JPH06166377A - 車両の操舵装置 - Google Patents
車両の操舵装置Info
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- JPH06166377A JPH06166377A JP32206992A JP32206992A JPH06166377A JP H06166377 A JPH06166377 A JP H06166377A JP 32206992 A JP32206992 A JP 32206992A JP 32206992 A JP32206992 A JP 32206992A JP H06166377 A JPH06166377 A JP H06166377A
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- steering
- wheel
- vehicle
- wheels
- cornering power
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- Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 車輪のコーナリングパワーが多少アンバラン
ス状態であっても、コーナリングにおいて適正な操舵フ
ィーリングを提供する。 【構成】 舵角検出手段としての舵角センサ25と挙動
検出手段37からの信号によりコーナリングパワー判定
手段38が異状車輪の有無とその装着位置を判定し、転
舵比補正手段39が前記判定結果に応じた転舵比の補正
を行ない、この補正された転舵比に従ってサーボモータ
20が転舵制御を実行する構成とした。
ス状態であっても、コーナリングにおいて適正な操舵フ
ィーリングを提供する。 【構成】 舵角検出手段としての舵角センサ25と挙動
検出手段37からの信号によりコーナリングパワー判定
手段38が異状車輪の有無とその装着位置を判定し、転
舵比補正手段39が前記判定結果に応じた転舵比の補正
を行ない、この補正された転舵比に従ってサーボモータ
20が転舵制御を実行する構成とした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両の挙動を検出し、そ
れに応じて転舵装置を制御する車両の操舵装置に関する
ものである。
れに応じて転舵装置を制御する車両の操舵装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば特開昭60−193771
号公報で示されるように、ステアリングハンドルの操作
に応じて転舵される前輪の舵角と、予め設定された転舵
特性に応じて後輪の舵角を設定し、これに応じて後輪を
転舵させるように構成した車両の後輪操舵装置が知られ
ている。上記転舵特性は、一般的には車速に対応したグ
ラフとして記憶され、低速走行時に後輪を前輪と逆位相
方向に転舵して車両の回頭性を向上させるとともに、高
速走行時に後輪を前輪と同位相方向に転舵して車両の走
行安定性を向上させることができるように設定されてい
る。
号公報で示されるように、ステアリングハンドルの操作
に応じて転舵される前輪の舵角と、予め設定された転舵
特性に応じて後輪の舵角を設定し、これに応じて後輪を
転舵させるように構成した車両の後輪操舵装置が知られ
ている。上記転舵特性は、一般的には車速に対応したグ
ラフとして記憶され、低速走行時に後輪を前輪と逆位相
方向に転舵して車両の回頭性を向上させるとともに、高
速走行時に後輪を前輪と同位相方向に転舵して車両の走
行安定性を向上させることができるように設定されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来の車両においては、例えば空気圧が不足気味であ
るとか車輪が摩耗しているとか、あるいは予備タイヤ
(テンパータイヤ)に交換した直後であるとかの場合、
つまりコーナリングパワーがアンバランス状態である場
合で、しかもその状態で運転を継続しなければならない
ときには、他のものとは不均衡な車輪が存在する状態で
走行することとなり、ドライバーにとって通常の運転と
は異なる感覚となり、操舵フィーリングの低下は避けら
れなかった。以上の事情に鑑みて、本発明は異状な車輪
が装着されたままでも、コーナリングに関して全車輪が
正常なバランス状態にある場合と同程度の操舵フィーリ
ングをドライバーに提供するものである。
な従来の車両においては、例えば空気圧が不足気味であ
るとか車輪が摩耗しているとか、あるいは予備タイヤ
(テンパータイヤ)に交換した直後であるとかの場合、
つまりコーナリングパワーがアンバランス状態である場
合で、しかもその状態で運転を継続しなければならない
ときには、他のものとは不均衡な車輪が存在する状態で
走行することとなり、ドライバーにとって通常の運転と
は異なる感覚となり、操舵フィーリングの低下は避けら
れなかった。以上の事情に鑑みて、本発明は異状な車輪
が装着されたままでも、コーナリングに関して全車輪が
正常なバランス状態にある場合と同程度の操舵フィーリ
ングをドライバーに提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1では、車両の車
輪を転舵する転舵機構とこの転舵機構を制御する制御部
とを有する車両の操舵装置において、車両の転舵角を検
出する舵角検出手段と、転舵時における車両の挙動を検
出する挙動検出手段と、各車輪に作用するコーナリング
パワーに異状があるか否かを上記舵角検出手段および挙
動検出手段からの信号に応じて判定するコーナリングパ
ワー判定手段と、このコーナリングパワー判定手段で特
定の車輪にコーナリングパワーの異状があることが確認
された場合、転舵比特性を補正する転舵比補正手段を設
けたものである。
輪を転舵する転舵機構とこの転舵機構を制御する制御部
とを有する車両の操舵装置において、車両の転舵角を検
出する舵角検出手段と、転舵時における車両の挙動を検
出する挙動検出手段と、各車輪に作用するコーナリング
パワーに異状があるか否かを上記舵角検出手段および挙
動検出手段からの信号に応じて判定するコーナリングパ
ワー判定手段と、このコーナリングパワー判定手段で特
定の車輪にコーナリングパワーの異状があることが確認
された場合、転舵比特性を補正する転舵比補正手段を設
けたものである。
【0005】請求項2では、前輪を転舵する前輪転舵機
構と、この前輪転舵機構による前輪転舵と連動して後輪
を転舵する後輪転舵機構とを有する車両の操舵装置にお
いて、前記コーナリングパワー判定手段により、前輪側
にコーナリングパワーの異状車輪が有ると判明した場合
には逆相補正を行ない、後輪側に異状車輪が有ると判明
した場合には同相補正を行なうように構成したものであ
る。
構と、この前輪転舵機構による前輪転舵と連動して後輪
を転舵する後輪転舵機構とを有する車両の操舵装置にお
いて、前記コーナリングパワー判定手段により、前輪側
にコーナリングパワーの異状車輪が有ると判明した場合
には逆相補正を行ない、後輪側に異状車輪が有ると判明
した場合には同相補正を行なうように構成したものであ
る。
【0006】請求項3では、コーナリングパワー判定手
段にて異状車輪有りと判定された場合において、転舵機
構の作動速度を変更する作動速度変更手段を有するもの
とした。
段にて異状車輪有りと判定された場合において、転舵機
構の作動速度を変更する作動速度変更手段を有するもの
とした。
【0007】請求項4では、車両が転舵を行なった場合
の挙動検出手段において、ヨーレートセンサを備えた。
の挙動検出手段において、ヨーレートセンサを備えた。
【0008】
【作用】請求項1記載の発明によれば、車両の車輪を転
舵する転舵機構とこの転舵機構を制御する制御部とを有
する操舵装置において、車両の転舵角を検出する舵角検
出手段と、転舵時における車両の挙動を検出する挙動検
出手段からの信号により、各車輪に作用するコーナリン
グパワーに異状があるか否かを判定するコーナリングパ
ワー判定手段が、特定の車輪にコーナリングパワーの異
状があることを確認した場合、転舵比特性を補正する転
舵比補正手段がその特定車輪に起因するコーナリングパ
ワー値を正常値に近付けるべく補正を実行する。
舵する転舵機構とこの転舵機構を制御する制御部とを有
する操舵装置において、車両の転舵角を検出する舵角検
出手段と、転舵時における車両の挙動を検出する挙動検
出手段からの信号により、各車輪に作用するコーナリン
グパワーに異状があるか否かを判定するコーナリングパ
ワー判定手段が、特定の車輪にコーナリングパワーの異
状があることを確認した場合、転舵比特性を補正する転
舵比補正手段がその特定車輪に起因するコーナリングパ
ワー値を正常値に近付けるべく補正を実行する。
【0009】請求項2記載の発明によれば、前記コーナ
リングパワー判定手段によりコーナリングパワーに関し
て異状な車輪を判定し、特定した結果、前輪側に異状車
輪があると判明した場合には、前輪に対する後輪の転舵
角を逆相側に補正する逆相補正を行なうことにより、ア
ンダーステアとなる特性が修正される。また、後輪側に
異状車輪があると判明した場合には、前記転舵角を同相
側に補正する同相補正を行なうと、オーバーステアとな
る特性を修正することができる。
リングパワー判定手段によりコーナリングパワーに関し
て異状な車輪を判定し、特定した結果、前輪側に異状車
輪があると判明した場合には、前輪に対する後輪の転舵
角を逆相側に補正する逆相補正を行なうことにより、ア
ンダーステアとなる特性が修正される。また、後輪側に
異状車輪があると判明した場合には、前記転舵角を同相
側に補正する同相補正を行なうと、オーバーステアとな
る特性を修正することができる。
【0010】請求項3記載の発明によれば、コーナリン
グパワー判定手段により異状車輪有りと判定された場
合、作動速度変更手段により転舵機構の駆動部の最大作
動速度を通常時よりも小さな値に変更して、転舵機構の
作動速度を規制する。
グパワー判定手段により異状車輪有りと判定された場
合、作動速度変更手段により転舵機構の駆動部の最大作
動速度を通常時よりも小さな値に変更して、転舵機構の
作動速度を規制する。
【0011】請求項4記載の発明によれば、車両の転舵
時における車体の上下軸回りの角速度を検出することに
より、車両の挙動が検出されることになる。
時における車体の上下軸回りの角速度を検出することに
より、車両の挙動が検出されることになる。
【0012】
【実施例】図1は、本発明に係る車両の操舵装置の実施
例を示している。この車両には左右の前輪1,2を転舵
する前輪転舵機構3と前輪1,2の転舵に応じて後輪
4,5を転舵する後輪転舵機構6とを有している。
例を示している。この車両には左右の前輪1,2を転舵
する前輪転舵機構3と前輪1,2の転舵に応じて後輪
4,5を転舵する後輪転舵機構6とを有している。
【0013】上記前輪転舵機構3には一対のナックルア
ーム機構7,8およびタイロッド9,10と両タイロッ
ド9,10を互いに連結するリレーロッド11と、上記
リレーロッド11に形成されたラック(図示せず)に噛
合するピニオン12が下端部に設けられたステアリング
シャフト13を有するステアリング機構14とが設けら
れている。そして、上記前輪転舵機構3は、ステアリン
グハンドルの操作変位量、つまりハンドル舵角に応じて
上記リレーロッド11を車幅方向にスライド変位させる
ことにより、左右の前輪1,2を転舵するように構成さ
れている。
ーム機構7,8およびタイロッド9,10と両タイロッ
ド9,10を互いに連結するリレーロッド11と、上記
リレーロッド11に形成されたラック(図示せず)に噛
合するピニオン12が下端部に設けられたステアリング
シャフト13を有するステアリング機構14とが設けら
れている。そして、上記前輪転舵機構3は、ステアリン
グハンドルの操作変位量、つまりハンドル舵角に応じて
上記リレーロッド11を車幅方向にスライド変位させる
ことにより、左右の前輪1,2を転舵するように構成さ
れている。
【0014】上記後輪転舵機構6は、一対のナックルア
ーム15,16およびタイロッド17,18と、両タイ
ロッド17,18を互いに連結するリレーロッド19
と、左右の後輪4,5を転舵させる駆動部となるサーボ
モータ20と、このサーボモータ20の駆動力を上記リ
レーロッド19に伝達する減速歯車機構21とを有して
いる。そして、上記後輪転舵機構6は、上記サーボモー
タ20の駆動力に応じて上記リレーロッド19を車幅方
向にスライド変位させることにより、左右の後輪4,5
を転舵するように構成されている。
ーム15,16およびタイロッド17,18と、両タイ
ロッド17,18を互いに連結するリレーロッド19
と、左右の後輪4,5を転舵させる駆動部となるサーボ
モータ20と、このサーボモータ20の駆動力を上記リ
レーロッド19に伝達する減速歯車機構21とを有して
いる。そして、上記後輪転舵機構6は、上記サーボモー
タ20の駆動力に応じて上記リレーロッド19を車幅方
向にスライド変位させることにより、左右の後輪4,5
を転舵するように構成されている。
【0015】また、上記後輪転舵機構6には、減速歯車
機構21に設けられたクラッチ22と、上記リレーロッ
ド19を中立位置に付勢するスプリング23からなる中
立付勢手段とを備えたフェイルセイフ機構24が設けら
れている。このフェイルセイフ機構24は、上記サーボ
モータ20等に故障が生じた場合のフェイル時に、上記
クラッチ22を離間状態として上記サーボモータ20か
らリレーロッド11に対する駆動力の伝達を遮断するこ
とにより、上記スプリング23の付勢力によってリレー
ロッド19を中立位置に保持して後輪4,5をフェイル
セイフ状態とするように構成されている。
機構21に設けられたクラッチ22と、上記リレーロッ
ド19を中立位置に付勢するスプリング23からなる中
立付勢手段とを備えたフェイルセイフ機構24が設けら
れている。このフェイルセイフ機構24は、上記サーボ
モータ20等に故障が生じた場合のフェイル時に、上記
クラッチ22を離間状態として上記サーボモータ20か
らリレーロッド11に対する駆動力の伝達を遮断するこ
とにより、上記スプリング23の付勢力によってリレー
ロッド19を中立位置に保持して後輪4,5をフェイル
セイフ状態とするように構成されている。
【0016】上記車両には、ハンドル舵角を検出する舵
角検出手段としての舵角センサ25と、車速を検出する
車速センサ26と、転舵時の車両の挙動を検出する挙動
検出手段37としての横方向加速度センサ(横Gセン
サ)30およびヨーレイトセンサ31と、サーボモータ
20の回転位置を検出するエンコーダ27と、後輪用の
リレーロッド19の変位量を検出する後輪舵角センサ2
8と、これらの検出信号に応じてサーボモータ20の回
転を制御する制御信号を出力するコントローラ29とが
設けられている。
角検出手段としての舵角センサ25と、車速を検出する
車速センサ26と、転舵時の車両の挙動を検出する挙動
検出手段37としての横方向加速度センサ(横Gセン
サ)30およびヨーレイトセンサ31と、サーボモータ
20の回転位置を検出するエンコーダ27と、後輪用の
リレーロッド19の変位量を検出する後輪舵角センサ2
8と、これらの検出信号に応じてサーボモータ20の回
転を制御する制御信号を出力するコントローラ29とが
設けられている。
【0017】このコントローラ29は、予め設定された
転舵特性と、上記車速センサ26によって検出された車
速とに応じて前輪1,2に対する後輪4,5の転舵比を
設定するとともに、この後輪転舵比と、上記舵角センサ
25によって検出されたハンドル舵角とに基づいて後輪
4,5の目標転舵角を設定し、この目標転舵角に対応す
る制御信号をサーボモータ20に出力するような機能を
有している。そして、上記エンコーダ27によってサー
ボモータ20の回転位置を検出するとともに、上記後輪
舵角センサ28によってリレーロッド19の変位量を検
出しつつ、後輪4,5を転舵させるように構成されてい
る。
転舵特性と、上記車速センサ26によって検出された車
速とに応じて前輪1,2に対する後輪4,5の転舵比を
設定するとともに、この後輪転舵比と、上記舵角センサ
25によって検出されたハンドル舵角とに基づいて後輪
4,5の目標転舵角を設定し、この目標転舵角に対応す
る制御信号をサーボモータ20に出力するような機能を
有している。そして、上記エンコーダ27によってサー
ボモータ20の回転位置を検出するとともに、上記後輪
舵角センサ28によってリレーロッド19の変位量を検
出しつつ、後輪4,5を転舵させるように構成されてい
る。
【0018】上記転舵特性は、図3に示すように、低速
走行時に車両の回頭性を高めるために前輪1,2に対す
る後輪4,5の転舵比ΘR/ΘFが負の値に設定され、
後輪4,5が前輪1,2と逆位相方向に転舵されるよう
になっている。また、車速の増大に伴って上記転舵比Θ
R/ΘFが正の値に変化して、高速走行時に後輪4,5
が前輪1,2と同位相方向に転舵されるように設定され
ている。
走行時に車両の回頭性を高めるために前輪1,2に対す
る後輪4,5の転舵比ΘR/ΘFが負の値に設定され、
後輪4,5が前輪1,2と逆位相方向に転舵されるよう
になっている。また、車速の増大に伴って上記転舵比Θ
R/ΘFが正の値に変化して、高速走行時に後輪4,5
が前輪1,2と同位相方向に転舵されるように設定され
ている。
【0019】また、上記コントローラ29には、図2に
示すようにハンドルの操舵角を検出する舵角検出手段
と、転舵時の車両の挙動を検出する挙動検出手段37と
からの信号により各車輪に作用するコーナリングパワー
に異状が有るか否かを判定し、その車輪位置を特定する
コーナリングパワー判定手段38と、この判定の結果、
異状状態にあると判定された場合に転舵比の補正を行な
う転舵比補正手段39等も備えられている。そして、こ
の転舵比補正手段39の出力により、サーボモータ20
やそのエンコーダ27や減速歯車機構21などが、後輪
転舵機構6を補正された転舵比に制御する。
示すようにハンドルの操舵角を検出する舵角検出手段
と、転舵時の車両の挙動を検出する挙動検出手段37と
からの信号により各車輪に作用するコーナリングパワー
に異状が有るか否かを判定し、その車輪位置を特定する
コーナリングパワー判定手段38と、この判定の結果、
異状状態にあると判定された場合に転舵比の補正を行な
う転舵比補正手段39等も備えられている。そして、こ
の転舵比補正手段39の出力により、サーボモータ20
やそのエンコーダ27や減速歯車機構21などが、後輪
転舵機構6を補正された転舵比に制御する。
【0020】前記コーナリングパワー判定手段38は、
舵角検出手段としての舵角センサ25と挙動検出手段3
7としての横Gセンサ30からの信号により、走行中に
おける横Gセンサ30の出力の積分値をコーナリングパ
ワーに対応する値として、左右の各舵角毎に記憶し、そ
の後その値を左右で対比して比較する。もし、全車輪の
コーナリングパワーが良いバランス状態にあれば、左右
の同一舵角における前記積分値の絶対値は同じである
が、仮に何かの事情により他の車輪に比較するとコーナ
リングパワーの異なる車輪があるとすると、左右の同一
舵角における前記積分値の絶対値に差が生じ、コーナリ
ングパワーの異なる異状車輪の存在を確認することがで
きる。
舵角検出手段としての舵角センサ25と挙動検出手段3
7としての横Gセンサ30からの信号により、走行中に
おける横Gセンサ30の出力の積分値をコーナリングパ
ワーに対応する値として、左右の各舵角毎に記憶し、そ
の後その値を左右で対比して比較する。もし、全車輪の
コーナリングパワーが良いバランス状態にあれば、左右
の同一舵角における前記積分値の絶対値は同じである
が、仮に何かの事情により他の車輪に比較するとコーナ
リングパワーの異なる車輪があるとすると、左右の同一
舵角における前記積分値の絶対値に差が生じ、コーナリ
ングパワーの異なる異状車輪の存在を確認することがで
きる。
【0021】なお、前記の場合はコーナリングパワーの
差を、左右の同一舵角における前記積分値の絶対値で直
接比較したが、所望の舵角における横Gセンサ30のデ
ータが無いために前記絶対値が得られない場合には、近
傍のデータから舵角量の比により、所望舵角値における
前記積分値の絶対値を計算にて求めて比較することによ
り、左右差の判定を行なうこともできる。
差を、左右の同一舵角における前記積分値の絶対値で直
接比較したが、所望の舵角における横Gセンサ30のデ
ータが無いために前記絶対値が得られない場合には、近
傍のデータから舵角量の比により、所望舵角値における
前記積分値の絶対値を計算にて求めて比較することによ
り、左右差の判定を行なうこともできる。
【0022】一般的に、旋回時には旋回外輪のコーナリ
ングパワーが主に支配的であるから、例えばコーナリン
グパワーの小さい車輪が装着されていると、その車輪の
装着位置と旋回方向に関しては図5に示すような特性に
なることが知られているので、前記コーナリングパワー
の絶対値を、コントローラ29内において、前記した記
憶済のデータを旋回方向や絶対値の大きさなどの各種組
合せにおける状態で検証し、その結果を図5と照合すれ
ば異状車輪を特定することができる。
ングパワーが主に支配的であるから、例えばコーナリン
グパワーの小さい車輪が装着されていると、その車輪の
装着位置と旋回方向に関しては図5に示すような特性に
なることが知られているので、前記コーナリングパワー
の絶対値を、コントローラ29内において、前記した記
憶済のデータを旋回方向や絶対値の大きさなどの各種組
合せにおける状態で検証し、その結果を図5と照合すれ
ば異状車輪を特定することができる。
【0023】このように、コーナリングパワー判定手段
38は、舵角センサ25と横Gセンサ30からの信号に
より機能するが、挙動検出手段37としてヨーレイトセ
ンサ31を使用しても前記横Gセンサ30を使用した場
合と同様に異状車輪の有無判定が可能であり、また図5
に示すように異状車輪の特定も同様に可能である。
38は、舵角センサ25と横Gセンサ30からの信号に
より機能するが、挙動検出手段37としてヨーレイトセ
ンサ31を使用しても前記横Gセンサ30を使用した場
合と同様に異状車輪の有無判定が可能であり、また図5
に示すように異状車輪の特定も同様に可能である。
【0024】従って、本発明の実施においては対象とな
る車両の種類やその車両が使用される状況に応じて、前
記のヨーレイトセンサ31と横Gセンサ30の二つのセ
ンサのいずれか、あるいはその両方を使用して実施する
ことができる。
る車両の種類やその車両が使用される状況に応じて、前
記のヨーレイトセンサ31と横Gセンサ30の二つのセ
ンサのいずれか、あるいはその両方を使用して実施する
ことができる。
【0025】前記のように、異状車輪の存在が確認され
ると、車両の状況により転舵機構の作動速度を変更する
作動速度変更手段により、一層の操舵フィーリングの向
上のためにサーボモータ20の最大作動速度VMAXは、
通常の最大作動速度VAから異状車輪が有る場合の最大
作動速度VBに変更される。ただし、この二つの最大作
動速度(VAとVB)には、次式(1)で表される関係が
ある。
ると、車両の状況により転舵機構の作動速度を変更する
作動速度変更手段により、一層の操舵フィーリングの向
上のためにサーボモータ20の最大作動速度VMAXは、
通常の最大作動速度VAから異状車輪が有る場合の最大
作動速度VBに変更される。ただし、この二つの最大作
動速度(VAとVB)には、次式(1)で表される関係が
ある。
【0026】VA > VB (1) 一方、コーナリングパワー判定手段38の判定結果を受
けて機能する転舵比補正手段39は、前記のように図3
で決定された転舵比ΘR/ΘFに補正係数αを乗じて最
終の転舵比Kを決定する。つまり、最終の転舵比Kは次
式(2)によって求められる。
けて機能する転舵比補正手段39は、前記のように図3
で決定された転舵比ΘR/ΘFに補正係数αを乗じて最
終の転舵比Kを決定する。つまり、最終の転舵比Kは次
式(2)によって求められる。
【0027】K=ΘR/ΘF×α (2) この補正係数αは,コーナリングパワーの異なる車輪が
装着されていることによる不均衡な状態を是正するよう
に設定されるものであるが、一般的に補正が必要なのは
比較的高速走行時の場合であり、図3においては後輪転
舵比ΘR/ΘFが零より大きい値、つまり正の値の範囲
において補正を行なう。具体的に説明すると、高速走行
時で同相方向に転舵比が選定されているときに、コーナ
リングパワーのアンバランスを補正するため逆相側に補
正が必要な場合は、例えば補正係数αを0.8に設定す
ることにより、最終転舵比Kは同相方向の転舵比を20
%減少させ、一方同相側に補正が必要な場合には補正係
数αを1.2に設定することにより、最終転舵比Kを同
相方向へさらに20%増加させるものである。なお、通
常この補正係数αは異状車輪の装着位置や旋回方向等の
各種状況に対して、事前に幾つかの数値を用意してお
き、補正が必要な場合はその状況に適した補正係数αを
選択して補正を実行するが、補正が不要な場合は、補正
係数α=1として補正をキャンセルすることができる。
装着されていることによる不均衡な状態を是正するよう
に設定されるものであるが、一般的に補正が必要なのは
比較的高速走行時の場合であり、図3においては後輪転
舵比ΘR/ΘFが零より大きい値、つまり正の値の範囲
において補正を行なう。具体的に説明すると、高速走行
時で同相方向に転舵比が選定されているときに、コーナ
リングパワーのアンバランスを補正するため逆相側に補
正が必要な場合は、例えば補正係数αを0.8に設定す
ることにより、最終転舵比Kは同相方向の転舵比を20
%減少させ、一方同相側に補正が必要な場合には補正係
数αを1.2に設定することにより、最終転舵比Kを同
相方向へさらに20%増加させるものである。なお、通
常この補正係数αは異状車輪の装着位置や旋回方向等の
各種状況に対して、事前に幾つかの数値を用意してお
き、補正が必要な場合はその状況に適した補正係数αを
選択して補正を実行するが、補正が不要な場合は、補正
係数α=1として補正をキャンセルすることができる。
【0028】本実施例では、異状車輪が有る場合に発生
する正常値と異なるコーナリングパワー値が、正常値に
近付くように補正を行なっている。つまり、図5に示す
表を用いて具体的に説明すると、例えば前輪の左車輪A
が異状である場合に横Gセンサによるコーナリングパワ
ー値は右旋回時に小さくなりアンダーステア(U/S)
となるため、本実施例では右旋回時において後輪を通常
よりも逆相側に転舵することにより前記コーナリングパ
ワー値を大きくして左旋回時における同値、即ち正常値
に近付くように補正を行なうものである。また、後輪の
左車輪Cが異状であるときにはコーナリングパワー値が
右旋回時に大きくなりオーバーステア(O/S)となる
ため、この右旋回時に後輪を通常よりも同相側に転舵す
ることにより前記コーナリングパワー値を小さくして左
旋回時の正常値に近付くように補正を行なうものであ
る。
する正常値と異なるコーナリングパワー値が、正常値に
近付くように補正を行なっている。つまり、図5に示す
表を用いて具体的に説明すると、例えば前輪の左車輪A
が異状である場合に横Gセンサによるコーナリングパワ
ー値は右旋回時に小さくなりアンダーステア(U/S)
となるため、本実施例では右旋回時において後輪を通常
よりも逆相側に転舵することにより前記コーナリングパ
ワー値を大きくして左旋回時における同値、即ち正常値
に近付くように補正を行なうものである。また、後輪の
左車輪Cが異状であるときにはコーナリングパワー値が
右旋回時に大きくなりオーバーステア(O/S)となる
ため、この右旋回時に後輪を通常よりも同相側に転舵す
ることにより前記コーナリングパワー値を小さくして左
旋回時の正常値に近付くように補正を行なうものであ
る。
【0029】なお、他の方法としては、前記表中のなか
での正常値を多少操作して正常値以外との差を縮小する
方法と、前記の本実施例の方法を併用して制御する方法
があり、いずれの方法も本発明において実施が可能であ
る。
での正常値を多少操作して正常値以外との差を縮小する
方法と、前記の本実施例の方法を併用して制御する方法
があり、いずれの方法も本発明において実施が可能であ
る。
【0030】以上のような機能と構成を有する本発明の
一実施例の制御動作について、図6に示すフローチャー
トに基づき説明すると、車両の電源等が投入されてこの
フローチャートの機能がスタートすると、先ず舵角セン
サ25より舵角が読み込まれ(ステップS1)、次に横
Gセンサ30から横方向加速度(横G)が読み込まれ
(ステップS2)、さらにヨーレイトセンサ31よりヨ
ーレイトが読み込まれて(ステップS3)初回の各セン
サ部からのデータ値の読み込みが完了する。そして、コ
ーナリングパワー判定手段38の一部であるステップS
4にて既に読み込み済の横Gセンサ30のデータ値を前
記のように積分等の処理を行ないながら左右の各舵角ご
とに分類して記憶し、ステップS5にて前記のようにそ
のデータを左右の同一舵角で比較してコーナリングパワ
ーの異なった異状車輪の有無を判定する。
一実施例の制御動作について、図6に示すフローチャー
トに基づき説明すると、車両の電源等が投入されてこの
フローチャートの機能がスタートすると、先ず舵角セン
サ25より舵角が読み込まれ(ステップS1)、次に横
Gセンサ30から横方向加速度(横G)が読み込まれ
(ステップS2)、さらにヨーレイトセンサ31よりヨ
ーレイトが読み込まれて(ステップS3)初回の各セン
サ部からのデータ値の読み込みが完了する。そして、コ
ーナリングパワー判定手段38の一部であるステップS
4にて既に読み込み済の横Gセンサ30のデータ値を前
記のように積分等の処理を行ないながら左右の各舵角ご
とに分類して記憶し、ステップS5にて前記のようにそ
のデータを左右の同一舵角で比較してコーナリングパワ
ーの異なった異状車輪の有無を判定する。
【0031】そして、ステップS5にて異状車輪有りと
判定されると、作動速度変更手段としてのステップS6
にて、コーナリングパワーの異なった車輪が有る場合の
運転に適した最大作動速度VMAXをVBに設定し、その後
ステップS7にて図3に示すように予め設定されている
転舵比特性を用いて車速センサ26と舵角センサ25か
らの信号に応じた転舵比を決定する。その後、ステップ
S8にて、ステップS5で異状車輪有りと判定するに到
ったデータ値がどのような状況下で発生したかを前記の
記憶済みデータから抽出し、その結果を前記したように
図5に示す表の異状車輪の場所A欄と照合して前記異状
車輪がA車輪であるか否かを判定する。その結果、もし
ステップS8にてこの異状車輪がA車輪と判定されれ
ば、転舵比補正手段39の一部としてのステップS12
へ移行して、A車輪が異状である場合の補正即ち右旋回
時において、逆相方向へ補正をするために補正係数を、
ステップS7で決定された転舵比に乗じて最終転舵比K
を決定する。
判定されると、作動速度変更手段としてのステップS6
にて、コーナリングパワーの異なった車輪が有る場合の
運転に適した最大作動速度VMAXをVBに設定し、その後
ステップS7にて図3に示すように予め設定されている
転舵比特性を用いて車速センサ26と舵角センサ25か
らの信号に応じた転舵比を決定する。その後、ステップ
S8にて、ステップS5で異状車輪有りと判定するに到
ったデータ値がどのような状況下で発生したかを前記の
記憶済みデータから抽出し、その結果を前記したように
図5に示す表の異状車輪の場所A欄と照合して前記異状
車輪がA車輪であるか否かを判定する。その結果、もし
ステップS8にてこの異状車輪がA車輪と判定されれ
ば、転舵比補正手段39の一部としてのステップS12
へ移行して、A車輪が異状である場合の補正即ち右旋回
時において、逆相方向へ補正をするために補正係数を、
ステップS7で決定された転舵比に乗じて最終転舵比K
を決定する。
【0032】一方、ステップS8にて異状車輪がA車輪
でないと判定された場合はステップS9へ移行して、図
5に示す表の異状車輪の場所B欄と照合してその異状車
輪がB車輪であるか否かを判定する。もし、ステップS
9にてその異状車輪がB車輪であると判定されるとステ
ップ13へ移行して、B車輪が異状である場合の補正即
ち左旋回時において逆相方向へ補正するために補正係数
をステップS7で決定された転舵比に乗じて最終転舵比
Kを決定する。もし、ステップS9で異状車輪がB車輪
でないと判定されると、ステップS10にてその異状車
輪がC車輪であるか否か判定されて、C車輪であればス
テップS14にて前記同様の計算をして右旋回時に同相
側に補正を行ない、ステップS10での前記判定の結
果、C車輪でないと判定されるとステップS11にてそ
の異状車輪がD車輪で有ることが確定されて、ステップ
S15にて前記同様の方法で左旋回時に同相側に補正を
実行する。
でないと判定された場合はステップS9へ移行して、図
5に示す表の異状車輪の場所B欄と照合してその異状車
輪がB車輪であるか否かを判定する。もし、ステップS
9にてその異状車輪がB車輪であると判定されるとステ
ップ13へ移行して、B車輪が異状である場合の補正即
ち左旋回時において逆相方向へ補正するために補正係数
をステップS7で決定された転舵比に乗じて最終転舵比
Kを決定する。もし、ステップS9で異状車輪がB車輪
でないと判定されると、ステップS10にてその異状車
輪がC車輪であるか否か判定されて、C車輪であればス
テップS14にて前記同様の計算をして右旋回時に同相
側に補正を行ない、ステップS10での前記判定の結
果、C車輪でないと判定されるとステップS11にてそ
の異状車輪がD車輪で有ることが確定されて、ステップ
S15にて前記同様の方法で左旋回時に同相側に補正を
実行する。
【0033】以上の結果、補正が完了するとステップS
16にて、その補正された転舵比に制御が実行されて、
コーナリングパワーに関してバランスの取れた転舵が得
られるものである。
16にて、その補正された転舵比に制御が実行されて、
コーナリングパワーに関してバランスの取れた転舵が得
られるものである。
【0034】なお、ステップS5にて異状車輪無しと判
定された場合には、最大作動速度VMAXは通常の同値VA
のままであり、一方転舵比は前記ステップS7と同一機
能のステップS17にて通常の転舵比が決定され、ステ
ップS18にて補正キャンセルの計算処理即ち補正係数
α=1を乗じた後、前記同様にステップS16にて転舵
制御が実行される。
定された場合には、最大作動速度VMAXは通常の同値VA
のままであり、一方転舵比は前記ステップS7と同一機
能のステップS17にて通常の転舵比が決定され、ステ
ップS18にて補正キャンセルの計算処理即ち補正係数
α=1を乗じた後、前記同様にステップS16にて転舵
制御が実行される。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は各車輪に
作用するコーナリングパワーに異状があるか否かを、転
舵角を検出する舵角検出手段と、車両の挙動を検出する
挙動検出手段とからの信号に応じて判定するコーナリン
グパワー判定手段により、コーナリングパワーに関する
異状車輪の有無の判定とその車輪の位置を特定すること
ができ、さらに転舵比補正手段によりその車輪の各装着
位置に適した補正が実行されるため、多少コーナリング
パワーの異なる車輪が装着されていても、全車輪が正常
なバランス状態にある場合の運転に近い操舵フィーリン
グをドライバーに提供することができる。
作用するコーナリングパワーに異状があるか否かを、転
舵角を検出する舵角検出手段と、車両の挙動を検出する
挙動検出手段とからの信号に応じて判定するコーナリン
グパワー判定手段により、コーナリングパワーに関する
異状車輪の有無の判定とその車輪の位置を特定すること
ができ、さらに転舵比補正手段によりその車輪の各装着
位置に適した補正が実行されるため、多少コーナリング
パワーの異なる車輪が装着されていても、全車輪が正常
なバランス状態にある場合の運転に近い操舵フィーリン
グをドライバーに提供することができる。
【0036】また、本発明を実施した車両においては、
車輪のコーナリングパワーのアンバランスが解消されて
いるために、偏摩耗による車輪のローテーションの頻度
が少なくなるほかに、各車両ごとの運転特性のバラツキ
が減少しているため、その車両に不慣れなドライバーが
運転を行なっても容易に快適な運転を行なうことがで
き、さらに転舵機構の駆動部の作動速度を変更する作動
速度変更手段を有していることにより、車両の状況に適
した転舵速度に変更されるため、転舵比の制御が円滑に
実施されて一層のドライブフィーリングの向上がもたら
される。
車輪のコーナリングパワーのアンバランスが解消されて
いるために、偏摩耗による車輪のローテーションの頻度
が少なくなるほかに、各車両ごとの運転特性のバラツキ
が減少しているため、その車両に不慣れなドライバーが
運転を行なっても容易に快適な運転を行なうことがで
き、さらに転舵機構の駆動部の作動速度を変更する作動
速度変更手段を有していることにより、車両の状況に適
した転舵速度に変更されるため、転舵比の制御が円滑に
実施されて一層のドライブフィーリングの向上がもたら
される。
【0037】そして、挙動検出手段としてヨーレイトセ
ンサを使用すると、同検出手段が簡単な構成で実現で
き、しかもその検出信号は安定し正確であるため、本発
明の実施において大変有効である。
ンサを使用すると、同検出手段が簡単な構成で実現で
き、しかもその検出信号は安定し正確であるため、本発
明の実施において大変有効である。
【図1】本発明に係る車両の操舵装置の実施例を示す概
略説明図である。
略説明図である。
【図2】上記操舵装置のコントローラの構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図3】後輪の転舵特性を示すグラフである。
【図4】車両の車輪位置を表す図である。
【図5】コーナリングパワーの値に関する異状車輪の位
置と旋回方向の関係を示す説明図である。
置と旋回方向の関係を示す説明図である。
【図6】上記コントローラの制御動作を示すフローチャ
ートである。
ートである。
1,2 前輪 4,5 後輪 3 前輪転舵機構 6 後輪転舵機構 20 サーボモータ(駆動部) 25 舵角センサ(舵角検出手段) 37 挙動検出手段 38 コーナリングパワー判定手段 39 転舵比補正手段
Claims (4)
- 【請求項1】 車両の車輪を転舵する転舵機構とこの転
舵機構を制御する制御部とを有する操舵装置において、
車輪の転舵角を検出する舵角検出手段と、転舵時におけ
る車両の挙動を検出する挙動検出手段と、各車輪に作用
するコーナリングパワーに異状があるか否かを、上記舵
角検出手段および挙動検出手段からの信号に基づいて判
定するコーナリングパワー判定手段と、このコーナリン
グパワー判定手段で特定の車輪にコーナリングパワーの
異状があることが確認された場合、転舵比特性を補正す
る転舵比補正手段を設けたことを特徴とする車両の操舵
装置。 - 【請求項2】 前輪を転舵する前輪転舵機構と、この前
輪転舵機構による前輪転舵と連動して後輪を転舵する後
輪転舵機構とを有する車両の操舵装置において、前記コ
ーナリングパワー判定手段により、前輪側にコーナリン
グパワーの異状車輪が有ると判明した場合には逆相補正
を行ない、後輪側に異状車輪が有ると判明した場合には
同相補正を行なうように構成したことを特徴とする請求
項1記載の車両の操舵装置。 - 【請求項3】 コーナリングパワー判定手段にて異状車
輪有りと判定された場合において、転舵機構の駆動部の
作動速度を変更する作動速度変更手段を有することを特
徴とした請求項1記載の車両の操舵装置。 - 【請求項4】 ヨーレートセンサを備えた挙動検出手段
によって、転舵時における車両の挙動を検出するように
したことを特徴とした請求項1記載の車両の操舵装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32206992A JPH06166377A (ja) | 1992-12-01 | 1992-12-01 | 車両の操舵装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32206992A JPH06166377A (ja) | 1992-12-01 | 1992-12-01 | 車両の操舵装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06166377A true JPH06166377A (ja) | 1994-06-14 |
Family
ID=18139575
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32206992A Pending JPH06166377A (ja) | 1992-12-01 | 1992-12-01 | 車両の操舵装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06166377A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009255910A (ja) * | 2008-03-27 | 2009-11-05 | Honda Motor Co Ltd | 後輪トー角制御装置 |
-
1992
- 1992-12-01 JP JP32206992A patent/JPH06166377A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009255910A (ja) * | 2008-03-27 | 2009-11-05 | Honda Motor Co Ltd | 後輪トー角制御装置 |
| US7871085B2 (en) | 2008-03-27 | 2011-01-18 | Honda Motor Co., Ltd. | Rear wheel toe angle control device |
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