JPH06170904A - 射出成形機 - Google Patents

射出成形機

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JPH06170904A
JPH06170904A JP32678292A JP32678292A JPH06170904A JP H06170904 A JPH06170904 A JP H06170904A JP 32678292 A JP32678292 A JP 32678292A JP 32678292 A JP32678292 A JP 32678292A JP H06170904 A JPH06170904 A JP H06170904A
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JP
Japan
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mold
movable
fixed
opening amount
mold opening
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Application number
JP32678292A
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English (en)
Inventor
Koichi Sakai
康一 酒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meiki Seisakusho KK
Original Assignee
Meiki Seisakusho KK
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Publication date
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 インジェクション−コンプレッション成形に
おける適正な型開量の調節を自動的に実行する射出成形
機。 【構成】 型開量センサ74からの信号は制御ユニット
60に入力される。制御ユニット60は、電磁方向制御
弁52を制御して型締シリンダ42への作動油の給排を
制御するとともに、電磁リリーフ弁68を制御して型締
シリンダ42の型締油圧Yを増減する。これにより制御
ユニット60は、設定された経過時間tに応じて設定型
開量Dを変化させる制御を実施する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金型を用いて溶融樹脂
を射出成形する射出成形機において、溶融樹脂のキャビ
ティ内への射出後、成形金型の型開量を変化させること
で、キャビティ内の溶融樹脂を圧縮成形するインジェク
ション−コンプレッション機能を備えた射出成形機に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、インジェクション−コンプレ
ッション機能を備えた射出成形機が各種知られている。
この種の射出成形機を用いてのインジェクション−コン
プレッション成形で良好な品質の成形品を製造するため
には、各成形品のサイズや種別に応じて、キャビティ内
の樹脂に時間の経過に応じて適正な圧縮力を及ぼす必要
がある。キャビティ内の樹脂に及ぼされる圧縮力が適正
であれば、例えば樹脂のガス抜きが良好になされること
や、成形品の残留応力がきわめて少なくなること等、良
好な成形品を得られることが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この適正な圧縮力を実
現するには、成形時間の経過に応じて成形金型の型開量
を適正な値とすることが必要であり、そのための型開量
調節機能を有する射出成形機が種々提案されていたが、
いずれも改良の余地があった。
【0004】本発明は、インジェクション−コンプレッ
ション成形において、時間の経過に応じた適正な型開量
を自動的に実現可能な射出成形機を提供することによ
り、良好な品質の成形品を得るとともに、過剰な型締圧
を負荷することを原因とする金型の変形や射出成形のエ
ネルギー効率の低下を防止することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
本発明の射出成形機は以下の構成を採用した。すなわ
ち、図6に例示するように、本発明の射出成形機は、固
定盤と、該固定盤に相対向して設置され軸方向に沿って
前後進して前記固定盤との相対位置を変動可能な可動盤
と、前記固定盤に取り付けられた固定金型と該固定金型
に相対向して前記可動盤に取り付けられた可動金型とか
らなり前記可動盤が前進して前記固定金型と可動金型と
が接合した際には該接合面間にキャビティを形成する成
形金型と、前記可動盤の前記固定盤とは反対側に連結さ
れた型締ラムと、作動油の給排に応じて前記型締ラムを
介して前記可動盤を前後進駆動し型閉および型開すると
ともに型閉時には前記型締ラムを介して前記可動金型に
型締圧を及ぼして型締可能な型締シリンダと、先端部に
射出ノズルを有し溶融樹脂を前記キャビティ内へ射出可
能な加熱筒とを備えた射出成形機において、設定された
経過時間に応じて前記可動金型および前記固定金型間の
型開量を設定量に変化させる制御を行う型開量制御手段
を設けたことを特徴とする。
【0006】
【作用】上記構成の射出成形機においては、まず型締シ
リンダを駆動し、型締ラムおよび可動盤を介して可動金
型を固定金型に近接させ、型閉し、キャビティを形成す
る。さらに、可動金型および固定金型を、射出充填力に
対抗して予め設定された型開量となる型締圧力にて型締
する。これに続いて加熱筒から溶融樹脂をキャビティ内
へ射出する。この溶融樹脂の射出圧に応じて成形金型が
型開する。型開量制御手段は、可動金型および固定金型
間の型開量を、設定された経過時間に応じて設定量に変
化させる。この型開量の変化に応じて、キャビティ内の
樹脂に圧縮力が及ぼされる。経過時間と型開量を成形品
に応じて適正に設定しておけば、キャビティ内の樹脂
に、射出後の経過時間に応じた適正な圧縮力を及ぼすこ
とができる。したがって、良好な品質の成形品を得るこ
とができる。また、型締圧の不足や過剰を原因とする不
具合を防止可能である。さらに、過剰な型締が防止され
るので、金型の変形は防止され、エネルギー効率も向上
する。
【0007】
【実施例】次に、本発明を一層明らかにするために、好
適な一実施例を図面を参照して説明する。まず、本実施
例の樹脂射出装置10の構成について説明する。図1に
示すように、図中矢印A方向の端には、図示省略した樹
脂供給装置から供給される樹脂を溶融して射出可能な加
熱筒12が配置されている。この加熱筒12の矢印A方
向の端部には、加熱筒12内の溶融樹脂に射出圧を付与
する射出シリンダ14が設けられている。さらに、加熱
筒12の射出シリンダ14と反対側の端部には、溶融樹
脂の射出路となる射出ノズル16が設けられている。
【0008】上記加熱筒12の矢印B方向に固定盤18
が配されている。この固定盤18の中央部には、射出ノ
ズル16が挿通可能なノズル挿通孔20が形成されてい
る。さらに、固定盤18には、加熱筒12と反対側に、
固定金型22が取り付けられている。この固定金型22
には、中心軸に沿って溶融樹脂が通過可能な射出孔24
が設けられている。また、固定金型22の固定盤18側
には射出孔24に連通する略半球状の凹所であるノズル
当接部26が設けられている。このノズル当接部26に
は、図示省略した油圧シリンダによって加熱筒12が往
復駆動されて矢印B方向に移動した際には、加熱筒12
先端の射出ノズル16が密着当接可能である。さらに、
射出孔24はノズル当接部26とは反対側にても開口し
ているが、該開口の周囲には該開口と同軸に円形の固定
側キャビティ面28が設けられている。
【0009】上記固定金型22の固定盤18とは反対側
に、固定金型22と対向して可動金型30が配されてい
る。この可動金型30には、固定側キャビティ面28と
対応する位置に円形の可動側キャビティ面32が設けら
れている。可動金型30は固定金型22とで成形金型3
4を構成しており、両金型22、30に設けられている
固定側キャビティ面28および可動側キャビティ面32
とでキャビティ36を形成可能である。
【0010】可動金型30は可動盤38に取り付けられ
ており、さらに、可動盤38には円柱状の型締ラム40
が連結されている。この型締ラム40の他端は型締シリ
ンダ42に挿通している。該型締シリンダ42は、型締
ラム40の型締シリンダ42内の端部に連結されている
ピストン44によって仕切られた1組の油室46aおよ
び油室46bとを備えている。
【0011】これら上述した加熱筒12〜型締シリンダ
46は図示省略した基台上に設置されている。また、可
動盤38の外縁部には固定盤18と型締シリンダ42と
に両端を固着された複数本のステー(図示略)が挿通さ
れており、可動盤38は該ステーに沿って正確に前後進
して固定盤18との相対位置を変動可能である。
【0012】型締シリンダ42には各油室46a、46
bに連通する一対の油ノズル48a、48bが設けられ
ており、各油ノズル48a、48bには作動油給排路5
0a、50bが接続されている。この作動油給排路50
a、50bは電磁方向制御弁52を介して作動油供給路
54aに接続されており、電磁方向制御弁52を介して
排出された作動油を回収する回収タンク56が設置され
ている。なお、作動油給排路50aには油圧センサ58
が設置されており、作動油給排路50aの油圧を検出可
能である。この油圧センサ58は各種の制御を実行する
制御ユニット60と電気的に接続されており、油圧セン
サ58にて検出した油圧に応じた信号を制御ユニット6
0へ入力可能である。なお、制御ユニット60の詳細に
ついては後述する。また、作動油供給路54aは油圧ポ
ンプ62に接続されており、油圧ポンプ62には作動油
タンク64からの作動油を供給可能である。さらに、作
動油供給路54aには分岐路66を介して電磁リリーフ
弁68が接続されている。この電磁リリーフ弁68から
のドレンは回収タンク70にて回収可能である。
【0013】こうした構成により、油圧ポンプ62から
作動油供給路54aに所定圧力の作動油を供給可能であ
り、該供給された作動油を電磁方向制御弁52を介して
型締シリンダ42の油室46a、46bへの給排を制御
することによって型締ラム40、可動盤38および可動
金型30を矢印A方向および矢印B方向に前後進駆動可
能であるとともに、可動金型30を矢印A方向に沿って
押圧して成形金型34を所望の型締圧で型締可能であ
る。また、電磁リリーフ弁68を操作して油圧シリンダ
42の型締油圧Yを調節可能である。他方、油圧ポンプ
62には作動油供給路54bが接続されており、図示省
略した作動油給排機構および作動油給排路72を介して
加熱筒12の射出シリンダ14へ作動油を給排可能であ
る。
【0014】一方、可動金型30には、固定金型22と
の距離を型開量として検出して該検出値に応じた信号を
出力可能な型開量センサ74が設置されている。この型
開量センサ74からの信号は増幅器76を介して比較器
78へ入力される。また、この比較器78へは制御ユニ
ット60からの信号が入力可能である。比較器78は前
記型開量センサ74からの信号と制御ユニット60から
の信号とを入力されて両入力の差異に応じた信号を出力
可能である。この比較器78からの出力信号は制御ユニ
ット60に入力されるとともに、電磁リリーフ弁68へ
は増幅器80を介して制御ユニット60からの信号が制
御信号として入力可能である。
【0015】ここで制御ユニット60について説明す
る。図2に示すように、制御ユニット60には設定値表
示部60aと制御開始型開量表示部60bとを備えた表
示パネル60cおよびテンキー他から構成される入力部
60dとスイッチ類60eとを備えた操作パネル60f
を備え、周知のマイクロコンピュータ(図示省略)を内
蔵している。この入力部60dを介して制御ユニットに
可動金型30および固定金型22間の設定距離を設定型
開量として入力可能であり、この設定型開量に対応する
経過時間を設定経過時間として入力可能である。この
他、各種の指示を入力可能である。また、入力された指
示やマイクロコンピュータに予め格納されているプログ
ラムに従っての制御処理を実行可能である。さらに、入
力内容、実行内容や油圧センサ58をはじめとする計器
類からのデータを表示パネル60cに表示可能である。
なお、制御ユニット60からの指示で電磁方向制御弁5
2、電磁リリーフ弁68および射出シリンダ14を制御
可能である。
【0016】以下に、上記構成の射出成形機10におい
てインジェクション−コンプレッション成形を実施する
場合について、図3〜図5を参照して説明する。まず、
この作業に先だって、オペレータにより型開量センサ7
4の0点出しが実施される。次に、入力部60dを操作
して設定経過時間tの設定値t1〜t6とこれに対応する
設定型開量Dの設定値D1〜D6および制御開始型開量F
が入力される。図3および図5に示すように、設定経過
時間tの設定値t1〜t6および設定型開量Dの設定値D
1〜D6は、型開量制御処理の始点S、S1から終点E、
1にわたって、設定型開量Dを次第に変化させるよう
に設定される。終点E、E1における最終型開量DEは、
通常は0に設定済みであり、改めて設定する必要はな
い。設定された設定経過時間t1〜t6および設定型開量
1〜D6は、制御ユニット60の設定値表示部60aに
表示される。なお、これら設定経過時間t1〜t6および
設定型開量D1〜D6は成形品に応じて設定されるので、
設定経過時間t1〜t6は等時間とは限らない。同様に、
設定型開量D1〜D6も減少させるのみではなく増加させ
る場合もある。
【0017】また、これら設定経過時間t1〜t6および
設定型開量D1〜D6の設定と併せて、制御開始型開量F
が設定される。この制御開始型開量Fの値は、制御ユニ
ット60の制御開始型開量表示部60bに表示される。
通常は、F>D1とするが、必ずしもこの限りではな
い。これら各値の設定と併せて、段階制御モードあるい
はスロープ制御モードのいずれかが選択される。以下、
図3に示す段階制御モードが選択されたとして説明す
る。
【0018】以上の設定および選択がなされた後、射出
成形機10を稼働させると、制御ユニット60は、図4
に示すルーチン処理を開始する。まず、制御ユニット6
0は、作動油を型締シリンダ42の油室46aに供給、
油室46bから排出するように電磁方向制御弁52を制
御して、型締増圧を実行する(ステップ220)。これ
により可動金型30が図1の矢印A方向に沿って前進さ
せられるので、成形金型34は型閉され、設定型締圧で
型締される。このとき、最大型締力の例えば50〜80
%程度に相当する油圧力によって、型締増圧がなされ
る。
【0019】成形金型34が型締されてキャビティ36
が形成されると、制御ユニット60は溶融樹脂の射出を
指示する(ステップ230)。この指示により加熱筒1
2は、図1の矢印B方向に沿っての移動し、射出ノズル
16をノズル当接部26に密着当接させる。続いて、射
出シリンダ14に作動油が供給されて、成形品の成形条
件によって設定された射出圧を生じさせるので、該射出
圧による溶融樹脂の射出が開始される。射出された溶融
樹脂は射出孔24を経てキャビティ36へ流入する。該
溶融樹脂の流入に応じてキャビティ36内には、前記射
出圧に応じた内圧が生ずる。このキャビティ36の内圧
は成形金型34を型開させる方向に作用する。このた
め、成形金型34は型締シリンダ42から及ぼされる型
締圧とキャビティ36の内圧との差異に応じて型開す
る。
【0020】射出開始すると自動的に型開量aの測定が
開始される(ステップ240)。型開量aを検出した型
開量センサ74からの信号が増幅器76を介して比較器
78に入力される。比較器78にて制御開始型開量Fに
応じた信号と型開量aに応じた信号とが比較され、出力
される。制御ユニット60は、型開量センサ74からの
入力により、型開量aが制御開始型開量F以上かを判定
する(ステップ250)。この際、制御開始型開量Fに
対して型開量aの値が設定された許容差の範囲内であれ
ばa=Fとみなされる。比較の結果、a<Fの場合はス
テップ250が繰り返される。a≧Fであれば、設定経
過時間t←t1、設定型開量D←D1とする(ステップ2
60)。次いで、設定経過時間tを測定するtタイマの
カウントを開始する(ステップ270)。
【0021】続いて、制御ユニット60は、型開量aと
設定型開量D(最初はD=D1)とを比較する(ステッ
プ290)。但し、この型開量aと設定型開量Dとの比
較において、型開量aの値が設定された許容差の範囲内
であればa=Dとみなされる。 ステップ290におい
てa>Dであれば、制御ユニット60は、電磁リリーフ
弁68を、そのポジションを閉弁方向に移動させるよう
に制御し、型締シリンダ42の型締油圧Yを増加させ
(ステップ300)、ステップ290へ回帰する。a<
Dであれば、制御ユニット60は、電磁リリーフ弁68
を、そのポジションを開弁方向に移動させるように制御
し、型締シリンダ42の型締油圧Yを減少させ(ステッ
プ310)、ステップ290へ回帰する。このように、
制御ユニット60は、型締シリンダ42の油室46aへ
供給される作動油の圧力を増減制御し、型締シリンダ4
2の型締油圧Yを増減制御する。この型締シリンダ42
の型締油圧Yの増減によって成形金型34の型締圧が増
減する。これに応じて型開量aが変化するとともに、キ
ャビティ36内の樹脂に及ぼされる圧縮力が変化する。
型開量a=設定型開量Dであれば、tタイマのカウン
トアップを判定し(ステップ320)、カウントアップ
未了であればステップ290へ回帰し、カウントアップ
したと判定すれば次ステップ330へ進む。なお、a=
Dの場合は、電磁リリーフ弁68のポジションはそのま
ま維持されるので、型締油圧Yは変化しない。この型締
油圧Yの制御により、設定経過時間t(最初はt=
1)を経過するまで、型開量aは設定型開量Dに保持
される。
【0022】制御ユニット60は、tタイマのカウント
アップにより設定経過時間tが経過したと判断すると、
設定型開量Dおよび設定経過時間tとして新たに設定す
べきDnおよびtnが残っているかにより、制御終了か否
かを判定する(ステップ330)。設定型開量Dおよび
設定経過時間tとして新たに設定すべきDnおよびtn
残っていなければ制御終了と判定して終了する。新たに
設定すべきDnおよびtnが残っていれば、設定型開量D
および設定経過時間tをそれぞれ次の値とする(ステッ
プ340)。ここではD2〜D6およびt2〜t6が残って
いるので、設定型開量D←D2、設定経過時間t←t2
する。
【0023】この後、ステップ270へ回帰して、上記
と同様に設定経過時間t2を経過するまで、型開量aを
設定型開量D2に保持する。以下、設定型開量D=D3
6、設定経過時間t=t3〜t6について同様に行わ
れ、設定経過時間t6後の最終型開量DE=0として制御
ユニット60による型開量制御が終了する。
【0024】このように、本実施例の射出成形機10で
は、溶融樹脂の射出後、成形金型34の型開量aが制御
開始型開量Fになると、制御ユニット60による型開量
制御が開始され、設定経過時間t1〜t6を経る毎に型開
量aを設定型開量D1〜最終型開量DEに変化させる。し
たがって、設定経過時間t1〜t6および設定型開量D1
〜D6を成形品のサイズや種別に応じた適正な値に設定
しておけば、キャビティ36内の樹脂に時間の経過に応
じて適正な圧縮力を及ぼすことができる。このため、樹
脂のガス抜きが良好になされ、成形品の残留応力がきわ
めて少なくなるので、良好な成形品を得られる。また、
過剰な型締圧を負荷することもないので、金型の変形や
エネルギー効率の低下等も防止される。
【0025】なお、上記の例では段階制御モードが選択
された場合について説明したが、例えば図5のS
1(0,F)〜C1(t1,D1)、C1〜C2(t2,D2
等の各区分をさらに小区分に自動的に分割して上述と同
様の制御を行えば、スロープ制御が可能である。この場
合、設定経過時間t1〜t6および設定型開量D1〜D6
入力すれば、上記小区分に自動的に分割しての制御を行
うようにプログラムしておけば簡便である。
【0026】また、上記実施例では型開量制御の設定経
過時間tおよび設定型開量Dを6段階に設定している
が、これに限定されるものではなく、成形品のサイズや
種別に応じて任意の段階数とすることができる。さら
に、上記実施例では、設定経過時間t1〜t6および設定
型開量D1〜D6をオペレータが入力する方式としたが、
例えば成形実験等で求められた適切な値を制御ユニット
のメモリに記憶させておきこれを読みだして各設定値と
することや、制御開始型開量Fのみを設定して設定型開
量Dおよび設定経過時間tを自動的に設定させることも
できる。あるいは、このような値をICカード等に記録
しておき、制御ユニットに読み込ませる方式等も可能で
ある。
【0027】上記実施例は本発明を油圧式射出成形機に
採用した例であるが、本発明は電動式射出成形機におい
ても実施可能である。
【0028】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明の射出成形機
によれば、インジェクション−コンプレッション成形に
おいて、時間の経過に応じた適正な型開量を自動的に実
現可能となるので、良好な品質の成形品を得るととも
に、射出成形のエネルギー効率を良好なものとすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の射出成形機の構成の説明図である。
【図2】 実施例の射出成形機の制御ユニットの説明図
である。
【図3】 段階制御モードの経過時間と型開量の説明図
である。
【図4】 実施例の射出成形機の型締圧自動設定作業に
おける制御ユニットの制御処理を示すフローチャートで
ある。
【図5】 スロープ制御モードの経過時間と型開量の説
明図である。
【図6】 本発明の射出成形機を例示するブロック図で
ある。
【符号の説明】
10・・・樹脂射出装置、12・・・加熱筒、16・・
・射出ノズル、18・・・固定盤、22・・・固定金
型、30・・・可動金型、34・・・成形金型、36・
・・キャビティ、38・・・可動盤、40・・・型締ラ
ム、42・・・型締シリンダ、60・・・制御ユニッ
ト。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定盤と、該固定盤に相対向して設置さ
    れ軸方向に沿って前後進して前記固定盤との相対位置を
    変動可能な可動盤と、前記固定盤に取り付けられた固定
    金型と該固定金型に相対向して前記可動盤に取り付けら
    れた可動金型とからなり前記可動盤が前進して前記固定
    金型と可動金型とが接合した際には該接合面間にキャビ
    ティを形成する成形金型と、前記可動盤の前記固定盤と
    は反対側に連結された型締ラムと、作動油の給排に応じ
    て前記型締ラムを介して前記可動盤を前後進駆動し型閉
    および型開するとともに型閉時には前記型締ラムを介し
    て前記可動金型に型締圧を及ぼして型締可能な型締シリ
    ンダと、先端部に射出ノズルを有し溶融樹脂を前記キャ
    ビティ内へ射出可能な加熱筒とを備えた射出成形機にお
    いて、 設定された経過時間に応じて前記可動金型および前記固
    定金型間の型開量を設定量に変化させる制御を行う型開
    量制御手段を設けたことを特徴とする射出成形機。
JP32678292A 1992-12-07 1992-12-07 射出成形機 Pending JPH06170904A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0825445A (ja) * 1994-07-14 1996-01-30 Nec Corp 射出圧縮成形機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0825445A (ja) * 1994-07-14 1996-01-30 Nec Corp 射出圧縮成形機

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