JPH06171205A - インクジェット記録シート - Google Patents
インクジェット記録シートInfo
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- JPH06171205A JPH06171205A JP4324359A JP32435992A JPH06171205A JP H06171205 A JPH06171205 A JP H06171205A JP 4324359 A JP4324359 A JP 4324359A JP 32435992 A JP32435992 A JP 32435992A JP H06171205 A JPH06171205 A JP H06171205A
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Abstract
とインクの滲み及び地汚れを著しく減少させたインクジ
ェット記録シートを得ること。 【構成】 木材パルプと顔料を主成分とする支持体表面
に、少なくとも1層以上のインク受理層が設けられたイ
ンクジェット記録シートであって、該支持体中の顔料含
有量と該記録シートの内部結合強度を特定の範囲に設定
して形成する。
Description
るインクジェット記録シートに関するものであり、特
に、インクジェット記録後のシート表面のうねりとイン
クの滲み及び地汚れを著しく減少させたインクジェット
記録シートに関するものである。
原理によりインクの微小液滴を飛翔させて紙などの記録
シートに付着させ、画像・文字などの記録を行なうもの
であるが、高速、低騒音、多色化が容易、記録パターン
の融通性が大きい、現像−定着が不要等の特徴があり、
漢字を含め各種図形及びカラー画像等の記録装置として
種々の用途に於いて急速に普及している。更に、多色イ
ンクジェット方式により形成される画像は、製版方式に
よる多色印刷やカラー写真方式による印画に比較して、
遜色のない記録を得ることが可能である。又、作成部数
が少なくて済む用途に於いては、写真技術によるよりも
安価であることからフルカラー画像記録分野にまで広く
応用されつつある。
記録シートとしては、通常の印刷や筆記に使われる上質
紙やコーテッド紙を使うべく、装置やインク組成の面か
ら努力が成されてきた。しかし、装置の高速化・高精細
化あるいはフルカラー化などインクジェット記録装置の
性能の向上や用途の拡大に伴い、記録シートに対しても
より高度な特性が要求されるようになった。即ち、当該
記録シートとしては、印字ドットの濃度が高く色調が明
るく鮮やかであること、インクの吸収が早く印字ドット
が重なった場合に於いてもインクが流れ出したり滲んだ
りしないこと、印字ドットの横方向への拡散が必要以上
に大きくなく、且つ周辺が滑らかでぼやけないこと等の
高い画像再現性が要求される。
かの提案がなされてきた。例えば支持体表面にシリカ系
顔料を主成分とした空隙層となるインク受理層を設け
て、インク吸収性を向上させる工夫がなされてきた(特
開昭52-9074号公報、同58-72495号公報等)。このイン
ク受理層によってインク吸収性を上げ、高い印字ドット
濃度やインク滲みがない印字ドットを得るために、特開
昭55-51583号公報及び特開昭56-157号公報には、非膠質
シリカ粉末を配合する提案がある。また、色彩性や鮮明
性はインク中の染料のインク受理層に於ける分布状態に
あることに着目し、染料成分を吸着する特定の剤を用い
る提案(特開昭55-144172号公報)もなされてきた。
て、印字後のシート表面にうねりの発生がある。印字後
の記録シート表面にうねりが存在すると、画像再現性に
優れても官能的に評価される美観の低下がある。このう
ねりは、浸透してきたインクによって、支持体層の木材
パルプの伸縮に起因した凹凸の発生である。従って、支
持体層へのインクの浸透を防止することがうねりを回避
する対策となるが、このことは、インク受理層で多量の
インクを吸収することと同意であり、インク受理層を増
やすこと、インク受理層のバインダーに起因する塗層の
剥離(粉落ち)が発生する。
クの浸透を抑えることは、インク受理層や支持体の空隙
量を減らすことと同意となり、その結果、インク受理層
や支持体の空隙量が減ることによって、インク受理層や
支持体へのインクの浸透が遅れ、インクが未乾燥とな
り、インクが重ねてドット印字される重色部では、ドッ
ト周辺にインクが溢れたり、インクジェット記録装置内
でのシートの搬送中に、搬送装置周辺の機器と接触し
て、ドットが擦れ、地汚れと呼ばれるドットの擦れ汚れ
が発生する。この擦れ汚れが広範囲に発生すると非画線
部が汚れて美観を損なうばかりか、極めて狭い範囲であ
ると隣合うドットが接触し合い、ドットの肥大化に伴う
鮮明性の低下や混色による色彩性の悪化が生じて、画像
再現性を大きく劣ることになる。
ら、インクジェット記録シートには、鮮明性や色彩性に
対する要求ばかりでなく、印字後のシート平坦性の要求
も強い。また、印字後のシート表面の平坦性は、インク
ジェット記録装置内の搬送性にも関わっており、印字に
よってうねりが発生し、そのうねりが大きいとインクジ
ェット記録装置内での紙づまりを引き起こすこともあ
る。このことから、印字後にインクの滲みがなく、シー
ト表面のうねりが少ない美観に優れた特性が必要となっ
ているが、これら相反した特性を向上させる難しさがあ
る。
発明の目的は、印字後のシート表面のうねりが少なく、
鮮明性や色彩性に関係するインクの滲み及び地汚れを著
しく減少させたコートタイプインクジェット記録シート
を得ることにある。
ェット記録シートについての種々の検討を重ねた結果、
木材パルプと顔料を主成分として成る支持体に於いて、
支持体中の顔料含有量と該支持体の内部結合強度を特定
の範囲にすることにより、本発明の目的が達成させるこ
とを見い出した。即ち、本発明は、主成分として木材パ
ルプと顔料からなる該支持体上に、少なくとも1層以上
のインク受理層が設けられたインクジェット記録シート
に於いて、該支持体中の顔料含有量が5〜35重量%で
あり、且つ該記録シートの内部結合強度が150〜45
5g/cmであることを特徴とするインクジェット記録
シートを提供するものである。
内部結合強度は、木材パルプと顔料を主成分として構造
化する支持体の厚さ方向に於ける強度を示すパラメータ
であるが、本発明者等は、この内部結合強度と顔料含有
量が交絡して、印字後のうねりとインクの滲みに関係す
ることを見い出した。
ul Methods 403 で測定されるものであり、通常は支持
体を測定する場合が多い。しかし、支持体表面に塗工さ
れる際の塗工液中の溶媒が支持体中央部まで浸透し、支
持体に構造変化をもたらすため、支持体の内部結合強度
が変化することから、実際に印字される状態のシートで
測定することが好ましい。この内部結合強度が低いと支
持体は、外から加えられる力に対して変形し易いことを
示し、高いと変形し難いことを意味する。印字後のシー
ト表面のうねりは、支持体層まで浸透してきたインクに
よる木材パルプの伸縮が起因しており、この伸縮を抑え
ること、即ち内部結合強度を高くすることでこのうねり
の回避が可能であることを見い出した。しかし、内部結
合強度を上げるためには、バインダーや紙力増強剤と呼
ばれるポリアクリルアミド系やポリアクリルアマイド系
の添加剤の増量を必要とするが、このような方法による
内部結合強度の向上にはサイズ性の向上が付随してお
り、サイズ性の向上によって、インクの滲みは向上する
が、インク浸透の遅れによる上記した地汚れ等の問題が
生じる。
材パルプと木材パルプ及び木材パルプと顔料さらに顔料
と顔料が組合わさった支持体の構造で決定される。ま
た、インク浸透に関係するサイズ性は、浸透してくるイ
ンクと支持体との苛電状態で決定する化学的な側面と毛
管浸透で示されるような支持体の空隙で決まる物理的な
側面を有している。特に、内部結合強度とサイズ性は相
反する関係で存在しており、例えば、支持体中の顔料含
有量の増大は、木材パルプと木材パルプとの水素結合に
よって生じる強度の発現を低下させるために、内部結合
強度を悪化させるが、顔料と顔料が作る構造により、空
隙が増え上記した物理的な側面による浸透が促進する特
徴を持つことになる。
めには、支持体中の顔料含有量と内部結合強度を高く設
定してインクジェット記録シートを形成すれば良いと考
えられる。しかし、内部結合強度と顔料含有量を高くし
ても、印字後のシート表面のうねりは良化するが、印字
後にインクの浸透が遅れ、地汚れの発生することから、
内部結合強度が150〜455g/cm、顔料含有量が
5〜35重量%、好ましくは5〜30重量%の特定の範
囲にあるときのみに、印字後のシート表面のうねりがな
く、インクの滲みも少ないインクジェット記録シートの
得られることが判った。
のではないが、あまり少ないとノンコートタイプインク
ジェット記録シートと同様にインクの吸収性は良いもの
の、画像濃度・色彩性・鮮明性が低く、フェザリングが
発生する。また、あまり塗工量が多いと塗工又は含浸後
の乾燥工程における乾燥負荷が高まり、塗工又は含浸速
度の低下に伴う生産性の低下ばかりでなく、高負荷での
乾燥では、インク受理層を構成する塗被組成物中のバイ
ンダーが、蒸発する溶媒と共にインク受理層表面に移動
して、その表面の空隙量を低下させるために、記録時に
地汚れなどの発生がある。塗工量の多いインク受理層で
生じる問題は、塗被組成物の濃度や乾燥工程の能力に影
響されるが、望ましくは、1〜10g/m2である。ま
た、本発明においては、バックコート層を設けても構わ
ない。バックコート層の塗工量は特に限定されるもので
はなく、塗工又は含浸する装置や乾燥工程の能力に合わ
せた選択が望ましい。
と顔料を主成分として構成される。木材パルプとして
は、LBKP、NBKP等の化学パルプ、GP、PG
W、RMP、TMP、CTMP、CMP、CGP等の機
械パルプ、DIP等の古紙パルプ等のパルプを含み、必
要に応じて従来公知の顔料やバインダー及びサイズ剤や
定着剤、歩留まり向上剤、カチオン化剤、紙力増強剤等
の各種添加剤を1種以上用いて混合し、長網抄紙機、円
網抄紙機、ツインワイヤ抄紙機等の各種装置で支持体の
製造が可能であり、酸性、中性、アルカリ性で抄造でき
る。また、該支持体にそのままインク受理層を設けても
良いし、澱粉、ポリビニルアルコール等でのサイズプレ
スやアンカーコート層を設けた後にインク受理層を設け
ても良い。さらには、該支持体の平坦化をコントロール
する目的で、マシンカレンダー、TGカレンダー、ソフ
トカレンダー等のカレンダー装置を使用しても良い。
層やバックコート層には、公知の白色顔料を1種以上用
いることができる。例えば、軽質炭酸カルシウム、重質
炭酸カルシウム、カオリン、タルク、硫酸カルシウム、
硫酸バリウム、二酸化チタン、酸化亜鉛、硫化亜鉛、炭
酸亜鉛、サチンホワイト、珪酸アルミニウム、ケイソウ
土、珪酸カルシウム、珪酸マグネシウム、合成非晶質シ
リカ、コロイダルシリカ、コロイダルアルミナ、擬ベー
マイト、水酸化アルミニウム、アルミナ、リトポン、ゼ
オライト、加水ハロイサイト、炭酸マグネシウム、水酸
化マグネシウム等の白色無機顔料、スチレン系プラスチ
ックピグメント、アクリル系プラスチックピグメント、
ポリエチレン、マイクロカプセル、尿素樹脂、メラミン
樹脂等の有機顔料等が挙げられる。上記の中でもインク
受理層中に主体成分として含有する白色顔料としては多
孔性無機顔料が好ましく、多孔性合成非晶質シリカ、多
孔性炭酸マグネシウム、多孔性アルミナ等があげられ、
特に細孔容積の大きい多孔性合成非晶質シリカが好まし
い。
ルアルコール、酢酸ビニル、酸化澱粉、エーテル化澱
粉、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセ
ルロース等のセルロース誘導体、カゼイン、ゼラチン、
大豆蛋白、シリル変性ポリビニルアルコール等;無水マ
レイン酸樹脂、スチレン−ブタジエン共重合体、メチル
メタクリレート−ブタジエン共重合体等の共役ジエン系
共重合体ラテックス;アクリル酸エステル及びメタクリ
ル酸エステルの重合体又は共重合体、アクリル酸及びメ
タクリル酸の重合体又は共重合体等のアクリル系重合体
ラテックス;エチレン酢酸ビニル共重合体等のビニル系
重合体ラテックス;或いはこれらの各種重合体のカルボ
キシル基等の官能基含有単量体による官能基変性重合体
ラテックス;メラミン樹脂、尿素樹脂等の熱硬化合成樹
脂系等の水性接着剤;ポリメチルメタクリレート、ポリ
ウレタン樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、塩化ビニル−
酢酸ビニルコポリマー、ポリビニルブチラール、アルキ
ッド樹脂等の合成樹脂系接着剤が挙げられ、1種以上で
使用される。
剤、増粘剤、流動性改良剤、消泡剤、抑泡剤、離型剤、
発泡剤、浸透剤、着色染料、着色顔料、蛍光増白剤、紫
外線吸収剤、酸化防止剤、防腐剤、防バイ剤、耐水化
剤、湿潤紙力増強剤、乾燥紙力増強剤等を適宜配合する
こともできる。
ックコート層を塗工及び含浸する方法は、各種ブレード
コータ、ロールコータ、エアーナイフコータ、バーコー
タ、ロッドブレードコータ、ショートドウェルコータ、
サイズプレス等の各種装置をオンマシンあるいはオフマ
シンで用いることができる。また、塗工又は含浸後に
は、マシンカレンダー、TGカレンダー、スーパーカレ
ンダー、ソフトカレンダー等のカレンダーを用いて仕上
げても良い。
液媒体、その他の添加剤からなる記録液体である。着色
剤としては、直接染料、酸性染料、塩基性染料、反応性
染料或は食品用色素等の水溶性染料が挙げられる。
種有機溶剤、例えば、メチルアルコール、エチルアルコ
ール、n−プロピルアルコール、イソプロピルアルコー
ル、n−ブチルアルコール、 sec−ブチルアルコール、
tert−ブチルアルコール、イソブチルアルコール等の炭
素数1〜4のアルキルアルコール類;ジメチルホルムア
ミド、ジメチルアセトアミド等のアミド類;アセトン、
ジアセトンアルコール等のケトン又はケトンアルコール
類;テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル類;
ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール等
のポリアルキレングリコール類;エチレングリコール、
プロピレングリコール、ブチレングリコール、トリエチ
レングリコール、1,2,6 −ヘキサントリオール、チオジ
グリコール、ヘキシレングリコール、ジエチレングリコ
ール等のアルキレン基が2〜6個のアルキレングリコー
ル類;グリセリン、エチレングリコールメチルエーテ
ル、ジエチレングリコールメチル(又はエチル)エーテ
ル、トリエチレングリコールモノメチルエーテル等の多
価アルコールの低級アルキルエーテル類等が挙げられ
る。これらの多くの水溶性有機溶剤の中でも、ジエチレ
ングリコール等の多価アルコール、トリエチレングリコ
ールモノメチルエーテル、トリエチレングリコールモノ
エチルエーテル等の多価アルコールの低級アルキルエー
テルが好ましい。その他の添加剤としては、例えば、P
H調節剤、金属封鎖剤、防カビ剤、粘度調整剤、表面張
力調整剤、湿潤剤、界面活性剤、及び防錆剤等が挙げら
れる。
は、インクジェット記録シートとしての使用に留まら
ず、記録時に液状であるインクを使用するどのような記
録シートとして用いてもかまわない。例えば、熱溶融性
物質、染顔料などを主成分とする熱溶融性インクを樹脂
フィルム、高密度紙、合成紙などの薄い支持体上に塗布
したインクシートを、その裏面より加熱し、インクを溶
融させて転写する熱転写記録用受像シート、熱溶融性イ
ンクを加熱溶融して微小液滴化、飛翔記録するインクジ
ェット記録シート、油溶性染料を溶媒に溶解したインク
を用いたインクジェット記録シート、光重合型モノマー
及び無色または有色の染顔料を内包したマイクロカプセ
ルを用いた感光感圧型ドナーシートに対応する受像シー
トなどが挙げられる。これらの記録シートの共通点は、
記録時にインクが液体状態である点である。液状インク
は、硬化、固化又は定着までに、記録シートのインク受
理層の深さ方向又は水平方向に対して浸透又は拡ってい
く。上述した各種記録シートは、それぞれの方式に応じ
た吸収性を必要とするもので、本発明のインクジェット
記録シートを上述した各種の記録シートとして利用して
も何ら構わない。更に、複写機・プリンター等に広く使
用されている電子写真記録方式のトナーを加熱定着する
記録シートとして、本発明におけるインクジェット記録
シートを使用しても構わない。
て、支持体中の顔料含有量が5重量%未満で、該記録シ
ートの内部結合強度が150g/cm未満では、印字後
のシート表面にうねりが生じ、さらにはインクの滲みも
悪化する。また、該記録シートの内部結合強度が500
g/cmを超えると、印字後のシート表面にうねりは発
生しないが、インクの厚さ方向への浸透が抑制されるた
めに、インクは面方向に拡散してインク滲みの悪化が生
じる。さらに顔料含有量の影響は少なくなり、インクの
浸透及び拡散が遅いために、インクジェット記録装置内
で地汚れが生じて、美観を損なう。このため内部結合強
度の上限は455g/cm程度となる。
であり、且つ該記録シートの内部結合強度が150〜4
55g/cmであるときに、印字後のシート表面のうね
りがなく、インクの滲みの少ないインクジェット記録シ
ートが得られる。
が、本発明はこれらの例に限定されるものではない。
又、実施例に於いて示す「部」及び「%」は、特に明示
しない限り重量部及び重量%を示す。測定及び評価結果
は、特に明記しない限り、JIS P8111に規定さ
れる環境下で行った。
体を入れ温度550℃で燃焼させて、ルツボ中の残物の
重量Wを秤量後、下記数1で顔料含有量Pを算出した。
単位は[%]である。
で規定される方法に従い、Internal Bond
Tester(熊谷理機工業社製)を用いて測定し
た。
と、シアンインクとマゼンタインクの重色ドット径(C
M)の比(CM/M)で、良否を判定した。CM/M値
は1.0以上となり、1.0に近い値が、単色ドットと
重色ドットの径が等しく、鮮明性と色彩性が良いことを
示す。
した。品質上問題とならないのは、A及びBの評価であ
る。 A:うねりは判らず、美観を損なわない。 B:うねりは小さく、美観を損なうことはない。 C:うねりは大きく、美観が損なわれる。
成る重色ドットを印字後、すぐに印字面に白紙を押し当
てて、白紙に転写されたインク状態を目視により下記基
準で判定した。インクジェット記録装置内で地汚れとな
らないのは、A及びBの評価である。 A:インクの転写は確認されず、地汚れにはならない。 B:僅かにインクの転写が確認されるが、実用上地汚れ
になることはない。 C:インクの転写が白紙全面にあり、地汚れとなる。
とNBKP(濾水度450mlcsf)20部から成る
木材パルプ100部に対して、軽質炭酸カルシウム/重
質炭酸カルシウム/タルクの比率が10/10/10の
顔料7部、市販アルキルケテンダイマー0.10部と分
子量500万の市販のカチオン系アクリルアミド0.0
5部を調成後、長網抄紙機で抄造し、坪量90g/m2、
顔料含有量5.2%の支持体を得て、カレンダー装置を
用いて平坦化した。支持体表面にインク受理層とバック
コート層を設けた後にカレンダー処理を行い、内部結合
強度216g/cmである実施例1のインクジェット記
録シートを得た。
ンシールX37B:徳山曹達社製)100部とポリビニ
ルアルコール(PVA117:クラレ社製)50部、カ
チオン性染料定着剤(スミレーズレジン1001:住友
化学工業社製)20部を調液し、固形分濃度13%で、
エアーナイフコータにより塗工量5g/m2となるように
支持体表面に塗工した。さらに、インク受理層の設けら
れた反対面に、バックコート層を設けた。バックコート
層は、カオリン(ハイドラスパース:Huber社製)
100部とポリビニルアルコール(Rポリマー113
0:クラレ社製)5部及びスチレン・ブタジエン系ラテ
ックス(0617:日本合成ゴム社製)15部を調液
し、固形分濃度35%で、エアーナイフコータにより塗
工量5g/m2となるようにインク受理層の反対面に塗工
した。
ドサイズプレス機を用いて、澱粉(MS3800:日本
食品加工社製)を3g/m2付着させた後、カレンダー装
置を用いて平坦化した。その後、実施例1と同じインク
受理層とバックコート層塗設し、カレンダー処理を行
い、内部結合強度455g/cmである実施例2のイン
クジェット記録シートを得た。
とNBKP(濾水度450mlcsf)20部から成る
木材パルプ100部に対して、軽質炭酸カルシウム/重
質炭酸カルシウム/タルクの比率が10/10/10の
顔料15部、市販アルキルケテンダイマー0.10部と
分子量500万の市販のカチオン系アクリルアミド0.
05部、市販のカチオン化澱粉1.0部と硫酸バンド
0.5部をを調成後、長網抄紙機で抄造し、坪量90g
/m2、顔料含有量10.2%の支持体を得て、カレンダ
ー装置を用いて平坦化した。支持体表面に実施例1と同
じインク受理層とバックコート層を設けた後にカレンダ
ー処理を行い、内部結合強度280g/cmである実施
例3のインクジェット記録シートを得た。
とNBKP(濾水度400mlcsf)20部から成る
木材パルプ100部に対して、軽質炭酸カルシウム/重
質炭酸カルシウム/タルクの比率が10/10/10の
顔料60部、市販アルキルケテンダイマー0.05部と
分子量700万の市販のカチオン系アクリルアミド0.
05部、市販のカチオン化澱粉1.0部と硫酸バンド
0.5部を調成後、長網抄紙機で抄造し、坪量90g/m
2、顔料含有量35.5%の支持体を得て、カレンダー
装置を用いて平坦化した。支持体表面にインク受理層と
バックコート層を設けた後にカレンダー処理を行い、内
部結合強度152g/cmである実施例4のインクジェ
ット記録シートを得た。
ドサイズプレス機を用いて、澱粉(MS3800:日本
食品加工社製)を4g/m2付着させた後、カレンダー装
置を用いて平坦化した。その後、実施例1と同じインク
受理層とバックコート層塗設し、カレンダー処理を行
い、内部結合強度424g/cmである実施例5のイン
クジェット記録シートを得た。
とNBKP(濾水4度50mlcsf)20部から成る
木材パルプ100部に対して、軽質炭酸カルシウム/重
質炭酸カルシウム/タルクの比率が30/35/35の
顔料5部、市販アルキルケテンダイマー0.10部と分
子量200万の市販のカチオン系アクリルアミド0.0
5部を調成後、長網抄紙機で抄造し、坪量90g/m2、
顔料含有量3.9%の支持体を得て、カレンダー装置を
用いて平坦化した。支持体表面にインク受理層とバック
コート層を設けた後にカレンダー処理を行い、内部結合
強度136g/cmである比較例1のインクジェット記
録シートを得た。
ドサイズプレス機を用いて、澱粉(MS3800:日本
食品加工社製)を5g/m2付着させた後、カレンダー装
置を用いて平坦化した。その後、実施例1と同じインク
受理層とバックコート層塗設し、カレンダー処理を行
い、内部結合強度560g/cmである比較例2のイン
クジェット記録シートを得た。
ドサイズプレス機を用いて、澱粉(MS3800:日本
食品加工社製)を6g/m2付着させた後、カレンダー装
置を用いて平坦化した。その後、実施例1と同じインク
受理層とバックコート層塗設し、カレンダー処理を行
い、内部結合強度512g/cmである比較例3のイン
クジェット記録シートを得た。
価結果を示す。
含有量を5〜35重量%、インクジェット記録シートの
内部結合強度150〜455g/cmの特定の範囲にあ
る実施例1〜5が、印字後のうねり及び地汚れが良好で
あり、重色にじみ率も低く画像の鮮明性や色彩性に優れ
ていることが判る。これに対して、上記特定の範囲にな
い比較例1〜3は重色にじみ率が高く、さらには、内部
結合強度の低い比較例1では印字後のうねりが悪く、内
部結合強度が高い比較例2、3では、顔料含有量にあま
り関係なく地汚れも悪化することが判る。特に、比較例
2、3で生じた重色にじみ率の増大は、支持体厚さ方向
への浸透が阻害されて、面方向への拡散によって生じた
ものと考えられる。
ートに於ける支持体中の顔料含有量と該記録シートの内
部結合強度を特定の範囲にして、該記録シートを形成す
ることによって、インクジェット記録後のシート表面の
うねりとインクの滲み及び地汚れを著しく減少させるこ
とができる。
ェット記録シートについての種々の検討を重ねた結果、
木材パルプと顔料を主成分として成る支持体に於いて、
支持体中の顔料含有量と該支持体の内部結合強度を特定
の範囲にすることにより、本発明の目的が達成させるこ
とを見い出した。即ち、本発明は、主成分として木材パ
ルプと顔料からなる該支持体上に、少なくとも1層以上
のインク受理層が設けられたインクジェット記録シート
に於いて、該支持体中の顔料含有量が5〜36重量%で
あり、且つ該記録シートの内部結合強度が150〜45
5g/cmであることを特徴とするインクジェット記録
シートを提供するものである。
めには、支持体中の顔料含有量と内部結合強度を高く設
定してインクジェット記録シートを形成すれば良いと考
えられる。しかし、内部結合強度と顔料含有量を高くし
ても、印字後のシート表面のうねりは良化するが、印字
後にインクの浸透が遅れ、地汚れの発生することから、
内部結合強度が150〜455g/cm、顔料含有量が
5〜36重量%、好ましくは5〜30重量%の特定の範
囲にあるときのみに、印字後のシート表面のうねりがな
く、インクの滲みも少ないインクジェット記録シートの
得られることが判った。
であり、且つ該記録シートの内部結合強度が150〜4
55g/cmであるときに、印字後のシート表面のうね
りがなく、インクの滲みの少ないインクジェット記録シ
ートが得られる。
強度 Tappi Useful Methods 403
で規定される方法に従い、Internal Bond
Tester(熊谷理機工業社製)を用いて測定し
た。尚、測定単位はg/cmと表示するが、g・cm/
cm2と同意である。
含有量を5〜36重量%、インクジェット記録シートの
内部結合強度150〜455g/cmの特定の範囲にあ
る実施例1〜5が、印字後のうねり及び地汚れが良好で
あり、重色にじみ率も低く画像の鮮明性や色彩性に優れ
ていることが判る。これに対して、上記特定の範囲にな
い比較例1〜3は重色にじみ率が高く、さらには、内部
結合強度の低い比較例1では印字後のうねりが悪く、内
部結合強度が高い比較例2、3では、顔料含有量にあま
り関係なく地汚れも悪化することが判る。特に、比較例
2、3で生じた重色にじみ率の増大は、支持体厚さ方向
への浸透が阻害されて、面方向への拡散によって生じた
ものと考えられる。 ─────────────────────────────────────────────────────
とNBKP(濾水度450mlcsf)20部から成る
木材パルプ100部に対して、軽質炭酸カルシウム/重
質炭酸カルシウム/タルクの比率が30/35/35の
顔料5部、市販アルキルケテンダイマー0.10部と分
子量200万の市販のカチオン系アクリルアミド0.0
5部を調成後、長網抄紙機で抄造し、坪量90g/m2、
顔料含有量3.9%の支持体を得て、カレンダー装置を
用いて平坦化した。支持体表面にインク受理層とバック
コート層を設けた後にカレンダー処理を行い、内部結合
強度136g/cmである比較例1のインクジェット記
録シートを得た。
Claims (3)
- 【請求項1】 主成分として木材パルプと顔料からなる
支持体上に、少なくとも1層以上のインク受理層が設け
られたインクジェット記録シートに於いて、該支持体中
に含有される顔料含有量が5〜35重量%であり、該記
録シートの内部結合強度が150〜455g/cmであ
ることを特徴とするインクジェット記録シート。 - 【請求項2】 支持体に塗設されるインク受理層が、塗
工量1〜10g/m2であることを特徴とする請求項1
記載のインクジェット記録シート。 - 【請求項3】 支持体に含有される顔料含有量が、5〜
30重量%であることを特徴とする請求項1又は2記載
のインクジェット記録シート。
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|---|---|---|---|
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| EP93118466A EP0602400B1 (en) | 1992-11-16 | 1993-11-15 | Ink jet recording sheet and method for producing same |
| US08/710,935 US5637196A (en) | 1992-11-16 | 1996-09-24 | Ink jet recording sheet |
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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ID=18164907
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32435992A Expired - Lifetime JP3172298B2 (ja) | 1992-11-16 | 1992-12-03 | インクジェット記録シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3172298B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006240249A (ja) * | 2005-03-07 | 2006-09-14 | Fuji Xerox Co Ltd | 記録用紙、及びインクジェット記録装置 |
| JP2012510004A (ja) * | 2008-11-26 | 2012-04-26 | ナルコ カンパニー | 製紙における充填剤含有量の増大方法 |
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-
1992
- 1992-12-03 JP JP32435992A patent/JP3172298B2/ja not_active Expired - Lifetime
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP3172298B2 (ja) | 2001-06-04 |
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