当該コアレスステータ電機子2−1の冷却(発
熱防止)を図ることができるものの、電機子コイル5群
を十分に冷却する為には、電機子コイル5を互いに移動
子3−1の移動方向に離して配設しなければならず、単
位面積当たり少しの数の電機子コイル5しか配設できな
いため、推力及び推力リップル特性の点から、あまり好
ましいものではない。
【0017】またDC軸流ファンモータ13を界磁マグ
ネット6−1と対向するステータ電機子2−1の一方の
側面部位置に設置してあるため、DC軸流ファンモータ
13の取付を余程堅固にしておかないと、DC軸流ファ
ンモータ13による大きな振動音が発生する欠点を持
つ。
【0018】またストローク特性の長いリニア直流ブラ
シレスモータ1−1を形成する場合には、移動子3−1
の長手方向に沿ってコアレスステータ電機子2−1を長
いものに形成しなければならないが、上記DC軸流ファ
ンモータ13の取付方法によると、コアレスステータ電
機子2−1の長手方向に多数のDC軸流ファンモータ1
3を配設しなければならず、コスト的にも電流的にも大
きな制約を伴う。
【0019】またマグネットヨーク8−1とステータヨ
ーク11−1間の高さ(エアギャップ)が十分にない
と、DC軸流ファンモータ13を縦配置に設けることが
できず、またそれに適する十分に小さく、しかも大きな
風量のDC軸流ファンモータがほとんど存在しないた
め、電機子コイル5を十分に冷却することが困難であっ
た。
【0020】以上のような構成からなる可動マグネット
形リニア直流ブラシレスモータ1−1では、推力が大き
く且つ推力リップルの滑らかなものを得る場合には、電
機子コイル5を互いに長手方向に離して配設しないで、
互いに略λ(=T+T/8)ピッチの、等間隔配置に隣
接配置した図9に示すようなコアレスステータ電機子2
を形成しておくことが望ましい。
【0021】そのように形成したコアレスステータ電機
子2を用いた可動マグネット形リニア直流ブラシレスモ
ータ1−1を形成した場合、移動子3−1が移動した場
合に得られる推力(トルク)リップルは、図8に示すよ
うに得られる。
【0022】図8を参照して更に説明すると、電機子コ
イル5群は互いにλ(=T+T/8)ピッチの、等間隔
配置に配置したコアレスステータ電機子2を形成し、界
磁マグネット6−1の5極のみを取り上げるものとする
と、界磁マグネット6−1がコアレスステータ電機子2
と相対的移動した場合、上記λの範囲における推力リッ
プル曲線17−1は、図8に示すように推力リップルの
荒いものとなって現れる。
【0023】この種の可動マグネット形リニア直流ブラ
シレスモータ1−1は、コアレス構造で、しかも多相の
構造となっているため、リニアパルスモータや有鉄心形
リニア直流モータに比較して極めて滑らかな推力リップ
ル特性を持つものとして高度精密測定器などに採用され
ている。
【0024】ここに、半導体製造装置などの更に高精度
の要求される装置において使用される可動マグネット形
リニア直流モータでは、更に滑らかな推力リップル特性
が要求され、改良したコアレスステータ電機子2を用い
た場合の可動マグネット形リニア直流ブラシレスモータ
1−1よりも更に推力及び推力リップル特性の向上を図
ることのできる可動マグネット形リニア直流ブラシレス
モータが必要とされていた。
【0025】そこで本発明者は、上記コアレスステータ
電機子2を用いた場合の可動マグネット形リニア直流ブ
ラシレスモータ1−1にわずかな設計変更を施すのみ
で、従来のものに比較して推力リップル数を2倍にする
ことで、1/2倍に推力リップルを押さえて極めて滑ら
かに移動子を走行できるように構成すると共に、合成推
力特性をも向上させることを可能にした図9に示す可動
マグネット形リニア直流ブラシレスモータ1−2を既に
提案しているので、以下にこれについて図9以下を参照
して説明する。
【0026】この可動マグネット形リニア直流ブラシレ
スモータ1−2では、上記可動マグネット形リニア直流
ブラシレスモータ1−1同様に推力に寄与する導体部5
aと5aの開角幅を界磁マグネット6−1の一磁極幅T
と同じ幅に形成した電機子コイル5をλ(但し、λ=T
+T/8)幅ピッチで配設したコアレスステータ電機子
2と、電機子コイル5の推力の発生に寄与する導体部5
aを延長したステータヨーク11面位置に配設した磁極
判別素子19を固定側に持ち、後記する界磁マグネット
6と相対的移動する位置に配設している点は、上記可動
マグネット形リニア直流ブラシレスモータ1−1同様
で、異なる点は界磁マグネット6を持つ移動子3−2の
構成にある。
【0027】移動子3−2は、上記マグネットヨーク8
−1同様な長板状のマグネットヨーク8−2の内部下面
に、2組の界磁マグネット6A,6Bが、略々(1+1
/8)λ幅(但し、λ=T+T/8)の距離だけ移動子
3−2の移動方向に位相をずらせて配置形成してある。
【0028】2組の界磁マグネット6A、6Bは、隣接
する磁極が異極となるように略々T幅の磁極のN極,S
極の磁極を隣接配置して形成した5極の長板状のもので
あり、上記の通りこれらが(1+1/8)λの間隔をお
いて並べてある。
【0029】このように界磁マグネット6を2組の界磁
マグネット6Aと6Bに分けており、かつ界磁マグネッ
ト6−1,6のN極,S極の一磁極の幅をT幅に形成し
ているため、移動子3−1,3−2の移動方向における
N極,S極の一磁極の幅Tを30mmとした場合、図5
の可動マグネット形リニア直流ブラシレスモータ1−1
の場合は、図10に示すように界磁マグネット6−1は
その長手方向の全長が300mmで済むのに対して、こ
の可動マグネット形リニア直流ブラシレスモータ1−2
の場合の界磁マグネット6の場合には、2つの界磁マグ
ネット6Aと6B間を上記条件:(1+1/8)λの幅
だけ離して配設することになるので、(1+1/8)λ
の幅だけ、すなわち図11に示すように全長が35mm
長い335mmのものになる。
【0030】尚、界磁マグネット6−1,6ともこれを
固着したマグネットヨーク8−1,8−2は、その外側
の端部を界磁マグネット6−1,6−2よりも+αだけ
長めに形成する。
【0031】2組の界磁マグネット6Aと6B間のマグ
ネットヨーク8−2には、樹脂、接着剤、銅、アルミニ
ウム等の非磁性体からなる界磁マグネット位置決め部材
16を設けている。
【0032】以上のような2組の界磁マグネット6Aと
6Bから構成された界磁マグネット6を持つ移動子3−
2と磁極判別素子19群及び電機子コイル5群からなる
コアレスステータ電機子2との展開図は、図12に示す
ように現すことができる。
【0033】尚、磁極判別素子19としては、4端子ホ
ール素子を用いるものとし、2つの電源端子及び2つの
出力端子は、図示しない制御回路に接続する。
【0034】制御回路の電源が閉成され、可動マグネッ
ト形リニア直流ブラシレスモータ1ー2を動作可能な状
態にしておくと、界磁マグネット6A,6BのN極,S
極の磁極を検出している磁極判別素子19からの出力に
基づいて、当該界磁マグネット6A,6Bと対向してい
る電機子コイル5には、所定方向の通電がなされ、所定
方向の推力を得て移動子3−2は、図示しないエンコー
ダと制御回路からの信号に制御されて所定方向に走り出
す。
【0035】可動マグネット形リニア直流ブラシレスモ
ータ1−2の場合、2組の5極の界磁マグネット6Aと
6Bを略々(1+1/8)λ幅(但し、λ=T+T/
8)の距離だけ移動子3−2の移動方向に位相をずらせ
て配置形成した界磁マグネット6を用いているため、移
動子3−2が移動した場合に得られる推力(トルク)リ
ップルは、図13に示すように得られる。
【0036】図13を参照して更に説明すると、いま電
機子コイル5群は互いにλ(T+T/8)ピッチの、等
間隔配置に配置してコアレスステータ電機子2を形成
し、5極の界磁マグネット6A,6Bそれぞれがコアレ
スステータ電機子2と相対的移動した場合、上記λの範
囲における5極の界磁マグネット6A,6Bそれぞれに
よって得られる推力リップル曲線17A,17Bは、図
13に示すように互いに(1+1/8)λだけ位相がず
れて得られる。
【0037】2つの推力リップル曲線17A,17Bに
よれば、従来以前の可動マグネット形リニア直流ブラシ
レスモータ1−1によって得られる図8に示す推力リッ
プル曲線17−1に比較して2倍のリップル数が得られ
るので、2つの推力リップル曲線17A,17Bが合成
された推力リップル曲線は、従来の図8に示す推力リッ
プル曲線17−1に比較して1/2の滑らかな推力リッ
プル特性になり、極めて滑らかな推力リップル特性の可
動マグネット形リニア直流ブラシレスモ−タ1−2が得
られる。
【0038】また従来の可動マグネット形リニア直流ブ
ラシレスモータ1−1によって得られる図8に示す推力
リップル曲線17−1に比較して2倍のリップル数が得
られるので、2つの推力リップル曲線17A,17Bが
合成された合成推力曲線18も図13に示すように、高
い推力レベルとなるため、より大きな推力を得ることの
できる可動マグネット形リニア直流ブラシレスモータ1
−2を得られる。
【0039】以上のように改良された可動マグネット形
リニア直流ブラシレスモータ1−2は、非常に有用なも
のである。
【0040】
【従来技術の欠点】しかしながら、当該可動マグネット
形リニア直流ブラシレスモータ1−2の性能を更に向上
させるためなどの理由で、もしも界磁マグネット6の種
類を変えた場合には、その種類によっては、その界磁マ
グネット6の重量もさることながら、その界磁マグネッ
ト6の磁路を十分に閉じるために厚みのある重量の重い
マグネットヨーク8−2を用いる必要が生じ、負荷負担
の大きな可動マグネット形リニア直流ブラシレスモータ
1−2になる欠点がある。
【0041】またマグネットヨーク8−2は、上記した
理由から上記マグネットヨーク8−1よりも(1+1/
8)λ幅だけ長いものに形成しなければならないため、
その長さ幅分だけ重量の重いマグネットヨーク8−2を
用いなければならず、ますます負荷負担の大きな可動マ
グネット形リニア直流ブラシレスモータ1−2になる欠
点を持つ。
【0042】また負荷負担の大きな可動マグネット形リ
ニア直流ブラシレスモータ1−2になることから、電機
子コイル5群の発熱を伴う欠点を持ち、この対策を必要
としていた。
【0043】
【発明の目的】本発明の目的は、上記した可動マグネッ
ト形リニア直流ブラシレスモータ1−2の特徴を殺すこ
となく、当該リニア直流ブラシレスモータ1−2の移動
子3−2の負荷負担を軽くすること、及び電機子コイル
5(コアレスステータ電機子2)の冷却を容易にして、
発熱を防ぎ、より性能が高く信頼性の高い推力及び推力
特性を向上させた可動マグネット形リニア直流ブラシレ
スモータを得ることにある。
【0044】
【目的を達成するための手段】かかる本発明の目的は、
コアレスステータ電機子はそれぞれ略λ(但し、λ=T
+T/8:Tは界磁マグネットの一磁極の幅)ピッチの
等間隔配置で形成した電機子コイル群で形成し、上記移
動子のマグネットヨークを分割形成し、該分割マグネッ
トヨークそれぞれに隣接する磁極が異極となるようにT
幅の等しい幅で着磁されたN極,S極の磁極をP個(P
は2以上の整数)有する界磁マグネットを設けて分割移
動子を構成し、当該分割移動子はその界磁マグネットが
互いに他の分割移動子の界磁マグネットからそれぞれ略
(1+1/8)λ幅の距離だけ移動子の移動方向に位相
をずらせて配置形成し、上記分割移動子間において、分
割マグネットヨーク及び界磁マグネットの存在しない部
分から上記コアレスステータ電機子側に送風可能なよう
に上記分割移動子間位置に冷却ファンを設けることで達
成できる。
【0045】
【発明の作用】2組の5極の界磁マグネット6Aと6B
を略々(1+1/8)λ幅(但し、λ=T+T/8)の
距離だけ移動子3の移動方向に位相をずらせて配置形成
した界磁マグネット6を用いているため、移動子3が移
動した場合に得られる推力(トルク)リップルは、図1
3に示すように得られ、5極の界磁マグネット6A,6
Bそれぞれがコアレスステータ電機子2と相対的移動し
た場合、上記λの範囲における5極の界磁マグネット6
A,6Bそれぞれによって得られる推力リップル曲線1
7A,17Bのように互いに(1+1/8)λ位相がず
れ、極めて滑らかな推力リップル特性が得られるのみな
らず、2つの推力リップル曲線17A,17Bが合成さ
れた合成推力曲線18も高い推力レベルとなるため、よ
り大きな推力を得ることのできる可動マグネット形リニ
ア直流ブラシレスモータ1となる。また移動子3は、2
つの分割移動子3Aと3Bとをその長手方向において離
して配設しており、その離れた部分には、マグネットヨ
ーク及び界磁マグネットが存在しないため、移動子3の
重量を軽くでき、負荷負担の小さな可動マグネット形リ
ニア直流ブラシレスモータ1となる。
【0046】その上更に、移動子3は、2つの分割移動
子3Aと3Bとを離して配設しており、その離れた部分
には、マグネットヨーク及び界磁マグネットが存在しな
いため、その分割マグネットヨーク8A,8B及び界磁
マグネット6A,6Bの存在しない部分から上記コアレ
スステータ電機子2側に送風するためのDC軸流ファン
モータ13を取り付け、そのDC軸流ファンモータ13
を回すことで、上記分割マグネットヨーク8A,8B及
び界磁マグネット6A,6Bの存在しない部分を通して
電機子コイル5群(コアレスステータ電機子2)に送風
でき、その冷却を図ることができ、発熱防止対策が行え
る。
【0047】
【実施例】図1は本発明の一実施例としての可動マグネ
ット形リニア直流ブラシレスモータ1の主要部を表す斜
視図で、図2は同可動マグネット形リニア直流ブラシレ
スモータ1の移動子3を側方から見た主要部を表す縦断
面図で、図3は同可動マグネット形リニアモータ1を移
動子3の走行方向から見た縦断面図で、図4は同可動マ
グネット形リニア直流ブラシレスモータ1の移動子3の
上面斜視図である。本発明の可動マグネット形リニア直
流ブラシレスモータ1は、上記従来の可動マグネット形
リニア直流ブラシレスモータ1−1,1−2と異なるの
は主に移動子3の部分のみである。
【0048】本発明の可動マグネット形リニア直流ブラ
シレスモータ1は、移動子3の移動方向における全長
が、上記従来の可動マグネット形リニア直流ブラシレス
モータ1−2の移動子3−2の全長と同じ長さのものと
なる。
【0049】しかしながら、可動マグネット形リニア直
流ブラシレスモータ1の移動子3が持つマグネットヨー
ク8(分割マグネットヨーク8Aと8Bで構成する)
は、図2及び図4に示すように全体として上記可動マグ
ネット形リニア直流ブラシレスモータ1−1の移動子3
−1が持つマグネットヨーク8−1の長さと同じ長さに
構成できる。すなわち上記可動マグネット形リニア直流
ブラシレスモータ1−2の移動子3−2に用いたマグネ
ットヨ−ク8−2に比較して、(1+1/8)λの長さ
分だけ短くできるので、その分だけ重量の軽いマグネッ
トヨーク8となり、移動子3の重量を軽くできるので、
負荷負担のを小さくした可動マグネット形リニア直流ブ
ラシレスモータ1を構成できる。
【0050】これは本発明の可動マグネット形リニア直
流ブラシレスモータ1が、従来の可動マグネット形リニ
ア直流ブラシレスモータ1−2と同じように2組の界磁
マグネット6Aと6Bを用いて界磁マグネット6を形成
しているにもかかわらず、上記従来の可動マグネット形
リニア直流ブラシレスモータ1−1のマグネットヨーク
8−1をその長手方向における中心位置で2つに分割し
て、2つの分割マグネットヨーク8A,8Bを形成し、
2つの分割マグネットヨーク8A,8Bを上記条件;
(1+1/8)λの長さだけ移動子3の長手方向にずら
せて配置するため、その長さだけ可動マグネット形リニ
ア直流ブラシレスモータ1−2のマグネットヨーク8−
2よりもその長手方向における長さを短くできることに
よる。
【0051】すなわち、2つの分割マグネットヨーク8
Aと8Bを移動子3の長手方向に連接した場合の長さ
は、ちょうど可動マグネット形リニア直流ブラシレスモ
ータ1−1のマグネットヨーク8−1と同じ長さに形成
できる。
【0052】以上のように形成した2つの分割マグネッ
トヨーク8A,8Bそれぞれには、互いに隣り配置に位
置する側の分割マグネットヨーク8A,8Bの端部に、
上記界磁マグネット6A,6Bの端部を一致させてコア
レスステータ電機子2と対向する当該分割マグネットヨ
ーク8A,8B面に界磁マグネット6A,6Bを接着固
定して2つの分割移動子3A,3Bを形成する。
【0053】ここに2つの分割移動子3Aと3Bは、一
体化して一体に移動する移動子3に形成する必要がある
ことと、推力及び推力リップル特性の向上を図るため
に、2つの界磁マグネット6Aと6Bとを移動子3の長
手方向において上記条件:(1+1/8)λの幅だけ図
示しない手段によって位置決めして連結し、一体化す
る。
【0054】分割移動子3Aと3B間の連結部は、上記
界磁マグネット6A,6B及び分割マグネットヨーク8
A,8Bが存在しない空間部を形成するため、従来の移
動子3ー2に比較して重量が軽くなり、負荷負担の小さ
な可動マグネット形リニア直流ブラシレスモータ1を形
成できる。
【0055】また分割移動子3Aと3B間の連結部は、
上記界磁マグネット6A,6B及び分割マグネットヨー
ク8A,8Bが存在しない空間部を形成するため、該連
結部にコアレスステータ電機子2側に送風することがで
きるように、分割マグネットヨーク8Aと8B間にDC
軸流ファンモータ13を取り付ける。
【0056】尚、コアレスステータ電機子2の上面に
は、電機子コイル5の枠内空洞部と対向する位置に透孔
7を形成した長板状のプリント配線基板4を接着固定し
ている。
【0057】このため、コアレスステータ電機子2の上
面にプリント配線基板4を配設している場合でも、DC
軸流ファンモータ13からの走風を透孔7を介して電機
子コイル5の枠内空洞部内部をも冷却するため、電機子
コイル5の発熱を防止できる。
【0058】尚、コアレスステータ電機子2の上面にプ
リント配線基板4を設けない場合には、電機子コイル5
全体が冷却されるので、その発熱防止効果は更に高ま
る。
【0059】
【その他の実施例】上記実施例では、可動マグネット形
リニア直流ブラシレスモータについて説明したが、ブラ
シとコミュテータを用いて整流する形式の可動マグネッ
ト形リニア直流モータや、有鉄心型のリニア直流モータ
にも当然本発明は適用される。
【0060】
【発明の効果】本発明の可動マグネット形リニア直流モ
ータによれば、次のような効果が達成できる。2つの
分割移動子間に冷却ファンを設けているため、特に通電
切り換えの頻繁な発熱し易い電機子コイルをより効果的
に冷却できる。冷却ファンの使用個数が少ないので、
安価に形成できる。冷却ファンの使用個数が少ないの
で、冷却ファン使用による電流損失を小さくできる。
冷却ファンが振動することがないので、騒音の発生を防
止できる。単位面積当たり、より多くの電機子コイル
を配設できるため、移動子の重量を軽くすること及び推
力及び推力リップル特性の向上を図ることができる。
移動子を推力及び推力リップル特性を向上するために、
移動子の移動方向に間隔を空けて配設することで必然的
に形成される移動子の無駄な部分に冷却ファンを取り付
け、しかも上記無駄となっている空間部を冷却ファンの
冷風を通すように利用しているため、電機子コイルの発
熱を防ぐことができ信頼性の高い可動マグネット形リニ
ア直流モータを安価且つ容易に形成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての可動マグネット形リ
ニア直流ブラシレスモータの主要部を表す斜視図であ
る。
【図2】同可動マグネット形リニア直流ブラシレスモー
タを側方から見た主要部の縦断面図である。
【図3】同可動マグネット形リニア直流ブラシレスモー
タを移動子の走行方向から見た縦断面図である。
【図4】移動子の上面斜視図である。
【図5】多極多相型の可動マグネット形リニア直流ブラ
シレスモータの第1の従来例の概略分解斜視図である。
【図6】リニア直流ブラシレスモータの第1の従来例の
移動子の走行方向から見た縦断面図である。
【図7】リニア直流ブラシレスモータの第1の従来例の
移動子の側面方向から見た側縦断面図である。
【図8】可動マグネット形リニア直流ブラシレスモータ
の第1の従来例のによって得られる推力リップル曲線の
説明図である。
【図9】可動マグネット形リニア直流ブラシレスモータ
の第2の従来例の主要部を表す斜視図である。
【図10】可動マグネット形リニア直流ブラシレスモー
タの第1の従来例に用いられる界磁マグネットの説明図
である。
【図11】可動マグネット形リニア直流ブラシレスモー
タの第2の従来例に用いられる界磁マグネットの説明図
である。
【図12】可動マグネット形リニア直流ブラシレスモー
タの第2の従来例の2組の界磁マグネットと電機子コイ
ル群からなるコアレスステータ電機子との展開図であ
る。
【図13】可動マグネット形リニア直流ブラシレスモー
タの第2の従来例によって得られる推力リップル曲線及
び合成推力曲線の説明図である。
【符号の説明】 1、1−1,1−2 可動マグネット形リニア直流ブラ
シレスモータ 2,2−1 コアレスステータ電機子 3,3−1,3−2 移動子 3A,3B 分割移動子 4 プリント配線基板 5 電機子コイル 5a 推力の発生に寄与する導体部 5b 推力の発生にあまり寄与しない導体部 6,6A,6B,6−1 界磁マグネット 7,7−1 透孔 8,8−1,8−2 マグネットヨーク 8A,8B 分割マグネットヨーク 9 直動案内レール 10 ローラ 11,11−1 ステータヨーク 12 DC軸流ファンモータ取付部 13 DC軸流ファンモータ 14 螺子 15 透孔 16 界磁マグネット位置決め部材 17A,17B,17−1 推力リップル曲線 18 合成推力曲線 19 磁極判別素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 神尾 尚 東京都墨田区太平四丁目1番1号 株式会 社精工舎内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動子の走行方向に沿ってステータ電機
    子を備えた固定子と、該ステータ電機子と対向するマグ
    ネットヨーク面に隣配置の磁極が異極となるようにN
    極,S極の磁極をP個(Pは2以上の整数)設けて形成
    した界磁マグネットを備え上記ステータ電機子に対し相
    対的に移動する移動子とを有する可動マグネット形リニ
    ア直流モータにおいて、上記ステータ電機子はそれぞれ
    略λ(但し、λ=T+T/8:Tは界磁マグネットの一
    磁極の幅)ピッチで実質的に等間隔に配置された電機子
    コイル群からなり、上記移動子のマグネットヨークは分
    割形成されており、該分割マグネットヨークそれぞれに
    隣接する磁極が異極となるようにT幅の等しい幅で着磁
    されたN極,S極の磁極をP個(Pは2以上の整数)有
    する界磁マグネットにより分割移動子が形成され、当該
    分割移動子はその界磁マグネットが互いに他の分割移動
    子の界磁マグネットからそれぞれ略(1+1/8)λ幅
    の距離だけ移動子の移動方向に位相をずらせて配置形成
    され、上記分割移動子間位置には上記分割マグネットヨ
    ーク及び上記界磁マグネットの間隙を介して上記コアレ
    スステータ電機子側に送風する冷却ファンが設けられて
    いることを特徴とする可動マグネット形リニア直流モー
    タ。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100375638B1 (ko) * 1999-12-10 2003-03-10 미래산업 주식회사 리니어 모터의 가동자 제조방법
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KR100429400B1 (ko) * 2001-11-13 2004-04-29 세우산전(주) 편측식 선형모터용 냉각장치
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