JPH06169792A - 非a非b型肝炎ウイルス非構造領域ns3に対するモノクローナル抗体、これを産生するハイブリドーマ並びに該モノクローナル抗体を用いる該ウイルス抗原の測定及び精製方法 - Google Patents
非a非b型肝炎ウイルス非構造領域ns3に対するモノクローナル抗体、これを産生するハイブリドーマ並びに該モノクローナル抗体を用いる該ウイルス抗原の測定及び精製方法Info
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- JPH06169792A JPH06169792A JP4350455A JP35045592A JPH06169792A JP H06169792 A JPH06169792 A JP H06169792A JP 4350455 A JP4350455 A JP 4350455A JP 35045592 A JP35045592 A JP 35045592A JP H06169792 A JPH06169792 A JP H06169792A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 非A非B型肝炎ウイルス非構造領域NS3ポ
リペプチド抗原上のエピトープに特異的に結合するモノ
クローナル抗体、これを産生するハイブリドーマ、並び
にこのモノクローナル抗体を用いる該ウイルス抗原の測
定及び精製方法。 【効果】 ウイルス抗原の検出、定量を、高感度、高精
度かつ高い特異性で実施し得る。また、ウイルス抗原の
精製にも有効に使用し得る。
リペプチド抗原上のエピトープに特異的に結合するモノ
クローナル抗体、これを産生するハイブリドーマ、並び
にこのモノクローナル抗体を用いる該ウイルス抗原の測
定及び精製方法。 【効果】 ウイルス抗原の検出、定量を、高感度、高精
度かつ高い特異性で実施し得る。また、ウイルス抗原の
精製にも有効に使用し得る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、非A非B型肝炎ウイル
ス関連抗原に対するモノクローナル抗体、さらに具体的
には、非A非B型肝炎ウイルス非構造領域NS−3に対
するモノクローナル抗体に関する。本発明はまた、この
ようなモノクローナル抗体を産生するハイブリドーマに
関する。本発明はさらに、該モノクローナル抗体を用い
る非A非B型肝炎ウイルスの免疫学的測定方法及び精製
方法に関する。
ス関連抗原に対するモノクローナル抗体、さらに具体的
には、非A非B型肝炎ウイルス非構造領域NS−3に対
するモノクローナル抗体に関する。本発明はまた、この
ようなモノクローナル抗体を産生するハイブリドーマに
関する。本発明はさらに、該モノクローナル抗体を用い
る非A非B型肝炎ウイルスの免疫学的測定方法及び精製
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】非A非B型肝炎ウイルスは、A型肝炎ウ
イルス、B型肝炎ウイルスと異なるウイルスで、このウ
イルスの感染により、一部は慢性肝炎から肝硬変、肝癌
へと移行することが知られており、その生化学的及び生
理学的機能について大きな関心が持たれている。
イルス、B型肝炎ウイルスと異なるウイルスで、このウ
イルスの感染により、一部は慢性肝炎から肝硬変、肝癌
へと移行することが知られており、その生化学的及び生
理学的機能について大きな関心が持たれている。
【0003】非A非B型肝炎の診断に関しては、初期に
は、A型肝炎、B型肝炎及びD型肝炎、さらには肝障害
を引き起こす既知のウイルス(例えば、サイトメガロウ
イルスやエプスタイン−バーウイルス)による肝炎か否
かの診断を行った後、これらに該当しない場合に非A非
B型肝炎と診断する、いわゆる除外診断法が主流であっ
た。その後、診断確度の向上をはかる方法として、非A
非B型肝炎ウイルス遺伝子を遺伝子工学的に発現して得
られた蛋白質を抗原とする抗体検出法及び遺伝子増幅法
(PCR)やDNAプローブ法による該ウイルス遺伝子
の存在を確認する遺伝子検出法が開発された。
は、A型肝炎、B型肝炎及びD型肝炎、さらには肝障害
を引き起こす既知のウイルス(例えば、サイトメガロウ
イルスやエプスタイン−バーウイルス)による肝炎か否
かの診断を行った後、これらに該当しない場合に非A非
B型肝炎と診断する、いわゆる除外診断法が主流であっ
た。その後、診断確度の向上をはかる方法として、非A
非B型肝炎ウイルス遺伝子を遺伝子工学的に発現して得
られた蛋白質を抗原とする抗体検出法及び遺伝子増幅法
(PCR)やDNAプローブ法による該ウイルス遺伝子
の存在を確認する遺伝子検出法が開発された。
【0004】非A非B型肝炎ウイルスにおいては、患者
体内でのウイルス粒子、従って、ウイルス抗原量が極め
て少なく、かつ、変異を起こし易いために、その正体は
今もって不明であるが、とりわけ上記技術が非A非B型
肝炎の診断の有効な手段となっている。
体内でのウイルス粒子、従って、ウイルス抗原量が極め
て少なく、かつ、変異を起こし易いために、その正体は
今もって不明であるが、とりわけ上記技術が非A非B型
肝炎の診断の有効な手段となっている。
【0005】このような状況の中で、該ウイルスに対す
るポリクローナル又はモノクローナル抗体を用いるウイ
ルス検出も注目されつつある。例えば、国際出願公開第
WO92/07001号明細書(ABBOTT LAB
ORATORIES)には、非A非B型肝炎ウイルス抗
原と選択的に結合できる抗体の具体例として、Chir
on C−100タンパク質(NS4領域;欧州特許出
願公開第0318216号)に対するモノクローナル抗
体が開示されている。また、同一出願人による国際出願
公開第WO92/08738号明細書には、非A非B型
肝炎ウイルスC−100タンパク質(NS4領域)、3
3Cタンパク質(NS3領域)又はCOREタンパク質
に特異的に結合するモノクローナル抗体が記載されてい
る。
るポリクローナル又はモノクローナル抗体を用いるウイ
ルス検出も注目されつつある。例えば、国際出願公開第
WO92/07001号明細書(ABBOTT LAB
ORATORIES)には、非A非B型肝炎ウイルス抗
原と選択的に結合できる抗体の具体例として、Chir
on C−100タンパク質(NS4領域;欧州特許出
願公開第0318216号)に対するモノクローナル抗
体が開示されている。また、同一出願人による国際出願
公開第WO92/08738号明細書には、非A非B型
肝炎ウイルスC−100タンパク質(NS4領域)、3
3Cタンパク質(NS3領域)又はCOREタンパク質
に特異的に結合するモノクローナル抗体が記載されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、非A
非B型肝炎ウイルスは、その感染患者体内では、ウイル
ス粒子自体が極めて少ないうえに、RNAウイルス種で
一般的に観察される高度の変異を起こすことが知られて
いる。そのため、患者血中に含まれる該ウイルス関連抗
原に対する抗体量も少ないと予想され、より高い診断確
度の必要性が望まれていた。
非B型肝炎ウイルスは、その感染患者体内では、ウイル
ス粒子自体が極めて少ないうえに、RNAウイルス種で
一般的に観察される高度の変異を起こすことが知られて
いる。そのため、患者血中に含まれる該ウイルス関連抗
原に対する抗体量も少ないと予想され、より高い診断確
度の必要性が望まれていた。
【0007】このような状況下において、非A非B型肝
炎ウイルス関連抗原に対する特異抗体、特にモノクロー
ナル抗体が開発されたならば、その高度の特異性のため
に、血中の該ウイルス存在に対する分析信頼度がさらに
向上することが期待される。
炎ウイルス関連抗原に対する特異抗体、特にモノクロー
ナル抗体が開発されたならば、その高度の特異性のため
に、血中の該ウイルス存在に対する分析信頼度がさらに
向上することが期待される。
【0008】さらに、一般的に、モノクローナル抗体
は、遺伝子工学技術により発現されたペプチドの精製技
術にも応用することが可能であり、非A非B型肝炎ウイ
ルス分野においても、発現ペプチドの精製に適用可能な
モノクローナル抗体の開発が望まれていた。
は、遺伝子工学技術により発現されたペプチドの精製技
術にも応用することが可能であり、非A非B型肝炎ウイ
ルス分野においても、発現ペプチドの精製に適用可能な
モノクローナル抗体の開発が望まれていた。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、配列番号1に
示されるアミノ酸配列を有する非A非B型肝炎ウイルス
非構造領域NS3ポリペプチド抗原上のエピトープに特
異的に結合するモノクローナル抗体を提供する。
示されるアミノ酸配列を有する非A非B型肝炎ウイルス
非構造領域NS3ポリペプチド抗原上のエピトープに特
異的に結合するモノクローナル抗体を提供する。
【0010】配列番号1に示されるポリペプチドは、該
ウイルスゲノムの非構造NS3領域の一部として、本出
願人が決定したアミノ酸配列を有するが(特願平3−1
89268号)、上記のWO92/08738に開示さ
れるHCV33Cタンパク質とは明らかに異なるもので
ある。したがって、本発明のモノクローナル抗体は新規
である。
ウイルスゲノムの非構造NS3領域の一部として、本出
願人が決定したアミノ酸配列を有するが(特願平3−1
89268号)、上記のWO92/08738に開示さ
れるHCV33Cタンパク質とは明らかに異なるもので
ある。したがって、本発明のモノクローナル抗体は新規
である。
【0011】本発明のモノクローナル抗体には、配列番
号1に示されるアミノ酸配列を有するポリペプチド抗原
上の任意のエピトープに特異的に結合可能な全ての抗体
が包含される。本発明の実施態様により、そのようなモ
ノクローナル抗体の具体例として、モノクローナル抗体
1H10、2F4、3F9、1G6及び3D3が挙げら
れる。これらの抗体のイソタイプはいずれもIgG1で
あった。また、本発明抗体は、血清中のNS3抗体とN
S3抗原の反応を阻害することが可能である。
号1に示されるアミノ酸配列を有するポリペプチド抗原
上の任意のエピトープに特異的に結合可能な全ての抗体
が包含される。本発明の実施態様により、そのようなモ
ノクローナル抗体の具体例として、モノクローナル抗体
1H10、2F4、3F9、1G6及び3D3が挙げら
れる。これらの抗体のイソタイプはいずれもIgG1で
あった。また、本発明抗体は、血清中のNS3抗体とN
S3抗原の反応を阻害することが可能である。
【0012】本発明のモノクローナル抗体は、配列番号
1に示されるアミノ酸配列の全部又は一部を有するポリ
ペプチドを免疫抗原として免疫した哺乳動物の形質細胞
(免疫細胞)を、哺乳動物の形質細胞腫細胞と融合させ
てハイブリドーマを作製し、これより前記抗原のみを特
異的に認識する抗体を産生するクローンを選択し、この
クローンから得ることができる。
1に示されるアミノ酸配列の全部又は一部を有するポリ
ペプチドを免疫抗原として免疫した哺乳動物の形質細胞
(免疫細胞)を、哺乳動物の形質細胞腫細胞と融合させ
てハイブリドーマを作製し、これより前記抗原のみを特
異的に認識する抗体を産生するクローンを選択し、この
クローンから得ることができる。
【0013】ここで、被免疫哺乳動物としては、特に限
定されないが、細胞融合に使用する形質細胞腫細胞との
適合性を考慮して選択することが好ましく、一般にはマ
ウス、ラット等が有利に使用される。また、免疫は、一
般的方法により、例えば、免疫抗原を哺乳動物の腹腔
内、皮下又は静脈内に投与することにより行われる。よ
り具体的には、ポリペプチドを生理的リン酸緩衝液(P
BS)又は、生理的食塩水等で適当な濃度に希釈し、こ
れを必要に応じて、通常のアジュバントを併用して動物
に数回投与する。免疫細胞としては、前記、非A非B型
肝炎ウイルスの非構造領域の一部(NS−3)のポリペ
プチドの最終投与の約3日後に摘出した脾細胞を使用す
るのが好ましい。免疫細胞と融合される他方の親細胞と
しての哺乳動物の形質細胞腫(細胞)としては、すでに
公知の種々の細胞株、たとえばマウスにおけるP3(P
3/X63Ag8)[Nature 256,495−
497(1975)]、P3−U1[Current
Topics in Microbiolgy and
Immunology 81, 1−7(198
7)]、NS−1[Eur.J.Immunol.6,
511−519(1976)]、SP2/0[Nat
ure 276, 269−270(1980)]、F
O[J.Immunol.Meth.35, 1−21
(1980)]、X63−6、5、3、[J.Immu
nol.123, 1548−1550(197
9)]、S194[J.EXP.Med.148, 3
13−323(1978)]等、また、ラットにおける
R210[Nature 277, 131−133
(1979)]等の骨髄腫(細胞)が使用される。
定されないが、細胞融合に使用する形質細胞腫細胞との
適合性を考慮して選択することが好ましく、一般にはマ
ウス、ラット等が有利に使用される。また、免疫は、一
般的方法により、例えば、免疫抗原を哺乳動物の腹腔
内、皮下又は静脈内に投与することにより行われる。よ
り具体的には、ポリペプチドを生理的リン酸緩衝液(P
BS)又は、生理的食塩水等で適当な濃度に希釈し、こ
れを必要に応じて、通常のアジュバントを併用して動物
に数回投与する。免疫細胞としては、前記、非A非B型
肝炎ウイルスの非構造領域の一部(NS−3)のポリペ
プチドの最終投与の約3日後に摘出した脾細胞を使用す
るのが好ましい。免疫細胞と融合される他方の親細胞と
しての哺乳動物の形質細胞腫(細胞)としては、すでに
公知の種々の細胞株、たとえばマウスにおけるP3(P
3/X63Ag8)[Nature 256,495−
497(1975)]、P3−U1[Current
Topics in Microbiolgy and
Immunology 81, 1−7(198
7)]、NS−1[Eur.J.Immunol.6,
511−519(1976)]、SP2/0[Nat
ure 276, 269−270(1980)]、F
O[J.Immunol.Meth.35, 1−21
(1980)]、X63−6、5、3、[J.Immu
nol.123, 1548−1550(197
9)]、S194[J.EXP.Med.148, 3
13−323(1978)]等、また、ラットにおける
R210[Nature 277, 131−133
(1979)]等の骨髄腫(細胞)が使用される。
【0014】前記免疫細胞と形質細胞腫との融合反応
は、基本的には公知の方法、例えば、Milstein
らの方法[Methods Enzymol.73,
3−46(1981)]等に準じて行い得る。
は、基本的には公知の方法、例えば、Milstein
らの方法[Methods Enzymol.73,
3−46(1981)]等に準じて行い得る。
【0015】具体的には前記融合反応は、たとえば融合
促進剤の存在下に通常の栄養培地中で行われる。融合促
進剤としては通常用いられるもの、たとえばポリエチレ
ングリコール(PEG)及びセンダイウイルス(HV
J)等が使用され、さらに融合効率を高めるためにジメ
チルスルフォキシド(DMSO)等の補助剤を添加使用
することもできる。免疫細胞と形質細胞腫細胞との混合
比は、通常の方法と変わりがなく、たとえば、形質細胞
腫細胞に対し、免疫細胞を約1〜10倍程用いればよ
い。
促進剤の存在下に通常の栄養培地中で行われる。融合促
進剤としては通常用いられるもの、たとえばポリエチレ
ングリコール(PEG)及びセンダイウイルス(HV
J)等が使用され、さらに融合効率を高めるためにジメ
チルスルフォキシド(DMSO)等の補助剤を添加使用
することもできる。免疫細胞と形質細胞腫細胞との混合
比は、通常の方法と変わりがなく、たとえば、形質細胞
腫細胞に対し、免疫細胞を約1〜10倍程用いればよ
い。
【0016】前記融合時の培地としては、たとえば前記
形質細胞腫細胞株の増殖に使用されるRPMI−164
0培地あるいはMEM培地など、この種の細胞の培養に
使用される通常の各種培地を利用でき、通常は、牛胎児
血清(FCS)等の血清補液を除いておくのがよい。融
合は、前記免疫細胞と形質細胞腫細胞との所定量を前記
培地中でよく混合し、あらかじめ37℃程度に加温した
PEG溶液、たとえば平均分子量1000〜6000程
度のものを、通常培地に約30〜60%(w/v)の濃
度で加えて混ぜ合わせることにより行われる。以後、適
当な培地を逐次添加して遠心し、上清を除去する操作を
繰り返すことにより、所望のハイブリドーマが形成され
る。
形質細胞腫細胞株の増殖に使用されるRPMI−164
0培地あるいはMEM培地など、この種の細胞の培養に
使用される通常の各種培地を利用でき、通常は、牛胎児
血清(FCS)等の血清補液を除いておくのがよい。融
合は、前記免疫細胞と形質細胞腫細胞との所定量を前記
培地中でよく混合し、あらかじめ37℃程度に加温した
PEG溶液、たとえば平均分子量1000〜6000程
度のものを、通常培地に約30〜60%(w/v)の濃
度で加えて混ぜ合わせることにより行われる。以後、適
当な培地を逐次添加して遠心し、上清を除去する操作を
繰り返すことにより、所望のハイブリドーマが形成され
る。
【0017】ハイブリドーマの分離は、通常の選別用培
地、たとえばヒポキサンチン、アミノプテリン及びチミ
ジンを含む培地(HAT培地)で培養することにより行
われる。該HAT培地での培養は、目的とするハイブリ
ドーマ以外の細胞(未融合細胞等)が死滅するのに充分
な時間、通常数日〜数週間行えばよい。
地、たとえばヒポキサンチン、アミノプテリン及びチミ
ジンを含む培地(HAT培地)で培養することにより行
われる。該HAT培地での培養は、目的とするハイブリ
ドーマ以外の細胞(未融合細胞等)が死滅するのに充分
な時間、通常数日〜数週間行えばよい。
【0018】かくして得られるハイブリドーマについ
て、通常の限界希釈法に従い、目的とする抗体の産生株
の検索及び単一クローン化が行われる。
て、通常の限界希釈法に従い、目的とする抗体の産生株
の検索及び単一クローン化が行われる。
【0019】該産生株の検索は、たとえばELISA
法、凝集反応法、オクタロニー法、プラーク法、スポッ
ト法及びラジオイムノアッセイ法等の一般に抗体の検出
に用いられている種々の方法に従って行われる。
法、凝集反応法、オクタロニー法、プラーク法、スポッ
ト法及びラジオイムノアッセイ法等の一般に抗体の検出
に用いられている種々の方法に従って行われる。
【0020】かくして得られる所望のモノクローナル抗
体を産生するハイブリドーマは、通常の培地で継代培養
でき、また液体窒素中で長期間保存可能である。
体を産生するハイブリドーマは、通常の培地で継代培養
でき、また液体窒素中で長期間保存可能である。
【0021】該ハイブリドーマからの本発明モノクロー
ナル抗体の採取は、該ハイブリドーマを常法に従って培
養し、その培養上清として、あるいはハイブリドーマを
これと適合性のある哺乳動物に投与して増殖させ、その
腹水として得る方法が採用される。さらに、前記により
得られる抗体は、塩析法、ゲル濾過法、アフィニティー
クロマトグラフィー等の通常の精製手段により精製する
こともできる。
ナル抗体の採取は、該ハイブリドーマを常法に従って培
養し、その培養上清として、あるいはハイブリドーマを
これと適合性のある哺乳動物に投与して増殖させ、その
腹水として得る方法が採用される。さらに、前記により
得られる抗体は、塩析法、ゲル濾過法、アフィニティー
クロマトグラフィー等の通常の精製手段により精製する
こともできる。
【0022】従って、本発明はまた、配列番号1に示さ
れるアミノ酸配列を有する非A非B型肝炎ウイルス非構
造領域NS3ポリペプチド抗原上のエピトープに特異的
に結合するモノクローナル抗体を産生するハイブリドー
マを提供する。
れるアミノ酸配列を有する非A非B型肝炎ウイルス非構
造領域NS3ポリペプチド抗原上のエピトープに特異的
に結合するモノクローナル抗体を産生するハイブリドー
マを提供する。
【0023】ハイブリドーマの具体例として、ハイブリ
ドーマHC7−1H10、HC7−2F4、HC7−3
F9、HC7−1G6及びHC7−3D3を挙げること
ができ、それぞれ、モノクローナル抗体1H10、2F
4、3F9、1G6及び3D3を産生する。これらハイ
ブリドーマは試験例1に示す方法を用いることにより、
配列番号1に示されるアミノ酸配列の一部を特異的に認
識するモノクローナル抗体である。
ドーマHC7−1H10、HC7−2F4、HC7−3
F9、HC7−1G6及びHC7−3D3を挙げること
ができ、それぞれ、モノクローナル抗体1H10、2F
4、3F9、1G6及び3D3を産生する。これらハイ
ブリドーマは試験例1に示す方法を用いることにより、
配列番号1に示されるアミノ酸配列の一部を特異的に認
識するモノクローナル抗体である。
【0024】
【表1】 ハイブリドーマ 認識部位 HC7−1H10 94Met……… 221Met HC7−2F4 221Met…… 253Glu HC7−3F9 94Met……… 253Glu HC7−1G6 94Met……… 253Glu HC7−3D3 49Ser……… 221Met 特に、ハイブリドーマHC7−1H10、HC7−2F
4、HC7−3F9及びHC7−3D3は、平成4年1
2月1日付で微生物工業技術研究所に寄託され、受託番
号として、それぞれ微工研菌寄第13316号、第13
313号、第13315号、及び第13314号が付与
されている。
4、HC7−3F9及びHC7−3D3は、平成4年1
2月1日付で微生物工業技術研究所に寄託され、受託番
号として、それぞれ微工研菌寄第13316号、第13
313号、第13315号、及び第13314号が付与
されている。
【0025】本発明はまた、上記モノクローナル抗体を
用いる非A非B型肝炎ウイルス関連抗原の免疫学的測定
方法を提供する。
用いる非A非B型肝炎ウイルス関連抗原の免疫学的測定
方法を提供する。
【0026】具体的には、この方法は、該抗原を含むと
予想される検体(例えば、血液)と上記定義の1種又は
それ以上のモノクローナル抗体とを接触させ、抗原−抗
体複合体を形成した後、該複合体を検出又は定量するこ
とを包含する。検出又は定量は、慣用的手段、例えば、
放射免疫測定法(RIA)、酵素免疫測定法(EI
A)、凝集法などで実施し得、固相法及びホモジニアス
法のいずれも使用できる。本発明方法により、高感度、
高精度かつ高い特異性をもって非A非B型肝炎ウイルス
非構造領域NS3由来のポリペプチドを、簡易に測定す
ることができる。
予想される検体(例えば、血液)と上記定義の1種又は
それ以上のモノクローナル抗体とを接触させ、抗原−抗
体複合体を形成した後、該複合体を検出又は定量するこ
とを包含する。検出又は定量は、慣用的手段、例えば、
放射免疫測定法(RIA)、酵素免疫測定法(EI
A)、凝集法などで実施し得、固相法及びホモジニアス
法のいずれも使用できる。本発明方法により、高感度、
高精度かつ高い特異性をもって非A非B型肝炎ウイルス
非構造領域NS3由来のポリペプチドを、簡易に測定す
ることができる。
【0027】本発明はさらに、上記定義のモノクローナ
ル抗体を用いる非A非B型肝炎ウイルス関連抗原の精製
方法を提供する。
ル抗体を用いる非A非B型肝炎ウイルス関連抗原の精製
方法を提供する。
【0028】具体的には、この方法は、該モノクローナ
ル抗体を天然または合成高分子担体に結合してアフィニ
ティカラムを形成し、該カラム中に非A非B型肝炎ウイ
ルス関連抗原を含有する液体(例えば、血液や培養菌体
抽出液)を通過させて該抗原を該抗体に結合し、その
後、目的の抗原をカラムから溶離することを包含する。
ここで、好適な担体としてアガロースゲル、セファロー
スなどが挙げられ、また、溶離液として酸性グリシン−
塩酸緩衝液、界面活性剤含有PBS等を使用し得る。抗
体カラムの作製にあたっては、慣用的なCNBr活性化
アガロースゲルの使用が便利である。
ル抗体を天然または合成高分子担体に結合してアフィニ
ティカラムを形成し、該カラム中に非A非B型肝炎ウイ
ルス関連抗原を含有する液体(例えば、血液や培養菌体
抽出液)を通過させて該抗原を該抗体に結合し、その
後、目的の抗原をカラムから溶離することを包含する。
ここで、好適な担体としてアガロースゲル、セファロー
スなどが挙げられ、また、溶離液として酸性グリシン−
塩酸緩衝液、界面活性剤含有PBS等を使用し得る。抗
体カラムの作製にあたっては、慣用的なCNBr活性化
アガロースゲルの使用が便利である。
【0029】上記方法により、非A非B型肝炎ウイルス
非構造領域NS3ポリペプチド抗原を簡易かつ特異的に
精製可能である。
非構造領域NS3ポリペプチド抗原を簡易かつ特異的に
精製可能である。
【0030】
【実施例】本発明を以下の非限定的実施例を参照してさ
らに具体的に説明する。
らに具体的に説明する。
【0031】実施例 1)非A非B型肝炎ウイルス非構造領域(NS3)ポリ
ペプチドの作製 目的の組換えペプチドの調製においては、本出願人の特
願平3−189268号に記載の方法を使用した。即
ち、ベクターpBR322を制限酵素HaeIIで処理し
たpAI153にトリプトファンオペロンプロモータ
ー、E.coli由来のタンパク質(アントラニル酸合
成酵素)断片をコードする遺伝子及び日本人慢性肝炎患
者血清より抽出されたウイルスmRNAからランダムプ
ライマー法によりcDNAを合成し、λgt II ファー
ジでクローニングして非A非B型肝炎ウイルスの非構造
タンパク質をコードする目的cDNAを順次組み込み、
発現ベクターを構築し、この発現ベクターを、塩化カル
シウムによって感受性を付与した宿主E.coli K
12株由来のC600株に導入し、組換え体を得た。そ
の組換え体を培養し、超音波細胞破砕機で菌体破砕し、
抽出したタンパク質をカラムクロマトグラフィー法によ
り精製した。
ペプチドの作製 目的の組換えペプチドの調製においては、本出願人の特
願平3−189268号に記載の方法を使用した。即
ち、ベクターpBR322を制限酵素HaeIIで処理し
たpAI153にトリプトファンオペロンプロモータ
ー、E.coli由来のタンパク質(アントラニル酸合
成酵素)断片をコードする遺伝子及び日本人慢性肝炎患
者血清より抽出されたウイルスmRNAからランダムプ
ライマー法によりcDNAを合成し、λgt II ファー
ジでクローニングして非A非B型肝炎ウイルスの非構造
タンパク質をコードする目的cDNAを順次組み込み、
発現ベクターを構築し、この発現ベクターを、塩化カル
シウムによって感受性を付与した宿主E.coli K
12株由来のC600株に導入し、組換え体を得た。そ
の組換え体を培養し、超音波細胞破砕機で菌体破砕し、
抽出したタンパク質をカラムクロマトグラフィー法によ
り精製した。
【0032】2)ハイブリドーマの製造 前記の方法により得た各非A非B型肝炎ウイルス非構造
領域NS3ペプチドを生理食塩水に溶解し、1.0mg/
mlとし、等量のフロインド完全アジュバントと混和し、
懸濁させた。得られた懸濁液の前記非A非B型肝炎ウイ
ルス非構造領域NS3ペプチド0.01〜0.05mg含
有分を4〜6週令のBALB/c系マウスに腹腔内投与
した。約8週間後、免疫化動物に前記と同じ濃度の非A
非B型肝炎ウイルス非構造領域NS3ペプチドの生理的
食塩水溶液0.005〜0.03mg含有分を尾静脈内に
投与し、投与3日後、免疫動物より無菌的に脾臓を摘出
した。
領域NS3ペプチドを生理食塩水に溶解し、1.0mg/
mlとし、等量のフロインド完全アジュバントと混和し、
懸濁させた。得られた懸濁液の前記非A非B型肝炎ウイ
ルス非構造領域NS3ペプチド0.01〜0.05mg含
有分を4〜6週令のBALB/c系マウスに腹腔内投与
した。約8週間後、免疫化動物に前記と同じ濃度の非A
非B型肝炎ウイルス非構造領域NS3ペプチドの生理的
食塩水溶液0.005〜0.03mg含有分を尾静脈内に
投与し、投与3日後、免疫動物より無菌的に脾臓を摘出
した。
【0033】次に、メッシュを用いて脾臓を個々の細胞
にほぐし、RPMI−1640培地で3回洗浄した。8
−アザグアニン存在下で数日間培養し、復帰突然変異体
を完全に除いた対数増殖期のマウス骨髄腫細胞株P3X
63Ag8[Nature256, 495−497
(1975)]を前記と同様に洗浄後、その1.8×1
07 個と前記脾臓細胞1.0×108 個とを50ml遠心
管に入れ混合した。200×g、5分遠心後、上清を除
去し、37℃に保温したPEG4000(Merck)
50%を含むRPMI−1640培地1mlを加えて細胞
融合させた。
にほぐし、RPMI−1640培地で3回洗浄した。8
−アザグアニン存在下で数日間培養し、復帰突然変異体
を完全に除いた対数増殖期のマウス骨髄腫細胞株P3X
63Ag8[Nature256, 495−497
(1975)]を前記と同様に洗浄後、その1.8×1
07 個と前記脾臓細胞1.0×108 個とを50ml遠心
管に入れ混合した。200×g、5分遠心後、上清を除
去し、37℃に保温したPEG4000(Merck)
50%を含むRPMI−1640培地1mlを加えて細胞
融合させた。
【0034】融合した細胞は、遠心によってPEGを除
いた後、96ウェルプレートを用いて、ヒポキサンチ
ン、アミノプテリン及びチミジン(以下HATと略す)
を含むRPMI−1640培地中で1〜2週間培養し
て、ハイブリドーマのみを増殖させた。その後HATを
含まない培地中で成育させ、約2週間後目的の抗体を産
生するクローンを試験例1に示すELISA法により検
索し、所望の反応特異性を有する本発明のモノクローナ
ル抗体を産生するハイブリドーマを得た。
いた後、96ウェルプレートを用いて、ヒポキサンチ
ン、アミノプテリン及びチミジン(以下HATと略す)
を含むRPMI−1640培地中で1〜2週間培養し
て、ハイブリドーマのみを増殖させた。その後HATを
含まない培地中で成育させ、約2週間後目的の抗体を産
生するクローンを試験例1に示すELISA法により検
索し、所望の反応特異性を有する本発明のモノクローナ
ル抗体を産生するハイブリドーマを得た。
【0035】得られたハイブリドーマをHC7−1H1
0、HC7−2F4、HC7−3F9、HC7−1G6
及びHC7−3D3と命名し、このうちHC7−1G6
を除く4種のハイブリドーマを微生物工業技術研究所に
平成4年12月1日付で寄託した。受託番号は、順番
に、微工研菌寄第13316号、第13313号、第1
3315号及び第13314号を付与された。
0、HC7−2F4、HC7−3F9、HC7−1G6
及びHC7−3D3と命名し、このうちHC7−1G6
を除く4種のハイブリドーマを微生物工業技術研究所に
平成4年12月1日付で寄託した。受託番号は、順番
に、微工研菌寄第13316号、第13313号、第1
3315号及び第13314号を付与された。
【0036】ウサギ抗マウスIg各イソタイプ抗体(Z
ymed社)を用いた二重免疫拡散法により、これらの
ハイブリドーマの産生するモノクローナル抗体(1H1
0、1G6、2F4、3F9及び3D3)のイソタイプ
はIgG1であることが明らかとなった。
ymed社)を用いた二重免疫拡散法により、これらの
ハイブリドーマの産生するモノクローナル抗体(1H1
0、1G6、2F4、3F9及び3D3)のイソタイプ
はIgG1であることが明らかとなった。
【0037】試験例1.ELISA法による抗体の反応
性の検定 免疫抗原として用いた非A非B型肝炎ウイルス非構造領
域NS3ポリペプチドを、リン酸緩衝液pH7.4(P
BS)に溶解し、濃度1μg/mlとしたものを、96
穴マイクロプレートの各ウェルに50μlずつ分注し、
4℃で一晩吸着させた。吸着後、0.05% Twee
n−20含有PBS(−)(T−PBS)で3回洗浄
し、3%ゼラチン含有PBS(−)を1ウェル200μ
lずつ分注し、室温で1時間処理した。
性の検定 免疫抗原として用いた非A非B型肝炎ウイルス非構造領
域NS3ポリペプチドを、リン酸緩衝液pH7.4(P
BS)に溶解し、濃度1μg/mlとしたものを、96
穴マイクロプレートの各ウェルに50μlずつ分注し、
4℃で一晩吸着させた。吸着後、0.05% Twee
n−20含有PBS(−)(T−PBS)で3回洗浄
し、3%ゼラチン含有PBS(−)を1ウェル200μ
lずつ分注し、室温で1時間処理した。
【0038】3%ゼラチン含有PBS(−)を除き、ハ
イブリドーマ培養上清、また、粗製または精製モノクロ
ーナル抗体等を各々50μlずつウェルに加え、室温で
1時間反応させた。反応後、T−PBSで3回洗浄し、
2%ポリビニルピロリドン、0.05%Tween−2
0含有PBS(−)で5,000倍に希釈した酵素標識
抗マウスIgG+M抗体(Jackson社)を1ウェ
ルにつき50μl加え、室温で1時間反応させた。未反
応抗体をT−PBSで3回洗浄することにより除き、オ
ルトフェニレンジアミン溶液(和光純薬社)を1ウェル
に50μlずつ加え反応させ、室温10〜30分後20
%硫酸溶液で反応を停止させ、波長492nmにおける
吸光度(A492)を測定し、抗体の反応を検定した。
イブリドーマ培養上清、また、粗製または精製モノクロ
ーナル抗体等を各々50μlずつウェルに加え、室温で
1時間反応させた。反応後、T−PBSで3回洗浄し、
2%ポリビニルピロリドン、0.05%Tween−2
0含有PBS(−)で5,000倍に希釈した酵素標識
抗マウスIgG+M抗体(Jackson社)を1ウェ
ルにつき50μl加え、室温で1時間反応させた。未反
応抗体をT−PBSで3回洗浄することにより除き、オ
ルトフェニレンジアミン溶液(和光純薬社)を1ウェル
に50μlずつ加え反応させ、室温10〜30分後20
%硫酸溶液で反応を停止させ、波長492nmにおける
吸光度(A492)を測定し、抗体の反応を検定した。
【0039】結果を図1に示す。モノクローナル抗体1
H10、1G6、2F4及び3F9は、抗体濃度約0.
2μg/mlで2.5〜2.6(max)の吸光度(4
92nm)を与え、また、モノクローナル抗体3D3は
同じ濃度で約2.0(max)の吸光度を与えた。
H10、1G6、2F4及び3F9は、抗体濃度約0.
2μg/mlで2.5〜2.6(max)の吸光度(4
92nm)を与え、また、モノクローナル抗体3D3は
同じ濃度で約2.0(max)の吸光度を与えた。
【0040】試験例2.ウェスタン・ブロッティング法
による抗体の反応特異性の証明 非A非B型肝炎ウイルス非構造領域NS3ポリペプチド
粗製物を、ドデシル硫酸ナトリウムを用いる電気泳動法
(SDS−PAGE法)により電気泳動後、ゲルをポリ
ビニリデンジフルオリド(PVDF)膜と密着させ、ゲ
ル側を陰極、PVDF膜側を陽極として、トランスファ
ーし、ゲルに泳動されたタンパク質をPVDF膜に転写
した。
による抗体の反応特異性の証明 非A非B型肝炎ウイルス非構造領域NS3ポリペプチド
粗製物を、ドデシル硫酸ナトリウムを用いる電気泳動法
(SDS−PAGE法)により電気泳動後、ゲルをポリ
ビニリデンジフルオリド(PVDF)膜と密着させ、ゲ
ル側を陰極、PVDF膜側を陽極として、トランスファ
ーし、ゲルに泳動されたタンパク質をPVDF膜に転写
した。
【0041】転写されたPVDF膜を4%ブロックエー
ス(雪印乳業社)、2%BSA含有0.1Mリン酸緩衝
液(pH7.4)に4℃で一晩浸してブロッキングを行
い、0.05%Tween−20含有トリス塩酸緩衝液
(pH7.0)洗浄後、1次抗体として前記2)により
得られたハイブリドーマから調製されたモノクローナル
抗体を室温で1時間反応させた。
ス(雪印乳業社)、2%BSA含有0.1Mリン酸緩衝
液(pH7.4)に4℃で一晩浸してブロッキングを行
い、0.05%Tween−20含有トリス塩酸緩衝液
(pH7.0)洗浄後、1次抗体として前記2)により
得られたハイブリドーマから調製されたモノクローナル
抗体を室温で1時間反応させた。
【0042】反応後、膜をT−TBSでよく洗浄し、2
%ポリビニルピロリドン、0.05%Tween−20
含PBS(−)で5000倍希釈した酵素標識抗マウス
IgG+M抗体(Jackson社)を2次抗体とし、
室温で1時間反応させた。ついで、PVDF膜をT−T
BSで洗浄し、0.1%4−クロロ−1−ナフトール溶
液及び0.2%過酸化水素水溶液により発色させた。
%ポリビニルピロリドン、0.05%Tween−20
含PBS(−)で5000倍希釈した酵素標識抗マウス
IgG+M抗体(Jackson社)を2次抗体とし、
室温で1時間反応させた。ついで、PVDF膜をT−T
BSで洗浄し、0.1%4−クロロ−1−ナフトール溶
液及び0.2%過酸化水素水溶液により発色させた。
【0043】なお、陽性対照として非A非B型肝炎患者
血清を用い、また、陰性対照として抗マウスIgG抗体
に代えて、抗ヒトIgG抗体を用いた。
血清を用い、また、陰性対照として抗マウスIgG抗体
に代えて、抗ヒトIgG抗体を用いた。
【0044】結果を図2に示す。モノクローナル抗体1
G6、1H10、2F4、3D3及び3F9のいずれも
が、陽性対照と同様に、サイズ30kDa付近のバンド
とのみ抗原−抗体複合体を形成することが判明した。陰
性対照は全く発色しなかった。
G6、1H10、2F4、3D3及び3F9のいずれも
が、陽性対照と同様に、サイズ30kDa付近のバンド
とのみ抗原−抗体複合体を形成することが判明した。陰
性対照は全く発色しなかった。
【0045】試験例3.抗体による阻害の証明 ヒト非A非B型肝炎ウイルス非構造領域NS3ペプチド
を感作したプレートに精製モノクローナル抗体0.1μ
g/ml、1μg/ml、5μg/ml、10μg/m
l濃度で各々100μlずつウエルに加え、室温で1時
間反応させた後、T−PBSで3回洗浄し、イムチェッ
クHCVAbキット(国際試薬(株))測定法に準じて
測定を行った。このとき、使用したモノクローナル抗体
は2F4、3D3、及び2F4/3D3混合物であっ
た。また、抗血清として、非A非B型肝炎患者血清(N
o.27,28,29,30及び31)を用いた。
を感作したプレートに精製モノクローナル抗体0.1μ
g/ml、1μg/ml、5μg/ml、10μg/m
l濃度で各々100μlずつウエルに加え、室温で1時
間反応させた後、T−PBSで3回洗浄し、イムチェッ
クHCVAbキット(国際試薬(株))測定法に準じて
測定を行った。このとき、使用したモノクローナル抗体
は2F4、3D3、及び2F4/3D3混合物であっ
た。また、抗血清として、非A非B型肝炎患者血清(N
o.27,28,29,30及び31)を用いた。
【0046】結果を図3に示す。いずれの抗体を用いて
も、濃度依存的に抗原−抗体複合体レベル(A492/
600)が低下したことから、本モノクローナル抗体は
NS3ポリペプチド抗原に結合すること、即ち該抗血清
の結合を阻害することが明瞭である。抗体混合物を使用
する場合には、阻害効果はさらに顕著であることが分か
る。
も、濃度依存的に抗原−抗体複合体レベル(A492/
600)が低下したことから、本モノクローナル抗体は
NS3ポリペプチド抗原に結合すること、即ち該抗血清
の結合を阻害することが明瞭である。抗体混合物を使用
する場合には、阻害効果はさらに顕著であることが分か
る。
【0047】試験例4.抗体による非A非B型肝炎ウイ
ルス非構造領域NS3ポリペプチドの定量 マイクロプレートに精製したモノクローナル抗体1μg
/ml濃度で50μlずつウエルに加え、室温1時間も
しくは4℃1晩反応させた後、T−PBSで3回洗浄
し、1%BSA含有PBS(−)を、1ウエル200μ
lずつ分注し、室温で1時間処理する。
ルス非構造領域NS3ポリペプチドの定量 マイクロプレートに精製したモノクローナル抗体1μg
/ml濃度で50μlずつウエルに加え、室温1時間も
しくは4℃1晩反応させた後、T−PBSで3回洗浄
し、1%BSA含有PBS(−)を、1ウエル200μ
lずつ分注し、室温で1時間処理する。
【0048】1%BSA含有PBS(−)を除き、非A
非B型肝炎ウイルス非構造領域NS3ポリペプチド含有
溶液を1ウエル50μl加え、室温で1時間反応させ
た。反応後、T−PBSで3回洗浄し、プレートに感作
したモノクローナル抗体と認識部位の異なるモノクロー
ナル抗体にビオチン(PIERE社)を結合させたもの
を1ウエル50μl加え、室温で1時間反応させた後、
T−PBSで3回洗浄し、2%ポリビニルピロリドン、
0.05%Tween−20含有PBS(−)で200
0倍に希釈したペルオキシダーゼ標識アビジン(Vec
tor社)を1ウエルに50μlずつ加え室温で1時間
反応させた。反応後、T−PBSで3回洗浄し、オルト
フェニレンジアミン溶液(和光純薬)を1ウエルに50
μlずつ加え反応させ、室温10〜30分後20%硫酸
溶液で反応を停止させ、波長492nmにおける吸光度
(A492)を測定することにより非A非B型肝炎ウイ
ルス非構造領域NS3ポリペプチドを測定した。
非B型肝炎ウイルス非構造領域NS3ポリペプチド含有
溶液を1ウエル50μl加え、室温で1時間反応させ
た。反応後、T−PBSで3回洗浄し、プレートに感作
したモノクローナル抗体と認識部位の異なるモノクロー
ナル抗体にビオチン(PIERE社)を結合させたもの
を1ウエル50μl加え、室温で1時間反応させた後、
T−PBSで3回洗浄し、2%ポリビニルピロリドン、
0.05%Tween−20含有PBS(−)で200
0倍に希釈したペルオキシダーゼ標識アビジン(Vec
tor社)を1ウエルに50μlずつ加え室温で1時間
反応させた。反応後、T−PBSで3回洗浄し、オルト
フェニレンジアミン溶液(和光純薬)を1ウエルに50
μlずつ加え反応させ、室温10〜30分後20%硫酸
溶液で反応を停止させ、波長492nmにおける吸光度
(A492)を測定することにより非A非B型肝炎ウイ
ルス非構造領域NS3ポリペプチドを測定した。
【0049】結果を図4に示す。図4から、モノクロー
ナル抗体は、非A非B型肝炎ウイルス非構造領域NS3
ポリペプチドと濃度依存的に抗原抗体反応することがわ
かる。このことは、該抗体を該NS3ポリペプチドの定
量に使用できることを示している。
ナル抗体は、非A非B型肝炎ウイルス非構造領域NS3
ポリペプチドと濃度依存的に抗原抗体反応することがわ
かる。このことは、該抗体を該NS3ポリペプチドの定
量に使用できることを示している。
【0050】3)モノクローナル抗体の大量調製 前記2)で得られたハイブリドーマからモノクローナル
抗体を大量調製するには次の方法によった。
抗体を大量調製するには次の方法によった。
【0051】(i)細胞培養による方法 前記2)で得られたクローンをRPMI−1640培地
にて、5%炭酸ガスインキュベーター中で37℃、48
時間培養し、培養液を1500×g、10分遠心分離す
ることにより、目的のモノクローナル抗体を含む培養上
清を得る。
にて、5%炭酸ガスインキュベーター中で37℃、48
時間培養し、培養液を1500×g、10分遠心分離す
ることにより、目的のモノクローナル抗体を含む培養上
清を得る。
【0052】(ii)マウス腹水による方法 前記2)で得られたクローンから、細胞3×105 〜1
×106 個を、あらかじめプリスタン(Aldrich
Chemicals社製)を接種しておいたBalb
/c系マウスに腹腔内投与した。10〜14日後、蓄積
した腹水を採取し、本発明抗体を含む腹水を得た。
×106 個を、あらかじめプリスタン(Aldrich
Chemicals社製)を接種しておいたBalb
/c系マウスに腹腔内投与した。10〜14日後、蓄積
した腹水を採取し、本発明抗体を含む腹水を得た。
【0053】4)モノクローナル抗体による非A非B型
肝炎ウイルス関連抗原の精製 本抗体を、炭酸緩衝液(pH8.5)に5〜10μg/
ml溶解したものをCNBr活性化アガロースゲル(膨
潤体積1ml)に加え、4℃で一晩撹拌しながら反応さ
せる。ゲルに結合しなかった抗体を遠心除去し、0.2
Mグリシン緩衝液(pH8.5)をゲル溶液に等量混合
し、室温2時間撹拌しながら反応させる。反応後、炭酸
緩衝液(pH8.5)で洗浄し、0.2Mグリシン緩衝
液(pH8.5)で洗浄する。同様の操作を2〜3回繰
り返す。
肝炎ウイルス関連抗原の精製 本抗体を、炭酸緩衝液(pH8.5)に5〜10μg/
ml溶解したものをCNBr活性化アガロースゲル(膨
潤体積1ml)に加え、4℃で一晩撹拌しながら反応さ
せる。ゲルに結合しなかった抗体を遠心除去し、0.2
Mグリシン緩衝液(pH8.5)をゲル溶液に等量混合
し、室温2時間撹拌しながら反応させる。反応後、炭酸
緩衝液(pH8.5)で洗浄し、0.2Mグリシン緩衝
液(pH8.5)で洗浄する。同様の操作を2〜3回繰
り返す。
【0054】このようにして作製した抗体結合カラムに
上記1)の方法等に準じて調製した形質転換体培養物か
らの抽出蛋白質溶液を添加し、0.5%Tween−8
0含有PBS(−)で溶出したピークを、1Mトリス塩
酸緩衝液(pH8.0)で直ちに中和する。
上記1)の方法等に準じて調製した形質転換体培養物か
らの抽出蛋白質溶液を添加し、0.5%Tween−8
0含有PBS(−)で溶出したピークを、1Mトリス塩
酸緩衝液(pH8.0)で直ちに中和する。
【0055】これにより、純度90%以上の非A非B型
肝炎ウイルス非構造領域NS3ポリペプチド抗原が精製
された。
肝炎ウイルス非構造領域NS3ポリペプチド抗原が精製
された。
【0056】
【発明の効果】本発明のモノクローナル抗体は、高感
度、高精度かつ高い特異性をもって検体中の非A非B型
肝炎ウイルス非構造領域NS3由来のポリペプチド抗原
を検出、定量することができるだけでなく、種々の由来
の該ポリペプチド抗原の有効な精製にも使用できる利点
をもつ。
度、高精度かつ高い特異性をもって検体中の非A非B型
肝炎ウイルス非構造領域NS3由来のポリペプチド抗原
を検出、定量することができるだけでなく、種々の由来
の該ポリペプチド抗原の有効な精製にも使用できる利点
をもつ。
【0057】
配列番号:1 配列の長さ:253 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:タンパク質 配列 Gln Ser Phe Gln Val Ala His Leu His Ala Pro Thr Gly Ser Gly Lys 1 5 10 15 Ser Thr Lys Val Pro Ala Ala Tyr Ala Ser Gln Gly Tyr Lys Val Leu 20 25 30 Val Leu Asn Pro Ser Val Ala Ala Thr Leu Gly Phe Gly Ala Tyr Met 35 40 45 Ser Lys Ala His Gly Thr Asp Pro Asn Ile Arg Thr Gly Val Arg Thr 50 55 60 Ile Thr Thr Gly Ala Pro Ile Thr Tyr Ser Thr Tyr Gly Lys Phe Leu 65 70 75 80 Ala Asp Gly Gly Cys Ser Gly Gly Ala Tyr Asp Ile Ile Met Cys Asp 85 90 95 Glu Cys His Ser Thr Asp Ala Thr Ser Ile Leu Gly Ile Gly Thr Val 100 105 110 Leu Asp Gln Ala Glu Thr Ala Gly Ala Arg Leu Val Val Leu Ala Thr 115 120 125 Ala Thr Pro Pro Gly Ser Val Thr Val Pro His Pro Asn Ile Glu Glu 130 135 140 Val Ala Leu Ser Asn Thr Gly Glu Ile Pro Phe Tyr Gly Lys Gly Ile 145 150 155 160 Pro Ile Glu Val Ile Lys Gly Gly Arg His Leu Ile Phe Cys His Ser 165 170 175 Lys Lys Lys Cys Asp Glu Leu Ala Ala Lys Leu Ser Gly Leu Gly Ile 180 185 190 Asn Ala Val Ala Tyr Tyr Arg Gly Leu Asp Val Ser Val Ile Pro Thr 195 200 205 Ser Gly Asp Val Val Val Val Ala Thr Asp Ala Leu Met Thr Gly Tyr 210 215 220 Thr Gly Asp Phe Asp Ser Val Ile Asp Cys Asn Thr Cys Val Thr Gln 225 230 235 240 Thr Val Asp Phe Ser Leu Asp Pro Thr Phe Thr Ile Glu 245 250
【図1】この図は、モノクローナル抗体1H10、1G
6、2F4、3F9及び3D3の抗体力価を、免疫抗原
として非A非B型肝炎ウイルス非構造領域NS3ポリペ
プチドを用い、ELISA法で測定した結果を示す。
6、2F4、3F9及び3D3の抗体力価を、免疫抗原
として非A非B型肝炎ウイルス非構造領域NS3ポリペ
プチドを用い、ELISA法で測定した結果を示す。
【図2】この図は、モノクローナル抗体1H10、1G
6、2F4、3F9及び3D3の非A非B型肝炎ウイル
ス非構造領域NS3ペプチドとの反応特異性を、ウェス
タン・ブロット法で立証した図である。
6、2F4、3F9及び3D3の非A非B型肝炎ウイル
ス非構造領域NS3ペプチドとの反応特異性を、ウェス
タン・ブロット法で立証した図である。
【図3】この図は、モノクローナル抗体2F4、3D3
及び2F4/3D3混合物による、非A非B型肝炎ウイ
ルス非構造領域NS3抗原ポリペプチドと非A非B型肝
炎患者血清との結合阻害を立証した図である。
及び2F4/3D3混合物による、非A非B型肝炎ウイ
ルス非構造領域NS3抗原ポリペプチドと非A非B型肝
炎患者血清との結合阻害を立証した図である。
【図4】この図は、モノクローナル抗体2F4、3D3
による、非A非B型肝炎ウイルス非構造領域NS3ポリ
ペプチドの定量を立証した図である。
による、非A非B型肝炎ウイルス非構造領域NS3ポリ
ペプチドの定量を立証した図である。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G01N 33/577 B 9015−2J // C12N 15/06 (C12P 21/08 C12R 1:91) (72)発明者 山本 隆幸 兵庫県神戸市西区室谷1丁目1番2 国際 試薬株式会社研究開発センター内 (72)発明者 森 浩之 兵庫県神戸市西区室谷1丁目1番2 国際 試薬株式会社研究開発センター内 (72)発明者 太田 陽介 兵庫県神戸市西区室谷1丁目1番2 国際 試薬株式会社研究開発センター内
Claims (6)
- 【請求項1】 配列番号1に示されるアミノ酸配列を有
する非A非B型肝炎ウイルス非構造領域NS3ポリペプ
チド抗原上のエピトープに特異的に結合するモノクロー
ナル抗体。 - 【請求項2】 モノクローナル抗体HC7−1H10、
HC7−2F4、HC7−3F9、HC7−1G6及び
HC7−3D3から成る群から選択されるハイブリドー
マによって分泌される請求項1記載のモノクローナル抗
体。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載のモノクローナル抗
体を産生するハイブリドーマ。 - 【請求項4】 ハイブリドーマがHC7−1H10、H
C7−2F4、HC7−3F9、HC7−1G6又はH
C7−3D3である、請求項3記載のハイブリドーマ。 - 【請求項5】 非A非B型肝炎ウイルス関連抗原の免疫
学的測定方法であって、該抗原を含むと予想される検体
と請求項1又は2記載の1種又はそれ以上のモノクロー
ナル抗体とを接触させ、抗原−抗体複合体を形成した
後、該複合体を検出又は定量する、ことを包含する方
法。 - 【請求項6】 請求項1又は2記載のモノクローナル抗
体を、天然又は合成高分子担体に結合してアフィニティ
カラムを形成し、該カラム中に非A非B型肝炎ウイルス
関連抗原を含有する液体を通過させて該抗原を該抗体に
結合し、その後、該抗原をカラムから溶離する、ことを
包含する非A非B型肝炎ウイルス関連抗原の精製方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4350455A JPH06169792A (ja) | 1992-12-03 | 1992-12-03 | 非a非b型肝炎ウイルス非構造領域ns3に対するモノクローナル抗体、これを産生するハイブリドーマ並びに該モノクローナル抗体を用いる該ウイルス抗原の測定及び精製方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4350455A JPH06169792A (ja) | 1992-12-03 | 1992-12-03 | 非a非b型肝炎ウイルス非構造領域ns3に対するモノクローナル抗体、これを産生するハイブリドーマ並びに該モノクローナル抗体を用いる該ウイルス抗原の測定及び精製方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06169792A true JPH06169792A (ja) | 1994-06-21 |
Family
ID=18410614
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4350455A Pending JPH06169792A (ja) | 1992-12-03 | 1992-12-03 | 非a非b型肝炎ウイルス非構造領域ns3に対するモノクローナル抗体、これを産生するハイブリドーマ並びに該モノクローナル抗体を用いる該ウイルス抗原の測定及び精製方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06169792A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997007400A1 (en) * | 1995-08-21 | 1997-02-27 | Teikoku Seiyaku Kabushiki Kaisha | Reagent for examining agglutination of virus and kit for virus examination |
| JP2018145437A (ja) * | 2013-05-29 | 2018-09-20 | Jsr株式会社 | 洗浄用組成物、タンパク質精製方法、及びタンパク質 |
-
1992
- 1992-12-03 JP JP4350455A patent/JPH06169792A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997007400A1 (en) * | 1995-08-21 | 1997-02-27 | Teikoku Seiyaku Kabushiki Kaisha | Reagent for examining agglutination of virus and kit for virus examination |
| JP2018145437A (ja) * | 2013-05-29 | 2018-09-20 | Jsr株式会社 | 洗浄用組成物、タンパク質精製方法、及びタンパク質 |
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