JPH06169660A - 人工育成する樹木の固定方法と固定装置 - Google Patents

人工育成する樹木の固定方法と固定装置

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JPH06169660A
JPH06169660A JP4350412A JP35041292A JPH06169660A JP H06169660 A JPH06169660 A JP H06169660A JP 4350412 A JP4350412 A JP 4350412A JP 35041292 A JP35041292 A JP 35041292A JP H06169660 A JPH06169660 A JP H06169660A
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JP
Japan
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Application number
JP4350412A
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English (en)
Inventor
Naoaki Uchiyama
直明 内山
Nobuyuki Kitajima
信行 北島
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Fujita Corp
Original Assignee
Fujita Corp
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Publication date
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    • Y02P60/216

Landscapes

  • Supports For Plants (AREA)
  • Hydroponics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 樹木の根を土中に埋めることなく育成する場
合に、樹木を空中に浮いた状態に固定する方法と固定装
置を提供する。 【構成】 樹木の固定方法は、樹木1の根1aを重量受
部材3の受部3aで受け、その受部3aを連結部材4を
介して固定部に連結することにより樹木を浮いた状態に
支持する。また樹木の幹を振止め部材5で支持して、樹
木1が振れないようにした。樹木の固定装置は、重量受
部材3と、振止め部材5とで構成される。重量受部材3
は、受部3aと支持部材11と、連結部材4とで構成
し、振止め部材5は、帯材6と弾性体8と連結部材7と
で構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、土や人工土壌を利用せ
ず、どのような場所でも人工育成が可能になり、樹木の
全体を空中に浮かせて育成する場合の樹木の固定方法と
固定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、樹木を育成する場合、庭園、山
地、道路傍などに植えられ、樹木は根を大地に張って自
立している。庭園や建物屋上では、樹木のために人工的
に支えを設けているが、あくまでも自立の補助手段であ
る。また樹木の育成のためには、土に肥料を与え、土に
散水することにより、樹木は根から滋養分や水を吸収で
きるようにしている。さらに樹木の光合成のため、樹木
の葉の部分に太陽光が当たるようにしている。樹木の育
成実験用では温室育成にして人工光を用いることもあ
り、水耕栽培も行なわれている。その水耕栽培では、樹
木の根を水槽に入れ、根は水槽内の水や滋養分を吸収で
きるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術のよう
に、樹木はその根が土に埋められて育成されているた
め、土のないところでの育成が困難である。建物内部や
屋上、人工地盤や橋梁では土や人工土壌を入れる必要が
ある。そこで本発明は、土を使用せず、人工育成する樹
木を、あたかも土に根をはり自立している状態を人工的
に保持させるための樹木の固定方法と固定装置とを提供
することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の人工育成する樹
木の固定方法は、樹木の根が床上に浮いた状態に支持す
る方法である。そのため、樹木の根の下の中央部を重量
受部材の受部で受けるとともに、その受部を連結部材を
介して周辺の固定部に連結することにより樹木を浮いた
状態に支持する。また、樹木の幹の適所の周囲に弾性体
を介してリング状の帯材を取付けるとともに、帯材を連
結部材を介して周辺の固定部に連結することにより樹木
の振れを防止する。人工育成する樹木の固定装置は、樹
木の根を含む全体が床上に浮いた状態に支持するため、
根部を支持する重量受部材と、幹の振れを止める振止め
部材とから構成される。重量受部材は、樹木の根の下の
中央部を支持する受部と、受部をねじ調節で上下移動可
能に保持する支持部材と、支持部材に取付けられてそれ
を空中に吊るための連結部材とを有している。また振止
め部材は、リング状に組み立てられて樹木の外周に取付
けられる帯材と、帯材の内周側に適宜間隔で配置される
弾性体と、帯材に取付けられてそれを所定位置に吊るた
めの連結部材とを有している。
【0005】
【作用】上記の人工育成する樹木の固定方法と固定装置
によれば、樹木の根の部分を重量受部材で受けて樹木の
根を床上に浮かせて保持することができ、また振止め部
材により樹木の幹の部分を保持するので樹木を所定の状
態に保持することができる。また、振れ止め部材の帯材
は弾性体を介して幹の周囲に取付けられるので、樹木が
成長してもその成長を一時的に吸収でき、期間ごとには
帯材の長さを調整することにより成長に適合できる。ま
た重量受部材の連結部材の長さを調節することにより、
根部の成長に適合させることができる。なお、樹木の根
に対しては定期的に滋養分を含む水を散水させて根から
吸収させ、樹木の葉の部分には太陽光や人工光を当てる
ことにより光合成をさせて育成する。
【0006】
【実施例】初めに、樹木1を浮かせて固定するための樹
木の固定装置を図1〜3により説明する。なお固定装置
は重量受部材3と振止め部材5で構成される。重量受部
材3は、図1、2に示すように、樹木1の根1aの下側
の中央部に当てられる受部3aと、受部3aをねじ調節
で上下動可能に保持する支持部材11と、支持部材11
に取付けられてそれを空中に吊るための連結部材4とで
構成される。受部3aは、円板3bの下にシャフト3c
が設けられ、そのシャフトが支持部材11の筒体11a
に挿入され、ねじ式の調節部材12によりシャフト3c
が筒体11aに案内されて上下に移動でき、樹木の根の
成育に応じて受部3aを上下に移動できるようになって
いる。受部3aはその上面に、中央が周囲より高い十字
状のリブ3dが設けられ、そのリブ3dにより支持する
根1aからずれないようになっている。
【0007】十字状のリブ3dの代わりに、図2(b)
に示すように突起3eを設けるようにしてもよく、その
場合、突起3eが樹木の根1aから幹の下部にまで深く
突きささる。そのため重量受部材3のみの支持で樹木の
振れを防止でき、樹木を横に寝かせた状態に支持するこ
とが可能であり、また場合によっては振止め防止部材5
で樹木を支持する必要がない。支持部材11はフランジ
11bを有しており、その周囲数箇所にロッド等からな
る連結部材4が連結され、連結部材4の他端は構築物の
架構等に連結されるようになっている。また連結部材1
1の途中にターンバックル13が設けられ、その長さを
調節できるようになっている。
【0008】振止め部材5は図1、3に示される様に、
樹木1の外周に取付けられる帯材6と、帯材6の内周側
に適宜間隔で配置される弾性体8と、帯材6に取付けら
れてそれを所定位置に吊るための連結部材7とで構成さ
れる。帯材6は複数個に分割され、各部分をボルトとナ
ット14により連結することによりリング状に形成さ
れ、ボルトとナット14の締めつけを調節することによ
り円周長さを調節できるようになっている。また帯材6
の各部分の内周に適宜間隔で弾性体8が取付けられ、帯
材6が樹木1の幹の外周に取付けられた状態で幹の成長
に対応出来るようになっている。また帯材6の各部分に
はそれぞれ連結部材7の一端がボルトナットで連結さ
れ、各連結部材7の他端が構築物の架構等に連結される
ようになっている。各連結部材7の途中にターンバック
ル等の長さ調節部材15が設けられ、樹木1の幹の成長
に対応して長さを調節できるようになっている。
【0009】次に上記の樹木の固定装置を使用して樹木
を固定する方法の実施例を図4により説明する。人工育
成するための樹木1は、通常の育成方法によりある程度
育成されたもの使用する。樹木1の根1aを土から掘り
出して、根1aに付いている土を例えば乾燥、噴射方式
で落とし、生温かい水で洗浄した後、ホルモン液に浸
す。このように根を処理した樹木1を空中で育成する場
所に、樹木1を支持するための支持枠2を組み立ててお
く。なお樹木1を育成する場所に、樹木1を支持するた
めの構造物の架構がある場合は支持枠2を別途に設ける
必要はない。また本発明に適用できる樹木としては例え
ば、クス、ヤマモモ、マテバシイ、ウバメガシ、モッコ
ク、キンモクセイ、ヒイラギ等の常緑広葉樹が適してい
る。
【0010】次に樹木1をその育成位置に運び、樹木1
の根1aの下に重量受部材3の受部3aを当て、受部3
aを連結部材4を介して支持枠2に連結して根1aの部
分が床上の空中に浮いた状態に支持する。また樹木1の
幹1bの部分の適所、本実施例では下部の2箇所で幹1
bの周囲に、振止め部材5を構成するリング状の帯材6
を巻き、帯材6の数箇所を連結部材7を介して支持枠2
に連結して樹木1が振れないようにする。なお帯材6と
樹木の幹1bとの間に適宜間隔で弾性体8が介在されて
おり、樹木1の幹が帯材6で傷つくようなことはない。
樹木1を保持するための前記連結部材4、7にはターン
バックルなどが設けられているので、樹木の成長に合わ
せて適宜長さを調節でき、また帯材6もその各分割部分
間の長さを調節して、幹の成長に応じて外径を適合させ
る。
【0011】上記のように空中に浮かせて支持した樹木
1を育成するために、散水栓16を樹木の根1aの上部
に配置し、散水栓16は支持枠2に固定させて根に適時
に散水させる。また樹木1の根1aの下方の床に水槽1
7を設置し、水槽17には魚類を入れて飼育する。水槽
17は配管9により散水栓16に連通し、配管9の途中
に設けたポンプ10により水槽17内の水を散水栓16
に供給できるようになっている。なお散水栓16を水道
に連通して散水させたり、水槽17の水を排水させても
よく、また根1aの部分に滋養分を付着させることも可
能である。
【0012】
【発明の効果】本発明の人工育成する樹木の固定方法と
固定装置によれば、重量受部材と振止め部材により樹木
をその根が空中に浮いた状態で固定できる。また樹木の
成長により、固定状態を調節でき樹木の成長を妨げるこ
となく樹木を固定できる。また樹木の育成を、土や人工
土壌なしで自立状態を造り、建物内や屋上、人工地盤や
橋梁等、場所を限定することなく植樹を可能にでき、新
しい緑化技術の向上に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の人工育成する樹木の固定装置を示す一
部破断正面図である。
【図2】固定装置の重量受部材の部分斜視図(a)と、
受部の変形例の斜視図(b)である。
【図3】固定装置の振止め部材の一部破断平面図であ
る。
【図4】本発明の人工育成の樹木の固定方法の説明図で
ある。
【符号の説明】
1 樹木 1a 根 3 重量受部材 3a 受部 5 振止め部材 6 帯材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹木を人工育成するため樹木の根が床上
    に浮いた状態に支持する樹木の固定方法であって、樹木
    の根の下の中央部を重量受部材の受部で受けるととも
    に、その受部を連結部材を介して周辺の固定部に連結す
    ることにより樹木を浮いた状態に支持し、樹木の幹の適
    所の周囲に弾性体を介してリング状の帯材を取付けると
    ともに、帯材を連結部材を介して周辺の固定部に連結す
    ることにより樹木の振れを防止することを特徴とする人
    工育成する樹木の固定方法。
  2. 【請求項2】 樹木の根を含む全体が床上に浮いた状態
    に支持するため、根部を支持する重量受部材と、幹の振
    れを止める振止め部材とからなる樹木の固定装置であっ
    て、重量受部材は、樹木の根の下の中央部を支持する受
    部と、受部をねじ調節で上下移動可能に保持する支持部
    材と、支持部材に取付けられてそれを空中に吊るための
    連結部材とを有し、振れ止め部材は、リング状に組み立
    てられて樹木の外周に取付けられる帯材と、帯材の内周
    側に適宜間隔で配置される弾性体と、帯材に取付けられ
    てそれを所定位置に吊るための連結部材とを有すること
    を特徴とする人工育成する樹木の固定装置。
JP4350412A 1992-12-03 1992-12-03 人工育成する樹木の固定方法と固定装置 Pending JPH06169660A (ja)

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