JPH061734B2 - 端子台 - Google Patents

端子台

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JPH061734B2
JPH061734B2 JP35747891A JP35747891A JPH061734B2 JP H061734 B2 JPH061734 B2 JP H061734B2 JP 35747891 A JP35747891 A JP 35747891A JP 35747891 A JP35747891 A JP 35747891A JP H061734 B2 JPH061734 B2 JP H061734B2
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肥 宮田
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  • Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
  • Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
  • Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、巻線が硬質の平角銅
線よりなる変圧器などに取付けて使用するのに好適な端
子台に関する。
【0002】なお本明細書では、説明の便宜上、端子台
を水平状態に取付けて使用する場合を想定して説明して
おり、したがって本明細書で用いている「後端」「前
端」「上下」などの語句は、そのような使用状態での位
置関係を表わしている。
【0003】
【従来の技術】従来、第6図に示すような変圧器Aに取
付け、その巻線1から引き出された引出し線2の接続に
使用するようにした端子台としては、第7図に2点鎖線
にて示したように、変圧器Aの鉄心3に装着されたフレ
ーム4の上面に絶縁板6をねじ5により取付け、この絶
縁板6に端子ビス7を貫通立設してなる構造のものが公
知である。このような端子台Bに巻線1の引出し線2を
接続する場合、端子ビス7とその下方の巻線1との間の
間隔が短いので、引出し線2の途中を同図に示すように
急角度に折曲して接続していた。
【0004】ところが、変圧器Aの巻線1が硬質の平角
銅線よりなる場合、その引出し線2を接続のために急角
度に折曲するのは困難であるので、そのような変圧器A
では、第7図に実線にて示したように、絶縁板6をスペ
ーサ8を介してフレーム4に取付けることによって、巻
線1から端子ビス7までの距離が長なるように構成した
端子台Cを使用して接続するようにしていた。しかしこ
の場合でも、引出し線2をかなりの程度折曲しないと端
子ビス7へ接続できなかった。
【0005】そこで、そのような引出し線2を少しでも
容易に接続できるようにするために、第8図に示すよう
に、巻線1の軸心方向が水平方向となるように変圧器A
を設置して、巻線1から端子ビス7までの間の距離を長
くとるようにすることが行なわれている。しかしこのよ
うに変圧器を設置した場合でも、接続の容易性の点では
未だ十分でないばかりでなく、変圧器を上記のように設
置すると、変圧器は通常、横長な構成となっているた
め、変圧器の高さが高くなり、また巻線に対する自然な
上下方向の対流による通風作用も損なわれ、巻線の温度
上昇を招く不利があった。したがって変圧器の設置の仕
方としては好ましいものでない。
【0006】
【発明が解決しようとする問題点】このように従来の上
記端子台は、巻線が硬質の平角銅線よりなる変圧器の引
出し線を容易に接続できるようには構成されていなかっ
た。しかも絶縁板を変圧器の鉄心に装着されたフレーム
にスペーサを介して取付ける構成であるので、端子台が
嵩張った構造となり、そのため変圧器の小形化の要請に
も応えることができなかった。また使用時、充電部分が
露出した状態となるので、全体をカバーで覆ったりする
必要があり、安全性の点でも十分とはいえなかった。
【0007】
【問題点を解決するための手段】この発明は、上記した
点に鑑みてなしたもので、その目的とするところは、機
器等から引き出された引出し線を急角度に折曲したりし
なくても、その引出箇所の近傍において引出し線を容易
に接続できるようにした端子台を提供することにある。
【0008】またこの発明の他の目的は、構造が簡単で
あり、かつ機器等から引き出された引出し線の近傍に位
置するように取付けて使用できて、引出し線の接続箇所
が比較的コンパクトな構成となるように実施できる端子
台を提供することにある。
【0009】またこの発明のさらに他の目的は、端子金
具などの充電部分が露出する箇所をできるだけ少なくな
るように構成することによって、全体をカバーで覆った
りしなくても、安全に使用できる端子台を提供すること
にある。
【0010】すなわちこの発明は、上記した目的を達成
するため、絶縁性基台と導電性端子金具とよりなり、前
記基台は後端部が機器等への取付部とされ、その余の部
分の上面に前記端子金具が収容される凹部が形成され、
この凹部の一部に一方の接続導線が挿入される貫通孔が
上下方向に穿設されるとともに、この貫通孔と該基台前
端面との間は切開されることによって、その切開部が貫
通孔への導線挿入口とされ、また前記端子金具は上部が
他方の接続導線の接続部とされるとともに、上下方向に
は基台の上方より前記貫通孔に嵌入される筒状部が設け
られ、その中空部が前記貫通孔に挿入された導線の接続
部とされ、この筒状部周面の前記導線挿入口に面する箇
所には導線締付ビス用のねじ孔が中空部ヘ貫通するよう
に穿設されたものである。
【0011】また基台前端面の導線挿入口の一側縁に、
肉薄のヒンジ部を介してカバー片が突設されるととも
に、カバー片の先端部には係止爪が突設され、また前記
導線挿入口の他側縁には、前記係止爪が係止される係合
部が形成され、カバー片をそのヒンジ部より折曲して先
端部の係止爪を前記係合部に係止することにより、導線
挿入口を閉鎖できるようにしたものである。
【0012】
【作用】上記のように構成したので、例えば巻線が硬質
の平角銅線よりなる変圧器に取付けて使用する場合、ま
ず第2図に示すように、基台11の取付部12をねじ5
により変圧器Aのフレーム4の上面に取付けた後、変圧
器Aの巻線1の上面より上方へ引き出された引出し線2
(2点鎖線で示した引出し線)を矢印方向に押して、基
台11前面の導線挿入口15から貫通孔14に挿入す
る。このようにして挿入することにより、下方の巻線1
より引き出された引出し線2は、その引出し根元を図示
のように若干折曲させるのみで、先端部を貫通孔14に
挿入できる゜挿入後は、端子金具31の筒状部33を矢
印にて示すように、基台11の上方より貫通孔14に嵌
入して、その筒状部33の中空部34に引出し線2の先
端部を挿入するとともに、端子金具31を基台11の凹
部13に収容する。そして筒状部33のねじ孔35に締
付ビス51をねじ込んで、中空部34内の引出し線2を
筒状部33に固定する(図3)。このようにすることに
より、引出し線2は先端部が端子金具31に接続される
とともに、端子金具31は基台11の凹部13内に収容
固定される。そしてその後、端子金具31の上部の接続
部32に導出用の導線52を接続する。
【0013】一方、引出し線2を端子金具31に接続し
た後は、基台11前端面のカバー片24をそのヒンジ部
23より折曲して先端部の係止爪25を係合部27に係
止し、導線挿入口15をカバー片24によって閉鎖す
る。
【0014】
【実施例】以下、この発明の実施例を図1に基づいて説
明する。11は絶縁性材料により成形された基台で、後
端部が機器等への取付部12とされ、その余の部分の上
面には後述する端子金具31が収容される凹部13が形
成されている。凹部13の基台11前面寄りにはその底
面に、一方の接続導線が挿入される四角の貫通孔14が
上下方向に穿設されるとともに、この貫通孔14と基台
前端面との間は、上記接続導線の幅よりも若干大き目の
幅に切開されることによって、その切開部が貫通孔14
への導線挿入口15とされている。
【0015】16は貫通孔14とは別個に凹部13の底
面に穿設された透孔、17は取付部12に上下方向に穿
設された取付ねじ挿通孔、18、18(一方のみ図示)
は凹部13の前後方向の両側壁の内面に設けられた突部
で、凹部13に一旦収容された端子金具31が不用意に
浮き上がるのを防止するためのものである。19、19
は基台11上面の両側端に上向きに突設されたカバー体
係止部で、側面には後述するカバー体41に突設された
係止突片42、42が差込まれる横孔20、20が形成
されている。21、21は凹部13の前後部の側壁上端
部を切欠することによって形成された接続導線導出用凹
溝である。なお前部側の凹溝21は、下方の導線挿入口
15と連通するように形成されている。
【0016】22は基台11前端面の導線挿入口15の
一側縁に突設された突出片で、その突端には肉薄のヒン
ジ部23を介してカバー片24が連設されるとともに、
カバー片24の先端部側面には係止爪25が突設されて
いる。26は導線挿入口15の他側縁に突設された突出
片で、先端部側面には、カバー片24をヒンジ部23よ
り折曲時、その係止爪25が係止される係合部27が凹
設されている。
【0017】31は導電性材料よりなる端子金具で、上
部は平坦部に形成され、その上部が他方の接続導線の接
続部32とされ、また前部には基台11の上方より貫通
孔14に嵌入される筒状部33が上下方向に形成されて
いる。そして筒状部33はその中空部34が上記貫通孔
14に挿入された導線の接続部とされるとともに、筒状
部33周面の導線挿入口15に面する箇所には導線締付
ビス用のねじ孔35が中空部34へ貫通するように穿設
されている。36は上部の導線接続部32に螺設したね
じ孔である。
【0018】41は基台11の凹部13の上面を覆うた
めのカバー体で、透明合成樹脂製シートよりなる。そし
てカバー体41にはその両側縁部に係止突片42、42
が形成され、これら突片42、42を基台11に設けた
係止部19、19の横孔20、20に内側の横方向から
挿入係止することにより、カバー体41にて凹部13の
上面を閉蓋できるようにしている。
【0019】第4図は上記端子金具31の構成の一例を
示したもので、導電性板材31aをL字形に折曲し、そ
の一方の部片を端子金具31の上部となるようにして導
線の接続部32とするとともに、他方の部片にはその両
側端部に小孔37、37を穿設する。そして別の導電性
板材31bをU字形に折曲するとともに、その両脚片部
に突出部38、38を形成し、この突出部38、38を
上記小孔37、37に挿通した後、小孔37、37より
突出した突出部38、38の先端をかしめることによっ
て、そのU字形板材31bをL字形板材31aに一体に
結合し、このU字形板材31bとL字形板材31aの他
方の部片とで囲まれた部分を筒状部33とするととも
に、その内部を中空部34とする。
【0020】次に上記実施例の端子台を、例えば巻線が
硬質の平角銅線よりなる変圧器Aに取付けて使用する場
合を、図2〜図3によりながら以下に説明する。基台1
1の取付部12をその取付ねじ挿通孔17にねじ5を挿
通して変圧器Aのフレーム4の上面に取付けた後、変圧
器Aの巻線1の上面より上方ヘ引き出された引出し線2
(図2に2点鎖線で示した引出し線)を矢印方向に押し
て、基台11前面の導線挿入口15から貫通孔14に挿
入する。このようにして挿入することにより、下方より
引き出された引出し線2は、その引出し根元を図2に示
すように若干折曲するのみで、先端部を貫通孔14に挿
入できる。挿入後は、端子金具31の筒状部33を矢印
にて示すように、基台11の上方より貫通孔14に嵌入
して、その筒状部33の中空部34に引出し線2の先端
部を挿入するとともに、端子金具31を基台11の凹部
13に収容する。そして筒状部33のねじ孔35に締付
ビス51をねじ込んで、中空部34内の引出し線2を筒
状部33に固定する(図3)。このようにすることによ
り、引出し線2はその先端部が端子金具31に接続され
るとともに、端子金具31は基台11の凹部13に収容
固定される。その後、端子金具31の上部接続部32に
導出用の導線52を接続する。そしてその後、凹部13
の上面をカバー体41で閉蓋することによって、導線5
2の上方を被覆する。なお53は導線52を端子金具3
1の上部接続部32に接続するために、ねじ孔36にね
じ込んだ締付ねじである。
【0021】一方、引出し線2を端子金具31に接続
後、基台11の前端面のカバー片24をそのヒンジ部2
3より折曲して先端部の係止爪25を係合部27に係止
し、導線挿入口15の前面をカバー片24によって閉鎖
する。
【0022】図5は基台11を横長に形成し、この基台
11に凹部13を複数並設し、各凹部13にそれぞれ貫
通孔14およびその貫通孔14ヘの導線挿入口15など
を各別に設けた場合を示す。このように実施しても、上
記したと同様に使用できる。その場合、端子金具31は
各凹部13毎に収容するほか、引出し線2の接続に必要
な箇所の凹部13のみに収容するようにしてもよい。な
お基台11に凹部13を複数並設して実施する場合、各
凹部13の上面は一体のカバー体によって閉蓋すればよ
いので、カバー体係止部19は基台11上面の両端にの
み設けるだけでよい。
【0023】また上記実施例では、導線挿入口15を閉
鎖するカバー片24は、何れも基台11と一体形成した
場合を示したが、基台とは別個に形成したカバー部材で
もって閉鎖するようにしてもよい。このほか導線挿入口
を閉鎖するカバーを設けずに実施してもよく、その場合
でも端子台の使用に格別の支障はない。
【0024】なおこの発明の端子台は、上記のように変
圧器に取付けて使用するほか、他の種々の機器等に取付
け、その機器等から引き出された導線の接続に使用して
も、同様に実施できる。
【0025】またこの発明の端子台は、上記したように
水平状態に取付けて使用するほか、垂直状態、その他適
宜の姿勢に取付けても、同様に実施できる。
【0026】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、基台に
形成された凹部の一部に接続導線が挿入される貫通孔を
上下方向に穿設するとともに、この貫通孔と該基台前端
面との間を切開することによって、その切開部を貫通孔
への導線挿入口とし、また端子金具にはその上下方向に
筒状部を設け、その中空部を基台の貫通孔に挿入された
導線の接続部としたので、貫通孔ヘの接続導線の挿入を
基台前面から行なえるとともに、貫通孔に挿入された接
続導線に対しては、その上方より端子金具の筒状部を貫
通孔に嵌入してその筒状部の中空部に接続導線を挿入す
ることにより、その導線を端子金具に接続できる。その
ため機器等に取付けて使用することにより、その機器等
から引き出された硬質の引出し線や太い引出し線でも、
その引出し線を急角度に折曲したりしなくても接続でき
るので、硬質の導線や太い導線の接続が容易にできる端
子台を提供することができる。
【0027】そして端子台は、基台と端子金具とにより
構成されているので、簡単な構造にて実施できるととも
に、基台の後端部に機器等への取付部を設けたので、機
器等へ取付ける際、機器等から引き出される引出し線の
近傍に位置するように取付けて使用できることになり、
そのため硬質の引出し線や太い引出し線を比較的コンパ
クトな構成にて接続できる端子台を提供することができ
る。したがって例えば、巻線が硬質の平角銅線よりなる
変圧器に取付けて使用する時は、変圧器の小形化の要請
にも十分応えることが可能になる。
【0028】しかも、導線導入口をカバー片により閉鎖
するように実施する時は、絶縁性基台の凹部に端子金具
を収容するようにした点と相俟って、充電部分が露出す
る状態が一層少ない構成となるので、端子金具の部分を
覆うカバーを特に設けなくても、高い安全性のもとで使
用できる端子台を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の端子台の実施例を示す分解斜視図で
ある。
【図2】図1の端子台を変圧器に取付けて使用する場合
において、その変圧器の巻線の引出し線を基台の貫通孔
に挿入した状態を示す要部断面図である。
【図3】図2において、巻線の引出し線を端子金具に接
続した状態を示す要部断面図である。
【図4】図1に示した端子金具の分解斜視図である。
【図5】基台に端子金具の収容凹部が複数並設された場
合の実施例を示す一部の斜視図である。
【図6】巻線が平角銅線よりなる変圧器の斜視図であ
る。
【図7】図6の変圧器に従来の端子台を取付けて使用す
る場合を示す側面図である。
【図8】図6の変圧器をその巻線の軸線方向が水平方向
となるように設置した場合を示す側面図である。
【符号の説明】
11 基台 12 取付部 13 凹部 14 貫通孔 15 導線挿入口 23 ヒンジ部 24 カバー片 25 係止爪 27 係合部 31 端子金具 32 他方の導線接続部 33 筒状部 34 中空部(一方の導線接続部) 35 導線締付ビス用のねじ孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁性基台と導電性端子金具とよりな
    り、前記基台は後端部が機器等への取付部とされ、その
    余の部分の上面に前記端子金具が収容される凹部が形成
    され、この凹部の一部に一方の接続導線が挿入される貫
    通孔が上下方向に穿設されるとともに、この貫通孔と該
    基台前端面との間は切開されることによって、その切開
    部が貫通孔への導線挿入口とされ、また前記端子金具は
    上部が他方の接続導線の接続部とされるとともに、上下
    方向には基台の上方より前記貫通孔に嵌入される筒状部
    が設けられ、その中空部が前記貫通孔に挿入された導線
    の接続部とされ、この筒状部周面の前記導線挿入口に面
    する箇所には導線締付ビス用のねじ孔が中空部へ貫通す
    るように穿設された端子台。
  2. 【請求項2】 基台前端面の導線挿入口の一側縁に、肉
    薄のヒンジ部を介してカバー片が突設されるとともに、
    カバー片の先端部には係止爪が突設され、また前記導線
    挿入口の他側縁には、前記係止爪が係止される係合部が
    形成され、カバー片をそのヒンジ部より折曲して先端部
    の係止爪を前記係合部に係止することにより、導線挿入
    口を閉鎖できるようにした請求項1記載の端子台。
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