JPH061729A - 塩化アルキルの製造方法 - Google Patents
塩化アルキルの製造方法Info
- Publication number
- JPH061729A JPH061729A JP17884692A JP17884692A JPH061729A JP H061729 A JPH061729 A JP H061729A JP 17884692 A JP17884692 A JP 17884692A JP 17884692 A JP17884692 A JP 17884692A JP H061729 A JPH061729 A JP H061729A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- chloride
- alkyl
- alcohol
- hydrochloric acid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C17/00—Preparation of halogenated hydrocarbons
- C07C17/093—Preparation of halogenated hydrocarbons by replacement by halogens
- C07C17/16—Preparation of halogenated hydrocarbons by replacement by halogens of hydroxyl groups
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】合成系への多量の水の混入を回避し、反応速度
を向上した塩化アルキルの製造方法を提供する。 【構成】炭素数4から8のアルキルアルコールと塩化水
素とを無触媒あるいは触媒の存在下で連続的に反応さ
せ、留出する反応生成物を塩化アルキルを主成分とする
有機層と水層に分離し、塩酸濃度調整槽において水層に
水を加えることによって水に対する塩化水素の濃度を2
1%以下に調整し、蒸留することによって塩化水素を最
高21%含む水を塔底生成物として、水とアルキルアル
コールの混合物を塔頂生成物としてそれぞれ得、アルキ
ルアルコールを水から層分離して新鮮なアルコールと一
緒に合成系に戻し、水は蒸留塔へ循環し、塩化アルキル
を主成分とする有機層は水で洗浄し、使用した洗浄水は
塩酸濃度調整槽へ導入し、水洗浄した有機層を脱水、精
製し、塩化アルキルを得る工程からなることを特徴とす
る塩化アルキルの製造方法。
を向上した塩化アルキルの製造方法を提供する。 【構成】炭素数4から8のアルキルアルコールと塩化水
素とを無触媒あるいは触媒の存在下で連続的に反応さ
せ、留出する反応生成物を塩化アルキルを主成分とする
有機層と水層に分離し、塩酸濃度調整槽において水層に
水を加えることによって水に対する塩化水素の濃度を2
1%以下に調整し、蒸留することによって塩化水素を最
高21%含む水を塔底生成物として、水とアルキルアル
コールの混合物を塔頂生成物としてそれぞれ得、アルキ
ルアルコールを水から層分離して新鮮なアルコールと一
緒に合成系に戻し、水は蒸留塔へ循環し、塩化アルキル
を主成分とする有機層は水で洗浄し、使用した洗浄水は
塩酸濃度調整槽へ導入し、水洗浄した有機層を脱水、精
製し、塩化アルキルを得る工程からなることを特徴とす
る塩化アルキルの製造方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、塩化アルキルの製造方
法に関する。更に詳しくは、炭素数4から8のアルキル
アルコールと塩化水素とを無触媒あるいは触媒存在下で
連続的に反応させて、生成する塩化アルキルを直ちに気
相で系外へ留出させることによる塩化アルキルの製造方
法における改良された後処理方法に関するものである。
法に関する。更に詳しくは、炭素数4から8のアルキル
アルコールと塩化水素とを無触媒あるいは触媒存在下で
連続的に反応させて、生成する塩化アルキルを直ちに気
相で系外へ留出させることによる塩化アルキルの製造方
法における改良された後処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】塩化アルキルは、アルキルアルコールと
塩化水素を適当な反応温度で無触媒、有利には触媒の存
在下で反応させることによって製造することができる。
塩化水素を適当な反応温度で無触媒、有利には触媒の存
在下で反応させることによって製造することができる。
【0003】特開平2−292231号公報には、炭素
数3から4のモノアルカノールを高めた温度でまた場合
によっては触媒の存在下で連続的に反応させることによ
って製造される混合物の後処理方法が記載されている。
該公報に記載された方法によれば、蒸気状の反応生成物
を凝縮し、軽い有機層と重い水層とに分離し、重い水層
を直接蒸留し、塩化水素を最高21%含む反応水を塔底
生成物としてまた塩化水素及び水を含むアルコール流を
塔頂生成物として得、アルコール流を新鮮なアルコール
と一緒に合成系に戻し、軽い有機層を水で洗浄し、水を
中和し、溶解した有機成分を除去するためにストリッピ
ング処理し、系から排除し、アルキルクロリドを自体公
知の方法で単離する。
数3から4のモノアルカノールを高めた温度でまた場合
によっては触媒の存在下で連続的に反応させることによ
って製造される混合物の後処理方法が記載されている。
該公報に記載された方法によれば、蒸気状の反応生成物
を凝縮し、軽い有機層と重い水層とに分離し、重い水層
を直接蒸留し、塩化水素を最高21%含む反応水を塔底
生成物としてまた塩化水素及び水を含むアルコール流を
塔頂生成物として得、アルコール流を新鮮なアルコール
と一緒に合成系に戻し、軽い有機層を水で洗浄し、水を
中和し、溶解した有機成分を除去するためにストリッピ
ング処理し、系から排除し、アルキルクロリドを自体公
知の方法で単離する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の方法において
は、未反応アルコールを回収する際、重い水層を直接蒸
留することにより回収しているため、回収物は未反応ア
ルコール、水、塩化水素の均一相の混合物で、多量の水
も一緒に合成系に戻している。しかし合成系に多量の水
が存在すると原料アルコールが水との共沸により速やか
に多量に系外へ留出するあるいは生成する塩化アルキル
と水との最低共沸により反応温度が低下するなどの理由
により、反応速度が著しく減少し目的物の生産性が大幅
に低下する。
は、未反応アルコールを回収する際、重い水層を直接蒸
留することにより回収しているため、回収物は未反応ア
ルコール、水、塩化水素の均一相の混合物で、多量の水
も一緒に合成系に戻している。しかし合成系に多量の水
が存在すると原料アルコールが水との共沸により速やか
に多量に系外へ留出するあるいは生成する塩化アルキル
と水との最低共沸により反応温度が低下するなどの理由
により、反応速度が著しく減少し目的物の生産性が大幅
に低下する。
【0005】また上記方法では、塩化アルキルを主成分
とする軽い有機層を水で洗浄しているが、炭素数4から
8のアルキルアルコールの水に対する溶解度が小さいた
め未反応アルコールを完全に取り除くためには大量の洗
浄水を必要とする。
とする軽い有機層を水で洗浄しているが、炭素数4から
8のアルキルアルコールの水に対する溶解度が小さいた
め未反応アルコールを完全に取り除くためには大量の洗
浄水を必要とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題は本発明によれ
ば、留出した反応生成物を軽い有機層と重い水層に分離
し、この重い水層を塩酸濃度調整槽において水を加える
ことによって水に対する塩化水素の濃度を21%以下に
調整し、蒸留することによって塩化水素を最高21%含
む水を塔底生成物として、また水とアルキルアルコール
の混合物を塔頂生成物として得、アルキルアルコールを
水から層分離して新鮮なアルコールと一緒に合成系に戻
し、水は蒸留塔へ循環し、塩化アルキルを主成分とする
軽い有機層を水で洗浄し、使用した洗浄水は塩酸濃度調
整槽へ導入するあるいは塩化アルキルを主成分とする軽
い有機層を洗浄するに際し、まず塩酸により洗浄し、そ
の後アルカリ水、水で洗浄し、洗浄に用いた塩酸、アル
カリ水、水を塩酸濃度調整槽へ導入することによって解
決される。
ば、留出した反応生成物を軽い有機層と重い水層に分離
し、この重い水層を塩酸濃度調整槽において水を加える
ことによって水に対する塩化水素の濃度を21%以下に
調整し、蒸留することによって塩化水素を最高21%含
む水を塔底生成物として、また水とアルキルアルコール
の混合物を塔頂生成物として得、アルキルアルコールを
水から層分離して新鮮なアルコールと一緒に合成系に戻
し、水は蒸留塔へ循環し、塩化アルキルを主成分とする
軽い有機層を水で洗浄し、使用した洗浄水は塩酸濃度調
整槽へ導入するあるいは塩化アルキルを主成分とする軽
い有機層を洗浄するに際し、まず塩酸により洗浄し、そ
の後アルカリ水、水で洗浄し、洗浄に用いた塩酸、アル
カリ水、水を塩酸濃度調整槽へ導入することによって解
決される。
【0007】本発明によれば水層を蒸留する前に水を加
えることにより水に対する塩化水素の濃度を調整して最
高共沸組成21%以下とし、未反応アルコール回収の
際、塔頂より塩化水素が出ないようにしている。アルキ
ルアルコールは塩酸よりも水への溶解度がかなり低いこ
とから、水から層分離により高純度の未反応アルコール
を回収し合成系へ戻すことができる。
えることにより水に対する塩化水素の濃度を調整して最
高共沸組成21%以下とし、未反応アルコール回収の
際、塔頂より塩化水素が出ないようにしている。アルキ
ルアルコールは塩酸よりも水への溶解度がかなり低いこ
とから、水から層分離により高純度の未反応アルコール
を回収し合成系へ戻すことができる。
【0008】また本発明によれば塩化アルキルを主成分
とする軽い有機層の洗浄水は塩酸濃度調整水として利用
でき、溶解した有機成分は回収系へ戻される。更に完全
に有機層中の未反応アルコールを取り除くためには、塩
酸に対する炭素数4から8のアルキルアルコールの大き
な溶解性を利用して、まず塩酸で洗浄し、その後アルカ
リ水、水で洗浄するのが効率的であり、洗浄に用いた塩
酸、アルカリ水、水は塩酸濃度調整槽へ導入され、溶解
した有機成分は回収系へ戻される。この際使用される洗
浄用の塩酸はアルコールの溶解性を考慮すると、有利に
は37%濃塩酸である。
とする軽い有機層の洗浄水は塩酸濃度調整水として利用
でき、溶解した有機成分は回収系へ戻される。更に完全
に有機層中の未反応アルコールを取り除くためには、塩
酸に対する炭素数4から8のアルキルアルコールの大き
な溶解性を利用して、まず塩酸で洗浄し、その後アルカ
リ水、水で洗浄するのが効率的であり、洗浄に用いた塩
酸、アルカリ水、水は塩酸濃度調整槽へ導入され、溶解
した有機成分は回収系へ戻される。この際使用される洗
浄用の塩酸はアルコールの溶解性を考慮すると、有利に
は37%濃塩酸である。
【0009】塔底生成物として得られる最高21%の塩
酸は有機物を含まないため他の工程で使用することがで
きる。
酸は有機物を含まないため他の工程で使用することがで
きる。
【0010】
【発明の効果】本発明によれば、合成系への多量の水の
混入は回避され、もはや反応により生成した水及び未反
応アルコールに対する溶解分の水しか合成系には存在せ
ず、反応速度は大幅に上昇し生産性の増大が可能とな
り、経済性面から工業的利用価値が大きい。また、塩化
アルキルを主成分とする軽い有機層を塩酸で洗浄するこ
とにより、有機層中の未反応アルコールを完全にしかも
効率的に取り除くことが可能となり、洗浄に用いた塩
酸、アルカリ水、水は塩酸濃度調整槽へ導入することに
より、溶解した有機成分は回収系へ戻され、分離回収工
程での負担軽減も相乗的に達成できる。
混入は回避され、もはや反応により生成した水及び未反
応アルコールに対する溶解分の水しか合成系には存在せ
ず、反応速度は大幅に上昇し生産性の増大が可能とな
り、経済性面から工業的利用価値が大きい。また、塩化
アルキルを主成分とする軽い有機層を塩酸で洗浄するこ
とにより、有機層中の未反応アルコールを完全にしかも
効率的に取り除くことが可能となり、洗浄に用いた塩
酸、アルカリ水、水は塩酸濃度調整槽へ導入することに
より、溶解した有機成分は回収系へ戻され、分離回収工
程での負担軽減も相乗的に達成できる。
【0011】以上の事実より本発明の方法は、塩化アル
キルを工業的に製造する上で極めて有用である。
キルを工業的に製造する上で極めて有用である。
【0012】
【実施例】本発明方法の一実施例を図1にそのフローシ
ートで示し、以下詳細に説明する。
ートで示し、以下詳細に説明する。
【0013】触媒溶液として塩化亜鉛濃度60〜70%
の水溶液を予め反応器Aに装入する。予め仕込まれる触
媒含有母液の量は通常原料アルコールの供給速度(1時
間当たり)に対しその塩化亜鉛の当モル以上が選ばれ
る。反応終了の母液はそのまま次回の反応へ再使用され
る。
の水溶液を予め反応器Aに装入する。予め仕込まれる触
媒含有母液の量は通常原料アルコールの供給速度(1時
間当たり)に対しその塩化亜鉛の当モル以上が選ばれ
る。反応終了の母液はそのまま次回の反応へ再使用され
る。
【0014】原料アルコールを導管1を介して、場合に
よっては図示されていない廃ガス洗浄器に通して、導管
10からの回収アルコール及び導管2からの塩化水素と
一緒に(モル比1:1)反応器Aに供給する。反応器A
内の反応温度は90〜140℃の範囲から選ばれるが、
その都度製造すべき塩化アルキルの収率に応じて調整す
る。塩化アルキル、水、副生物、未反応のアルコール及
び塩化水素からなる反応生成物を蒸気状で反応器Aから
導管3を介して搬出し、凝縮し、分離器B中で塩化アル
キルを主成分とする軽い有機層と重い水層とに分離す
る。分離器Bから発生する塩化水素廃ガスは廃ガス洗浄
器(図示されていない)内で新鮮な原料アルコールによ
り吸収され、再び合成系へ戻される。
よっては図示されていない廃ガス洗浄器に通して、導管
10からの回収アルコール及び導管2からの塩化水素と
一緒に(モル比1:1)反応器Aに供給する。反応器A
内の反応温度は90〜140℃の範囲から選ばれるが、
その都度製造すべき塩化アルキルの収率に応じて調整す
る。塩化アルキル、水、副生物、未反応のアルコール及
び塩化水素からなる反応生成物を蒸気状で反応器Aから
導管3を介して搬出し、凝縮し、分離器B中で塩化アル
キルを主成分とする軽い有機層と重い水層とに分離す
る。分離器Bから発生する塩化水素廃ガスは廃ガス洗浄
器(図示されていない)内で新鮮な原料アルコールによ
り吸収され、再び合成系へ戻される。
【0015】重い水層を導管5を介して塩酸濃度調整槽
Cに移送し、導管6から水を加えることによって水に対
する塩化水素の濃度を21%以下に調整し、導管7を介
して未反応アルコール回収蒸留器Dに供給する。ここで
塔底から最高21%の塩酸を導管9を通して取りだし、
他の工程で再利用する。重い水層中に含まれる他のすべ
ての成分、未反応アルコール、塩化アルキル、共沸水は
塔頂生成物として分離され、導管8を介して分離器Eへ
移送する。ここで層分離された未反応アルコール(上
層)は回収未反応アルコールとして導管10を介して新
鮮な原料アルコールと一緒に再び合成系に装入される。
また共沸水(下層)は未反応アルコール回収蒸留器Dに
循環される。
Cに移送し、導管6から水を加えることによって水に対
する塩化水素の濃度を21%以下に調整し、導管7を介
して未反応アルコール回収蒸留器Dに供給する。ここで
塔底から最高21%の塩酸を導管9を通して取りだし、
他の工程で再利用する。重い水層中に含まれる他のすべ
ての成分、未反応アルコール、塩化アルキル、共沸水は
塔頂生成物として分離され、導管8を介して分離器Eへ
移送する。ここで層分離された未反応アルコール(上
層)は回収未反応アルコールとして導管10を介して新
鮮な原料アルコールと一緒に再び合成系に装入される。
また共沸水(下層)は未反応アルコール回収蒸留器Dに
循環される。
【0016】分離器Bからの粗製塩化アルキルは導管4
を介して未反応アルコール洗浄器Fに供給され、導管1
2からの塩酸で洗浄される。更に塩化アルキルをアルカ
リ洗浄器G、水洗浄器Hに導き、それぞれ導管14、1
6を介してアルカリ水、水で洗浄する。洗浄に用いた塩
酸、アルカリ水、水はそれぞれ導管22、21、20を
介して塩酸濃度調整槽Cへ導入し、溶解した有機成分は
未反応アルコール回収蒸留器Dにより回収される。
を介して未反応アルコール洗浄器Fに供給され、導管1
2からの塩酸で洗浄される。更に塩化アルキルをアルカ
リ洗浄器G、水洗浄器Hに導き、それぞれ導管14、1
6を介してアルカリ水、水で洗浄する。洗浄に用いた塩
酸、アルカリ水、水はそれぞれ導管22、21、20を
介して塩酸濃度調整槽Cへ導入し、溶解した有機成分は
未反応アルコール回収蒸留器Dにより回収される。
【0017】導管17を介して搬出される水洗後の塩化
アルキル中の水分は脱水蒸留器I内で共沸的に分離する
ことができる。更に、この脱水された塩化アルキルは製
品品質に応じて、2基の連続して運転される蒸留器、す
なわち低沸点物蒸留器J及び高沸点物蒸留器K中で公知
方法により蒸留精製される。
アルキル中の水分は脱水蒸留器I内で共沸的に分離する
ことができる。更に、この脱水された塩化アルキルは製
品品質に応じて、2基の連続して運転される蒸留器、す
なわち低沸点物蒸留器J及び高沸点物蒸留器K中で公知
方法により蒸留精製される。
【0018】次の実施例は本発明の方法を具体的に説明
するものである。
するものである。
【0019】実施例1 500mlのセパラブルフラスコに触媒溶液として塩化
亜鉛濃度70%の水溶液194.7g(1.00mo
l)を装入した。内温を105℃に昇温した後、n−ブ
チルアルコール28.80g/hr(0.39mol/
hr)、塩化水素(無水)23.96g/hr(0.6
6mol/hr)及び未反応アルコール回収蒸留器から
の回収未反応アルコール15.84g/hrを連続的に
供給した。同時にフラスコの頭部から反応生成物68.
60g/hrを蒸気状で取りだし凝縮した。反応生成物
を搬出し、分離器内で軽い有機層35.60g/hr及
び重い水層31.11g/hrに分離し、別々に次の工
程に導いた。
亜鉛濃度70%の水溶液194.7g(1.00mo
l)を装入した。内温を105℃に昇温した後、n−ブ
チルアルコール28.80g/hr(0.39mol/
hr)、塩化水素(無水)23.96g/hr(0.6
6mol/hr)及び未反応アルコール回収蒸留器から
の回収未反応アルコール15.84g/hrを連続的に
供給した。同時にフラスコの頭部から反応生成物68.
60g/hrを蒸気状で取りだし凝縮した。反応生成物
を搬出し、分離器内で軽い有機層35.60g/hr及
び重い水層31.11g/hrに分離し、別々に次の工
程に導いた。
【0020】重い水層を攪拌機を取り付けた500ml
のセパラブルフラスコへ導入するが、ここへは軽い有機
層の洗浄に利用した35%塩酸、5%炭酸ナトリウム水
溶液、水が各々13.26g/hrずつ及び水27.3
9g/hrが導入されている。ここで水に対する塩化水
素の濃度は21%以下に調整される。未反応アルコール
回収蒸留器へこの調整水層を連続的に72.25g/h
rの速度で供給し、塔頂温度93.5℃、塔底温度11
0℃で蒸留することにより、塔頂からは水−アルコール
共沸留出液20.92g/hrが、また塔底からは21
%塩酸51.33g/hrが生じるように分離した。水
−アルコール共沸留出液は分離器から上層の回収アルコ
ールを15.84g/hrで反応フラスコへ戻し、下層
の水は蒸留塔へ循環した。
のセパラブルフラスコへ導入するが、ここへは軽い有機
層の洗浄に利用した35%塩酸、5%炭酸ナトリウム水
溶液、水が各々13.26g/hrずつ及び水27.3
9g/hrが導入されている。ここで水に対する塩化水
素の濃度は21%以下に調整される。未反応アルコール
回収蒸留器へこの調整水層を連続的に72.25g/h
rの速度で供給し、塔頂温度93.5℃、塔底温度11
0℃で蒸留することにより、塔頂からは水−アルコール
共沸留出液20.92g/hrが、また塔底からは21
%塩酸51.33g/hrが生じるように分離した。水
−アルコール共沸留出液は分離器から上層の回収アルコ
ールを15.84g/hrで反応フラスコへ戻し、下層
の水は蒸留塔へ循環した。
【0021】軽い有機層は連続的に未反応アルコール洗
浄塔(20mmφ×600mmのガラスカラムにラシヒ
リング(高さ6mm×外径6mm×内径3mm)を50
0mmの長さに充填したもの)の塔底部に35.60g
/hrの速度で供給し、塔頂より35%塩酸13.26
g/hrを供給して塩酸で処理した。引き続き同型のア
ルカリ洗浄塔、水洗浄塔に導き、5%炭酸ナトリウム水
溶液、水各々13.26g/hrで処理し、アルコー
ル、塩を含まない粗製n−ブチルクロライドを得た。こ
の粗製n−ブチルクロライドを更に脱水、低沸物、高沸
物蒸留器に導き蒸留処理に付し、純度99.81%のn
−ブチルクロライド34.06g/hrを得た。
浄塔(20mmφ×600mmのガラスカラムにラシヒ
リング(高さ6mm×外径6mm×内径3mm)を50
0mmの長さに充填したもの)の塔底部に35.60g
/hrの速度で供給し、塔頂より35%塩酸13.26
g/hrを供給して塩酸で処理した。引き続き同型のア
ルカリ洗浄塔、水洗浄塔に導き、5%炭酸ナトリウム水
溶液、水各々13.26g/hrで処理し、アルコー
ル、塩を含まない粗製n−ブチルクロライドを得た。こ
の粗製n−ブチルクロライドを更に脱水、低沸物、高沸
物蒸留器に導き蒸留処理に付し、純度99.81%のn
−ブチルクロライド34.06g/hrを得た。
【0022】尚、各々の工程における生成物の組成を滴
定、ガスクロマトグラフィーにより分析した結果を表1
に示す。
定、ガスクロマトグラフィーにより分析した結果を表1
に示す。
【0023】
【表1】
【図1】本発明方法の一実施例フローシートで示した図
である。
である。
A…反応器 B…分離器 C…塩酸濃度調整槽 D…未反応アルコール回収蒸留器 E…分離器 F…未反応アルコール洗浄器 G…アルカリ洗浄器 H…水洗浄器 I…脱水蒸留器 J…低沸点物蒸留器 K…高沸点物蒸留器
Claims (2)
- 【請求項1】炭素数4から8のアルキルアルコールと塩
化水素とを無触媒あるいは触媒の存在下で連続的に反応
させて、生成する塩化アルキルを直ちに気相で系外へ留
出させる塩化アルキルの製造方法において、 留出した反応生成物を塩化アルキルを主成分とする有
機層と水層に分離し、 塩酸濃度調整槽において水層に水を加えることによっ
て水に対する塩化水素の濃度を21%以下に調整し、 蒸留することによって塩化水素を最高21%含む水を
塔底生成物として、水とアルキルアルコールの混合物を
塔頂生成物としてそれぞれ得、 アルキルアルコールを水から層分離して新鮮なアルコ
ールと一緒に合成系に戻し、水は蒸留塔へ循環し、 塩化アルキルを主成分とする有機層は水で洗浄し、使
用した洗浄水は塩酸濃度調整槽へ導入し、水洗浄した有
機層を脱水、精製し、塩化アルキルを得る 工程からなることを特徴とする塩化アルキルの製造方
法。 - 【請求項2】塩化アルキルを主成分とする有機層を洗浄
するに際して、まず塩酸により洗浄し、その後アルカリ
水、水で洗浄し、洗浄に用いた塩酸、アルカリ水、を塩
酸濃度調整槽へ導入する請求項1記載の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17884692A JPH061729A (ja) | 1992-06-15 | 1992-06-15 | 塩化アルキルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17884692A JPH061729A (ja) | 1992-06-15 | 1992-06-15 | 塩化アルキルの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH061729A true JPH061729A (ja) | 1994-01-11 |
Family
ID=16055698
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17884692A Pending JPH061729A (ja) | 1992-06-15 | 1992-06-15 | 塩化アルキルの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH061729A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8859830B2 (en) | 2009-03-05 | 2014-10-14 | Dow Global Technologies Inc. | Methods and assemblies for liquid-phase reactions |
-
1992
- 1992-06-15 JP JP17884692A patent/JPH061729A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8859830B2 (en) | 2009-03-05 | 2014-10-14 | Dow Global Technologies Inc. | Methods and assemblies for liquid-phase reactions |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0456833B2 (ja) | ||
| EP0161111B1 (en) | Purification of ethylene glycol derived from ethylene carbonate | |
| US5132476A (en) | Process for producing C3 -C4 monoalkylchlorides | |
| TWI547470B (zh) | 製造二氯丙醇之方法 | |
| JPH09227498A (ja) | 高純度フルオロアルキルスルホン酸無水物の製造方法 | |
| JP3502523B2 (ja) | アルキルハロゲン化物の連続的な製法 | |
| KR100280985B1 (ko) | 디메톡시 에탄알의 공업적 연속생산방법 | |
| JP2001002638A (ja) | 高純度ピロリドン類の製造方法 | |
| JPH061729A (ja) | 塩化アルキルの製造方法 | |
| JP3608927B2 (ja) | 飽和脂肪族カルボン酸アミドの製造方法 | |
| JP2924563B2 (ja) | 酢酸エチルの精製方法 | |
| JP2001002640A (ja) | 高純度ピロリドン類の製造方法 | |
| JPH09157233A (ja) | カルボン酸アミドの製造方法 | |
| US3978146A (en) | Production of 2-chlorobutadiene-1,3 | |
| JP2754216B2 (ja) | アセトアルデヒドジメチルアセタールの製造法 | |
| EP0398282B1 (en) | Process for manufacturing high-purity o-toluic acid | |
| JPS63132850A (ja) | 水蒸気ストリッピング方法 | |
| JP3407332B2 (ja) | 1,1,1,2−テトラフルオロエタンの製造方法 | |
| JP3682805B2 (ja) | 飽和脂肪族カルボン酸アミドの製造方法 | |
| US6414204B1 (en) | Process for producing allyl chloride | |
| JP4432186B2 (ja) | 1,2−ジクロルエタンの精製方法 | |
| US3956074A (en) | Recovery of methylglyoxal acetal by plural stage distillation with intermediate phase separation | |
| JPH11228498A (ja) | メタクリル酸メチルの製造方法 | |
| EP1191007A1 (en) | Process for production of allyl chloride | |
| JPH0358355B2 (ja) |