JPH0617169Y2 - 発光ダイオード表示器 - Google Patents

発光ダイオード表示器

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JPH0617169Y2
JPH0617169Y2 JP1989043066U JP4306689U JPH0617169Y2 JP H0617169 Y2 JPH0617169 Y2 JP H0617169Y2 JP 1989043066 U JP1989043066 U JP 1989043066U JP 4306689 U JP4306689 U JP 4306689U JP H0617169 Y2 JPH0617169 Y2 JP H0617169Y2
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JP
Japan
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light
emitting diode
light emitting
display
shielding plate
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満 酒井
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Koito Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、道路上あるいは各種屋外競技場等に設けられ
る情報表示装置に用いられる発光ダイオード表示器に関
するものである。
〔従来の技術〕
従来から例えば道路情報表示装置等の表示素子として使
用される発光ダイオード表示器は、屋外に設置して使用
されるものであるため、太陽光線の直射が発光ダイオー
ドに当り、その反射光により白つぽく見えて発光ダイオ
ードの発光している部分と発光していない部分との輝度
比、すなわちコントラストが低下することから、第6図
に示すように発光ダイオードの配列の上下間に遮光板を
設けている。
第6図は従来の発光ダイオード表示器を横から見た断面
図である。同図において、マトリツクス状に配列される
発光ダイオード1の上下には、発光ダイオード1の前面
から前方に遮光板2を突出させて配設し、太陽光線3が
発光ダイオード1に直接照射されないように構成されて
いる。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来の発光ダイオード表示器は、太陽光
線3の直射する角度が低い場合にも遮光するために遮光
板2において発光ダイオード1の前面から前方への突き
出し長さlを大きくする必要がある。この長さlを長く
すると、この発光ダイオード表示器の下側から発光ダイ
オード1を視認できる角度が小さくなるという問題があ
つた。すなわち、道路情報表示装置のように地上高5m
以上の高い位置に発光ダイオード表示器が設けられた場
合、車輌等の地上の低い位置から発光ダイオード表示器
を観測するときに遠距離では視認できるが、短距離では
視認できないという問題が生じる。例えば下側から発光
ダイオード表示器を観測する視認角度については、聊設
省土木研究所の資料によれば走行車輌において約7度が
必要とされている。一方、太陽光線の高度と鉛直前の照
度の関係を照明ハンドブツクから参照すると、第7図に
示すように約30度が最大照度である。そこで少なくと
も太陽光度が約15度程度まで発光ダイオード1に太陽
光線3が直射しないように遮光板2の突き出し長さlを
設ける必要がある。具体的には第6図に示すように発光
ダイオード1の発光面寸法h1を8mmとした場合、突き
出し長さlは、tan15°=8/lとなり、l≒30mmと
なる。一方、発光ダイオード表示器を観測する視認角度
を約7度とした場合、発光面と遮光板2との間に間隔h
2が必要となる。この間隔h2はtan7°=h2/30とな
り、h2=3.7mmと無駄な面積を必要とする。さらに遮光
板2の厚さを約2mmとした場合にこの間隔h2が存在し
なければ、発光面寸法h1+遮光板2の厚さ=10mmと
なり、発光ダイオード1を10mmピツチで配置できた
が、間隔h2が必要となることから、発光ダイオード1
の取り付けピツチは約13.7となり、表示ドツトピツチが
大きくなるので、木目細かな表示ができないという問題
があつた。また、発光ダイオード表示器の表示面に間隔
2を設けた場合、表示面に対する発光面寸法h1の割合
が小さくなる。このことは発光ダイオード1の単位面積
当りの発光光度を一定とした場合に表示面が暗くなり、
周囲が明るい場所に設ける発光ダイオード表示器にとつ
て問題であつた。
〔課題を解決するための手段〕
このような問題を解決するために本考案による発光ダイ
オード表示器は、上下方向の表示ドツト間に光を透過し
ない遮光板を設けるとともにこの遮光板は表示ドツトの
前端よりも前方に突出して配置され、この遮光板の上面
は上方からの光を吸収する光吸収体を有し、この下面は
少なくとも一部に表示ドツトの発光出力を反射する光反
射体を有している。また、遮光板下面の左右方向表示ド
ツト間上部位置に光吸収体を有している。さらに遮光板
下面に熱伝導性が高くかつ光反射率の高い光反射体を発
光ダイオードに密着して設けている。
〔作用〕
本考案における遮光板は、発光ダイオードの発光出力を
その上面側の光反射体により前方下側方向に反射させる
ので、視認角度が拡大される。
〔実施例〕
以下、図面を用いて本考案の実施例を詳細に説明する。
第1図は本考案による発光ダイオード表示器の一実施例
を示す要部断面図であり、前述の図と同一部分には同一
符号を付してある。同図において、発光ダイオード1の
内部構造およびリード線4の配線については省略してあ
る。発光ダイオード1は発光ダイオード表示器構造体5
の内部にプリント基板6に取り付けられ、図示しない印
刷配線パターンにより配線され、プリント基板6の裏面
から電源の供給を受けている。また、遮光板2の下面に
は発光ダイオード1に密接して光反射板7が配設されて
おり、この光反射板7は熱伝導性の高いアルミニウム板
材を電解研磨により研磨して高い反射率をもたせて形成
されている。さらに発光ダイオード1とプリント基板6
との間には発光ダイオード1のリード線4への雨水等の
侵入を防止しかつ発光ダイオード1が発光していないと
きに発光ダイオード1に当る外来光の反射輝度を低下さ
せ、発光しているものと発光していないものとの輝度比
を高める黒色系の充填材8が充填されており、この充填
材8は黒色系の防水用樹脂で例えばシリコン樹脂,エポ
キシ樹脂等が用いられている。
このように構成された発光ダイオード表示器は、太陽光
線3が遮光板2で遮ぎられ、発光ダイオード1に直射し
ない太陽光度βを15度とし、発光ダイオード1の発光
面寸法h1=8mmとすると、遮光板2の突き出し長さl
は約30mmとなる。ここで遮光板2と光反射板7との板
厚寸法を合計で2mmとし、発光ダイオード1の取り付け
ピツチを10mmに設定すると、発光ダイオード1と下側
遮光板2との間、つまり第6図における間隔h2に相当
する部分が0となる。したがつて発光ダイオード1の最
下部から出力される発光出力9の角度は水平に対して0
度となり、視認角度も0度となる。しかしながら、発光
ダイオード1の発光出力10は上側の光反射板7に反射
し、下方向に出力される。その度度αを求めると、発光
出力10は光反射板7により法線11に対して同一角度
で反射されるので、角度α=α′となる。ここで角度
α′を求めると、α′=tan-11/l÷2=tan-18/
30÷28≒28度となり、視認角度7度を充分に満足
することができる。したがつて光反射板7の寸法l1
遮光板2の突き出し長さlと同一寸法である必要がな
く、長さl1′に短かくすることができる。この実施例
では、光反射板7を発光ダイオード1に近接して設け、
充填材8により封止するようにしたが、これは発光ダイ
オード1に電流を流して発光させると、発光ダイオード
1が発熱する。この発光ダイオード1の電気的特性とし
て温度が高くなると、発光光度が低下するため、発光ダ
イオード1の発熱を熱伝導性の高い光反射板7を介して
空気中に放熱させることができる。また、遮光板2と光
反射板7とを一体化しない構成とすることにより、遮光
板2に太陽光線3の直射を受けると、遮光板2が黒色系
であるので、温度が高くなり、発光ダイオード1を加熱
することが考えられることから、遮光板2は熱伝導性の
低い樹脂材等により構成することができる。さらに光反
射板7をアルミニウム材により形成したが、このアルミ
ニウム材に限定されるものではなく、樹脂性フイルムに
金属を蒸着させて構成しても良く、さらには反射率の高
い白色系,金属色系の塗料膜により構成しても良いこと
は言うまでもない。
第2図は本考案により発光ダイオード表示器の他の実施
例を示す要部平面図であり、前述の図と同一部分には同
一符号を付してある。同図において、第1図と異なる点
は、表示ドツトを構成する発光ダイオード1の上部のみ
に光反射板7が設けられ、各発光ダイオード1の間の上
部位置12には設けない構成となつている。
このような構成において、発光ダイオード表示器を斜め
前方下側から利用者13が観測すると、発光ダイオード
1の発光出力10のうちの上方からの発光出力10uは
遮光板2に妨げられずに利用者13に達し、視認され
る。また、発光ダイオード1の発光出力10のうちの下
方からの発光出力10dは上部位置12に光反射板7を
設けたことにより、その光反射板7に反射されて利用者
13に達し、視認されることになる。この場合、利用者
13から観測すると、発光ダイオード1があたかも針め
方向に傾斜した楕円状に見えるようになる。そこで上部
位置12には光反射板7を設けずに遮光板2を黒色系の
色とし、光を吸収させるようにしたものである。なお、
同図では、光反射板7を遮光板2上に発光ダイオード1
の上部のみに分割して設けたが、この光反射板7を分割
しないで一体化させて遮光板2上の上部位置12に黒色
系の塗膜を設けても良く、もしくは黒色系の樹脂性テー
プを貼り付ける等で実現しても良い。
第3図は本考案による発光ダイオード表示器のさらに他
の実施例を説明する図であり、同図(a)は正面側から見
た平面図、同図(b)は同図(a)のA−A′線の断面図であ
り、前述の図と同一部分には同一符号を付してある。同
図において、第1図と異なる点は、4個のダイオード1
を集合させた集合体を表示ドツトとして独立した表示ド
ツトを構成し、遮光板2と一体的に形成されたケース
2′内に収容されている。ここで発光ダイオード1のリ
ード線4はプリント基板6上に形成された図示しない配
線パターンを通して裏側のリード線14から電源が供給
されている。
このような構成において、表示ドツトを4個の発光ダイ
オード1の集合体で構成することで、この表示ドツトを
上下,左右方向にマトリツクス状に配設してその裏面側
を構造体5に取り付けることにより、発光ダイオード表
示器を構成することができる。なお、本実施例では、発
光ダイオード1の数量を4個で説明したが、この数量に
は限定されないことは勿論である。
第4図は本考案による発光ダイオード表示器の他の実施
例を説明する図で同図(a)は要部平面図、同図(b)は同図
(a)のA−A′線断面図であり、前述の図と同一部分に
は同一符号を付してある。同図において、第1図と異な
る点は、光反射板7′が発光ダイオード1を密着させて
包み込むほぼ円筒状で形成されている。
このような構成によると、発光ダイオード1が光反射板
7′に密着されるので、放熱効果を高めることができ
る。
なお、前述した実施例においては、光反射板7の形状を
平板形状で説明したが、第5図に示すような筒状の遮光
板2″に対しては上部を曲面状の光反射板7″としても
良い。また、第2図に示すように遮光板2上の発光ダイ
オード1の上部位置12に光反射板7を設けずに黒色系
の部材を配置したが、第2図に示す光反射板7のよう
に両側を下方向に折り曲げて遮光板兼光反射板としても
良く、さらに同図に示すように下部方向に突出する遮光
板2を設けても良いことは言うまでもない。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案は、少なくとも1個の発光ダ
イオードの集合体を表示ドツトとし、この表示ドツトが
マトリツクス状に配設され、上下方向の表示ドツト間に
光を透過しない遮光板を設けるとともにこの遮光板は表
示ドツトの前端よりも前方に突出して配置し、その上面
は光吸収体からなり、その下面は少なくとも一部が光反
射体からなるように構成したことにより、発光ダイオー
ドの発光出力が遮光板下面の光反射体により前方下側方
向に反射されるので、発光ダイオードの発光出力が遮光
板に遮ぎられることがなく、視認角度が大幅に拡大され
て視認性の高い情報表示装置を提供することができると
いう極めて優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による発光ダイオード表示器の一実施例
を示す断面図、第2図は本考案による発光ダイオード表
示器の他の実施例を示す平面図、第3図(a),(b)は本考
案による発光ダイオード表示器のさらに他の実施例を示
す平面図,そのA−A′線の断面図、第4図(a),(b)は
本考案による発光ダイオード表示器の他の実施例を示す
平面図,そのA−A′線の断面図、第5図は本考案によ
る発光ダイオード表示器の他の実施例を示す断面図、第
6図は従来の発光ダイオード表示器を示す断面図、第7
図は太陽高度と照度との関係を示す図である。 1……発光ダイオード、2……遮光板、2′……ケー
ス、2″,2……遮光板、3……太陽光線、4……リ
ード線、5……発光ダイオード表示器構造体、6……プ
リント基板、7,7′,7″,7……光反射板、8…
…充填材、9,10,10u,10d……発光出力、1
1……法線、12……上部位置、13……利用者、14
……リード線。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも1個の発光ダイオードの集合体
    を表示ドツトとし前記表示ドツトをマトリツクス状に配
    設してなる発光ダイオード表示器において、上下方向の
    表示ドツト間に光を透過しない遮光板を設けるとともに
    該遮光板は前記表示ドツトの前端よりも前方に突出して
    配置され、該遮光板の上面は光吸収体からなり、下面は
    少なくとも一部が光反射体からなることを特徴とした発
    光ダイオード表示器。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記遮光板下面の左右
    方向表示ドツト間上部位置に光吸収体を設けたことを特
    徴とする発光ダイオード表示器。
  3. 【請求項3】請求項1において、前記遮光板下面に熱伝
    導性が高くかつ光反射率の高い光反射体を前記発光ダイ
    オードに密接して設けたことを特徴とする発光ダイオー
    ド表示器。
JP1989043066U 1989-04-14 1989-04-14 発光ダイオード表示器 Expired - Lifetime JPH0617169Y2 (ja)

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JPH02134581U JPH02134581U (ja) 1990-11-08
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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60225881A (ja) * 1984-04-24 1985-11-11 ソニー株式会社 表示装置
JPH0434551Y2 (ja) * 1985-09-02 1992-08-17

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JPH02134581U (ja) 1990-11-08

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