JPH0617143Y2 - 立体模様構造 - Google Patents

立体模様構造

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JPH0617143Y2
JPH0617143Y2 JP1987098860U JP9886087U JPH0617143Y2 JP H0617143 Y2 JPH0617143 Y2 JP H0617143Y2 JP 1987098860 U JP1987098860 U JP 1987098860U JP 9886087 U JP9886087 U JP 9886087U JP H0617143 Y2 JPH0617143 Y2 JP H0617143Y2
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JP
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pattern
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JP1987098860U
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Inventor
喜代巳 中
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冨士シ−ル工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、物品の表面に所望の文字、図柄等の模様を表
示するための、温度変化により色模様が変化する立体模
様構造に関する。
〔従来の技術〕
発泡インキは、インキメジウムに混合した発泡剤の発泡
作用により、発泡膨厚させた厚肉・多孔質のインキ層
(膨厚倍率は例えば10〜50倍)を形成するものであ
り、例えばプラスチックフィルムに発泡インキ層を形成
してこれを物品の被覆膜材とし、例えばガラス瓶等に適
用して、発泡インキ層の有する緩衝作用により、その破
損を防止する保護膜として機能させ、あるいは保冷・保
温を必要とする物品(缶ジュース、缶コーヒー等)に対
しては、発泡インキ層の断熱効果による保冷・保温膜と
して有用であることは公知であり、その実用例は多岐に
亘る。
また、フィルム、その他の物品の表面の文字・図柄等の
模様を、通常の印刷インキに代え、発泡インキで描き、
その膨厚・多孔質のインキ層による浮出し模様として表
出させることも行われている。
〔考案が解決しようとする課題〕 発泡インキ層で描かれた文字・図柄等の模様は、通常の
印刷インキ層によるそれと異なって、厚肉・立体感を伴
った特有の意匠効果や重厚感を有している。本考案は、
この発泡インキ層の特徴を活かしつつ、これに新たな機
能を帯有させて、その意匠効果を高めると共に、多様な
使用態様を可能とする立体模様構造を提供するものであ
る。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の立体模様構造は、 基材表面に、表出しようとする凹凸模様に対応する層厚
の厚薄をなして発泡インキ層が塗布されていると共に、
その発泡インキ層の表面に感温色素含有インキ層が積層
塗布され、 または感温インキ層を含有する発泡インキ層が、表出し
ようとする凹凸模様に対応する層厚の厚薄をなして塗布
されていることを特徴としている。
〔作用〕
発泡インキ層に積層された、感温色素含有インキ層(発
泡インキ層)は、その表面に接触する雰囲気からの熱影
響と、発泡インキ層を通して作用する基材側からの熱影
響とを受ける。発泡インキ層は断熱性層であるので、そ
の層厚の厚い程、発色インキ層に対する基材側からの熱
影響(冷却または加熱作用)は抑制され、層厚の薄い部
分は基材側からの熱影響を受け易い。このため、発泡イ
ンキ層の色素反応(発色,変色,消色)温度への変化
は、発泡インキ層の層厚の厚薄により異なったものとな
り、発色インキ層は発泡インキ層の厚薄により部分的に
色素反応を生起し色変化が生じる。
発泡インキと発色インキの二種のインキを使用する上記
二層構成に代え、感温色素を含有した発泡インキ層で凹
凸模様を形成した場合も、その層厚の厚薄による断熱効
果の差異により、表面温度が部分的に異なったものとな
る効果として、表面層は上記と同じように色素反応によ
る色変化を生じる。
すなわち、本考案の立体模様構造においては、文字・図
柄等の模様が、発泡インキ層の凹凸による厚肉・立体感
を伴った浮出し模様として表出されるだけでなく、その
発泡インキ層の層厚の厚薄による部分的な色素反応を生
じ、その色変化が浮出し模様に重畳した色模様の変化と
して視覚される。
本考案の立体模様構造は、発色インキおよび発泡イン
キ、または感温色素を配合した発泡インキを、グラビア
印刷、スクリーン印刷等、インキの材種やインキの塗布
層厚に応じて選ばれる公知の印刷手法を適用して形成す
ることができる。
感温色素の材種は、従来より感温発色インキの色素とし
て使用されている各種の有機系または無機系色素のなか
から、対象物品の性質や使用条件等に応じて適宜選択す
ることができる。感温色素として可逆反応性のものを使
用すれば、温度変化による上記色模様の変化をくり返し
現出させることができる。
〔実施例〕
次に本考案について実施例を示す図面を参照して説明す
る。
第1図は、例えば冷却貯蔵される飲料(ジュース、ビー
ル等)の容器Mの表面に取付けられるラベルを示してい
る。
10は基材であるプラスチックフィルム、20が発泡イ
ンキ層、30は発色インキ層である。発泡インキ層20
は、文字・図柄等を表わす凹凸模様をなして基材フィル
ム10上に印刷され、その表面に発色インキ層30が積
層印刷されている。発色インキ層30は、対象物品Mの
冷却保存温度と大気雰囲気温度との間で可逆的に色変化
(発色、変色、消色)を生じる色素を含有するインキ層
である。
上記ラベルを取付けて冷却保存された飲料容器Mを保冷
雰囲気から取出すと、ラベルの外表面(発色インキ層3
0)に接触する大気雰囲気の熱影響は、凸部a・凹部b
の区別なく、その全表面に亘って一様であるが、飲料容
器Mから発泡インキ層20を通して発色インキ層30に
加わる冷却作用は、発泡インキ層20の厚薄によって異
なる。発泡インキ層20が厚肉である程、発色インキ層
30に対する容器Mからの冷却作用が抑制され、従って
その部分の発色インキ層は大気雰囲気の接触により速や
かに昇温し、その温度変化に伴って色素反応を生じるの
に対し、層厚の薄い部分の発色インキ層30は、冷却作
用が強く加わるため温度変化とそれによる色素反応は生
じ難い。この部分的な色素反応の生起により凹凸模様に
色変化が生じる。その容器が長時間放置されると、各部
の表面の温度差が緩和・均一化されるに伴い、凹凸模様
は全面に亘る色素反応により同一色となるが、それも色
模様の変化として視覚される。
上記ラベル1を飲料容器に代えて、コップMの表面に取
付け、これに保冷された飲料を注ぐ場合は、発色インキ
層30の色素反応の生起の難易は上記とは逆となり、発
泡インキ層20が薄く、断熱効果の小さい部分の発色イ
ンキ層30は冷却作用を強く受け、その温度変化に伴っ
て色素反応を生じるのに対し、厚い部分は、断熱効果が
強く温度変化とそれに伴う色素反応を生じ難い。この部
分的な色素反応の生起により、凹凸模様に重畳する色模
様の変化が視覚される。
上記ラベル1の発色インキ層30を、大気雰囲気と加熱
保存温度との間で可逆的に色素反応が生じる発色インキ
層に代えたラベルを製作し、これを加温飲料容器(コー
ヒー缶等)の表面に取付けた場合は、加温雰囲気から取
出すと、発色インキ層30は、飲料容器からの熱影響が
小さい部分(発泡インキ層20の層厚が厚い部分)程、
大気雰囲気温度の影響による色素反応を生じ易いのに対
し、発泡インキ層20が薄い部分の発色インキ層30は
基材10側からの熱影響を強く受け、大気雰囲気からの
熱影響が減殺されるため、色素反応を生じ難い。この部
分的に生じる色素反応により色模様が変化する。
このラベルをコップの表面に取付け、これに加温飲料を
注ぐ場合の色素反応の生起は上記と逆になり、発泡イン
キ層20の薄い部分は、注入された加温飲料の熱影響に
よる温度変化とそれに伴う色素反応を生じ易く、発泡イ
ンキ層20が厚い部分では抑制される。この色素反応の
部分的な生起により色模様が変化する。
第2図は、本考案の他の実施例として、発泡インキ層と
発色インキ層の二種のインキを使用した前記第1図の構
成に代え、感温色素を配合した発泡インキ層40を基材
10上に印刷して立体模様を構成したラベルを示してい
る。
このラベルにおいて、色素含有発泡インキ層40の表面
側(表皮層)41の温度変化は、層厚の厚い部分aと薄
い部分bとで、断熱効果の差異により異なったものとな
る。
従って、このラベルを、例えば保冷または保温貯蔵され
る飲料容器の表面に取付け、あるいは保冷・保温された
飲料を注ぎ出すコップの表面に取付けて使用する場合
は、表皮層41の温度変化とそれによる色素反応の生起
が、前記第1図に示したラベルの場合と同じように、層
厚の厚薄の各部で異なることにより、表皮層41の色模
様が変化する。
上記第1図、第2図に示したラベル1の対象物品Mに対
する取付けは、例えば基材10の裏面に粘着剤等を塗布
して貼着することにより行うことができ、また基剤10
のフィルムとして熱収縮性プラスチックフィルムを使用
する場合は、ラベル1をチューブ形状に製作し(図のラ
ベルは、Fの文字とこれを囲む円形のマークからなる立
体模様が形成されている)、これを第3図のように、対
象物品M(図はボトルの例)に外嵌して加熱処理を加え
ることにより、基材フィルムの熱収縮力を締付け力とし
て物品表面Msに密着させることができる。
また、ラベルとして本考案の立体模様を形成する構成に
代え、フィルムの使用を省略し、対象物品の表面を基材
表面とし、これに直接、印刷を施して所要の立体模様を
形成する構成としてもよい。
なお、本考案の立体模様構造に、通常の色インキの印刷
を組合せることは自由であり、形成しようとする模様の
デザインにより、発泡インキ層の凸部や凹部等にこれを
印刷して、温度変化による色変化を生じない配色を含む
模様とすることは何ら妨げられない。
〔考案の効果〕
本考案によれば、物品表面に発泡インキ層による厚肉・
立体感と、これに重畳して色模様が変化する立体模様を
形成することができ、この斬新な意匠効果により、物品
の商品価値を高め、顧客吸引力を強めることができる。
本考案の立体模様は、色模様の変化という従来の立体模
様にない機能により、適用対象物品の拡大と、その多様
な使用態様を可能とするものである。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案の立体模様構造の実施例を
模式的に示す断面図、第3図は本考案の立体模様を形成
したラベルを物品に取付けた例を示す一部切欠斜視図で
ある。 10:基材,20:発泡インキ層,30:感温色素含有
インキ層,40:感温色素含有発泡インキ層,41:表
皮層,M:ラベル取付け物品。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】基材表面に、表出しようとする凹凸模様に
    対応する層厚の厚薄をなして発泡インキ層が塗布されて
    いると共に、その発泡インキ層の表面に感温色素含有イ
    ンキ層が積層塗布され、 または感温インキ層を含有する発泡インキ層が、表出し
    ようとする凹凸模様に対応する層厚の厚薄をなして塗布
    されていることを特徴とする立体模様構造。
JP1987098860U 1987-06-26 1987-06-26 立体模様構造 Expired - Lifetime JPH0617143Y2 (ja)

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JP1987098860U JPH0617143Y2 (ja) 1987-06-26 1987-06-26 立体模様構造

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JPS644465U JPS644465U (ja) 1989-01-11
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