JPH06168212A - 光学式記憶媒体を用いた情報処理装置 - Google Patents

光学式記憶媒体を用いた情報処理装置

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JPH06168212A
JPH06168212A JP4341338A JP34133892A JPH06168212A JP H06168212 A JPH06168212 A JP H06168212A JP 4341338 A JP4341338 A JP 4341338A JP 34133892 A JP34133892 A JP 34133892A JP H06168212 A JPH06168212 A JP H06168212A
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照 貴 林
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中 英 樹 田
Hiroyuki Nozawa
澤 宏 幸 野
Koichi Sano
野 高 一 佐
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    • G06F13/40Bus structure
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、CD−ROM等の光学式記憶媒体
のデータを複数のプロセッサ又はCPUで処理する場合
に、効率的に、しかも処理速度が速く、使用者の待ち時
間を低減し得る光学式記憶媒体を用いた情報処理装置を
提供する。 【構成】 CD−ROM等の光学式記憶媒体に記憶され
ている画像データ,プログラムデータ及び音声データが
書込み読出し可能なメインRAMに転送され、メインR
AMを第1のCPUと第2のCPUとが時分割的に共用
できるようにバスを切り換えることにより、処理速度や
1度のアクセスで処理可能なビット数の異なる種類の2
つのCPUを効率的に使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は光学式記憶媒体を用い
た情報処理装置に関し、特に例えばビデオゲーム機やパ
ーソナルコンピュータ等の画像処理装置のための記憶媒
体として光ディスク等の光学式記憶媒体を用いる場合に
データ誤りを低減しかつ高速処理を可能にした光学式記
憶媒体を用いた情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の中央処理ユニット(CPU)を用
いた情報処理システム、いわゆるマルチプロセッサシス
テムとしては、特開昭54−66735号(従来技術
1),特開昭56−124964号(従来技術2)およ
び特開昭58−106650号(従来技術3)等が知ら
れている。従来技術1〜3のいずれも、複数のCPUが
同じ種類(処理速度及びビット数が同じ)であり、半導
体メモリ等の共通の主記憶装置に対して複数のCPU又
はプロセッサを並列接続することにより、いずれのCP
U又はプロセッサからも主記憶装置をアクセスでき、プ
ログラムを分散して処理するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来技術1
〜3は、いずれも記憶装置がCD−ROM又は光ディス
クのような光学式記憶媒体の場合、CPUが時分割的に
直接アクセスすることができず、しかもデータをビット
直列態様で記憶し及び/又はデータ圧縮して記憶してい
るので、同じ種類のCPUを複数用いたシステムをその
まま適用できない。特に、光学式記憶媒体からデータを
光学的に読み取り、そのデータをCPUからアクセスで
きるデータフォーマットに変換したり圧縮データを伸長
する場合、又は複雑な演算を行う必要のある場合は、低
速のCPUを複数個設けただけでは処理時間がかかるた
め、その期間中使用者を待たせることになる。一方、高
速のCPUを複数個設けたのでは、構成が極めて高価と
なり、既に発売された情報処理装置に適用したい場合に
全てのCPUを高速の種類に変更することが不可能であ
る。
【0004】それゆえに、この発明の目的は、記憶装置
として光学式記憶媒体を用いかつ複数のプロセッサによ
ってデータ処理するマルチプロセッサシステムにおい
て、処理内容に応じた異なる種類のプロセッサを用い、
効率的かつ処理速度が速くて使用者の待ち時間を低減し
得る、光学式記憶媒体を用いた情報処理装置を提供する
ことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、少なくとも
画像処理のためのデータを含む処理データを光学式に記
憶した光学式記憶媒体を着脱自在であり、光学式記憶媒
体に記憶された処理データに基づいて画像処理を行う情
報処理装置であって、図1のクレーム対応図に示すよう
に、光学式読出手段と、入力ポートと、半導体記憶装置
と、操作器と、第1の中央処理手段と、第2の中央処理
手段と、第1のデータバスと、第2のデータバスと、バ
ス切換手段と、不揮発性記憶手段とを含んで構成され
る。
【0006】半導体記憶手段は、書き込み読み出し可能
であり、少なくとも入力ポートを介して光学式読出手段
から与えられる処理データをそのままのデータフォーマ
ットで一時記憶するものである。第1の中央処理手段
は、1度のアクセスによって処理できるビット数が相対
的に少なくかつ処理速度が相対的に低速に選ばれる。第
2の中央処理手段は、第1の中央処理手段に比べて、1
度のアクセスによって処理できるビット数が相対的に多
くかつ処理速度が相対的に高速に選ばれる。第1のデー
タバスは、第1の中央処理手段に接続され、第1のビッ
ト数を有する。第2のデータバスは、半導体記憶手段と
第2の中央処理手段に接続され、第1のビット数の整数
倍の第2のビット数を有する。不揮発性記憶手段は、光
学式読出手段の起動時と起動後にバス切換手段を切り換
え制御するための起動プログラムを予め記憶している。
【0007】
【作用】第1の中央処理手段は、起動時において、不揮
発性記憶手段に記憶されている起動プログラムに基づい
て、光学式読出手段を駆動指令するとともに、バス切換
手段を制御して第1のモードを選択することにより、第
2のデータバスを介して入力ポートと半導体記憶手段を
接続させる。これに応じて、光学式読出手段が、光学式
記憶媒体に記憶されている処理データを光学的に読み出
す。この読出データが直列態様のデータとして入力ポー
トを介して、半導体記憶手段にそのままのデータフォー
マットで一時記憶される。その後、第1の中央処理手段
がバス切換手段を制御して第2のモードを選択して、第
1のデータバスと第2のデータバスの接続を切り離すこ
とにより、第2の中央処理手段に第2のデータバスを専
有させる。これに応じて、第2の中央処理手段は、半導
体記憶手段に一時記憶されている処理データを実行して
予備的な演算を行い、その予備的な演算結果を半導体記
憶手段へ書込む。その後、第1の中央処理手段はバス切
換手段を制御して第3のモードを選択して、第1のデー
タバスと第2のデータバスを接続させることにより、第
1の中央処理手段が半導体記憶手段をアクセス可能にす
る。この第3のモードにおいて、使用者が操作手段を操
作して動作の指示を入力すると、第1の中央処理手段
は、操作手段の操作と半導体記憶手段に記憶されている
処理データに基づいて情報処理装置の本来的な使用な目
的のための処理を実行するとともに、半導体記憶手段に
書き込まれた予備的な演算結果を利用して本来的な使用
な目的のための他の処理を実行する。
【0008】
【実施例】次に、図面を参照してこの発明を実現するた
めの具体的な実施例を説明する。図2はこの発明の一実
施例の光学式記憶媒体を用いた情報処理装置の外観図で
ある。図2において、情報処理装置は、画像処理装置1
0,光学式再生装置20及びシステムカートリッジ30
から構成される。画像処理装置10は、光学式再生装置
20及びシステムカートリッジ30よりも先行して発売
された、例えばテレビゲーム機である。光学式再生装置
20は、システムカートリッジ30を介して画像処理装
置10に接続される。光学式再生装置20には、光学式
記憶媒体の一例の光ディスク(図4参照)を収納した光
学式記憶装置(以下「光ディスクカートリッジ」とい
う)40が着脱自在に装着される。
【0009】図3はこの発明の一実施例の光学式記憶媒
体を用いた情報処理システムのブロック図である。図3
において、画像処理装置10は、例えばテレビゲーム機
のように、着脱自在なROMカートリッジ(図示せず)
又は後述の光学式記憶媒体(CD−ROM)から与えら
れるプログラムデータ,画像データ及び音声データ等の
処理データに基づいて画像処理及び音声処理するもので
あって、中央処理ユニット(以下「CPU」)11を含
む。CPU11は、比較的低速および/または少量のビ
ット単位(例えば16ビット)のデータを処理するもの
であって、例えば65C816が使用される。CPU1
1には、アドレスバス及びデータバスを介して画像処理
ユニット(以下「PPU」)12及び音源処理ユニット
(以下「APU」)13が接続される。このCPU11
及びPPU12によって第1の中央処理手段が構成され
る。また、CPU11には、ワーキングRAM(W−R
AM)14wが接続される。W−RAM14wの記憶容
量は、例えば後述CD−ROM41よりも大幅に少なく
かつメインRAM33よりも少なく、画像処理を行う一
定期間(1垂直期間又は数フレーム期間)内にデータ転
送する必要のない程度の容量(例えば256Kバイト)
に選ばれる。
【0010】PPU12には、ビデオRAM(V−RA
M)14vが接続される。APU13には、オーディオ
RAM14aが接続される。CPU11には、操作器用
入力ポート15を介して操作器(ジョイステック)1か
らの操作信号が入力される。PPU12の画像信号出力
は、ビテオエンコーダ16及び高周波(RF)モジュレ
ータ17に与えられる。APU13及びA−RAM14
aには、アドレスバス及びデータバスを介してディジタ
ルシグナルプロセッサ(DSP)18dが接続される。
DSP18dは、ディジタルデータに基づいて、所望の
音声信号を出力するための波形及び周波数からなるアナ
ログ信号に変換し、ミキサー18m及び音声増幅器18
aを介してRFモジュレータ17に与える。RFモジュ
レータ17は、映像信号と音声信号を合成した複合映像
信号を発生して、テレビジョン受像機2に与える。
【0011】図4は光ディスクカートリッジの概念図で
ある。図3及び図4を参照して光ディスクカートリッジ
40の詳細を説明すると、光ディスクカートリッジ40
はデータを光学的に記憶した光ディスク(例えばCD−
ROM)41を含む。CD−ROM41には、後述の第
7図を参照して説明する記憶領域に、リードソロモン符
号形式等によって、画像データ及びプログラムデータ並
びに音声データが光学的に記憶される。ここで、プログ
ラムデータには、画像処理装置10の本来的な使用目的
のためのプログラムに加えて、本来的な使用目的の処理
を効率的に実現するための予備的な処理プログラム(例
えば、画像圧縮されたデータの伸長,シュミレーション
ゲーム又は将棋・チェス等のゲームの思考ルーチンの処
理,当たり判定等の処理プログラム)が含まれる。さら
に、光ディスクカートリッジ40には、CD−ROM4
1の真偽を判別するために、セキュリティー素子(C−
CIM)42が含まれる。セキュリティー素子42は、
図示を省略するが、1チップの4ビットマイコン等から
なり、CPUコア,バッファRAM及びプログラムRO
Mを含む。セキュリティー素子42には、論理回路43
が接続される。論理回路43には、不揮発性メモリ(例
えばROM)44が接続される。ROM44は、CD−
ROM41の真偽判別に利用されるネームデータ及びネ
ームデータの記憶アドレス(又はエリア)を示すネーム
アドレスを予め記憶しておく。また、論理回路43に
は、ゲーム中の得点,進行状況等を示すバックアップデ
ータを記憶するための書込・読出可能メモリ(RAM)
45が接続される。RAM45は、記憶データが破壊さ
れるのを防止するために、電池46によってバックアッ
プされている。さらに、論理回路43の入出力端子に
は、電気的に接触することによりデータを光学式再生装
置20に与えるために、コンタクタ(接点)47が接続
される。実施例では、CD−ROM41がカートリッジ
ケース48に着脱自在に収納される。カートリッジケー
ス48には、セキュリティー素子42,論理回路43,
ROM44及びRAM45が一体的に形成され、コンタ
クタ47がシャッター(図示せず)を介してを露出する
ように構成される。
【0012】再び図3を参照して、光学式再生装置20
には、CD−ROM41の記憶データを光学的に読み取
るために、ピックアップ21が含まれる。ピックアップ
21は、光ディスクカートリッジ40を装着した際に、
シャッター(図示せず)を開いたときのCD−ROM4
1に対応する位置に設けられる。ピックアップ21がC
D−ROM41から読み取ったリードソロモン符号形式
等の画像データ及びプログラムデータ並びに音声データ
は、復号回路22によって復号される。この復号された
画像データ及び音声データが、システムカートリッジ3
0に含まれるデコーダ31に与えられる。また、光学式
再生装置20は、ピックアップ21の位置を制御するた
めに、ドライブコントローラ23を含む。ドライブコン
トローラ23には、CD−ROM41の回転制御を行う
ためのサーボ回路24が接続される。さらに、ドライブ
コントローラ23には、セキュリティー素子(DCI
M)25を介してコンタクタ(接点)26が接続され
る。セキュリティー素子25は、セキュリティー素子4
2と同様にCPUコア,バッファRAM及びプログラム
ROMを含む1チップの4ビットマイコン等から構成さ
れる。このセキュリティー素子25は、セキュリティー
素子42の真偽判別機能及びセキュリティー素子42の
動作を指示するコマンド発生機能を有し、ROM44か
ら与えられるネームアドレス及びRAM45から与えら
れるバックアップデータを受け取ってドライブコントロ
ーラ23を介して後述のシステムコントローラ32に与
える。
【0013】システムカートリッジ30は、画像処理装
置10のカートリッジ挿入口(図示せず)に差し込ま
れ、光学式再生装置20からの画像データ及び音声デー
タを画像処理装置10に与えるものである。システムカ
ートリッジ30に含まれる変換回路31は、CD−RO
M41から読み出された画像データ及びプログラムデー
タ並びに音声データをシリアル−パラレル変換等の復号
・変換する機能を有する。変換回路31は、復号した画
像データ及びプログラムデータをシステムコントローラ
32を介してCPU11に与えるとともに、復号した音
声信号をミキサ18mに与える。また、システムカート
リッジ30には、システムコントローラ32が含まれ
る。システムコントローラ32は、光学式再生装置20
の制御機能に加えて、セキュリティ素子42がCD−R
OM41の正当性を判断しないことに応答して、CPU
11がCD−ROM41のデータに基づいて本来的な動
作の実行を不能動化することにより、結果としてCD−
ROM41に記憶されている各種データの読み取りを禁
止する。さらに、システムカートリッジ30は、メイン
RAM33及び起動ROM34を含む。起動ROM34
は、CD−ROM41のデータを読み取る前にCPU1
1を動作させるための起動プログラムを予め記憶してい
る。
【0014】図5はシステムカートリッジの詳細を示す
ブロック図である。図5を参照してシステムカートリッ
ジの詳細を説明する。変換回路31は、画像データ及び
プログラムデータを直列−並列変換するための直列−並
列変換回路31aと、適応差分パルスコード変調(AD
−PCM)された音声データを復調する復調回路31b
とを含む。復調回路31bは、ディジタル−アナログ
(DA)変換回路31c及び増幅器31dを介してミキ
サ18mに接続される。システムコントローラ32は、
データの転送および/または演算制御を行うためのデー
タ転送回路500を含む。データ転送回路500は、後
述の図5に詳細に説明するが、例えば65C02等のC
PU501を含む。データ転送回路500には、CPU
11に接続されるAバス321(第1のバス)及びBバ
ス322とが設けられる。Aバス321は、例えば24
ビットのアドレスバスと8ビットのデータバスからな
る。Aバス321には、前述のROM34が接続され
る。Bバス322は、例えば8ビットのアドレスバスか
らなり、データバスがAバス321のデータバスと共用
される。また、データ転送回路500には、Xバス32
3を介してRAM324が接続される。RAM324に
は、CD−ROM41から読み出された音声データがそ
のままのフォーマット(圧縮データ)のままで一時記憶
される。Xバス323は、18ビットのアドレスバスと
16ビットのデータバスからなる。さらに、データ転送
回路500には、Vバス325を介して前述のRAM3
3が接続されるとともに、高速処理可能で大量のビット
単位(例えば32ビット)のデータを処理可能なRIS
C型のプロセッサ326が接続される。Vバス325
は、18ビットのアドレスバスと32ビットのデータバ
スからなる。RAM33は、例えば4メガビットのD−
RAMが2個並列接続して用いられる。
【0015】図6はデータ転送回路の詳細を示すブロッ
ク図である。図6において、データ転送回路500は例
えば形式番号65C02等のCPU501を含む。CP
U501は内部バスを介してバス切替回路502に接続
される。このバス切替回路502には、上述のAバス3
21,Vバス325及び入力ポート35が接続される。
このバス切替回路502は、起動ROM34のプログラ
ムに基づくCPU11からのバス切替信号によってバス
切替制御されるもので、第1のモード(ファイルロード
モード)のとき入力ポート35とXバス323を接続す
ることによりCD−ROM41から読み出された音声デ
ータをRAM324に転送させるとともに、入力ポート
35とVバス325を接続することによりCD−ROM
41から読み出された画像データ及びプログラムデータ
をRAM33に転送させる。また、バス切替回路502
は、第2のモード(予備的処理モード)のとき、CPU
326にVバス325を専有させるために、Vバス32
5とAバス321の接続を切り離す。さらに、バス切替
回路502は、第3のモード(CPU11の本来的処理
モード)のとき、Vバス325とAバス321とを接続
する。この第3のモードのときは、CPU1がCPU3
26に停止信号を与えて、RAM33を専有することに
なる。
【0016】図7はCD−ROMとメインRAMのメモ
リマップを図解的に示した図である。図7において、C
D−ROM41は、極めて大きな記憶容量(例えば54
0メガバイト)を有し、画像データを記憶する画像デー
タ記憶領域411,音声データを記憶する音声データ記
憶領域412,画像データに基づく画像表示制御と音声
データの発生制御とその他のゲーム処理を行うためのプ
ログラムデータを記憶するプログラム記憶領域413及
びネームデータを記憶するネームデータ記憶領域414
を含む。この記憶領域411〜413に記憶される画像
データ,音声データ及びプログラムデータがゲームのた
めのデータである。ここで、ネームデータは、CD−R
OM41の種類又はメーカ若しくは著作権者等によって
固有のコードであり、カートリッジケース48との相関
関係を判別するためにROM44に記憶されているネー
ムデータが同一(又は所定の関係)か否かを判断するた
めに用いられる。このネームデータを記憶してるアドレ
スがネームアドレスと呼ばれるが、記憶領域411〜4
13の何れかのエリア内に記憶しておいてもよい。
【0017】メインRAM33は、CD−ROM41の
記憶容量よりも少なくかつ画像処理を行う場合に頻繁に
データ転送する必要のない程度の記憶容量(例えば1メ
ガバイト)を有し、ゲーム等の用途に応じた画像処理及
び音声処理に必要な単位のデータを一時記憶するもので
ある。例えば、RAM33は、画像データを記憶する記
憶領域331,音声データを記憶する記憶領域332,
プログラムデータを記憶する記憶領域333,CD−R
OM41から読み出したネームデータを一時記憶する記
憶領域334及びワーキングエリアとして用いられる記
憶領域335を含む。このRAM33は、主記憶手段と
して用いられ、記憶領域331〜333にプログラムデ
ータ及び画像データを一時記憶し、記憶領域334にネ
ームデータを一時記憶する。RAM33の記憶領域33
1〜333,335に一時記憶されているデータは、C
PU11が例えば画像処理,音声処理,操作器の操作状
態に基づく処理等のゲーム処理の様な本来的な動作を実
行するために用いられる。
【0018】ところで、図3〜図5に示す実施例におい
て、CPU11,326及び501の3個のCPUを設
けたのは、次の理由による。すなわち、CD−ROM4
1に光学的に記憶されたデータを読み出す場合は、エラ
ー訂正が必要となり処理時間がかかるので、エラー訂正
動作をCPU11が行っていたのでは、本来のゲーム処
理又は画像処理を中断する必要があり、ゲーム性を損な
われるためである。また、CD−ROM41には、音声
データがADPCMで記憶されているが、ADPCM変
調された音声データの復調処理はCPU11の大きな負
担となるためである。そこで、システムコントローラ3
2内のCPU501は、エラー訂正,ADPCMの復調
制御,音声出力制御等に用いられる。また、CPU32
6は、高速動作が要求される処理、例えば画像圧縮され
たデータの伸長,シュミレーションゲーム又は将棋・チ
ェス等のゲームの思考ルーチンの処理,当たり判定等の
予備的処理に用いられる。
【0019】図8はこの発明の一実施例の動作を説明す
るためのフローチャートである。動作の開始に先立っ
て、使用者がシステムカートリッジ30を画像処理装置
10のカートリッジ挿入孔に装着し、CD−ROM41
を光学式再生装置20に装着した後、画像処理装置10
の電源スイッチ(図示せず)を投入する。
【0020】ステップ(図示では「S」と略して示す)
1において、電源スイッチの投入に応じて、CPU11
はROM34に記憶されている起動プログラムを実行す
る。ステップ2において、CPU11はROM34に記
憶されている起動プログラムに含まれる転送プログラム
をRAM33へ転送する。ここで、転送プログラムはC
D−ROM41の各種処理データのうちRAM33の容
量に相当するデータを転送制御するためのものである。
ステップ3において、CPU11はCPU326に対し
て起動指令する。さらに、CPU11は、ステップ4に
おいて、Vバス325を入力ポート35に接続して第1
のモードを選択し、CPU326にCD−ROM41の
ファイルを転送命令する。ステップ5において、セキュ
リティ素子42と25とがCD−ROM41の使用可否
等の真偽判別動作を行うが、この真偽判別動作は本願の
要部ではないのでその説明を省略する。また、CPU3
26は光学式再生装置20によってCD−ROM41か
ら読み出された画像データやプログラムデータ等をRA
M33に書込む。また、このとき、CPU11はXバス
323を入力ポート35に接続して、CD−ROM41
から読み出された音声データをRAM324に書込む。
このようにして、CD−ROM41が読み出されたデー
タがそのままのフォーマットでRAM33および/また
はRAM324に転送される。
【0021】ステップ6において、CPU501はRA
M324に転送された音声データを伸長処理する。例え
ば、CPU501がADPCM復調回路31bに復調指
令を与えて、ADPCM復調処理させる。ステップ7に
おいて、CPU11がバス切替回路502に切替信号を
与えて、Aバス321とVバス325との接続を切り離
すことにより、CPU326がVバス325を専用的に
使用可能にするために第2のモードを選択する。これに
よって、CPU326はRAM33を専用的に使用する
ことにより、RAM33に記憶されている画像データの
伸長処理やプログラムデータの予備的処理(例えば、シ
ュミレーションゲーム等の思考ルーチンの実行や当たり
判定等)を実行する。この予備的処理結果がCPU32
6によってRAM33に書き込まれる。
【0022】そして、CPU11は一定タイミング(例
えば、テレビ受像機の垂直ブランキング期間毎)になる
と、ステップ8の動作を行う。すなわち、ステップ8に
おいて、CPU11がバス切替回路502に切替信号を
与えて、Aバス321とVバス325とを接続すること
により、第3のモードを選択し、CPU11がRAM3
3にアクセスすることを可能にする。これと同時に、C
PU11は第3のモードの期間中CPU326の動作を
一時停止させる。続くステップ9において、CPU11
は、CPU326によって行われかつRAM33に記憶
されている予備的処理結果後のデータをRAM33から
読み出し、Vバス325,バス切替回路502及びAバ
ス321を介してW−RAM14wへ転送する。その
後、CPU11はW−RAM14wに記憶されているデ
ータの処理を実行するとともに、次にCPU326が第
2のモードで行うべき予備的処理の動作を指示するため
の命令をRAM33へ書込む。換言すれば、第3のモー
ド期間中に上記命令をRAM33に書き込んでおくこと
により、一定タイミング(垂直ブランキング)期間の経
過後に第2のモードに切り替わった後、CPU326の
再起動を可能にするためである。
【0023】また、CPU11は、一定タイミング期間
の終了後、ステップ11においてバス切替回路502に
切替信号を与えて、Aバス321とVバス325との接
続を切り離すことにより、第2のモードを選択する。ス
テップ12において、CPU11がCPU326を再起
動する。ステップ13において、CPU11がW−RA
M14wのプログラムと操作器1の操作状態とに基づい
てゲーム処理を実行する。従って、再度第2のモードが
選択された後は、CPU326がRAM33のプログラ
ム(例えば、予備的処理プログラム)を高速で実行する
と同時に、CPU11がW−RAM14wのプログラム
(例えば、本来的な使用目的のためのプログラム)を実
行することにより、種類のことなるCPUが並列的にそ
れぞれの種類に最も適した処理を順次実行することにな
る。
【0024】続くステップ14において、CPU11は
ゲーム終了か否かを判断し、ゲームが終了していないこ
とを判断すると、前述のステップ4へ戻り、ステップ4
〜14の動作を繰り返すことになる。一方、ゲームが終
了したことを判断すると、ステップ15においてゲーム
終了処理が行われる。例えば、テレビスクリーン上にゲ
ーム終了を知らせる画面を表示させたり、ゲーム途中の
状態を表すバックアップデータをRAM45に記憶させ
る等の処理が行われる。
【0025】なお、上述の実施例では、CPU501と
RAM324を設けて、音声データのADPCMの処理
を専用的に行う場合を説明したが、この機能をCPU3
26に持たせ、かつRAM324に代えて容量の大きな
RAM33を用いてもよい。また、既に発売された画像
処理装置10に対して、別売の光学式再生装置20及び
システムカートリッジ30を接続する場合を説明した
が、画像処理装置10,光学式再生装置20及びシステ
ムカートリッジ30を一体的に構成してもよい。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、記憶装置として光学式記憶媒体を用た複数のプロセ
ッサによってデータ処理する場合において、処理内容に
応じた異なる種類のプロセッサを用いかつバスを切替制
御しているため、各プロセッサを効率的に使用でき、処
理速度が速くて使用者の待ち時間を大幅に低減できる等
の特有の効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の原理を説明するためのクレーム対応
図である。
【図2】この発明の一実施例の光学式記憶媒体を用いた
情報処理装置の外観図である。
【図3】この発明の一実施例の光学式記憶媒体を用いた
情報処理システムのブロック図である。
【図4】光ディスクカートリッジの概念図である。
【図5】システムカートリッジの詳細を示すブロック図
である。
【図6】データ転送回路の詳細を示すブロック図であ
る。
【図7】CD−ROMとメインRAMのメモリマップを
図解的に示した図である。
【図8】この発明の一実施例の動作を説明するためのフ
ローチャートである。
【符号の説明】
10:画像処理装置(テレビゲーム機) 11:CPU(16ビットの中央処理ユニット;第1の
中央処理手段) 12:PPU(画像処理ユニット) 20:光学式再生装置 30:システムカートリッジ 32:システムコントローラ 33:メインRAM 34:起動ROM(不揮発性記憶手段) 35:入力ポート 40:光ディスクカートリッジ(光学式記憶装置) 41:光ディスク(CD−ROM;光学式記憶媒体) 321:Aバス(第1のデータバス) 323:Xバス(第2のデータバス) 326:CPU(32ビットの中央処理ユニット;第2
の中央処理手段) 500:データ転送回路 502:バス切替回路(バス切替手段)
フロントページの続き (72)発明者 野 澤 宏 幸 京都府京都市東山区福稲上高松町60番地 任天堂株式会社内 (72)発明者 佐 野 高 一 京都府京都市東山区福稲上高松町60番地 任天堂株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも画像処理のためのデータを含
    む処理データを光学式に記憶した光学式記憶媒体を着脱
    自在であり、光学式記憶媒体に記憶された処理データに
    基づいて画像処理を行う情報処理装置であって、 前記光学式記憶媒体に記憶されている処理データを光学
    的に読み出す光学式読出手段、 前記光学式読出手段からの読出データを直列態様で受け
    る入力ポート、 書き込み読み出し可能であり、少なくとも前記入力ポー
    トを介して前記光学式読出手段から与えられる処理デー
    タをそのままのデータフォーマットで一時記憶する半導
    体記憶手段、 使用者の操作によって動作の指示を入力するための操作
    手段、 1度のアクセスによって処理できるビット数が相対的に
    少なくかつ処理速度が相対的に低速に選ばれた第1の中
    央処理手段、 1度のアクセスによって処理できるビット数が相対的に
    多くかつ処理速度が相対的に高速に選ばれ、前記第1の
    中央処理手段の処理能力よりも優れた処理能力を有する
    第2の中央処理手段、 前記第1の中央処理手段に接続され、第1のビット数を
    有する第1のデータバス、 前記半導体記憶手段と前記第2の中央処理手段に接続さ
    れ、第1のビット数の整数倍の第2のビット数を有する
    第2のデータバス、 第1のモードのとき前記第2のデータバスを介して前記
    入力ポートと前記半導体記憶手段を接続し、第2のモー
    ドのとき前記第2の中央処理手段が第2のデータバスを
    専有するように前記第1のデータバスと第2のデータバ
    スの接続を切り離し、第3のモードのとき第2のデータ
    バスを第1のデータバスに接続するバス切換手段、およ
    び前記第1の中央処理手段によって実行され、前記光学
    式読出手段の起動時に前記バス切換手段を第1のモード
    に切り換え、起動後に第2のモード又は前記第3のモー
    ドに切り換えるように制御するための起動プログラムを
    記憶した不揮発性記憶手段を備え、 前記第2の中央処理手段は、前記第2のモードのとき、
    前記半導体記憶手段に一時記憶されている処理データを
    実行して予備的な演算を行い、その予備的な演算結果を
    半導体記憶手段に書込み、 前記第1の中央処理手段は、前記第3のモードのとき、
    前記操作手段の操作と前記半導体記憶手段に記憶されて
    いる処理データに基づいて前記情報処理装置の本来的な
    使用目的のための処理を実行するとともに、前記半導体
    記憶手段に書き込まれた予備的な演算結果を利用して本
    来的な使用目的のための他の処理を実行する、光学式記
    憶媒体を用いた情報処理装置。
  2. 【請求項2】前記光学式記憶媒体は、処理データとし
    て、少なくとも画像データ及びプログラムデータを光学
    式に記憶し、 前記第2の処理手段は、前記半導体記憶手段に記憶され
    ているプログラムデータに基づいて画像処理に関連する
    予備的な演算処理を実行し、その演算結果を前記半導体
    記憶手段へ書込み、 前記第1の処理手段は、前記半導体記憶手段に記憶され
    ているプログラムデータを実行しおよび/または予備的
    な演算結果に基づいて前記画像データによる画像を表示
    するための本来的な処理を実行することにより、画像信
    号を発生する、特許請求の範囲第1項記載の光学式記憶
    媒体を用いた情報処理装置。
  3. 【請求項3】前記光学式記憶媒体は、処理データとし
    て、適応差分パルス符号変調によりデータ圧縮した音声
    データを光学式に記憶し、 前記半導体記憶手段に記憶されている圧縮された音声デ
    ータを、適応差分パルス符号復調するデータ変換手段を
    さらに含む、特許請求の範囲第2項記載光学式記憶媒体
    を用いた情報処理装置。
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