JPH0616663A - テトラヒドロベンゾ〔b〕チオフェン誘導体及びその製法 - Google Patents
テトラヒドロベンゾ〔b〕チオフェン誘導体及びその製法Info
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- JPH0616663A JPH0616663A JP21535492A JP21535492A JPH0616663A JP H0616663 A JPH0616663 A JP H0616663A JP 21535492 A JP21535492 A JP 21535492A JP 21535492 A JP21535492 A JP 21535492A JP H0616663 A JPH0616663 A JP H0616663A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 一般式〔I〕
(式中、R1は低級アルキル基又は置換基を有していて
もよいフェニル基を表し、点線は二重結合の存在又は不
存在を表す。)で示されるテトラヒドロベンゾ〔b〕チ
オフェン誘導体又はその薬理的に許容し得る塩。 【効果】 この化合物は、優れたエンドトキシンショッ
ク保護作用を有するため、例えば、グラム陰性菌の重症
感染症患者に発症するエンドトキシンショックの治療薬
として有用である。
もよいフェニル基を表し、点線は二重結合の存在又は不
存在を表す。)で示されるテトラヒドロベンゾ〔b〕チ
オフェン誘導体又はその薬理的に許容し得る塩。 【効果】 この化合物は、優れたエンドトキシンショッ
ク保護作用を有するため、例えば、グラム陰性菌の重症
感染症患者に発症するエンドトキシンショックの治療薬
として有用である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンドトキシンショッ
ク保護作用を有する新規テトラヒドロベンゾ〔b〕チオ
フェン誘導体及びその製法に関する。
ク保護作用を有する新規テトラヒドロベンゾ〔b〕チオ
フェン誘導体及びその製法に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平3−223277号には、4−
〔4−(4−クロロベンゼンスルホンアミドメチル)−
4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ〔b〕チオフェン
−2−イル〕−4−オキソブタン酸エチルエステル等の
ベンゾチオフェン誘導体が、血小板凝集抑制作用を示し
ていることが開示されている。一方、グラム陰性菌の重
症感染症患者に発症するエンドトキシンショックの治療
薬として、従来、ステロイドホルモン、アプロチニン
(プロテアーゼ阻害薬)、ドブタミン(強心薬)等が用
いられている。
〔4−(4−クロロベンゼンスルホンアミドメチル)−
4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ〔b〕チオフェン
−2−イル〕−4−オキソブタン酸エチルエステル等の
ベンゾチオフェン誘導体が、血小板凝集抑制作用を示し
ていることが開示されている。一方、グラム陰性菌の重
症感染症患者に発症するエンドトキシンショックの治療
薬として、従来、ステロイドホルモン、アプロチニン
(プロテアーゼ阻害薬)、ドブタミン(強心薬)等が用
いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、優れたエン
ドトキシンショック保護作用を有する新規化合物を提供
するものである。
ドトキシンショック保護作用を有する新規化合物を提供
するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係るテトラヒド
ロベンゾ〔b〕チオフェン誘導体は一般式〔I〕
ロベンゾ〔b〕チオフェン誘導体は一般式〔I〕
【0005】
【化9】
【0006】(式中、R1は低級アルキル基又は置換基
を有していてもよいフェニル基を表し、点線は二重結合
の存在又は不存在を表す。)で示される。
を有していてもよいフェニル基を表し、点線は二重結合
の存在又は不存在を表す。)で示される。
【0007】本発明の目的物〔I〕の具体例としては、
R1が1)低級アルキル基、又は2)低級アルキル基、
低級アルコキシ基、ハロゲン、ニトロ基、水酸基、シア
ノ基、アミノ基、モノ低級アルキルアミノ基及びジ低級
アルキルアミノ基から選ばれる基で置換されていてもよ
いフェニル基である化合物があげられる。
R1が1)低級アルキル基、又は2)低級アルキル基、
低級アルコキシ基、ハロゲン、ニトロ基、水酸基、シア
ノ基、アミノ基、モノ低級アルキルアミノ基及びジ低級
アルキルアミノ基から選ばれる基で置換されていてもよ
いフェニル基である化合物があげられる。
【0008】本発明の目的物〔I〕において、低級アル
キル基及び低級アルコキシ基の具体例としては、炭素数
1〜6、とりわけ炭素数1〜4のアルキル基及びアルコ
キシ基があげられる。
キル基及び低級アルコキシ基の具体例としては、炭素数
1〜6、とりわけ炭素数1〜4のアルキル基及びアルコ
キシ基があげられる。
【0009】本発明の目的物〔I〕の内、R1がアミノ
基、モノ低級アルキルアミノ基及びジ低級アルキルアミ
ノ基から選ばれる基で置換されていてもよいフェニル基
である化合物は、その薬理的に許容しうる塩の形にする
ことができる。薬理的に許容しうる塩としては、例え
ば、塩酸塩、硫酸塩、臭化水素酸塩等の無機酸塩、フマ
ル酸塩、シュウ酸塩、マレイン酸塩等の有機酸塩をあげ
ることができる。
基、モノ低級アルキルアミノ基及びジ低級アルキルアミ
ノ基から選ばれる基で置換されていてもよいフェニル基
である化合物は、その薬理的に許容しうる塩の形にする
ことができる。薬理的に許容しうる塩としては、例え
ば、塩酸塩、硫酸塩、臭化水素酸塩等の無機酸塩、フマ
ル酸塩、シュウ酸塩、マレイン酸塩等の有機酸塩をあげ
ることができる。
【0010】本発明の目的物〔I〕及びその薬理的に許
容しうる塩は、経口的にも非経口的にも投与することが
でき、経口もしくは非経口投与に適した賦形剤と混合
し、医薬製剤として用いることができる。また医薬製剤
は、錠剤、カプセル剤、散剤の如き固形製剤であっても
よく、溶液、懸濁液、乳液の如き液体製剤であってもよ
い。更に非経口投与する場合には、注射剤の形で用いる
ことができる。投与量は、患者の年齢・体重・状態ある
いは疾患の程度により異なるが、通常1日当たりの投与
量は、経口投与の場合には、1〜200mg/kg、と
りわけ10〜100mg/kg、非経口投与の場合に
は、0.1〜30mg/kg、とりわけ1〜20mg/
kgであるのが好ましい。
容しうる塩は、経口的にも非経口的にも投与することが
でき、経口もしくは非経口投与に適した賦形剤と混合
し、医薬製剤として用いることができる。また医薬製剤
は、錠剤、カプセル剤、散剤の如き固形製剤であっても
よく、溶液、懸濁液、乳液の如き液体製剤であってもよ
い。更に非経口投与する場合には、注射剤の形で用いる
ことができる。投与量は、患者の年齢・体重・状態ある
いは疾患の程度により異なるが、通常1日当たりの投与
量は、経口投与の場合には、1〜200mg/kg、と
りわけ10〜100mg/kg、非経口投与の場合に
は、0.1〜30mg/kg、とりわけ1〜20mg/
kgであるのが好ましい。
【0011】本発明によれば、目的物〔I〕は、例えば
一般式〔II〕
一般式〔II〕
【0012】
【化10】
【0013】(式中、記号は前記と同一意味を有す
る。)で示される化合物又はその塩を一般式〔III〕
る。)で示される化合物又はその塩を一般式〔III〕
【0014】
【化11】
【0015】(式中、Xは反応性残基を表し、他の記号
は前記と同一意味を有する。)で示される化合物と反応
させることにより製造することができる。
は前記と同一意味を有する。)で示される化合物と反応
させることにより製造することができる。
【0016】又、目的物〔I〕の内、点線が二重結合の
不存在を表す化合物、即ち一般式〔I−A〕
不存在を表す化合物、即ち一般式〔I−A〕
【0017】
【化12】
【0018】(式中、記号は前記と同一意味を有す
る。)で示される化合物は、一般式〔IV〕
る。)で示される化合物は、一般式〔IV〕
【0019】
【化13】
【0020】(式中、記号は前記と同一意味を有す
る。)で示される化合物を、ヒドラジンと反応させるこ
とにより製造することができる。又、目的物〔I〕の
内、点線が二重結合の存在を表す化合物、即ち一般式
〔I−B〕
る。)で示される化合物を、ヒドラジンと反応させるこ
とにより製造することができる。又、目的物〔I〕の
内、点線が二重結合の存在を表す化合物、即ち一般式
〔I−B〕
【0021】
【化14】
【0022】(式中、記号は前記と同一意味を有す
る。)で示される化合物は、化合物〔I−A〕を酸化す
ることにより製造することができる。
る。)で示される化合物は、化合物〔I−A〕を酸化す
ることにより製造することができる。
【0023】上記本発明の製法において、化合物〔I
I〕と化合物〔III〕の縮合反応は、適当な溶媒中、
脱酸剤の存在又は非存在下で適宜実施することができ
る。化合物〔III〕の反応性残基(X)としては、求
核的に離れる基、例えば、ハロゲン原子、もしくはアル
コキシ基を、又、化合物〔III〕が対称スルホン酸無
水物の場合は、低級アルキルスルホニルオキシ基、ベン
ゼンスルホニルオキシ基、低級アルキル基置換ベンゼン
スルホニルオキシ基等を好適に用いることができる。
I〕と化合物〔III〕の縮合反応は、適当な溶媒中、
脱酸剤の存在又は非存在下で適宜実施することができ
る。化合物〔III〕の反応性残基(X)としては、求
核的に離れる基、例えば、ハロゲン原子、もしくはアル
コキシ基を、又、化合物〔III〕が対称スルホン酸無
水物の場合は、低級アルキルスルホニルオキシ基、ベン
ゼンスルホニルオキシ基、低級アルキル基置換ベンゼン
スルホニルオキシ基等を好適に用いることができる。
【0024】脱酸剤としては、例えば、トリ低級アルキ
ルアミン、N−低級アルキルモルホリン、ピリジン、
2,6−ルチジンの如き有機塩基や、水酸化アルカリ金
属、炭酸水素アルカリ金属、炭酸アルカリ金属の如き無
機塩基等を好適に用いることができる。
ルアミン、N−低級アルキルモルホリン、ピリジン、
2,6−ルチジンの如き有機塩基や、水酸化アルカリ金
属、炭酸水素アルカリ金属、炭酸アルカリ金属の如き無
機塩基等を好適に用いることができる。
【0025】溶媒は、反応に悪影響を及ぼさない不活性
溶媒であればよく、例えば、クロロホルム、ジクロロメ
タン、ジクロロエタン等のハロゲン系溶媒、トルエン、
キシレン等の芳香族炭化水素、テトラヒドロフラン、ジ
オキサン等のエーテル類、アセトン、メチルエチルケト
ン等のケトン系溶媒、酢酸エチル等のエステル類、アセ
トニトリル、ピリジン、2,6−ルチジン、ジメチルホ
ルムアミド、ジメチルスルホキシド、1,3−ジメチル
−2−イミダゾリジン等、及びこれら溶媒と水との組合
せがあげられる。本縮合反応は、−78℃〜反応混合物
の沸点で幅広く実施でき、例えば−10℃〜150℃、
とりわけ−10℃〜60℃で好適に実施することができ
る。
溶媒であればよく、例えば、クロロホルム、ジクロロメ
タン、ジクロロエタン等のハロゲン系溶媒、トルエン、
キシレン等の芳香族炭化水素、テトラヒドロフラン、ジ
オキサン等のエーテル類、アセトン、メチルエチルケト
ン等のケトン系溶媒、酢酸エチル等のエステル類、アセ
トニトリル、ピリジン、2,6−ルチジン、ジメチルホ
ルムアミド、ジメチルスルホキシド、1,3−ジメチル
−2−イミダゾリジン等、及びこれら溶媒と水との組合
せがあげられる。本縮合反応は、−78℃〜反応混合物
の沸点で幅広く実施でき、例えば−10℃〜150℃、
とりわけ−10℃〜60℃で好適に実施することができ
る。
【0026】化合物〔IV〕とヒドラジンとの反応は、
適当な溶媒中、又は溶媒の非存在下で適宜実施すること
ができる。溶媒は、反応に悪影響を及ぼさない不活性溶
媒であればよく、例えば、低級アルコール、酢酸、プロ
ピオン酸等の低級脂肪酸、トルエン、キシレン等の芳香
族炭化水素、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエー
テル類等があげられる。ヒドラジンは、水和物であって
もよい。この反応は、室温〜反応混合物の沸点で幅広く
実施でき、例えば10℃〜200℃、とりわけ20℃〜
150℃で好適に実施することができる。
適当な溶媒中、又は溶媒の非存在下で適宜実施すること
ができる。溶媒は、反応に悪影響を及ぼさない不活性溶
媒であればよく、例えば、低級アルコール、酢酸、プロ
ピオン酸等の低級脂肪酸、トルエン、キシレン等の芳香
族炭化水素、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエー
テル類等があげられる。ヒドラジンは、水和物であって
もよい。この反応は、室温〜反応混合物の沸点で幅広く
実施でき、例えば10℃〜200℃、とりわけ20℃〜
150℃で好適に実施することができる。
【0027】化合物〔I−A〕の酸化は常法に従って行
うことができ、例えば、適当な溶媒中、化合物〔I−
A〕を塩基性条件下3−ニトロベンゼンスルホン酸ナト
リウムで処理するか、又は、酸性条件下ジメチルスルホ
キシドを用いて酸化還元的に反応させるか、あるいは、
臭素−酢酸等により脱水素反応に付すことにより好適に
行うことができる。溶媒としては、水、酢酸、トリフル
オロ酢酸、メタンスルホン酸、臭化水素酸の酢酸溶液等
を好適に用いることができる。
うことができ、例えば、適当な溶媒中、化合物〔I−
A〕を塩基性条件下3−ニトロベンゼンスルホン酸ナト
リウムで処理するか、又は、酸性条件下ジメチルスルホ
キシドを用いて酸化還元的に反応させるか、あるいは、
臭素−酢酸等により脱水素反応に付すことにより好適に
行うことができる。溶媒としては、水、酢酸、トリフル
オロ酢酸、メタンスルホン酸、臭化水素酸の酢酸溶液等
を好適に用いることができる。
【0028】本発明の原料化合物〔II〕は新規化合物
であり、例えば、(1)一般式〔V〕
であり、例えば、(1)一般式〔V〕
【0029】
【化15】
【0030】(式中、Yは水素原子又はクロル原子を表
す。)で示される化合物のアミノ基を保護した後、
(2)適当な溶媒中、触媒(無水塩化アルミニウム等、
一般にフリーデルクラフト反応に用いられるルイス酸触
媒、あるいは硫酸、ポリリン酸系触媒)の存在下で無水
コハク酸と反応させ、(3)記号Yがクロル原子である
場合には、接触還元してクロル原子を除去し、(4)得
られた化合物を適当な溶媒中、ヒドラジンと反応させた
後、(5)常法に従い保護基を除去することにより製造
することができる。
す。)で示される化合物のアミノ基を保護した後、
(2)適当な溶媒中、触媒(無水塩化アルミニウム等、
一般にフリーデルクラフト反応に用いられるルイス酸触
媒、あるいは硫酸、ポリリン酸系触媒)の存在下で無水
コハク酸と反応させ、(3)記号Yがクロル原子である
場合には、接触還元してクロル原子を除去し、(4)得
られた化合物を適当な溶媒中、ヒドラジンと反応させた
後、(5)常法に従い保護基を除去することにより製造
することができる。
【0031】一方、本発明の原料化合物〔IV〕も新規
化合物であり、例えば、(1)上記アミノ置換ベンゾチ
オフェン化合物〔V〕を適当な溶媒中、脱酸剤(トリ低
級アルキルアミン等、前記アミン類及び無機塩基)の存
在又は非存在下でスルホン化合物〔III〕と反応さ
せ、(2)得られた化合物を適当な溶媒中、触媒(無水
塩化アルミニウム等のフリーデルクラフト反応触媒)の
存在下で無水コハク酸と反応させ、(3)記号Yがクロ
ル原子である場合には、接触還元してクロル原子を除去
することにより製造することができる。
化合物であり、例えば、(1)上記アミノ置換ベンゾチ
オフェン化合物〔V〕を適当な溶媒中、脱酸剤(トリ低
級アルキルアミン等、前記アミン類及び無機塩基)の存
在又は非存在下でスルホン化合物〔III〕と反応さ
せ、(2)得られた化合物を適当な溶媒中、触媒(無水
塩化アルミニウム等のフリーデルクラフト反応触媒)の
存在下で無水コハク酸と反応させ、(3)記号Yがクロ
ル原子である場合には、接触還元してクロル原子を除去
することにより製造することができる。
【0032】
実験例 (エンドトキシンにより誘発されるマウス致死に対する
保護作用)約24時間絶食させたddy系雄性マウス
に、0.25%カルボキシメチルセルロースナトリウム
(CMC)水溶液に溶解または懸濁した検体を経口投与
(100mg/kg)した。30分後、生理食塩水に溶
解した大腸菌由来エンドトキシン(リポポリサッカライ
ド)を100mg/10ml/kgを腹腔内投与した。
CMC水溶液を経口投与した対照群の生存率が20%に
なった時点(エンドトキシン投与後、約20時間後)で
検体投与群の生存率を求めた。その結果、2−〔4,5
−ジヒドロピリダジン−3(2H)−オン−6−イル〕
−5−(n−ブチルスルホニルアミノ)−4,5,6,
7−テトラヒドロベンゾ〔b〕チオフェンの生存率は9
0%であった。
保護作用)約24時間絶食させたddy系雄性マウス
に、0.25%カルボキシメチルセルロースナトリウム
(CMC)水溶液に溶解または懸濁した検体を経口投与
(100mg/kg)した。30分後、生理食塩水に溶
解した大腸菌由来エンドトキシン(リポポリサッカライ
ド)を100mg/10ml/kgを腹腔内投与した。
CMC水溶液を経口投与した対照群の生存率が20%に
なった時点(エンドトキシン投与後、約20時間後)で
検体投与群の生存率を求めた。その結果、2−〔4,5
−ジヒドロピリダジン−3(2H)−オン−6−イル〕
−5−(n−ブチルスルホニルアミノ)−4,5,6,
7−テトラヒドロベンゾ〔b〕チオフェンの生存率は9
0%であった。
【0033】
実施例1 (1) 5−〔(2−メチルフェニル)スルホニルアミ
ノ〕−4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ〔b〕チオ
フェン2.25gと無水コハク酸1.61gのジクロロ
エタン25ml懸濁液に、氷冷下、無水塩化アルミニウ
ム4.39gを加え、次いで、室温で3時間攪拌する。
反応液を氷水中に注ぎ、酢酸エチルで抽出する。得られ
た有機層を洗浄、乾燥後、溶媒を留去することにより、
2−(3−カルボキシプロピオニル)−5−〔(2−メ
チルフェニル)スルホニルアミノ〕−4,5,6,7−
テトラヒドロベンゾ〔b〕チオフェン3.47gを得
る。
ノ〕−4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ〔b〕チオ
フェン2.25gと無水コハク酸1.61gのジクロロ
エタン25ml懸濁液に、氷冷下、無水塩化アルミニウ
ム4.39gを加え、次いで、室温で3時間攪拌する。
反応液を氷水中に注ぎ、酢酸エチルで抽出する。得られ
た有機層を洗浄、乾燥後、溶媒を留去することにより、
2−(3−カルボキシプロピオニル)−5−〔(2−メ
チルフェニル)スルホニルアミノ〕−4,5,6,7−
テトラヒドロベンゾ〔b〕チオフェン3.47gを得
る。
【0034】(2) 上記で得られた化合物3.47g
のエタノール30ml溶液にヒドラジン1水和物2.1
8gを加え、3時間加熱還流する。冷却後、析出する結
晶をろ取することにより、2−〔4,5−ジヒドロピリ
ダジン−3(2H)−オン−6−イル〕−5−〔(2−
メチルフェニル)スルホニルアミノ〕−4,5,6,7
−テトラヒドロベンゾ〔b〕チオフェン2.31gを得
る。 m.p.:204−206℃
のエタノール30ml溶液にヒドラジン1水和物2.1
8gを加え、3時間加熱還流する。冷却後、析出する結
晶をろ取することにより、2−〔4,5−ジヒドロピリ
ダジン−3(2H)−オン−6−イル〕−5−〔(2−
メチルフェニル)スルホニルアミノ〕−4,5,6,7
−テトラヒドロベンゾ〔b〕チオフェン2.31gを得
る。 m.p.:204−206℃
【0035】実施例2−6 対応原料化合物を実施例1と同様に処理して、下記第1
表記載の化合物を得る。
表記載の化合物を得る。
【0036】
【表1】
【0037】実施例7 2−〔4,5−ジヒドロピリダジン−3(2H)−オン
−6−イル〕−5−〔(2−メチルフェニル)スルホニ
ルアミノ〕−4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ
〔b〕チオフェン1.41gを25%臭化水素−酢酸溶
液8mlに懸濁し、ジメチルスルホキシド0.25ml
を加え、室温で2時間攪拌する。次いで反応液にジイソ
プロピルエーテルを加え、析出する結晶をろ取すること
により、2−〔ピリダジン−3(2H)−オン−6−イ
ル〕−5−〔(2−メチルフェニル)スルホニルアミ
ノ〕−4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ〔b〕チオ
フェン1.00gを得る。 m.p.:242−247℃
−6−イル〕−5−〔(2−メチルフェニル)スルホニ
ルアミノ〕−4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ
〔b〕チオフェン1.41gを25%臭化水素−酢酸溶
液8mlに懸濁し、ジメチルスルホキシド0.25ml
を加え、室温で2時間攪拌する。次いで反応液にジイソ
プロピルエーテルを加え、析出する結晶をろ取すること
により、2−〔ピリダジン−3(2H)−オン−6−イ
ル〕−5−〔(2−メチルフェニル)スルホニルアミ
ノ〕−4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ〔b〕チオ
フェン1.00gを得る。 m.p.:242−247℃
【0038】実施例8−12 対応原料化合物を実施例7と同様に処理して、下記第2
表記載の化合物を得る。
表記載の化合物を得る。
【0039】
【表2】
【0040】実施例13 2−〔4,5−ジヒドロピリダジン−3(2H)−オン
−6−イル〕−5−アミノ−4,5,6,7−テトラヒ
ドロベンゾ〔b〕チオフェン・ヨウ化水素酸塩1.34
gとトリエチルアミン1.2mlの1,3−ジメチル−
2−イミダゾリジン20ml溶液にベンゼンスルホニル
クロリド765mgを加え、室温で1時間攪拌する。反
応液を氷水中に注ぎ、酢酸エチルで抽出する。有機層を
洗浄、乾燥後、溶媒を留去する。得られた結晶をニトロ
メタンより再結晶することにより、2−〔4,5−ジヒ
ドロピリダジン−3(2H)−オン−6−イル〕−5−
(フェニルスルホニルアミノ)−4,5,6,7−テト
ラヒドロベンゾ〔b〕チオフェン1.22gを得る。 m.p.:212−213℃
−6−イル〕−5−アミノ−4,5,6,7−テトラヒ
ドロベンゾ〔b〕チオフェン・ヨウ化水素酸塩1.34
gとトリエチルアミン1.2mlの1,3−ジメチル−
2−イミダゾリジン20ml溶液にベンゼンスルホニル
クロリド765mgを加え、室温で1時間攪拌する。反
応液を氷水中に注ぎ、酢酸エチルで抽出する。有機層を
洗浄、乾燥後、溶媒を留去する。得られた結晶をニトロ
メタンより再結晶することにより、2−〔4,5−ジヒ
ドロピリダジン−3(2H)−オン−6−イル〕−5−
(フェニルスルホニルアミノ)−4,5,6,7−テト
ラヒドロベンゾ〔b〕チオフェン1.22gを得る。 m.p.:212−213℃
【0041】実施例14 (1) 2−〔4,5−ジヒドロピリダジン−3(2
H)−オン−6−イル〕−6−メトキシカルボニルアミ
ノ−4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ〔b〕チオフ
ェン1.01gをメタノール10mlに溶かし、水酸化
カリウム560mgの水5ml溶液を加え、室温で3時
間攪拌する。反応液からメタノールを留去し、残査を酢
酸エチルで抽出し、乾燥後、溶媒を留去することによ
り、2−〔4,5−ジヒドロピリダジン−3(2H)−
オン−6−イル〕−6−アミノ−4,5,6,7−テト
ラヒドロベンゾ〔b〕チオフェンの結晶0.5gを得
る。
H)−オン−6−イル〕−6−メトキシカルボニルアミ
ノ−4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ〔b〕チオフ
ェン1.01gをメタノール10mlに溶かし、水酸化
カリウム560mgの水5ml溶液を加え、室温で3時
間攪拌する。反応液からメタノールを留去し、残査を酢
酸エチルで抽出し、乾燥後、溶媒を留去することによ
り、2−〔4,5−ジヒドロピリダジン−3(2H)−
オン−6−イル〕−6−アミノ−4,5,6,7−テト
ラヒドロベンゾ〔b〕チオフェンの結晶0.5gを得
る。
【0042】(2) 上記で得られた化合物0.5gを
酢酸エチル15ml、テトラヒドロフラン10mlに溶
かし、炭酸カリウム1.54gの水10ml溶液を加
え、攪拌する。次いで、氷冷下、ベンゼンスルホン酸ク
ロリド0.7gを加え、室温で1.5時間攪拌する。有
機層を分取し、洗浄、乾燥後、溶媒を留去する。得られ
た結晶をテトラヒドロフラン−イソプロピルエーテルよ
り再結晶することにより、2−〔4,5−ジヒドロピリ
ダジン−3(2H)−オン−6−イル〕−6−フェニル
スルホニルアミノ−4,5,6,7−テトラヒドロベン
ゾ〔b〕チオフェン0.52gを得る。 m.p.:230−232℃
酢酸エチル15ml、テトラヒドロフラン10mlに溶
かし、炭酸カリウム1.54gの水10ml溶液を加
え、攪拌する。次いで、氷冷下、ベンゼンスルホン酸ク
ロリド0.7gを加え、室温で1.5時間攪拌する。有
機層を分取し、洗浄、乾燥後、溶媒を留去する。得られ
た結晶をテトラヒドロフラン−イソプロピルエーテルよ
り再結晶することにより、2−〔4,5−ジヒドロピリ
ダジン−3(2H)−オン−6−イル〕−6−フェニル
スルホニルアミノ−4,5,6,7−テトラヒドロベン
ゾ〔b〕チオフェン0.52gを得る。 m.p.:230−232℃
【0043】実施例15−16 対応原料化合物を実施例13と同様に処理して、下記第
3表記載の化合物を得る。
3表記載の化合物を得る。
【0044】
【表3】
【0045】参考例1 5−アミノ−4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ
〔b〕チオフェン・塩酸塩2.00gとトリエチルアミ
ン2.40gの塩化メチレン15ml溶液に、氷冷下、
2−メチルベンゼンスルホン酸クロリド2.11gの塩
化メチレン5ml溶液を滴下し、1時間攪拌する。反応
液を洗浄、乾燥後、溶媒を留去する。得られた結晶を酢
酸エチル−ヘキサンより再結晶することにより、5−
〔(2−メチルフェニル)スルホニルアミノ〕−4,
5,6,7−テトラヒドロベンゾ〔b〕チオフェン2.
58gを得る。 m.p.:130−132℃
〔b〕チオフェン・塩酸塩2.00gとトリエチルアミ
ン2.40gの塩化メチレン15ml溶液に、氷冷下、
2−メチルベンゼンスルホン酸クロリド2.11gの塩
化メチレン5ml溶液を滴下し、1時間攪拌する。反応
液を洗浄、乾燥後、溶媒を留去する。得られた結晶を酢
酸エチル−ヘキサンより再結晶することにより、5−
〔(2−メチルフェニル)スルホニルアミノ〕−4,
5,6,7−テトラヒドロベンゾ〔b〕チオフェン2.
58gを得る。 m.p.:130−132℃
【0046】参考例2−6 対応原料化合物を参考例1と同様に処理して、下記第4
表記載の化合物を得る。
表記載の化合物を得る。
【0047】
【表4】
【0048】参考例7 (1) 5−アミノ−4,5,6,7−テトラヒドロベ
ンゾ〔b〕チオフェン・塩酸塩3.79gとトリエチル
アミン4.04gの塩化メチレン30ml溶液に、氷冷
下、クロロ炭酸メチル1.89gを滴下し、室温で2時
間攪拌する。反応液を氷水中に注ぎ、有機層を分取し、
乾燥後、溶媒を留去する。得られた結晶をイソプロピル
エーテルより再結晶することにより、5−メトキシカル
ボニルアミノ−4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ
〔b〕チオフェン3.80gを得る。 m.p.:108−109℃
ンゾ〔b〕チオフェン・塩酸塩3.79gとトリエチル
アミン4.04gの塩化メチレン30ml溶液に、氷冷
下、クロロ炭酸メチル1.89gを滴下し、室温で2時
間攪拌する。反応液を氷水中に注ぎ、有機層を分取し、
乾燥後、溶媒を留去する。得られた結晶をイソプロピル
エーテルより再結晶することにより、5−メトキシカル
ボニルアミノ−4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ
〔b〕チオフェン3.80gを得る。 m.p.:108−109℃
【0049】(2) 上記で得られた化合物5.00g
と無水コハク酸5.92gのジクロロエタン125ml
懸濁液に、氷冷下、無水塩化アルミニウム15.68g
を攪拌しながら加え、室温で、終夜攪拌する。反応液を
氷水中に注ぎ、酢酸エチルで抽出する。得られた有機層
を洗浄、乾燥後、溶媒を留去することにより、2−(3
−カルボキシプロピオニル)−5−メトキシカルボニル
アミノ−4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ〔b〕チ
オフェン7.02gを得る。
と無水コハク酸5.92gのジクロロエタン125ml
懸濁液に、氷冷下、無水塩化アルミニウム15.68g
を攪拌しながら加え、室温で、終夜攪拌する。反応液を
氷水中に注ぎ、酢酸エチルで抽出する。得られた有機層
を洗浄、乾燥後、溶媒を留去することにより、2−(3
−カルボキシプロピオニル)−5−メトキシカルボニル
アミノ−4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ〔b〕チ
オフェン7.02gを得る。
【0050】(3) 上記で得られた化合物7.02g
のエタノール200ml溶液に、ヒドラジン1水和物
5.95gを加え、1.5時間加熱還流する。反応液か
ら溶媒を留去し、得られた結晶をメタノールより再結晶
することにより、2−〔4,5−ジヒドロピリダジン−
3(2H)−オン−6−イル〕−5−メトキシカルボニ
ルアミノ−4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ〔b〕
チオフェン5.87gを得る。 m.p.:205−206℃
のエタノール200ml溶液に、ヒドラジン1水和物
5.95gを加え、1.5時間加熱還流する。反応液か
ら溶媒を留去し、得られた結晶をメタノールより再結晶
することにより、2−〔4,5−ジヒドロピリダジン−
3(2H)−オン−6−イル〕−5−メトキシカルボニ
ルアミノ−4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ〔b〕
チオフェン5.87gを得る。 m.p.:205−206℃
【0051】(4) 上記で得られた化合物2.35g
のクロロホルム70ml溶液に、97%ヨウ化トリメチ
ルシラン3.26gを滴下し、2時間加熱還流する。冷
却後、反応液にメタノール7mlを加え、攪拌する。析
出する結晶をろ取することにより、2−〔4,5−ジヒ
ドロピリダジン−3(2H)−オン−6−イル〕−5−
アミノ−4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ〔b〕チ
オフェン・ヨウ化水素酸塩2.78gを得る。 m.p.:>300℃
のクロロホルム70ml溶液に、97%ヨウ化トリメチ
ルシラン3.26gを滴下し、2時間加熱還流する。冷
却後、反応液にメタノール7mlを加え、攪拌する。析
出する結晶をろ取することにより、2−〔4,5−ジヒ
ドロピリダジン−3(2H)−オン−6−イル〕−5−
アミノ−4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ〔b〕チ
オフェン・ヨウ化水素酸塩2.78gを得る。 m.p.:>300℃
【0052】参考例8 (1) 2−クロロ−5−アミノ−4,5,6,7−テ
トラヒドロベンゾ〔b〕チオフェン・塩酸塩を参考例7
−(1)と同様に処理して、2−クロロ−5−メトキシ
カルボニルアミノ−4,5,6,7−テトラヒドロベン
ゾ〔b〕チオフェンを得る。 m.p.:120−121℃
トラヒドロベンゾ〔b〕チオフェン・塩酸塩を参考例7
−(1)と同様に処理して、2−クロロ−5−メトキシ
カルボニルアミノ−4,5,6,7−テトラヒドロベン
ゾ〔b〕チオフェンを得る。 m.p.:120−121℃
【0053】(2) 上記で得られた化合物2.51g
と無水コハク酸2.56gのジクロロエタン50ml懸
濁液に、氷冷下、無水塩化アルミニウム6.80gを攪
拌しながら加え、室温で、7時間攪拌する。反応液を氷
水中に注ぎ、酢酸エチルで抽出する。有機層を洗浄、乾
燥後、溶媒を留去することにより、2−クロロ−3−
(3−カルボキシプロピオニル)−5−メトキシカルボ
ニルアミノ−4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ
〔b〕チオフェン2.83gを得る。 m.p.:178−179℃
と無水コハク酸2.56gのジクロロエタン50ml懸
濁液に、氷冷下、無水塩化アルミニウム6.80gを攪
拌しながら加え、室温で、7時間攪拌する。反応液を氷
水中に注ぎ、酢酸エチルで抽出する。有機層を洗浄、乾
燥後、溶媒を留去することにより、2−クロロ−3−
(3−カルボキシプロピオニル)−5−メトキシカルボ
ニルアミノ−4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ
〔b〕チオフェン2.83gを得る。 m.p.:178−179℃
【0054】(3) 上記で得られた化合物2.83g
とトリエチルアミン3.5mlのメタノール50ml溶
液に、10%パラジウム−炭素160mgを加え、室
温、常圧で2時間接触還元する。反応液から10%パラ
ジウム−炭素を除き、溶媒を留去する。残査を5%塩酸
で中和した後、酢酸エチルで抽出する。有機層を洗浄、
乾燥後、溶媒を留去することにより、3−(3−カルボ
キシプロピオニル)−5−メトキシカルボニルアミノ−
4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ〔b〕チオフェン
2.45gを得る。 m.p.:187−188℃
とトリエチルアミン3.5mlのメタノール50ml溶
液に、10%パラジウム−炭素160mgを加え、室
温、常圧で2時間接触還元する。反応液から10%パラ
ジウム−炭素を除き、溶媒を留去する。残査を5%塩酸
で中和した後、酢酸エチルで抽出する。有機層を洗浄、
乾燥後、溶媒を留去することにより、3−(3−カルボ
キシプロピオニル)−5−メトキシカルボニルアミノ−
4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ〔b〕チオフェン
2.45gを得る。 m.p.:187−188℃
【0055】(4) 上記で得られた化合物2.45g
のエタノール100ml溶液に、ヒドラジン1水和物
2.0gを加え、1時間加熱還流する。反応液から溶媒
を留去し、得られた結晶をメタノールより再結晶するこ
とにより、3−〔4,5−ジヒドロピリダジン−3(2
H)−オン−6−イル〕−5−メトキシカルボニルアミ
ノ−4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ〔b〕チオフ
ェン2.18gを得る。 m.p.:223−224℃
のエタノール100ml溶液に、ヒドラジン1水和物
2.0gを加え、1時間加熱還流する。反応液から溶媒
を留去し、得られた結晶をメタノールより再結晶するこ
とにより、3−〔4,5−ジヒドロピリダジン−3(2
H)−オン−6−イル〕−5−メトキシカルボニルアミ
ノ−4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ〔b〕チオフ
ェン2.18gを得る。 m.p.:223−224℃
【0056】(5) 上記で得られた化合物を参考例7
−(4)と同様に処理して、3−〔4,5−ジヒドロピ
リダジン−3(2H)−オン−6−イル〕−5−アミノ
−4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ〔b〕チオフェ
ン・ヨウ化水素酸塩を得る。 m.p.:>300℃
−(4)と同様に処理して、3−〔4,5−ジヒドロピ
リダジン−3(2H)−オン−6−イル〕−5−アミノ
−4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ〔b〕チオフェ
ン・ヨウ化水素酸塩を得る。 m.p.:>300℃
【0057】参考例9 (1) 6−アミノ−4,5,6,7−テトラヒドロベ
ンゾ〔b〕チオフェン・塩酸塩を参考例7−(1)と同
様に処理して、6−メトキシカルボニルアミノ−4,
5,6,7−テトラヒドロベンゾ〔b〕チオフェンを得
る。 m.p.:156−157℃
ンゾ〔b〕チオフェン・塩酸塩を参考例7−(1)と同
様に処理して、6−メトキシカルボニルアミノ−4,
5,6,7−テトラヒドロベンゾ〔b〕チオフェンを得
る。 m.p.:156−157℃
【0058】(2) 上記で得られた化合物1.06g
と無水コハク酸1.26gのジクロロエタン25ml懸
濁液に、氷冷下、無水塩化アルミニウム3.32gを攪
拌しながら加え、室温で、1時間攪拌する。反応液を氷
水中に注ぎ、有機層を分取し、洗浄、乾燥後、溶媒を留
去することにより得られた結晶を、テトラヒドロフラン
−イソプロピルエーテルより再結晶することにより、2
−(3−カルボキシプロピオニル)−6−メトキシカル
ボニルアミノ−4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ
〔b〕チオフェン1.10gを得る。 m.p.:114−116℃
と無水コハク酸1.26gのジクロロエタン25ml懸
濁液に、氷冷下、無水塩化アルミニウム3.32gを攪
拌しながら加え、室温で、1時間攪拌する。反応液を氷
水中に注ぎ、有機層を分取し、洗浄、乾燥後、溶媒を留
去することにより得られた結晶を、テトラヒドロフラン
−イソプロピルエーテルより再結晶することにより、2
−(3−カルボキシプロピオニル)−6−メトキシカル
ボニルアミノ−4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ
〔b〕チオフェン1.10gを得る。 m.p.:114−116℃
【0059】(3) 上記で得られた化合物1.10g
の酢酸10ml溶液に、ヒドラジン1水和物1.00g
を加え、1時間加熱還流する。反応液を氷水中に注ぎ、
酢酸エチルで抽出する。有機層を洗浄、乾燥後、溶媒を
留去することにより、2−〔4,5−ジヒドロピリダジ
ン−3(2H)−オン−6−イル〕−6−メトキシカル
ボニルアミノ−4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ
〔b〕チオフェン1.01gをフォーム状物として得
る。 1Rneatνmax(cm−1):3280,169
0,1660 Mass(m/z):307(M+)
の酢酸10ml溶液に、ヒドラジン1水和物1.00g
を加え、1時間加熱還流する。反応液を氷水中に注ぎ、
酢酸エチルで抽出する。有機層を洗浄、乾燥後、溶媒を
留去することにより、2−〔4,5−ジヒドロピリダジ
ン−3(2H)−オン−6−イル〕−6−メトキシカル
ボニルアミノ−4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ
〔b〕チオフェン1.01gをフォーム状物として得
る。 1Rneatνmax(cm−1):3280,169
0,1660 Mass(m/z):307(M+)
【0060】
【発明の効果】本発明の目的物であるテトラヒドロベン
ゾ〔b〕チオフェン誘導体〔I〕及びその薬理的に許容
し得る塩は、優れたエンドトキシンショック保護作用を
有するため、例えば、グラム陰性菌の重症感染症患者に
発症するエンドトキシンショックの治療薬として有用で
ある。
ゾ〔b〕チオフェン誘導体〔I〕及びその薬理的に許容
し得る塩は、優れたエンドトキシンショック保護作用を
有するため、例えば、グラム陰性菌の重症感染症患者に
発症するエンドトキシンショックの治療薬として有用で
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田村 浩司 埼玉県大宮市北袋2−385 田辺製薬大宮 寮 (72)発明者 佐々木 靖彦 埼玉県浦和市神田85−1浦和ニューハイツ 410
Claims (5)
- 【請求項1】 一般式〔I〕 【化1】 (式中、R1は低級アルキル基又は置換基を有していて
もよいフェニル基を表し、点線は二重結合の存在又は不
存在を表す。)で示されるテトラヒドロベンゾ〔b〕チ
オフェン誘導体又はその薬理的に許容し得る塩。 - 【請求項2】 R1が1)低級アルキル基、又は2)低
級アルキル基、低級アルコキシ基、ハロゲン、ニトロ
基、水酸基、シアノ基、アミノ基、モノ低級アルキルア
ミノ基及びジ低級アルキルアミノ基から選ばれる基で置
換されていてもよいフェニル基である請求項1記載の化
合物。 - 【請求項3】 一般式〔II〕 【化2】 (式中、点線は二重結合の存在又は不存在を表す。)で
示される化合物又はその塩を一般式〔III〕 【化3】 (式中、R1は低級アルキル基又は置換基を有していて
もよいフェニル基、Xは反応性残基を表す。)で示され
る化合物と反応させ、所望により生成物をその薬理的に
許容し得る塩とすることを特徴とする一般式〔I〕 【化4】 (式中、記号は前記と同一意味を有する。)で示される
テトラヒドロベンゾ〔b〕チオフェン誘導体又はその薬
理的に許容し得る塩の製法。 - 【請求項4】 一般式〔IV〕 【化5】 (式中、R1は低級アルキル基又は置換基を有していて
もよいフェニル基を表す。)で示される化合物をヒドラ
ジンと反応させ、所望により生成物をその薬理的に許容
し得る塩とすることを特徴とする一般式〔I−A〕 【化6】 (式中、記号は前記と同一意味を有する。)で示される
テトラヒドロベンゾ〔b〕チオフェン誘導体又はその薬
理的に許容し得る塩の製法。 - 【請求項5】 一般式〔I−A〕 【化7】 (式中、R1は低級アルキル基又は置換基を有していて
もよいフェニル基を表す。)で示される化合物を酸化す
ることを特徴とする一般式〔I−B〕 【化8】 (式中、記号は前記と同一意味を有する。)で示される
テトラヒドロベンゾ〔b〕チオフェン誘導体又はその薬
理的に許容し得る塩の製法。
Priority Applications (9)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21535492A JPH0616663A (ja) | 1992-07-02 | 1992-07-02 | テトラヒドロベンゾ〔b〕チオフェン誘導体及びその製法 |
| CA002099743A CA2099743A1 (en) | 1992-07-02 | 1993-06-29 | Pyridazinone derivatives and processes for preparing the same |
| TW082105218A TW222268B (ja) | 1992-07-02 | 1993-06-30 | |
| EP93110611A EP0579059B1 (en) | 1992-07-02 | 1993-07-02 | Pyridazinone derivatives and processes for preparing the same |
| DK93110611T DK0579059T3 (da) | 1992-07-02 | 1993-07-02 | Pyridazinonderivater og fremgangsmåder til fremstilling af samme |
| AT93110611T ATE179972T1 (de) | 1992-07-02 | 1993-07-02 | Pyridazinone-derivate und verfahren zur deren herstellung |
| KR1019930012432A KR940005586A (ko) | 1992-07-02 | 1993-07-02 | 피리다지논 유도체 및 그의 제조방법 |
| DE69324854T DE69324854D1 (de) | 1992-07-02 | 1993-07-02 | Pyridazinone-Derivate und Verfahren zur deren Herstellung |
| US08/767,444 US5739132A (en) | 1992-07-02 | 1996-12-16 | Pyridazinone derivatives and processes for preparing the same |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21535492A JPH0616663A (ja) | 1992-07-02 | 1992-07-02 | テトラヒドロベンゾ〔b〕チオフェン誘導体及びその製法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0616663A true JPH0616663A (ja) | 1994-01-25 |
Family
ID=16670911
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21535492A Pending JPH0616663A (ja) | 1992-07-02 | 1992-07-02 | テトラヒドロベンゾ〔b〕チオフェン誘導体及びその製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0616663A (ja) |
-
1992
- 1992-07-02 JP JP21535492A patent/JPH0616663A/ja active Pending
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