JPH0617009Y2 - 可変容量形圧縮機の圧力調整弁 - Google Patents
可変容量形圧縮機の圧力調整弁Info
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- JPH0617009Y2 JPH0617009Y2 JP1989101194U JP10119489U JPH0617009Y2 JP H0617009 Y2 JPH0617009 Y2 JP H0617009Y2 JP 1989101194 U JP1989101194 U JP 1989101194U JP 10119489 U JP10119489 U JP 10119489U JP H0617009 Y2 JPH0617009 Y2 JP H0617009Y2
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は例えばカークーラー等の圧縮機の冷媒の吐出流
量を制御する可変容量形圧縮機の圧力調整弁に関する。
量を制御する可変容量形圧縮機の圧力調整弁に関する。
従来、この種圧力調整弁は特公昭62−40555号公
報に開示されている。
報に開示されている。
即ち、この従来の圧力調整弁を第2図について説明する
と、この圧力調整弁は圧縮機の吐出圧力が一定である
時、ベローズ室1内に孔1aを通じてかかる圧縮機吸入
圧力が設定した制御点以下になると、ベローズ2内のば
ね3の弾力によりベローズ2が伸張して、第1の作動棒
4を介して吸入圧力側の第2弁体5を閉弁すると共に、
この第2弁体5と一体の第2の作動棒6により吐出圧力
側の第1弁体7を開弁する。
と、この圧力調整弁は圧縮機の吐出圧力が一定である
時、ベローズ室1内に孔1aを通じてかかる圧縮機吸入
圧力が設定した制御点以下になると、ベローズ2内のば
ね3の弾力によりベローズ2が伸張して、第1の作動棒
4を介して吸入圧力側の第2弁体5を閉弁すると共に、
この第2弁体5と一体の第2の作動棒6により吐出圧力
側の第1弁体7を開弁する。
弁本体10の室DとD′とは夫々通路8,9を介して圧
縮機の制御室に連通しているから、第1弁体7が開弁し
た状態では、制御室と吸入圧力との差圧が大きくなり、
圧縮機のウオブル板の傾斜角度が減少し、ピストンのス
トローク量が小さくなって、圧縮機の吐出流量を減少さ
せ、吸入圧力を制御点圧力に近づけるように制御する。
縮機の制御室に連通しているから、第1弁体7が開弁し
た状態では、制御室と吸入圧力との差圧が大きくなり、
圧縮機のウオブル板の傾斜角度が減少し、ピストンのス
トローク量が小さくなって、圧縮機の吐出流量を減少さ
せ、吸入圧力を制御点圧力に近づけるように制御する。
また、設定した制御点以上の吸入圧力である時には、前
記とは逆に第1弁体7が閉弁し、第2弁体5が開弁され
て、制御室圧力と吸入圧力との差圧が小さくなり、前記
と逆の作用で圧縮機の吐出流量を増大させて、吸入圧力
を制御点圧力に近づけるように制御するものである。
記とは逆に第1弁体7が閉弁し、第2弁体5が開弁され
て、制御室圧力と吸入圧力との差圧が小さくなり、前記
と逆の作用で圧縮機の吐出流量を増大させて、吸入圧力
を制御点圧力に近づけるように制御するものである。
然し乍ら、前記従来の圧力調整弁にあっては、圧縮機制
御室と連通する通路8,9が大径で短かいので、吐出圧
力や吸入圧力の変動時に制御室圧力と吸入圧力との差圧
が急激に変化し、ハンチングの原因となる。また、前記
第1弁体7又は第2弁体5が開弁した場合、最大流量の
規制が困難であり、このため圧縮機の吐出流量の円滑な
制御ができない問題があった。
御室と連通する通路8,9が大径で短かいので、吐出圧
力や吸入圧力の変動時に制御室圧力と吸入圧力との差圧
が急激に変化し、ハンチングの原因となる。また、前記
第1弁体7又は第2弁体5が開弁した場合、最大流量の
規制が困難であり、このため圧縮機の吐出流量の円滑な
制御ができない問題があった。
更に、前記のような圧力調整弁にあっては、各弁体5,
7と各作動棒4,6及びベローズ2等の機能部品を所定
の位置に組立るのに弁本体10を第1弁本体10aと第
2弁本体10bとベローズカバー1との三分割構造にせ
ざるを得ず、圧入やカシメ等により一体化する必要があ
るため、各弁座の間隔寸法や弁本体10の同心度等を精
度よく製作するためには非常に多くの困難が伴い、組立
工数がかかるという欠点があった。
7と各作動棒4,6及びベローズ2等の機能部品を所定
の位置に組立るのに弁本体10を第1弁本体10aと第
2弁本体10bとベローズカバー1との三分割構造にせ
ざるを得ず、圧入やカシメ等により一体化する必要があ
るため、各弁座の間隔寸法や弁本体10の同心度等を精
度よく製作するためには非常に多くの困難が伴い、組立
工数がかかるという欠点があった。
又、前記従来のものにあっては、第1の作動棒4の上端
尖鋭部と第2弁体5の弁ピンポケット部が嵌合している
ので、ベローズ2が弁作動方向に対して傾斜し且つ横方
向に変位した場合、ベローズ部から弁部に対し弁作動方
向とは異なる力成分が加わり、制御に対する応答性が悪
くなるという問題があった。
尖鋭部と第2弁体5の弁ピンポケット部が嵌合している
ので、ベローズ2が弁作動方向に対して傾斜し且つ横方
向に変位した場合、ベローズ部から弁部に対し弁作動方
向とは異なる力成分が加わり、制御に対する応答性が悪
くなるという問題があった。
本考案は前記のような課題を解決するために案出された
もので、圧縮機11の吐出室15と連通する第1の弁室
18と、この第1の弁室18と流路20を介して連通す
る第2の弁室19と、圧縮機11の吸入室14と孔44
を介して連通するベローズ室30とを有する一体形の弁
本体17を備え、この弁本体17に前記流路20に開口
し前記圧縮機11の制御室16と連通する小径で細長い
通路21を設け、第1の弁室18には前記流路20側に
ばね付勢される第1の弁体22を組込み、第2の弁室1
9にはベローズ室30側にばね付勢される第2の弁体2
5を組込み、前記ベローズ室30には第2の弁体25側
にばね35と共に伸張するベローズ31を組込んだこ
と、第2の弁室19と前記ベローズ室30を連通する連
通孔29を有し、第2の弁体25が弁本体17内を軸方
向に摺動して、その一端突出部Aが前記第1の弁体22
と当接し、他端がベローズ31に設けられた受け33に
当接し、該受け33が前記第2の弁体25に対し弁体作
動方向及び該作動方向と直交する方向に相対移動可能に
なっていることを特徴とする。
もので、圧縮機11の吐出室15と連通する第1の弁室
18と、この第1の弁室18と流路20を介して連通す
る第2の弁室19と、圧縮機11の吸入室14と孔44
を介して連通するベローズ室30とを有する一体形の弁
本体17を備え、この弁本体17に前記流路20に開口
し前記圧縮機11の制御室16と連通する小径で細長い
通路21を設け、第1の弁室18には前記流路20側に
ばね付勢される第1の弁体22を組込み、第2の弁室1
9にはベローズ室30側にばね付勢される第2の弁体2
5を組込み、前記ベローズ室30には第2の弁体25側
にばね35と共に伸張するベローズ31を組込んだこ
と、第2の弁室19と前記ベローズ室30を連通する連
通孔29を有し、第2の弁体25が弁本体17内を軸方
向に摺動して、その一端突出部Aが前記第1の弁体22
と当接し、他端がベローズ31に設けられた受け33に
当接し、該受け33が前記第2の弁体25に対し弁体作
動方向及び該作動方向と直交する方向に相対移動可能に
なっていることを特徴とする。
本考案は前記のような手段を有しているから、吐出圧力
Pdと吸入圧力Psの双方に応答し、ベローズ31の作
動により吐出圧力側の弁体及び吸入圧力側の弁体、即ち
第1,第2の弁体22,25が流路20を開閉する。
Pdと吸入圧力Psの双方に応答し、ベローズ31の作
動により吐出圧力側の弁体及び吸入圧力側の弁体、即ち
第1,第2の弁体22,25が流路20を開閉する。
即ち、一定の吐出圧力Pdの場合、熱負荷が減少又は圧
縮機21の回転数が増大し、設定した制御点以下の吸入
圧力Psになった時には、ベローズ31は伸張して第2
の弁体25が閉弁し、更に該第2弁体25の一端突出部
Aを介して第1の弁体22が開弁する。
縮機21の回転数が増大し、設定した制御点以下の吸入
圧力Psになった時には、ベローズ31は伸張して第2
の弁体25が閉弁し、更に該第2弁体25の一端突出部
Aを介して第1の弁体22が開弁する。
このため、圧縮機11の吐出室15と制御室16とが流
路20及び弁本体17に設けられた小径で細長い通路2
1を経て連通し、制御室圧力Pcと吸入圧力Psとの差
圧が大きくなり、前記と同様にウオブル板12aの傾斜
角度を小さくして圧縮機11の吐出流量を減少させる。
路20及び弁本体17に設けられた小径で細長い通路2
1を経て連通し、制御室圧力Pcと吸入圧力Psとの差
圧が大きくなり、前記と同様にウオブル板12aの傾斜
角度を小さくして圧縮機11の吐出流量を減少させる。
また、逆に吸入圧力Psが設定した制御点以上になる
と、ベローズ31は収縮し、第2の弁体25が第2のば
ね28の弾力で下降開弁し、第1の弁体22が第1のば
ね23の弾力により下降閉弁する。このため、ベローズ
室30は弁本体17に設けられた孔44、第2の弁体2
5に設けられた連通孔29、弁本体17に設けられた流
路20及び小径で細長い通路21を経て制御室16と連
通し、制御室圧力Pcと吸入圧力Psとの差圧が小さく
なり、ウオブル板12aの傾斜角度を大きくして圧縮機
11の吐出流量を増大させる。
と、ベローズ31は収縮し、第2の弁体25が第2のば
ね28の弾力で下降開弁し、第1の弁体22が第1のば
ね23の弾力により下降閉弁する。このため、ベローズ
室30は弁本体17に設けられた孔44、第2の弁体2
5に設けられた連通孔29、弁本体17に設けられた流
路20及び小径で細長い通路21を経て制御室16と連
通し、制御室圧力Pcと吸入圧力Psとの差圧が小さく
なり、ウオブル板12aの傾斜角度を大きくして圧縮機
11の吐出流量を増大させる。
この時、第2の弁体25の突出部Aの長さを設計により
適宜選べるから、第1の弁体22が閉弁する前に第2の
弁体25を開弁させることができ、また目的に応じて前
記突出部Aの長さの選び方により適当な圧力特性のもの
を任意に選べる。
適宜選べるから、第1の弁体22が閉弁する前に第2の
弁体25を開弁させることができ、また目的に応じて前
記突出部Aの長さの選び方により適当な圧力特性のもの
を任意に選べる。
また、流路20と制御室16とを連通する小径で細長い
通路21は、流体の絞り作用があり、制御室圧力Pcと
吸入圧力Psの差圧の急激な変動が押えられ、可変容量
形圧縮機11の制御を安定に行うことができる。
通路21は、流体の絞り作用があり、制御室圧力Pcと
吸入圧力Psの差圧の急激な変動が押えられ、可変容量
形圧縮機11の制御を安定に行うことができる。
更に弁本体17を一体形にしたから、工作性及び組立性
が良く精度も向上できる。
が良く精度も向上できる。
更にまた、本考案による時は、第2の弁体25とベロー
ズ31の受け33が弁作動方向とは直角方向に相対移動
可能に当接されているので、ベローズ31が弁作動方向
に対して横方向に変位した時は、前記弁体25と受け3
3との当接位置が移動し、ベローズ31から弁体25に
対しては弁作動方向にのみ力が加わり、第2弁体25と
弁本体17との間の摺動部にベローズ31の傾斜や横方
向の変位に起因する摩擦が生ぜず応答性を良くすること
ができる。
ズ31の受け33が弁作動方向とは直角方向に相対移動
可能に当接されているので、ベローズ31が弁作動方向
に対して横方向に変位した時は、前記弁体25と受け3
3との当接位置が移動し、ベローズ31から弁体25に
対しては弁作動方向にのみ力が加わり、第2弁体25と
弁本体17との間の摺動部にベローズ31の傾斜や横方
向の変位に起因する摩擦が生ぜず応答性を良くすること
ができる。
以下、本考案の一実施例を第1図に従い具体的に説明す
る。
る。
図中11は可変容量形圧縮機で、ウオブル板12a、ド
ライブハブ12b、ピストン13、吸入室14、吐出室
15、制御室16を有し、前記ドライブハブ12bが回
転すると、ピストン13が往復動し、吐出室15から吐
出された冷媒が図示しない凝縮機、蒸発器に供給されて
所定の冷房を行い吸入室14に戻るように構成されてい
る。
ライブハブ12b、ピストン13、吸入室14、吐出室
15、制御室16を有し、前記ドライブハブ12bが回
転すると、ピストン13が往復動し、吐出室15から吐
出された冷媒が図示しない凝縮機、蒸発器に供給されて
所定の冷房を行い吸入室14に戻るように構成されてい
る。
17は前記圧縮機11の弁ハウジング(図示せず)に内
装される本考案による圧力調整弁の本体で、この弁本体
17は圧縮機11の吐出室15と連通する第1の弁室1
8と、第1の弁室18と流路20を介して連通する第2
の弁室19と、圧縮機11の吸入室14と孔44を介し
て連通するベローズ室30と、前記流路20に開口し前
記圧縮機11の制御室16と連通する小径で細長い通路
21(一例では流体の絞り作用をなす直径0.8mm程度
の細長通路)とを有する一体形の金属部品で構成されて
いる。
装される本考案による圧力調整弁の本体で、この弁本体
17は圧縮機11の吐出室15と連通する第1の弁室1
8と、第1の弁室18と流路20を介して連通する第2
の弁室19と、圧縮機11の吸入室14と孔44を介し
て連通するベローズ室30と、前記流路20に開口し前
記圧縮機11の制御室16と連通する小径で細長い通路
21(一例では流体の絞り作用をなす直径0.8mm程度
の細長通路)とを有する一体形の金属部品で構成されて
いる。
前記第1の弁室18には、球状をなす第1の弁体22
と、この弁体22を前記流路20の一端開口を閉止する
ように付勢する第1のばね23とが組込まれ、前記第2
の弁室19には円錐状の弁部及び突出部Aを有する第2
の弁体25が組込まれている。
と、この弁体22を前記流路20の一端開口を閉止する
ように付勢する第1のばね23とが組込まれ、前記第2
の弁室19には円錐状の弁部及び突出部Aを有する第2
の弁体25が組込まれている。
この第2の弁体25は、直交する隔壁B及び弁本体17
の内壁と摺動する円筒状の摺動部Cを有し、前記隔壁B
と第2弁室19の上壁との間に組込んだ第2のばね28
によりベローズ室30の方向(図において下方)に付勢
されている。
の内壁と摺動する円筒状の摺動部Cを有し、前記隔壁B
と第2弁室19の上壁との間に組込んだ第2のばね28
によりベローズ室30の方向(図において下方)に付勢
されている。
なお、前記弁体25の隔壁Bには、第2の弁室19とベ
ローズ室30とを連通する連通孔29が穿設されてい
る。
ローズ室30とを連通する連通孔29が穿設されてい
る。
前記ベローズ室30内にはベローズ31が設けられ、こ
のベローズ31内の中心部にはT形断面形状のストッパ
32を設け、このストッパ32の上方に皿状の受け33
を当接し、この受け33とストッパ32との間に前記ベ
ローズ31の上縁を挟持固定している。
のベローズ31内の中心部にはT形断面形状のストッパ
32を設け、このストッパ32の上方に皿状の受け33
を当接し、この受け33とストッパ32との間に前記ベ
ローズ31の上縁を挟持固定している。
34は弁本体17にねじ込まれた調節ねじで、この調節
ねじ34と前記ストッパ32との間に圧縮スプリングか
らなる第3のばね35を介挿している。36は調節ねじ
34の外周溝に嵌装したシール用のOリングである。
ねじ34と前記ストッパ32との間に圧縮スプリングか
らなる第3のばね35を介挿している。36は調節ねじ
34の外周溝に嵌装したシール用のOリングである。
前記弁体25は前記流路20内に突出する一端突出部A
を有し、図においてその底面は前記受け33の上面に当
接している。45は第1の弁室18に設けられた濾過金
網である。
を有し、図においてその底面は前記受け33の上面に当
接している。45は第1の弁室18に設けられた濾過金
網である。
なお、前記実施例は、弁体25に隔壁Bに連通孔29を
設けたが、弁本体17の周壁部に第2の弁室19とベロ
ーズ室30とを連通する連通孔を設けてもよい。また、
前記弁体25の下端面(受け33に当接する端面)は平
面になっているが、球面としても良い。
設けたが、弁本体17の周壁部に第2の弁室19とベロ
ーズ室30とを連通する連通孔を設けてもよい。また、
前記弁体25の下端面(受け33に当接する端面)は平
面になっているが、球面としても良い。
本考案の圧力調整弁は以上のように構成されているか
ら、吐出圧力Pdが一定の場合、吸入圧力Psが制御点
より低くなると、ベローズ31は第3のばね35の弾力
と共に伸張し、更にストッパ32、受け33を介して第
2の弁体25を図において上昇させ、第1の弁体22を
第1のばね23の弾力に抗して同じく上昇せしめ、第1
の弁室18と流路20とが連通する。この時、前記弁体
25の上昇により流路20の下端開口弁座部が閉止され
る。
ら、吐出圧力Pdが一定の場合、吸入圧力Psが制御点
より低くなると、ベローズ31は第3のばね35の弾力
と共に伸張し、更にストッパ32、受け33を介して第
2の弁体25を図において上昇させ、第1の弁体22を
第1のばね23の弾力に抗して同じく上昇せしめ、第1
の弁室18と流路20とが連通する。この時、前記弁体
25の上昇により流路20の下端開口弁座部が閉止され
る。
以上により可変容量形圧縮機11の吐出室15と制御室
16とが、第1の弁室18と流路20及び細長通路21
を介して連通し、吸入圧力Psと制御室圧力Pcとの差
圧が大きくなり、前記圧縮機11のウオブル板12aの
傾斜角度を減少し、ピストン13のストローク量が小さ
くなり、圧縮機の吐出流量を減少させ、吸入圧力を制御
点圧力に近づけるように制御する。
16とが、第1の弁室18と流路20及び細長通路21
を介して連通し、吸入圧力Psと制御室圧力Pcとの差
圧が大きくなり、前記圧縮機11のウオブル板12aの
傾斜角度を減少し、ピストン13のストローク量が小さ
くなり、圧縮機の吐出流量を減少させ、吸入圧力を制御
点圧力に近づけるように制御する。
また、前記とは逆に吸入圧力Psが制御点以上の圧力に
なると、その圧力によりベローズ31は第3のばね35
の弾力に抗して収縮する。このベローズ35の収縮によ
り第2の弁体25は第2のばね28の弾力により下降開
弁し、第1の弁体22は第1のばね23の弾力により下
降閉弁する。
なると、その圧力によりベローズ31は第3のばね35
の弾力に抗して収縮する。このベローズ35の収縮によ
り第2の弁体25は第2のばね28の弾力により下降開
弁し、第1の弁体22は第1のばね23の弾力により下
降閉弁する。
従って、弁本体17の細長い通路21が、流路20と第
2の弁室19及び第2の弁体25の連通孔29を介して
ベローズ室30と連通し、更に孔44を経て圧縮機吸入
室14と連通するから、制御室圧力Pcと吸入圧力Ps
との差圧が小さくなり、前記とは逆にウオブル板12a
の傾斜角度は大きくなり、圧縮機11の吐出流量を増大
するように制御する。
2の弁室19及び第2の弁体25の連通孔29を介して
ベローズ室30と連通し、更に孔44を経て圧縮機吸入
室14と連通するから、制御室圧力Pcと吸入圧力Ps
との差圧が小さくなり、前記とは逆にウオブル板12a
の傾斜角度は大きくなり、圧縮機11の吐出流量を増大
するように制御する。
このように本考案によれば吐出圧力Pdが一定の場合、
吸入圧力Psの増減により、これに見合うように吐出流
量が増減し得るものである。
吸入圧力Psの増減により、これに見合うように吐出流
量が増減し得るものである。
この時、第2の弁体25の突出部Aの寸法を設計により
適宜選べば、吸入圧力Psの下降時、第2の弁体25の
閉弁前に突出部Aを介して第1の弁体22を開弁する特
性を有する調整弁となる。また、目的に応じて突出部A
の長さを選ぶことにより適当な圧力特性を得ることがで
きる。
適宜選べば、吸入圧力Psの下降時、第2の弁体25の
閉弁前に突出部Aを介して第1の弁体22を開弁する特
性を有する調整弁となる。また、目的に応じて突出部A
の長さを選ぶことにより適当な圧力特性を得ることがで
きる。
更に本考案においては、流路20と制御室16とを連通
するため制御室16の容積に応じた口径及び長さの小径
で細長い通路21を弁本体17に設けたから、熱負荷や
圧縮機11の回転数変化による吐出圧力Pd又は吸入圧
力Psの変動時に、吐出室15側から制御室16へ或い
は又制御室16から吸入室14へ流体が流れ、制御室圧
力Pcと吸入圧力Psとの差圧が変化する場合、流体の
絞り作用があるため、圧縮機11の吐出流量の変動が緩
やかになるばかりでなく、最大流量も制限し易いので、
圧縮機11の制御を安定に行うことができる。
するため制御室16の容積に応じた口径及び長さの小径
で細長い通路21を弁本体17に設けたから、熱負荷や
圧縮機11の回転数変化による吐出圧力Pd又は吸入圧
力Psの変動時に、吐出室15側から制御室16へ或い
は又制御室16から吸入室14へ流体が流れ、制御室圧
力Pcと吸入圧力Psとの差圧が変化する場合、流体の
絞り作用があるため、圧縮機11の吐出流量の変動が緩
やかになるばかりでなく、最大流量も制限し易いので、
圧縮機11の制御を安定に行うことができる。
また本考案によれば、弁本体17を一体形としたので、
工作性及び組立性が良く、また精度も向上し得るもので
ある。
工作性及び組立性が良く、また精度も向上し得るもので
ある。
しかも、弁部とベローズ部とは弁体25と受け33とに
より弁作動方向と直交方向にも相対移動可能に当接され
ているので、ベローズ31が弁作動方向に対して横方向
に変位し、前記弁体25と受け33との当接位置が移動
した時でも、ベローズ31から弁体25に対して弁作動
方向にのみ力が加わり、弁体25と弁本体17との間の
摺動部にベローズ31の傾斜や横方向の変位に起因する
摩擦が生ぜず応答性が良好である。
より弁作動方向と直交方向にも相対移動可能に当接され
ているので、ベローズ31が弁作動方向に対して横方向
に変位し、前記弁体25と受け33との当接位置が移動
した時でも、ベローズ31から弁体25に対して弁作動
方向にのみ力が加わり、弁体25と弁本体17との間の
摺動部にベローズ31の傾斜や横方向の変位に起因する
摩擦が生ぜず応答性が良好である。
本考案圧力調整弁は以上のような構成を有するから、可
変容量形圧縮機の制御を安定に行うことができ、目的に
応じた圧力特性を得ることが可能であると共に、工作性
及び組立性が良く又精度も向上し得ると共に、応答性の
良好な圧力調整弁を提供し得るものである。
変容量形圧縮機の制御を安定に行うことができ、目的に
応じた圧力特性を得ることが可能であると共に、工作性
及び組立性が良く又精度も向上し得ると共に、応答性の
良好な圧力調整弁を提供し得るものである。
第1図は本考案の圧力調整弁と可変容量形圧縮機の関係
を示す縦断面図、第2図は従来の圧力調整弁の概略縦断
面図である。 11…可変容量形圧縮機、13…ピストン、14…吸入
室、15…吐出室、16…制御室、17…弁本体、18
…第1の弁室、19…第2の弁室、20…流路、21…
細長い通路、22…第1の弁体、23…第1のばね、2
5…第2の弁体、A…第2弁体の一端突出部、C…第2
弁体の摺動部、28…第2のばね、29…連通孔、30
…ベローズ室、31…ベローズ、32…ストッパ、33
…受け、35…第3のばね、44…孔。
を示す縦断面図、第2図は従来の圧力調整弁の概略縦断
面図である。 11…可変容量形圧縮機、13…ピストン、14…吸入
室、15…吐出室、16…制御室、17…弁本体、18
…第1の弁室、19…第2の弁室、20…流路、21…
細長い通路、22…第1の弁体、23…第1のばね、2
5…第2の弁体、A…第2弁体の一端突出部、C…第2
弁体の摺動部、28…第2のばね、29…連通孔、30
…ベローズ室、31…ベローズ、32…ストッパ、33
…受け、35…第3のばね、44…孔。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 梅澤 仁志 東京都世田谷区等々力7丁目17番24号 株 式会社不二工機製作所内 (72)考案者 岡 二郎 東京都世田谷区等々力7丁目17番24号 株 式会社不二工機製作所内 (56)参考文献 特公 昭62−40555(JP,B2)
Claims (1)
- 【請求項1】圧縮機(11)の吐出室(15)と連通する第1の
弁室(18)と、この第1の弁室と流路(20)を介して連通す
る第2の弁室(19)と、圧縮機(11)の吸入室(14)と孔(44)
を介して連通するベローズ室(30)とを有する一体形の弁
本体(17)を備え、この弁本体(17)に前記流路(20)に開口
し前記圧縮機(11)の制御室(16)と連通する小径で細長い
通路(21)を設け、第1の弁室(18)には前記流路(20)側に
ばね付勢される第1の弁体(22)を組込み、第2の弁室(1
9)にはベローズ室(30)側にばね付勢される第2の弁体(2
5)を組込み、前記ベローズ室(30)には第2の弁体(25)側
にばね(35)と共に伸張するベローズ(31)を組込んだこ
と、第2の弁室(19)と前記ベローズ室(30)を連通する連
通孔(29)を有し、第2の弁体(25)が弁本体(17)内を軸方
向に摺動して、その一端突出部(A)が前記第1の弁体
(22)と当接し、他端がベローズ(31)に設けられた受け(3
3)に当接し、該受け(33)が前記第2の弁体(25)に対し弁
体作動方向及び該作動方向と直交する方向に相対移動可
能になっていることを特徴とする可変容量形圧縮機の圧
力調整弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989101194U JPH0617009Y2 (ja) | 1989-08-31 | 1989-08-31 | 可変容量形圧縮機の圧力調整弁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989101194U JPH0617009Y2 (ja) | 1989-08-31 | 1989-08-31 | 可変容量形圧縮機の圧力調整弁 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0342078U JPH0342078U (ja) | 1991-04-22 |
| JPH0617009Y2 true JPH0617009Y2 (ja) | 1994-05-02 |
Family
ID=31650157
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989101194U Expired - Lifetime JPH0617009Y2 (ja) | 1989-08-31 | 1989-08-31 | 可変容量形圧縮機の圧力調整弁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0617009Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6240555A (ja) * | 1985-08-16 | 1987-02-21 | Fujitsu Ltd | プリフエツチ制御方式 |
-
1989
- 1989-08-31 JP JP1989101194U patent/JPH0617009Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0342078U (ja) | 1991-04-22 |
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