JPH0617469U - 海水の定温加温装置 - Google Patents
海水の定温加温装置Info
- Publication number
- JPH0617469U JPH0617469U JP2300292U JP2300292U JPH0617469U JP H0617469 U JPH0617469 U JP H0617469U JP 2300292 U JP2300292 U JP 2300292U JP 2300292 U JP2300292 U JP 2300292U JP H0617469 U JPH0617469 U JP H0617469U
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- Japan
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- seawater
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- heating
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- Farming Of Fish And Shellfish (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 自然海水を、不純物を含まない適温に加温し
て供給し、海水の低温時期でも真珠貝の核入れ作業が、
良好にできる海水の定温加温装置を提供する。 【構成】 海水の供給口3と海水の送出口4を有すると
共に、温水ボイラー5と接続されて温水を通す温水加温
部2を、中空部に内設装着した海水加温槽1からなり、
海水と接触する海水加温槽1の表面と温水加温部2の表
面とも、樹脂質等の非金属材料によって形成され、供給
口3から供給された10℃〜12℃等の低温の自然海水
を、温水加温部2によって緩やかに加温し、15℃等の
適温に加温した自然の海水11を送出口4から貝養殖水
槽8に供給する構造が特徴である。
て供給し、海水の低温時期でも真珠貝の核入れ作業が、
良好にできる海水の定温加温装置を提供する。 【構成】 海水の供給口3と海水の送出口4を有すると
共に、温水ボイラー5と接続されて温水を通す温水加温
部2を、中空部に内設装着した海水加温槽1からなり、
海水と接触する海水加温槽1の表面と温水加温部2の表
面とも、樹脂質等の非金属材料によって形成され、供給
口3から供給された10℃〜12℃等の低温の自然海水
を、温水加温部2によって緩やかに加温し、15℃等の
適温に加温した自然の海水11を送出口4から貝養殖水
槽8に供給する構造が特徴である。
Description
【0001】
本考案は、15℃等の定温に加温した不純物を含まない海水を、貝の養殖水槽 等に供給するのに使用する海水の定温加温装置に関するものである。
【0002】
広く普及している真珠養殖において、養殖真珠の核を貝に入れる核入れ作業は 、海水温が約15℃においてなすのが最適とされている。即ち、海水温が15℃ を超えると海水中にバクテリヤ・プランクトン等が発生して、それ等の不純物が 、その核入れ作業のときに貝の中に入るので、核に良質の真珠を巻かなくなる悪 影響があり、また、海水温が10℃〜12℃の低温のときに核入れすると、貝が 死ぬ危険率が高くなるので、この核入れ作業は、自然の海水が約15℃に安定す る極めて短期間に集中して行われている。
【0003】
そこで、海水を通常の加熱手段によって約15℃に温めた人工加温の海水中に 貝を入れて、その核入れ作業をなすと、加熱用の蒸気パイプや加熱壁に接触した 海水が、瞬間的に20℃以上等の高温に達するので、その高温海水中にプランク トン・バクテリヤ等の不純物が発生して前記の悪影響を生ずると共に、海水と接 触する加熱装置の塩害による腐食物が海水に混入し、その海水が貝に入ると良品 質の真珠を造らなくなるので、通常の加熱装置は使用できない難点がある。従っ て、前記の適温状態の自然海水中の貝に核入れ作業をせざるを得なく、その作業 可能期間が極めて短期間しか存在しないので、作業条件が極めて厳しく、これ等 の難点解消が当該分野で強く求められている。
【0004】 本考案は、以上の従来の難点を解消する海水の定温加温装置を提供するもので ある。
【0005】
以上の技術課題を解決する本考案の海水の定温加温装置は、「海水の供給口と 海水の送出口を有すると共に、温水ボイラーと接続されて温水を通す温水加温部 を中空部に内設装着した海水加温槽からなり、海水と接触する該海水加温槽の内 面と該温水加温部の外面は、非金属材料によって形成された構造」が特徴である 。そして、この海水の定温加温装置の態様として、前記海水加温槽の内部に、海 水対流と海水撹拌、および、海水への酸素補充を意図する非金属材料製の空気ノ ズルを付設することがある。
【0006】
以上の構成の本考案の海水の定温加温装置は、温水を通す温水加温部を内設装 着した海水加温槽が主要部をなし、その温水加温部と海水加温槽とも海水と接触 する部分が非金属材質によって形成されているので、10℃〜12℃等の低温の 自然の海水を供給口から充填して、温水加温部に25〜30℃等の低温水を通す と、海水加温槽の自然の海水は、15℃等の適温海水に緩やかに加温されて定温 化され、その適温定温海水を、貝養殖水槽等に供給することができる。
【0007】 そして、以上の加温海水は、海水による腐食のおそれがない非金属材のみしか 接触しないので、塩害腐食による海水の汚染化が生じないと共に、その温水加温 部と接触して加温される海水は、温水加温部の表面自体が、加温すべき適温より 若干高い程度の低温のみにしか達しないので、加温される海水が部分的瞬間に高 温になって、バクテリヤ等の不純物が発生することがなく、不純物・腐食物の存 在が僅めて少い高純度の適温海水を貝養殖水槽等へ供給することができる。
【0008】
以下、実施例に基づいて詳しく説明する。本考案一実施例を示す図1を参照し て、この実施例の海水の定温加温装置は、真珠貝の核入れ作業のときの貝養殖用 に応用したものであり、樹脂材で全体を形成した中空円柱形状の海水加温槽1が 主要部をなしている。そして、この海水加温槽1には、自然海水をポンプアップ して上部から注入する海水の供給口3と、底部近傍の周壁に設けた海水の送出口 4が設けられると共に、中空部には、樹脂製パイプをコイル状に巻回して温水を 通す温水加温部2が内設装着されており、この温水加温部2が、海水加温槽1に 充填された自然海水を適温定温に加温するようになっている。
【0009】 詳しくは、温水加温部2の両端は、別に設置した温水ボイラー5に接続されて 温水ボイラー5で生成した約25℃の温水を通すようになっており、この温水加 温部2と海水加温槽1は、全体が非金属材質の樹脂製であり、海水加温槽1へ充 填された海水11は、塩分によって腐食する金属材と全く接触しない構造を特徴 としている。そして、送出口4に送水管7が接続されて貝養殖水槽8に導かれ、 海水加温槽1内で約15℃の適温に加温された自然の海水11が、貝養殖水槽8 に供給され、その適温の海水11を入れた貝養殖水槽8の中で、核入れ作業前後 の貝が養殖される。
【0010】 なお、この実施例の温水加温部2を固定するブランケット10は樹脂製であり 、海水11が接触する海水加温槽1の内部は、すべて非金属になっている。そし て、海水加温槽1の底部近傍に、槽外から供給される外気を噴出する空気ノズル 部9が設けられ、この空気ノズル部9によって槽内の自然海水の撹拌と上下対流 を促進させると共に、自然海水への酸素補充を図っている。なお、図中の6は温 度制御のための温度センサーである。
【0011】 以上の実施例の海水の定温加温装置は、前記の作用があり、真珠の核入れ作業 に適する約15℃に加温され、かつ、金属腐食物・バクテリヤ等の有害不純物を 含まない純質の定温海水を、貝養殖水槽8に連続供給することができる。従って 、その適温純質の海水11を入れた貝養殖水槽8を用いて核入れすべき貝を養殖 し、自然海水が適温に達しない早い時期から、核入れ作業を良好な条件でするこ とができる。
【0012】 なお、本考案の海水の定温加温装置は、前記の実施例に限定されず、例えば、 金属製の本件に樹脂層をライニングした海水加温槽1になしたり、または、板体 の間隙に温水を通す板状の温水加温部2になしたり、或は、送水口4の位置を変 更する等の変化がある。
【0013】
以上の説明のとおり、本考案の海水の定温加温装置は、適温にして純質な自然 海水を、人工的に供給するので、真珠貝の核入れ作業が自然海水の低温時期から 可能になり、その核入れ作業の作業可能期間が長くなって、その作業性と作業条 件を改良向上する効果がある。
【図1】本考案一実施例の海水の定温加温装置の正面図
【符号の説明】 1 海水加温槽 2 温水加温部 3 供給口 4 送出口 5 温水ボイラー 6 温度センサー 7 送出管 8 貝養殖水槽 9 空気ノズル部 10 ブラケット 11 海水
Claims (2)
- 【請求項1】 海水の供給口と海水の送出口を有すると
共に、温水ボイラーと接続されて温水を通す温水加温部
を、中空部に内設装着した海水加温槽からなり、海水と
接触する該海水加温槽の内面と該温水加温部の外面は、
非金属材料によって形成された構造を特徴とする海水の
定温加温装置。 - 【請求項2】 内部に、非金属材料製の空気ノズル部を
付設した請求項1の海水の定温加温装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2300292U JPH0617469U (ja) | 1992-03-17 | 1992-03-17 | 海水の定温加温装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2300292U JPH0617469U (ja) | 1992-03-17 | 1992-03-17 | 海水の定温加温装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0617469U true JPH0617469U (ja) | 1994-03-08 |
Family
ID=12098300
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2300292U Pending JPH0617469U (ja) | 1992-03-17 | 1992-03-17 | 海水の定温加温装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0617469U (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20040034986A (ko) * | 2002-10-18 | 2004-04-29 | 김관호 | 육상양식장의 온수공급방법 및 그 장치 |
| KR100686634B1 (ko) * | 2006-07-27 | 2007-02-26 | 이주성 | 양어장용 보일러 |
| JP2007089544A (ja) * | 2005-09-30 | 2007-04-12 | Kumaishicho | 海洋深層水を用いる飼育施設および水質調整方法 |
| KR100890240B1 (ko) * | 2008-07-30 | 2009-03-24 | 손창희 | 양어장 용수 수온 조절 시스템 |
| KR20160084580A (ko) * | 2015-01-06 | 2016-07-14 | 제주특별자치도(제주특별자치도해양수산연구원장) | 먹이생물 배양을 위한 항온 수조 |
| KR20200042253A (ko) * | 2018-10-15 | 2020-04-23 | 장철호 | 양식장 수온조절장치 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5734940U (ja) * | 1980-08-05 | 1982-02-24 | ||
| JPS581186U (ja) * | 1981-06-26 | 1983-01-06 | セイコーインスツルメンツ株式会社 | 時計輪列の軸受構造 |
| JPS61209539A (ja) * | 1985-03-12 | 1986-09-17 | ニチモウ株式会社 | 活魚輸送装置 |
-
1992
- 1992-03-17 JP JP2300292U patent/JPH0617469U/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5734940U (ja) * | 1980-08-05 | 1982-02-24 | ||
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| KR20200042253A (ko) * | 2018-10-15 | 2020-04-23 | 장철호 | 양식장 수온조절장치 |
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