JPH0616639Y2 - 前割りアイロン台 - Google Patents

前割りアイロン台

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JPH0616639Y2
JPH0616639Y2 JP1989029279U JP2927989U JPH0616639Y2 JP H0616639 Y2 JPH0616639 Y2 JP H0616639Y2 JP 1989029279 U JP1989029279 U JP 1989029279U JP 2927989 U JP2927989 U JP 2927989U JP H0616639 Y2 JPH0616639 Y2 JP H0616639Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、裁縫物の縫い目を前割りする、いわゆるラペ
ルエッジ割りアイロン台に関し、特に円弧部に沿ってア
イロン掛けを行う際の作業性を向上できるように改良さ
れたアイロン台の構造に関する。
〔従来の技術〕
一般に、裁縫物の縫い合わせ目をスチームアイロンによ
り前割りして、縫い合わせた線の仕上げ作業を行う場
合、前割りアイロン台が採用されている。この前割りア
イロン台は、従来、第6図に示すように、縦長の箱状に
形成された鉄板30に布カバー31を被せてなるこて馬
33を基台34上に固定して構成されており、上記こて
馬33の上面は略水平の平坦部33aとこれに続いて下
部に湾曲する円弧部33bとから形成されている。そし
て、前割り作業を行う場合は、上記こて馬31の上面の
平坦部33,円弧部33bに沿って裁縫物の縫い目を合
わせ、この縫い目にスチームアイロン35を掛けるよう
にしている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記従来の前割りアイロン台では、こて
馬33の平坦部33aから円弧部33bにアイロン35
を移動する場合(第5図参照)、作業者の手首が捻じれ
た状態で前割り作業を行わなければならないことから、
作業性が悪く、裁縫物の仕上げにむらが生じ易いという
問題点がある。
本考案は上記従来の問題点を解決するためになされたも
ので、こて馬の円弧部に沿ってアイロン掛けを行う際の
作業を容易にでき、仕上げのむらを解消できる前割りア
イロン台を提供することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで本考案は、略平坦部とこれに続く円弧部とからな
るこて馬の上面で裁縫物の縫い目を前割りするようにし
た前割りアイロン台において、上記こて馬の円弧部を
上,下動自在に枢支し、該こて馬の平坦部に上記円弧部
を支点に下方に回動させる伸縮手段を設けたことを特徴
としている。
ここで、上記伸縮手段としては、こて馬を上,下方向に
回動させるように構成すればほく、例えばシリンダ,カ
ム,リンク機構等が考えられ、特に限定されるものでは
ない。例えば、上記シリンダを採用する場合は、シリン
ダロッドを上記平坦部に枢支し、シリンダ本体を基台に
枢支して、上記シリンダロッドを収縮,伸張させればよ
い。
〔作用〕
本考案に係る前割りアイロン台によれば、こて馬をこれ
の円弧部を支点として下方に回動させたので、上記円弧
部が上面側に回転位置することとなるから、アイロン掛
け作業を平坦部から円弧部にかけて略水平状態のままで
連続して行うことができ、従来の手首を捩じ曲げた状態
で行う作業に比べて作業性を向上できる。その結果、仕
上げむらの問題を解消できるとともに、曲線部分の前割
り作業を容易にできる分だけ作業時間を短縮でき、ひい
ては生産性を向上できる。
また、本考案では、上記こて馬の円弧部を支点として回
転させたので、アイロン掛けの作業位置が変動すること
はなく、この点からも作業性を向上できる。これは、上
記中心点をこて馬の中央部分に設けた場合、円弧部が上
方に位置することからアイロン掛け作業が上向き姿勢と
なり、それだけ作業性が低下するという問題を回避する
ものである。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図について説明する。
第1図ないし第4図は本考案の一実施例による前割りア
イロン台を説明するための図である。
本実施例の前割りアイロン台1は、作業台2の上部にこ
て馬3を立設して構成されている。上記こて馬3は鉄板
4を縦長の中空箱状に形成し、これに布カバー5を被着
してなるもので、このこて馬3の上面3aはスチームア
イロン8が当接される略水平の平坦部6と、該平坦部6
に続いて下部に湾曲する円弧部7とからなり、基本的な
構造は従来と略同様である。
上記こて馬3の鉄板4の上面には多数の吸引孔4aが形
成されており、また上記こて馬3の底面3bには伸縮自
在の吸引ダクト9の一端が挿入接続され、該ダクト9の
他端は上記作業台2の下面に固定された吸引ブロア10
に接続されている。これにより上記こて馬3の上面3a
からスチームを吸引して裁縫物を冷却するように構成さ
れている。なお、上記吸引ダクト9には、図示していな
いが、これを開閉するペダルスイッチが配設されてい
る。
また、上記こて馬3内にはこれの上面3aに沿ってスチ
ーム管11aが配設されており、該スチーム管11aの
両端は、上記こて馬3の底面3aに挿入接続されたスチ
ーム供給管11b,及び排出管11cに接続されてい
る。さらに、上記供給管11bの延長端はスチームアイ
ロン8のスチーム排出管8aに連通接続されており、こ
れにより上記アイロン8に供給されたスチームを再利用
して上記こて馬3の上面3aを加熱するように構成され
ている。
上記作業台2の上面には、上記こて馬3の底面3bと対
向する部分に切欠き部2aが形成されており、該切欠き
部2a内には上記吸引ダクト9,供給管11b,排出管
11cが挿通されている。また、上記作業台2の切欠き
部2aの前端部には支持棒12が立設されており、これ
の下端は作業台2に固定されている。この支持棒12の
上端には上記こて馬3の底面3bの前端部、つまり上記
円弧部7の下端部が上,下動自在に枢支されている。
そして、上記こて馬3の底面3bの後端部には本実施例
の伸縮手段としてのエアシリンダ13が配設されてい
る。このエアシリンダ13はシリンダ本体13a内にピ
ストンを移動自在に挿入し、該ピストンにシリンダロッ
ド13bを接続して構成されており、該シリンダロッド
13bの上端は上記底面3bに枢支されている。また、
上記シリンダ本体13bの下端はブラッケット14を介
して上記作業台2の脚部間に枢支されている。さらに上
記シリンダ本体13aの両端部には圧縮空気の入,出口
が形成されており、該入,出口は圧縮空気切り換え弁1
5に連通接続されている。また、この切り換え弁15に
はコンプレッサ,及び入,出路を開閉する電磁弁16が
接続されている。さらに、該電磁弁16には足踏み式ペ
ダルスイッチ17が接続されている。これにより、上記
ペダルスイッチ17を踏み込むことによりシリンダロッ
ド13bが収縮し、該ペダル17を離すことによりロッ
ド13bが伸張するように構成されている。
次に本実施例の作用効果について説明する。
本実施例の前割りアイロン台1で裁縫物の前割り作業を
行う場合は、こて馬3の平坦部6及び円弧部7に沿って
裁縫物の縫い目を載置し、この縫い目にスチームアイロ
ン8を押圧して平坦部6から円弧部7へ移動させる。そ
して、該アイロン8が円弧部7に位置した時にペダルス
イッチ17を踏み込む。するとシリンダロッド13bが
収縮して上記こて馬3が支持棒12を支点として下方に
スイングし、これにより上記円弧部6が上面側に位置
し、これによりスチームアイロン8を略水平状態のまま
で移動させることができる。
このように本実施例によれば、こて馬3の円弧部7を回
動自在に支持し、これをエアシリンダ13で下方にスイ
ングさせたので、裁縫物の湾曲部を割る際の手首の曲げ
を小さくでき、従来の手首を大きく曲げていた場合に比
べて作業性を大幅に向上できる。また、この湾曲部の割
り作業が容易にできることから、仕上げのむらを解消で
き、品質を向上できる。
また、本実施例では、こて馬3内の上面に沿ってスチー
ム管11aを配設したので、布カバー5を常時加熱で
き、その結果スチームにより濡れるのを防止できるとい
う効果がある。これは、従来、スチームにより布カバー
が濡れて裁縫物に染みを付着させたり、裁縫物の縫い目
が奇麗にでないという問題を解消するものである。しか
もこの場合の熱源としてスチームアイロン8から排出さ
れたスチームを再利用したから、設備コストを上昇させ
ることはほとんどない。
なお、上記実施例では伸縮手段としてエアシリンダを採
用した場合を例にとって説明したが、本考案は勿論油圧
シリンダを採用してもよく、特に限定するものではな
い。
第5図は、本考案の伸縮手段の他の例を示し、これは、
こて馬3の底面3bに下部に延びる従動棒20を配設す
るとともに、これの下端にロール21を回転自在に配設
し、該ロール21に当接する偏心輪のカム板22を作業
台2に配設し、該カム板22をモータにより回転駆動す
るように構成した例である。この場合も上記カム板22
を回転させることにより、こて馬3を下方に回転させる
ことができ、上記実施例と同様の効果が得られる。
〔考案の効果〕
以上のように本考案に係る前割りアイロン台によれば、
こて馬の円弧部を上,下動自在に支持し、平坦部に上記
円弧部を支点に下方に回動させる伸縮手段を設けたの
で、湾曲部の前割り作業を容易にでき、仕上がり時の品
質を向上できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本考案の一実施例による前割りア
イロン台を説明するための図であり、第1図はその一部
断面側面図、第2図はそのこて馬を回転させた状態を示
す側面図、第3図はその斜視図、第4図はそのこて馬の
断面斜視図、第5図は伸縮手段の他の例を示す側面図、
第6図は従来の前割りアイロン台を示す図である。 図において、1は前割りアイロン台、3はこて馬、3a
はその上面、6は平坦部、7は円弧部、8はスチームア
イロン、13はエアシリンダ(伸縮手段)、22はカム
板(伸縮手段)である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】略平坦部とこれに続いて下部に湾曲する円
    弧部とを有する大略直方体状のこて馬からなり、該こて
    馬の平坦部及び円弧部の上面に裁縫物の縫い目を載置
    し、該縫い目に沿ってアイロンにより前割りするように
    した前割りアイロン台において、上記こて馬の円弧部を
    上,下方向に回動自在に支持し、該こて馬の平坦部に上
    記円弧部を支点として下方に回動させる伸縮手段を設け
    たことを特徴とする前割りアイロン台。
JP1989029279U 1989-03-14 1989-03-14 前割りアイロン台 Expired - Lifetime JPH0616639Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989029279U JPH0616639Y2 (ja) 1989-03-14 1989-03-14 前割りアイロン台

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JP1989029279U JPH0616639Y2 (ja) 1989-03-14 1989-03-14 前割りアイロン台

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02119199U JPH02119199U (ja) 1990-09-26
JPH0616639Y2 true JPH0616639Y2 (ja) 1994-05-02

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ID=31253350

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JP1989029279U Expired - Lifetime JPH0616639Y2 (ja) 1989-03-14 1989-03-14 前割りアイロン台

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5835083U (ja) * 1981-09-02 1983-03-07 リンナイ株式会社 ガス器具におけるガスソケツト装置
JPS611919U (ja) * 1984-06-11 1986-01-08 セイコ−電子部品株式会社 メカニカル・フイルタ

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Publication number Publication date
JPH02119199U (ja) 1990-09-26

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