JPH06173203A - 鉄道の分岐装置 - Google Patents
鉄道の分岐装置Info
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- JPH06173203A JPH06173203A JP33193992A JP33193992A JPH06173203A JP H06173203 A JPH06173203 A JP H06173203A JP 33193992 A JP33193992 A JP 33193992A JP 33193992 A JP33193992 A JP 33193992A JP H06173203 A JPH06173203 A JP H06173203A
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- 238000005452 bending Methods 0.000 abstract description 12
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- 238000005339 levitation Methods 0.000 description 2
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- Railway Tracks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 軌道転換時に、移動桁を移動させる駆動源で
あるシリンダに大きな曲げ荷重が作用しないようにす
る。 【構成】 油圧シリンダ9のピストンロッド9aにスラ
イドブロック10、台車装置4にブロック受け11をそ
れぞれ設け、これらスライドブロック10とブロック受
け11とを、台車装置4の移動方向には一体移動可能で
移動桁C1の長さ方向には相対移動可能に係合させてシ
リンダ推力を台車装置4に伝える構成とした。
あるシリンダに大きな曲げ荷重が作用しないようにす
る。 【構成】 油圧シリンダ9のピストンロッド9aにスラ
イドブロック10、台車装置4にブロック受け11をそ
れぞれ設け、これらスライドブロック10とブロック受
け11とを、台車装置4の移動方向には一体移動可能で
移動桁C1の長さ方向には相対移動可能に係合させてシ
リンダ推力を台車装置4に伝える構成とした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気浮上式鉄道等におい
て進路を切換えるための分岐方法および同装置に関する
ものである。
て進路を切換えるための分岐方法および同装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】磁気浮上式鉄道の分岐方式としては、台
車装置に搭載された複数の移動桁を長さ方向に並べ、隣
り合うもの同士、相対向する端部で竪方向の連結ピンに
より相対回転可能に連結して分岐軌道を構成し、この分
岐軌道を、分岐終点側の端部移動桁が基準線に接続され
る基準位置と、同移動桁が分岐線に接続される分岐位置
との間で移動させるトラバーサ方式が一般に知られてい
る。
車装置に搭載された複数の移動桁を長さ方向に並べ、隣
り合うもの同士、相対向する端部で竪方向の連結ピンに
より相対回転可能に連結して分岐軌道を構成し、この分
岐軌道を、分岐終点側の端部移動桁が基準線に接続され
る基準位置と、同移動桁が分岐線に接続される分岐位置
との間で移動させるトラバーサ方式が一般に知られてい
る。
【0003】このトラバーサ方式をとる分岐装置におい
ては、各台車装置を、流体圧シリンダ(通常は油圧シリ
ンダ、以下この場合で説明する)によって軌道幅方向に
移動させ、この台車装置の移動力を各移動桁に伝達して
各移動桁を台車装置とともに移動させるようにしてい
る。
ては、各台車装置を、流体圧シリンダ(通常は油圧シリ
ンダ、以下この場合で説明する)によって軌道幅方向に
移動させ、この台車装置の移動力を各移動桁に伝達して
各移動桁を台車装置とともに移動させるようにしてい
る。
【0004】ここで従来は、油圧シリンダのピストンロ
ッドを台車装置に直結し、シリンダ推力を直接台車装置
に加える構成としている。
ッドを台車装置に直結し、シリンダ推力を直接台車装置
に加える構成としている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来の
構成によると、軌道転換時に移動桁から台車装置に伝え
られる桁長さ方向の荷重が、直接、油圧シリンダのピス
トンロッドに曲げ荷重として作用するため、シリンダの
シール部に無理な荷重がかかって油漏れ等の故障が発生
し易く、転換動作の確実性が低下するとともにシリンダ
寿命が短くなる等の問題が生じていた。
構成によると、軌道転換時に移動桁から台車装置に伝え
られる桁長さ方向の荷重が、直接、油圧シリンダのピス
トンロッドに曲げ荷重として作用するため、シリンダの
シール部に無理な荷重がかかって油漏れ等の故障が発生
し易く、転換動作の確実性が低下するとともにシリンダ
寿命が短くなる等の問題が生じていた。
【0006】そこで本発明は、流体圧シリンダに大きな
曲げ荷重が作用することを防止できる鉄道の分岐装置を
提供するものである。
曲げ荷重が作用することを防止できる鉄道の分岐装置を
提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、台車
装置に搭載された複数の移動桁を長さ方向に並べ、か
つ、隣り合うもの同士、相対向する端部で竪軸まわりに
相対回転可能に連結して分岐軌道を構成し、上記台車装
置を軌道幅方向に移動させることにより、分岐軌道を、
分岐終点側の端部移動桁が基準線に接続される基準位置
と、同移動桁が分岐線に接続される分岐位置との間で移
動させて列車の進路を切換える鉄道において、上記台車
装置の駆動源としての流体圧シリンダにより駆動されて
床面上で台車装置の移動方向に移動するスライド部材
と、このスライド部材に対し台車装置の移動方向には一
体移動可能で移動桁長さ方向には相対移動可能に係合す
る状態で台車装置に設けられた受け部材とを具備するも
のである。
装置に搭載された複数の移動桁を長さ方向に並べ、か
つ、隣り合うもの同士、相対向する端部で竪軸まわりに
相対回転可能に連結して分岐軌道を構成し、上記台車装
置を軌道幅方向に移動させることにより、分岐軌道を、
分岐終点側の端部移動桁が基準線に接続される基準位置
と、同移動桁が分岐線に接続される分岐位置との間で移
動させて列車の進路を切換える鉄道において、上記台車
装置の駆動源としての流体圧シリンダにより駆動されて
床面上で台車装置の移動方向に移動するスライド部材
と、このスライド部材に対し台車装置の移動方向には一
体移動可能で移動桁長さ方向には相対移動可能に係合す
る状態で台車装置に設けられた受け部材とを具備するも
のである。
【0008】請求項2の発明は、請求項1の構成におい
て、スライド部材が受け部材に対して上下方向に相対移
動可能に係合してなるものである。
て、スライド部材が受け部材に対して上下方向に相対移
動可能に係合してなるものである。
【0009】請求項3の発明は、請求項1または2の構
成において、スライド部材を移動桁長さ方向および上下
方向に移動不能に規制しながら台車装置の移動方向に移
動案内するスライドガイド部材を備え、スライド部材に
はこのスライドガイド部材から上方に突出する凸部が設
けられ、この凸部が受け部材に係合してなるものであ
る。
成において、スライド部材を移動桁長さ方向および上下
方向に移動不能に規制しながら台車装置の移動方向に移
動案内するスライドガイド部材を備え、スライド部材に
はこのスライドガイド部材から上方に突出する凸部が設
けられ、この凸部が受け部材に係合してなるものであ
る。
【0010】
【作用】上記構成によると、シリンダと台車装置との間
に介在されたスライド部材と受け部材の係合部分を介し
てシリンダ推力が台車装置に伝えられる。
に介在されたスライド部材と受け部材の係合部分を介し
てシリンダ推力が台車装置に伝えられる。
【0011】この場合、スライド部材と受け部材とは移
動桁長さ方向に相対移動可能に係合しているため、台車
装置に作用する桁長さ方向の荷重はシリンダには殆ど伝
わらない。従って、シリンダのピストンロッドに大きな
曲げ荷重が作用するおそれがない。
動桁長さ方向に相対移動可能に係合しているため、台車
装置に作用する桁長さ方向の荷重はシリンダには殆ど伝
わらない。従って、シリンダのピストンロッドに大きな
曲げ荷重が作用するおそれがない。
【0012】また、請求項2の構成によると、スライド
部材と受け部材とが上下方向にも相対移動可能に係合し
ているため、台車装置の車輪およびレールの摩耗や、レ
ール高さの不同によって台車装置の高さに変動が生じた
場合でも、これによって上下方向の曲げ荷重がシリンダ
に作用するおそれがない。
部材と受け部材とが上下方向にも相対移動可能に係合し
ているため、台車装置の車輪およびレールの摩耗や、レ
ール高さの不同によって台車装置の高さに変動が生じた
場合でも、これによって上下方向の曲げ荷重がシリンダ
に作用するおそれがない。
【0013】さらに、請求項3の構成によると、スライ
ドガイド部材によってスライド部材の台車装置移動方向
以外の動きが防止されるため、シリンダの曲げ荷重抑制
効果が一層高いものとなる。
ドガイド部材によってスライド部材の台車装置移動方向
以外の動きが防止されるため、シリンダの曲げ荷重抑制
効果が一層高いものとなる。
【0014】
【実施例】まず、この実施例にかかる分岐装置全体の概
要を図4,5によって説明する。
要を図4,5によって説明する。
【0015】A1は基準線(本線軌道)の分岐始点側固
定桁、A2は同終点側固定桁、Bは分岐線(側線軌道)
の基端側固定桁、Cは分岐軌道で、この分岐軌道Cが、
道床D(図1,2参照)上において、分岐始点側端部の
垂直ピンPを固定支点として、図4に示すように分岐終
点側端部が基準線の分岐終点側固定桁A2に接続される
基準位置と、図5に示すように分岐終点側端部が分岐線
の基端側固定桁Bに接続される分岐位置との間で移動す
ることにより、列車進路が基準線と分岐線との間で切換
えられる。
定桁、A2は同終点側固定桁、Bは分岐線(側線軌道)
の基端側固定桁、Cは分岐軌道で、この分岐軌道Cが、
道床D(図1,2参照)上において、分岐始点側端部の
垂直ピンPを固定支点として、図4に示すように分岐終
点側端部が基準線の分岐終点側固定桁A2に接続される
基準位置と、図5に示すように分岐終点側端部が分岐線
の基端側固定桁Bに接続される分岐位置との間で移動す
ることにより、列車進路が基準線と分岐線との間で切換
えられる。
【0016】この分岐軌道Cは、長さ方向に並べられた
断面U字形の複数の移動桁C1…が、隣り合うもの同
士、相対向する端部で竪方向の連結ピン1…によって同
ピンまわりに相対回転可能に連結されて構成されてい
る。2,3はこの連結用のブラケットである。
断面U字形の複数の移動桁C1…が、隣り合うもの同
士、相対向する端部で竪方向の連結ピン1…によって同
ピンまわりに相対回転可能に連結されて構成されてい
る。2,3はこの連結用のブラケットである。
【0017】各移動桁C1…は、長さ方向(以下、この
方向を前後方向、軌道幅方向を左右方向という)の端部
両側が台車装置4によって支持されている。
方向を前後方向、軌道幅方向を左右方向という)の端部
両側が台車装置4によって支持されている。
【0018】この場合、移動桁同士の連結部分では、相
対向する端部が共通の台車装置4によって支持され、分
岐終点側端部の移動桁C1の自由端部は一つの台車装置
4によって支持される。
対向する端部が共通の台車装置4によって支持され、分
岐終点側端部の移動桁C1の自由端部は一つの台車装置
4によって支持される。
【0019】各台車装置4は、左右一対の台車5,5が
連結プレート6によって一体移動可能に連結されて成
り、この台車装置4が、道床D上において基準位置での
分岐軌道Cと直角に敷設されたレール7上を走行して軌
道転換動作が行われる。8…は両台車5,5に設けられ
た車輪で、図1,2に示すようにこの車輪8…にはそれ
ぞれ両側に鍔8a,8aが設けられ、軌道転換時に移動
桁C1から台車装置4に加えられる前後方向の荷重がこ
の鍔8a,8aとレール7とによって受けられる。
連結プレート6によって一体移動可能に連結されて成
り、この台車装置4が、道床D上において基準位置での
分岐軌道Cと直角に敷設されたレール7上を走行して軌
道転換動作が行われる。8…は両台車5,5に設けられ
た車輪で、図1,2に示すようにこの車輪8…にはそれ
ぞれ両側に鍔8a,8aが設けられ、軌道転換時に移動
桁C1から台車装置4に加えられる前後方向の荷重がこ
の鍔8a,8aとレール7とによって受けられる。
【0020】次に、台車装置4を駆動する駆動機構を図
1〜図3によって説明する。
1〜図3によって説明する。
【0021】この駆動機構は、台車装置4の下方におい
て道床D上に水平に設置された駆動源としての油圧シリ
ンダ9と、この油圧シリンダ9によって左右方向に押し
引き駆動されるスライドブロック(スライド部材)10
と、このスライドブロック10の移動力を台車装置4に
伝えるブロック受け(受け部材)11とを具備してい
る。
て道床D上に水平に設置された駆動源としての油圧シリ
ンダ9と、この油圧シリンダ9によって左右方向に押し
引き駆動されるスライドブロック(スライド部材)10
と、このスライドブロック10の移動力を台車装置4に
伝えるブロック受け(受け部材)11とを具備してい
る。
【0022】油圧シリンダ9には、ピストンロッド9a
の先端に段軸状の先端金具12がねじ込み固定され、こ
の先端金具12が、スライドブロックの下面に設けられ
た凹部13に嵌め込まれて両者が連結されている。
の先端に段軸状の先端金具12がねじ込み固定され、こ
の先端金具12が、スライドブロックの下面に設けられ
た凹部13に嵌め込まれて両者が連結されている。
【0023】スライドブロック10は、スライドガイド
部材14によってスライドガイドされる。
部材14によってスライドガイドされる。
【0024】このスライドガイド部材14は、底板15
と、前後両側板16,16と、前後一対の上板17,1
7と、底板15の上面に設けられたスライドプレート1
8とから成り、スライドブロック10が、スライドプレ
ート18と上板17,17とによって上下方向の動き
を、また前後両側板16,16によって前後方向の動き
をそれぞれ規制され、左右方向(移動桁C1と直角方
向)の移動のみが許容される。
と、前後両側板16,16と、前後一対の上板17,1
7と、底板15の上面に設けられたスライドプレート1
8とから成り、スライドブロック10が、スライドプレ
ート18と上板17,17とによって上下方向の動き
を、また前後両側板16,16によって前後方向の動き
をそれぞれ規制され、左右方向(移動桁C1と直角方
向)の移動のみが許容される。
【0025】なお、スライドプレート18は、耐摩耗性
を高めるために熱処理および表面処理が施されている。
また、スライドブロック10のスライド抵抗を少なく
し、かつスライドガイド部材14内でのスライドブロッ
ク10の余分な動きを防止するために、スライドブロッ
ク10の前後両側にオイルレスウェアプレート19…が
取付けられている。
を高めるために熱処理および表面処理が施されている。
また、スライドブロック10のスライド抵抗を少なく
し、かつスライドガイド部材14内でのスライドブロッ
ク10の余分な動きを防止するために、スライドブロッ
ク10の前後両側にオイルレスウェアプレート19…が
取付けられている。
【0026】また、スライドブロック10には、上面に
短円柱状の凸部20が設けられ、この凸部20が、スラ
イドガイド部材14における両上板17,17間の隙間
から上方に突出している。
短円柱状の凸部20が設けられ、この凸部20が、スラ
イドガイド部材14における両上板17,17間の隙間
から上方に突出している。
【0027】一方、ブロック受け11は、スライドブロ
ック10の上方において、台車装置4における片側台車
5の下面にボルト止めされている。
ック10の上方において、台車装置4における片側台車
5の下面にボルト止めされている。
【0028】なお、このブロック受け11の取付けを容
易にし、かつボルトの緩みによる落下を防止するため
に、ブロック受け11の左右両側面に段部21,21が
形成され、この段部21,21が、台車5の下面に取付
けられた取付座22(図1に示す)に係合している。
易にし、かつボルトの緩みによる落下を防止するため
に、ブロック受け11の左右両側面に段部21,21が
形成され、この段部21,21が、台車5の下面に取付
けられた取付座22(図1に示す)に係合している。
【0029】このブロック受け11には、下面の左右両
側に係合脚部23,23が平行に突設され、スライドブ
ロック10の凸部20がこの係合脚部23,23間に、
左右方向には同脚部23,23と一体に移動し、前後方
向には相対移動しうる状態で係合している。
側に係合脚部23,23が平行に突設され、スライドブ
ロック10の凸部20がこの係合脚部23,23間に、
左右方向には同脚部23,23と一体に移動し、前後方
向には相対移動しうる状態で係合している。
【0030】また、図2に示すように、凸部20の上面
とブロック受け11の下面との間にはクリアランスαが
設けられ、このクリアランスαの範囲で凸部20(スラ
イドブロック10)と係合脚部23,23(ブロック受
け11)とが上下方向にも相対移動可能となっている。
とブロック受け11の下面との間にはクリアランスαが
設けられ、このクリアランスαの範囲で凸部20(スラ
イドブロック10)と係合脚部23,23(ブロック受
け11)とが上下方向にも相対移動可能となっている。
【0031】この構成において、軌道転換時に油圧シリ
ンダ9が駆動されると、同シリンダ9の押し引き推力
が、上記凸部20と係合脚部23,23の係合部分を介
してスライドブロック10からブロック受け11、そし
て台車装置4に伝えられる。
ンダ9が駆動されると、同シリンダ9の押し引き推力
が、上記凸部20と係合脚部23,23の係合部分を介
してスライドブロック10からブロック受け11、そし
て台車装置4に伝えられる。
【0032】これにより、台車装置4がレール7上を左
右方向に移動し、この移動力が移動桁C1…に伝えられ
て軌道転換動作が行われる。
右方向に移動し、この移動力が移動桁C1…に伝えられ
て軌道転換動作が行われる。
【0033】この場合、スライドブロック10とブロッ
ク受け11とは前後方向に相対移動可能に係合している
ため、軌道転換時に移動桁C1から台車装置4に加えら
れる前後方向の荷重は油圧シリンダ9には殆ど伝えられ
ない。従って、油圧シリンダ9のピストンロッド9aに
大きな曲げ荷重が作用するおそれがない。
ク受け11とは前後方向に相対移動可能に係合している
ため、軌道転換時に移動桁C1から台車装置4に加えら
れる前後方向の荷重は油圧シリンダ9には殆ど伝えられ
ない。従って、油圧シリンダ9のピストンロッド9aに
大きな曲げ荷重が作用するおそれがない。
【0034】また、スライドブロック10とブロック受
け11とは上下方向にも相対移動可能に係合しているた
め、台車装置4の車輪8…およびレール7の摩耗や、レ
ール高さの不同によって台車装置4の高さに変動が生じ
た場合でも、この高さの変動は、スライドブロック10
とブロック受け11との間の上下相対移動によって吸収
される。このため、上下方向の曲げ荷重がシリンダ9に
伝えられるおそれもない。
け11とは上下方向にも相対移動可能に係合しているた
め、台車装置4の車輪8…およびレール7の摩耗や、レ
ール高さの不同によって台車装置4の高さに変動が生じ
た場合でも、この高さの変動は、スライドブロック10
とブロック受け11との間の上下相対移動によって吸収
される。このため、上下方向の曲げ荷重がシリンダ9に
伝えられるおそれもない。
【0035】さらに、スライドブロック10には、凸部
20と係合脚部23,23との間の摩擦によってある程
度の前後方向荷重が伝えられるが、この荷重はスライド
ガイド部材14で受け止められ、シリンダ9への伝達が
防止される。
20と係合脚部23,23との間の摩擦によってある程
度の前後方向荷重が伝えられるが、この荷重はスライド
ガイド部材14で受け止められ、シリンダ9への伝達が
防止される。
【0036】なお、移動桁同士の連結部分において台車
装置4の移動力を移動桁C1に伝達する移動力伝達機構
として、この実施例では次の構成がとられている。
装置4の移動力を移動桁C1に伝達する移動力伝達機構
として、この実施例では次の構成がとられている。
【0037】図1に示すように、移動桁同士を連結する
連結ピン1は、移動桁同士を連結するのに必要な長さ以
上に長く形成され、その下端部が台車装置4側に突出す
る状態で連結用ブラケット2,3に挿通されている。
連結ピン1は、移動桁同士を連結するのに必要な長さ以
上に長く形成され、その下端部が台車装置4側に突出す
る状態で連結用ブラケット2,3に挿通されている。
【0038】この連結ピン1の下端部にローラ24が同
ピン1まわりに回転可能に取付けられ、このローラ24
が、台車装置4における連結プレート6の中心部に垂直
に突設された左右一対の受け板25,25に対し、左右
方向には一体に移動し、前後方向には相対移動しうる状
態で両受け板25,25間に係合している。
ピン1まわりに回転可能に取付けられ、このローラ24
が、台車装置4における連結プレート6の中心部に垂直
に突設された左右一対の受け板25,25に対し、左右
方向には一体に移動し、前後方向には相対移動しうる状
態で両受け板25,25間に係合している。
【0039】こうして、各台車装置4に加えられる左右
方向の移動力が、各移動桁連結部分において、受け板2
5,25、ローラ24、連結ピン1を介して隣り合う二
つの移動桁に同時に伝えられ、これにより各移動桁C1
…が台車装置4…とともに左右方向に移動するように構
成されている。
方向の移動力が、各移動桁連結部分において、受け板2
5,25、ローラ24、連結ピン1を介して隣り合う二
つの移動桁に同時に伝えられ、これにより各移動桁C1
…が台車装置4…とともに左右方向に移動するように構
成されている。
【0040】一方、分岐終点側端部の移動桁C1の自由
端部は連結ピン1がないため、連結ピン1に代えて竪ピ
ン(図示しない)が設けられ、この竪ピンが、台車装置
4の中心部に設けられた左右一対の受け板間に係合して
移動力伝達機構が構成されている。
端部は連結ピン1がないため、連結ピン1に代えて竪ピ
ン(図示しない)が設けられ、この竪ピンが、台車装置
4の中心部に設けられた左右一対の受け板間に係合して
移動力伝達機構が構成されている。
【0041】また、軌道転換時における各移動桁C1と
台車装置4との間の相対運動を小さな摩擦抵抗で滑らか
に行わせるための支承機構として、図1,2に示すよう
に、台車装置4…における両側台車5,5の上面にテフ
ロン等の摩擦抵抗の小さい素材からなるすべり沓26、
移動桁C1の下面にこのすべり沓26に接触する金属製
またはプラスチック製のスライド板27が設けられてい
る。
台車装置4との間の相対運動を小さな摩擦抵抗で滑らか
に行わせるための支承機構として、図1,2に示すよう
に、台車装置4…における両側台車5,5の上面にテフ
ロン等の摩擦抵抗の小さい素材からなるすべり沓26、
移動桁C1の下面にこのすべり沓26に接触する金属製
またはプラスチック製のスライド板27が設けられてい
る。
【0042】ところで、スライドブロック10の凸部2
0にローラを設け、この凸部20と、ブロック受け11
の係合脚部23,23の前後方向の相対移動をローラの
ころがり運動によって行わせるようにしてもよい。
0にローラを設け、この凸部20と、ブロック受け11
の係合脚部23,23の前後方向の相対移動をローラの
ころがり運動によって行わせるようにしてもよい。
【0043】また、上記実施例ではスライドブロック1
0の凸部20を、ブロック受け11の左右両側係合脚部
23,23間に係合する構成としたが、これとは逆に、
スライドブロック10の凸部20を左右両側に設け、ブ
ロック受け11には一つの係合脚部23を設け、これら
を係合させる構成をとってもよい。
0の凸部20を、ブロック受け11の左右両側係合脚部
23,23間に係合する構成としたが、これとは逆に、
スライドブロック10の凸部20を左右両側に設け、ブ
ロック受け11には一つの係合脚部23を設け、これら
を係合させる構成をとってもよい。
【0044】
【発明の効果】上記のように本発明によるときは、流体
圧シリンダのピストンロッドにスライド部材、台車装置
に受け部材をそれぞれ設け、これらスライド部材と受け
部材とを、台車装置の移動方向には一体移動可能で移動
桁長さ方向には相対移動可能に係合させてシリンダ推力
を台車装置に伝える構成としたから、軌道転換時に台車
装置に作用する移動桁長さ方向の荷重はシリンダには殆
ど伝わらない。
圧シリンダのピストンロッドにスライド部材、台車装置
に受け部材をそれぞれ設け、これらスライド部材と受け
部材とを、台車装置の移動方向には一体移動可能で移動
桁長さ方向には相対移動可能に係合させてシリンダ推力
を台車装置に伝える構成としたから、軌道転換時に台車
装置に作用する移動桁長さ方向の荷重はシリンダには殆
ど伝わらない。
【0045】従って、シリンダのピストンロッドに大き
な曲げ荷重が作用するおそれがないため、この曲げ荷重
によるシリンダの故障を防止して転換動作の確実性およ
びシリンダ寿命を向上させることができる。
な曲げ荷重が作用するおそれがないため、この曲げ荷重
によるシリンダの故障を防止して転換動作の確実性およ
びシリンダ寿命を向上させることができる。
【0046】また、請求項2の発明によると、スライド
部材と受け部材とを上下方向にも相対移動可能に係合さ
せているため、台車装置の車輪およびレールの摩耗や、
レール高さの不同によって台車装置の高さに変動が生じ
た場合でも、これによって上下方向の曲げ荷重がシリン
ダに作用するおそれがない。
部材と受け部材とを上下方向にも相対移動可能に係合さ
せているため、台車装置の車輪およびレールの摩耗や、
レール高さの不同によって台車装置の高さに変動が生じ
た場合でも、これによって上下方向の曲げ荷重がシリン
ダに作用するおそれがない。
【0047】さらに、請求項3の発明によると、スライ
ドガイド部材によってスライド部材の台車装置移動方向
以外の動きが防止されるため、シリンダの曲げ荷重抑制
効果が一層高いものとなる。
ドガイド部材によってスライド部材の台車装置移動方向
以外の動きが防止されるため、シリンダの曲げ荷重抑制
効果が一層高いものとなる。
【図1】本発明の実施例にかかる分岐装置における移動
桁連結部分の正断面図である。
桁連結部分の正断面図である。
【図2】図1のII-II線拡大断面図である。
【図3】同装置における台車装置の駆動機構を示す分解
斜視図である。
斜視図である。
【図4】同装置全体を示す概略平面図である。
【図5】同装置の軌道転換状態を示す概略平面図であ
る。
る。
C 分岐軌道 C1… 移動桁 1 連結ピン(竪軸) 4 台車装置 9 油圧シリンダ 10 スライドブロック(スライド部材) 20 スライドブロックの凸部 11 ブロック受け(受け部材) 23,23 ブロック受けの係合脚部 14 スライドガイド部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 橋本 渉一 東京都国分寺市光町二丁目8番地38 財団 法人鉄道総合技術研究所内 (72)発明者 小野 利之 東京都国分寺市光町二丁目8番地38 財団 法人鉄道総合技術研究所内 (72)発明者 若月 修 東京都国分寺市光町二丁目8番地38 財団 法人鉄道総合技術研究所内 (72)発明者 長井 士郎 東京都千代田区西神田2−5−2 日本交 通技術株式会社内 (72)発明者 吉田 勝彦 神戸市中央区脇浜町1丁目3番18号 株式 会社神戸製鋼所神戸本社内
Claims (3)
- 【請求項1】 台車装置に搭載された複数の移動桁を長
さ方向に並べ、かつ、隣り合うもの同士、相対向する端
部で竪軸まわりに相対回転可能に連結して分岐軌道を構
成し、上記台車装置を軌道幅方向に移動させることによ
り、分岐軌道を、分岐終点側の端部移動桁が基準線に接
続される基準位置と、同移動桁が分岐線に接続される分
岐位置との間で移動させて列車の進路を切換える鉄道に
おいて、上記台車装置の駆動源としての流体圧シリンダ
により駆動されて床面上で台車装置の移動方向に移動す
るスライド部材と、このスライド部材に対し台車装置の
移動方向には一体移動可能で移動桁長さ方向には相対移
動可能に係合する状態で台車装置に設けられた受け部材
とを具備することを特徴とする鉄道の分岐装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の鉄道の分岐装置におい
て、スライド部材が受け部材に対して上下方向に相対移
動可能に係合してなることを特徴とする鉄道の分岐装
置。 - 【請求項3】 請求項1または2記載の鉄道の分岐装置
において、スライド部材を移動桁長さ方向および上下方
向に移動不能に規制しながら台車装置の移動方向に移動
案内するスライドガイド部材を備え、スライド部材には
このスライドガイド部材から上方に突出する凸部が設け
られ、この凸部が受け部材に係合してなることを特徴と
する鉄道の分岐装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4331939A JP2621848B2 (ja) | 1992-12-11 | 1992-12-11 | 鉄道の分岐装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4331939A JP2621848B2 (ja) | 1992-12-11 | 1992-12-11 | 鉄道の分岐装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06173203A true JPH06173203A (ja) | 1994-06-21 |
| JP2621848B2 JP2621848B2 (ja) | 1997-06-18 |
Family
ID=18249336
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4331939A Expired - Fee Related JP2621848B2 (ja) | 1992-12-11 | 1992-12-11 | 鉄道の分岐装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2621848B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012106680A (ja) * | 2010-11-18 | 2012-06-07 | Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd | 分岐装置 |
| JP2012106681A (ja) * | 2010-11-18 | 2012-06-07 | Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd | トラバーサ |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS606401A (ja) * | 1983-06-25 | 1985-01-14 | 山本ビニタ−株式会社 | 木材単板の連続接合装置 |
-
1992
- 1992-12-11 JP JP4331939A patent/JP2621848B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS606401A (ja) * | 1983-06-25 | 1985-01-14 | 山本ビニタ−株式会社 | 木材単板の連続接合装置 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012106680A (ja) * | 2010-11-18 | 2012-06-07 | Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd | 分岐装置 |
| JP2012106681A (ja) * | 2010-11-18 | 2012-06-07 | Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd | トラバーサ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2621848B2 (ja) | 1997-06-18 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |