JPH06174494A - エンコーダ - Google Patents
エンコーダInfo
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- JPH06174494A JPH06174494A JP32953092A JP32953092A JPH06174494A JP H06174494 A JPH06174494 A JP H06174494A JP 32953092 A JP32953092 A JP 32953092A JP 32953092 A JP32953092 A JP 32953092A JP H06174494 A JPH06174494 A JP H06174494A
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- slit
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Links
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Landscapes
- Optical Transform (AREA)
- Photo Coupler, Interrupter, Optical-To-Optical Conversion Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 エンコーダを小型化すると共に、S/N比を
大きくしてダイナミックレンジを大きくする。 【構成】 発光素子100から発生した光は、回転スリ
ット板300のスリット301を通り、受光素子200
の受光面203aに照射される。受光面203a上に
は、配線パターン205によってスリット301の大き
さに対応した寸法の複数のスリット205aが形成され
ている。そのため、スリット301を通過した光はスリ
ット205aを通して受光され、電気信号に変換され
る。
大きくしてダイナミックレンジを大きくする。 【構成】 発光素子100から発生した光は、回転スリ
ット板300のスリット301を通り、受光素子200
の受光面203aに照射される。受光面203a上に
は、配線パターン205によってスリット301の大き
さに対応した寸法の複数のスリット205aが形成され
ている。そのため、スリット301を通過した光はスリ
ット205aを通して受光され、電気信号に変換され
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、発光素子と受光素子と
の間に回転スリット板を設けたエンコーダに関するもの
である。
の間に回転スリット板を設けたエンコーダに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来のエンコーダの一構成例を
示す図である。このエンコーダは、光を発生する発光素
子10と、光を受光して電気信号に変換する受光素子2
0とを備え、それらの間に回転スリット板30が設けら
れている。回転スリット板30は、回転軸を中心にして
回転するもので、発光素子10からの光を通過させる複
数のスリット31を有している。発光素子10と回転ス
リット板30との間には、スリット31と同一サイズの
スリット41が形成された固定スリット板40が設けら
れている。さらに、回転スリット板30と受光素子20
との間にも、スリット31と同一サイズのスリット51
が形成された固定スリット板50が設けられている。
示す図である。このエンコーダは、光を発生する発光素
子10と、光を受光して電気信号に変換する受光素子2
0とを備え、それらの間に回転スリット板30が設けら
れている。回転スリット板30は、回転軸を中心にして
回転するもので、発光素子10からの光を通過させる複
数のスリット31を有している。発光素子10と回転ス
リット板30との間には、スリット31と同一サイズの
スリット41が形成された固定スリット板40が設けら
れている。さらに、回転スリット板30と受光素子20
との間にも、スリット31と同一サイズのスリット51
が形成された固定スリット板50が設けられている。
【0003】図3は、図2の受光素子20の概略の平面
図である。受光素子20は、半導体基板(例えば、シリ
コン基板)の表面に受光面21がパターン形成され、さ
らに該半導体基板表面の隅に受光出力取出し用の電極
(ボンデングパッド)22が形成されている。図4は、
図3に示す受光素子20の出力回路図である。図3の受
光素子20は、その電極22を電流/電圧変換用の増幅
器55に接続することにより、出力電圧Vo 1が取り出
せる。図5(a),(b)は、スリット通過後の光束H
1の幅と受光面21との幅がほぼ等しいときの図2の動
作説明図であり、同図(a)は光束H1が受光面21を
照射していないときの図、同図(b)は同図(a)の光
束H1の位相が180°ずれたときの図である。図6
(a),(b)は、スリット通過後の光束H2の幅が受
光面21よりも細いときの図2の動作説明図である。図
7は、図5(a),(b)の出力電圧Vo と図6
(a),(b)の出力電圧Vo 1の波形図である。これ
らの図を参照しつつ、図2の動作を説明する。
図である。受光素子20は、半導体基板(例えば、シリ
コン基板)の表面に受光面21がパターン形成され、さ
らに該半導体基板表面の隅に受光出力取出し用の電極
(ボンデングパッド)22が形成されている。図4は、
図3に示す受光素子20の出力回路図である。図3の受
光素子20は、その電極22を電流/電圧変換用の増幅
器55に接続することにより、出力電圧Vo 1が取り出
せる。図5(a),(b)は、スリット通過後の光束H
1の幅と受光面21との幅がほぼ等しいときの図2の動
作説明図であり、同図(a)は光束H1が受光面21を
照射していないときの図、同図(b)は同図(a)の光
束H1の位相が180°ずれたときの図である。図6
(a),(b)は、スリット通過後の光束H2の幅が受
光面21よりも細いときの図2の動作説明図である。図
7は、図5(a),(b)の出力電圧Vo と図6
(a),(b)の出力電圧Vo 1の波形図である。これ
らの図を参照しつつ、図2の動作を説明する。
【0004】図5(a),(b)に示すように、スリッ
ト通過後の光束H1の幅が受光面21の幅とほぼ等しい
ときの動作を説明する。図2の発光素子10、受光素子
20、および固定スリット板40,50は固定されてお
り、回転スリット板30のみが図示しない回転軸を中心
に回転する。発光素子10から放射された光は、固定ス
リット板40のスリット41を通り、さらに回転スリッ
ト板30のスリット31を通った後、固定スリット板5
0のスリット51を通り、図5(a)に示すように受光
素子20の受光面21へ入射する。このようにスリット
41,31,51の通過後の光束H1が受光素子20の
受光面21に入射すると、該受光面21で電気信号に変
換され、例えば図4の増幅器55で増幅されて出力電圧
Vo 1の形で出力される。
ト通過後の光束H1の幅が受光面21の幅とほぼ等しい
ときの動作を説明する。図2の発光素子10、受光素子
20、および固定スリット板40,50は固定されてお
り、回転スリット板30のみが図示しない回転軸を中心
に回転する。発光素子10から放射された光は、固定ス
リット板40のスリット41を通り、さらに回転スリッ
ト板30のスリット31を通った後、固定スリット板5
0のスリット51を通り、図5(a)に示すように受光
素子20の受光面21へ入射する。このようにスリット
41,31,51の通過後の光束H1が受光素子20の
受光面21に入射すると、該受光面21で電気信号に変
換され、例えば図4の増幅器55で増幅されて出力電圧
Vo 1の形で出力される。
【0005】図5(b)に示すように、回転スリット板
30の回転により、スリット通過後の光束H1の位相が
180°ずれると、該光束H1が受光素子20の受光面
21に入射されないので、受光電流が発生しない。その
ため、増幅器55の出力電圧Vo 1は、図7の実線で示
される曲線となる。図2の発光素子10は、一般に赤外
光を発する素子を使用し、その素子を封入する際にレン
ズ11が設けられる。このレンズ11は、ガラスを溶融
し、表面張力によって自然球面が形成されるので、その
自然球面を該レンズ11として利用している。発光素子
10に設けられたレンズ11は、そのレンズ曲面が自然
球面なので、該発光素子10内の光源から発生した光が
平行光線にならず、拡がって放射される。そこで、レン
ズ11の中心軸に近い光のみを取り出すため、上部の固
定スリット板40を通して平行に近い光線のみを取り出
し、さらに回転スリット板30を通過した光を下部の固
定スリット板50を通して受光素子20の受光面21に
入射し、分解能を向上させている。
30の回転により、スリット通過後の光束H1の位相が
180°ずれると、該光束H1が受光素子20の受光面
21に入射されないので、受光電流が発生しない。その
ため、増幅器55の出力電圧Vo 1は、図7の実線で示
される曲線となる。図2の発光素子10は、一般に赤外
光を発する素子を使用し、その素子を封入する際にレン
ズ11が設けられる。このレンズ11は、ガラスを溶融
し、表面張力によって自然球面が形成されるので、その
自然球面を該レンズ11として利用している。発光素子
10に設けられたレンズ11は、そのレンズ曲面が自然
球面なので、該発光素子10内の光源から発生した光が
平行光線にならず、拡がって放射される。そこで、レン
ズ11の中心軸に近い光のみを取り出すため、上部の固
定スリット板40を通して平行に近い光線のみを取り出
し、さらに回転スリット板30を通過した光を下部の固
定スリット板50を通して受光素子20の受光面21に
入射し、分解能を向上させている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成のエンコーダでは、次のような課題があった。 (a) 図2の発光素子10に設けられたレンズ11
は、そのレンズ曲面が自然球面なので、該発光素子10
から放射される光線が平行光線にならない。そこで、レ
ンズ11の中心軸に近い、いわゆる近軸光のみを取り出
すため、信号を伝えるための回転スリット板30以外
に、固定スリット板40,50を設けている。ところ
が、多くのスリット41,31,51を通過させて平行
光線のみを取り出すようにしているので、受光面21に
届く光の強度が弱く、信号対雑音比(S/N比)が小さ
くなるため、ダイナミックレンジが小さくなるという問
題がある。しかも、固定スリット板40,50を設けて
いるので、エンコーダの小型化が図りにくいという問題
もある。
成のエンコーダでは、次のような課題があった。 (a) 図2の発光素子10に設けられたレンズ11
は、そのレンズ曲面が自然球面なので、該発光素子10
から放射される光線が平行光線にならない。そこで、レ
ンズ11の中心軸に近い、いわゆる近軸光のみを取り出
すため、信号を伝えるための回転スリット板30以外
に、固定スリット板40,50を設けている。ところ
が、多くのスリット41,31,51を通過させて平行
光線のみを取り出すようにしているので、受光面21に
届く光の強度が弱く、信号対雑音比(S/N比)が小さ
くなるため、ダイナミックレンジが小さくなるという問
題がある。しかも、固定スリット板40,50を設けて
いるので、エンコーダの小型化が図りにくいという問題
もある。
【0007】(b) 図6(a),(b)に示すよう
に、高分解能化により、スリット幅が細くなってスリッ
ト通過後の光束H2も細くなると、該光束H2の位相が
180°ずれても、受光素子20の受光面21に入射さ
れる光量の変化が小さい。そのため、図4のような増幅
器55で電流/電圧変換した後の出力電圧Vo 2は、該
光束H2が入射されないときの出力電圧Vo 1のレベル
であるVref まで下らず、S/N比が小さくなってダイ
ナミックレンジが大きく取れないという問題がある。
に、高分解能化により、スリット幅が細くなってスリッ
ト通過後の光束H2も細くなると、該光束H2の位相が
180°ずれても、受光素子20の受光面21に入射さ
れる光量の変化が小さい。そのため、図4のような増幅
器55で電流/電圧変換した後の出力電圧Vo 2は、該
光束H2が入射されないときの出力電圧Vo 1のレベル
であるVref まで下らず、S/N比が小さくなってダイ
ナミックレンジが大きく取れないという問題がある。
【0008】本発明は、前記従来技術が持っていた課題
として、エンコーダが大型化する点、およびS/N比が
小さくなってダイナミックレンジが大きく取れないとい
う点について解決したエンコーダを提供するものであ
る。
として、エンコーダが大型化する点、およびS/N比が
小さくなってダイナミックレンジが大きく取れないとい
う点について解決したエンコーダを提供するものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、前記課題
を解決するために、光を発生する発光素子と、前記発光
素子からの光を通過させる複数のスリットが円板に形成
された回転スリット板と、前記スリットからの通過光を
半導体基板表面に形成された受光面で受光して電気信号
に変換する受光素子とを備えたエンコーダにおいて、前
記受光素子の受光面上に、前記スリットの大きさに応じ
た寸法の複数のスリットを遮光膜にて形成している。第
2の発明は、光を発生する発光素子と、前記発光素子か
らの光を通過させる複数のスリットが円板に形成された
回転スリット板と、前記スリットからの通過光を受光し
て電気信号に変換する受光素子とを備えたエンコーダに
おいて、前記受光素子を次のように構成している。即
ち、本発明の受光素子では、半導体基板の表面に隣接し
て形成された第1および第2の受光面と、前記各受光面
上に遮光膜にてそれぞれ形成され、前記スリットの大き
さに応じた寸法の複数のスリットとを有している。そし
て、前記第1と第2の受光面上のスリットを、位相が互
いに180°ずれるように配置形成している。第3の発
明では、第2の発明の受光素子を、次のように構成して
いる。即ち、本発明の受光素子では、表面にそれぞれ受
光面が形成された第1および第2の半導体基板と、前記
各受光面上に遮光膜にてそれぞれ形成され、前記スリッ
トの大きさに応じた寸法の複数のスリットとを有してい
る。そして、前記第1と第2の受光面上のスリットの位
相が180°ずれるように前記第1と第2の半導体基板
を隣接して配置している。第4の発明では、第1,第2
または第3の発明において、前記遮光膜を、前記半導体
基板とコンタクトがとられた配線パターンで形成し、該
配線パターンを電位安定化用電極に接続している。第5
の発明では、第1、第2または第3の発明において、前
記遮光パターンを、樹脂膜パターンで形成している。第
6の発明では、第1、第2、第3、第4または第5の発
明において、前記発光素子を、非球面レンズによって平
行光線または該平行光線に近い光線を発生する構成にし
ている。
を解決するために、光を発生する発光素子と、前記発光
素子からの光を通過させる複数のスリットが円板に形成
された回転スリット板と、前記スリットからの通過光を
半導体基板表面に形成された受光面で受光して電気信号
に変換する受光素子とを備えたエンコーダにおいて、前
記受光素子の受光面上に、前記スリットの大きさに応じ
た寸法の複数のスリットを遮光膜にて形成している。第
2の発明は、光を発生する発光素子と、前記発光素子か
らの光を通過させる複数のスリットが円板に形成された
回転スリット板と、前記スリットからの通過光を受光し
て電気信号に変換する受光素子とを備えたエンコーダに
おいて、前記受光素子を次のように構成している。即
ち、本発明の受光素子では、半導体基板の表面に隣接し
て形成された第1および第2の受光面と、前記各受光面
上に遮光膜にてそれぞれ形成され、前記スリットの大き
さに応じた寸法の複数のスリットとを有している。そし
て、前記第1と第2の受光面上のスリットを、位相が互
いに180°ずれるように配置形成している。第3の発
明では、第2の発明の受光素子を、次のように構成して
いる。即ち、本発明の受光素子では、表面にそれぞれ受
光面が形成された第1および第2の半導体基板と、前記
各受光面上に遮光膜にてそれぞれ形成され、前記スリッ
トの大きさに応じた寸法の複数のスリットとを有してい
る。そして、前記第1と第2の受光面上のスリットの位
相が180°ずれるように前記第1と第2の半導体基板
を隣接して配置している。第4の発明では、第1,第2
または第3の発明において、前記遮光膜を、前記半導体
基板とコンタクトがとられた配線パターンで形成し、該
配線パターンを電位安定化用電極に接続している。第5
の発明では、第1、第2または第3の発明において、前
記遮光パターンを、樹脂膜パターンで形成している。第
6の発明では、第1、第2、第3、第4または第5の発
明において、前記発光素子を、非球面レンズによって平
行光線または該平行光線に近い光線を発生する構成にし
ている。
【0010】
【作用】第1の発明によれば、以上のようにエンコーダ
を構成したので、発光素子から発生した光は、回転スリ
ット板のスリットを通過し、受光面上に遮光膜にて形成
されたスリットを通り、該受光面に受光され、電気信号
に変換される。第2および第3の発明によれば、発光素
子から発生した光は、回転スリット板のスリットを通過
し、第1と第2の受光面上に遮光膜にてそれぞれ形成さ
れた180°位相のずれたスリットを通り、該第1と第
2の受光面に入射される。この第1と第2の受光面によ
る受光電流を利用することにより、ダイナミックレンジ
の増大化が図れる。第4の発明によれば、配線パターン
と半導体基板とのコンタクトは、該配線パターンで形成
されたスリットの熱によるたわみ等を防止する働きがあ
る。また、この配線パターンは電位安定化用電極と接続
されているので、該電極と同電位になり、該配線パター
ンの電位の不安定さによる感度の悪影響の防止が図れ
る。第5の発明によれば、樹脂膜パターンで形成された
受光面上のスリットは、配線パターンで形成されたスリ
ットと同様の働きをすると共に、該配線パターンによる
スリットのたわみや電位の不安定さを除去する働きがあ
る。第6の発明によれば、発光素子内の光源からの光は
非球面レンズによって平行光線またはそれに近い光線と
なり、回転スリット板のスリットを通して受光面へ効率
よく照射される。従って、前記課題を解決できるのであ
る。
を構成したので、発光素子から発生した光は、回転スリ
ット板のスリットを通過し、受光面上に遮光膜にて形成
されたスリットを通り、該受光面に受光され、電気信号
に変換される。第2および第3の発明によれば、発光素
子から発生した光は、回転スリット板のスリットを通過
し、第1と第2の受光面上に遮光膜にてそれぞれ形成さ
れた180°位相のずれたスリットを通り、該第1と第
2の受光面に入射される。この第1と第2の受光面によ
る受光電流を利用することにより、ダイナミックレンジ
の増大化が図れる。第4の発明によれば、配線パターン
と半導体基板とのコンタクトは、該配線パターンで形成
されたスリットの熱によるたわみ等を防止する働きがあ
る。また、この配線パターンは電位安定化用電極と接続
されているので、該電極と同電位になり、該配線パター
ンの電位の不安定さによる感度の悪影響の防止が図れ
る。第5の発明によれば、樹脂膜パターンで形成された
受光面上のスリットは、配線パターンで形成されたスリ
ットと同様の働きをすると共に、該配線パターンによる
スリットのたわみや電位の不安定さを除去する働きがあ
る。第6の発明によれば、発光素子内の光源からの光は
非球面レンズによって平行光線またはそれに近い光線と
なり、回転スリット板のスリットを通して受光面へ効率
よく照射される。従って、前記課題を解決できるのであ
る。
【0011】
【実施例】第1の実施例 図1(a)〜(c)は、本発明の第1の実施例を示すエ
ンコーダの概略の構成図であり、同図(a)は全体構成
図、同図(b)は受光素子の断面図、および同図(c)
は受光素子の断面図である。このエンコーダは、赤外光
等の光を発生する発光素子100と、前記光を受光面2
03aで受光して電気信号(受光電流)に変換する受光
素子200とを備え、それらの間に回転スリット板30
0が設けられている。回転スリット板300は、回転軸
によって回転する円板を有し、該円板には一定の半径の
円周上に沿って複数のスリット301が形成されてい
る。
ンコーダの概略の構成図であり、同図(a)は全体構成
図、同図(b)は受光素子の断面図、および同図(c)
は受光素子の断面図である。このエンコーダは、赤外光
等の光を発生する発光素子100と、前記光を受光面2
03aで受光して電気信号(受光電流)に変換する受光
素子200とを備え、それらの間に回転スリット板30
0が設けられている。回転スリット板300は、回転軸
によって回転する円板を有し、該円板には一定の半径の
円周上に沿って複数のスリット301が形成されてい
る。
【0012】受光素子200は、半導体基板、(例え
ば、N型シリコン基板)201を有し、該N型シリコン
基板201上にはエピタキシャル成長によってN型領域
202が形成されている。N型領域202の所定箇所に
はP型拡散層203が形成され、このP型拡散層203
とN型領域202とのPN接合により、受光面203a
への入射光を電気信号に変換する機能を有している。N
型シリコン基板201の表面には、AlまたはAu系等
の電極形成材によって受光出力取出し用の電極204が
形成されている。さらに、受光面203a上には、複数
のスリット205aを有する配線パターン205が形成
されている。
ば、N型シリコン基板)201を有し、該N型シリコン
基板201上にはエピタキシャル成長によってN型領域
202が形成されている。N型領域202の所定箇所に
はP型拡散層203が形成され、このP型拡散層203
とN型領域202とのPN接合により、受光面203a
への入射光を電気信号に変換する機能を有している。N
型シリコン基板201の表面には、AlまたはAu系等
の電極形成材によって受光出力取出し用の電極204が
形成されている。さらに、受光面203a上には、複数
のスリット205aを有する配線パターン205が形成
されている。
【0013】配線パターン205は、AlまたはAu系
等の電極形成材を用いて電極204の形成時に同時に形
成される。複数のスリット205aは、回転スリット板
300のスリット301に対応して扇形に配列され、そ
の各スリット205aの幅が、該回転スリット板300
のスリット301を通過した光束の幅に合わせてある。
配線パターン205は、電極204の形成時に同時に形
成する場合、通常の受光素子を製造するプロセスにてス
リット205aの形成が行える。このスリット205a
は、例えば、電極パターンを形成するためのウェハプロ
セス用マスク作製時にCAD(Computer aided design
、計算機を援用して行う設計)で作製する。回転スリ
ット板300に形成されるスリット301の精度が例え
ば±5μmに対し、ウェハプロセスの精度が±1μm 以
下であるので、高密度な細いスリット205aの形成が
可能である。
等の電極形成材を用いて電極204の形成時に同時に形
成される。複数のスリット205aは、回転スリット板
300のスリット301に対応して扇形に配列され、そ
の各スリット205aの幅が、該回転スリット板300
のスリット301を通過した光束の幅に合わせてある。
配線パターン205は、電極204の形成時に同時に形
成する場合、通常の受光素子を製造するプロセスにてス
リット205aの形成が行える。このスリット205a
は、例えば、電極パターンを形成するためのウェハプロ
セス用マスク作製時にCAD(Computer aided design
、計算機を援用して行う設計)で作製する。回転スリ
ット板300に形成されるスリット301の精度が例え
ば±5μmに対し、ウェハプロセスの精度が±1μm 以
下であるので、高密度な細いスリット205aの形成が
可能である。
【0014】配線パターン205のスリット205a
は、細長いので、ウェハプロセス上で、熱によって形状
のたわみ等がでやすい。これを防ぐため、配線パターン
205のスリット間に、複数のコンタクト206を形成
し、該配線パターン205とN型シリコン基板201側
とを接合している。また、配線パターン205を受光面
203a上に形成するため、該配線パターン205によ
る電位の不安定さが受光感度に悪影響を及ぼさないよう
にするために、該配線パターン205を受光出力取出し
用電極204と接続し、同電位にすることが望ましい。
配線パターン205にコンタクト206を設けると、受
光電流を効率よく電極204に吸い上げることもでき
る。
は、細長いので、ウェハプロセス上で、熱によって形状
のたわみ等がでやすい。これを防ぐため、配線パターン
205のスリット間に、複数のコンタクト206を形成
し、該配線パターン205とN型シリコン基板201側
とを接合している。また、配線パターン205を受光面
203a上に形成するため、該配線パターン205によ
る電位の不安定さが受光感度に悪影響を及ぼさないよう
にするために、該配線パターン205を受光出力取出し
用電極204と接続し、同電位にすることが望ましい。
配線パターン205にコンタクト206を設けると、受
光電流を効率よく電極204に吸い上げることもでき
る。
【0015】図8(a),(b)は図1のエンコーダの
動作説明図、および図9は図8の出力電圧Vo の波形図
である。これらの図を参照しつつ、図1の動作を説明す
る。発光素子100および受光素子200は固定されて
おり、回転スリット板300のみが図示しない回転軸を
中心に回転する。発光素子100から出た光は、回転ス
リット板300のスリット301を通り、受光素子20
0の配線パターン205に照射される。図8(a)に示
すように、スリット通過後の光束H10が配線パターン
205のスリット205aに入射されると、該光束H1
0が電気信号に変換されて受光電流が発生する。次に、
回転スリット板300が回転し、スリット通過後の光束
H10の位相が180°ずれると、図8(b)に示すよ
うに、該光束H10が配線パターン205のスリット2
05a間に照射されるため、受光素子200には受光電
流が流れない。従って、受光素子200の出力を例えば
図4の増幅器55で増幅すれば、図9に示すような出力
電圧Vo が得られる。
動作説明図、および図9は図8の出力電圧Vo の波形図
である。これらの図を参照しつつ、図1の動作を説明す
る。発光素子100および受光素子200は固定されて
おり、回転スリット板300のみが図示しない回転軸を
中心に回転する。発光素子100から出た光は、回転ス
リット板300のスリット301を通り、受光素子20
0の配線パターン205に照射される。図8(a)に示
すように、スリット通過後の光束H10が配線パターン
205のスリット205aに入射されると、該光束H1
0が電気信号に変換されて受光電流が発生する。次に、
回転スリット板300が回転し、スリット通過後の光束
H10の位相が180°ずれると、図8(b)に示すよ
うに、該光束H10が配線パターン205のスリット2
05a間に照射されるため、受光素子200には受光電
流が流れない。従って、受光素子200の出力を例えば
図4の増幅器55で増幅すれば、図9に示すような出力
電圧Vo が得られる。
【0016】本実施例では、次のような利点を有してい
る。 (a) 従来の固定スリット板を省略できるので、エン
コーダの小型化が図れる。 (b) 発光素子100から出た光は、従来のように複
数のスリットを通過せずに、回転スリット板300のス
リット301のみを通過するので、受光素子200のP
型拡散層203に達する光の強度が強くなり、S/N比
が大きくなってダイナミックレンジを大きく取れる。 (c) 高密度な細いスリット301を有する回転スリ
ット板300を使用した場合でも、そのスリット301
を通過した光束H10が受光素子200の受光面203
aに写るスリットの影の大きさに合わせて、該受光面2
03a上に、配線パターン205による細いスリット2
05aが形成されている。そのため、光束H10がスリ
ット205aを通して受光素子200内のP型拡散層2
03に入射される光束量の変化が大きいので、図9のよ
うにS/N比が向上し、ダイナミックレンジを大きく取
れる。 (d) 受光素子200の配線パターン205は、N型
シリコン基板201側にコンタクト206で固定されて
いるため、スリット205aの形状のたわみ等を的確に
防止できる。しかも、配線パターン205は、受光出力
取出し用の電極204と接続されているため、該配線パ
ターン205が電極204と同電位となり、該配線パタ
ーン205の電位が安定して受光感度に対する悪影響を
的確に防止できる。 (e) 発光素子100の発生する光に代えて、レーザ
光のような平行光線を用いると、回転スリット板300
におけるスリット301の影が該スリット301のサイ
ズとほぼ同等になるため、S/N比がさらに向上する。
る。 (a) 従来の固定スリット板を省略できるので、エン
コーダの小型化が図れる。 (b) 発光素子100から出た光は、従来のように複
数のスリットを通過せずに、回転スリット板300のス
リット301のみを通過するので、受光素子200のP
型拡散層203に達する光の強度が強くなり、S/N比
が大きくなってダイナミックレンジを大きく取れる。 (c) 高密度な細いスリット301を有する回転スリ
ット板300を使用した場合でも、そのスリット301
を通過した光束H10が受光素子200の受光面203
aに写るスリットの影の大きさに合わせて、該受光面2
03a上に、配線パターン205による細いスリット2
05aが形成されている。そのため、光束H10がスリ
ット205aを通して受光素子200内のP型拡散層2
03に入射される光束量の変化が大きいので、図9のよ
うにS/N比が向上し、ダイナミックレンジを大きく取
れる。 (d) 受光素子200の配線パターン205は、N型
シリコン基板201側にコンタクト206で固定されて
いるため、スリット205aの形状のたわみ等を的確に
防止できる。しかも、配線パターン205は、受光出力
取出し用の電極204と接続されているため、該配線パ
ターン205が電極204と同電位となり、該配線パタ
ーン205の電位が安定して受光感度に対する悪影響を
的確に防止できる。 (e) 発光素子100の発生する光に代えて、レーザ
光のような平行光線を用いると、回転スリット板300
におけるスリット301の影が該スリット301のサイ
ズとほぼ同等になるため、S/N比がさらに向上する。
【0017】第2の実施例 第1の実施例では、発光素子100から発生した光が回
転スリット板300のスリット301を通過したとき、
その通過した光は平行光線ではなく、ある拡がりを持っ
て受光素子200の受光面203aへ入射される。その
ため、受光素子200の受光面203a上に形成された
配線パターン205によって遮断される光束量も多くな
り、該受光素子200による受光電流の変化量が少なく
なる。これを防止するため、受光素子200から出力さ
れる受光電流を増幅する図4の増幅器55のゲインを大
きくして、ダイナミックレンジを大きくすることも考え
られる。ところが、増幅器55のゲインを大きくする
と、ノイズや暗電流の影響に対して弱くなるという問題
が生じる。そこで、第2の実施例では、これらの問題を
解決してダイナミックレンジを大きく取るために、受光
素子200を図10(a),(b)のような構造にして
いる。
転スリット板300のスリット301を通過したとき、
その通過した光は平行光線ではなく、ある拡がりを持っ
て受光素子200の受光面203aへ入射される。その
ため、受光素子200の受光面203a上に形成された
配線パターン205によって遮断される光束量も多くな
り、該受光素子200による受光電流の変化量が少なく
なる。これを防止するため、受光素子200から出力さ
れる受光電流を増幅する図4の増幅器55のゲインを大
きくして、ダイナミックレンジを大きくすることも考え
られる。ところが、増幅器55のゲインを大きくする
と、ノイズや暗電流の影響に対して弱くなるという問題
が生じる。そこで、第2の実施例では、これらの問題を
解決してダイナミックレンジを大きく取るために、受光
素子200を図10(a),(b)のような構造にして
いる。
【0018】図10(a),(b)は、本発明の第2の
実施例を示す受光素子の構成図であり、同図(a)は平
面図、および同図(b)は断面図であり、第1の実施例
を示す図1中の要素と共通の要素には共通の符号が付さ
れている。この受光素子200は、図1の受光素子20
0のほぼ2倍の大きさを有している。即ち、N型シリコ
ン基板201上には、エピタキシャル成長によってN型
領域202が形成されている。N型領域202の表面に
は、第1および第2のP型拡散層203−1,203−
2が形成され、これらの第1のP型拡散層203−1お
よびN型領域202で第1の受光面203a−1が構成
されると共に、第2のP型拡散装203−2およびN型
領域202で第2の受光面203a−2が構成されてい
る。第1と第2の受光面203a−1,203a−2は
隣接して配置され、該第1と第2の受光面203a−
1,203−2上に、第1と第2の配線パターン205
−1,205−2がそれぞれ形成されている。第1,第
2の配線パターン205−1,205−2には、図1の
回転スリット300に形成された複数のスリット301
に対応して複数のスリット205aが扇形に形成されて
いる。各スリット205aの幅Lは、回転スリット板3
00のスリット301を通過した光が受光面203a−
1,203a−2に写るスリットの影の幅に等しい。各
スリット205a間のピッチは、各受光面203a−
1,203a−2上ではスリット幅Lの2倍(2L)に
設定されている。また、第1と第2の受光面203a−
1,203a−2上の隣接箇所の内側のスリット間距離
は、スリット幅Lの3倍(3L)に設定されている。
実施例を示す受光素子の構成図であり、同図(a)は平
面図、および同図(b)は断面図であり、第1の実施例
を示す図1中の要素と共通の要素には共通の符号が付さ
れている。この受光素子200は、図1の受光素子20
0のほぼ2倍の大きさを有している。即ち、N型シリコ
ン基板201上には、エピタキシャル成長によってN型
領域202が形成されている。N型領域202の表面に
は、第1および第2のP型拡散層203−1,203−
2が形成され、これらの第1のP型拡散層203−1お
よびN型領域202で第1の受光面203a−1が構成
されると共に、第2のP型拡散装203−2およびN型
領域202で第2の受光面203a−2が構成されてい
る。第1と第2の受光面203a−1,203a−2は
隣接して配置され、該第1と第2の受光面203a−
1,203−2上に、第1と第2の配線パターン205
−1,205−2がそれぞれ形成されている。第1,第
2の配線パターン205−1,205−2には、図1の
回転スリット300に形成された複数のスリット301
に対応して複数のスリット205aが扇形に形成されて
いる。各スリット205aの幅Lは、回転スリット板3
00のスリット301を通過した光が受光面203a−
1,203a−2に写るスリットの影の幅に等しい。各
スリット205a間のピッチは、各受光面203a−
1,203a−2上ではスリット幅Lの2倍(2L)に
設定されている。また、第1と第2の受光面203a−
1,203a−2上の隣接箇所の内側のスリット間距離
は、スリット幅Lの3倍(3L)に設定されている。
【0019】第1および第2の配線パターン205−
1,205−2は、第1の実施例と同様に、N型シリコ
ン基板201の表面に形成された受光出力取出し用電極
204−1,204−2にそれぞれ接続されている。さ
らに、受光電流を効率よく配線パターン205−1,2
05−2に吸い上げるためや、あるいはスリット205
aが細長いので、それが歪まないようにする等のため
に、該配線パターン205−1,205−2がコンタク
ト206−1,206−2によってN型シリコン基板2
01側に接合されている。図11は、図10の出力回路
図である。この出力回路では、図10の第1の受光面2
03a−1の電極204−1が電流/電圧変換用の増幅
器55−1に接続されると共に、第2の受光面203a
−2の電極204−2が電流/電圧変換用の増幅器55
−2に接続されている。増幅器55−1,55−2の出
力電圧VIP1,VIP2は、コンパレータ(電圧比較器)
56で比較されて出力電圧Vo が出力されるようになっ
ている。図12は図10に示す受光素子200の動作説
明図、および図13は図11に示す出力回路の電圧波形
図である。これらを参照しつつ、図10の動作を説明す
る。
1,205−2は、第1の実施例と同様に、N型シリコ
ン基板201の表面に形成された受光出力取出し用電極
204−1,204−2にそれぞれ接続されている。さ
らに、受光電流を効率よく配線パターン205−1,2
05−2に吸い上げるためや、あるいはスリット205
aが細長いので、それが歪まないようにする等のため
に、該配線パターン205−1,205−2がコンタク
ト206−1,206−2によってN型シリコン基板2
01側に接合されている。図11は、図10の出力回路
図である。この出力回路では、図10の第1の受光面2
03a−1の電極204−1が電流/電圧変換用の増幅
器55−1に接続されると共に、第2の受光面203a
−2の電極204−2が電流/電圧変換用の増幅器55
−2に接続されている。増幅器55−1,55−2の出
力電圧VIP1,VIP2は、コンパレータ(電圧比較器)
56で比較されて出力電圧Vo が出力されるようになっ
ている。図12は図10に示す受光素子200の動作説
明図、および図13は図11に示す出力回路の電圧波形
図である。これらを参照しつつ、図10の動作を説明す
る。
【0020】図1の発光素子100から発生した光は、
回転スリット板300のスリット301を通過し、受光
素子200の第1および第2の受光面203a−1,2
03a−2に照射される。図12に示すように、スリッ
ト通過後の光束H10が第1の受光面203a−1のス
リット205aを通して第1のP型拡散層203−1に
入射する場合、第2の受光面203a−2側では、該光
束H10がスリット205a外の第2の配線パターン2
05−2上に照射される。第1の受光面203a−1側
では、入射された光束H10が電気信号に変換されて受
光電流が流れ、第2の受光面203a−2側では、該光
束H10が入射されないので受光電流が流れない。第1
の受光面203a−1側に流れる受光電流は、図11の
増幅器55−1で増幅され、図13に示すような電圧V
IP1 に変換されてコンパレータ56へ送られる。このと
き、第2の受光面203a−2側では受光電流が流れな
いので、図11の第2の増幅器55−2の出力電圧V
IP2 が、図13に示すような基準電圧Vref1となる。こ
れらの出力電圧VIP1 とVIP2 は、図11のコンパレー
タ56で比較され、図13に示すような出力電圧Vo が
出力される。
回転スリット板300のスリット301を通過し、受光
素子200の第1および第2の受光面203a−1,2
03a−2に照射される。図12に示すように、スリッ
ト通過後の光束H10が第1の受光面203a−1のス
リット205aを通して第1のP型拡散層203−1に
入射する場合、第2の受光面203a−2側では、該光
束H10がスリット205a外の第2の配線パターン2
05−2上に照射される。第1の受光面203a−1側
では、入射された光束H10が電気信号に変換されて受
光電流が流れ、第2の受光面203a−2側では、該光
束H10が入射されないので受光電流が流れない。第1
の受光面203a−1側に流れる受光電流は、図11の
増幅器55−1で増幅され、図13に示すような電圧V
IP1 に変換されてコンパレータ56へ送られる。このと
き、第2の受光面203a−2側では受光電流が流れな
いので、図11の第2の増幅器55−2の出力電圧V
IP2 が、図13に示すような基準電圧Vref1となる。こ
れらの出力電圧VIP1 とVIP2 は、図11のコンパレー
タ56で比較され、図13に示すような出力電圧Vo が
出力される。
【0021】次に、図1の回転スリット板300が回転
し、そのスリット301を通過した光束H10の位相が
180°ずれると、該光束H10が図12に示す第2の
受光面203a−2側のスリット205aを通して受光
され、該第2の受光面203a−2側に受光電流が流れ
る。このとき、第1の受光面203a−1側では、光束
H10が入射しないので受光電流が流れない。第2の受
光面203a−2側の受光電流は、図11の増幅器55
−2で増幅され、図13に示すような電圧VIP 2 が出力
される。第1の受光面203a−1側では受光電流が流
れないので、図11の増幅器55−1の出力電圧VIP1
は図13に示すような基準電圧Vref1となる。これらの
増幅器55−1,55−2の出力電圧VIP1 とVIP2 が
コンパレータ56で比較され、図13に示すような出力
電圧Vo が出力される。本実施例では、第1,第2の受
光面203a−1,203a−2を設け、その上に形成
した第1と第2の配線パターン205−1,205−2
のスリット205aの位相を互いに180°ずらすよう
に配置したので、スリット通過後の光束H10の位相が
180°ずれたときも、第1または第2の受光面203
a−1,203a−2のいずれか一方に受光電流が流
れ、それを活用できる。そのため、図1では、図4の増
幅器55から出力される出力電圧Vo (=VIP1 )のダ
イナミックレンジしかなかったが、本実施例では、図1
1のコンパレータ56への入力が、 VIP1 +VIP2 =2×Vo となり、見掛け上、ダイナミックレンジが2倍になる。
従って、図11の増幅器55−1,55−2のゲインを
小さくでき、それによってノイズや暗電流の影響に対し
て受光精度が向上する。
し、そのスリット301を通過した光束H10の位相が
180°ずれると、該光束H10が図12に示す第2の
受光面203a−2側のスリット205aを通して受光
され、該第2の受光面203a−2側に受光電流が流れ
る。このとき、第1の受光面203a−1側では、光束
H10が入射しないので受光電流が流れない。第2の受
光面203a−2側の受光電流は、図11の増幅器55
−2で増幅され、図13に示すような電圧VIP 2 が出力
される。第1の受光面203a−1側では受光電流が流
れないので、図11の増幅器55−1の出力電圧VIP1
は図13に示すような基準電圧Vref1となる。これらの
増幅器55−1,55−2の出力電圧VIP1 とVIP2 が
コンパレータ56で比較され、図13に示すような出力
電圧Vo が出力される。本実施例では、第1,第2の受
光面203a−1,203a−2を設け、その上に形成
した第1と第2の配線パターン205−1,205−2
のスリット205aの位相を互いに180°ずらすよう
に配置したので、スリット通過後の光束H10の位相が
180°ずれたときも、第1または第2の受光面203
a−1,203a−2のいずれか一方に受光電流が流
れ、それを活用できる。そのため、図1では、図4の増
幅器55から出力される出力電圧Vo (=VIP1 )のダ
イナミックレンジしかなかったが、本実施例では、図1
1のコンパレータ56への入力が、 VIP1 +VIP2 =2×Vo となり、見掛け上、ダイナミックレンジが2倍になる。
従って、図11の増幅器55−1,55−2のゲインを
小さくでき、それによってノイズや暗電流の影響に対し
て受光精度が向上する。
【0022】第3の実施例 図14は、本発明の第3の実施例を示す受光素子の平面
図である。図10のような受光素子200では、横方向
へのサイズに制限がある場合、図14に示すように、2
つのN型シリコン基板201−1,201−2上に形成
した第1の受光面203a−1と第2の受光面203a
−2とを縦方向に隣接し、第1の受光面203a−1上
に形成された第1の配線パターン205−1のスリット
205aと、第2の受光面203a−2上に形成された
第2の配線パターン205−2のスリット205aと
を、位相が180°ずれるようにダイスボンドにおいて
配置する。このように配置すると、1つのN型シリコン
基板201上に形成した図10の第1および第2の配線
パターン205−1,205−2に比べ、中心部の配線
パターン部分が距離3L分不要となるので、N型シリコ
ン基板201−1,201−2の第1,第2の受光面2
03a−1,203a−2を充分に利用でき、しかも第
2の実施例と同様の効果が得られる。
図である。図10のような受光素子200では、横方向
へのサイズに制限がある場合、図14に示すように、2
つのN型シリコン基板201−1,201−2上に形成
した第1の受光面203a−1と第2の受光面203a
−2とを縦方向に隣接し、第1の受光面203a−1上
に形成された第1の配線パターン205−1のスリット
205aと、第2の受光面203a−2上に形成された
第2の配線パターン205−2のスリット205aと
を、位相が180°ずれるようにダイスボンドにおいて
配置する。このように配置すると、1つのN型シリコン
基板201上に形成した図10の第1および第2の配線
パターン205−1,205−2に比べ、中心部の配線
パターン部分が距離3L分不要となるので、N型シリコ
ン基板201−1,201−2の第1,第2の受光面2
03a−1,203a−2を充分に利用でき、しかも第
2の実施例と同様の効果が得られる。
【0023】第4の実施例 図1のスリット301を通過した発光素子100の光
は、一般に、平行光線である場合が少なく、ある拡がり
を持って受光素子200の受光面203aへ照射される
ので、該受光面203a上に形成された配線パターン2
05によって遮断される光束量も多くなり、受光電流の
変化量が小さくなる。これを防止するため、第2,第3
の実施例では、2つの受光面203a−1,203a−
2を設け、スリット通過後の光束H10の位相が180
°ずれたときにもそれらの受光電流を活用することによ
り、ダイナミックレンジを大きく取るようにしている。
これに対し、第4,第5の実施例では、図1の発光素子
100側に設けられるレンズを改良し、平行光線あるい
はそれに近い光線を得られるようにしている。
は、一般に、平行光線である場合が少なく、ある拡がり
を持って受光素子200の受光面203aへ照射される
ので、該受光面203a上に形成された配線パターン2
05によって遮断される光束量も多くなり、受光電流の
変化量が小さくなる。これを防止するため、第2,第3
の実施例では、2つの受光面203a−1,203a−
2を設け、スリット通過後の光束H10の位相が180
°ずれたときにもそれらの受光電流を活用することによ
り、ダイナミックレンジを大きく取るようにしている。
これに対し、第4,第5の実施例では、図1の発光素子
100側に設けられるレンズを改良し、平行光線あるい
はそれに近い光線を得られるようにしている。
【0024】図15は、本発明の第4の実施例を示す受
光素子用の非球面レンズの構成図である。この非球面レ
ンズ101は、図1の発光素子100内の光源100a
側の内側が凹状の球面101a、外側が凸状の楕円面1
01bになっている。非球面レンズ101のレンズ曲面
形状を適正化すると、光源100aから出た光は、非球
面レンズ101を通過後、平行光線にすることができ
る。この平行光線を図1の回転スリット板300に照射
すれば、該回転スリット板300のスリット301を通
過した平行光線は、180°の位相差を持ち、図1に示
す受光素子200の受光面203a上に形成された配線
パターン205に確実に、効率よく照射される。そのた
め、S/N比が向上し、ダイナミックレンジをより大き
く取ることができる。
光素子用の非球面レンズの構成図である。この非球面レ
ンズ101は、図1の発光素子100内の光源100a
側の内側が凹状の球面101a、外側が凸状の楕円面1
01bになっている。非球面レンズ101のレンズ曲面
形状を適正化すると、光源100aから出た光は、非球
面レンズ101を通過後、平行光線にすることができ
る。この平行光線を図1の回転スリット板300に照射
すれば、該回転スリット板300のスリット301を通
過した平行光線は、180°の位相差を持ち、図1に示
す受光素子200の受光面203a上に形成された配線
パターン205に確実に、効率よく照射される。そのた
め、S/N比が向上し、ダイナミックレンジをより大き
く取ることができる。
【0025】第5の実施例 図16は、本発明の第5の実施例を示す受光素子用の非
球面レンズの構成図である。この非球面レンズ102
は、第4の実施例と同様に図1の発光素子100に設け
られるもので、内側と外側の両面が凸状になっている。
この非球面レンズ102のレンズ曲面形状を適正化する
と、例えば、レンズ中心より±1mmの部分ではほぼ平行
光線と見なすことができ、平行光線に近い光線が得られ
る。従って、第4の実施例とほぼ同様の効果が得られ
る。
球面レンズの構成図である。この非球面レンズ102
は、第4の実施例と同様に図1の発光素子100に設け
られるもので、内側と外側の両面が凸状になっている。
この非球面レンズ102のレンズ曲面形状を適正化する
と、例えば、レンズ中心より±1mmの部分ではほぼ平行
光線と見なすことができ、平行光線に近い光線が得られ
る。従って、第4の実施例とほぼ同様の効果が得られ
る。
【0026】なお、本発明は上記実施例に限定されず、
さらに種々の実施例が考えられる。他の実施例として
は、例えば次のようなものがある。 (i) 図17は、本発明の他の実施例を示す受光素子
の平面図である。図1(b)では、配線パターン205
を受光出力取出し用電極204に接続することにより、
該配線パターン205の電位を安定化させているが、こ
の配線パターン205を受光出力取出し用電極204に
接続せずに、これとは別の電位決定用電極207に接続
し、該電極207を接地する等しても、該配線パターン
205の電位を安定化させることができる。 (ii) 図1、図10、および図14では、受光素子2
00の受光面203a,203a−1,203a−2上
に形成するスリット205aを、配線パターン205,
205−1,205−2で形成しているが、使用する光
を遮断する顔料等を混ぜたポリイミド等の遮光性の樹脂
を用い、樹脂膜パターンで該スリット205aを形成す
るようにしてもよい。このような樹脂膜パターンを用い
た場合、スリット205aの熱による歪み等が生じない
ので、N型シリコン基板201,201−1,201−
2側とのコンタクト206,206−1,206−2を
取る必要がない。樹脂膜の形成は、通常の半導体集積回
路のウェハプロセス時に形成可能なため、容易に実現で
きる。 (iii) 図18(a),(b)は本発明の他の実施例を
示す受光素子の構成図であり、同図(a)は平面図、お
よび同図(b)断面図である。図1、図10、図14に
示すような受光素子200は、単独の構成であるが、こ
の受光素子200を信号処理等を行う集積回路400と
共に同一の半導体基板に形成してモノリシック構成の受
光集積回路にしてもよい。例えば、N型シリコン基板2
01上に形成したN型領域202内に、信号処理等の集
積回路400を形成すると同時に、該集積回路400に
隣接して受光素子200を形成してもよい。集積回路4
00と受光素子200を同一のN型領域202に形成す
ると、該受光素子200での受光出力に寄与しきれない
キャリア500が、集積回路400へ移動し、それがリ
ーク電流となって該集積回路400が誤動作の原因とな
るおそれがある。しかし、受光素子200の受光面20
3a,203a−1,203a−2上にはスリット20
5aが形成されているので、受光出力に寄与しきれない
不要なキャリア500の量を少なくすることができ、集
積回路400の誤動作を防止できる。 (iv) 図10の受光素子200では、同一のN型シリ
コン基板201上に第1と第2の受光面203a−1,
203a−2を形成したが、これらを別々の半導体基板
に形成し、それらを隣接して配置するようにしてもよ
い。また、図14の受光素子200では、第1と第2の
受光面203a−1,203a−2をそれぞれ別々のN
型シリコン基板201,201−1,201−2上に形
成しているが、それらを同一の半導体基板上に形成して
もよい。 (v) 図1(c)や図10(b)の光学素子200
を、他の材料や構造等で形成したり、図15や図16の
非球面レンズ101,102を他の形状にしてもよい。
さらに種々の実施例が考えられる。他の実施例として
は、例えば次のようなものがある。 (i) 図17は、本発明の他の実施例を示す受光素子
の平面図である。図1(b)では、配線パターン205
を受光出力取出し用電極204に接続することにより、
該配線パターン205の電位を安定化させているが、こ
の配線パターン205を受光出力取出し用電極204に
接続せずに、これとは別の電位決定用電極207に接続
し、該電極207を接地する等しても、該配線パターン
205の電位を安定化させることができる。 (ii) 図1、図10、および図14では、受光素子2
00の受光面203a,203a−1,203a−2上
に形成するスリット205aを、配線パターン205,
205−1,205−2で形成しているが、使用する光
を遮断する顔料等を混ぜたポリイミド等の遮光性の樹脂
を用い、樹脂膜パターンで該スリット205aを形成す
るようにしてもよい。このような樹脂膜パターンを用い
た場合、スリット205aの熱による歪み等が生じない
ので、N型シリコン基板201,201−1,201−
2側とのコンタクト206,206−1,206−2を
取る必要がない。樹脂膜の形成は、通常の半導体集積回
路のウェハプロセス時に形成可能なため、容易に実現で
きる。 (iii) 図18(a),(b)は本発明の他の実施例を
示す受光素子の構成図であり、同図(a)は平面図、お
よび同図(b)断面図である。図1、図10、図14に
示すような受光素子200は、単独の構成であるが、こ
の受光素子200を信号処理等を行う集積回路400と
共に同一の半導体基板に形成してモノリシック構成の受
光集積回路にしてもよい。例えば、N型シリコン基板2
01上に形成したN型領域202内に、信号処理等の集
積回路400を形成すると同時に、該集積回路400に
隣接して受光素子200を形成してもよい。集積回路4
00と受光素子200を同一のN型領域202に形成す
ると、該受光素子200での受光出力に寄与しきれない
キャリア500が、集積回路400へ移動し、それがリ
ーク電流となって該集積回路400が誤動作の原因とな
るおそれがある。しかし、受光素子200の受光面20
3a,203a−1,203a−2上にはスリット20
5aが形成されているので、受光出力に寄与しきれない
不要なキャリア500の量を少なくすることができ、集
積回路400の誤動作を防止できる。 (iv) 図10の受光素子200では、同一のN型シリ
コン基板201上に第1と第2の受光面203a−1,
203a−2を形成したが、これらを別々の半導体基板
に形成し、それらを隣接して配置するようにしてもよ
い。また、図14の受光素子200では、第1と第2の
受光面203a−1,203a−2をそれぞれ別々のN
型シリコン基板201,201−1,201−2上に形
成しているが、それらを同一の半導体基板上に形成して
もよい。 (v) 図1(c)や図10(b)の光学素子200
を、他の材料や構造等で形成したり、図15や図16の
非球面レンズ101,102を他の形状にしてもよい。
【0027】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1の発明
によれば、受光素子の受光面上に、回転スリット板のス
リットの大きさに応じた寸法の複数のスリットを遮光膜
にて形成したので、従来のような固定スリット板が不要
になり、エンコーダの小型化が図れる。しかも、従来の
ように何枚ものスリットを光が通過しないので、受光面
上に達する光の強度が強くなり、S/N比が大きくなっ
てダイナミックレンジを大きく取れる。さらに高密度な
細いスリットを有する回転スリット板を使用した場合で
も、そのスリットの幅に応じた細いスリットを遮光膜に
て受光面上に簡単に形成できるので、回転スリット板を
通過した光の位相が180°ずれても、該受光面上のス
リットを通して入射される光束量の変化が大きくなり、
S/N比が向上してダイナミックレンジをより大きく取
れる。第2の発明によれば、同一の半導体基板上に第1
と第2の受光面を形成し、それらの各受光面上に遮光膜
にてスリットをそれぞれ形成したので、回転スリット板
を通過した光の位相が180°ずれたときでも、該第1
と第2の受光面での受光電流を有効に活用でき、ダイナ
ミックレンジを従来の例えば2倍にすることができる。
そのため、受光電流を増幅するための増幅器のゲインを
小さくし、ノイズや暗電流の影響に対して受光感度を向
上できる。第3の発明によれば、第1と第2の半導体基
板上にそれぞれ受光面を形成し、さらにその受光面上に
遮光膜にて複数のスリットをそれぞれ形成し、該第1と
2の半導体基板を隣接して配置したので、第2の発明と
ほぼ同様の効果が得られる上に、各半導体基板上の受光
面の領域を有効に使用でき、受光面積を拡大できる。
によれば、受光素子の受光面上に、回転スリット板のス
リットの大きさに応じた寸法の複数のスリットを遮光膜
にて形成したので、従来のような固定スリット板が不要
になり、エンコーダの小型化が図れる。しかも、従来の
ように何枚ものスリットを光が通過しないので、受光面
上に達する光の強度が強くなり、S/N比が大きくなっ
てダイナミックレンジを大きく取れる。さらに高密度な
細いスリットを有する回転スリット板を使用した場合で
も、そのスリットの幅に応じた細いスリットを遮光膜に
て受光面上に簡単に形成できるので、回転スリット板を
通過した光の位相が180°ずれても、該受光面上のス
リットを通して入射される光束量の変化が大きくなり、
S/N比が向上してダイナミックレンジをより大きく取
れる。第2の発明によれば、同一の半導体基板上に第1
と第2の受光面を形成し、それらの各受光面上に遮光膜
にてスリットをそれぞれ形成したので、回転スリット板
を通過した光の位相が180°ずれたときでも、該第1
と第2の受光面での受光電流を有効に活用でき、ダイナ
ミックレンジを従来の例えば2倍にすることができる。
そのため、受光電流を増幅するための増幅器のゲインを
小さくし、ノイズや暗電流の影響に対して受光感度を向
上できる。第3の発明によれば、第1と第2の半導体基
板上にそれぞれ受光面を形成し、さらにその受光面上に
遮光膜にて複数のスリットをそれぞれ形成し、該第1と
2の半導体基板を隣接して配置したので、第2の発明と
ほぼ同様の効果が得られる上に、各半導体基板上の受光
面の領域を有効に使用でき、受光面積を拡大できる。
【0028】第4の発明によれば、スリットを形成する
ための配線パターンと半導体基板とをコンタクトを取る
ようにしたので、熱等によるスリットのたわみ等を防止
できる。さらに、配線パターンを電位安定化用電極に接
続したので、該配線パターンの電位を安定化でき、それ
によって受光感度を向上できる。第5の発明によれば、
樹脂膜パターンでスリットを形成したので、該スリット
の熱によるたわみや、電位の不安定さ等を防止できる。
第6の発明によれば、非球面レンズを用いて発光素子か
ら平行光線またはそれに近い光線を発生するようにした
ので、回転スリット板のスリットを通過して受光面に照
射される光量が、該回転スリット板のスリットの面積と
ほぼ同等になるため、S/N比をより向上でき、それに
よってダイナミックレンジをより大きくすることができ
る。
ための配線パターンと半導体基板とをコンタクトを取る
ようにしたので、熱等によるスリットのたわみ等を防止
できる。さらに、配線パターンを電位安定化用電極に接
続したので、該配線パターンの電位を安定化でき、それ
によって受光感度を向上できる。第5の発明によれば、
樹脂膜パターンでスリットを形成したので、該スリット
の熱によるたわみや、電位の不安定さ等を防止できる。
第6の発明によれば、非球面レンズを用いて発光素子か
ら平行光線またはそれに近い光線を発生するようにした
ので、回転スリット板のスリットを通過して受光面に照
射される光量が、該回転スリット板のスリットの面積と
ほぼ同等になるため、S/N比をより向上でき、それに
よってダイナミックレンジをより大きくすることができ
る。
【図1】本発明の第1の実施例を示すエンコーダの概略
の構成図である。
の構成図である。
【図2】従来のエンコーダの概略の構成図である。
【図3】図2の受光素子の概略の平面図である。
【図4】図3の出力回路図である。
【図5】図2の動作説明図である。
【図6】図2の動作説明図である。
【図7】図5および図6の出力電圧の波形図である。
【図8】図1の動作説明図である。
【図9】図8の出力電圧波形図である。
【図10】本発明の第2の実施例を示す受光素子の構成
図である。
図である。
【図11】図10の出力回路図である。
【図12】図10の動作説明図である。
【図13】図11の電圧波形図である。
【図14】本発明の第3の実施例を示す受光素子の平面
図である。
図である。
【図15】本発明の第4の実施例を示す受光素子用非球
面レンズの構成図である。
面レンズの構成図である。
【図16】本発明の第5の実施例を示す受光素子用非球
面レンズの構成図である。
面レンズの構成図である。
【図17】本発明の他の実施例を示す受光素子の平面図
である。
である。
【図18】本発明の他の実施例を示す受光素子の構成図
である。
である。
100 発光素子 101,102 非球面レン
ズ 200 受光素子 201 N型シリコ
ン基板 202 N型領域 203,203−1,203−2 P型拡散層 203a,203a−1,203a−2 受光面 204 受光出力取
出し用電極 205,205−1,205−2 配線パター
ン 205a スリット 206,206−1,206−2 コンタクト 207 電位決定用
電極 300 回転スリッ
ト板 301 スリット
ズ 200 受光素子 201 N型シリコ
ン基板 202 N型領域 203,203−1,203−2 P型拡散層 203a,203a−1,203a−2 受光面 204 受光出力取
出し用電極 205,205−1,205−2 配線パター
ン 205a スリット 206,206−1,206−2 コンタクト 207 電位決定用
電極 300 回転スリッ
ト板 301 スリット
Claims (6)
- 【請求項1】 光を発生する発光素子と、前記発光素子
からの光を通過させる複数のスリットが円板に形成され
た回転スリット板と、前記スリットからの通過光を半導
体基板表面に形成された受光面で受光して電気信号に変
換する受光素子とを備えたエンコーダにおいて、 前記受光素子の受光面上に、前記スリットの大きさに応
じた寸法の複数のスリットを遮光膜にて形成したことを
特徴とするエンコーダ。 - 【請求項2】 光を発生する発光素子と、前記発光素子
からの光を通過させる複数のスリットが円板に形成され
た回転スリット板と、前記スリットからの通過光を受光
して電気信号に変換する受光素子とを備えたエンコーダ
において、 前記受光素子は、 半導体基板の表面に隣接して形成された第1および第2
の受光面と、 前記各受光面上に遮光膜にてそれぞれ形成され、前記ス
リットの大きさに応じた寸法の複数のスリットとを有
し、 前記第1と第2の受光面上のスリットを、位相が互いに
180°ずれるように配置形成したことを特徴とするエ
ンコーダ。 - 【請求項3】 光を発生する発光素子と、前記発光素子
からの光を通過させる複数のスリットが円板に形成され
た回転スリット板と、前記スリットからの通過光を受光
して電気信号に変換する受光素子と、備えたエンコーダ
において、 前記受光素子は、 表面にそれぞれ受光面が形成された第1および第2の半
導体基板と、 前記各受光面上に遮光膜にてそれぞれ形成され、前記ス
リットの大きさに応じた寸法の複数のスリットとを有
し、 前記第1と第2の受光面上のスリットの位相が180°
ずれるように前記第1と第2の半導体基板を隣接して配
置したことを特徴とするエンコーダ。 - 【請求項4】 前記遮光膜は、前記半導体基板とコンタ
クトがとられた配線パターンで形成し、該配線パターン
を電位安定化用電極に接続したことを特徴とする請求項
1、2または3記載のエンコーダ。 - 【請求項5】 前記遮光膜は、樹脂膜パターンで形成し
たことを特徴とする請求項1、2または3記載のエンコ
ーダ。 - 【請求項6】 前記発光素子は、非球面レンズによって
平行光線または該平行光線に近い光線を発生する構成に
したことを特徴とする請求項1、2、3、4または5記
載のエンコーダ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32953092A JPH06174494A (ja) | 1992-12-09 | 1992-12-09 | エンコーダ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32953092A JPH06174494A (ja) | 1992-12-09 | 1992-12-09 | エンコーダ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06174494A true JPH06174494A (ja) | 1994-06-24 |
Family
ID=18222400
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32953092A Pending JPH06174494A (ja) | 1992-12-09 | 1992-12-09 | エンコーダ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06174494A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11230784A (ja) * | 1998-02-12 | 1999-08-27 | Hamamatsu Photonics Kk | 光学式エンコーダ |
| JP2006093513A (ja) * | 2004-09-27 | 2006-04-06 | Citizen Watch Co Ltd | 光学式変位測長器における受光装置 |
| JP2006351680A (ja) * | 2005-06-14 | 2006-12-28 | Keyence Corp | 回帰反射型光電スイッチ |
| JP2007012905A (ja) * | 2005-06-30 | 2007-01-18 | Mitsumi Electric Co Ltd | 受光装置 |
| WO2015068662A1 (ja) * | 2013-11-05 | 2015-05-14 | 日本精工株式会社 | 光学式エンコーダユニット及び光学式エンコーダ |
-
1992
- 1992-12-09 JP JP32953092A patent/JPH06174494A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11230784A (ja) * | 1998-02-12 | 1999-08-27 | Hamamatsu Photonics Kk | 光学式エンコーダ |
| JP2006093513A (ja) * | 2004-09-27 | 2006-04-06 | Citizen Watch Co Ltd | 光学式変位測長器における受光装置 |
| JP2006351680A (ja) * | 2005-06-14 | 2006-12-28 | Keyence Corp | 回帰反射型光電スイッチ |
| JP2007012905A (ja) * | 2005-06-30 | 2007-01-18 | Mitsumi Electric Co Ltd | 受光装置 |
| WO2015068662A1 (ja) * | 2013-11-05 | 2015-05-14 | 日本精工株式会社 | 光学式エンコーダユニット及び光学式エンコーダ |
| JPWO2015068662A1 (ja) * | 2013-11-05 | 2017-03-09 | 日本精工株式会社 | 光学式エンコーダユニット及び光学式エンコーダ |
| US10156459B2 (en) | 2013-11-05 | 2018-12-18 | Nsk Ltd. | Optical encoder unit, and optical encoder |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010529 |